強制女性化小説ない?Part38 at EROPARO
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250:リフレクター
10/01/10 14:38:55 ylhKWwtI
 すごかった!!
 あたたかくてやわらかくてプニプニしてるナツのツヤツヤの唇でついばむみたい
にキスされたら、それだけで涙が出そうになったんだ。大袈裟でも冗談でもなく
『電気が走る』って、ああいうのを言うんだって、初めて知った。それからナツの
指が肌の上を滑るたびに、体が“びくびくっ”てなって“じゅわぁん”ってなって、
僕はただナツにしがみついているしか出来なかった(女の子の肌って、むちゃくちゃ
敏感なんだなって、その時に改めて知ったよ!)。
 あの夜の仕返し?
 あとでそう思ったりもした。
 でも、ナツの唇も指も、僕を気持ち良くしてあげたいっていう気持ちが溢れてて、
その時の僕はそんなこと考える余裕すら無かったんだ。
 真っ白なシーツの海で溺れながら、「やだ」とか「ゆるして」とか「やめて」と
かいろいろと口にしたような気もするけど、ナツはぜったいに許してくれたりはし
なかった。
 「しぬぅ」って、ホントに思った。
 エクスタシー? ……エレクチオンって言うのかな? 男だったら射精した時に
感じる、あの頭が真っ白になる感じ(オルガスムスとも言うって、後でナツに聞い
た)。女の子は、突然強烈な快感が来るって感じじゃないけど、ゆっくり長く、じ
わじわと高まっていって、それから一度強烈なのが来たら、後はそれがいつまでも
続く感じだった。
 男の快感がダイナマイト「どかんっ!」だとしたら、女の快感は花火かな?
 「ひゅ〜〜〜〜……」ってきて、「どんっ!」「どどんっ!」「どどどどどどんっ
!!」って感じ。
 ナツにそう言ったら、
「セイは面白いこと考えるね」
 って、笑った。
「ナツは……どうなの?」
「何が?」
 全身に汗をかいてベッドにぐったりした僕の頬に“ちゅっ”とキスしながら、ナ
ツは悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「あの時って、どんな風に感じるの?」
「あの時?」
「わかるでしょ?」
「そうだなぁ……うん、暗闇で後から髪を引かれる感じ」
「怖いねソレ」
「怖いよ。自分がどうにかなっちゃいそうになる。どこか暗くて深い所に際限無く
落ちていくような、もう二度と戻れない場所に連れて行かれちゃうような、どうし
ようもない怖さかな。でも、それだけじゃないんだ。すぐにふわっとしてふわふわ
して、例えてみると雲の上に寝転がってるような、そんな感じがすぐにくる。それ
がものすごく気持ち良くて、幸せで、こんな感じをいつも女の子は感じていたんだ
なって思うと、最初にそんな風になった時にはちょっと嫉妬しちゃったよ」
 ころん、と僕の隣に横になり、一緒になって天井を見つめた。
「何に?」
 寝転がった拍子にナツの特大なおっぱいが“ばゆん”と揺れて、僕はナツにしが
みつくようにしてそのやわらかくて良い匂いのするおっぱいに頬を寄せた。
「女の子達に」
「ええっ?」
「だってさ、男ってのは何をどうしたって、最後は射精で終わるだろ?」
「う、うん……」
「というより、最後に射精するために気持ち良くなっていくっていうか……乱暴な
言い方しちゃうと、射精がゴールでその先が無い。でも女は違う。オルガスムスが
来てもそれが終わりじゃない。その先があるんだ」
「先?」
「セイも感じたんだろ? いつまでも続く長い長い気持ち良さの先。どうしようも
ない幸福感。幸せ。ああ、生きてるっていいな、そんな気持ち。でもそれはきっと
だったら感じなかったものだと思う。その……セイがいたから、アタシにもそれが
感じられたんだって、そう、思うんだ」
 僕は胸がいっぱいになって、ナツのおっぱいに頬を摺り寄せながら目頭がじわじ
わと熱くなるのを感じていた。

251:リフレクター
10/01/10 14:42:24 ylhKWwtI
「セイも感じたんだろ? いつまでも続く長い長い気持ち良さの先。どうしようも
ない幸福感。幸せ。ああ、生きてるっていいな、そんな気持ち。でもそれはきっと
一人だったら感じなかったものだと思う。その……セイがいたから、アタシにもそ
れが感じられたんだって、そう、思うんだ」

「一人」が抜けました。

252:リフレクター
10/01/10 14:43:30 ylhKWwtI
次でたぶん終わり。
収束と旅立ち。

ではまた。

253:名無しさん@ピンキー
10/01/10 14:49:42 gU5tpNpx
おつおつ
異星人にどう仕込まれるか怖いわ

254:名無しさん@ピンキー
10/01/17 02:23:45 wMAjbEVB
乙です。
久々に来てみたら昔の作者さんが来てたり、見知らぬ方が頑張ってたりでうれしいなあ。

255:24-367
10/01/17 08:02:11 le4/Czry
準備室に帰ったとき、ほとんどの生徒が目を泣き腫らした跡があった。
隣の机を見ると、同じように目を泣き腫らした少女が
いそいそと帰り支度を始めていた。
その鞄の中に一冊の本が入っているのを見た。
「野沢、まさか今からレスリング部に?」
かつての面影が感じられないほど華奢な少女になった野沢が
レスリング部に戻ろうと考えているのは聞いていた。

しかし、まさか今の彼女にそれができるとは考えられなかった。
かつての面影のない美少女となった野沢は俺のほうに向きかえった
「俺は、なんとしてもレスリングに戻りたいんだ。
この学校に女子レスリング部はないけど、あいつらならわかってくれるはずだ。
もう一度体を鍛えて元の俺を取りもどすんだ」

俺は女になった初日に野沢が見せた涙を思い出していた。
今、目の前にいるのはレスリング部で無類の強さを誇っていた野沢だった。
姿はどうあれ、俺の目にはかつての姿の野沢が見えていた。

俺は、部活棟へ去っていく野沢をじっと見送る。
そんな俺の心には、不気味な色の受け入れたくない影が忍び寄っていた。

「お、葉山じゃないか」
校門で瀬川が俺に声をかけた
「まったく、先生も進路だなんだと今更俺を呼び出さなくてもいいだろうに…」
ぼやく瀬川を俺はどこかほほえましい眼で見ながら俺の心に封印していたものが蘇った。

進路…か…

俺はこれからどうするんだろ…

そんな俺と瀬川の後ろを切れ長の目の男が歩いていた。



256:24-367
10/01/17 08:02:35 le4/Czry
家に帰っても、まぶたの裏には中野の顔とペニスが頭に浮かんで離れなかった。
下半身がどこか熱を帯びていることに気づいていたが、意識して遠ざけていた
考えたくなかったのだ。
今日のフェラチオで女としての被虐的な快感を得ていたことを。



その夜、俺は部屋の隅から一冊の本を出してきた。
いわゆるエロ本だ。

そこには、今までお世話になった美女のヌードが踊っている。
俺は、かつてのようにグラビアの美女を犯している想像を働かせて股間をまさぐった

できるだけ胸は見ないようにしていた。
自分が弄くっている「股間」がいわゆる女性器であるのも考えないようにしていた。

自分の「男」が健在であるのを確かめたかったのだ。
目の前であられもない姿を晒している美女を前に徐々に高まってゆく。
俺は体の欲求にしたがって指を操っていった。
指は徐々に自分の体の奥底へもぐりこみ、それとともに腰が火がついたようになる。
膣の中へもぐりこんだ指を自分のアソコがビクビクとくわえ込んでいるのを感じて…


