女騎士「今日から家政 ..
[2ch|▼Menu]
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 16:10:24.05 7PFXrR0k0
・理想
光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士。
剣術、射撃、格闘、魔法すべてを使いこなす戦闘のエキスパート。
自分のことをまったく語らず、唯一みずからを「ライトニング」と呼称する。
だが、これが本名かは不明。もともと、とある組織で階級のある立場にいた。
が、それが一転。現在は追われる立場になっている。性格は高貴と言えるが、
決して高飛車なわけではなく、誰もいないところで、ふとやわらかい表情を見せる一面もあるようだ。


・現実
光速の異名を持ち重力を自在に操らない地方勤務警備員。
剣術、射撃、格闘、魔法すべてを使いこなすといわれるが、魔法は最近まで使えなかった一般兵。
自分のことを会ったばかりの相手にも語り、みずからを「ライトさん」と呼称させる。
だが、これが本名かは不明。もともと、とある組織で大した階級でない立場にいた。
が、それが一転。現在は逃げ回る立場になっている。性格は高貴と言えるか微妙だが、
比較的高飛車であり、誰かいるところで、ふとやわらかい表情を見せる一面はあるようだ。

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 16:23:15.37 wzcl/8gT0
期待

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 17:31:11.05 DK7h2BZ70
女騎士スレなのに誰も書かない……だと……

5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 17:36:26.36 UofkTpKi0
俺「だってしょうがないじゃん」

女騎士「なにがしょうがないんだ!!」

俺「お前妊娠してんだもん」

女騎士「く……元はと言えばお前が中に出したりするから!///」

俺「えー……だってお前中に出してくださいって」

女騎士「う、うるさい!」

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 17:46:35.67 W21AjOZW0
その日の昼〜〜〜

御者「お迎えにあがりました」

女「しかし、幼いころから騎士学校で教育を受けてきた私に家政婦をやれとは、そなたの主君も変わり者だな」

御者「我が主君の考えは絶対であります。私のほうからは何も申すことはございません」

女「そうか、まぁいい。たまにはこういう経験もよかろう。行くぞ」

御者「さ、こちらへ」

ヒヒーン ガタゴトガタゴト

女『家政婦の仕事を我が家で見ているが、戦に比べればなんと言うことはない。』
 『さっさと公爵閣下の気が変わることを願おう』

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 17:47:00.32 OcyZxuFV0
これはいい妄想ネタをもらった。今日はこれで申そうしよう

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 17:53:15.66 W21AjOZW0
2日後〜〜〜

女「ここが、公爵家か」

御者「はい、我が主君の住まいでございます」

女「なかなかよい館だな」

家政婦長「ようこそ、いらっしゃいました。騎士さま」

女「そなた、家政婦か?何だその格好は・・・」

長「家政婦の正装でございます」

女「スカートの丈が短すぎる。それに、無駄な露出が多い」

長「主君のご趣味にございます」

女「わたしも、それを着るのか?」

長「それは、我が主君にお尋ねくださいまし。ささ、こちらへ。閣下がお待ちかねでございますゆえ」

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 17:59:15.91 W21AjOZW0
公爵の私室前〜〜〜

コンコン

長「公爵閣下、騎士様をお連れしました」

公爵「通せ」

ガチャ

長「失礼いたします」

女「失礼する」

公爵「ようこそおいでくださいました、騎士殿」

女「お初にお目にかかる、公爵閣下。不躾だが、まず質問がございます」

公爵「なんなりと」

女「なぜ、私めにこのような命を出されたのか、真意を問いたい」

公爵「やはりその質問でしたか。いいでしょう、お答えしますよ」

10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 18:02:53.15 DK7h2BZ70
【女騎士】
「……私(わたくし)の耳がおかしくなったのでしょう?失礼ながらもう一度だけ仰って頂けますか?隊長殿。
私には本日付けを持って貴族様のご機嫌とりの為に家政婦になれとそう仰られたように聞こえたのですが。」

【隊長】
「君の聴覚はおかしくなってはいないし、端的に内容を述べるならそうなるだろうな。しかし、正確にはお飾りの
ぼんぼん貴族なのではなく我が隊の首長たる公爵閣下だ。混同されるような発言は私としては些か困るな。」

【女騎士】
「そのようなことは私には瑣末なことで重要視することではありません!!貴君からこのような侮蔑を受けるとは
私は貴君を心底失望しました。貴君だけは私の本当の意味での理解者であるとそう信頼していたのに。それなのに」

【隊長】
「瑣末なことが重要なのが政治で、お飾りの貴族様なんだ。そんなことで大事な部下を本当の意味で失いたくない。
……おっと、今のところは内密にしておいてくれ。私としても信頼する部下を人身御供のような真似をするのは心が痛いが
これも隊の存続のためなのだ。我が隊の装備、食料、その全ての資金を統括、援助なされているのが公爵閣下なんだ。
あの方にとってはお戯れ程度なのだろうが隊としては侯爵閣下の発言を無碍するわけにも残念ながらいかんのだ。
公爵閣下は君を偉く気に入っているらしく手元に置きたいとのことだ。君はこの隊にとっても、私の部下としても重要だと
思っている。ある程度したら私から進言して貴君を隊に復隊できるように手続きを踏む手はずになっている。
……公爵閣下のお戯れに付き合ってあげてくれないか?我が隊の存続のためなのだ。」

