上条「寮監……ですか」 at NEWS4VIP
[2ch|▼Menu]
[前50を表示]
750:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:10:56.38 qtixc3cr0
ってなわけで終わり、ってか終われ

3Pにしようかとおもったけど心理掌握なんて能力者もいたなって思い出した
だから女生徒Aエンドで終わらせました
心理掌握と上条当麻の濃厚な絡み合いは省略されました
続きが読みたい方は全力で他の方に期待しましょう
またどこかで会うかもしれないですのでまた会いましょうノシ

751:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:15:36.50 NM5NyRkc0
このスレどーすんだよ

752:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:17:07.80 LhjYYENAO
誰か続きを…

753:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:18:32.24 xhk74fKu0
1はこないのかな?

754:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:20:58.95 MA9Et09/0
じゃぁ俺が書くよ

755:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:21:05.12 ccBv67fYO
急にとらドラSSが書きたくなったがスレが立たない…
誰か代理してくれないか

756:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:26:36.13 ZWHdDlvAO
誰がとあるSSのWikiのURLくれ

くれたら韓国壊滅

757:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:28:38.66 y5IQWSI8O
だが

758:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:41:37.66 MudiVplH0
どうすんだよこのスレ

759:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:44:03.90 zJa1vZee0
断る

760:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 00:56:12.87 gWPneZqF0
>>756
2書館
自分用まとめ とある
でググれ

761:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 01:01:04.03 ARyML3Rp0
支援

762:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 01:27:33.21 p1tyLGCz0
支援

763:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 01:27:53.73 nB2GYVT10
戻ってきそうに無いな

764:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 01:34:10.41 XAnUqbgpO
C

765:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 01:46:10.27 OJe+RJKC0
これは>>1000まで伸びる

766:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 01:59:56.95 xhk74fKu0
こないな

767:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 02:00:06.24 91vnO56u0
Αγτ

768:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 02:14:33.81 kj/Stj3n0
かいてくれい

769:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 02:24:50.19 91vnO56u0
age

770:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 03:12:41.63 zJa1vZee0


771:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 03:24:06.92 i2KhMICz0
hosyu

772:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 03:43:19.61 cVjRPD3J0
C

773:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 04:41:39.35 cSZ6aRFqO


774:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 05:16:30.40 cVjRPD3J0
ねる前にC

775:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:00:00.74 MUKEWnqA0
3日目─05時00分

上条「ん……。朝? また5時ジャストかよ」

上条「飯まで2時間くらい余るけど、やっぱり二度寝しようとは思わないし」

上条「…………朝は平和だよなぁ……」

上条「現実逃避してないで、掃除でもするか」

上条「……今日は大変なことにならないといいんだけどなー」

776:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:00:36.51 MUKEWnqA0
─07時30分

上条「全員いるし朝食はじめー」

黒子「なんかだんだん適当になってきてる気がしますの」

上条「気のせい気のせい。さて飯もらってくるかな」

黒子「また寮監室で食べますのね」

美琴「ところで黒子?」

黒子「あら、お姉様、どうしましたの?」

美琴「寝癖ついてるわよ?」

黒子「…………ええ、おかげ様で」

美琴「はぁ?」

777:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:01:18.29 MUKEWnqA0
─07時40分

舞夏「みさかみさかー。寮監代理はどこだー?」

美琴「アイツならその辺にいない? あと土御門、一応アンタはメ」

舞夏「いたいたー。うーい、上条当麻ー」

上条「あ? 舞夏か。何か用か?」

舞夏「いやー、用っていうか伝言ー」

上条「伝言? 誰から?」

舞夏「兄貴から。『死ねハーレム野郎☆』だってさー」

上条「テメェが言いふらしたのか!?」

黒子「あら、おはようございま……ちょ!? 落ちついてくださいまし!?」

上条「す、すいませんでした……」

778:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:02:16.78 MUKEWnqA0
黒子「というか、ここの代理の仕事って割と希望者多かったらしいですわよ」

美琴「何よ希望者って? まさか募集でもしてたっての? アルバイトじゃあるまいし」

黒子「そのまさかだったようですの」

上条「つーか具体的な仕事内容も書かれてなかったな」

美琴「どうなってんのよ……」

黒子「その募集も割と早い段階で決まってしまったようでして」

美琴「へー? ああ、なるほどね」

上条「は? どういうこと?」

美琴「つまり、面接で落ちた人だとかいろんな人が揃ってアンタのこと恨んでるってことでしょ?」

上条「何で!? 俺のせいなのそれ!?」

黒子「さらには『募集してる』という話だけ広まってしまったようですの」

美琴「んで期待したのに、既に結果が出てたってわけね」

上条「それで襲われたの!? 意味わからないんですけど!?」

779:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:03:13.50 MUKEWnqA0
美琴「お嬢様に囲まれてお仕事。それで給料もすごいんでしょ?」

黒子「無能力者だとか高校生だとかっていう話も疑問視されてますし、噂は形を変えますから」

美琴「はー。じゃあもう代理の事とか知らない人もアンタのこと恨んでるんじゃない?」

上条「何でだ!? もはや俺カンケーねーだろそれ!?」

黒子「まぁそうなれば昨日の大人数も納得ですわね」

黒子「顔までしっかり割れてるようですから、もう立派な有名人ですわね」

上条「嘘だ……。もう学園都市には安全な場所はないのか……?」

美琴「いいじゃない、外に出なきゃいいだけでしょ」

上条「1週間で放り出されるんですけど!? つか俺の個人情報どうなってるんだよ!?」

780:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:04:58.19 MUKEWnqA0
黒子「昨日の集団の中に貴方のクラスメイトを名乗る人物がいましたわよ」