俺はその指を抜いた。

指にはてらてらと愛液がにじみ出ている。

いくら女性の裸で興奮しても、その興奮を受ける体は女として高まっていく。
それとともに、この体は明確に男のペニスを欲しがっていた。
脳裏に昼間の中野のペニスから飛び出す精液がフラッシュバックする。

気がついたら目の前が涙で歪んでいた。

惨めになっていく自分を落ち着かせるため別のことを考えようと目の前のエロ本を見る。
「そういえば、これって…」
中学生の頃、加納と瀬川と一緒に夜中にこっそり入手したものだった。
あの3人のうち、男は瀬川だけになってしまった。
「エロ本、もう要らないだろ?」
昼間の瀬川のセリフが蘇る。
「そのとおり…かも…」
誰に言うとなく俺は一人ごちた。


257:24-367
10/01/17 08:03:03 le4/Czry
翌日、俺たちはいつもどおりの時間に登校した。
さすがに今更クラスメートを避ける意味はないからだ。
目の前に加納がいた
加納は携帯電話を見せてきた。
着信履歴には綾香の名前が連続していた。
「昨日、いやあの日からずっと綾香は俺に電話やメールをしてきているんだ。
いつもならすぐに出ていた電話も返信したメールも帰ってこない。
俺のことに気づいたのかどうかはわからない。
ただ、今の俺には女の声で綾香と会話する勇気も
今の状況をメールにして伝える勇気もないんだ。
いっそこのまま俺に愛想をつかしてくれればと思うくらいだ。
そうなれば俺は諦められる。でも、俺にはそれができないんだ」
加納も昨日、放課後のアレに参加した。
俺と同じような苦しみにくわえて綾香のことも重なった
加納の逡巡が手に取るようにわかった。
その加納には彼女の写真を見せびらかしているときの自信満々な様はどこにもなかった。
まさか、あのときは加納と、その彼女に対してこんな感情を抱くとは思わなかった。

その日、授業開始前にひそかに漏れ伝わった噂があった
「野沢が、レスリング部の男たちにレイプされたらしい」
「野沢を部室に取り囲んで全員にやられたらしい」
「今、レスリング部員が職員室に呼ばれているらしい」
結局、職員室から出てきたレスリング部員には何事もなく、噂は噂のまま広まっていった。
噂の中心の野沢が今日学校を休んでいたという事実だけを残して。


258:24-367
10/01/17 08:03:29 le4/Czry
教室についた俺は昨日に借りたノートを返しに行く。
柿崎と言う男だった。
昨日質問攻めに加わってなかったと言う理由でノートを借りたが、
実際にはあまり口をきいたこともない相手だった。
だからか俺がノートを貸して欲しいと頼んだときもあまり関心なさそうな表情だった。
なんか苦手だな…と思いながら頼んだことを思い出しながらノートを返した。
「ありがとう」
そういってノートを渡す。それくらいは礼儀だろう。
「どうだ?役に立ったか?」
無関心に受け取るかなと思ったら、こっちを向いて尋ねてきた。
「あ…ああ」
意外な対応に驚いておざなりの返答をした。
「それはよかった…今日はよろしくな」
柿崎の声が追いかけてくる。
あんなヤツだったっけ?
男のときからの記憶を動員するが、いまいち思い出せなかった。

席に戻って瀬川の顔を見る。
瀬川はその顔も対応も今までどおりだった。
「何だよ、俺の顔に何かついてるのか?」
あわてて手を振る。
中学以来の友人に何か悪いことをしたような気がした。



259:24-367
10/01/17 08:04:38 le4/Czry
今日の奉仕の相手を見て、今朝の発言を思い出した。
目の前にいたのは柿崎だった。
寝そべった状態の男がこっちに笑みを浮かべた。
しかし、当の柿崎は全裸で、男の象徴をこっちに向けているのだから
俺にとっては形容しがたい恐怖を増幅させるものでしかなかった。
今朝の会話と言い、急にフレンドリーな対応を始めた柿崎に
紛れもない気味悪さを感じたのだ。

それでも…やらなきゃいけないんだ…
覚悟を決めて服を脱いでペニスに近寄る。

ペニスの前で女の裸身を晒す頼りなさは昨日と同じだった。

柿崎の体と、その中心で存在を誇示している男の部分に
無意識に目が行く。
その視線の端の小さな変化に気づいた。

「!!!!」

奉仕する男は、両手足を鎖で拘束し、鍵で固定している。
それで、俺たち奉仕する側の安全は確保されている。

男の両手を繋ぐ鎖を壁に固定する金具。
その金具が錆びて切れていたのだ。

柿崎は股間と俺に視線をやっているせいかそれに気づいていない。
しかし、それに気づいたら…

両足は拘束されていても上半身が動ければ、俺を押し倒すことは出来る。
急に両足が震えた。

ボタンを押すことは出来るが、
それを押したことで異変に気づいた柿崎が俺を犯すまでの間に
誰かが来てくれる保証はない。

ならば…

俺は、ひざまずくようなポーズをして、胸を強調してやりながら
柿崎のペニスに舌を這わせる。

俺の取れる手段は、それに気づく前に柿崎を射精させてしまうしかないのだ。


260:24-367
10/01/17 08:05:58 le4/Czry
「今朝のノートの分、奉仕して…あげる…」
俺の男の自意識とたたかいながら無理やり女言葉を作る。
全裸のまま胸を突き出すポーズで男に奉仕するのはひどく恥ずかしかったが、
それで少しでも興奮してくれれば、そう思ったのだ。
ぺろぺろ…

すえたにおいのする股間に我慢して近づいて小さな舌を出して尿道をいじる。
なるべく可愛く見えるようにしようとする。

「はぁ…あぁん…」
舐めてやりながら、喘ぎ声を出してやる。
俺が男だったらどんな風にされるのがいいか、
一所懸命記憶をなぞって心の中の俺と相談しながら奉仕してやる。
ちゅぱ…ちゅぱ…
音を立てて柿崎のモノをしゃぶる。
上目遣いの目線で、柿崎の顔を見上げる。
切れ長の目がもの欲しそうな表情で蕩けるのを見た。

柿崎がその快感から上半身を起こそうとする。

チャラ…

鎖が金具から外れる。

まずい、これに気づいたら…

俺は、あわてて体勢を返した。
すなわち、俺の股間で柿崎の視界を塞いでやったのだ
位置が逆転した柿崎のペニスを、今度はほおばってやる。

「ふあぁ…あぁん!や!…い…あぅん」
途中までは演技だった喘ぎ声が本気のものに変わる。
柿崎がおれの股間を舐め上げだしたのだ。

261:24-367
10/01/17 08:07:17 le4/Czry
刹那ペニスから口が離れそうになるが、がんばって頬張る。
股間から伝わる刺激で演技で装った俺の「女」が顔を見せる
「いいの…もっと…はぁっ…」
喘ぎ声にまぎれて苦しい呼吸をしながらも口は柿崎のペニスをむしゃぶる
まるで口が性器になったような気がした。
上と下の口それぞれに卑猥な刺激を受けて、全身でセックスをしているような錯覚に陥った。
口の中のペニスが、徐々に固く大きくなっていた事も気を止めず、ひたすらに柿崎に奉仕した。

注意力がペニスだけに向かっていた。

チャラ…

その刹那、俺の背中に冷たい感触が走った

!!!