書き手がいるならいいや。

11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 18:05:29.39 W21AjOZW0
>>10
なにいってんの?さっさと書けよ

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 18:38:11.61 4yPhe6eCO
誰でもいいから早く書いてくれ
寒いんだよ

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 18:54:13.77 f7glC1oBP
そして彼女は閣下の住む邸宅にやってきていた。
周囲は森に囲まれ、暗く陰惨な雰囲気を漂わせている。
ふいに、塀のあたりを歩く貧相な男を見つけ、女騎士は彼に近づいて話しかけた。
女騎士「・・・なんだ貴様は。このみすぼらしい顔の男め。ここをどこだと思っている」
閣下 「こんにちわ。僕が公爵と呼ばれている愚図です。はぁはぁ」
女騎士「ええええええっ。それは失礼いたしました」
閣下 「いいんです。そういうプレイもありかなって」
女騎士(―何を言ってるんだろうこの人は)
閣下 「ずっと強気な家政婦に憧れていました。だから騎士団から一人選んだのです」
女騎士「そ、そんな理由で私をここに?」
閣下 「そんな理由―だと? なめた口をきくんじゃあないっ!」
女騎士「も、もうしわけありませんでした!」
閣下 「や―そこは、閣下の馬鹿って怒ってくるところでしょう」
女騎士(えええええ・・・)

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 19:04:14.54 f7glC1oBP
女騎士(むう……何が悲しくてこんな仕事を……)
先輩「あなた、元騎士の方でしたっけ?」
女騎士「ああ。あ、いや、はい」
先輩「口のきき方がなってねえなオイ。解らないことがあったら、何も気兼ねなく私に聞いて下さいねえ」
女騎士「え? あの―はい」
先輩「それじゃ、わたしあちらの掃除行きますので〜」
ぱたぱたぱた
女騎士(幻聴か? きっとそうだ、そうにちがいない)
閣下「彼女の仕事ぶりをよく参考にするといい。彼女は出来る子だ」
女騎士「はあ―って、いつの間に現れたんですか」
閣下「僕はいつも女の尻ばかり追いかけまわしているッ!
   だから君のいるところやあの子のいるところに僕はいる!」
女騎士「……なるほど」
閣下「それでは失礼する。夜の準備があるのでね」
女騎士(―!)
ぱたぱたぱた
女騎士(家政婦……そしてあのエロ閣下……夜の準備……
    導き出される回答は一つ……母上、どうやら私も
    純白を散らす時がやってきてしまったようです。
    しかもこんな形とは……だが、相手は主君。ぶ、無礼は出来ん)

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 19:12:35.78 f7glC1oBP
夜の帳が下り、邸宅はエロゲのような怪しさをたたえていた。
与えられた部屋でベッドに座りながら女騎士は考える。
女騎士(くっ―こんなとき、何の知識もない私はどうすればいいのだ)
ガチャ
男「閣下がお呼びです」
ガチャ
女騎士(もう、か。ふふ―戦で敵と戦った時とはまた違う緊張だ。
    覚悟は出来た。
    やっぱり閣下に言って家政婦を止めさせてもらおう)

閣下の部屋へと向かう女騎士。

女騎士「失礼いたします。閣下、お願いが―」
閣下 「今いいところだからちょっと待って―おうっ」
目の前には四つん這いになる閣下と、
彼の尻に棒を突っ込む先輩家政婦の姿があった。
先輩 「空気読めよ」
女騎士「え」
先輩 「ごめんなさいね。閣下はこういうのがお好きなもので」
閣下 「あっ、あ、いくっいくいくっ―しゅごいしゅごいっ」
先輩 「うるせえぞ豚ァ……勝手にイったらだめですよお」
閣下 「はひいいいっ」
女騎士(もう帰っていいかなあ)

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 19:30:14.17 f7glC1oBP
閣下 「さて、すっきりしたところで君の番だ」
女騎士「わ、私もですかっ」
閣下 「当然だ。何のために君を呼んだと思っているッ!
    僕の個人的な趣味のためだッ!」
男  「素晴らしい。流石わが君主」
先輩 「ちょっと煙草吸ってくる」
閣下 「まず君にはエプロン姿になってもらい、
    ちょっと太ももをはだけてもらう」
女騎士「そ、そんなこと―できません」
男  「閣下に逆らうのかっ。下等戦士風情が!」
女騎士「きっ貴様言わせておけば―」
閣下 「やめたまえ諸君。僕も鬼じゃあない。何も取って食うつもりはない。
    何しろ私はどちらかというと女性に掘られるほうが好きだ」
女騎士「は?」
閣下 「女性は愛でるものであり、傷つけるものではないッ!」
女騎士(……要するに何かするつもりはないということか。助かった。
    だが、なんだ―この微かに感じる屈辱は)
閣下 「幸いなことに、僕は女性の色気で性欲を高める能力を持っている」
男  「流石は閣下です。私にはとてもできない」
閣下 「え?」