上条「青髪の野郎か!? つーかアイツなんで妙に事情に詳しいんだ!?」

舞夏「青髪のやつなら昨日m」

上条「やっぱ言いふらしたのか!? あいつに余計なこと吹き込んだのはテメェか!?」

舞夏「おおう!?」

美琴「ちょっと落ち着きなさい、こんの馬鹿!!」ガバ

上条「ちょ! 首はヤメ!? ぐげげげげ!!」

黒子「お姉様何を!? 密着しすぎですわよ!!」

美琴「え? (うわ近っ!? どどどどどうしよう!?)」

上条「stygさdf!j」

黒子「それ以上はまずいですのよお姉様!?」

美琴「ハッ! …………」ドサ

781:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:05:20.98 OMZZEWiX0
紫煙

782:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:05:51.37 MUKEWnqA0
上条「うぐ……」

美琴「…………だ、大丈夫デスカー?」

黒子(……お姉様に後ろから……この野郎幸運すぎますわよ)

上条「…………………………不幸だ」

舞夏「ちなみに見かけただけで何も言ってないぞー」

上条「………………さいですか……」

舞夏「藁人形と金づち持ってたけど何なんだろー?」

黒子「わ、藁人形って……」

上条「どうせ藁人形に俺の名前が書いてあるんだろうな!?」

美琴「何だっけ? 藁人形って」

上条「なんか呪いみたいなやつ。つか科学の街で何してんだアイツ……」

783:SS2巻ネタ
10/03/03 06:06:36.75 MUKEWnqA0
─10時00分

上条「あれ? 白井、今日も風紀委員か?」

黒子「いえ、今日は非番ですの。」

上条「どっか行くのか? そういや御坂もさっき出てったけど」

黒子「お姉様はお買い物があるそうですの。ご一緒したかったのですが、わたしくは今日は美容院に行こうかと」

上条「美容院?」

黒子「ええ、昨日ちょっとありまして、ストレートパーマが取れてしまったので」

上条「ふーん、それでいちいち美容院とか大変だな」

黒子「一応身だしなみには結構気を使ってますのよ」

上条「とはいえ美容院だとかパーマだとか言われてもピンとこないな」

黒子「わたくしは元々クセっ毛ですの。ずっとストレートパーマにはお世話になってますのよ」

上条「ふーん、しかしそんくらい長さあると大変だろうな」

黒子「そりゃ大変ですわよ。ストレートパーマの維持のために気を使ったりして」

上条「で、なに? アフロだっけ?」

黒子「ストパだっつってんだろ!!」

784:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:08:20.35 MUKEWnqA0
─11時00分

上条「悪い悪い、罰のこと忘れてた」

生徒A「い、いえ。あの、本当に昨日は申し訳ありませんでした」

上条「まぁ済んだことは仕方ないとして罰だけど」

生徒A「は、はい!」

上条「じゃー、まぁ昼飯食った後でいいから食堂前の清掃な」

生徒A「え? そんなのでいいんですか?」

上条「あれ? 嫌だった? 食堂前アレルギーとか?」

生徒A「え? い、いえ! やります!」

上条「じゃ、頼んだぞ」

生徒A「は、はい! そ、その……」

上条「どうした?」

生徒A「い、いえ!? その、失礼しました!」バタン

上条「何だ? まいっか、宿題やっかな」

生徒A「(……優しい人だな……)」

785:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:10:31.22 MUKEWnqA0
─12時00分

上条「宿題すすまねえし腹が減った。というわけで飯もらってくるかな」

上条「よく考えたらここでまともな飯を食うの初めてじゃねーか俺」

料理長「お、寮監代理。今日はこっちで食うんですか?」

上条「生徒も少ないですし。(出たなムキムキ角刈り頭!?)」

上条「ってかちゃんと挨拶してなかったっすね。すいません」

料理長「最初の自己紹介は聞いてたから大丈夫ですよ」

料理長「でも夜も朝も食いに来ないし、心配しましたよ」

上条「やっぱ女の子ばかりなんで居辛いっていうか……(何なのこの熱視線!?)」

料理長「なるほどなぁ、それで持ってってたんですか」

上条「あ、あはは……。まぁ……」

料理長「まぁそんならちゃんと運びやすいように作っときますから」

上条「なんだかすいません、気を遣ってもらっちゃって。(良い人なのに何か寒気がする……)」

料理長「まぁのんびり食ってってください、じゃあ」

上条「は……、はい。(い、嫌な汗が止まらねえ)」

786:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:11:58.37 MUKEWnqA0
─16時00分

上条「何もなかった割に宿題が進みません。そして眠い。料理長がやたらと甘いもん持ってくるし……」

美琴「体に悪そうな生活してるわねー?」

上条「なんだ帰ったのかよ。あと入ってくるときはノックしろな?」

美琴「細かいわねえ……」

上条「あれ? 白井は一緒じゃねーの?」

美琴「アンタ、マジで黒子がお気に入りなの?」

上条「ちげーよ!? つーかいつまでその話引っ張ってんの!?」

美琴「黒子なら美容院行くって言ってたわよ」

上条「あ、言ってたかも。そんな時間かかんの?」

美琴「終わった後遊びに行ったんじゃないの? 同僚の子も非番だったみたいだし。で、何か用があったの?」

上条「というかお前が俺に用あったんじゃないのかよ?」

美琴「べ、別にアンタ暇そうにしてるんじゃないかと思っただけで」

上条「暇じゃねーよ……。宿題だってまだまだ残ってるし、夜の見周りの件だっていろいろ考えるところもあるし」

787:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:12:06.39 OMZZEWiX0
さるよけー

788:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:12:19.60 NM5NyRkc0
キターーーーーーーーーーーーーーー
支援

789:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:20:37.55 U0F/4txhO
二次元にいって美琴お嬢さんに電撃浴びせて貰うんだC

790:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 06:39:36.32 D+bu/SW50
寮監……ですか。あいつらしい

