さしすせ書★書の未来 ..
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680:わたしはダリ?名無しさん?
11/12/20 19:17:21.74
(この際、>>665の続き。)
模倣にも技術や印象など色々ある。件の一字書「蠅」には守一のイメージがつきまとった。
単に、離れようとしても拭えないだけ。近づく方向なら翠軒高弟の宮川翠雨が既に試みた。
意図なき模倣は呪縛となる。つまり模倣は呪縛を含むため、制作態度に直接左右されない。
逃れよう、振り払おうとする鑑賞態度もある。すると模倣の対象が蠅のように寄ってくる。
鑑賞にも呪縛がある。作品を入手すると、展覧会とは違う鑑賞の仕方が強いられるだろう。
見る鑑賞の落とし穴には、遅かれ早かれ蓋をせねば。そこでこそ、書の使い方が試される。
例えば茶掛は客や時節などを考えて主人が選ぶ。一般家庭の床の間も使い方次第で変わる。
誰もが自ずと使い方を模倣し、それに見合う書式が定まる。根底には「用の美」があった。


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