快感に流されてか自ら気づいてかはわからないが、両手が自由であることに気づかれたのだ。

俺があわてて口を話した瞬間、視界が反転した
柿崎が俺の腰を掴んでひっくり返したのだ。余りにも軽々と。

仰向けにされた俺の目の前には、真っ赤に充血して隆々と屹立するペニスがあった。
腰をがっちり掴まれた俺は逃げ出すことも忘れて呆然と目の前の異物を見ていた。

体が小刻みに震える。


「葉山…」
それだけをいって俺の股間にペニスがせまり来る。
血走る目には今朝までの影の薄い柿崎も、今朝のフレンドリーな柿崎もいなかった。
いたのは俺の奉仕ですっかり理性を吹き飛ばした獣だけだった。

股間に柿崎は体を割り込ませる。



もうダメだ。

俺は、顔を背けて、来るであろう痛みに備えるために歯を食いしばった。


262:24-367
10/01/17 08:08:06 le4/Czry
びちょ…びちょびちょ…

体中になにやら温かい液体が降り注いだ。

恐る恐る目を正面に向けると、ぼたぼたとだらしなく精液を垂らすペニスが目に入った。
さっきまでの奉仕で爆発寸前になったペニスがここで暴発したのだ。

柿崎の力が急激に弱まっている。
あわてて俺は柿崎の両手から逃れると、ボタンを押して男から離れた。

両足は繋がれたままなので追ってはこない。

そのまま服を着て部屋を飛び出した。

体中に残る精液がぬぐわれないまま体中に気持ち悪い感触を残したが、
気にする余裕はなかった。

部屋を出て、物陰に逃げ込んで…

俺はかがみこんだ。
肩が小さく震える。



怖かった。



ずっと震え続けていた。


頭の中が何かを考えられるようになる頃には外は暗くなりつつあった。

「かえら…なきゃ」
かろうじてそれだけを考えるとよろよろと歩いて校門へ向かった。

一人で歩いているのがとても心細かった。
自分が女であることの無力さを改めて思い知った。

校門で瀬川がいた。
「一体どうしたんだ?俺はずっと探していたんだぞ」
俺が姿を消したと言うので瀬川たちが俺を探していたのだそうだ。
そういう瀬川に俺は思わず抱きついた
「お…おい?」
瀬川がどう思っているかはどうでもよかった。
とにかく今は何か自分を受け入れてくれるものが欲しかったのだ。

俺の瞼に残る、俺にかぶさる柿崎の血走った目を、とにかく消したかった。


263:名無しさん@ピンキー
10/01/17 08:09:18 J6azVtvy
支援

264:名無しさん@ピンキー
10/01/17 10:38:54 hal1FZiU
続き物?
唐突に始まったんで、わけわからない

265:名無しさん@ピンキー
10/01/17 10:53:57 5Wa3CThe
とりあえず保管庫か前スレを名前で検索しろ新参

266:名無しさん@ピンキー
10/01/17 18:01:58 WeH4L9cw
礼は言わなくて良いから午後ティー買って来い新参

267:名無しさん@ピンキー
10/01/18 09:42:36 8RitsSnx
>>265
古参騙り乙wwww

268:名無しさん@ピンキー
10/01/18 21:14:30 R12zKhMl
涙目で顔真っ赤になってるぞ新参

269:名無しさん@ピンキー
10/01/18 22:48:04 pbkIHgCe
TS法シリーズの続編か

270:24-367
10/01/25 00:36:44 wOpSAJVC
前スレの265からの続きです。

規制に巻き込まれたり連投規制があったりするので
どこまでいけるかわかりませんが続きを…

次の日は土曜日

女の体ではじめて迎える休日だった。

昨日の体験の余韻が残る俺には二重にありがたい休みだったが、
ゆっくりさせてはくれなかった。

俺は妹に連れられて買い物に引きずりまわされる。
買うものはもちろん女物の服や化粧品。
もう買っているからいいといっても美樹は聞きはしなかった
「いいじゃない、あたしが女の子らしい服の何たるかについて教えてあげるから。
それにしてもあたしそっくりよね」
どうしても着せ替え人形にしたいらしい。
半ば観念したかのようにあちこち引きずり回される。
ブラウスにスカートに、アクセサリー。

そして、化粧品。

店員にしてもらう化粧は、自分がするそれよりはるかに手馴れていた
「もうちょっと化粧上手くならないと彼氏できないよ」
いまだに自分が女子である事を認められない俺にとって
そのセリフは痛かった。

買い物が終わったら美樹の勧めでパフェを食べに行く。
この体になってから味覚が変わったのか妙に可愛らしいスイーツが欲しくなってきていた。

「でさ…」
俺の向かいでくだらない話をしていた美樹が急に真剣な表情になって聞いてきた
「女の子の体ってどうだった?」
急に直球な質問にスプーンを落としかけた。
「な、何でそんな事聞くんだよ?」
「だってあたしそっくりの体だもん。アニキがその体を堪能しているんだとしたら
あたしの体に欲情しているようなもんじゃない?」
急に女になった最初の夜のことがフラッシュバックする。
「…その反応を見たら大体わかった。
ま、どうせその体アニキのだし、いいってことにしといてあげる。」
生意気な表情でそれだけいって止めをさしてきた。


271:24-367
10/01/25 00:37:07 wOpSAJVC
月曜はいつもより少し遅く出た。
校門で加納の姿を見た。


その瞬間、俺は凍りついた。


加納の隣に他校の制服を着た少女がいたのだ。
加納が未だに自分の境遇を説明できないでいた彼女だった。

彼女は加納の前でへたりこんで泣き崩れていた。

「そんな…ひどい…」
それだけを言いながら、嗚咽が止まらないでいる。


彼女の前で立ち尽くす加納、その目には涙が流れていた。

さっきまでの間にどんなやりとりがあったかは明らかだった。


俺は、しばらくその場を動くことが出来なかった。



その日の放課後も、俺は一人の生徒のペニスに女として奉仕していた。

金曜日のことを言ってしばらく休ませてもらおうとしたが、要領を得なかった。
「柿崎君…だからねぇ…余り波風たてたくないんだよ」
柿崎が有力者の息子であるらしいことを知ったのはその後だった。

俺は、金曜と同じ様に奉仕させられることになった。
全裸で男の前に立つ自分。
それを好色そうな目線で見つめる男。

俺は、ペニスに近づいて手でしごいてやる。
柿崎のことを思い出したくない俺は、手だけで何とか出してやろうと思った。
男のとき、どうすれば気持ちよかったか、それを必死で思い出してしごいてやる。

男のときは…

男の…

そのとき不意に気づいた。

自分が男のときの自慰の記憶が急激に薄れていたのを。

男の体のとき、どこをどうやったら気持ちいいのか
それが連想できなくなっていた。


272:24-367
10/01/25 00:37:48 wOpSAJVC
結局俺は、手で満足させられず、口を使ってなんとか終わらせることが出来た。

俺の心の中の何かが消えつつあるのを感じていた。


それから、三週間ほどの月日が経過した。
俺たちは毎日クラスの男たちに奉仕し続けていた。
奉仕した生徒の顔を見ると、奉仕したときに見たペニスがくっきりと目に浮かぶ。
そんな生徒がクラスの半分を占めようとしていた。

