唯「鏡の世界!」
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50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:16:06.66 gKM60GKY0
唯「……はははは」
澪《あ、なんか壊れた…》
澪『…なあ、ムギ』
紬『どうした、澪 あまりお喋りしてる暇は無いぞ
これからはお楽しみ、地獄の練習時間が
澪『唯の様子がおかしいんだよ』
紬『…おかしい?』
唯「はははは…」
律『唯ちゃん、大丈夫?』
紬『…確かに何時もに比べると…酷いアホ面だが…』
澪『…だ、だろ?』
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:20:22.10 gKM60GKY0
澪『そう言う訳だからさ、心配だし、今日の練習は無しにしないか?』
紬『…それはお前が練習をサボりたいだけじゃないのか?』 ギロッ
澪『い、嫌だなぁ ハハハ! そんな分けないでしょ ハハハハハ!』
紬『図星か… これだから凡人は… …まあいいだろう
様子が変だと言うのは本当みたいだからな』
澪《よし!きた!ラッキー!!なんだか知らないけどありがとう、唯!》
唯(あずにゃんもムギちゃんも様子が変だった…)
唯(いや、たぶん…ココだと変なのは皆の方じゃなくて私のほうなんだ…)
唯(やっぱりココは…)
紬『おい、唯』
唯「は、はい!?」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:24:30.10 gKM60GKY0
紬『一体今日はどうした?やる気が無いのか?』
梓『そう言えばぁ、さっきから何だか様子が変なのです、です♪』
澪『確か、鏡がどうのこうの言ってたよな』
律『唯ちゃん、何があったか…教えてくれる?』
唯「…」
唯「皆笑わないで聞いてね…」
一同『?』
唯「実は、私…」
唯「鏡の世界に来ちゃったみたい!」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:28:13.66 gKM60GKY0
澪『…』
律『…』
梓『…』
紬『…』
唯(あれ?笑わない?)
唯(良かったー、皆いい人だよ!!) パァア
律『ど、どうしよ…寝てるときに頭強く打っちゃったのかも…』 アワアワ
澪『いや、もしかすると唯なりのドッキリのつもりかもしれないぞ…』
梓『わ、わーゆいせんぱいすごいですねぇ(棒)』 パチパチパチ
紬『はぁ…これだから凡人は…』
唯(笑われた方がマシだった!) ガーン!
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:32:11.12 gKM60GKY0
かくかくしかじか
唯「と言うわけなんだよ!」
梓『つまり唯先輩は鏡の向こうのメルヘンワールドから来られたんですかぁ?』
紬『頭が痛くなるな…それは真面目に言っているのか?』
律『じゃ、じゃあ あの怪談本当だったってこと…?』
澪『にわかには信じがたいな…』
唯「本当だよ!部室の形が逆なのも鏡の世界だから!
皆の性格が逆になってるのも鏡の世界だから!
その証拠にホラ!鏡の向こうはいつも通りの部室なんだよ!」 ビシッ
律『えっと…私たちにはこっちがいつも通りなんだけど……』
梓『でもでもそれなら唯先輩の様子がおかしかったのも説明ついちゃいますよぅ?』
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:36:16.89 gKM60GKY0
澪『いや、だとしたらいつもの唯は何処に言ったんだよ』
唯「え?いつもの?」
律『えっと今の唯ちゃんから見たら、こっちの…今居るこの世界の唯ちゃんだね』
唯「あ、そっか!こっちには私もいるんだよね!」
梓『そうですねぇ、何処行っちゃったんでしょうねぇ』
澪『だいたい常識的に考えれば、鏡の世界なんて有り得ないだろ
まだ唯が寝ぼけてる、あるいは頭打ったって考えるほうが現実的だ』
律《……あれだけノリノリで怪談話してたのに》
唯「え…でも…」
紬『いや…どうやらあながち嘘ではないらしい』
梓『あれれ? 紬先輩信じちゃうんですかー?』
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:40:04.39 gKM60GKY0
紬『ギター』
律『ギター?』 コテッ
紬『唯の持ってるギターだ、よく見せてみろ』
唯「うん、いいよー」
ヨイショっと
ジーッ ゴソゴソ
唯「ほい」
澪『!!!!!!』
律『…嘘』
梓『これは…』
律梓『右利き!』
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:44:26.04 gKM60GKY0
唯「え?ど、どういうこと?」 アセアセ
律『唯ちゃんは…左利きなの…』
唯「なんと!」
紬『考えられる可能性としては 鏡写しだから、利き腕も逆になると言う事だろうな』
紬『こっちの唯が左利きなら、向こうの唯は右利きだ』
紬『まさか25万もする…いやライティはもう少し高いか』
唯(ライティて…)
紬『まぁそんなギターをもう一本買ってきた、なんて訳じゃないんだろう』
紬『従ってそれが鏡の向こうから来た証拠と言うわけだ』
梓『本当ですねぇ 右利き用になってる以外はギー太そのままですしぃ』
律『凄い!本当だったんだ…』
唯「エヘン!」 フンスッ
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:48:40.11 gKM60GKY0
澪『ゆ、唯!!それ触らせて!!』
唯「え、うん ほい」 サッ
澪『ああ…』 ドキドキ
サッ ジャーン
澪『…あはっ』
澪『やっぱりギターでもライティはいいな…』 ジーン
ジャンジャンジャカジャーン
澪『イェーイ!ヤッホー!』 ギュイーン
唯「澪ちゃん…」
律『…なんかごめんね』
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:51:05.00 4J+q7iJKO
支援
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:53:01.96 gKM60GKY0
梓『病気の人は放っておいて話を進めませんかぁ
唯先輩の言ってる事も本当だってわかったんですしぃ』
律『病気は…ちょっと言いすぎ…だと…思う…たぶん…』
紬『ああ、アレは病気ではなく馬鹿なだけだ
もっとも病気なら治るからいいが、馬鹿は死んでも治らん』
律『紬ちゃんまで…うぅ…』
澪『俺の歌を聞けぇええ!!』ギュインギュイン
唯「あぁ、私のギー太がぁ」 ウルウル
律《でも私には庇いきれない…澪、ごめんね…》 シクシク
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 22:56:04.61 gKM60GKY0
紬『さて、問題は大きく2つ』
唯「えっと…問題?」
紬『1つ、こっちの世界の唯は何処に行ったのか』
律『うん…唯ちゃん大丈夫なのかな…』
紬『2つ、どうやってこの状況を打開するか、だ』
梓『流石にこのままは不味いのですよぅ、にゃん』
唯「なるほど…」
唯「そうだよね!私帰らなきゃまずいよね!」
唯「…あれ?でもどうやって…???」 ハテナ
律『…うーん』
紬『1つ1つ解決していくぞ』
澪『いっくぜぇい!』 ジャーン
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:00:26.40 gKM60GKY0
紬『まず1つ目だが』
唯「こっちの私だよね!」
律『うん、そう。私たちの世界の唯ちゃん』
唯「わぁあ!ねぇねぇ! 一体どんな感じなのかなぁ!?」
律『えっとね…うーん 普段はクールな感じなんだけど凄い努力家かな』
唯「おぉ…なんだかカッコイイね!!」
唯(あれ?…でもそれって普段私が努力してないって事じゃ…?)
