らき☆すたの女の子で ..
[bbspink|▼Menu]
84:名無しさん@ピンキー
09/09/23 10:46:13 L9VwQOyV
ゆい姉さん組

尿意を催し我慢するゆたか
みなみ「…ゆたか、大丈夫?」
ゆたか「うん、まだ…大丈夫」
みなみ「すいません、休憩所まであとどのくらい掛かりますか」
ゆい「この混み具合だと…1時間くらいかな」
みなみ「そんなに…ゆたか、我慢出来そう?」
ゆたか「だい、じょうぶ…。心配掛けさせてごめんね、みなみちゃん…」
みなみ、首を横に振りながらゆたかの手を握る

ひより(くっはー!必死でおしっこを我慢してる少女を優しく心配してあげるシチュ…早速メモメモ)
パティ(ヒヨリから何だか腐ったオーラが出てマス…)


ゆい「仕方ない、可愛い妹の為だ!みんな掴まっててね」
みなみ「え…一体何をうわっ!」

キャキャキャ、ヴォーン!
激しいエンジン音とともに渋滞中の車をすり抜けるゆい姉さん組

ゆい「ほらどいたどいたー!」
ひより「ちょ、まっ…ひいいいっ!」

ドリフト、ウィリー、片輪走行何でもあり
そのおかげか、30分で休憩所に付いたのだが…

ゆい「ふー!みんな付いたよ…あれ?」

そこには死屍累々の1年生ズの姿。

ゆたか→衝撃で失神&失禁、白のワンピースが黄色く染まり足元まで濡らす
みなみ→ゆたかを抱き締めながら気絶、彼女も失禁しており黒のホットパンツが台無しに
ひより→何故かペンとメモ帳を握りしめながら気絶、口から泡を吹いている
パティ→顔面蒼白で失神、口からエクトプラズム放出の上におもらしまでしてしまい、ジーンズびしょびしょ

ゆい「あ、れ…?」


その後、黒井先生組も到着
かがみ「あー、やっと着いたわね」
つかさ「う〜、車の中で出来なかったからもう漏れそうだよ…行ってくるね」

こなた「お、ゆい姉さんだ!」
みゆき「出発したのは同じくらいの時刻でしたけど…」

手に荷物を抱えて右往左往するゆい姉さん

こなた「ゆい姉さん早いねー…ってどったの?」
ゆい「いやー…ちょっとやりすぎたというか何というか…」
こなた「?」

同時刻、車内にて…
ひより(この…2人のショットは、是非イラストにしなければ…ガクッ)

85:名無しさん@ピンキー
09/09/23 11:45:33 FD653o4s
さすがゆいねーさん、後先を全く考えないことにかけてはピカイチだねっ(゚∀゚)

86:名無しさん@ピンキー
09/09/23 12:53:40 ceUfD3fk
交通課の警官が法律無視するな!
こち亀の本田さんみたいだな...

87:名無しさん@ピンキー
09/09/23 15:17:15 CUjavNit
『前方の車、スピード違反です!止まりなさい!』
「ああ!後方から追手が…」
「ちいっ、国家権力の犬どもめ…。私を止められると思うなよ〜!」


88:名無しさん@ピンキー
09/09/23 16:21:54 sydtOW77
あんたも同類だよーw

89:名無しさん@ピンキー
09/09/23 16:42:08 L0rJzfYE
ベタでごめんなさい



ゆた『ダメっ・・・もぉ・・・限界だょ!』
みな『ゆたか、ちょっとごめん!』
するり

ゆた『ひゃぁああ!な、なんで脱がせるのー!』
みな『・・・大丈夫。わたしが全部飲み干す。』
ゆた『駄目、ダメぇ!恥ずかしいし、第一きたないよぉ!』
みな『ゆたかの体に・・・汚い所なんてない・・・』