最初はペニスを触ることも嫌だったが、
慣れるにつれて、口に咥えることもあたりまえのようになってきた。
今日奉仕しているのは瀬川だった。
「お前も毎日するのは嫌だろ?
いいから、やったことにしてボタン押そう」
俺を気遣ってか全裸で縛られたままそんな提案をはじめた。
瀬川の気持ちもわかる。
しかし、瀬川の顔を見た途端に奇妙な感情がわいてきた。
俺は服を脱ぎながら瀬川に言った
「そんなこと言わずにイッた顔を見せてくれよ」
そういって俺は瀬川のペニスを頬張った。
ちろちろ舌を出しながら亀頭や尿道に刺激を与える。
動けない瀬川が浮かべる気持ちよさそうな顔がおれの嗜虐心を刺激する。
いつになくノリノリで俺は男に奉仕していた。
瀬川のものを咥える傍ら、俺は片手で自分の女性器を慰める。
瀬川は自分の快感に一杯になっていて、その目の前で俺がオナニーしていることに気づいていない。
瀬川の目の前で女として奉仕しながら女の快感を得ている自分に
俺は倒錯的な快楽を覚えていた。

瀬川のペニスが怒張して、精液を吐き出した瞬間
俺は股間から潮を噴きながら絶頂に達した。
口内にぶちまけられた精液は無我夢中の内に飲み干していた。
喉を通る男の臭い。
普段は嫌悪感ばかりのそれも瀬川の臭いだと思うと嫌じゃなかった。

全てが終わったあと、満足げな瀬川の顔を見る。
奉仕でこんなに楽しい気持ちになったのは初めてだった。

翌日、瀬川が俺に目を向けられなかったのを可愛いと思った。
それとともに、俺の心の中に理由のわからない感情が浮かんできた。


273:24-367
10/01/25 00:38:34 wOpSAJVC
奉仕活動に参加する者の人数はわずかに減っていた。
生理がはじまった者は奉仕活動そのものを免除されるからだ。
その代わり、その後から「お誘い」の話が浮上するわけだが。




俺の体調に異変が起こったのはその翌朝だった。

下腹が重い…


痛い


痛い痛い痛い


今まで経験したことのない痛みだった


ここ一月ほどで慣れたはずの女性の体にどうしようもない心細さを感じた。
動けないほどではないのでなんとかベッドから這い上がる。

「なにか今の体に関して辛いこと、理不尽なことがあったら
あたしのところへ来なさい。相談に乗るわ」

その言葉が蘇ったのはそのときだった。
あわてて名刺を探し出し、電話をかける。

今の体の異常について一番相談できそうなのはあの人だと思ったからだ。



274:24-367
10/01/25 00:39:09 wOpSAJVC
「…おめでとう…といっていいのかしら」

白衣で現れた梓さんが簡単な検査をして、いとも簡単にその結果を告げた。

「生理…ね。生理痛って言葉は知っているでしょ?」
そういわれた俺は、下腹部に手を当てる。

来るとは聞かされていたし、覚悟はしていたが、
これほどの痛みを伴うとは思っていなかったのだ。

「ああ、それは人によるけど、一般にあなたみたいなTS娘の
最初の生理は重くなる傾向があるみたいね。
と、いうより生理に慣らされていないところで育ったから
重く感じると言うほうが正しいかしら。
大抵のTS娘は最初は重くても二回目からは普通になっちゃうみたいだし」

と、いわれたが、この下腹部の痛みは形容がしがたい不快感をもたらしていた。
これと一生付き合わないといけないのか?

「あと、女性ホルモンが一気に分泌されるからそれが作用するとも言われているわね。
これが終わったら急速に女性化しちゃう娘も多いみたい。いいか悪いかはともかく」
それは余り考えたくなかった。
心の中まで女性化した自分を想像することが何より怖かったからだ。
そんな俺をみて梓さんは考える表情になって聞いてきた。

「ねえ、男に…戻りたい?」
そりゃ、戻りたいに決まっている。
女になってから同級生のいやらしい目線が怖いし、
毎日同級生のペニスをしゃぶらないといけないし、
いずれはそいつらの誰か子供を孕まなきゃいけなくなる…

「TS法…それが全て悪いってわけね」
肯定も否定もしない。今の俺にそんな大きなことまで考える余裕はないからだ。

「じゃ…もし、あなたが普通の女の子のように好きでもない男に奉仕したり
子供を産んだりしなくていいなら…どう?」
一瞬瀬川の顔が浮かんだがそれを振り切って沈黙する。

とはいえ、心の中では微妙な感情がないとはいえない。
なにしろ、今の俺の体は美少女と言っても間違いではない。
鏡で見てもときどきドキッとしてしまうくらいだし、
休日街に出ても結構チヤホヤされる事がある。

男って単純…どこか遠いセリフのようなセリフが実感をもって感じられてきているのだ。
あとは…


275:24-367
10/01/25 00:39:35 wOpSAJVC
そこまで考えたところで梓さんから痛み止めの薬を渡される。

「今日は余計な話聞く余裕もないみたいだからこれで引き上げるけど、
余裕が出来たらあたしのところに来ない?面白いものを見せてあげるわ」

そう言い残して去っていった。


その日は学校を休んだが、翌日以降もしばらく奉仕はしなくてよいということになった。
ひさしぶりに安息の日々が訪れた気がした。
他のTS組も前後して生理になったようで、奉仕からもれた男たちがくやしそうにしていた。
もっともクラス全員が俺か加納のいずれかに奉仕されているのだから、
贅沢な悩みだと思わなくもなかった。
俺たちはそんな機会すらなく「奉仕」させられる側に回らされたんだから。


俺は、階段を下りていた。
階段を下りきったとき、突然強い力に物陰に引きずり込まれた
「!!!」
階段の背後の死角、そこに引き倒される格好になる。
状況の急変に驚く間もなく俺は組み伏せられた
目の前にいたのは…


「柿崎…」

その名を出すのが精一杯だった。

目の前の柿崎の顔は紅潮し、目は血走ったまま俺を凝視している。
荒々しく息を吐きながら俺を睨むその表情に恐ろしいものを感じた。

「美樹…美樹そっくりだよ…ようやく美樹を俺のものに出来る…」
その名前を聞いた瞬間、不気味なものを感じた。
俺の名前でなく妹の名前!それを何故?