791:さるった
10/03/03 07:06:55.71 MUKEWnqA0
美琴「そう言う割には昨日はしっかり昼寝してたわよね」

上条「予定外に走り回って疲れてたんだから仕方ないだろ!?」

美琴「予定外に走り回らなかった今日もずいぶんお疲れに見えるけど?」

上条「……あー、料理長にいろいろ絡まれてさ、ちょっと疲れてるかも」

美琴「うわー、源蔵さんだっけ?」

上条「オイ待て!? 野郎趣味の源蔵さんってアレかよ!?」

美琴「なるほどねー。帰ってきたらアンタと料理長の噂がちょくちょく聞こえたのってそういうわけだったのね」

上条「何!? 嫌な予感しかしないけどどんな噂になってんの!?」

美琴「いやー、内容は知らない方がいいわね、まぁ大丈夫よご愁傷さまー」

上条「お前慰める気ねーだろ!?」

美琴「あっはっは! 良かったじゃない、数少ない男の人からの善意よ?」

上条「いいや今ようやく理解した! あの熱視線! あれは善意じゃなくて下心だ!!」

上条「つかテメェ爆笑してんじゃねーよ!」

792:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:07:37.44 MUKEWnqA0
黒子「ただいま戻りましたの」

美琴「あ、黒子! ちょっと聞いて聞いて!」

上条「もうやめてくれえええ!!」

黒子「あら寮監代理様? 見境のない方だとは思っていましたが、まさか料理長のような殿方まで守備範囲内だなんて驚きましたわ!」

上条「何で!? 今帰ってきたばかりのお前にまでそんな情報が行きわたってるの!? ていうかテメェに言われたくないぞ!?」

黒子「わたくしはお姉様一筋なだけですの。貴方と一緒にはしないで欲しいですわ」

上条「泣きたい。本気で泣きたい……」

美琴「あっはっは! ま、胸なら貸してやるわよ」

黒子「お、お、おねえさま! それは黒子だけの場所ですのよ! というか貸すだけのボリュームに欠けふごっ!!」

美琴「ッ!?」

美琴(い、勢いで変なこと言っちゃった!!)

黒子(ぐ……今の一撃、すごい勢いでしたの……)

上条「何でこんなことに…………不幸だ…………」

793:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:09:30.81 MUKEWnqA0
─16時30分

上条「眠すぎるので一度帰ってシャワーを浴びてきたい!」

美琴「アンタ外は危険とか言ってたじゃない」

上条「そうなんだよな。昨日みたいに襲撃されるのも怖いし、外に出て噂の実態を知るのも怖い」

美琴「噂の発信源はココじゃないの」

黒子「というかシャワーだけなら部屋についてますでしょ?」

美琴「そうそう、空き部屋の使えばいいじゃない」

上条「そういえば空き部屋のこと忘れてたな」

美琴「はぁ? アンタどこで寝てたの?」

上条「ロビーのソファーだけど」

黒子「よくあんなところでまともに眠れますわね……」

美琴「まともに眠れてないから今眠そうなんじゃないの?」

794:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:10:46.17 MUKEWnqA0
上条「ま、いいや。なら空き部屋行ってくるわ」

美琴「はいはい、部屋間違えんなよー?」

上条「いや、流石に……気をつけます」

黒子「では何かあったら一時的にわたくしの方で何とかしますので」

上条「ありがとう、白井」

美琴「まぁ、任せときなさい」

上条「ああ、じゃ頼むわ」

バタン

美琴「私にはお礼ないわけ!?」

黒子「何で黒子に当たりますのー!?」

795:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:11:28.36 MUKEWnqA0
─19時20分

上条「あれ? 今何時?」

黒子「あら起きましたの? あと10分ほどで夕食ですわよ」

美琴「っつかアンタ眠いからシャワー浴びたんじゃないの? 油断しきった顔で寝ちゃって……」

黒子「けっ、その顔に見入ってたのはどなたでしたかしら?」

美琴「う、うるさいわね!」

上条「19時20分か……げっ!? そういえば今日は見周りしなきゃいけないんだっけ? えっと資料は……」ペラッ

黒子「今日は点呼周りしないといけませんわよ。あとその辺の資料ならもう見ました」

上条「ええ?」

黒子「巡回なら今からでも余裕ですわ。さあ行きましょう」

上条「は……、はい」

796:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:12:28.33 MUKEWnqA0
美琴「ちょっと待ちなさい。黒子と私で行くわ。つかアンタは行くな」

上条「は? なんでだよ?」

美琴「アンタ、またうっかり生着替えとか目撃したいわけ?」

上条「え? …………、」

黒子「素の反応でしたわね……」

美琴「私と黒子でアンタの代わりに見てきて報告してやるから食堂で待ってろ」

上条「はい」

黒子(電撃も出してないのにこの迫力は何なんですの!?)

797:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:14:13.51 MUKEWnqA0
─19時30分

上条「全員いるなー?」

黒子「点呼も終わりましたの」

上条「おう、サンキュー」

美琴「…………黒子ばっかり」

黒子「ちょ、お姉様こわッ!?」

上条「んじゃちょっと連絡させてくれー」

美琴「は?」

上条「消灯確認の時間だけど、10分遅らせようと思う」

黒子「どういうつもりですの?」

上条「消灯の時間になって着替える奴って多いんだろ?」

上条「だから10分ずらす。どうかお願いですからそれまでに着替えて寝てくれ!」

798:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:18:20.95 06pKJ12b0
支援

799:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:21:12.27 ifkLZO9q0
がんばれ!

800:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:24:56.92 OMZZEWiX0
またさるっちゃったかなあ

801:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:26:29.73 MUKEWnqA0

上条「と、まぁこんだけなんだけど何か質問とかあるか?」

生徒A「あ、あの」

上条「何?」

生徒A「御坂さんに勝ったことがあるって本当ですか?」

上条「は?」

美琴「え?」

生徒A「噂ですけど、本気の御坂さんを片手であしらったって」

上条「えーと?」

生徒D「あ、言ってましたね」

上条「言ってないよ!?」

生徒D「それに炎も効きませんでしたし」

生徒C「それは私も見てました! あれって何かの能力なんですか!?」

上条「いや、その」

802:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:27:17.69 MUKEWnqA0

美琴「逆にまずいんじゃないのコレ?」

黒子「なんだか面倒なことになりましたわね……」

ザワザワ

生徒E「でも代理は無能力者だって最初にry
生徒F「噂といえば料理長とはry
生徒G「こちらで食事されないのはry
生徒B「………………」

ザワザワ……

生徒E「しかもただの高校生だとry
生徒F「ホモが嫌いな女の子なんて
生徒G「よかったら私たちとごいry
生徒B「…………」ジーッ

803:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:29:59.80 U0F/4txhO
ε=ε=┏( )┛ほっほっ支援

804:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:34:05.44 Xt4p3sNy0
URLリンク(www.youtube.com)
遊びの道に 魂込めたひとりの男が 今日もゆく
真面目に 遊ばぬ 奴らには体で覚えさせるぞ
せがた三四郎 せがた三四郎
セガサターン、シロ!