みなみ「田村さん。」
ひより「ひゃっははははははいぃ!!」
みなみ「今の独り言について、後でゆっくり語り合いたい。
(拳で的な意味で)」ペキポキペキポキ

ゆたか「少し・・・頭、冷やそうか?
(管理局の白い魔王的な意味で)」


約20分後、ようやくトイレにありついて事無きを得た一行。
目的地へ向け、四人そろって出発しました。

90:名無しさん@ピンキー
09/09/23 18:37:03 ZqKjcKdd
>>89
4人揃って
4人揃って
4人揃って



ひよりは置いていかれたようですww

91:名無しさん@ピンキー
09/09/23 18:58:42 ceUfD3fk
ほんま、ひよりはwww

92:名無しさん@ピンキー
09/09/23 20:07:21 sydtOW77

パティ「アレ、ヒヨリはどうなりマシタ?」
みなみ「簀巻きにして・・・トランクの中・・・」
ゆたか「荒川渡る時に放り出すんだよね♪」

93:名無しさん@ピンキー
09/09/23 21:25:35 ceUfD3fk
チェリーの餌に...
ダメだ!腹を壊しそうだな。

94:名無しさん@ピンキー
09/09/23 21:27:18 e8wKuJz1
チェリーのバター犬だと?

95:名無しさん@ピンキー
09/09/23 21:43:24 FD653o4s
ひより「うう・・・みんなひどいッス・・・そろそろ許してほしいッス・・・」
ゆたか「だーめ、ね〜みなみちゃん」サワ
みなみ「ここからが…本番…」モミ

ひより「ひいいいいご勘弁…って、お二人とも?その手つきは・・・」
ゆたか「ここから先は」
みなみ「お楽しみの時間…」
パティ「夜の勧善懲悪タイムへようこそマイハニーwwww」

そして、3人は朝まで楽しみました。

96:名無しさん@ピンキー
09/09/23 23:59:05 NehyQqV9
>>95
落ち着いて
いずみも混ぜるんだ

97:名無しさん@ピンキー
09/09/24 00:30:16 VhjA1Xp3
>>95
3人は
3人は
3人は

えーと・・・ひよりは、
阿鼻叫喚だったわけですか

98:名無しさん@ピンキー
09/09/24 00:47:43 bZ/mL4Jz
「〜♪」
「(あ、あそこにいるのは委員長?こうなったら…!)い、委員長助けて下さいっス!」
「ふぇ?田村さん…小早川さん達も。何してんの、プロレスごっこ?」
「そんな小学生みたいな返しはいらないっス!とにかく委員長が実は、コミケに毎年参加している隠れオタだとバラされたくなかったら早く助けるっス〜〜〜!」
「………」
「………あれ?」
「ねえ小早川さん、私も混ぜてもらっていいかな?」
「うん、もちろん大歓迎だよ♪」
「ああっ!?墓穴掘った…って委員長、そこダメっス………アッーー!?」

いずみはまだ使いにくい…

99:名無しさん@ピンキー
09/09/25 15:07:05 fTBxT4Rn
>>31
GJ

100:名無しさん@ピンキー
09/09/26 01:01:48 Fb6OhJzJ
こなかが公式来たぞ!
URLリンク(lucky-blog.com)

101:名無しさん@ピンキー
09/09/27 09:59:15 oY22t94B
セーブオーンでやってるくじをやってみた。
最下位賞のこなたが欲しくて四回やったら、二個こなたで後はゆたかみなみだった。

車に飾っていたんだが、車が揺れた時にゆたかが倒れそうになるのをみなみが支えていた……

こいつら……























gj!

102:23-49
09/09/28 07:47:09 Zr8x05v4
どうもお久しぶり
短編一本投下させてください
被りがないようでしたら五分後ぐらいから

・ゆたか&みなみ
・エロなし
・4レス使用

103:一点透視図法 1/4
09/09/28 07:53:11 Zr8x05v4

 例えば、ガラスのコップを取り落としてしまったとき。
 なんとか間に合ってキャッチできるときもあれば、落ちたのがシンクの中とかで、
大した高さがなかったりして大丈夫なときもあると思う。
 でも、そうじゃないとき。
 キャッチするのも間に合わなくて、落下の距離も致命的なとき。そういうときって、
だいたいわかるよね。手からこぼれたその瞬間に、実際に落ちて割れちゃう、
たぶん一秒ぐらい前には。
 ああ、これはもうどうしたって無理だな、って。
 そんな感覚。
 そんな、地味に取り返しのつかない感覚が、つるりと背筋を駆け抜けて。
 背中に力が入らなくなったんだ。
 冷たい脱力感。
 背中から、腰と上腕。腰からひざ裏、上腕から手のひらへと。体温が抜けていく。
 さらに、眉間の奥で何かが膨れ上がりながらぐらついて。
 込み上げる。