体を起こそうとしたが、完全に乗りかかられている上、
男と女の体力差が俺の体から自由を奪っていた。
上着に手をかけられる。
体を必死に動かして抵抗するがままならない。
柿崎の血走った視線に体が震える。


276:24-367
10/01/25 00:40:47 wOpSAJVC
柿崎は俺の唇に口づけをしてきた。
そのまま俺の口に舌を入れる。
ディープキスだ。
今までの奉仕で何回もしてきたことだが、その恐怖感は別の次元のものだった。
口の中が犯された感覚がはっきりとあった。

そのまま上着をたくし上げられて、ブラとそれに包まれた乳房が柿崎の目の前に晒される。
しかし、どうすることも出来ないまま柿崎はブラを引き剥がすように脱がせた。
ぷるん…
揺れる乳房が外気に晒された。
「綺麗だよ…美樹…」
美樹の名前を出されて、俺は美樹が犯されているような錯覚を覚える。
柿崎の血走った視線に嘗め回されるが、それをどうすることも出来ない。
その自分の弱弱しさが悔しかった。

それを見て柿崎は顔を俺の胸にうずめた。
ちゅばちゅば…

嫌だ、気持ち悪い…

柿崎は俺の乳房をもみだした。
自分から奉仕していたときはありえなかった男に無遠慮にもまれる感覚。
「痛っ!」
鷲掴みにされて思わず声が出た。
気持ちよさなんかまったくない。痛いだけだ。
しかし、徐々にねっとりともまれていく内に体の奥底が熱くなるのを感じる。
気味の悪さと伝わる感触、そして反応してしまう「女の体」に俺の抵抗が弱っていく。


柿崎の手がスカートの中に伸びる。
股間に手が入り込む感覚…

俺の下半身に冷たい空気を感じた。


目の前には柿崎の手に取られた俺のパンティが見えた。
柿崎は俺を押さえつけたままズボンを脱ぎにかかる


犯される!

俺は底知れない恐怖感に襲われた
柿崎は俺の太腿を開かせる
「い…いやだ…」
俺の声は情けないほど震え上がっていた
足が震えて立てない。体が動かない。怖い。


太腿を開かれ、柿崎がその間に入り込む。
柿崎のペニスは隆々とそそり立っていた。
処女を失う恐怖。男に犯される恐怖で目の前が暗くなる
「お願い…やめて…」
そういうのが精一杯だった。
もう、哀願するしか手段がなかった。


277:24-367
10/01/25 00:44:47 wOpSAJVC
連投規制の関係で今日はここで引きにします
(この先続けるともっと肝心なところで切れそうなので)

278:名無しさん@ピンキー
10/01/25 12:38:52 ge8HvXfG
寸止めuzeeeeeeeeeeee!

279:名無しさん@ピンキー
10/01/25 13:09:17 nZYJPVvT
焦らしプレイ(*´д`)ハァハァ
これを楽しめない>278は可哀想w


280:名無しさん@ピンキー
10/01/25 13:11:13 Dv3Ngf7b
女の子になっておちんちんキモチイオしたいお・・・

281:名無しさん@ピンキー
10/01/25 14:44:06 jEnazU2f
もっと肝心なところだと(ゴクリ

282:名無しさん@ピンキー
10/01/26 01:05:08 RkRmu4Ti
このスレのせいで魚の性転換の本をまじめに読めなくなった。
どうしてくれる。

魚には性染色体がないから性転換できるやつがいるんだってさ。

283:名無しさん@ピンキー
10/01/26 10:59:55 PghFnMon
ファインディング・ニモのカクレクマノミとか?

284:名無しさん@ピンキー
10/01/27 19:22:11 DQRoGo3M
>>282
どちらかの性別の個体が減ると性転換するんだっけ?

つまり男性人口が増えすぎた未来とかで、

285:名無しさん@ピンキー
10/01/28 09:17:48 dk21pbOi
職人さんいつまでもお待ちしておりますsage

286:名無しさん@ピンキー
10/01/28 10:25:21 nhwVnL/1
クマノミは、つがいのメスが死んだら自分がメスになっちゃう
人間にたとえると子持ちの男やもめが女体化だ。

287:名無しさん@ピンキー
10/01/28 13:06:56 TQux9Xhx
それが人間でもあれば……

288:名無しさん@ピンキー
10/01/28 13:30:38 Nh6pzO3n
>>284
Y染色体の方が先に滅亡するらしい
Wikipedia項目リンク


>>287
まず結婚しないと。


289:名無しさん@ピンキー
10/01/28 18:15:40 XdnQjAtr
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
コイツに寄生されてみたい


290:名無しさん@ピンキー
10/01/28 19:07:56 DEYXWyZW
まずは朝虫する必要がありそうだ。

”朝、目覚めるとザムザは自分が虫になっているのに気がついた。”

目指せリアルザムザ!

291:名無しさん@ピンキー
10/01/28 19:10:45 DEYXWyZW
>>290
自己レス
朝おんスレだと思って
朝おんネタで書いちゃったよ。スレチスマン。

292:名無しさん@ピンキー
10/01/30 17:28:08 seLjyMXY
まあ住人は被ってる人が多いだろうからいいんじゃない?w

293:名無しさん@ピンキー
10/02/01 01:00:28 biCS2pZv
3ヶ月立ちション禁止を自らに課してた。

久々に立ちションしてみたが、やっぱ楽だわ!


294:名無しさん@ピンキー
10/02/01 01:53:39 olu6uaSf
誰が被ってるだと


295:名無しさん@ピンキー
10/02/01 02:43:27 UuTyQs08
ハゲ乙

296:名無しさん@ピンキー
10/02/02 14:09:14 GdbeTDs/
まぁ朝おんは朝おんでいいよな

297:名無しさん@ピンキー
10/02/06 11:13:31 vcNq/P4Z
亀だけど今ジャンプでやってるぬらりひょんの孫っていうのが該当作?

298:名無しさん@ピンキー
10/02/06 17:04:52 x2RqpsgK
海外出張先でマフィアにとっ捕まり、女性化させられる主人公
何とかその国にいた知り合いに助けてもらい帰国するも、職場では敵が多かった主人公
弱みを握られてはいけないと、知り合いに調査を頼み、自分は部下の家に身を寄せる事にする
しかし唯一自分の味方だと思っていた部下も、女性化した主人公に劣情を抱き、ある日……

みたいな二次創作の電波を受信したが発信源は此処ですか

299:名無しさん@ピンキー
10/02/06 17:06:33 bMlr36lr
早く受信した電波を文章にする作業に戻るんだ

300:名無しさん@ピンキー
10/02/06 19:34:33 TKjhOFvD
>>298
URLリンク(www.coara.or.jp)
ここらへんじゃないか?

301:名無しさん@ピンキー
10/02/07 03:36:39 JvRHncxX
明朝フォントはやめて!

302:名無しさん@ピンキー
10/02/07 12:47:40 0J5LLGsH
そこのサイト
ネタがえぐ過ぎて萎える

303:名無しさん@ピンキー
10/02/07 12:53:24 Onjk5syj
そうか? 俺は逆だ。
ワンパターン&ハッピーエンドで萎える。

304:名無しさん@ピンキー
10/02/07 16:29:01 S1UmH1rq
すぐなくなったり更新停止するTS小説サイトが多い中で、これだけ書き続けてるだけで
すごいと思うよ。ワンパターンになるのはしょうがない。

ただ、リアル手術ものが多いから、拒否する人が多いのも理解できる。

305:名無しさん@ピンキー
10/02/07 18:30:50 4Qpi5Sgl
話しのパターンとしては芯まで女性化があまり無いから読んでて安心なんだけどね。
身も心も女性化して男と寝るんじゃ、それはただの和姦じゃないか!と。
ただ、なんと言うか、文体が読んでて苦痛になるときがある。

贅沢な話だがw

306:名無しさん@ピンキー
10/02/08 15:57:47 QhtrCOpO
“不可思議な力でかわいい女の子に”

が、TSじゃないのか?