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 19:45:33.33 f7glC1oBP
女騎士「結局、私は何をすればよろしいのですか」
閣下 「エプロン姿でふとももをはだけ、あーん、またやっちゃったあ、
    と言って頭を軽く自分で小突くのだッ!」
女騎士「無理です」
閣下 「無理とか無駄とか言う言葉を君の口から聞くつもりはない。
    僕のマイサンにもう一度力を与えるのが君の仕事だ」
女騎士(僕のマイサン……?)
閣下 「解っていないようだな、見たまえこの巨大なエクスカリバーを!」
女騎士「うわあああっ」
先輩 「粗末なものを新人に見せないでください。閣下」
閣下 「そ、粗末かな」
先輩 「うふふ。今日はエプロン姿に言葉だけで良しとしましょうよ」
閣下 「え? あ、うん。そうだな。まあいいか」
先輩 「じゃあやれ」
女騎士「……あ、ああん、またやってしまつた」
閣下 「もう一度だ」
女騎士「くっ……。あ、あ〜んまたやっちゃったあぁん」
閣下 「うーん。どうも興奮せんな……明日までに鍛え直しておきなさい」
先輩 「慣れりゃ楽な仕事だよお。閣下もお優しいですし〜」
女騎士(純潔を守れたのだ。良しとせねば。だが、この屈辱……許し難い。
    今まで剣一筋に生きてきたとはいえ、女として馬鹿にされて
    黙っていられるほど私はたやすい女ではない)

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 19:51:52.15 wzcl/8gT0
頑張れ

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 19:54:01.05 f7glC1oBP
先輩 「女騎士さぁん、床の掃除してくださったんですね」
女騎士「はい。綺麗に磨いておきました」
先輩 「素晴らしいですね〜。もうすっかり家政婦が板についてきましたよ」
女騎士(た、確かにエプロン姿は似合って来ているが……
    これでいいんだろうか。剣の道を捨てたくはない)
カンカンカン
女騎士「む―庭で何かやっている―閣下が、剣の稽古をしているのか。
    なんと真剣な目つき、まるで別人―いや別人だ、あれはきっと」
男  「あれが閣下の本当のお姿です。貴族故に前線で戦うことは許されず、
    しかしああやって時々鍛えていらっしゃる」
ぱたぱたぱた
女騎士「閣下、お手合せいただきたいっ」
閣下 「やあ君か。悪いが僕は、女性に振る剣は持っていないんだ」
女騎士「それは侮辱というものです」
閣下 「……失礼、君が望むなら喜んで相手になるとも」
女騎士(普段と全然様子が違う……)

閣下 「ハァハァ、やはり実戦慣れした練磨の剣には勝てないか―」
女騎士「いえ、素晴らしい太刀筋です。正直、驚きました」
閣下 「よし―少し休憩しよう」
女騎士「はい」(なんだか、少し見直してしまったな―)

閣下 「あッ、なんだか耳がかゆくなってきたぞ!」
女騎士「は?」
閣下 「スゴク耳がかゆいッ。お、こんなところに耳かきが!
    だけど僕は耳かきが苦手だ。誰かが膝枕してくれないとできないっ」
女騎士「剣を置いたら別人になりましたね」
閣下 「君のふとももを愛している」
女騎士「真面目な顔で言わないでいただきたいっ」
   (稽古での姿を見たせいで、閣下相手なのに照れるではないか)

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 20:11:21.26 f7glC1oBP
女騎士(あれから、どうも様子がおかしい。閣下を見ると呼吸が乱れる)
先輩 「あらぁ〜。閣下、どうして寝ころんでらっしゃるんです?」
閣下 「女騎士の下着がここからだと見えそうで見えないのだ。
    折角特注で作らせた短い服だが、見えてしまっては面白くない。
    見えないからこそ見たくなる。でも見ない。これが美学だッ!」
ぐしゃ
女騎士「申し訳ありません。気づきませんでした」
閣下 「も、問題ない。僕も気付かなかった。踏まれるのもいい」
女騎士(普段の閣下は駄目ッ……話にならない……が……)
閣下 「どうした僕の顔をじっと見て。そうか、僕に棒を挿す気になったか」
女騎士「閣下、お気をつけください。手が滑りました」
閣下 「はがっ」
先輩 「いいエルボーですねぇ。私も真似しましょ〜」
閣下 「ふぐっ」