梓『クールって言うかあの人は単純に冷たいですよう><
私に対して向けるあの 興味ないね って感じの冷めた目は最早凶器ですっ!』 プンプン
紬『凡人とは言え、あの直向さだけは見るべきものがあるな
あくまで直向さだけだが』
澪『シャランラシャランラァ』 ジャカジャカ
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:04:14.98 gKM60GKY0
紬『話が逸れたな、唯の居場所だが概ね予想は付く』
唯「え!どこどこ?」
律『あ…それってもしかして…入れ替わった…とか?』
紬『おそらくはな』
唯「入れ替わった…それって!向こうにいるって事!?」
紬『ああ、先ほど唯は鏡が光る直前に声が聞こえたと言ってただろう
おそらくそれはこっちの唯の声だ』
唯「なんと」
梓『でもでもそれはおかしいですよぅ、怪談だと”引きずりこまれる”じゃないですかぁ〜
”入れ替わる”のはちょっと違うんじゃないですかぁ?』
唯「あ、そっか」
澪『じゃかじゃかじゃんじゃんじゃかじゃん じゃかじゃん!』 クルッ
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:08:04.67 gKM60GKY0
紬『お互いがお互いに”引きずり込まれた”と考えれば、一応の筋は通る』
律『つまり…こっちの唯ちゃんも鏡を見たって事?』
紬『ああ、話を聞く限りでは性格は違ってもこっち側の唯と向こう側の唯で行動にはあまり違いが無いらしい
”昼間に私たちと怪談話をした” ”1人で軽音部に向かった” この2点で2人の行動は共通している
私たちに関してもそれぞれの用事が同一だった事を考えれば…おそらくは唯の場合と一緒なのだろう
とは言え、幾つかの誤差はあるようだがな』
梓『シンクロニティですねぇ 鏡だから当然っちゃ当然ですよぅ♪』
唯「…???」プスプス
律『えっと…つまり…唯ちゃんがギターを弾いたらもう一人の唯ちゃんもギターを弾くって事かなぁ』
唯「ああ!なるほど!」
澪『ここで必殺技!回転弾き!!』 グルグル ジャンジャン
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:12:03.20 gKM60GKY0
唯「じゃあこっちの世界の私は、今は私の世界の皆とお話してるのかな!」
紬『そうなるな』
梓『それなら2つ目の問題もスパッと解決ですねぇ』
唯「え?」
律『あ、そっか 2人の行動が一緒ならもう一度怪談の条件をみたせばいいんだよね
入れ替わった状態が、また入れ替わるから…』
梓『元通り万事解決です!ニャンニャン♥』
唯「そっか、そうだよね!あずにゃん頭いい!!」
梓『ニャハ☆ このくらいは朝飯前ですよぉ〜♪』
紬『確証は無いがな、試してみる価値は…
澪『いつもより多めに回って…っと、おっとぉ!!』 グラッ
バンッ
鏡 パリンッ
唯律梓『「あ」』
澪『いけねっ』
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:16:06.15 gKM60GKY0
唯「鏡が…」
梓『割れて…』
律『澪…』
澪『いやーごめんごめん、ちょっとテンション上げすぎちゃった』
紬『…』
澪『えっと…ムギ?』
紬『…』プルプルプル
澪『紬さん?』
紬『こんのっ!!
大馬鹿物がああああああああああっ!!!!!!!!!』
澪『ひぃっ!助けて律!』
律《ごめん澪、庇いきれない!》
澪『アーッ!』
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:17:17.41 N27MVjTo0
このムギちゃんは好きだ
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:20:03.85 gKM60GKY0
!かうろ
唯「ギー太は無事でよかったけど…」 ジャカジャン
唯「…ムギちゃんしばらく入ってくるなって…?」
律『…』
ドア チョウシノリスギマシタ!! オユルシクダサイ!!
ドア エッ イヤ ソレダケハカンベン
ドア ギャァアアアアアアアアアアアアア!!