307:名無しさん@ピンキー
10/02/08 18:10:57 N9hFp6Xe
手術だとただのニューハーフだしな


308:名無しさん@ピンキー
10/02/08 20:40:33 h8sA2xu9
普通の手術とかだと、肉体的に男の部分が残ってるから
女の偽物みたいで嫌なんだろうな

309:名無しさん@ピンキー
10/02/09 02:38:18 ejT4Tb11
ブーダイーン電脳砂漠シリーズのジョージ・アレック・エフィンジャーも作中で書いているように
どれだけ進んだ性転換手術も、骨を縮めるとこは出来ないとしているぞ。
「手」「骨盤」「肩幅」「肋骨」「喉仏」「膝蓋骨」がそれに当たる。
そしてそもそも、肌がきめ細かくない。

310:名無しさん@ピンキー
10/02/09 04:51:27 IFtDmYL1
>>309
骨は「簡単には」縮まないが(長期的には縮む、骨は生きた組織で常に破壊と再生を繰り返していて、老化で実際に縮む)
肌はホルモンだけでも質が変わるだろ?
SFの場合、現実がクリアする問題でもあえて個性化設定としてできないとする事もあるし
当時はできるとは思ってなかったのでできないとなっているケースも多々ある
21世紀初頭のインターネットと携帯の普及なんて30年前の未来予想図にもないのと同様に

311:名無しさん@ピンキー
10/02/09 18:27:46 TboghIZ+
月夜の晩に犬耳しっぽの幼女に変身すればよい。

312:名無しさん@ピンキー
10/02/09 23:28:55 ZEdIDWgz
犬耳と猫耳の区別ができない

313: ◆???
10/02/10 13:06:56 wLK6hSG9
話題を押し戻すけど、>>289を人間に寄生させるとどうなるかすごく知りたい。
何なら被検体になってもいい。死ぬかもしれない?そんなの構わんさw

314:名無しさん@ピンキー
10/02/10 13:59:07 sosmQGBF
>このバクテリアは、宿主を性転換させて単為生殖化を引き起こすだけでなく、
>宿主を“気味の悪い怪物”に変身させてしまう。

本当に被検体になりたい?w

315:名無しさん@ピンキー
10/02/10 15:00:55 ZriV55F/
そのバクテリアを研究して完璧な女体化が実現できたとしても
どうせ50年後とかだから俺らクソジジイじゃん

んで10代とかの若者がTSして快楽に堕ちる姿を
指をくわえて見てないといけないのか、死にたくなってきた

316:名無しさん@ピンキー
10/02/10 16:48:25 wVbMen6S
だが、そのバクテリアの能力に若返りが付与されていたら…。

317:名無しさん@ピンキー
10/02/10 16:58:46 mthk49gm
ついでに粘膜感染で淫乱化も付与してギギギ

318:名無しさん@ピンキー
10/02/10 19:46:32 kuy81tZr
>>315
URLリンク(www.alcor.org)
女性化技術が確立されるまでは、これに入っていればいいんじゃね?

319:名無しさん@ピンキー
10/02/11 09:29:43 4ReGvxTi
ちょっとアリゾナ行ってくるわ


320:名無しさん@ピンキー
10/02/11 23:01:35 eSEEeNzF


321:名無しさん@ピンキー
10/02/11 23:01:39 ku6BcoYr
停電起きたら、半生

322:名無しさん@ピンキー
10/02/13 04:32:40 kE7F6wj1
凍らすのは比較的楽なんだが解凍が難しいんだよな
チルドなら美味しくいただけるが長期保存には向いて無い支那

>>314
ほりほねさいぞう的なアレならむしろ大歓迎
氏賀Y太的なアレならちょっと考えさせてくれ


323:名無しさん@ピンキー
10/02/13 15:18:24 pWjtS/1I
ずっと投稿がないと思ったらfictionmania落ちてるし・・・

324:名無しさん@ピンキー
10/02/13 22:48:20 ZG2KihGO
女体化での電車痴漢でいいのない?

325:名無しさん@ピンキー
10/02/14 01:31:54 qCcambsZ
バレンタインチョコを食べたら薬が持ってあって女体化、とかアリかな?

326:名無しさん@ピンキー
10/02/14 04:45:07 0xRI2RBZ
URLリンク(www.yourfilehost.com)
URLリンク(www.yourfilehost.com)
URLリンク(www.yourfilehost.com)

327:名無しさん@ピンキー
10/02/14 04:54:19 ZHnFr9ja
>>323
?
検索してみると良いと思うよ

328:名無しさん@ピンキー
10/02/14 08:28:09 cZ6TOYq6
>>325
女体化したら次の男の人に呪いのチョコレートを渡す。
女体化連鎖が起きるのですね。



329:名無しさん@ピンキー
10/02/14 13:44:49 LzlayI4F
>>328
分泌液を混ぜたチョコを食わせると、そいつも女体化するんだな?
よぉーく分かった

330:名無しさん@ピンキー
10/02/15 09:29:13 sNV6Yk8m
バレンタインデー前までは男子校だったが、その日を境にして女子校に変わる。


331:名無しさん@ピンキー
10/02/15 18:45:37 xUYhEiNC
共学通り越して女子高かよ

332:名無しさん@ピンキー
10/02/15 20:50:13 qBnSI/JN
>>330
二週間ほどキャッキャウフフして
百合の園を堪能したら男女同比率に変わりだす。
ホワイトデーを境に男子校に戻るが
春の花見シーズン頃から何人か女子学生を見掛けるようになる。
夏、プール開きも間近になると女子校に。
烏賊ループ

333:名無しさん@ピンキー
10/02/16 05:41:19 S8DQStFa
投下します。

334:名無しさん@ピンキー
10/02/16 05:42:19 S8DQStFa
「うへぇ。気持ち悪いな、この像」
 休日のとある美術館。
一宮 アキは木彫りの彫刻の前で、顔をしかめていた。
「…おにいちゃん、そんなこと言って、ばちが当ってもしらないよ」
 非難するような眼でアキを見るのは、彼の妹のハルだ。
「でもよ、この像、やっぱりおかしいよ。そもそも、男か女の像なのかもわかんねえよ」
 確かに、アキの言う通り、この象の頭の仏像は、性別不明なシルエットをしていた。
「この像はね、今まで一度も公開されたことがない、密教のありがたい仏像なんだから」
「そういわれてもなあ…」

 とある土曜日のこと。
 アキは妹のハルに連れられ、密教がテーマとなった催事を行っている美術館に来ていた。
 ハルは興味深げに色々と見回っていたが、アキにとってはわけのわからない、キモチワルイ絵やら
仏像のオンパレードだった。
 その中でも、一際気持ち悪いのが、この象の顔をした仏像だった。

 「…うん、やっぱり気持ち悪い。こんなのを崇めてたなんて、この宗教、頭おかしかったんじゃねえか」
 「もうっ、だから、そんなこと言って、ばちが当たっても知らないんだからね!」

 

 異変はその夜。
 美術館から帰宅後、急にアキは熱を出した。
 眼がかすみ、体が熱い。
 ハルの心配そうな声が、おぼろげにしか聞こえない。

 全身に激痛が走る。
 骨がきしんでいる。
 
 意識のはっきりしない夢の中、昼間見た象の頭の仏像に、握りつぶされる夢を見た。


335:名無しさん@ピンキー
10/02/16 05:43:20 S8DQStFa
翌朝。
 短い叫び声とともに、アキは眼を覚ました。と、いうよりも、自分の悲鳴で目が覚めたのかも
しれない。
 「はあ…」と、ため息をつくと、昨晩、熱を出して寝込んだことを思い出した。
 意識が覚醒しいてくると、寝汗で全身がべとべとなことに気がついた。
 服がしっとりしていて気持ち悪い。
 「…あれ」
 気のせいか、服が大きい。手の甲まで、袖で覆われている。
 
