上条「寮監……ですか」 at NEWS4VIP
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[前50を表示]
800:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:24:56.92 OMZZEWiX0
またさるっちゃったかなあ

801:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:26:29.73 MUKEWnqA0

上条「と、まぁこんだけなんだけど何か質問とかあるか?」

生徒A「あ、あの」

上条「何?」

生徒A「御坂さんに勝ったことがあるって本当ですか?」

上条「は?」

美琴「え?」

生徒A「噂ですけど、本気の御坂さんを片手であしらったって」

上条「えーと?」

生徒D「あ、言ってましたね」

上条「言ってないよ!?」

生徒D「それに炎も効きませんでしたし」

生徒C「それは私も見てました! あれって何かの能力なんですか!?」

上条「いや、その」

802:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:27:17.69 MUKEWnqA0

美琴「逆にまずいんじゃないのコレ?」

黒子「なんだか面倒なことになりましたわね……」

ザワザワ

生徒E「でも代理は無能力者だって最初にry
生徒F「噂といえば料理長とはry
生徒G「こちらで食事されないのはry
生徒B「………………」

ザワザワ……

生徒E「しかもただの高校生だとry
生徒F「ホモが嫌いな女の子なんて
生徒G「よかったら私たちとごいry
生徒B「…………」ジーッ

803:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:29:59.80 U0F/4txhO
ε=ε=┏( )┛ほっほっ支援

804:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:34:05.44 Xt4p3sNy0
URLリンク(www.youtube.com)
遊びの道に 魂込めたひとりの男が 今日もゆく
真面目に 遊ばぬ 奴らには体で覚えさせるぞ
せがた三四郎 せがた三四郎
セガサターン、シロ!

テニスやカラオケ ナンパにクラブ
ほかにすること あるだろうが
群れなきゃ 遊べぬ 奴らには心に問いかけるぞ
せがた三四郎 せがた三四郎
セガサターン、シロ!

若者よ!真剣に取り組んでいるものがあるか!
命懸けで打ち込んでいるものがあるか!
セガサターン、シロ!
指が折れるまで! 指が折れるまで!

刹那の快楽 追い続けても虚しい余生が残るだけ
とことん 極めぬ 奴らには体に叩き込むぞ
せがた三四郎 せがた三四郎
セガサターン、シロ!

青い大空 白い浮き雲真っ赤にたぎる 遊びの血
途中で 投げ出す 奴らには体で覚えさせるぞ
せがた三四郎 せがた三四郎
セガサターン、シロ!

せがた三四郎 せがた三四郎
セガサターン、シロ!
せがた三四郎

805:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:35:17.35 vw5eH8EeO
こんな朝っぱらから
ハァ━━(´Д`)━━ン
支援

806:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:02:08.36 i2KhMICz0


807:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:14:07.54 MUKEWnqA0
上条「ちょちょちょ!?」

ガヤガヤ……

美琴「あらら……」

黒子「困りますわね……」

料理長「早く食え! 飯下げちまうぞ」

「………………………………」

上条「! と、とりあえずこの話は置いといて! 夕飯にしよう!」

黒子「あの料理長が出てくるなんて……」

美琴「本気でアイツに気があるんじゃ」

黒子「これは手ごわいライバルですわね、お姉様」

美琴「…………すごい複雑なんですけど」

黒子「いろいろな意味でそこは否定してほしかったのですが……」

808:sageたほうがいいの?
10/03/03 08:16:26.72 MUKEWnqA0
─19時40分

上条「すいませんでしたホント」

料理長「寮監代理のせいじゃないでしょう?」

上条「いやいや、俺がしっかり言わなきゃいけない場面だったのに」

料理長「まだガキとはいえ女ってーのは噂とかに振り回されて面倒臭えったらないですよ」

上条「あー……、ははは……。 (ヤバイ! この人やっぱ本物だ!?)」

料理長「あとせっかくだしこっちの席で食べてってくださいよ」

上条「え、えーと……。 (まずい! これはまずい!)」


809:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:17:54.53 MUKEWnqA0
─20時10分

上条「結局ご一緒してしまった……」

上条「あの食堂どこを見ても変な視線と噂ばっかりだし……」

上条「シャワー浴びたのに嫌な汗が出てきてキモチワルイ……」

上条「どうせ門限破りもいなかったし、もっかい入ってくっかな?」

生徒A「あの寮監代理、料理長が探してましたけど」

上条「え? ああ、ありがとう」

上条(もっかい入ってくっかな!)

810:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:18:47.01 MUKEWnqA0
─20時50分

上条「良い湯でございました……」

生徒D「あ、寮監代理様、何かお手伝いできることはありませんか?」

上条「は? 何で急に?」

生徒D「もう3日目とはいえ突然代理を任されたとなっては慣れないことも多いでしょう?」

生徒D「ここが共同生活の場である以上、寮監代理様を寮のみんなで助けていくべきだと思いまして」

上条「みんな?」

生徒「ええ、夕食後に他の3年生や、あと先ほど寮監室で御坂さんたちとも話し合いました」

上条「あいつら……。 (何で寮監室に入り浸ってんだ)」

811:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:19:43.09 MUKEWnqA0
生徒D「白井さんは風紀委員で、御坂さんもとても優秀ですから彼女たちに頼るのはいいことだと思います」

上条「えー、と?」

生徒D「でもそういう補佐を彼女たちだけに押し付けてしまうのもどうかと思うんです」

生徒D「私達も大丈夫ですけど、『2人は寮監代理の機嫌取りをしている』と思う人だっているかもしれません」

生徒D「ですから、困ったことがあったらぜひ他の生徒にも頼っていただきたいとお伝えしたかったんです」

上条「そ、そっか……」

生徒D「それで、今何かお困りではないかと思ったんですけど……」

上条「あ、ああ、もう見周りする以外何もないから大丈夫。あ、ありがとう……」

生徒D「そうですか……。失礼しました」

上条「やっぱあの2人ばっかりにいろいろ頼むのはよくないよなぁ……」

812:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:20:26.41 MUKEWnqA0
─23時00分