律『…澪…ごめんね澪』 シクシク
唯「…澪ちゃんに一体何が…」 ゾッ
梓『キツイキツイ御仕置き中なんですよ……ププッ…ババァザマァw』ボソッ
唯「え?…あずにゃん?」
梓『なんですか?☆ ニャン♪』 ニコニコ
唯「…ううん、なんでもない」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:20:03.50 NwPsJUuY0
ダーク軽音部とか出てくる展開かと思ったら違ってた
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:24:03.61 gKM60GKY0
ガチャ
唯「!」律梓『!』
紬『入っていいぞ』
唯律梓「『イ、イエッサー!!』」
!つしぶ
澪『前が見えねぇ』
唯「み、澪ちゃん!」
律『澪…うっ…ごめんね』 ウルッ
澪『大丈夫だよ…気にするな、私も調子乗りすぎたし、ごめんな唯』
唯「はっ、ううん!わ、私は平気だよ!全然!」
梓『…大丈ぶふっ…ですか…ぷぷっ、澪先pぷはっ ぷはははっ』 プギャー
澪『梓お前ちょっと後で体育館裏来いな』
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:28:02.88 gKM60GKY0
紬『で、どうだった?』
律『あ…えっと、3人で校内の条件を満たせる鏡を探して見たんだけど…』
唯「はい!学校中、歩いて探し回りました!ぐるぐる〜!」
澪『私が地獄を見ている間にそんな事を』
梓『幾つか見つかりましたが、どれもダメダメだったのです><』
唯「いやぁ、面目ない」
紬『同じ鏡からじゃないと帰れないのか… まだ別の条件があるのか…
いずれにしても余計な手間を… これだから馬鹿はっ!』
澪『も、もういいだろ』
唯「そうだよ、可愛そうだよ あまり澪ちゃんを責めないであげて」
澪『唯…』 ジーン
澪『さては私に惚れたな!』 キラリンッ
梓『うわっこいつ反省してねー…じゃなかった…してないですニャン!』
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:31:59.89 gKM60GKY0
キーンコーンカーンコーン
唯「あ、チャイムが…」
律『もうこんな時間か…どうしよう?』
紬『部活動と言う事で申請すれば まだ居残る事もできるが…
最終下校時刻を過ぎれば、もう放課後と言う時間でもないしな
今日は打ち切るしかないだろう…すまないな、唯 私がいながら申し訳ない…』
唯「ムギちゃん…」
紬『この部屋のこの位置にある事に意味があるのかもしれない、
割れた鏡は家の者に頼んで明日新しい鏡を持ってこさせよう』
澪『なら私は情報収集だな、ネットとかで例の怪談詳しく調べてみるよ』
律『うーん…じゃあ私は校内の噂を調べてみようかなぁ』
梓『私もクラスメイトに聞いてみますのにゃん☆』
唯「みんな…!ありがとう!」 パァア
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:33:51.24 5tv6Vwlh0
ずーっとSAGEてたんじゃ人は来ないぜ
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:36:16.36 gKM60GKY0
!ちみりえか
唯(とりあえず今日はこっちの私の家に帰ることになりました!)
スタスタ
澪『? おい、唯 そっちじゃないだろ』
唯「はっ! うぅ…道が反対だと帰り道がわからないよ…」
律『全部が全部鏡写しだと不便そうだね…』
紬『前後が逆か… 鏡の特性を考えるなら 帰るには位置だけじゃなくて向きも重要なのか…?』
唯「ところで澪ちゃん」
澪『ん、なんだ?』
唯「そんな格好で外歩いてて恥ずかしくないの?」
澪『いや全然? むしろ誇らしい!』 ボインボイン
律『少しは羞恥心持とうよ…』
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:40:04.03 gKM60GKY0
澪『そっちの私は、胸を露出したりしないのか 随分恥ずかしがり屋さんみたいだな』
梓『澪先輩からすれば 常識的な頭した女の子は皆恥ずかしがり屋さんなのです☆』
唯「うん、澪ちゃんはね とっても恥ずかしがり屋さんなんだよ
人前に出たりするのも恥ずかしいみたい、後痛い話とか怖い話が駄目なんだ」
澪『まるで真逆だな』
律『澪…目立ちたがりだし、怖い話大好きだもんね…』
唯「でも澪ちゃんがちゃんと練習しようって言ってくれるから、私達も練習しなきゃって思えるんだよ
それに学園祭も新歓ライブも私が失敗しちゃった時、助けてくれたのは澪ちゃんなんだ」
紬『こっちの面倒くさがりに見習わせてやりたい どうにか爪の垢を煎じて飲ませてやれないだろうか』
澪『うっ、まるで私が駄目人間みたいに…私だってボーカルしてるじゃないか』
律『でも澪の場合はただ目立ちたいだけだよね…』
唯「あ、でも学園祭で転んじゃってパンツが見えちゃったのがトラウマに…」
澪『よし、勝った! 私はその時、最初から下着姿だった!』
梓『もしもし警察ですかぁ ここに変態がいますぅ』
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:45:01.13 gKM60GKY0
澪『しかしこれだけの美人に生まれたのに恥ずかしがり屋だなんて勿体無いな』
梓『はいはい自画自賛ですねぇ♪おめでたいですぅ☆』
唯「それはりっちゃんもよく言ってるよ!」
律『…え、私?』
唯「うん、”澪はせっかく美人なのに勿体無い”って」
律『へぇ…鏡の向こうの私…どんな子なのかな…」
唯「りっちゃんはね!かっこいい!」
律『かっこいい…!』 パァア
唯「おでこが!」
律『えっ』
律《おでこがかっこいいの…??》ハテナ
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:48:04.93 gKM60GKY0
唯「りっちゃんは元気印の明るい女の子だよー」
律『そうなんだ…』
律《私は根暗って言われてるみたいだよ…うぅ》シュン
唯「うん!勢い良く皆を引っ張ってくれて
あ、でも細かい所とかにも凄い気付くんだよ!
私、この前 取れかけてたボタン付けて貰っちゃったぁ
やっぱり部長だからかな!凄いよね!」
律《凄く立派な人だ……それに比べて私は》
律《全然駄目で…私も部長なのに…澪や紬ちゃんに頼りきりで…》
律『はぁ…羨ましいな…』
澪『…』
澪『お〜い 部長』
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:52:05.08 gKM60GKY0
律『ふぇ…』
澪『よしよし そんな泣きそうな顔するなよ』 ナデナデ
律『うぅ…だって…私…不甲斐ないよ』 メソメソ
澪『律は誰にだって優しいだろ、しっかりしてるし…それに約束は絶対に破らない
私が思慮が足りない分、一歩引いた所でちゃんとブレーキかけてくれる』
律『えっ…』
澪『私は 律の良いところたくさん知ってるよ』
律『うん…』
澪『だから、これからもよろしく頼むな、部長』
律『みお〜…!ありがとう…』
澪『よしよし』 ナデナデ
唯「…」 ジーッ
澪『うわっ な、何!?』 アセアセ
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/22 23:56:03.98 gKM60GKY0
唯「ううん、変わらないんだなって思って」
澪律『?』
唯「澪ちゃんとりっちゃんが仲良しなのは!」
澪律『!』
澪『へ、へぇ そ、そうなのか?』
律『なんだか照れくさいね…』
唯「うん!りっちゃん、いつも澪ちゃんを脅かしたり怖がらせたりしてるよ」
澪『律が?私を? て言うかそれは仲がいいのか?』
律『それは凄くうらやましい…』
澪『えっ』
律『私もおでこ出せばいいのかなぁ…』
澪『なんだそれ…』
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:01:06.71 gKM60GKY0
紬『…』
紬『唯!』
唯「は、はい!」
紬『嫌に返事がいいな…』
唯「…えっと何だか逆らっちゃいけないような気がして」
紬『むっ……私はそんなに恐ろしいだろうか?』
梓《自覚ねぇのかよ…》ボ゙ソッ
紬『…』ギロッ
梓『なんでもないですニャン☆』
梓《うわ、こえぇ》
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:05:20.60 RagE+MyT0
紬『…まあいい …唯、向こうの私はどんな人間だ?』
唯「えっ!」
唯「あ、ムギちゃんはね、おっとりぽわぽわのお嬢様!って感じかな!」
梓『あぁ、丁度私みたいな感じですねぇ』キャピッ
澪『何処がだよ、腹の中まっくろくろすけ』
紬『ふむ…なるほどな…』
律『…紬ちゃんも気になるんだね、向こうの自分』 クスッ
紬『ああ』
紬『私は優秀な血統たる琴吹家の一人娘として生まれ、
幼少の頃より英才教育を受け育ってきた…』
澪『いきなり何の話だよ…』
紬『己の才覚に奢る事は無く、血の滲む様な鍛錬にも根をあげず努力してきたつもりだ…
その甲斐あってか、まぁそこそこの人間にはなれたと自分では思っている…』
唯「…」ゴクリ
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:06:04.29 GhQcpPB20
もちろん元の世界の話の方もやってくれるんだよな?