 ―ぱさっ。

 筆入れの落ちる音が、妙に大きく反響する。
 ああ、せっかく缶のやつから布製に変えたのに。あんまり意味がなかったかも。
「―ばやかわさ―?」
 声。
 と、視線。
 たぶん、右からだと思う。
 授業中。
 落とした筆入れを拾おうともせずに俯く私は、それは奇妙に映るだろう。
「―ばやか―うした―?」
 前からも。
 先生、かな。
 うん、先生だ。
 返事?
 ごめんなさい、ちょっと無理です。
 久しぶりに、大きいのがきた。油断しちゃった。夜更かしなんかするんじゃなかった。
「―」
「―」
「―」
 右と、前と―ううん。全方位が軽くざわついている。息を呑むような気配もした。
 うん、たぶん、真っ青だろうからね。
 全身が冷たいよ。
 ああ、イヤだなぁ。
 どうして私はこうなんだろう。

 ごめんなさい。

 ごめんなさい。
 ごめんなさい。
 謝りますから。
 もうしませんから。
 だから―そんなに、見ないで。
 見降ろさないで。
 笑わないで、ください。


104:一点透視図法 2/4
09/09/28 07:54:15 Zr8x05v4

「―ゆたか」


 じわり。
 と、声とともに、温かい何かが背中に沁み込んだ。
 温度だ。
 とたんに、冷たさとは違う寒気が走って、背筋が一つ、小さく震えた。
 首を回して声の主を振り返る。
 重たい。けど。
 ちゃんと、動く。
「みなみ……ちゃん」
 うなずきが一つ。
 真剣な、綺麗な顔。
「保健室、行こう。立てる?」
 静かで優しいのに、凛とした声。よく通る。
 格好いいなぁ。みなみちゃん。
「うん……」
 力の入らない足に、それでも無理やりに力をこめて、どうにかこうにか、立ちあがった。
「ぁ……」
 ふらついた。
 落ちそうになる寸前、脇の下に手が回されて、支えられる。
 心強い体温。
 全てを預けたくなる。
「……歩ける?」
「ん……」
 ううん。ちょっと、無理かも。
 と言いたいけれど、そうもいかない。
 赤ちゃんじゃないんだから、せめて。歩くぐらいは自分で、しないと。
「だい、じょぅぶ……」
「……」
 もたれかかった制服越しに、逡巡するような気配。
「岩崎、頼めるか?」
 そんな隙間に、声。先生だ。
 心配そうな、不安そうな。
 あるいは、迷惑そうな。
 周りからの視線に、足がすくむ。
「はい」
「ごめん、ね……?」
「……いい。ゆっくりで。……行こう」
 頷き返して。
 だけど、そこまでだった。
 一歩踏み出した足が、膝が、積み木細工みたいに崩れる。

105:一点透視図法 3/4
09/09/28 07:55:17 Zr8x05v4
「あっ……!」
 だけどまたしても、板張りの床に膝がしらが打ち付けられる寸前。
 胴体に前後から腕が回されて、受け止められた。
「……気を付けて」
「ご、ごめ―」
「……大丈夫。慌てないで、いいから」
「あ、ぅ……」
 情けない。
 恥ずかしい。
 それなのに、足に力が入らない。嫌な汗が背筋を伝う。
 どうしてわたしの身体は、こうも思うように動いてくれないのだろう。みんなが見てるし、
みなみちゃんにも迷惑をかけちゃうのに。焦れば焦るほどに、動かない。動かし方がわからない。
「……ゆたか」
「う……ご、ごめ―」

「ごめん」

 え?
 と、思う間もなく。
 胸側に回されていた手が引っ込んで、背中の腕はそのままで、膝の裏に何かが触れて。
 そうして、ふわりと。
 何がどうとか、感じる暇すら差し置いて、急に体が軽くなったような、気がして。
 わ。
 うわー。
 すげー。
 そんな、気配のような声のような、があちこちから投げかけられて。
 理解したときには、その形は完全に出来上がってしまっていた。
「え……」
「少し、我慢して」
 片腕は、両膝を。
 片腕は、胴体を両腕ごと。
 それぞれ力強く支えている。
 膝から下は浮き上がるように揺らめいて、おなかはなんとなく水平で、顔のすぐそばに
みなみちゃんの肩がある。
 いわゆる横抱き。
 あるいは―お姫様だっこの体勢だった。
「み、みなみ、ちゃ……」
「ごめん。でも、急いだ方がいい」
「そ、そうじゃ……」
「大丈夫。軽い」
 そうじゃ、なくて。
 ああ。
 顔はみなみちゃんの身体に軽く押しつけられるようになっていて、だから見えないけど。
周りからも私の顔自体は見えにくいだろうけど。
 見なくても、わかる。
 教室にいる全員が呆気にとられたようにして、注目している。
 奇妙に歓声めいたものまで聞こえてくる。
 それなのに、だというのに、みなみちゃんはそれらの視線を意にも解さぬといった真剣な
表情で、確かな足取りで、教室のど真ん中を突っ切っていく。
 ああ。
 すごい。
 本当に。本当に、どうして。この人は。
 これだけの視線を、こんなにもたやすく受け止めてしまえるのだろう。