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 20:21:09.01 f7glC1oBP
雷が鳴る雨の夜。
時折空が光って轟音が鳴り響く。
女騎士「―これは荒れるな。洗濯物を早めにしまっておいてよかった」
先輩 「そうですねぇ。でも、なぜ震えているんです?」
女騎士「雷は苦手なのです。昔―敵に雷を使う男がいたもので」
先輩 「ああ、妄想ですね? わかります」
女騎士「ち、ちがうっ。本当にいたんだ。奴に苦戦して以来、
    どうも雷が鳴ると身構えてしまう」
男  「ククク……」
女騎士「む―何やら怪しい気配がする」
先輩 「あれは執事の方ですね。閣下の部屋へ入るみたいですよお」
女騎士「気のせいであればいいが、あの男は何か危険なものを感じる」
先輩 「ああ、中二病ですね? わかります」
女騎士「ちがうっ。何か閣下に害をもたらす予感がするのだ」
先輩 「うーん。まあ、それは」

閣下 「ぎゃああああぁぁぁ ぁぁ  ぁ」

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 20:30:45.68 f7glC1oBP
女騎士「やはり! 閣下が危ない」
先輩 「あほらし……大丈夫ですかあ、閣下〜!」
ばたん
閣下 「うびぇええええ」
女騎士「ちょ、抱きつかないで……ください……」
閣下 「だ、だってあいつが、あいつが僕のマイリトルサンを握って」
男  「心配召されるな。ただ私の中に案内して差し上げただけです」
女騎士「中……テリトリー……敵か!」
先輩 「ただアナールセクシャルしようとしただけでしょう」
女騎士「あな? せく?」
ごにょごにょ
女騎士「わああああああ! 汚らわしい、不潔だ、不毛だ!」
先輩 「ついでに山なし落ちなし意味なしですね」
男  「汚いとは誤解です。私はちゃんと腸内洗浄してきました」
閣下 「そういう問題じゃあないっ。
    確かに僕は掘られるのは好きだが、女性にだけだ!」
女騎士(なんという特殊な性癖……)
男  「安心して下さい。掘られるのは僕の方です」
先輩 「ま、腸内洗浄してるんだしねぇ」
閣下 「いやだああああ! 童貞を男に捧げるのは嫌だああ!」
男  「男同士は美しいのですよ、閣下。妊娠の心配もない。
    それに私は男だから貴方を愛したのではない。貴方だからだ!」
閣下 「どきっ……」
女騎士「か、閣下ああああ! 綺麗な字面に騙されないでください!」
閣下 「はっ、そうだった。危ないところだったよ。
    僕には僕を愛してくれる女性たちがいる。男とまぐわう気はない!」
女騎士「たち……?」
先輩 「誰が愛してるって? なに調子乗ってんだ、このクサレ脳みそ」
閣下 「あれ? ここいい話だよ? ほげっ」
どかばきぐしゃ

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 20:43:09.75 f7glC1oBP
時は移り変わって―。


男  「なんか一家離散して行くあてがないらしいな、剣道部」
剣道部「ああ、だが私はバイトして自分の力で生きていく」
男  「俺の家来いよ」
剣道部「は、はあッ?」
男  「家政婦っぽいことしてくれたら、全然いいよ。
    俺の家は妹と二人だし、お前が増えても大して問題ない」
剣道部「む―では、幼馴染の縁もある。言葉に甘えさせてもらうぞ」


剣道部「男、なんだこれは」
男  「わー! 何人の部屋覗いてるんだよ」
剣道部「このいかがわしい本とゲームは何だ。汚らわしい!」
男  「べ、べつにいいだろ。男は仕方ないんだって。
    それとも、お前がどうにかしてくれんのかよ」
剣道部「え―そ、それは―」

男  「……はっきり断われよ」
剣道部「えっと、その……」
男  「いいなら今ここでするぞ」
剣道部「ちょ、ちょっとまて! 心の準備が……!」
男  「そんなのは準備しながら出いいんだよ」
剣道部「ふ、服を脱がすんじゃない……」
男  「嫌がるならもっと本気で嫌がれって。そしたら止める」
剣道部「ず……ずるい奴だ」

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 20:44:23.78 f7glC1oBP
閣下 「という話を考えたんだ」
先輩 「今の全部前振りですか。死んだ方がいいですね。
    つかケンドーブってなんだよ。未来を妄想しすぎだろ」
女騎士「そんな話を聞かされて、私にどうしろとおっしゃるのです」
閣下 「こういうプレイがしてみたいのだよ。寸止めでいいんだ」
女騎士「さて、今日の業務終了……と」
先輩 「あ、お茶しますぅ?」
女騎士「私は鍛練があるので遠慮します」
閣下 「あの……はんぶんでもいいよー?」