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:08:45.36 BfAQndns0
>>82
俺も見たいな。何か鏡の唯はED唯のイメージだ。
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:10:01.35 RagE+MyT0
紬『だが私はいずれ父から琴吹家の後を継ぎ、その背に負う責任ある立場となるだろう
それは今の私程度の人間には到底勤まりはしない…私は琴吹の名に恥じぬ立派な人間になるつもりだ』
唯「すごいね!ムギちゃん!」
紬『…ただの目標だ、口にすれば夢が叶うなんて程世の中は甘くない』
紬『…鏡の向こうの私は、私とは真逆だ…』
紬『なら今の未熟な私に何が足りないのか きっと彼女が知っている』
唯「えっとこっちのムギちゃんの欠点をムギちゃんが知ってるの…?」
紬『そのままの意味じゃない、私には無い良さを彼女は持っている
それを見習えたらいいと思った』
紬『だから彼女の事をもっと教えてくれないか?』
唯「うん!任せといて、ムギちゃん!!」パァア
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:14:09.51 RagE+MyT0
唯「ムギちゃんはいつもニコニコしてて、皆の事見守ってくれてて」
紬『ふむ』
唯「後ね、とっても力持ちなんだー」
紬『ふむ』
唯「あ、私たちのお菓子はいつもムギちゃんが持ってきてくれるの!」
律『優しそうな人だねー』
唯「うん!ムギちゃんは優しくて暖かくて…あ、お母さんみたいな人だよ!」
紬『…』
澪『傍から聞いてても見習って欲しい所は多々あるな』
梓『澪先輩には言われたくないと思いますぅ』
紬『私としては…コレでも優しいつもりなのだがな』
澪『何処が!?』
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:20:07.69 RagE+MyT0
紬『ありがとう唯、 なんとなく私に足りない物がわかった気がするよ』
唯「いえいえ、どういたしましてだよ!」
澪『よし、まずは皆にお菓子持ってきてもらおうか!』
唯「あれ、こっちのお菓子は誰が持ってきてるの?」
梓『各自持参なのです♪』
紬『澪…お仕置きが足りないのか?』
澪『…めっそうもない!』
律『うーん…とりあえずニコニコから始めたらいいんじゃないかな…
紬ちゃんいつもムスッって感じだから』
紬『ニコニコ…難しいな…』
紬『こうか?』 ニヤリ
唯澪律梓(《こわっ》)
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:21:25.01 OqDRIEKp0
みてるぞ
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:24:18.15 RagE+MyT0
スタスタ
律『あ、もうすぐ別れ道だね』
紬『今日は唯のおかげで興味深い話が聞けたな』
澪『ああ!唯、また明日も聞かせてくれよな!』
唯「うん、また明日ねー」
梓『ちょっとぉおおおおおお!!』 ブチッ
澪『…なんだよ』
梓『なんで私の話を聞かないんだよ!!!!! この流れはどう考えても次は私だろうが!!!
つか主役だろうが!!!メインディッシュだろうが!!!! 飛ばしていいような脇役でもモブでもないんだよ!!!
華麗に解散しようとしてんじゃねぇえええええ!!!!』
唯「あ、あずにゃん…!」
澪『地が出てるぞ…』
梓『はっ…ニャン☆ニャン♥』キャピッ
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:28:45.22 RagE+MyT0
澪『別に聞かなくてもわかるだろ
向こうの梓ちゃんは正直で純粋な可愛い娘だよ?』 ヤレヤレ
梓『ななっ くそっ ババァ いいやがりますねっ!』 クッ
澪『もうキャラ作る気無しかよ…』
梓『ずっとやってたから結構疲れてんだよ!!』
澪『いいけど 唯、引いてるぞ…』
律『えっと…』
唯「………」 ササッ
梓『うっ じょ、冗談ですよぅ!!ア、アメリカンジョークって奴です!ニャン♪』
澪律《苦しい…》
唯「…あめりかん?なんだ、そっかー びっくりしたよ、もう」
澪《納得したぁ!? こいつマジもんの天然か!》
澪《いや、こいつも実は計算なのか!?これだから女は恐ろしい!!》
梓『ニャン☆ニャン!』
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:32:03.93 RagE+MyT0
梓『それでそれで向こうの私はどんな美少女なのですかニャン!』
唯「うん、あずにゃんはねぇ、ちっちゃくて可愛いんだぁ」
…略中…
唯「それでね、私がギー太に話しかけてたら あずにゃんが嫉妬しちゃって」
梓『へぇ』
唯「もうそれが可愛くて可愛くて!」 ニヘラー
梓『そうなんですかぁ、すごいですねぇ(棒)』
《くそっ、もう他の先輩達とも別れたって言うのに…こいつ 向こうの梓の話止めやがらねぇ…!》
《どんだけ大好きなんだよ! 百合か! 百合なのか!》
《ああ でも 鏡の向こうとは言え 私だもんな…むしろ私みたいな美少女放っとくとか逆に有り得ないもんな》
《そんな美少女あんな冷めた目で見る唯先輩とかマジありえねぇ…そう考えるとおかしいのはこっちか、こっちの世界か》
梓『ちくしょー 向こうの梓になりてぇ』
唯「ん?あずにゃん?」
梓『こっちの話です☆ニャンニャン!』
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:36:14.00 RagE+MyT0
梓『それじゃあここでお別れですにゃん』
唯「あ、そっかー…ちぇ…せっかくこれから盛り上がる所だったのに!」
梓《結局梓の話しかしてなかったなコイツ》
唯「今日はいろいろあって疲れたやぁ 憂の晩御飯楽しみだなー」
梓《ん、あ?》
梓『唯先輩、鏡の世界の話は憂にしたのですかニャン?』
唯「…あ」
唯「忘れてた!」
梓『あちゃー それは結構まずくね』
梓『ぇですかニャン』
唯「うーん、大丈夫だよーきっと」 エヘヘ
梓『まぁ唯先輩がいいならいいですけどー(めんどうだし) それじゃあ、また明日ですのニャン!』
唯「じゃあねー」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:40:08.61 RagE+MyT0
!家の唯
ガチャ
唯「ただいまー」
シーン
唯「あれ?帰ってないのかなぁ…」
唯「って靴はあるから帰ってるよね?寝てるのかな?」
憂『…』 ジーッ
唯(あ、いた!テレビ見てたんだね!)