テニスやカラオケ ナンパにクラブ
ほかにすること あるだろうが
群れなきゃ 遊べぬ 奴らには心に問いかけるぞ
せがた三四郎 せがた三四郎
セガサターン、シロ!

若者よ!真剣に取り組んでいるものがあるか!
命懸けで打ち込んでいるものがあるか!
セガサターン、シロ!
指が折れるまで! 指が折れるまで!

刹那の快楽 追い続けても虚しい余生が残るだけ
とことん 極めぬ 奴らには体に叩き込むぞ
せがた三四郎 せがた三四郎
セガサターン、シロ!

青い大空 白い浮き雲真っ赤にたぎる 遊びの血
途中で 投げ出す 奴らには体で覚えさせるぞ
せがた三四郎 せがた三四郎
セガサターン、シロ!

せがた三四郎 せがた三四郎
セガサターン、シロ!
せがた三四郎

805:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 07:35:17.35 vw5eH8EeO
こんな朝っぱらから
ハァ━━(´Д`)━━ン
支援

806:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:02:08.36 i2KhMICz0


807:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:14:07.54 MUKEWnqA0
上条「ちょちょちょ!?」

ガヤガヤ……

美琴「あらら……」

黒子「困りますわね……」

料理長「早く食え! 飯下げちまうぞ」

「………………………………」

上条「! と、とりあえずこの話は置いといて! 夕飯にしよう!」

黒子「あの料理長が出てくるなんて……」

美琴「本気でアイツに気があるんじゃ」

黒子「これは手ごわいライバルですわね、お姉様」

美琴「…………すごい複雑なんですけど」

黒子「いろいろな意味でそこは否定してほしかったのですが……」

808:sageたほうがいいの?
10/03/03 08:16:26.72 MUKEWnqA0
─19時40分

上条「すいませんでしたホント」

料理長「寮監代理のせいじゃないでしょう?」

上条「いやいや、俺がしっかり言わなきゃいけない場面だったのに」

料理長「まだガキとはいえ女ってーのは噂とかに振り回されて面倒臭えったらないですよ」

上条「あー……、ははは……。 (ヤバイ! この人やっぱ本物だ!?)」

料理長「あとせっかくだしこっちの席で食べてってくださいよ」

上条「え、えーと……。 (まずい! これはまずい!)」


809:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:17:54.53 MUKEWnqA0
─20時10分

上条「結局ご一緒してしまった……」

上条「あの食堂どこを見ても変な視線と噂ばっかりだし……」

上条「シャワー浴びたのに嫌な汗が出てきてキモチワルイ……」

上条「どうせ門限破りもいなかったし、もっかい入ってくっかな?」

生徒A「あの寮監代理、料理長が探してましたけど」

上条「え? ああ、ありがとう」

上条(もっかい入ってくっかな!)

810:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:18:47.01 MUKEWnqA0
─20時50分

上条「良い湯でございました……」

生徒D「あ、寮監代理様、何かお手伝いできることはありませんか?」

上条「は? 何で急に?」

生徒D「もう3日目とはいえ突然代理を任されたとなっては慣れないことも多いでしょう?」

生徒D「ここが共同生活の場である以上、寮監代理様を寮のみんなで助けていくべきだと思いまして」

上条「みんな?」

生徒「ええ、夕食後に他の3年生や、あと先ほど寮監室で御坂さんたちとも話し合いました」

上条「あいつら……。 (何で寮監室に入り浸ってんだ)」

811:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:19:43.09 MUKEWnqA0
生徒D「白井さんは風紀委員で、御坂さんもとても優秀ですから彼女たちに頼るのはいいことだと思います」

上条「えー、と?」

生徒D「でもそういう補佐を彼女たちだけに押し付けてしまうのもどうかと思うんです」

生徒D「私達も大丈夫ですけど、『2人は寮監代理の機嫌取りをしている』と思う人だっているかもしれません」

生徒D「ですから、困ったことがあったらぜひ他の生徒にも頼っていただきたいとお伝えしたかったんです」

上条「そ、そっか……」

生徒D「それで、今何かお困りではないかと思ったんですけど……」

上条「あ、ああ、もう見周りする以外何もないから大丈夫。あ、ありがとう……」

生徒D「そうですか……。失礼しました」

上条「やっぱあの2人ばっかりにいろいろ頼むのはよくないよなぁ……」

812:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:20:26.41 MUKEWnqA0
─23時00分

上条「ということで、お前らは部屋に戻れと言ってるんだけど」

美琴「意外とこの部屋快適なのよねー、テレビがあるし」

黒子「あら、こっちの本棚とかも、隙間から化粧品のチラシが出てきたりして面白いですわよ? 寮監の趣味でしょうね」

美琴「うっそ!? 見せて見せて!!」

上条「お前らなぁ……消灯の時間なんですけど?」

黒子「あら失礼、お仕事の邪魔でしたわね。じゃあわたくしたちは戻りましょう?」

美琴「えー? 別にいいじゃない少しくらい」

上条「…………」ピキ

813:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:21:00.17 ifkLZO9q0
さる

814:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:30:37.40 MUKEWnqA0
─23時20分 208号室