25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 20:45:40.30 f7glC1oBP
閣下 「もうすぐ新年なわけだが」
女騎士「はい」
閣下 「姫はじめという言葉を知っているかね?」
女騎士「……」
閣下 「ンッンー? どうしたのかね? 顔が赤いが」
ぐしゃ
女騎士「それがなにか」
閣下 「ぐふ……それがだな、始めがあるのだから
    終わりもあるはずだと思うのだ。つまり姫終わり」
先輩 「あれですか。新年に向けてカウントダウンセクシャル」
閣下 「そんな下品な輩と一緒にしないでくれ。
    恐らく姫終わりとは、姫で終わるんだから射精と同時に新年」
女騎士「もっと下品ですが、斬ってよろしいでしょうか」
閣下 「剣は流石にやめようか。腕と違ってお腹は元に戻らないんだ」
先輩 「でも閣下は童貞を極められたお方。セクシャルとは無縁ですよね」
閣下 「確かに。僕は貴族だから穢れない身体でなくていけない」
女騎士(……)
閣下 「だから童貞でも姫終わり出来る方法を考えた。
    君達が口を使って喜ばせればいい」
女騎士「く、くく……な、なにを!」
閣下 「つまり言葉責め! 二人がかりならきっと触れずとも射精できる」
女騎士「あ……」
閣下 「ん?」
先輩 「あらあ? 女騎士さん、何を考えたのかしらあ?」
女騎士「な、何も考えてはいない。気、気のせいだ、赤くなってもいない」
先輩 「必死ですね」

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 20:59:46.27 f7glC1oBP
先輩 「閣下、何か人形のようなものが届いてらっしゃいますよ」
閣下 「おお! 来たか」
女騎士「いったい何を買われたのです? もしや、稽古相手を想定した―」
閣下 「イエス。ダッチワーイフ」
思い切り床を転げる女騎士。
閣下 「大丈夫か、気をつけたまえ」
女騎士「は、はい」
閣下 「みたいのはふとももまでだ。下着は見せなくていいぞ」
ぐしゃあ
女騎士「さて、この人形捨ててしまいましょうか」
先輩 「そうですね。ずいぶん精巧な人形ですけど……あら、名前が」
閣下 「ミク・ハツネを捨ててはならん! それは人類の至宝だ!」
女騎士「……どこがです。稽古相手としては貧弱すぎますが」
閣下 「おっぱいを押すと声が出るんだ」
女騎士「捨てます。閣下にはもっとむさ苦しいものが似合っています」
閣下 「男のダッチワイフは嫌だ!」
女騎士「だ、だっち……ごにょごにょから離れてください。
    剣の稽古やそういった荒事のことです」
閣下 「いかん、ミク・ハツネは高価だったんだぞ!」
人形にかけよる閣下。人形のおっぱいにあたって声が出る。
人形 「ワタシハ アナタノニンギョウジャナイモノ」
先輩 「さ、捨ててきますね」

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 21:01:07.71 INaNvpoSO


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 21:10:41.00 f7glC1oBP
先輩 「なんだか最近閣下の様子がおかしいんですよお」
女騎士「確かに、どこか心ここにあらず、というような」
先輩 「失恋かしらねぇ?」
女騎士「し、つれん……だと……」
男  「いやそれはない」
女騎士「き、貴様はいつかの! 首になったはずではないのか」
男  「首にしたらストーカーになるといって残りました」
先輩 「うわ……どっちも地獄じゃん」
男  「ともあれ、ほぼ毎日閣下を見守っている私が断言しましょう。
    あの方は恋などしていません」
先輩 「現状ストーカーじゃねえか。では、どういうことでしょうねぇ?」
男  「ふむ。どうやら偏った趣味ばかり追い求めていたせいか、
    エロ倦怠期に入られたようなのだ」
女騎士「なんだそれは……」
男  「いわゆる、賢者タイムだ。このまま長引くとまずい」
女騎士「賢者ならいいと思うが」
男  「長引けば生涯童貞(ウィザード)になるということだぞ」
女騎士「な、なん……だと……」

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 21:11:56.24 f7glC1oBP
閣下 「あー。日向あったけえな」
閣下の部屋をこっそり除く三人。
女騎士「なんということだ。絨毯の陽があたってる部分でごろごろしている」
先輩 「お爺ちゃんよりヤバくね?」
女騎士「このままでは閣下がウィザードに」
先輩 「……そうだ。これは、女騎士さんが恩に報いる時では?」
女騎士「む。私に出来ることであればなんでもしてあげたいとは思うが、
    ただ……閣下に恩……あっただろうか……いや、あったのか?」
先輩 「では、閣下に女の魅力をもう一度教えてあげるんですよ」
女騎士「私にそんな大役が果たせるだろうか」
先輩 「私の言うとおりやれば可能です」
女騎士「心強い言葉だ」
ごにょごにょ
女騎士「無理だ」
先輩 「無理とか無駄とか聞きあきました。やれ」

30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 21:12:37.62 f7glC1oBP
女騎士「失礼します」
閣下 「うん、どうぞ」
女騎士「これは貴方のためにやるわけではありませんから、
    そこを注意していただきたい」
閣下 「は?」
女騎士「おほん―そ、そんな大きいもの、はいりません閣下」
閣下 「すまないが意味が解らない」
女騎士「し、失礼しました」
バタン
先輩 「まあ駄目な時もある」
女騎士「私はもう駄目です。自害します」
バタン
閣下 「何をやってるんだ、いったい」
先輩 「閣下の性欲が消沈してらっしゃるようですから」
閣下 「ああ、昨日ちょっとミク・ハツネが寝かせてくれなくてね」
女騎士「まだあの人形捨てていなかったんですか!」
閣下 「当たり前だ! あれは人類の―」
バキッ
閣下 「わああああ僕のミクがああああ」
女騎士「これから、模擬稽古の相手として使わせていただきます」