 頬の辺りについている汗を、手でぬぐう。
 「…うん?」
 やけに、顔の手触りが滑らかだ。やわらかい。

 髪の毛も、汗でぬれている。
 手で前髪をかきあげる。

「…ん?」
 なんだか、髪の毛の感覚がいつもと違う。
 妙に柔らかい。
 どちらかというと硬めの髪質なのだが、いつもより滑らかな気がする。
 何より、長い。
 改めて気がつくと、いつも短くしてある髪が、胸の辺りまである。

 茫然と髪の毛をいじっていると、手にも違和感を感じた。
 指毛が、全くない。
 もともと、アキは男にしては体毛が薄かったが、今朝は産毛さえない。

 もうひとつ、違和感の原因が分かった。
 手が、白い。
 と、いうよりも、肌が白くなってる。

 さらに、妙に華奢になってる気がする。
  
 まるで、妹のハルの手のようだった。
 
 もしやと思い、気になって足も見てみると、見事にすね毛がなく、まっしろできめ細かい肌の
ふくらはぎが目に飛び込んできた。
 思わず生唾を飲む。

 しばらく、自分のふくらはぎに見惚れていたが、はっと我に返る。
 「…とりあえず、シャワー浴びよう…」
 替えの下着と寝巻のトレーナーをもって、風呂場に向かう。


336:名無しさん@ピンキー
10/02/16 05:44:12 S8DQStFa
部屋を出て、リビングを横ぎるが、今日はなんだか、景色が違う気がする。
 テーブル、俺の腰より高かったけ…?
 まだ、熱のせいで、頭おかしいのかもなあ…
 そんなこと思いながら、脱衣場に入る。

 汗をしっかり吸い取っているので、服を脱ぐのも一苦労だ。
 トレーナーを脱ぎ、シャツも脱ぎ、ボクサーパンツも脱ごうと膝まで落としたところで。

 急に脱衣場のドアを、ハルがあけた。
 「うおっ」
 ノックもなしにドアが開いたのでアキは驚いたが、この妹はいつも脱衣場に限らず、アキの部屋やトイレのドアもノックせずに入ってくるので、
 「こら、ハル。おにいちゃんいつも言ってるだろう、ドア開けるときはのっくしなさい、って」
 と注意したのだが、
 「…」
 ハルは反応しない。 
 というか、固まっている。
 
「はる?…おーい?」
 ハルの肩を叩こうとすると、それまで固まっていたのがウソのような反応で、アキの手を払いのけた。
 そして、踵を返し、脱衣場から去って行った。

 「…なんだよ。あいつ。あーひょっとして、俺の顔になんかついてんのか?」
 そう思い、鏡を見るアキ。
 
 「んあ」
 鏡を見て。
 そこに映っていたのは。
 そこに映っていた姿は。
 そこに映っていたアキの裸は。 

 「この泥棒猫ーーー!!!!!」
 「ひいっ!」
 茫然と、鏡に映った一糸纏わぬ裸の少女を見ていると、包丁を持ったハルに飛びかかられた。
 「あんた何!あんた誰?なんでうちのお風呂で裸なの?お、おにいちゃんのなに、こ、こ、恋人なのあんた。ああああ、あああーーーーーーー殺す」

 「ひイー――――」
 包丁を持った妹に襲われながら、妹の細い腕の力も全く押し返せない今の状態。
 これは、あれか。おれは女になったのか。
 ひょっとして、これがあの仏像に散々気持ち悪いといった罰なのか。
  
 そんなことを切れ切れに思いながら、アキは、裸のまま、ハルから逃げ回っていた。 



337:名無しさん@ピンキー
10/02/16 05:44:39 S8DQStFa
終わり。
 続きます。すいません。
 次はエロシーン入れます。

338:名無しさん@ピンキー
10/02/16 10:12:08 GA0xHCpV
ワク(・∀・)ワク

339:名無しさん@ピンキー
10/02/16 10:50:52 UXAyzIMZ
わくわく。期待してます。

340:名無しさん@ピンキー
10/02/16 12:52:58 iF1G8kO9
>>336
>ドア開けるときはのっくしなさい、って」
ひらがな喋り(*´д`)ハァハァ
続きwktk

にょたいかっ!のガネーシャ様も可愛かったなぁ

341:名無しさん@ピンキー
10/02/16 12:54:26 34B4GpsK
ヤンデレは精神病患者
つか、こういう「記号」キャラは飽きた

342:名無しさん@ピンキー
10/02/17 01:00:29 Y9GTRp5D
そうですか
ではあなたが飽きない作品を投下してください

343:名無しさん@ピンキー
10/02/17 14:09:14 m9BDQE20
アキの話 2

「ふーん、ほんとに女の子になっちゃてるね」
 まじまじとアキの体をみながら、ハルは呟いた。

 今朝、包丁を持ったハルをどうにか落ち着かせ、自分がアキであることを納得させたのち、
 アキとハルの二人は、女体化してしまったアキの体をアキの部屋で点検していた。
 ちなみに、アキの恰好は、上がTシャツに下はボクサーパンツといったものだった。
 
 目につくのは、やはり顔だ。
 眉毛が細くなっている。
 最近あごの下にも生えてきた、まだまだ薄かった髭も全くなくなっていた。
 肌も、まるで雪のように真っ白で、きめ細かく、たおやかになっていた。
 鼻と唇も小ぶりになり、あごのラインが丸く変化していた。
 そして、瞳は、形こそ変わっていなかったが、睫毛が長く、その量も増えていた。
「これは、まさしく、私のおねえさんねえ」
 矯めつ眇めつアキの顔を見ていたハルが呟く。
 そうなのだ。今のアキは、妹があと二年たった時、こんな感じになっているであろう、間違いなく美少女の顔をしていた。
「でも俺、普通のときは、別にここまで美形でもなかったじゃん。なんで女になったら、ハル似の美少女なんだよ。釣り合いあわねーよ、これ」
「美少女!?私が!?」
「ああ、お前にそっくりな、美少女だろ、今のおれ」
「お兄ちゃん、私のこと、美少女っておもってたの。
 ……へえ。」

 次は、髪の毛。
 今までは短髪で通して来たのだが、今は艶やかな長髪だ。
 まっすぐで、柔らかな、艶々と光る真っ黒な髪が腰回りまで伸びている。
「いいなあ、きれいな髪。私も伸ばそうかな。」

 手は細く、筋肉が無くなり、なだらかな、非力そうな、すぐにでも折れそうなものに変っていた。
 指も細く、関節の節が目立たない、女性的なものに変化していた。

 足も、直線的なラインが無くなり、ほっそりとした、それでいて柔らかそうなものになっていた。
 
 ウエストも、くびれが出来ており、自分の体ながら、食べた物をこれだけのスペースに収められるか心配になった。
 
 そして、身長は、今までは肩のあたりにあったハルの顔を、ほぼ同じ目線で見るほどに縮んでいた。


344:名無しさん@ピンキー
10/02/17 14:10:46 m9BDQE20
これらを観察し終わると、アキとハルに沈黙が訪れた。
 本当に見なければい これが、服の上から分かるところだ。
けない個所があることを、二人とも分かっていた。しかし、それを行うには二人ともためらいがあった。

