椎路ちひろ、富士通解雇10周年記念 at OKAMA
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1:ストップ!!名無しくん!
08/04/02 20:03:19 zVc8jT0Q0
「みる・きく・はなす」はいま第20部〜ネットの中の「私」(1)
去年五月。首都圏にある大手電機メーカーの研究員(三一)は、会議室で上司にぐちっぽく言われた。
「君が辞めてくれれば、会社への脅迫はなくなる。相手は総会屋かもしれない。来月は株主総会だよ」
会社にはそれまで、研究員に関して外部から十通近いメールが届いていた。
<勤務時間中に社内から私用で発信している><ネットワーク上で他人を誹謗中傷している><女装癖があるようで、写真週刊誌が喜びそうなネタですね>
研究員は差出人の名前に見覚えはあったが、実名ではなく、特定できなかった。
自宅待機を命じられ、一週間ほどして諭旨退職処分を通告された。理由は「インターネットを私的に使った」だった。
業務と関係のないホームページを見た。私用メールを十通出した......。社員がどんなホームページを見て、どういうメールを出したか。会社はすべて記録し、-保存していた。
処分理由を会社側はこう説明する。
「ネットワーク利用に関する社のガイドラインで、業務目的以外に利用することを禁じている。何度か警告したにもかかわらず、私用メールを出しており、就業規則に-反する行為だった」
社員のメールチェックも法的な問題はないと主張する。
「株主総会を控えて、会社は過敏に反応したんでしょう。私を辞めさせることで、混乱要因を排除しようとしたのでは。ネットワークの私的利用というのは表向きです-よ」
元研究員は悔しそうに振り返った。失業状態はまだ続いている。
朝日新聞1999年4月30日朝刊より


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