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 21:14:05.48 f7glC1oBP
アセラナイデ オワルワ

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 21:48:46.54 UofkTpKi0
焦るわ

33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 22:08:10.91 f7glC1oBP
女騎士「閣下はどこだあああ」
先輩 「どうしたんですかぁ?」
女騎士「私の部屋にある下着が全部紐付きのものになっていた!」
先輩 「全部変えられる前に気づけよ」
女騎士「私は騎士だぞ。騎士たるものがこんな軟弱なものに……」
先輩 「ちょっと可愛いと思った?」
女騎士「……ちょっとだけ」

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 22:12:49.43 f7glC1oBP
閣下 「女騎士はどこだあああ」
先輩 「どうしたんですかぁ?」
閣下 「僕のあげた下着が稽古場の人形と一緒にズタズタに」
先輩 「それはなんと不届きな」
閣下 「でも数えてみたら、どうやら一部はまだ持っているみたいだ」
先輩 「にやにやですね」

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 22:28:23.66 f7glC1oBP
先輩 「いつも食事時は落ち着きがないですね」
女騎士「騎士は常に闘いと隣り合わせ。
    故に食べられるときに食べることが鉄則なのです」
先輩 「ガツガツ食うのはどうかと」
閣下 「いや、いいと思う。特に細長いものをほおばる口が素敵だ」
女騎士「むぐっ……じっと見るのは止めて貰えますか」
閣下 「口にソースがついている」
女騎士「うぐぐ」

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 22:31:26.44 f7glC1oBP
閣下 「なぜ君を家政婦に選んだか解るかね?」
女騎士「わかりません」
閣下 「ポニーテールだからだ。騎士とはポニーテールでなければいかん。
    ポニーテールでない騎士など聖騎士とは呼べぬッ!」
女騎士「私は聖騎士ではありませんが」
閣下 「じゃあ今日からセイントの称号を与えよう」
女騎士「そんな勢いでそんな称号を与えるなっ」

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 22:52:47.26 f7glC1oBP
先輩 「あら? それは」
閣下 「久しぶりにいいワインが手に入ったのだ。一緒にどうかな」
先輩 「遠慮しますぅ」
閣下 「む、前は飲んでくれたのに。では女騎士と二人で飲むとするか」

数分後

女騎士「何故女性の部屋に入ってきてワインを開け始めるのです」
閣下 「いいじゃないか。ちょっと飲むくらい」
女騎士「酒は判断を狂わせます。私は遠慮します」
閣下 「一杯くらい良いじゃあないか」
女騎士「では、一口だけ」

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 22:57:15.62 f7glC1oBP

数分後

閣下 「おらあ、もっと飲め。このやどー」
女騎士(閣下の様子がおかしい。もしかしてめちゃくちゃ弱い上に、
    かなり悪酔いするタイプ……酒乱なのでは)
閣下 「飲まねえなら俺が口うつしで飲ますろ」
女騎士「呂律が回っていませんね。もうワインはおやめ下さい」
ガタッ
もつれてベッドの上に倒れこむ二人。
女騎士「何のつもりですか」
閣下 「なんか今日の女騎士、綺麗だ」
女騎士「……やめてください」
逃げようとすると、閣下は女騎士の両手首を片手で掴む。
女騎士「くっ、なんて力……」
閣下 「さて……この残った手で何をするか、考えてみよう」
女騎士「あ、んっ―や、そこっ……は……」
閣下 「そしてこういうときはキスがお約束だ」
女騎士「んっ、む……は、あっ」
閣下 「どうしたね。目がとろんとしてきたようだが」
女騎士「違うっ、そういうことで、は……ん、ふぁ……」
閣下 「省略されました」

39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/30 23:41:01.72 O0GwIda50
しえん

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:06:15.08 CduV7pCT0
省略…だと…
寝たか?

41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:07:05.48 +R+VuzF5P
閣下 「うっ……出るっ……」
女騎士「だめです、中に、中に出して!」
閣下 「うぐっ、ぐげろおおおおお」
女騎士「……」
閣下 「眠いので寝る」
女騎士(人の身体を弄んでおいて私のベッドで就寝とは……。
    まあこんな落ちかとは思ったが)
先輩 「なーんだ。途中で寝ちゃったの」
女騎士「何故窓の向こうから見てるんです」
先輩 「二人のセクシャルを瞼に保存しようかと」

42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:11:13.45 CduV7pCT0
>>41=>>38?