美琴「何よアイツ、いきなり叩き出しやがって」

黒子「まぁ正直、あれはわたくしたちが悪かったですわね」

美琴「そりゃそうだけどさ。だからってあんなに怒んなくてもいいのに」

黒子「罰がないだけよかったではないですの。むしろ素直に謝った方がよろしくなくて?」

美琴「うー……。でも」

黒子「やっぱり素直じゃありませんのね。別に黒子の知ったことではないですけど」

美琴「うー…………」

コンコン

黒子「どうぞー?」

ガチャ

上条「失礼しまーす」

上条「ってどうぞじゃねえだろ!?」

815:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:32:14.61 MUKEWnqA0
上条「ったく、2日続けて見周り頼んじまったからあまり言えないけどさ」

上条「お前らいつもそんな感じなのか?」

美琴「うー……」

黒子「さすがにあの寮監相手ではこんなの無理ですわね」

上条「何だよそれ? ナメられるからとか言ってたけど、結局お前らも俺のこと馬鹿にしてんじゃん」

黒子「………………」

美琴「そ、そんなことは」

黒子「そうかもしれませんわね。まぁお手伝いした分として多少多めに見ていただければとは思っていましたが」

美琴「ちょっと黒子……」

上条「確かにお前らには手伝ってもらったけど、てそれと引き換えにお前らを特別扱いする訳にはいかねえだろ?」

黒子「あら、それでいいじゃありませんの?」

美琴(ちょ、なんで挑発気味なの!?)

816:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:33:16.17 MUKEWnqA0
上条「よくない、確かにお前らは実力だってあるかもしんねーけどさ」

上条「だからって特別扱いすれば周りの生徒がどう思うかなんてわかんねーだろ」

黒子「わかってませんのね。わたくしは風紀委員として、お姉様なんか超能力者ですのよ」

上条「そんなこと関係ねえっつってんだよ!」

美琴「!?」

上条「それがお前らにとってどうでもいいことだったとしてもだ。俺はこれでも仕事としてやってるんだよ。

上条「俺の都合でお前らを特別扱いしたりして、周りのやつらとの間に溝を作るような真似なんかできるか」

黒子「な、何もそこまで……」

上条「こんなの! 俺の思い込みかもしれねーけど、」

美琴「わ、悪かったわよ!」

黒子「へ?」

上条「は?」

美琴「だ、だから、その、ごめんってば……」

黒子(ちょ、お姉様!?)

上条(えー!? 何で泣きそうなの!?)

817:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:35:50.34 MUKEWnqA0
上条「え、えーと?」

美琴「アンタがそこまで考えてくれてるとか思わなかったし……」

美琴「そ、その、勢いとかもあったけどつい攻撃しちゃったりして……」

上条(えー!? 何だこのキャラ!?)

黒子「お、お姉様……。(な、何ですのこの表情、この破壊力は……!!)」

美琴「だから、……ごめんなさい……」

上条(な、なんだかよくわからないんですが……)

上条「あー、べ、別に怒ってるわけじゃないからな?」

美琴「え……」

上条「だから感謝してるんだって。その分余計なことさせたくないっていうか……」

美琴「そ、そう…………」

黒子「………………何ですのこの雰囲気」

黒子(なんかすごいバカバカしくなってきましたの。ちくしょー、寝ますわ)

黒子「はぁー。お先に失礼しますの」

上条「………………」
美琴「………………」

818:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 08:38:22.77 OMZZEWiX0
wkwk

819:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:00:25.50 MUKEWnqA0
上条「え、えーと。じゃあ寝ろよ……?」

美琴「あ、う……、うん……」

上条「……おやすみ、御坂」

美琴「!? お、おや!」

バタン

美琴「す……」

美琴「み………………」

美琴「…………………………」

黒子「プッ! ククククク……」

美琴「ッ!?」

黒子(ああ、たまりませんのあの表情! お相手があの野郎なのが気に入りませんが)

黒子「やっぱり素直になりきれませんのね、お姉様?」

美琴「うっ、うっさい!! 寝るからね!!」

黒子「はいはい。おやすみなさいませ、お姉様」

美琴(あーもう! 恥ずかしい恥ずかしい! 恥ずかしすぎる!!)

820:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:02:07.77 MUKEWnqA0
─23時50分

上条「終わった終わった! 10分スライド作戦は成功だったな」

上条「……御坂たちの部屋で時間を食いすぎたけど」

上条「……御坂たちの部屋でちょっと大声出しすぎたかもしれないけど」

上条「しかし、御坂のやつ何かおかしかったな」

上条「まぁあれこれ考えても仕方がねえしな」

上条「……このソファーを見ると突然眠くなるのはなぜだろう」

821:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:03:42.18 MUKEWnqA0
ここまで俺の妄想3日目
1週間とか無茶ぶりすぎんだろ

822:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:07:12.37 OJe+RJKC0
>>821
素晴らしすぎて涙がでてくる
あなたが神か

823:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:09:36.96 oGdAhTWs0
要するに、中学生の認識してる範囲の世界を願望で取捨選択したのが学園都市なんだよ。

・最初から世界に無いもの
政治、経済、社会、労働、法律、東京以外

・現実の世界にはあるけどいらないもの
教師、親、警察、隣人

・現実でも物語でも当然あるべきもの
友人、コンビニ、商業娯楽施設、ダベる場所、ケータイ、ファーストフード
きれいでしゃれた市街、清掃や修理をしてくれる誰か、電気ガス水道

・現実に無いけど欲しいもの
無敵の超能力、いくらでも使える小遣い、他人からのカッコイイ認識
ぜいたくな1人暮らし、努力せずに得られる成果



824:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:13:29.24 VSAh5imd0
>>823
其れを妄想し物語を作ること、之、厨二病という

825:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 09:40:50.96 hgFz66bU0
>>823
理系科目や古典文法などは最初の項目に入らないのか?

826:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 10:08:32.46 6zwRkqUxP
>>823
鋭い考察だな

827:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 10:09:43.10 Jb7QSjenP
・現実にあるけど否定したいもの
ニート、引きこもり、ν速民

828:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 10:24:33.74 S5QzufCJ0
学園都市って法律ないのか。
旗男のやりたい放題じゃないか。

829:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 10:28:23.96 mbG9JqGqO
ほし

830:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 10:58:41.37 NdlFkysCO


831:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 11:07:24.88 aJvC21jp0
ホルス

832:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 11:42:46.32 wc7BFJ4W0
面白いよ
保守

833:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 12:21:08.11 AtaxdQPF0


834:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 12:44:41.09 XAnUqbgpO
h

835:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:07:06.13 chxZqXFI0
あー、すまんが追いついてしまった。
ペースアップをお願いする。

836:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:34:10.91 MUKEWnqA0
4日目─05時00分

上条「ん……。5時か……? 5時か……」

上条「もう驚かなくなってきたな。なんというかずっとこのリズムで生きてたような気すらする」

上条「結局掃除も30分くらいで終わっちまうから2時間は暇なんだよな」

上条「つまりこれは宿題をやる時間になるわけか……」

上条「あれ? 電話?」

上条「こんな時間にかけてきやがって」

上条「はい? もしもし」

?『あ、とうまの声だ!』

上条「この声……ってインデックス!?」

禁書『そうだよ! とうま元気だった!?』

上条「ああ、ばっちり目が覚めたところですよ?」

禁書『あれ? そっち朝なの?』

上条「は? 時差とかあるだろ?」

837:フィアンマ戦後を想定しております
10/03/03 13:34:56.97 MUKEWnqA0
禁書『うん、魔術的な通信を使えば普通に話せるんだけど、とうまの右手があるからできなくて』

上条「あれって両者に何か要るだろ? そもそも俺一人でそんなの用意できないし」

禁書『でもコクサイデンワを使えば、時差を消して同じ時間帯になるって聞いたから』

禁書『わざわざ使い方教わってとうまも私も夜ご飯食べ終わるくらいの8時を狙って連絡したんだよ』

上条「どう考えても微妙に睡眠妨害狙ってきやがったよな!?」

禁書『え? そうなの?』

上条「その適当なことほざいたのは誰だ!? どうせあの腐れ神父なんだろうな!?」

?『(代わってくれるかい? ちょっとその男と話しておきたいことがあるから)』

上条「噂をすれば……ステイルか……」

ステイル『久しぶりだね、上条当麻』

ステイル『あんまり君と長話なんてしたくないんで手短に言う。インデックスの調整がもうそろそろ終わるんだ』

上条「調整ってリハビリみたいなもんなんだろ? もう終わるのか?」

ステイル『疲労が異常に蓄積したような状態だったからね。調整を始めたころは大変だったがもう大丈夫だ』

上条「そうか、良かった……」

838:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:36:21.23 MUKEWnqA0
ステイル『それで、個人的には大反対なんだが……、この子の希望でね』

ステイル『少しでも早くそっちに送ってやりたいんだが都合は大丈夫かい?』

上条「早くっていつくらいだ?」

ステイル『明日でも問題ないんだが』

上条「流石に早すぎんだろ!?」

上条「あー、悪いんだけどさ。家計がヤバイんで泊まり込みでバイトしてて」

ステイル『泊まり込み?』

上条「ああ。あと3日は部屋に戻れない」

ステイル『なるほど。部屋を荒らすチャンスか』

上条「やめろよ!?」

839:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:39:00.48 nB2GYVT10
え?

840:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:41:03.75 MUKEWnqA0
ステイル『ふん、君のためにそんな時間を割くほど暇じゃない』

上条「テメェが言いだしたんだろーが!?」

ステイル『何を言ってるんだ君は? まあ事情はわかった。では4日後に改めて連絡しよう』

上条「こんの野郎……。まぁ頼んだぜ」

ステイル『ああ』

?『(終わったの? じゃあ私もいっぱい話したいことが─)』

ブツッ ツーツーツー

上条「何だ? まぁいいか」

上条「掃除掃除っと」

841:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:41:50.75 MUKEWnqA0
─07時30分

上条(慣れちまえばなんてことないもんだな。仕事もここで飯食うのも)

上条(確かにこういう生活ってぱっと見た感じだとうらやましいんだろうな)

上条(選り取り見取りだとかハーレムだとか、そんなもんとは程遠いのに)

料理長「………………」(キラキラ)

上条(実際はものすごい寒気との戦いなんだけどなぁ……)

美琴「あ……、お、おはよう」

上条「ん? おう、おはよう」

黒子「おはようございますですの。昨日は失礼いたしましたの」

上条「昨日?」

美琴「ッ………………」

上条「ああアレか。別に気にすんなよ」

黒子「じゃあそうしますの」

上条「お前なぁ……」

842:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:42:36.16 MUKEWnqA0
─09時00分

上条「あれ? お前ら出かけんの?」

美琴「え!? えーっと」

黒子「わたくしは今日は風紀委員のお仕事がありますの」

上条「そっか、がんばれよ」

黒子「ええ。……お姉様?」

上条「御坂は買い物か?」

美琴「いや! え? ああ、うん! そうなのよ」

上条「気をつけてな」

美琴「う、うん。……あ、行っちゃった……」

黒子(お姉様ったら意識しすぎですの……)

黒子「それでお姉様はどうするんですの?」

美琴「とりあえず立ち読みして時間つぶすしかないかな……」

黒子「またですの? あんなに読むのですからたまには買われては?」

美琴「い、いいじゃない別に」

843:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:44:20.40 MUKEWnqA0
黒子「それで? せいぜい昼間で持てば良い方でしょう? その後はどうしますの?」

美琴「…………。うー……」

黒子「全く仕方ないですわね。お昼の時間になったらご連絡しますわ」

美琴「うー…………?」

黒子「お昼御飯は初春と3人で食べましょう」

美琴「なんか、ごめん……気遣わせちゃって」

黒子「ある意味ではわたくしのせいみたいなものですし」

美琴「は?」

黒子「なんでもありませんわ。では後ほど」

美琴「あ、うん。じゃあね」

844:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:47:10.20 MUKEWnqA0
─10時00分

上条「進まない。夏に比べたら量は少ないはずなのになぜか全然進まない」

上条「というか、夏休み中からいろいろありすぎたからな……」

上条「仮になかったとして、この状況を回避できたとは到底思えないんだが……」

上条「電話? って俺のじゃないな。どこで鳴ってんだ?」

上条「げ……こんなところに隠すように置いてあるだなんて……っとはいはい」

上条「はい、こちら常磐台中学学生寮です」

上条「…………清掃?」

845:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:48:45.09 MUKEWnqA0
─10時20分