唯「憂ー!ただいまー!」
テレビ どっ!
憂『…ゲラゲラ』
唯「ただいま!」
憂『…』 ジーッ
唯「…うい?」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:43:43.66 wvNCu/Wh0
しえん
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:45:15.42 HJQlM78G0
こっちは龍騎かと思った
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:49:23.17 MBL0EEQl0
この唯憂は見るのが辛い…。
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:52:35.29 OqDRIEKp0
こっちの憂って・・・・
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 00:54:02.52 mKHaLkihP
好き好き大好き
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:01:23.59 RagE+MyT0
憂『…』 ジーッ
唯「ね、ねぇ うい ういったら」
憂『…』
唯「…お、お姉ちゃん帰ってきたよ!」
憂『…』
唯「うい…?」
憂『…』
憂『…チッ』
唯「!!」
唯(し、舌打ちされた!?) ウルウル
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:03:17.32 CF8UNi2j0
>>98
………まあ、こうなるよね
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:06:36.68 RagE+MyT0
唯「…う、うい?」
憂『はいはい おかえりおかえり』
憂『これでいいでしょ?いいから黙っててよ 今テレビ良いところなんだから』
唯「…!」
憂『…』
唯「えっと…その…晩御飯は…」
憂『…』ムカッ
憂『別に私いらないし、作りたいなら勝手に作れば』
唯「う…憂…?」
憂『…』 プイッ
唯「わ、わかったよ!私頑張って作るからね!」
憂『は?頑張らなくていいし』
唯「……うん」 シュン
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:12:15.94 RagE+MyT0
グツグツ
トントン
唯「…」
グサ
唯「いたっ!うぅ…また失敗しちゃった…」 グスン
唯「えっと絆創膏、絆創膏…どこだっけ?」
唯「憂ー、絆創膏何処ー!?」
憂『私が知るわけ無いじゃん!いい加減にしてよね!』
唯「うぅ…」
唯(鏡の世界だから…)
唯(憂は私の事嫌いなのかな…)
唯「うっ…えっぐ」 シクシク
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:17:57.97 CF8UNi2j0
支援
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:18:04.34 RagE+MyT0
テレビ 来週もまた見てくださいね!
憂『あ、終わった』
憂『…てかもうこんな時間じゃん』
憂『…ご飯作るのにどれだけ時間かけてるんだか』
憂『お姉ちゃん!』
シーン
憂『ねー』
シーン
憂『…チッ はいはい、だんまりね』
憂『よっこらせっと』
憂『ったく…何してんだか』
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:18:44.35 ZljPrjf10
しえん
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:19:22.11 ir/UFl6x0
∧∧
|・ω・`) そ〜〜・・・
|oCo
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' C <コトッ
| ミ ピャッ!
| C
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:19:42.14 ZljPrjf10
おもひろい
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:20:29.40 9cJhIp2O0
しえn
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:24:31.33 RagE+MyT0
憂『お姉ちゃん、何してんの!?…って』
唯「えっぐ…えっぐ…」グスグス
憂『な、ななんで泣いてるの』
唯「…えっぐ…だっで」 グスッ
唯「りょうり…うまぐいがなぐて…」 グスッ
唯「ういも…わたじのごときらいで…」 グスッ
唯「うわ〜ん…!」
憂『っ なんでそんな事で泣くの!?』
憂《…何時もは私の事なんか興味なさそうに!文句の一言も言わない癖に…!なんで…!》
グツグツ
憂『あ、な…鍋焦がしてるし!もう!』
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:26:52.68 ZljPrjf10
しえん
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:29:48.02 D5doMxj/0
これは見るのが辛くなる姉妹…
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:30:16.07 RagE+MyT0
カチッ シュゥ…
憂『…良し』
憂『……これ、カレー?』
唯「グスッ…」 コク
憂『何時まで泣いてんの…』
憂『…』ペロッ
憂『わっ まずっ』
唯「……うぅ」 グスグス
憂『あぁあ!もう!!今日だけだから!』
唯「ふぇ…?」
憂『今日だけ私が作ってあげるって言ってんの!感謝してよね!』
唯「…うい!」パァア
憂『ふんっ』
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:36:14.48 RagE+MyT0
唯「いただきます!」
憂『いただきます…』
唯「はむっ!」 ペロリ
憂『…どう』
唯「ふぇ?」 モグモグ
憂『味はどうなのって!二回言わせないで!』
唯「…ん」 ゴクリ
唯「あんまりうまくないね!」
憂《バッサリだぁあ!!》 ガーン
憂『…じゃあもう食べなくていい!』
唯「でも…2人で食べるとおいしいね!」 ニコッ
憂『…!』
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:38:09.35 wvNCu/Wh0
ふぅ…
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:38:49.22 BrtZzC160
なあ・・・俺なんかニヤニヤが止まらないんだけど病気かな?