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:18:08.53 +R+VuzF5P
閣下 「昨日はすまなかった。いやあ、記憶がまるでない」
女騎士「吐しゃ物を布袋に出して眠られましたので、お部屋に運びました」
閣下 「うむ。なんか他にもあったような」
女騎士「何もありません」
閣下 「んーおかしいな」
女騎士「何もありませんでしたが、何か他におっしゃることが?」
閣下 「ないです」

>>42
yes

44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:22:54.32 CduV7pCT0
>>43
そうか なら支援

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:23:37.64 +R+VuzF5P
閣下 「おかしい。何か女騎士が怒っている」
先輩 「公爵閣下様。私が真相を教えますですよー」
閣下 「おお、流石僕の一番のメイド」
先輩 「気安くメイドとか呼ぶな殺すぞ」
ごにょごにょ
閣下 「なんとそんなことをこの僕が」
先輩 「はい。ガチで」
女騎士「いったい何事です」
閣下 「おお、女騎士。昨日はすまないことをしたようだ」
女騎士「は?」
閣下 「どうやら僕は童貞を喪失し、君に子供を妊娠させたらしいな。
    何やら、女騎士が妊娠確実ッ! とか言ってたそうじゃないか」
女騎士「言うかそんなこと! ていうか解るかッ!」
閣下 「え? じゃあ、僕のテクでらめぇって言ってたのも」
女騎士「妄想は一人でしててください」
先輩 「気持ち悪い妄想は一人でしててください」
閣下 「え、あれえええええ」

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:30:32.46 nlsV8UBG0
この騎士はまさかエルフのお姫しゃま

47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:32:22.47 +R+VuzF5P
女騎士「全くあの男は、我が主君ながら悲しくなってくる」
先輩 「うっかりベロチューしてしまった感想は?」
女騎士「む、意外と上手くて……って何を言わせる!」
先輩 「真っ赤だねー。かーいーねー。マジうぜえ。ほんとかーいーよー」
女騎士(何か……いや、気のせいだろう)
先輩 「実はファースト・インパクトだったりして」
女騎士「ば、馬鹿な。私とて恋の一つや二つや三つ四つ」
先輩 「あの震え方は初めてっぽかったんですけどぉ」
女騎士「ちが、違うっ」
先輩 「殿方を気持ち良くしてさしあげる方法もご存知なさそうですよねぇ」
女騎士「それは、まあ……知らないが」
先輩 「これからは殿方の剣も振ってあげなくては」
男  「それならこの私が享受して差し上げるが」
女騎士「結構です」

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:36:58.61 CduV7pCT0
支援

49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:38:39.99 +R+VuzF5P
閣下 「どうやら僕は勘違いしていたようだ!」
女騎士「何を唐突に」
閣下 「あの夜、君は僕を最低の屑と呼んでくれたそうじゃないか」
女騎士「呼んでませんし何もありませんでした」
閣下 「もう一度頼むよォオオオオ。声だけでいいんだ」
女騎士「土下座するのはやめてください」
先輩 「私が代わりに呼んであげますよぉ。この屑、ウジ虫、キモい! 臭い! 使えない!」
閣下 「ああ、素敵だ……興奮してきた」
女騎士「えええええ」

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 00:49:46.76 +R+VuzF5P
女騎士「時に閣下、これはなんでしょう」
閣下 「知らないのかね、これは猫耳と呼ばれる東洋の神秘だ」
女騎士「東洋は変態の巣窟ですか」
閣下 「ともあれ素晴らしいと思わんかね。使い方は解らないが」
女騎士「猫耳、というくらいですから被るのだろう」
閣下 「これは高級なものだ。使用人、家政婦には使わせられんな」
女騎士「使うつもりは毛頭ないです」
閣下 「というわけでこれは僕がつける!」
女騎士「どうぞどうぞ」
閣下 「ど、どうかな。似合うかな」
女騎士「すばらしくにあつてます。とてもとても」
閣下 「素晴らしい棒読みのおかげで理解した。男には合わないやうだ」
女騎士「……何故こっちを見てるんです」
閣下 「みてみたいとは思わんかね。新しい地平を」
女騎士「私は騎士に戻るつもりで……って、無理やりつけるなあっ」
閣下 「ふうふう、似合うじゃあないか」
女騎士「全く、戯れを……」
閣下 「うっ! いつもの言葉なのに耳が揺れるだけで破壊力が違う!」
女騎士(駄目だこの人は)
閣下 「そうだ、モップを! モップを持ってポーズを取ってくれ!」
女騎士「フン、こう……ですか! このっ!」
閣下 「モップは武器じゃあない! 痛い! でも素晴らしい!」

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 01:03:36.99 CduV7pCT0
閣下きめえwww
支援