上条「ということで、お前らは部屋に戻れと言ってるんだけど」

美琴「意外とこの部屋快適なのよねー、テレビがあるし」

黒子「あら、こっちの本棚とかも、隙間から化粧品のチラシが出てきたりして面白いですわよ? 寮監の趣味でしょうね」

美琴「うっそ!? 見せて見せて!!」

上条「お前らなぁ……消灯の時間なんですけど?」

黒子「あら失礼、お仕事の邪魔でしたわね。じゃあわたくしたちは戻りましょう?」

美琴「えー? 別にいいじゃない少しくらい」

上条「…………」ピキ

813:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:21:00.17 ifkLZO9q0
さる

814:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:30:37.40 MUKEWnqA0
─23時20分 208号室

美琴「何よアイツ、いきなり叩き出しやがって」

黒子「まぁ正直、あれはわたくしたちが悪かったですわね」

美琴「そりゃそうだけどさ。だからってあんなに怒んなくてもいいのに」

黒子「罰がないだけよかったではないですの。むしろ素直に謝った方がよろしくなくて?」

美琴「うー……。でも」

黒子「やっぱり素直じゃありませんのね。別に黒子の知ったことではないですけど」

美琴「うー…………」

コンコン

黒子「どうぞー?」

ガチャ

上条「失礼しまーす」

上条「ってどうぞじゃねえだろ!?」

815:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:32:14.61 MUKEWnqA0
上条「ったく、2日続けて見周り頼んじまったからあまり言えないけどさ」

上条「お前らいつもそんな感じなのか?」

美琴「うー……」

黒子「さすがにあの寮監相手ではこんなの無理ですわね」

上条「何だよそれ? ナメられるからとか言ってたけど、結局お前らも俺のこと馬鹿にしてんじゃん」

黒子「………………」

美琴「そ、そんなことは」

黒子「そうかもしれませんわね。まぁお手伝いした分として多少多めに見ていただければとは思っていましたが」

美琴「ちょっと黒子……」

上条「確かにお前らには手伝ってもらったけど、てそれと引き換えにお前らを特別扱いする訳にはいかねえだろ?」

黒子「あら、それでいいじゃありませんの?」

美琴(ちょ、なんで挑発気味なの!?)

816:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:33:16.17 MUKEWnqA0
上条「よくない、確かにお前らは実力だってあるかもしんねーけどさ」

上条「だからって特別扱いすれば周りの生徒がどう思うかなんてわかんねーだろ」

黒子「わかってませんのね。わたくしは風紀委員として、お姉様なんか超能力者ですのよ」

上条「そんなこと関係ねえっつってんだよ!」

美琴「!?」

上条「それがお前らにとってどうでもいいことだったとしてもだ。俺はこれでも仕事としてやってるんだよ。

上条「俺の都合でお前らを特別扱いしたりして、周りのやつらとの間に溝を作るような真似なんかできるか」

黒子「な、何もそこまで……」

上条「こんなの! 俺の思い込みかもしれねーけど、」

美琴「わ、悪かったわよ!」

黒子「へ?」

上条「は?」

美琴「だ、だから、その、ごめんってば……」

黒子(ちょ、お姉様!?)

上条(えー!? 何で泣きそうなの!?)

817:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:35:50.34 MUKEWnqA0
上条「え、えーと?」

美琴「アンタがそこまで考えてくれてるとか思わなかったし……」

美琴「そ、その、勢いとかもあったけどつい攻撃しちゃったりして……」

上条(えー!? 何だこのキャラ!?)

黒子「お、お姉様……。(な、何ですのこの表情、この破壊力は……!!)」

美琴「だから、……ごめんなさい……」

上条(な、なんだかよくわからないんですが……)

上条「あー、べ、別に怒ってるわけじゃないからな?」

美琴「え……」

上条「だから感謝してるんだって。その分余計なことさせたくないっていうか……」

美琴「そ、そう…………」

黒子「………………何ですのこの雰囲気」

黒子(なんかすごいバカバカしくなってきましたの。ちくしょー、寝ますわ)

黒子「はぁー。お先に失礼しますの」

上条「………………」
美琴「………………」

818:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:38:22.77 OMZZEWiX0
wkwk

819:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:00:25.50 MUKEWnqA0
上条「え、えーと。じゃあ寝ろよ……?」

美琴「あ、う……、うん……」

上条「……おやすみ、御坂」

美琴「!? お、おや!」

バタン

美琴「す……」

美琴「み………………」

美琴「…………………………」

黒子「プッ! ククククク……」

美琴「ッ!?」

黒子(ああ、たまりませんのあの表情! お相手があの野郎なのが気に入りませんが)

黒子「やっぱり素直になりきれませんのね、お姉様?」

美琴「うっ、うっさい!! 寝るからね!!」

黒子「はいはい。おやすみなさいませ、お姉様」

美琴(あーもう! 恥ずかしい恥ずかしい! 恥ずかしすぎる!!)

820:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:02:07.77 MUKEWnqA0
─23時50分

上条「終わった終わった! 10分スライド作戦は成功だったな」

上条「……御坂たちの部屋で時間を食いすぎたけど」

上条「……御坂たちの部屋でちょっと大声出しすぎたかもしれないけど」

上条「しかし、御坂のやつ何かおかしかったな」

上条「まぁあれこれ考えても仕方がねえしな」

上条「……このソファーを見ると突然眠くなるのはなぜだろう」

821:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:03:42.18 MUKEWnqA0
ここまで俺の妄想3日目
1週間とか無茶ぶりすぎんだろ

822:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:07:12.37 OJe+RJKC0
>>821
素晴らしすぎて涙がでてくる
あなたが神か

823:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:09:36.96 oGdAhTWs0
要するに、中学生の認識してる範囲の世界を願望で取捨選択したのが学園都市なんだよ。

・最初から世界に無いもの
政治、経済、社会、労働、法律、東京以外

・現実の世界にはあるけどいらないもの
教師、親、警察、隣人

・現実でも物語でも当然あるべきもの
友人、コンビニ、商業娯楽施設、ダベる場所、ケータイ、ファーストフード
きれいでしゃれた市街、清掃や修理をしてくれる誰か、電気ガス水道

・現実に無いけど欲しいもの
無敵の超能力、いくらでも使える小遣い、他人からのカッコイイ認識
ぜいたくな1人暮らし、努力せずに得られる成果



824:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:13:29.24 VSAh5imd0
>>823
其れを妄想し物語を作ること、之、厨二病という

825:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:40:50.96 hgFz66bU0
>>823
理系科目や古典文法などは最初の項目に入らないのか?

826:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 10:08:32.46 6zwRkqUxP
>>823
鋭い考察だな

827:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 10:09:43.10 Jb7QSjenP
・現実にあるけど否定したいもの
ニート、引きこもり、ν速民

828:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 10:24:33.74 S5QzufCJ0
学園都市って法律ないのか。
旗男のやりたい放題じゃないか。

829:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 10:28:23.96 mbG9JqGqO
ほし

830:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 10:58:41.37 NdlFkysCO


831:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 11:07:24.88 aJvC21jp0
ホルス

832:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 11:42:46.32 wc7BFJ4W0
面白いよ
保守

833:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 12:21:08.11 AtaxdQPF0


834:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 12:44:41.09 XAnUqbgpO
h

835:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:07:06.13 chxZqXFI0
あー、すまんが追いついてしまった。
ペースアップをお願いする。

836:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:34:10.91 MUKEWnqA0
4日目─05時00分

上条「ん……。5時か……? 5時か……」

上条「もう驚かなくなってきたな。なんというかずっとこのリズムで生きてたような気すらする」

上条「結局掃除も30分くらいで終わっちまうから2時間は暇なんだよな」

上条「つまりこれは宿題をやる時間になるわけか……」

上条「あれ? 電話?」

上条「こんな時間にかけてきやがって」

上条「はい? もしもし」

?『あ、とうまの声だ!』

上条「この声……ってインデックス!?」

禁書『そうだよ! とうま元気だった!?』

上条「ああ、ばっちり目が覚めたところですよ?」

禁書『あれ? そっち朝なの?』

上条「は? 時差とかあるだろ?」

837:フィアンマ戦後を想定しております
10/03/03 13:34:56.97 MUKEWnqA0
禁書『うん、魔術的な通信を使えば普通に話せるんだけど、とうまの右手があるからできなくて』

上条「あれって両者に何か要るだろ? そもそも俺一人でそんなの用意できないし」

禁書『でもコクサイデンワを使えば、時差を消して同じ時間帯になるって聞いたから』

禁書『わざわざ使い方教わってとうまも私も夜ご飯食べ終わるくらいの8時を狙って連絡したんだよ』

上条「どう考えても微妙に睡眠妨害狙ってきやがったよな!?」

禁書『え? そうなの?』

上条「その適当なことほざいたのは誰だ!? どうせあの腐れ神父なんだろうな!?」

?『(代わってくれるかい? ちょっとその男と話しておきたいことがあるから)』

上条「噂をすれば……ステイルか……」

ステイル『久しぶりだね、上条当麻』

ステイル『あんまり君と長話なんてしたくないんで手短に言う。インデックスの調整がもうそろそろ終わるんだ』

上条「調整ってリハビリみたいなもんなんだろ? もう終わるのか?」

ステイル『疲労が異常に蓄積したような状態だったからね。調整を始めたころは大変だったがもう大丈夫だ』

上条「そうか、良かった……」

838:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:36:21.23 MUKEWnqA0
ステイル『それで、個人的には大反対なんだが……、この子の希望でね』

ステイル『少しでも早くそっちに送ってやりたいんだが都合は大丈夫かい?』

上条「早くっていつくらいだ?」

ステイル『明日でも問題ないんだが』

上条「流石に早すぎんだろ!?」

上条「あー、悪いんだけどさ。家計がヤバイんで泊まり込みでバイトしてて」

ステイル『泊まり込み?』

上条「ああ。あと3日は部屋に戻れない」

ステイル『なるほど。部屋を荒らすチャンスか』

上条「やめろよ!?」

839:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:39:00.48 nB2GYVT10
え?

840:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:41:03.75 MUKEWnqA0
ステイル『ふん、君のためにそんな時間を割くほど暇じゃない』

上条「テメェが言いだしたんだろーが!?」

ステイル『何を言ってるんだ君は? まあ事情はわかった。では4日後に改めて連絡しよう』

上条「こんの野郎……。まぁ頼んだぜ」

ステイル『ああ』

?『(終わったの? じゃあ私もいっぱい話したいことが─)』

ブツッ ツーツーツー

上条「何だ? まぁいいか」

上条「掃除掃除っと」

841:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:41:50.75 MUKEWnqA0
─07時30分

上条(慣れちまえばなんてことないもんだな。仕事もここで飯食うのも)

上条(確かにこういう生活ってぱっと見た感じだとうらやましいんだろうな)

上条(選り取り見取りだとかハーレムだとか、そんなもんとは程遠いのに)

料理長「………………」(キラキラ)

上条(実際はものすごい寒気との戦いなんだけどなぁ……)

美琴「あ……、お、おはよう」

上条「ん? おう、おはよう」

黒子「おはようございますですの。昨日は失礼いたしましたの」

上条「昨日?」

美琴「ッ………………」

上条「ああアレか。別に気にすんなよ」

黒子「じゃあそうしますの」

上条「お前なぁ……」

842:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:42:36.16 MUKEWnqA0
─09時00分

上条「あれ? お前ら出かけんの?」

美琴「え!? えーっと」

黒子「わたくしは今日は風紀委員のお仕事がありますの」

上条「そっか、がんばれよ」

黒子「ええ。……お姉様?」

上条「御坂は買い物か?」

美琴「いや! え? ああ、うん! そうなのよ」

上条「気をつけてな」

美琴「う、うん。……あ、行っちゃった……」

黒子(お姉様ったら意識しすぎですの……)