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:39:02.68 ZljPrjf10
ツンデレだあああああああああああ
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:42:16.08 RagE+MyT0
憂『なにそれ…』
唯「ほぇ?」パクパク
憂『自分は旨くできるからって…!馬鹿にして…』
唯「そんな事無いよ〜、今日だって失敗しちゃったし」 テヘヘ
憂『今日は今日でしょ!いつもは……!』
憂『って あれ?』
憂『お姉ちゃん なんで右でスプーン持って…』
唯「…えっ?」 モグモグ
唯「あ、そうだ! ちゃんと言っておかないと!」
憂『???』
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:48:04.37 RagE+MyT0
かくかくしかじか
憂『はぁ?鏡の世界ぃ?』
唯「うん、そうだよ〜」 モグモグ
憂『そんなの信じられる訳…』
憂『でも それならお姉ちゃんがなんか変だったのも スプーン逆に持ってたのも説明付くし…』
唯「あ、ギー太も逆なんだって!」
憂『!』
憂《じゃ、じゃあ私 鏡の向こうのお姉ちゃんとは言え
関係ない人に当たり散らしてたって事!?ああぁ、恥ずかしいよ…》 カーッ
憂『……か、鏡のお姉さん…』
唯「ん、何?」 モグモグ
憂『…さっきはごめんなさい』
唯「うん?別にいいよ〜」 ニヘラ
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:48:16.89 9cJhIp2O0
ちょっと待てここで鏡の憂をツンデレにしたらいつもの世界の憂は……
と思ったけど人の性格や心境なんかコロコロ変わるもんだし影響は無いか
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:48:52.27 ZljPrjf10
和はまだか
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:50:52.46 ir/UFl6x0
>>119
和は変わりません
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:50:52.87 wvNCu/Wh0
のび太みたいになりそう
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:51:53.46 ZljPrjf10
なん…だと?
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:54:46.28 ZljPrjf10
>>118
澪律いつも通りだし慕ってる度は変わらないっぽいよ
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:55:50.42 RagE+MyT0
唯「ごちそうさま!」
憂『ごちそうさま…』
カチャカチャ
唯「…でも良かった!」
憂『ん…何がですか?』
唯「憂、態度冷たかったから」
憂『う…それはごめんなさい…』
唯「ううん、そうじゃなくて
冷たいのは こっちの私の事嫌いだからなのかなって…」
憂『…』
唯「でも、私が困ってたらちゃんと助けてくれたし…
嫌いな訳じゃないんだよね!」 フンスッ
憂『嫌いですよ』
唯「えっ」
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:56:04.51 9cJhIp2O0
>>123
そういやけいおん部も存在してるもんな
そんなぎちぎちに正反対ってわけじゃないのか
良かった
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:58:19.68 RagE+MyT0
憂『鏡のお姉さんには悪いですけど…』
憂
『私は私のお姉ちゃんの事嫌いです』
唯「…」
憂『…すみません』
唯「…なんで…かな?」
憂『それは…』
唯「…」
憂『言えません…』
唯「ひどい!」
憂『えっ』
唯「そうやって…私の事わけも無く嫌うのね!」 プンスカ
憂『えっと、そうじゃなくって…
お姉ちゃんが嫌いだと言うのは鏡のお姉さんが嫌いって事じゃ…』
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 01:59:43.15 D5doMxj/0
何故か鏡の世界の唯が想像出来ん
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:01:02.01 RagE+MyT0
唯「憂…」
唯「私も…お姉ちゃんなんだよ!」
憂『…へ?』
唯「だから憂は私の事も嫌いなんだねっ…!酷いよっ!」ウルウル
憂『うっ だ、だから…その…』
憂『うぅ…わかりました、話しますよ…はぁ』
唯「えへへー」 ニヘラ
憂『っ』
憂《うぅ…お姉ちゃんの顔でこんなに怒ったり泣いたり笑ったりされると…》
憂『調子狂うなぁ…もう!』
憂『えっと…私達の両親は旅行好きで…家にいない時が多いんですよ』
唯「うん、私達の所も一緒だよー」
憂『…だったらわかると思うんですけど…
そうすると小さい頃から2人きりでいること多かったじゃないですか』
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:05:42.92 Ci+Dpksw0
しえ
>>127
外見はEDの唯っぽい感じじゃない?
クールらしいし
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:07:05.57 RagE+MyT0
唯「うん、そうだねぇ
私2人でいる時はずっと憂に頼りきりだったよ〜」 テヘヘ
憂『フフッ…なんとなく想像できます』
唯「でへへ、いやあ面目ない」
憂『…』
憂『こっちでは逆だったんです…』
唯「えっ?」
憂『私の方がお姉ちゃんに頼りきりだったんです』
唯「そうなんだ……」(想像できない!)
憂『…お姉ちゃん要領悪くて不器用なくせに 妹の面倒は姉が見るものだって聞かなくて…
最初の頃は得意の料理も酷かったんですよ、丁度今日みたいに…』
唯「料理が得意…」 ゴクリ
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:07:26.13 mKHaLkihP
唯「ふーんそうなんだ、私部室行くね」
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:07:31.28 CF8UNi2j0
>>127
イメージを逆転させるんだ
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:10:08.49 ZVgk5o1J0
支援
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:12:09.61 RagE+MyT0
憂『でもどんどん料理も掃除も洗濯も上達していって…』
唯(凄い、凄いよ!私!)フンスッ
憂『私は私でそれに甘えちゃってたんですよね…
結局 家事は全部お姉ちゃんがやることになったんです』
唯「えへへ」 ニヘラー
憂『? どうかしましたか?』
唯「いやー、なんか私が褒められてるみたいでー」
憂『…もしかして鏡のお姉さん、掃除も洗濯もできなかったり?』
唯「うっ!鋭い!」
憂『フフッ 駄目ですよ 妹さんばかりにやらせちゃ』
唯「ブー 自分だってお姉ちゃんばかりにやらせてるくせに」
憂『グサッ!痛いところを…』
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:18:04.55 RagE+MyT0
憂『でもまぁ そんな感じで
なんでもやる姉と ぐうたらな妹って構図が完成したんですが…』
唯「私のところと逆だ…」
憂『ある時から 関係がちょっとおかしくなっちゃったんです』
唯「ある時?」
憂『お姉ちゃんが軽音部に入った』
唯「!」
憂『えっと…軽音部の皆さんの事は知ってます?』
唯「うん!目立ちたがりの澪ちゃんに控えめなりっちゃん!
