梓「わたしのギター勝手に使わないで下さい、先輩！」

梓「わたしのギター勝手に使わないで下さい、先輩！」 at NEWS4VIP

219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 15:58:38.24 Ql+OZxfB0
ほ

220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:04:29.56 NYHXwg6E0
梓「何持ってるんです？」

俺「ああ、楽譜―TAB譜」

梓「そういえば、最近せんぱい、ギターしてませんですね」

俺「というわけで、ギター貸して」

梓「弦切ったら買ってくださいね」

俺「安いのなら」

梓「一番高いのかって下さい」

俺「お金じゃない！気持ちだ！」

梓「気持ちで弦の性質は変わりません」

俺「……切らない様にします」

221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:09:09.48 NYHXwg6E0
俺「あれ、おかしいな」

梓「先輩、へたくそですね」

俺「一ヶ月くらいやってないから、まだ本調子じゃ……」

梓「……そこ、違います…こう、です」

俺「あ、うん…………手……」

梓「こ、こうやって重ねたほうが……教え易いんです」

俺「でも、梓教えるの上手いから…」

梓「こ、こういうのは、気持ちで変わるんです……！」

222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:13:57.42 NYHXwg6E0
俺「かーえーるーのーうーたーがー」

梓「きぃーこぉーえーてーくぅーるぅーよー」

俺「ふぅ」

梓「やっと弾けたのがこれですか……」

俺「上出来！」

梓「次、これいきましょう」

俺「ふわふわ時間？」

梓「軽音楽部作の曲です」

俺「ほーほー」

223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:16:40.07 NYHXwg6E0
俺「……ご、ごめん…無理」

梓「これからはギターも日課にいれましょう」

俺「そんなっ！」

梓「わたしも手伝いますから」

俺「さっきみたいに？」

梓「え、ええ…」

俺「なら頑張ります！」

224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:21:43.07 NYHXwg6E0
梓「せんぱい、家帰らなくて良いんですか？」

俺「……」

梓「カビとか……この時期だと、蚊とかムカデとか…」

俺「ちょっと帰る」

梓「ああ！待ってください！」

俺「ん？」

梓「わたしも行きます！あと、戦場へ赴くには準備が必要です！」

俺「戦場って…」

梓「支度しますから待っててください！」

225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:27:32.43 NYHXwg6E0
梓「お待たせしました！」

俺「……すごい荷物」

梓「戦場ではこれくらい……！」

俺「貸して持つよ」

梓「うん……」

俺「これとこれは持ってて」

梓「う、うんっと…いざ、出陣！」

俺「しゅ、しゅつじん……！」

226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:32:00.58 NYHXwg6E0
俺「…………べ、別に何ともないな」

梓「う……家中探せば、何か！」

俺「…………」

梓「ほら！これ、カビですよカビ！」

俺「……」

梓「こ、こっちにも！」

俺「…」

梓「うぅぅ、すみませんです……」

227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:39:40.54 NYHXwg6E0
俺「梓」
―ｷﾞｭ

梓「ひゃぁぅ！…な、なんですか」

俺「男の家に来たからには……」

梓「な―んっ…ん」

俺「…」

梓「ん……んむ…れろ……ちゅ……ん、くちゅ」

梓「ぁ…せんぱ、い…ん…、ぅ……んんっ……ぺろ、れろ…」

俺「…………というのは冗談で」

梓「―はぁ、はぁ……冗談に見えなかったです…」

228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:42:39.78 YeJiVjSu0
しえん

229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:45:33.35 NYHXwg6E0
俺「用も終わったし帰えろっか」

梓「…ぇ……？」

俺「？どうかした？」

梓「い、いえ、何もないですけど……」

俺「早く帰ってご飯の準備もしないと」

梓「そう、ですね……」

梓「……帰りましょうか」

230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 16:50:25.76 NYHXwg6E0
梓「せんぱいセンパイ」

俺「ん？」

梓「せんぱい先輩っ」

俺「なに？」

梓「せんぱいぃ…」

俺「今日の梓なんかおかしいよ…？」

梓「……あの、きす…して、ください……」

梓「さっきみたいに……わたし…」

231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 17:04:17.82 NYHXwg6E0
梓「だって、あんな投げやりなのは……いやです……」

俺「わ、わかった…」

梓「ん、ぁぅ……んん…くちゅっ、あむ……ぅん」

梓「ぅぁ……せんぱいぃ……ん、ん……ちゅ…れろ」

俺「あずさ……」

梓「あむ……ん…ちゅろ……せん、ぱい……ぅ…くちゅ……っんん」

梓「れろ…んむ……わらひ……んぅ……ぁ、む……んちゅ、ぺろ……れろ…」

梓「んん―はぁ……せんぱいぃ…」

俺「満足……した…？」

梓「…………」

232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 17:21:20.57 NYHXwg6E0
俺「お、おい、梓どこ触って……」

梓「わたし……もうだめなんです……頭がくらくらして」

俺「……梓…」

梓「…お願い、します……」

俺「あ、あぁ」

――
―

233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 17:25:48.91 NYHXwg6E0
梓「はぁ、はぁ……リビングで……してしまい、ました…」

俺「大丈夫か…？」

梓「ちょっと眠いです……」

俺「ベッド行く？」

梓「お願いします…」

俺「よいしょっと」
―ﾀﾞｷ

梓「せっかくのお姫様抱っこなのに……意識が……」

俺「また今度するから……」

234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 17:29:43.83 NYHXwg6E0
梓「おやすみなさいです……」

俺「うん、おやすみ」

梓「あ、ごはん…」

俺「こっちで用意しとくから」

梓「うん……」

俺「じゃあ」

梓「ん」

………………………
……………
……
…
・

235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 17:32:24.21 NYHXwg6E0
1000まで書き殴ってやろうと思いましたが眠さで体力が限界なので寝ます
明日も仕事あるので落としてくださいありがとうございました

236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 17:39:11.17 qwx4thyC0
乙

237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 17:41:51.19 FZ9kSpRQ0
面白かった
乙

238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 19:00:27.62 TuL/RpE20
今読んだ
乙

239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/07/29 20:01:05.61 euibOr7k0
結局徹夜だ
おつー