黒子「それでお姉様はどうするんですの?」

美琴「とりあえず立ち読みして時間つぶすしかないかな……」

黒子「またですの? あんなに読むのですからたまには買われては?」

美琴「い、いいじゃない別に」

843:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:44:20.40 MUKEWnqA0
黒子「それで? せいぜい昼間で持てば良い方でしょう? その後はどうしますの?」

美琴「…………。うー……」

黒子「全く仕方ないですわね。お昼の時間になったらご連絡しますわ」

美琴「うー…………?」

黒子「お昼御飯は初春と3人で食べましょう」

美琴「なんか、ごめん……気遣わせちゃって」

黒子「ある意味ではわたくしのせいみたいなものですし」

美琴「は?」

黒子「なんでもありませんわ。では後ほど」

美琴「あ、うん。じゃあね」

844:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:47:10.20 MUKEWnqA0
─10時00分

上条「進まない。夏に比べたら量は少ないはずなのになぜか全然進まない」

上条「というか、夏休み中からいろいろありすぎたからな……」

上条「仮になかったとして、この状況を回避できたとは到底思えないんだが……」

上条「電話? って俺のじゃないな。どこで鳴ってんだ?」

上条「げ……こんなところに隠すように置いてあるだなんて……っとはいはい」

上条「はい、こちら常磐台中学学生寮です」

上条「…………清掃?」

845:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:48:45.09 MUKEWnqA0
─10時20分

生徒A「あの、寮監代理。どうしたんですか?」

上条「なんでも清掃会社の人がトラブルで来れなくなったとかなんとかで」

生徒A「ああ、定期的にロビーなどの清掃に来てる人達ですね」

上条「そんなよく来てたのか……」

生徒A「週2回くらいだったと思いますけど……。それで寮監代理が清掃をしてるというわけですか」

上条「まぁロビーだけでも綺麗にしておいた方がいいかと思ってな」

生徒D「ならば私達がお手伝いします!」

上条「突然すぎてびっくりするんですけど!?」

生徒D「あら、昨晩お話ししたじゃないですか。こういう時こそ私達を頼っていただきたいんですけど?」

上条「あ、ああ。そうだったな。じゃあ悪いけど、」

生徒E「では、どこから始めればらry
生徒F「ところで、料理長ry
生徒G「今日こそご一緒にry

ガヤガヤ

846:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:50:09.68 G3qc92+u0


847:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:50:41.29 MUKEWnqA0
上条「いつのまに集まったんだ!? というか集まりすぎじゃね!?」

生徒D「これだけいればあっという間に終わりますよ。ロビーと廊下全域でしたよね?」

上条「う、うん」

生徒D「ではチーム分けしてしまいますね」

上条「なんか、すいません……」

生徒A「今日は白井さんや御坂様もいないからちょうど良かったかもしれないですね」

上条「ああ、そっか。そうかもな」

生徒D「できました、もう始めても?」

上条「恐縮です。た、頼みます」

生徒A「何でかしこまっちゃってるんです?」

848:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:55:37.67 GMaukjeB0
しえん

849:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:06:47.35 1iLdJhBlO
お、進んどるな

しぇー

850:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:08:56.84 VvDrVywQ0
ゆるせん。追いかけられるのも納得のハーレム状態

851:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:08:59.39 MUKEWnqA0
─12時00分

上条「しかしあっという間だった。40分くらいか?」

上条「つかロビーだけで1時間は行くと思ってだけに驚きですよ」

上条「というわけで、昼飯食ったら今度こそのんびり宿題を進めたい!」

上条「どうしようかな。やっぱ寮監室で食おうかな」

上条「とりあえず見つからないように食堂に」

料理長「あ、寮監代理!」

上条「!?」ビクゥ

上条(いきなりゲームオーバーですかー!?)

852:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:11:38.22 MUKEWnqA0
─12時30分 外

美琴「あ、電話だ」

ピッ

美琴「もしもし? 黒子?」

黒子『遅くなって申し訳ありませんの。今から昼食をと思ってるんですがお姉様はもう済ませました?』

美琴「まだよ、てか誘ってくれたのアンタじゃない」

黒子『普段はスルーばかりなのに覚えていてくださるなんて光栄ですわお姉様!』

美琴「だって初春さんいるんでしょ?」

黒子『おのれ初春ー!!』

?『(ちょ、ちょっと白井さん頭はやめっ)』

美琴「やめなさい、馬鹿。でどこに行けばいいの?」

黒子『佐天さんも来てくださるそうなので、いつものところにでも……』

853:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:13:18.54 1iLdJhBlO
黒子「……」

上条「ん?どした?」

黒子「あ、いえ……なんでもありませんの。では」

上条「ああそういや」

黒子「へ?」

上条「やっぱお前のツインダーボ似合ってるよな」

黒子「なッ!?」

上条「ワリ、それだけ言いたかったんだ。じゃな」

黒子「……」


854:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:14:20.51 1iLdJhBlO
あ、誤爆した

ちょっと吊ってくる

855:ツインターボこわい
10/03/03 14:14:25.90 MUKEWnqA0
─12時40分

ピッ

美琴「どうしようかな、これ。大した荷物でもないから持ってってもいいんだけど」

美琴「つーか深いこと考えずに服なんて買っちゃったのは失敗ね」

美琴「だけど今日あのチャンスを逃したら買えなかったかもしれないわけだし……」

美琴「うーん、今から寮に戻るのも時間がかかるし、今は戻りたくないし……」

?「お姉様」

美琴「え?」


美琴「…………ねぇアンタ、今暇?」

856:ダーボかよ
10/03/03 14:15:53.36 MUKEWnqA0
─12時40分 食堂

上条「ごちそうさまでした」

料理長「お粗末さまでした」

生徒D「寮監代理様、他に仕事とかないですか?」

上条「ああ、もう夕方まで何もない予定だよ」

生徒D「何かあったら手伝いますね」

上条「ホントすいません」

生徒A「代理って何か可愛いですね」

生徒F「やっぱ受けなんですか?」

料理長「……………………」(キラキラ)

上条「あー、(よし、逃げよう)」

上条「眠気覚ましにちょっと外の空気吸ってきます!」

料理長「いってらっしゃい!」

857:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:21:43.80 N/Gf+o5V0
今気づいたwww
ツインダーボwww

858:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:23:41.28 MUKEWnqA0
─12時50分

上条「ちくしょー、仕事より疲れる昼飯だ…………」

上条「でも基本的に良い人なんだよなぁ……」

御坂妹「貴方には野郎趣味があったのですか、とミサカは軽蔑の視線を送ります」

上条「どっから出た噂だそれ!? 何でお前まで知ってんの!?」

御坂妹「ここが発信源なのでは? それとこの学区内には知れ渡ってるようです、とミサカは報告します」

上条「できればそんな報告は聞きたくなかった!」

上条「つーか随分久しぶりじゃん。お前こんなところで何してたんだ?」

御坂妹「ミサカはお姉様からお使いを頼まれたのですが、とミサカは預かった品物を差し出しました」

上条「何これ?」

御坂妹「部屋に置いておいて欲しいと頼まれたのですが」

御坂妹「警備の厳重そうな建物だったのでどこから侵入していいかわかりませんでした、とミサカは正直に語ってみます」

上条「……多分、ゴーグル外したら普通に入っていけると思うけどな」

御坂妹「では、ガラスをたたき割って入る必要はないのですか、とミサカは目をつけていた窓を指差します」

上条「やめてくれ。そしてそのとばっちりを受けるのは美琴の方だ」

859:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:24:48.55 nB2GYVT10
・・・腐?

860:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:25:11.12 MUKEWnqA0
御坂妹「ところで貴方はこんなところで何をしているのですか、とミサカは不審者に対する視線を送ります」

上条「一番最初に聞くべきだよなそれ。俺はここの監督の代理だよ」

御坂妹「つまりそれはハーレムルートということですか、とミサカは確認を取ります」

上条「お前といい美琴といいそんな言葉どこで覚えてくるんだよ!?」

御坂妹「ということはこの荷物は貴方に預けても問題ないのですね、とミサカはお姉様の都合を適当に投げます」

上条「お前って意外と強引だよな。ちょっと待ってろ。今美琴に聞くから」

御坂妹「電話ですか…………」

御坂妹「気軽にいつでも連絡を取り合える仲にあるとは流石お姉様、とミサカは改めて強敵の存在を実感しました」

861:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:28:52.34 nB2GYVT10
やっぱり妹ともフラグ立ってんのかこの野郎

862:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:29:21.92 VSAh5imd0
>>861
上条さんは出てくる女キャラ全員とフラグたってね?

863:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:31:19.30 MUKEWnqA0
─13時00分

初春「へー? 寮監さんいないんですか」

黒子「代わりに来たのがなぜか高校生で、仕事のお手伝いも大変ですのよ」

佐天「しっかりお手伝いもこなしてるなんて、さすが白井さん」

初春「でも風紀委員の仕事の間とか大変なんじゃないですか?」

黒子「昼間は仕事が全然ないみたいで、普段は学校の宿題とやらをやってるみたいですわよ」

初春「とやら、って……。そう言えば常磐台は宿題がないんですよね」

佐天「ええ!? ないんですか!?」

御坂「普段からやってるから必要ない、ってことなのかな?」

黒子「ええ、その代わりサボったりすれば痛い目を見ますのよ」

864:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:33:48.18 MUKEWnqA0
佐天「でもいいなぁ、ウチなんかすごい量出てるし」

初春「というか冬も夏も多すぎですよね。結局夏なんて時間足りなくなりそうでしたし」

黒子「あら、お姉様、電話ですわよ」

美琴「ホントだ。誰よ? えーと、かみj……」

ガタン

佐天「!?」

初春「ど、どうしたんですか御坂さん!?」

美琴「…………。 スー……ハー……スー……ハー……」

黒子「まさかあの野郎ですの……?」

ピッ

初春「す、すごい、これがお嬢様スタイルな電話の取り方……!」

865:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:35:47.92 MUKEWnqA0
美琴「もしもし?」

上条『悪い、御坂。お前の部屋って勝手に入っても平気か?』

ピッ

黒子「どうしたんですの?」

美琴「なんでもないわ」

佐天「ところで白井さん! 今『あの野郎』って言いましたよね!?」

美琴「!?」

黒子「え?」

初春「まさか! 男の人だったんですか!?」

ガタン

黒子「お、お姉様……。動揺しすぎですわよ……」

佐天「ほほう、これはそういうことなんですね!」

美琴「黒子……。アンタはまた余計なことを……!!」

黒子「ちょ!? 電撃はおやめになって!?」

866:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:40:10.63 MUKEWnqA0
─19時00分

上条「もう門限か、白井と御坂のやつはどうしたんだ?」

黒子「ぬおおおおおおおお!!」ズサー

上条「ちょ!? 何だよあぶねえ!?」

黒子「セーフ!!  ですわよね!?」

上条「19時ジャスト……」

黒子「…………セーフ?」

上条「……セーフでいいよ」

黒子「っしゃあぁ!!」

上条「…………」

上条「あれ? 御坂は?」

867:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:40:28.72 G3qc92+u0


868:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:42:41.29 K34MEl8t0
支援そろそろ>>900


869:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:50:58.87 FZcxOwykO


870:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:54:51.75 XAnUqbgpO


871:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:55:04.52 chxZqXFI0


872:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 15:11:02.79 FZcxOwykO


873:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 15:15:34.09 5ujwuBw30
さる?

874:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 15:16:46.40 l3BPNylvP
4yen

875:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 15:43:20.76 0dwRR6RP0
続きまだー?

876:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 15:47:36.13 NibIBbBFO
ほっしゅ

877:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:00:14.47 FZcxOwykO


878:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:08:16.00 0dwRR6RP0
このスレの御坂は可愛いな

879:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:26:13.58 FZcxOwykO


880:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:49:16.20 Xvvx3SoF0


881:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:55:12.10 FZcxOwykO


882:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:59:02.90 MUKEWnqA0
ちょっとごめんブルースクリーンと戦ってる。4日目一部と5日目飛んだけど何とかする

883:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:05:03.84 5ujwuBw30
おかえり
ぜひなんとかしてくだしあ!

884:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:12:01.59 FZcxOwykO


885:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:19:39.98 o0meWf1T0
上条さんと寮監のスレだと思ってスルーしてたけど読んだら面白かった
門限って20時20分じゃなかったっけ?
あと保守間隔短くしないと残り足りなくなるぞ

886:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:21:33.06 mbG9JqGqO
シュチュがシュチュだけに次スレでもやってほしい

887:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:34:11.31 hJ2dQ2vUO
次に行くならパー速か制作速報だな

888:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:39:31.93 MudiVplH0
パー速はローカルルール変わったからこれから立てるなら製作速報だな

製作速報VIP
URLリンク(ex14.vip2ch.com)

889:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:40:12.73 y5IQWSI8O
か、じゃなくて制作に決まってるだろ

890:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:45:02.77 3eaGYtXt0
追いついた・・・だ・・・と・・・

891:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:56:23.58 O2j7xOs70
今日、ハロワ行ったら寮監の仕事があったな〜ww
男子寮やったけどw

892:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:56:28.73 6zwRkqUxP
続くならVIPに決まってるだろ
嫌SS厨は無視しとけ
糞スレが腐るほど立つVIPで、1000まで伸びたスレが続いて何が悪い

893:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 18:01:31.81 MudiVplH0
その続いたスレを良く思わない人間がやってきて>>1がやる気失くす

逆に続かなくなるな

894:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 18:09:48.40 gVR4pBfp0
現状製作で続いてるスレ、成功してるスレがある時点で製作移動に何の不満もない

895:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 18:21:41.50 devpGqhC0
しかし制作やパー速は保守しなくても落ちないから、
完結したスレや書き手が放棄したスレが何ヶ月も残ってしまうという問題を抱えている。
そのため、放棄されたスレが蔓延したり、そこに別の書き手が全く関係のない話を投下しカオスになることもしばしば。
正直人気がなかったり、完結したりすれば速やかに落としてくれるVIPが最高の環境。

896:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 18:29:36.46 o0meWf1T0
すぐ終わりそうなのはVIPでいいとオモ
まぁどっちでもいいから書き手の好きな方で

とりあえず続けておくれ!

897:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 18:30:23.66 3eaGYtXt0
まだかいの

898:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 18:46:37.20 W73UhiBC0
生きてたか!
40

899:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 18:52:44.61 hgFz66bU0
2を付けるみたいなバカなことをしない限りなんにも言われないと思うがね

900:いいよ、がんばって収めるから
10/03/03 18:59:56.24 MUKEWnqA0
─19時30分

上条「んじゃ夕飯はじめー」

黒子「寮監代理様?」

上条「何だ? 白井」

黒子「あちらの方々が夕飯ご一緒したいそうですわよ」

上条「うそ!?」

生徒G「………………」ニコニコ

上条(一人で黙々と食ってる分にはいいけど、完全に輪に入るのはまだハードルが高すぎる!!)

美琴「………………」イライラ

料理長「…………」(キラキラ)

生徒G「!?」

上条(あれ!? これはどっちに転んでも不幸なんじゃないですか!?)

上条「あれ? そういえば御坂いつの間に帰ってたんだ?」

901:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:00:41.60 MUKEWnqA0
上条「あ、忘れてた。なぁ御坂」

美琴「ッ!? ゴホゴホッ!!」

上条「だ、大丈夫か……?」

美琴「な、何よ?」

上条「妹に何か預けなかったか?」

美琴「……あ」

上条「あの袋、寮監室で預かってるんだけどさ、後で取りに来てくれよ」

美琴「わ、わかった。……あの子ったら…………」

上条「人に押し付けておいてお前……」

美琴「しょうがないじゃない……居づらかったんだもん」

上条「はぁ?」

美琴「なんでもない!」

902:1週間とか>>1を恨むぜ
10/03/03 19:01:27.94 MUKEWnqA0
上条「おい……。行っちまった。なんなんだ……?」

上条「ていうかアイツ門限破ったりしてないだろうな……」

生徒G「御坂様なら夕方の内に戻られてたみたいですけど」

上条「あれ? 全然気付かなかったな」

生徒G「それで、えっと、寮監代理……」

上条「ああ。え?」

料理長「………………」

上条(すっごいなんかうずうずしてる感じが!?)

生徒G「ひっ……。ま、またの機会に」

上条「結局こっちのルートですかー!?」

903:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:02:16.55 MUKEWnqA0
─19時50分

上条「はい? 確かにその学校に通ってますけど何か?」

料理長「大覇星祭のときにちょっと見てたんですよ」

上条「ええ!?」

料理長「寮監代理って1年生なんでしょ? それなのに棒倒しの時なんか完全に中心にいましたよね」

上条「そこまで見てたんですか……? (……バッドエンド一直線な気がしてきた)」

料理長「一人で敵軍に突っ込んでっちゃって、いやぁすごいもんですよ」

料理長「最初ん時、もう一人すぐそばを走ってる少年がいましたね。」

上条「もう一人……?ああ、青髪ピアスか……?」

料理長「ああ、そうそう髪の青い・・・・・・。彼はなんていうんです?」

上条(ん……? 棒倒しの時の青髪………。!?)

料理長「い、いきなりこんなこと言うのもアレなんですけど、ちょっと彼が気になってて・・・・・・」

上条(お!おもいだしたー!!)

料理長「よ、よかったらその人の連絡先とか教えてもらえたらなーって・・・・・・」

上条(大覇星祭の某倒しの時青髪に熱烈ラブコール送ってたのこいつかー!?)

904:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:04:28.42 KjIdLEFxP
青ピ死亡のお知らせ

905:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:07:25.60 MUKEWnqA0
─21時30分

黒子「あら、どちらに行ってましたの?」

上条「シャワー浴びてたんだけど、どうしたんだ?」

黒子「わたくしじゃありませんの。ホラお姉様」

上条「御坂か、どうしたんだよ」

美琴「荷物を…………」

上条「ああ、ちょっと待ってろ」

上条「えーと、これか?」

美琴「え、ええ」

上条「服でも入ってんのか?」

美琴「! まさか見たの!?」

906:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:08:10.88 MUKEWnqA0
上条「そんなことするかよ。大体重さと感触でわかるっての」

美琴「そう。とりあえず、あ、ありがとう」

上条「? ああ」

黒子「ところで、今日はいつもほど疲れてる様子がありませんのね」

上条「ほとんど予定外の仕事がなかったからな。」

上条「おまけに大きなプレッシャーが消えた」

美琴「プレッシャー?」

上条「…………こっちの話だ」

黒子「噂は消えそうにありませんけどね」

上条「……………………」

907:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:12:16.59 MUKEWnqA0
─23時20分

黒子「で、お姉様? その袋の中身は何ですの?」

美琴「ただの寝間着よ」

黒子「寝間着? もしかしてまたお子様みたいなデザインのを買われたんですの?」

美琴「いいじゃない! ひ、一目見て買わずにはいられなかったんだもん」

黒子「で、あの方には見られるのが嫌ですって? 既に3日も寝間着姿見られてますのに」

美琴「………………そうだった。どうしよう」

黒子「何を今更赤くなってるんですの?」

美琴「赤くなんかなってないわよ!」

黒子「……。でも何で部屋に置かずに寮監室になんて」

美琴「ちょっと都合があったのよ」

黒子「都合?」

コンコン

美琴「!?」

908:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:13:19.49 MUKEWnqA0
ガチャ

上条「白井、起きてたのかよ」

黒子「今日は割と大事な仕事がありますの。お姉様は……。早々に寝てしまわれましたし」

上条「そうか、まぁ無理すんなよ」

黒子「お気遣いどうも」

バタン

黒子「寝たふりだなんて小学生じゃあるまいし」

美琴「…………うるさい」

黒子「意識しすぎててもう面白いですわよ、今日のお姉様」

美琴「うー……。 よ、よし! じゃあ明日こそ」

黒子「は?」

美琴「明日こそがんばろう、うん」

黒子(あれ? またわたくしの発言は裏目に出ましたの!?)

909:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:15:43.21 MUKEWnqA0
─23時30分

上条「嗚呼、こんなことがあってもイイんでしょうか!?」

上条「予定外らしい予定外といえば清掃だけだし、それもみんなの協力で即終了」

上条「さらには料理長の真意もわかった!」

上条「いつもの不幸がウソみたいに平和な1日じゃないですか!」

上条「よーし! なんか良い夢見られそうだ! 後は日誌だな」

上条「待ってろよソファー!」

910:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:22:00.97 ifkLZO9q0
がんばれ

911:やばいむりかも
10/03/03 19:40:58.82 MUKEWnqA0
5日目─05時00分

上条「昨日のハイテンションがウソみたいに体の節々が痛む朝でございます」

上条「くそ、はやく起きれるのはいいけど、徐々に疲労が溜まってるような感じがしてきた」

上条「とはいっても今日で5日目か。がんばってるよな、俺も」

上条「とりあえず昨日全く手が出なかった問題をサクっと掃除してしまいますか」

912:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:41:01.16 hfIPFF2m0
かわいいのう

913:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 19:49:24.73 MUKEWnqA0
─7時30分

美琴「どうしたの? すごい元気ないけど」

上条「ほっといてください。上条さんは難題にぶち当たってるのです」

美琴「難題?」

上条「そういうお前は元気になったみたいだな?」

美琴「え? ああ、まぁね! いろいろあんのよいろいろ!」

上条「ふーん?」

舞夏「うーい。上条当麻ー」

上条「あん?」

舞夏「兄貴が『宿題やるの面倒だから見せてくれ』って言ってたぞー」

上条「叶うことならこっちが見せてもらいたい。その前に一発殴りに行きたい」

舞夏「私にまで手伝わせようとしてたからなー。しつこかったから一応一発叩き込んどいたぞー」

上条「よし、よくやった」

美琴「ていうか中学生に手伝わせる高校生ってどうなのよ」

上条「それを言うな……」

914:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:00:54.82 vw5eH8EeO
美琴ハァ━━(´Д`)━━ン
支援

無理に収めなくてもいいじゃない。むしろ寮監代理が延長になる方向で頼む!

915:俺に死ねと申すか
10/03/03 20:02:49.25 MUKEWnqA0
─09時00分

美琴「ああ、今日は風紀委員だっけ?」

黒子「ええ、行ってまいりますの」

上条「気ぃつけてなー」

ヒュン

美琴「空間移動って絶対便利よね」

上条「無能力者に言わせれば、何でも便利に見えるけどな。つかお前は出かけないの?」

美琴「べ、別に今日はいいかなーなんて」

美琴(むしろ今日はずっとこっちにいたいし……)

上条「そっか。んじゃ俺は戻るかな」

美琴「私は先にシャワー浴びてくるね」

上条「おう (…………先に?)」

(生徒A「!?」)
(生徒D「!?」)

(生徒C「しゃしゃしゃしゃわーって!?」)

生徒B「……………………」

916:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:03:48.57 nB2GYVT10
すげえ会話だw

917:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:08:54.34 MUKEWnqA0
─10時00分

美琴(何かバカみたいに気合入れてきてしまった……)

上条「この問題だけで丸2日くらい使ってる気がしてきた。どうしよう」

美琴「うん? 随分苦労してるわね? ただの復習なんでしょ?」

上条「俺にとっては『ただの』なんてもんじゃないんです!」

上条「ていうか、結局来たのかよ」

美琴「うう。しょうがないじゃない。暇なんだから」

上条「全く……。どこ行くわけでもない癖にいつも異常に身だしなみ整ってるし」

美琴「!? ちが! ひっ、暇だからこそよ!!」

上条「ったく。あんまりうるさくしないでくれよ」

美琴「てか、まさか朝言ってた難題ってそれ?」

上条「そうだよ。明らかに場違いな問題が混ざってやがる」

美琴「ちょっと貸して」

上条「お、おい!?」

上条(何か夏休みの時みたいになってるんですけどー!?)

918:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:11:24.68 MUKEWnqA0
上条「………………。もう勘弁してください」

美琴「何がよ」

上条「上条さんのプライドはもうズタズタなんです……」

美琴「確かにコレ結構難しいし、アンタみたいな奴には解けないようにできてたんじゃないの?」

上条「何だそれ!? 俺の宿題を終わらせないようにするための罠か!?」

美琴「はぁ? ていうかわかんないなら後回しにすればよかったじゃない」

上条「……………………(ソンナ手があったんですね)」

美琴「本気で頭の心配していい?」

上条「もう許してください」

美琴「まぁそう落ち込むなって! 手伝ってあげるわよ!?」

上条「くそう、くー、屈辱だ…………」

919:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:16:36.07 ifkLZO9q0
さる

920:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:18:15.31 XecEZLGJ0
もう寮監に永久就職しちゃえ

921:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:22:31.60 kVfnxpWr0
支援だぜぃ

922:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:24:23.78 MUKEWnqA0
─14時00分

上条(と、いうかですよ。なんか良い匂いしてきて集中できないんですけど!?)

上条「…………………」

上条「ちょっと息抜きさせてくれ」

美琴「は?」

上条「表の空気吸ってくる」

美琴「ちょっ」

上条(ダメだ、あの空間は俺をいろいろダメにする空間だ!)

上条「あー、今日はいい天気だなー? って、あれ?」

上条「警備員がこんなところうろついてるなんて……」

923:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:25:33.63 MUKEWnqA0
上条「え? 俺ですか?」

警備員「ええ、ちょっと聞きたいことが」

警備員「10歳くらいの女の子を追い掛け回してる男がいるって聞きましてね」

警備員「たぶんこっちの方に来てると思うんですけど、見てないですか?」

上条「んー? ずっと中にいましたし、見てないですね」

警備員「そうでしたか……。どこいったんだろ」

(こンのクソガキがあああああァァァァァ!!)

(へへーん! ってミサカはミサカは)

警備員「あっちか! どうもありがとうございました!」

上条「今の声…………まさかなぁ?」

924:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:27:20.86 MUKEWnqA0
─18時50分

上条「終わった…………だと?」

美琴「案外ちょろいもんじゃない?」

上条「終わってる!? 本当に終わってる!!」

美琴「これでアンタも本格的に昼間にすることなくなったわけね。……も、もしよかったら明日―」

上条「う・・・・・・ウソみたいだ。毎年毎年何か不幸なことになって終わったことなんてないのに」

美琴「ちょ、ちょっとー? 聞いてんの?」

上条「俺はこの冬休み、宿題に終われる必要がなくなったのか」

美琴「聞いてんの!?」

上条「よし! 俺、この仕事が終わったら遊ぶんだ!!」

美琴「聞きなさいよ!?」

925:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:30:02.61 tpuMxzSZ0
さる回避イイィィィイl

926:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:34:04.74 kVfnxpWr0
死亡フラグwww

927:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:35:33.10 QaKABDj80
次スレもあると嬉しいんだよ!

928:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:39:03.51 nB2GYVT10
さぁて…

929:>>924終われる→追われる さて後悔処刑のお時間です
10/03/03 20:40:03.51 MUKEWnqA0
─19時50分

上条「ひょっとすると、最近仕事が楽になったのは俺が進歩したからなのかもしれない」

黒子「絶対違いますわね」

上条「言ってみただけです」

美琴「最初は嫌がってたくせに、今じゃ普通に女の子に囲まれて夕飯だなんて」

黒子「そうやって不機嫌になるところは最初から変わりませんわね……」

美琴「ぐっ」ピリ

黒子「ひっ!?」

上条「電撃の音なんて随分久しぶりに聞いた気がする。つーかお前ホントに元気になったんだな」

美琴「だ、だからいろいろあったのよ」

黒子「というか、今のは咎める場面だと思いますけど……」

上条「まぁ今のは許容範囲だろ。そんじゃ俺は戻るからな」

黒子「なんだかんだいっても甘いですわね…………」

生徒B「……………………」

930:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:47:06.58 MUKEWnqA0
─20時00分

生徒A「それにしても御坂様って寮監代理と仲いいですよね?」

生徒C「そうそう、今日も寮監室にずっといましたよね!」

美琴「なっ? ええ!?」

黒子「何ですと…………?」



生徒B「………………あ」



黒子「どうしましたの?」

生徒B「お! 思い出しました!!」

美琴「え?」

生徒B「寮監代理さんって! 大覇星祭で玉入れの時に御坂さんのこと押し倒してた人じゃないですか!?」

美琴「ブッ!」

931:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:47:52.58 Yp5eFvMNO
少々甘すぎゃしませんかねぇ











いいぞもっとやれ

932:Bが本気出す
10/03/03 20:48:45.05 MUKEWnqA0
黒子「なななな、なななな何だとオオオオオ!?」

生徒C「ああ、それ私も見ましたよ! そのあと顔が急接近して!!」

黒子「おおおお、おね、おおお、おねおねおおおお、おねえ、おおお!!」

生徒D「ホント!? それで!? どうなったの!?」

生徒G「あのときの御坂さんの表情は最高でしたわ」

黒子「おねええさままあああどういうことですのおおおおお!?」

美琴「……………………」

生徒A「あら御坂さん、どうしましたの? 口をぱくぱくさせて」

生徒B「あ、そういえば」

黒子「な、何ですの!?」

生徒B「借り物競争の時に一緒に走ってもらったのって、寮監代理だったんですね!」

美琴「!?」

933:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:50:16.11 XecEZLGJ0
いいぞいいぞ

934:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 20:50:30.77 MUKEWnqA0
生徒D「あ! それなら見た! そっか、どっかで見た気がしたのってそれか!」

黒子「あ゙あ゙あ゙! その日の恨み! すっかり忘れてましたの!!」

生徒B「そういえば」

黒子「!?」
美琴「!?」

生徒A「なんですかなんですか!?」

生徒B「夏休みに寮の前で男性と待ち合わせしてましたよね!」

生徒D「それも見た見た!」

黒子「はぁー…………。はぁー…………」

生徒C「し、白井さん大丈夫?」


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