 数十秒の沈黙の後、意を決したのはハルのほうだ。
「…じゃあ、お兄ちゃん、服、脱いで…」
「…ん、ああ…」
二人の唾をのむ音が重なった。

「そりゃ!」
 掛け声とともに、Tシャツを脱ぐアキ。
 その動作に合わせて、プルン、とアキのおっぱいがゆれる。
「うへ」
 その未知の感覚に、思わず声を上げるアキ。
「…あ、きれいなおっぱい…」
 思わず、といった感じでハルが呟く。
「そ、そうなのか」
 なんとなく自分の胸とはいえ見るのがはばかられ、視線を上にするアキ。
「うん、乳首もちっちゃいし、きれいな桃色してる…」
 つん、と乳首をつつくハル。
「うひぃひ!?!?」
 ビクゥと体を強張らせるアキ。
「え?え?え?」
 自分の反応に混乱するアキ。乳首をつつかれた瞬間、電気が走ったかのような感覚があった。
 その反応を見たハルが、今度は乳首に、こり、と指を這わす。
「んんんっ?」
 またも、電流が走るような感覚。
 さらにハルはアキの乳房に手を這わそうとして…
「アホか!!!」
 アキのチョップがハルにヒットした。

「何考えてんだお前は!!」
 Tシャツを着なおしながら、アキが部屋から出て行こうすると、
「まって、お兄ちゃん」
 と、後ろからアキが声をかける。
「まだ、一番確かめなくちゃならないところがあるでしょう…?」
「…ああ、確かに…」
 数秒のためらいの後、再びハルの前に立ち、
「とやさ!!」
 の掛け声とともに、ボクサーパンツをおろす。


345:名無しさん@ピンキー
10/02/17 14:12:09 m9BDQE20
パンツをずりおろしたアキと、その前に立つハルがしばらくにらみ合った後、
「じゃあ、確かめてくれ」
 アキが悲痛な顔で、ハルに告げる。
「じゃあ、行ってきます。」
 ゆっくりとしたスピードで、腰を下ろすハル。

 たっぷり五秒をかけて、座り込むハル。
 股間に、ハルの視線を感じるアキ。
「…どうだ、ハル」
「やっぱり、ついてません、隊長」
「…そうか…」
「隊長、もう少し足を広げてください。無いだけなのか、それとも本当に女性化したのか確認します」
「ああ、たのむ」
 少し、足を開くアキ。ハルが下からのぞきこむ。
「どうだ、ハル」
「…無いだけじゃ、無いようです。割れ目が確認できます
 …隊長…突撃の許可を・・」
 まるで、死ぬのが分かっているのに、それでも突き進む覚悟の兵士のような口調。
「………分かった。許可しよう」
 こちらも、まるで部下とともに一緒に死のうとする覚悟をもった上官のような口調。
「…いきます」



 くち。
「フンん!?」
 ハルの指が股間に当たった瞬間、思わず声が出た。
 先ほどの胸のときより、段違いの衝撃。触られる覚悟があったのに、それでも我慢できなかった。
「…ちょっとだけ、ごめんね」
 ずず、とハルの指が入ってくる。
「ひ、ひんんん!!????」
 あまりにも未知の感覚。
 いれられる、という状態に、それだけで涙が出てきた。
「ひっ、ひっ、ひっんんん」
 口をあけて、われ知らず涙がぽろぽろこぼれる。

「あっ、ゴメン、痛かった?
 ごめんね、ごめんね」
 急に泣き出したアキに驚き、謝るハル。

 違うんだ、痛かったわけじゃないんだ。そう言いたいのに、出てくるのは嗚咽だけだった。
 自分が女になった事を、初めて腹の底から理解した。
 これからどうなってしまうのか、それを考えると、次から次へと涙が出てきた。
 ハルの前でこんなに泣いてしまう自分が女々しい、情けないと思う。
 けど、心の端っこのほうで、今は女だから、いいのか、と思う妙にこの事態を受け止めている自分がいた。


346:名無しさん@ピンキー
10/02/17 14:14:32 m9BDQE20
投下終わり。
エロシーンがないけど勘弁してください。


347:名無しさん@ピンキー
10/02/17 14:16:15 dY5Jh/jW
おつ

348:名無しさん@ピンキー
10/02/17 18:22:43 PrCFaNSM
おつおつ。

>>344

 これが、服の上から分かるところだ。
 これらを観察し終わると、アキとハルに沈黙が訪れた。
 本当に見なければいけない個所があることを、二人とも分かっていた。しかし、それを行うには二人ともためらいがあった。



349:名無しさん@ピンキー
10/02/18 00:13:58 xnhMCQU5
アキの話  3

 ふと、目が覚めた。
 辺りを見回すと、自分の部屋だ。
 一瞬、全てが夢かと思った。自分が、女になるだなんて、そんな突拍子もない夢を見ただけかとお思った。
 しかし、手を目の前にかざすと。
 そこにあるのは、たおやかな、白魚のような、見覚えのない、自分の手だった。

 はあ、とため息をつくアキ。 
 ひと眠りしたせいか、 今朝、ハルと自分の体を確認した時の混乱は収まっていた。
 ハルの前でおお泣きした後、倒れるようにベットに入り、ハルの言葉も無視して、布団にうずくまった。そのあと、いつの間にか寝入っていたようだ。
 時計を見ると、もう昼の2時だった。どうやら三時間近く寝ていたらしい。

 時計から視線を外し、ベットに座ったまま、備え付けの鏡で自分の体を見る。
 間違いなく、女の子の体だ。
 再び、じわっと涙が浮かんできた。
 あわてて、涙を擦る。
 これからどうなってしまうのか、男に戻れるのか、高校はどうするのか。
 先のことを考えると、また頭がくらくらしてきた。
 このままじゃ駄目だ、よし、と気合を入れるため、鏡の中の自分をにらもうとしたら。

 鏡の中には、涙に瞳を濡らした美少女がいた。
 一瞬、心拍数が上がる。
 当然、鏡の中の女の子は自分なのだが、それでも男として、泣いている女の子にはドキリとさせられた。
 
 鏡を改めてみる。
 そこにいるのは自分ではなく、見知らぬ美少女がいるのだが、やはりそれは自分だ。
 
 ゴクリ、と唾を呑む。
 
 恐る恐る、自分の体を触ってみる。
 人差し指の腹で、ゆっくりと乳房をなぞる。
「ん…」
 そっかあ、女の子は、おっぱいをさわられると、こんな感じなのか…
 男のときには感じたことのない、むずむずむずとした感覚だなあ…
 そんなことを思い、今度は両手で左右の乳房をもみあげる。
「あう…」
 今度は、背筋に鳥肌が立つような感覚。
 思わす、乳房から手を離す。
「な…なんだ、今の感じ…」
 どきどきと、心臓が高鳴る。
 決して気持ちよかったとは思えない感覚だが、それでも、もう一度確認したくて、乳房に触る。
「くっ…」
 またも、背筋からぞわっとした感覚が広がる。
 しかし、それを我慢して、乳房を触り続ける。
「んあ…ひ・・・」
 触り続けるうちに、鳥肌が背筋から背中全体へと広がっていくのが分かる。
 さらに、その感覚は首や二の腕、体の表に回って、へその辺りまで来た。



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