姉「何か今日のお葬式気味が悪かったね・・・」
at NEWS4VIP
536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 20:37:46.94 n8eJp0FH0
俺「あ・・・・?」
????「―は――たるか」
俺「(女の声・・・・? でもなんだ・・・・この寒気は)」
????「ひとは――たるか?」
俺「なにを・・・・いってる」
????「ひとは、信ずるに足るか?」
俺「なんだと・・・・? いや、てかアンタさっきの」
????「まだ、わからない・・・・」
俺「(影が・・・・晴れて・・・・)」
????「ゆえにとう、ひとは信ずるに足る存在か?」
俺「姉・・・・ちゃん?」
537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 20:38:16.11 Cc3Pf3qm0
4円
538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 20:43:12.76 n8eJp0FH0
姉?「わたしにはまだわからない・・・・」
俺「おい!姉ちゃん・・・・!俺だよ!」
俺「(体が重くてうごかねぇ・・・・!)」
姉?「お前にはわかるか、ひとの子よ」
俺「何言ってんだ姉ちゃん!しっかりしろ!俺だよ!わかんねーのかよ!」
姉?「・・・・・・・・・・」
俺「おい!どこ行くんだよ!父さんは・・・・母さんやみんなはどこだ!」
姉?「・・・・・・・・・・」
俺「(くそ・・・・動けよ俺の体・・・・!そこに姉ちゃんがいるんだぞ!・・・・なんで)」
俺「何で・・・・目が、霞んで・・・・姉ちゃん・・・・・・・」
539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 20:50:57.96 tu/ONq4KO
>>288
宮内庁と防衛庁と国家公安委員会と外務省(特務)は宗教(国際的宗教以外)に厳しい
ついでに、知人の元宮内事務員に「私は今上皇帝ラブです(法王や女王より偉い)と言ったら」
「左翼や右翼には気お付けてね」
と、言われた
540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 20:51:52.45 n8eJp0FH0
彼女の父「・・・・・・・・・・・っ」
彼女の母「目が覚めましたか」
彼女の父「お前・・・・」
彼女の母「無茶をなさって・・・・もう若くないんですから、気をつけてください」
彼女の父「(どうなってる・・・・? 車は・・・・燃えて―事故ったか)」
彼女の父「○○君は?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
彼女の母「大丈夫ですよ・・・・じき皆一緒になりますから」
541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 20:59:39.03 4Llzp/zXO
さるった
542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:00:47.78 n8eJp0FH0
彼女の父「お前・・・・いや、そうか。そういうことなのか―」
彼女の母「わかってらしたんですか?」
彼女の父「分かっていたような気もするし、まだわかっていないような気もするよ・・・・」
彼女の母「・・・・・・・・」
彼女の父「ただ君は私たち家族をよく支えてくれた・・・・そのことは分かっているつもりだ」
彼女の母「私はずっと母親でしたから・・・・あなたたちと家族になってから、ずっと・・・・」
彼女の父「その結果がこの有様か・・・・すまなかったな」
彼女の父「――」
裁断音
543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:10:30.68 n8eJp0FH0
俺「・・・・・・・・・・・ぅ」
俺「(・・・・・俺は何を・・・・)」
俺「そうだ!姉ちゃん―いない、か・・・・」
俺「(なんだったんださっきのは・・・・着物は着てたが、たしかにあれは姉ちゃんだった)」
俺「けど妙なこといってたな・・・・あれは一体・・・・?」
544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:11:35.54 n8eJp0FH0
さるさんうぜwwwwwww
545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:23:43.63 n8eJp0FH0
俺「とりあえずここにいても仕方ないか・・・・おじさんは確かこの下の道が町に繋がってる
って言ってたな」
俺「(けど下りの分は得したとしても、道自体は半周近くは向うか・・・・)」
俺「歩くしかないか」
私服の男「それには及びませんよ」
俺「あんた・・・!」
