【加瀬英明】「9条」だけで平和は守れない 中国は「戦争の準備を進めよ」と公言している[9/15] at NEWS4PLUS
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1:ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/
15/09/15 23:36:57.18 .net
 私は、安全保障関連法案の審議が続く国会のまわりを訪れるごとに、反対派の人々の、のぼりやプラカードを見て、
「アホ」と思った。
 「日本は戦争をしないと誓った国」「戦争反対」「戦争はゴメンだ!」といった、のぼりやプラカードだが、行くべき場所を
勘違いしている。国会ではなく、東京・元麻布の中国大使館の前で気勢をあげるべきなのだ。
 中国の習近平国家主席は「5000年の偉大な中華文明の復興」を「中国の夢(チュングオモン)」として煽って、
しばしば公的な場において、「戦争の準備を進めよ」と命じている。
 中国の発表によっても、毎年、国防支出を世界のどの国よりも大きく増している。一体、日本政府と中国政府のどちらが、
戦争熱に憑(つか)れているのだろうか。
 162年前にペリーが黒船を率いて江戸湾にやってきたときに、もし、浦賀の海岸に「日本は戦争をしないと誓った国」という
のぼりを立てて迎えたとしたら、米国によってたちまち侵略されて、後に米国がフィリピンを奪ったときのように、抵抗した
数十万人か、数百万人の国民が虐殺されていただろう。
 120年前の日清戦争、110年前の日露戦争にあたって、「戦争反対」といっていたとしたら、日本が中国のチベット、
ウイグルになったか、ロシアによる支配を受けていたはずだ。
 反対を叫ぶ人々は怠惰だから、日本の幕末からの苦難の歴史を、まったく学んでいないのではないか。
 日本に“平和憲法”という「呪(まじな)い札」があるからといって、世界の弱肉強食のあり方が、ちょっとでも変わるわけではない。
 平和憲法は、平和をもたらしてくれない。そんなに「第9条」が素晴らしいものなら、中国の脅威を切実に蒙っている、
インドからフィリピンまでの諸国が競って改憲して、「第9条」を採用していたに違いない。
 ウクライナ憲法に「第9条」があったとしても、ロシアが2014年に白昼、ウクライナからクリミア半島を奪い取るのを、
阻止できなかったはずだ。ロシアは軍服から記章をはぎ取った部隊を、民兵として偽装して、クリミアに乱入させた。
 東西冷戦が終わってから、1994年に米国と英国はロシアとともに、万一、ウクライナが侵略されたら、軍事的に守ることを
保証する合意文書(ブダペスト覚書)を交わしていた。
 ところが、米国も、英国も腰が引けて、動かなかった。
 ■加瀬英明(かせ・ひであき) 外交評論家。1936年、東京都生まれ。
zakzak 2015.09.15
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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