怖いムギちゃんに変なあずにゃん!」
憂『そんな感じです』 フフッ
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:19:29.23 9cJhIp2O0
こっちの唯も軽い音楽だと思って入ったのか
それともしっかりと音楽やりたくて入ったのか
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:21:38.64 ir/UFl6x0
>>136
けいおん部に入ってから変わったって言ってるから
軽い気持ちだろ
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:24:09.20 RagE+MyT0
憂『軽音部の皆さんは個性的ですけど…とってもいい人達で…
お姉ちゃんもいい仲間を持ったなって思ってたんです、最初は』
唯「…」
憂『でもその時からですね、万年帰宅部員のお姉ちゃんが帰ってくる時間が遅くなっちゃったんですよ
そうするとどうなると思います? 家は散々ですよ、ぐうたらな妹には家事なんてできなかったんですから…』
唯(そこまで…!)
憂『お姉ちゃんが軽音部の皆さんと合宿に行ったときは危なかったですね
あと一日長く宿泊してたら、きっと私病院に運ばれてましたよ』
唯(…どんな状況?)
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:26:40.01 D5doMxj/0
>>132
それが出来ないから言ってるじゃないか…
普段のぐうたらな唯のイメージが焼きつきすぎて…
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:29:14.74 CF8UNi2j0
>>139
憂がクールになった感じ
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:30:18.19 RagE+MyT0
憂『そんな状況を見かねたのか、それからお姉ちゃん今度は早く帰ってくるようになったんですよ』
憂『そこからです、私達の大喧嘩は』
憂『私が帰ってくんなって言っても聞く耳持たなくて』
憂『全く本当に人の事馬鹿にしてますよね』
憂『だって あんな楽しみにしてた部活も早々に切り上げて帰ってくるんですよ?』
憂『妹の私が家の事何も出来ないから…』 ポロ
憂『私の事ちっとも…ちっとも…信頼してくれないんですよ…』 ポロ ポロ
憂『だから 私…言ってやったんです お姉ちゃんの事もう知らないって嫌いだって』 ポロ ポロ
唯「うい…」
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:36:06.71 RagE+MyT0
憂『だから…私お姉ちゃんの事…嫌いなんです』
唯「…憂…本当は…」
憂『…』
唯「お姉ちゃんのこと…嫌いじゃないよね…」
憂『嫌いですよ』
唯「憂…」
唯「無理しないで…」
憂『無理だなんて…そんな』
唯「だって泣いてた…」ポロ
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:41:53.65 CF8UNi2j0
支援
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:43:18.84 RagE+MyT0
憂『なんで…鏡のお姉さんが泣くんですか…』 ポロ
唯「…ご、ごめんね」 ポロ ポロ
憂『謝らないでください…っ!
お姉さんに謝られるとお姉ちゃんが謝ってるみたいで…』グスッ
憂『本当に…悪いのは私なのに…』
唯「……うん、ごめん」 グスッ
憂『だから謝らないで!』
憂『私…私…』
唯憂『「うわ〜ん!!」』
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:45:47.36 CF8UNi2j0
支援
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:45:48.49 9cJhIp2O0
しえ
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:46:41.72 1tdCzybsO
はっきり言わせて貰うけど、スッゲー面白いから頑張れ
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:47:33.78 MBL0EEQl0
憂は鏡の世界でも良い子や。
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:47:35.64 nUhdkM540
支援
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:48:32.26 RagE+MyT0
憂『…』ゴシゴシ
憂『えへへ、見苦しい所見せちゃいました…』
唯「ううん、お互い様だよー」ゴシゴシ
憂『…』
唯「…」
憂『ごめんなさい』
唯「え?」
憂『お姉ちゃんの事が嫌いって言うのは嘘です』
憂『だから、ごめんなさい』
唯「うん!」パァア
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:50:18.75 qWVQ+8Aj0
和む
支援
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:51:57.15 D5doMxj/0
あずにゃんのキャラに少しイラつきを覚える…
だが支援
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:54:03.55 RagE+MyT0
憂『…』
唯「…お姉ちゃんと仲直りできる?」
憂『したいです…』
唯「じゃあ!」
憂『…でも無理ですよ』
憂『だって…私あんな酷い事言っちゃったんですよ?』
唯「…」
憂『それに…』
憂『お姉ちゃん、少しも怒らないんです』
唯「えっ?」
憂『酷い事言われて、家事までさせられて』
憂『それで文句の1つも言わないんですよ…信じられますか?』
憂『まるでなんでもない事みたいに……振舞うんです』
唯「…」
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:57:19.04 RagE+MyT0
憂『たぶんお姉ちゃん…私の事なんて何とも思ってないんです…』
憂『ほら、嫌いな人に嫌いだなんて言われても傷ついたりしないでしょ?』
憂『それですよ』
憂『お姉ちゃんも私に何言われたって怒らないんです 泣きもしないんです』
憂『だから…お姉ちゃんも…私の事嫌いなんですよ……きっと』 ポロ ポロ
憂『当然ですよね ぐうたらで家の事なんて何もしなくて…
かと言って放って置いたらのたれ死にそうで… そうやって…自分の大切な時間を奪っていく妹なんて…
そんな迷惑な妹なんて… 嫌いになって… 当然ですよ…』 グスッ
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 02:59:34.35 1tdCzybsO
憂ちゃんは何処の世界でも天使すなぁ
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:00:03.66 RagE+MyT0
ギュッ
憂『…えっ』
唯「大丈夫だよ…憂」
唯「お姉ちゃん、きっと憂の事嫌いになんてなってないよ」
憂『鏡のお姉さんに何でわかるんですか…?』
憂『嫌いになってないなら!なんで何も言ってくれないんですか!』