52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 01:45:35.63 +R+VuzF5P
女騎士「今日はお客が見えているようだ。粗相のないようにせねば」
先輩 「うん、気をつけた方がいーよ。相手は伯爵だけど、
    同じ穴のムジナって言うかぶっちゃけ変態だから」
女騎士「閣下と同格……それは危険だ」
閣下 「僕を一緒にしないでくれたまえ」
女騎士「閣下! これは失礼いたしました」
閣下 「君たちに紹介しよう。こいつが友達の女伯爵だ」
女伯爵「どうも伯爵です。服従のポーズとってもいいかな」
女騎士(いきなり濃い挨拶されたが、これはどうすればいいのだろう。
    黙ってれば美人というのは残念な人のための言葉だったのか)
女伯爵「ちなみに好きなものは強気な女騎士です」
女騎士「出会い頭に服従のポーズは止めてください」
女伯爵「あ、パンツ見えた」
女騎士(相手は同性故にどうしたものか……)
閣下 「ほんとだ」
ぐしゃ
女騎士「いや貴方は駄目です」

53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 01:52:39.67 +R+VuzF5P
何故か水着的なものを着て風呂にはいる女騎士。

女騎士(基本的には閣下は素晴らしい方だ。家政婦にも分け隔てなく、
    それに浴場も自由に使わせて下さる。考えられないことだ)
閣下 「かぽーん」
女伯爵「かぽーん」
女騎士「さっきから何をしている」
閣下 「僕はマーライオン的なものだ。気にするな」
女伯爵「私は、特に何もないけど気にするな」
女騎士「伯爵は同性ですし構いませんが、閣下は出て行って下さい」
閣下 「安心したまえ。目を閉じている」
女騎士「そういう問題じゃあない」
女伯爵「ならばちょっとその乳房を触らせてくれ」
女騎士「意味が解りません」
閣下 「瞼がぴくぴくしてきたから、少しだけ目を開けてもいいかな」
女騎士「貴方は早く出て行けっ」

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 01:59:31.36 +R+VuzF5P
女伯爵「ひとつ言っておくことがある。私は女が好きだ。性的な意味で」
女騎士「なんとなく解っていましたが、それでなにか」
女伯爵「実は君に踏まれたい」
女騎士「断ります」
女伯爵「じゃあ一人で妄想しててもいいかな」
女騎士「妄想は流石に止められません」
女伯爵「はぁはぁ、ああ、女騎士が公爵に犯されて……」
女騎士「何故口に出す! そして何故閣下が現れる!」
女伯爵「私は寝取られるのに燃えるんだ」
女騎士(病んでいる……これが、貴族か)

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 02:14:33.51 +R+VuzF5P
閣下 「最近、ちょっと右手の筋肉がつきすぎたと思うのだよ」
先輩 「オネイニーのしすぎだろ。筋肉がつくのは素敵じゃないですかあ」
閣下 「その通り。最高で一日八回もの過酷なソロプレイ。
    そこにおいて僕は気づいた。人にやって貰えばいいと!」
先輩 「私は棒とかで突っつくのはいいですけどぉ、
    そういう肌が触れるようなのは絶対無理!」
閣下 「あ、そう……そんなに強く否定しなくても。
    仕方ない。それでは女騎士に鍛錬の機会を与えようか」

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 02:18:20.44 +R+VuzF5P
数分後。

女騎士「人に目隠しをさせて何をさせるつもりです。
    いかがわしいことでしたら……」
閣下 「ただの筋トレだ。君の鍛錬に協力しようと思ってね」
先輩 「そうですよぉ、筋力アップに効果的なんですよ〜」
女騎士「なるほど―それはありがたいことです」
閣下 「はぁはぁ、それではまず目の前にある棒を握ってもらおう」
女騎士「む? これですか、何やら硬いような柔らかいような……?」
閣下 「そ、そうだ。強く握りすぎてはいけない。
    ゆっくりと、上下に振って鍛えるのだ」
女騎士「それだけで鍛錬になるのでしょうか」
閣下 「いい! スゴクいい!」
女騎士「……ちょっと待て」
目隠しを脱ぎ捨てる女騎士。すぐに彼女は眼をそむける。
女騎士「人をだましてこんな……最低の屑がすることだ!」
閣下 「おうっ、そんな甘やかされるとヤバいです」
先輩 「さてとティシュー上げますから一人で処理して下さい。
    女騎士さん、あちらに抗菌用の石鹸がありますから」
女騎士「入念に手を洗わせてもらう。あんなものを触ってしまったし」
閣下 「ふぅ……すまなかった。僕はどうかしていたのかもしれない」
剣を抜く女騎士。
女騎士「賢者タイム発動して何をいうか!」

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 03:54:09.28 MIi3Niz6O
ふぅ

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 05:32:54.98 mYGeWA26O
落ちるなぁぁぁぁぁぁ

59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 06:50:15.20 mYGeWA26O
支援

60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 07:30:17.87 mYGeWA26O
まだかな

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 08:25:14.28 PeroFV6h0


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 09:07:10.06 D0hoPrHO0
あなたって

63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 09:47:05.05 CduV7pCT0
保守

64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 10:13:38.19 mYGeWA26O
いやん

65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 10:50:44.68 as1vjs7d0
ばかん

66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 10:56:23.48 CduV7pCT0
そこはだめなのよ

67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/31 11:07:44.16 mYGeWA26O
わたしまーつーわー


最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

4104日前に更新/37 KB
担当:undef