生徒A「あの、寮監代理。どうしたんですか?」

上条「なんでも清掃会社の人がトラブルで来れなくなったとかなんとかで」

生徒A「ああ、定期的にロビーなどの清掃に来てる人達ですね」

上条「そんなよく来てたのか……」

生徒A「週2回くらいだったと思いますけど……。それで寮監代理が清掃をしてるというわけですか」

上条「まぁロビーだけでも綺麗にしておいた方がいいかと思ってな」

生徒D「ならば私達がお手伝いします!」

上条「突然すぎてびっくりするんですけど!?」

生徒D「あら、昨晩お話ししたじゃないですか。こういう時こそ私達を頼っていただきたいんですけど?」

上条「あ、ああ。そうだったな。じゃあ悪いけど、」

生徒E「では、どこから始めればらry
生徒F「ところで、料理長ry
生徒G「今日こそご一緒にry

ガヤガヤ

846:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:50:09.68 G3qc92+u0


847:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:50:41.29 MUKEWnqA0
上条「いつのまに集まったんだ!? というか集まりすぎじゃね!?」

生徒D「これだけいればあっという間に終わりますよ。ロビーと廊下全域でしたよね?」

上条「う、うん」

生徒D「ではチーム分けしてしまいますね」

上条「なんか、すいません……」

生徒A「今日は白井さんや御坂様もいないからちょうど良かったかもしれないですね」

上条「ああ、そっか。そうかもな」

生徒D「できました、もう始めても?」

上条「恐縮です。た、頼みます」

生徒A「何でかしこまっちゃってるんです?」

848:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 13:55:37.67 GMaukjeB0
しえん

849:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:06:47.35 1iLdJhBlO
お、進んどるな

しぇー

850:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:08:56.84 VvDrVywQ0
ゆるせん。追いかけられるのも納得のハーレム状態

851:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:08:59.39 MUKEWnqA0
─12時00分

上条「しかしあっという間だった。40分くらいか?」

上条「つかロビーだけで1時間は行くと思ってだけに驚きですよ」

上条「というわけで、昼飯食ったら今度こそのんびり宿題を進めたい!」

上条「どうしようかな。やっぱ寮監室で食おうかな」

上条「とりあえず見つからないように食堂に」

料理長「あ、寮監代理!」

上条「!?」ビクゥ

上条(いきなりゲームオーバーですかー!?)

852:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:11:38.22 MUKEWnqA0
─12時30分 外

美琴「あ、電話だ」

ピッ

美琴「もしもし? 黒子?」

黒子『遅くなって申し訳ありませんの。今から昼食をと思ってるんですがお姉様はもう済ませました?』

美琴「まだよ、てか誘ってくれたのアンタじゃない」

黒子『普段はスルーばかりなのに覚えていてくださるなんて光栄ですわお姉様!』

美琴「だって初春さんいるんでしょ?」

黒子『おのれ初春ー!!』

?『(ちょ、ちょっと白井さん頭はやめっ)』

美琴「やめなさい、馬鹿。でどこに行けばいいの?」

黒子『佐天さんも来てくださるそうなので、いつものところにでも……』

853:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:13:18.54 1iLdJhBlO
黒子「……」

上条「ん?どした?」

黒子「あ、いえ……なんでもありませんの。では」

上条「ああそういや」

黒子「へ?」

上条「やっぱお前のツインダーボ似合ってるよな」

黒子「なッ!?」

上条「ワリ、それだけ言いたかったんだ。じゃな」

黒子「……」


854:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:14:20.51 1iLdJhBlO
あ、誤爆した

ちょっと吊ってくる

855:ツインターボこわい
10/03/03 14:14:25.90 MUKEWnqA0
─12時40分

ピッ

美琴「どうしようかな、これ。大した荷物でもないから持ってってもいいんだけど」

美琴「つーか深いこと考えずに服なんて買っちゃったのは失敗ね」

美琴「だけど今日あのチャンスを逃したら買えなかったかもしれないわけだし……」

美琴「うーん、今から寮に戻るのも時間がかかるし、今は戻りたくないし……」

?「お姉様」

美琴「え?」


美琴「…………ねぇアンタ、今暇?」

856:ダーボかよ
10/03/03 14:15:53.36 MUKEWnqA0
─12時40分 食堂

上条「ごちそうさまでした」

料理長「お粗末さまでした」

生徒D「寮監代理様、他に仕事とかないですか?」

上条「ああ、もう夕方まで何もない予定だよ」

生徒D「何かあったら手伝いますね」

上条「ホントすいません」

生徒A「代理って何か可愛いですね」

生徒F「やっぱ受けなんですか?」

料理長「……………………」(キラキラ)

上条「あー、(よし、逃げよう)」

上条「眠気覚ましにちょっと外の空気吸ってきます!」

料理長「いってらっしゃい!」

857:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:21:43.80 N/Gf+o5V0
今気づいたwww
ツインダーボwww

858:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:23:41.28 MUKEWnqA0
─12時50分

上条「ちくしょー、仕事より疲れる昼飯だ…………」

上条「でも基本的に良い人なんだよなぁ……」

御坂妹「貴方には野郎趣味があったのですか、とミサカは軽蔑の視線を送ります」

上条「どっから出た噂だそれ!? 何でお前まで知ってんの!?」

御坂妹「ここが発信源なのでは? それとこの学区内には知れ渡ってるようです、とミサカは報告します」

上条「できればそんな報告は聞きたくなかった!」

上条「つーか随分久しぶりじゃん。お前こんなところで何してたんだ?」

御坂妹「ミサカはお姉様からお使いを頼まれたのですが、とミサカは預かった品物を差し出しました」

上条「何これ?」

御坂妹「部屋に置いておいて欲しいと頼まれたのですが」

御坂妹「警備の厳重そうな建物だったのでどこから侵入していいかわかりませんでした、とミサカは正直に語ってみます」

上条「……多分、ゴーグル外したら普通に入っていけると思うけどな」

御坂妹「では、ガラスをたたき割って入る必要はないのですか、とミサカは目をつけていた窓を指差します」

上条「やめてくれ。そしてそのとばっちりを受けるのは美琴の方だ」

859:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:24:48.55 nB2GYVT10
・・・腐?

860:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:25:11.12 MUKEWnqA0
御坂妹「ところで貴方はこんなところで何をしているのですか、とミサカは不審者に対する視線を送ります」

上条「一番最初に聞くべきだよなそれ。俺はここの監督の代理だよ」

御坂妹「つまりそれはハーレムルートということですか、とミサカは確認を取ります」

上条「お前といい美琴といいそんな言葉どこで覚えてくるんだよ!?」

御坂妹「ということはこの荷物は貴方に預けても問題ないのですね、とミサカはお姉様の都合を適当に投げます」

上条「お前って意外と強引だよな。ちょっと待ってろ。今美琴に聞くから」

御坂妹「電話ですか…………」

御坂妹「気軽にいつでも連絡を取り合える仲にあるとは流石お姉様、とミサカは改めて強敵の存在を実感しました」

861:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:28:52.34 nB2GYVT10
やっぱり妹ともフラグ立ってんのかこの野郎

862:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:29:21.92 VSAh5imd0
>>861
上条さんは出てくる女キャラ全員とフラグたってね?

863:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:31:19.30 MUKEWnqA0
─13時00分

初春「へー? 寮監さんいないんですか」

黒子「代わりに来たのがなぜか高校生で、仕事のお手伝いも大変ですのよ」

佐天「しっかりお手伝いもこなしてるなんて、さすが白井さん」

初春「でも風紀委員の仕事の間とか大変なんじゃないですか?」

黒子「昼間は仕事が全然ないみたいで、普段は学校の宿題とやらをやってるみたいですわよ」

初春「とやら、って……。そう言えば常磐台は宿題がないんですよね」

佐天「ええ!? ないんですか!?」

御坂「普段からやってるから必要ない、ってことなのかな?」

黒子「ええ、その代わりサボったりすれば痛い目を見ますのよ」

864:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:33:48.18 MUKEWnqA0
佐天「でもいいなぁ、ウチなんかすごい量出てるし」

初春「というか冬も夏も多すぎですよね。結局夏なんて時間足りなくなりそうでしたし」

黒子「あら、お姉様、電話ですわよ」

美琴「ホントだ。誰よ? えーと、かみj……」

ガタン

佐天「!?」

初春「ど、どうしたんですか御坂さん!?」

美琴「…………。 スー……ハー……スー……ハー……」

黒子「まさかあの野郎ですの……?」

ピッ

初春「す、すごい、これがお嬢様スタイルな電話の取り方……!」

865:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:35:47.92 MUKEWnqA0
美琴「もしもし?」

上条『悪い、御坂。お前の部屋って勝手に入っても平気か?』

ピッ

黒子「どうしたんですの?」

美琴「なんでもないわ」

佐天「ところで白井さん! 今『あの野郎』って言いましたよね!?」

美琴「!?」

黒子「え?」

初春「まさか! 男の人だったんですか!?」

ガタン

黒子「お、お姉様……。動揺しすぎですわよ……」

佐天「ほほう、これはそういうことなんですね!」

美琴「黒子……。アンタはまた余計なことを……!!」

黒子「ちょ!? 電撃はおやめになって!?」

866:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:40:10.63 MUKEWnqA0
─19時00分

上条「もう門限か、白井と御坂のやつはどうしたんだ?」

黒子「ぬおおおおおおおお!!」ズサー

上条「ちょ!? 何だよあぶねえ!?」

黒子「セーフ!!  ですわよね!?」

上条「19時ジャスト……」

黒子「…………セーフ?」

上条「……セーフでいいよ」

黒子「っしゃあぁ!!」

上条「…………」

上条「あれ? 御坂は?」

867:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:40:28.72 G3qc92+u0


868:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:42:41.29 K34MEl8t0
支援そろそろ>>900


869:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:50:58.87 FZcxOwykO


870:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:54:51.75 XAnUqbgpO


871:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 14:55:04.52 chxZqXFI0


872:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 15:11:02.79 FZcxOwykO


873:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 15:15:34.09 5ujwuBw30
さる?

874:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 15:16:46.40 l3BPNylvP
4yen

875:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 15:43:20.76 0dwRR6RP0
続きまだー?

876:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 15:47:36.13 NibIBbBFO
ほっしゅ

877:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:00:14.47 FZcxOwykO


878:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:08:16.00 0dwRR6RP0
このスレの御坂は可愛いな

879:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:26:13.58 FZcxOwykO


880:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:49:16.20 Xvvx3SoF0


881:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:55:12.10 FZcxOwykO


882:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 16:59:02.90 MUKEWnqA0
ちょっとごめんブルースクリーンと戦ってる。4日目一部と5日目飛んだけど何とかする

883:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:05:03.84 5ujwuBw30
おかえり
ぜひなんとかしてくだしあ!

884:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:12:01.59 FZcxOwykO


885:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:19:39.98 o0meWf1T0
上条さんと寮監のスレだと思ってスルーしてたけど読んだら面白かった
門限って20時20分じゃなかったっけ?
あと保守間隔短くしないと残り足りなくなるぞ

886:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:21:33.06 mbG9JqGqO
シュチュがシュチュだけに次スレでもやってほしい

887:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:34:11.31 hJ2dQ2vUO
次に行くならパー速か制作速報だな

888:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:39:31.93 MudiVplH0
パー速はローカルルール変わったからこれから立てるなら製作速報だな

製作速報VIP
URLリンク(ex14.vip2ch.com)

889:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:40:12.73 y5IQWSI8O
か、じゃなくて制作に決まってるだろ

890:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/03/03 17:45:02.77 3eaGYtXt0
追いついた・・・だ・・・と・・・


次ページ
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

3474日前に更新/284 KB
担当:undef