546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:29:30.58 n8eJp0FH0
俺「どうやってここに・・・・」
私服「施設の近くで事故が起これば我われでなくとも分かることだよ」
俺「事故?じゃあおじさんは・・・・」
私服「ああ、すぐ上に大破した車両と彼女の父親のものと思われる大量の血痕を発見したよ・・・・
しかし、死体は確認できなかった」
俺「死体って・・・・いや、確認できないってどういうことだ?」
私服「わからない、事故現場状況からして相当負傷しているはずだが、周囲の捜索では彼がいた痕跡さえ
発見できなかった」
俺「・・・・・・・・・・・」
547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:30:51.38 W3kEMeyD0
支援
548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:35:42.78 n8eJp0FH0
私服「とにかく君には施設に戻ってもらう・・・・事態は予断を許さない状況だ。これ以上面倒な
ことは御免こうむるよ」
俺「・・・・・・・・」
私服「私からいっても無駄か・・・・これを」
俺「え?」
私服「君と話したいそうだ」
549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:42:10.51 n8eJp0FH0
彼女『もしもし・・・・私』
俺「○○(彼女の名前)・・・・」
彼女『お願い、もう帰ってきて・・・・事故にあったんでしょ? きっと行っちゃダメって
ことなのよ、だから・・・・』
俺「・・・・・・・」
私服「彼女にはまだ、父親のことは伝えてないよ」
俺「○○・・・・俺、行かなきゃならないんだ」
彼女『○○・・・・!』
俺「姉ちゃんがいたんだ」
550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:45:12.76 n8eJp0FH0
彼女『え?』
俺「なんか変な感じだったけど、あれは確かに姉ちゃんだった・・・・」
私服「それは・・・・」
俺「わからない、ただここにはもういない・・・・でもいる場所は確かだ」
彼女『あの・・・・町なの?』
俺「うん」
彼女『どうしてもいっちゃうの?』
俺「ああ・・・・」
551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:47:52.68 n8eJp0FH0
彼女『生きて、帰ってきてくれる・・・・?』
俺「約束する」
彼女『きっとだよ』
俺「わかってる、だから泣くな」
彼女『・・・・っ』
俺「何だよ、舌打ちか?」
彼女『わからないならいいわよ、ばか』
552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:54:50.58 uDJGZNeg0
支援
553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 21:56:10.71 n8eJp0FH0
私服「代わりました、私です・・・・ええ、そうです。・・・・そうですね、確かに。では彼を・・・・・
ですがそれでは・・・・ふむ」
俺「(ホルスターに拳銃・・・・リボルバーじゃないな、自動式か・・・・それに車には発煙筒と、
いざとなればガソリンもあるか)」
私服「物色かね?」
俺「なんだ、もう終わったのか? 何だって?」
私服「君を守ってくれ、と」
俺「あん?」
私服「少し事情が変わってね。君がどうしてもいくというなら、私も同行する、という条件で
町まで連れて行く」
554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 22:02:42.35 n8eJp0FH0
俺「どういうことだ?」
私服「君は知る必要はないと思うが?」
俺「ここまできて緘口令もないだろ」
私服「・・・・今まで伏せていたが君の姉には君と君の家族とはまた別に保護命令が出ている」
俺「どういうことだよ」
私服「私が話せるのはここまでだ・・・・ともかく、君といれば君の姉と接触できる確立が高い、と
いう判断だ」
俺「姉ちゃんは俺が助ける。姉ちゃんだけじゃねぇ、家族みんなだ」
私服「それはそれで一向に構わないよ・・・・では、いこうか」
555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 22:26:30.10 cSP4hWQsO
個人的に>>497がかなり気になる
556:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/18 22:32:39.57 6cNYcxhP0
>>555
もう一度見たいけど・・・
題名も何もかも忘れてしまった
最新レス表示スレッドの検索類似スレ一覧話題のニュースおまかせリスト▼オプションを表示暇つぶし2ch
4150日前に更新/152 KB
担当:undef