しんのすけ「ひまわり…お、お兄ちゃんとお医者さんごっこするぞ!」 at NEWS4VIP
[2ch|▼Menu]
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
09/12/25 22:37:15.51 b+vEv2Wh0
お兄ちゃんが突然そんなことを言い出したのが、今から一ヶ月くらい前だったと思う
「えー、寒いから嫌だよ」
私がそういって素っ気無く返事をすると、お兄ちゃんはがっかりしたような
そしてどこか落ち着きのないような様子で「あぁ、そ、そうだよね」なんて
妙に早口でひとりごちながら、あわてて自分の部屋に戻って行った
そしてついさっき、いつもみたいにお風呂に入っていた時のこと
私が、ちょうど湯船から立ち上がろうとした瞬間
お風呂場のドアが、一気にがらりと開かれて
「あっ、ごめん…入ってるって気がつかなかったから…」
薄い湯気の向こう側で、お兄ちゃんがこっちを見ていた
脱衣所の冷たい空気が、ドアからするりと流れ込んできて
私の塗れた肌をひんやりと撫でて、鳥肌を立たせる
「寒いよう、早く閉めて?」
「あぁ、ご、ごめん」
目を落ち着きなくキョロキョロさせながら、お兄ちゃんはドアを閉める
ドアの磨りガラスの向こうで、脱衣所から影が出て行くのがわかった
少し肌寒くなってしまったので、ざぶんと湯船に、体を沈めなおす
お兄ちゃん、私の着替えが置いてあるのに気がつかなかったのかな
早く上がって、変わってあげなきゃ
そんなことを考えながら、ふと思う
お兄ちゃんは、私がいるのに気がつかずに、お風呂場のドアを開けたのに
そういえば服は着たままだった
お風呂に入ろうとしていたんじゃ、なかったのかな?変なの
「よくわかんないや」
湯気の立つ体で脱衣所へ出て、すぐに体を拭いて、新しい下着とパジャマに袖を通す
気持ちがいい、お風呂って大好き、すごくサッパリした気分
脱衣所を出る前に、今日一日着ていた服をまとめて洗濯カゴへと放り込む
脱衣カゴに入れておいた下着がなくなっていたことに
私は、全く気が付かなかった
お兄ちゃんは14歳、私が9歳、そんな冬の日の、夜のことでした


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

4085日前に更新/167 KB
担当:undef