憂『何も言わないくらいなら、文句の1つでも言って欲しかった!』
憂『そしたら私も…』
唯「…わかるよ」
憂『…えっ』
唯「だって私もお姉ちゃんだもん」 ニコッ
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:06:22.93 RagE+MyT0
唯「私だったら大切な妹の事嫌いになったりしないよ」
憂『…それは…鏡の世界だから』
憂『反対なんです…それも…』
唯「ううん、鏡の中だって変わらないよ!」
唯「好きだって気持ちは!」
憂『…』
唯「澪ちゃんとりっちゃんは…こっちでも仲良しだった」
唯「ムギちゃんは優しいか怖いかの違いはあったけど、やっぱり皆の事を一生懸命考えてくれてた」
唯「あずにゃんだってきっと皆の事が好きだから軽音部にいる」
唯「それに…こっちの憂も私の事が好きだったから!」
憂『!』
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:12:05.24 RagE+MyT0
唯「だから一緒だよ、こっちの私も憂の事が好き!」
憂『…』
唯「憂のお姉ちゃんは不器用なんだね」
憂『…』
唯「怒ったり 文句言ったりしないのは」
唯「きっとお姉ちゃん 憂にどう接していいかわからなくなちゃったんだよ」
憂『…私が…酷い事言ったから…』
唯「ううん、そうじゃないよ…
憂は確かに酷い事を言ったけどそれはお姉ちゃんを思ってたからでしょ
お姉ちゃんに迷惑かけたくなかった…頑張って部活やってる時間を奪いたくなかった」
憂『…』 コクリ
唯「だったら大丈夫…今回のはボタンの掛け間違いみたいなものだよ」
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:18:03.51 RagE+MyT0
唯「憂が間違ってるとしたらね」
憂『…』
唯「それは”お姉ちゃんが憂の事迷惑に思ってる”だなんて思ってることだよ!!」
憂『…だって…私』
唯「お姉ちゃん何で憂の事放って置かないと思う?」
憂『それは…私が何もできないから…』
唯「ううん、違うよ」
唯「憂の事が大切だからだよ!」
憂『えっ…』
唯「お姉ちゃんにとって部活は大切な時間だけど…」
唯「同じくらい憂と一緒にいる時間も大切なんだよ!」
憂『!』
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:19:43.78 D5doMxj/0
鏡の世界でも本質的な部分は変わって無いって事か…
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:22:12.29 EHr9gbiR0
「ぶんおいけ」じゃなくて「けいおんぶ」の方も書いてくれ
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:24:07.99 RagE+MyT0
唯「だから大丈夫…!」
唯「きっと仲直りできるよ!」
憂『…』
憂『…』
憂『ウッ…ウッ…』 ウルウル
憂『お姉ちゃん!!』 グスッ
唯「よーしよしよし、いい子いい子」 ナデナデ
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:26:14.06 ZljPrjf10
のび太な和ちゃんはまだですか?
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:30:06.62 RagE+MyT0
唯「まぁ 私も憂には迷惑かけっぱなしなんだけどね」 テヘヘ…
憂『とか言って なんだかんだしっかりお姉ちゃんじゃないですか』
唯「そうかな!」 パァア
憂『ふふっ きっと向こうの憂も鏡のお姉さんの事大好きですよ』
唯「うん!」
憂『私…お姉ちゃんに謝ろうと思います』
憂『許してもらえるかはわかりませんけど…』
憂『そしたら仲直り…できたらいいな…』
唯「きっと許してもらえるよ〜」
憂『お姉さんに言ってもらえると心強いです』
唯「えへへ〜」
憂『…お姉ちゃん…ありがとう』
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:36:13.52 RagE+MyT0
!さあくよ
梓『なんか綺麗に( ;∀;)イイハナシダナーみたいに片付けてるけど全然だから
まだ鏡の世界とか 根本的な話解決してねぇから 帰るまでが遠足だから
つか憂の奴急に出てきて調子乗りやがって ツンデレかよ 舐めやがって
私の出番取りやがって つか>>157とか私の話だけ適当じゃね、とって付けたようじゃね ふざけやがって
でもでも!ココからは皆さんお待ちかね!あずにゃんタイムですよー!!ニャンニャン♪♪
憂とかwwwもうお前の出番ねぇからwwwwwwざまぁwwwww
ま、面目躍如と言う事で散々活躍してやりますから!!別に期待してて欲しいわけじゃないんだからね!!』
澪『何やってんだ、お前…』
梓『なんでもないですよぅ><ニャンニャン!』
鏡 ピンピカリン!!
唯「おぉ…」
律『たった一日こんなに綺麗に治せるんだ…凄い…』
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:38:09.56 ZljPrjf10
どうなってるの…
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:41:11.23 BrtZzC160
梓www
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:42:28.89 RagE+MyT0
紬『…はい……いえ、助かりました……本当に有難うございます…それでは、失礼いたします』
ピッ カチャ
紬『ふぅ…』
唯「あ、ムギちゃん 誰に電話してたの〜?」
紬『あぁ、琴吹家 執事の斉藤だ いつも何かと私の面倒を見てもらっててな…
今回の件にしても鏡を新調する訳でなく、割れた鏡を治せるよう手配してくれたのは斉藤でね、全く彼には頭が上がらないよ』
唯「そうなんだ 凄いね!」
澪《いつもこれくらい腰が低かったらいいのに…》
梓『でも〜位置と向きが重要ってなら、他の鏡をここに持ってきたって良かったんじゃないですかぁ?』
律『それが…そうでもなくて…』
澪『鏡は異世界への扉』
澪『でも全ての鏡が異世界に繋がる訳じゃない、繋がってもそれは別の世界に繋がっている』
澪『だから 元の世界に帰るには来た時と同じ鏡を使わなくちゃ行けないんだ』
澪『これがネットの噂、校内に流れる怪談 両方から導いた結論って所かな』
唯「ほえ〜」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/05/23 03:48:26.59 RagE+MyT0
梓『でも…同じ鏡じゃないと駄目ってそんな難しい事じゃないですよねぇ…』 ジロッ
澪『全くだ、何でこんなめんどくさい事に』
紬『めんどくさくしたのは誰だ…』 ギロッ
澪『…過ぎたことを言いあうのは止さないか』
律『ま、まあ…これで帰れるんだし たぶん』
紬『何にせよ 後は放課後を待つばかりか』
唯「…そうだね〜」
澪『それじゃあ、授業行くか』 スタスタ
律『唯ちゃん、用意とかちゃんとできた?前後反対でも大丈夫だった…?』 スタスタ
唯「朝は憂が手伝ってくれたから、大丈夫だったよ〜」 スタスタ
澪『あれ、憂ちゃんとは喧嘩しなかったのか?』 ガチャ
唯「うん!えっとねー…」
梓『…』
梓『あれ?あずにゃんタイムは…?』
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