106:一点透視図法 4/4
09/09/28 07:56:20 Zr8x05v4


     ☆


 養護教諭の天原先生にゆたかを預けて、倒れた時の状況をできる限り伝えて、
ベッドに寝かせるのを手伝って。
 そこで、私の役目は終わり。
「では……失礼します」
「はい。お疲れさま」
 幸いにも、ただの貧血だろうとのことだった。
 安堵の気持ちを胸に、保健室を辞して、廊下に一人。教室に戻る。
 授業中の、廊下に特有の、中途半端な人の気配。すぐそばに大勢がいるのに
誰も見えない。誰からも見えない。
 ふと立ち止まって窓を見る。
 運動場にも誰もいない。
 窓に映る、自分を見る。
 冷たい視線。
 あまり好きじゃない、自分の視線が、無感情に見つめ返してきている。
 目を逸らす。
 また歩き出す。
 視線に晒されるのは好きじゃない。
 好きじゃないけど、別に害はない。
 小さなころから、私は何故だか無駄に人目を引く存在だったらしいから。もう馴れてしまった。
 見られるけど、見られるだけ。
 嫌だけど、嫌なだけ。
 気にしなければ、どうということもない。
 なのに。
 だというのに。

 ―ありがとう、みなみちゃん……

「……」
 彼女の、視線は。
 眼差しは。
 どうしてあんなにも―私を落ち着かなく、させるのだろう。






107:23-49
09/09/28 07:57:23 Zr8x05v4
以上です
ありがとうございました

タイトルの意味を解説できる人、募集中

108:名無しさん@ピンキー
09/09/28 22:03:53 1JkwA27e
遠近法…・・でないことは確か。

GJ! イイネ!

109:名無しさん@ピンキー
09/09/28 22:06:05 QQYilYoy
>>107
GJ!
みなみちゃんが格好よすぎて、白馬に乗った王子様に見えてきた。

110:名無しさん@ピンキー
09/09/28 22:11:51 RCLiv7kh
振る舞いと姿は王子様のようにかっこよく
近くで見ると可愛いししっかりと女の子の柔肌
まさにサファイア王子(女)






と、どっかの純日本風長髪眼鏡貴腐人がいってました。

111:名無しさん@ピンキー
09/09/29 08:46:38 wPHwbRVE
あやの「最近、太っちゃったのかしら」
みさ兄「ぷにぷにじゃのうwwwwぷにぷにじゃのうwwww」
あやの「…ダイエットしなきゃ! あっ…だ、だめょう…おいたしちゃ…」
みさ兄「たまらんのうwwwwたまらんのうwwww」
あやの「あっ…ら、らめぇ…ヘアバンド取っちゃらめぇ!」



あやの「シェイコラー!」
みさ兄「あっあっあっ」
あやの「あなたが悪いのよ! 私の魂を解き放つから!」
みさ兄「あっあっあっ、おにんにんが、おにんにんが」
あやの「シェイコラー!」
みさ兄「アッー!」
あやの「はぁ、はぁ…まだ治まらない…これは兄妹丼で満たされる他ないわ…!」

みさお「…ヴぁ?」
かがみ「どうしたの?」
みさお「…なんか悪寒がしたってヴぁ」
つかさ「マーヴェラス!」

112:名無しさん@ピンキー
09/09/30 07:46:54 yjzIIuSr
>>110
悪乗りしてみる

「王子、そこにおられる御腐人は性欲をもてあましていらっしゃるから慰めて差し上げなさい。」

無言で手をワキワキさせながら純日本風長髪眼鏡貴腐人へむかう、みなみ王子。

「小早川さん落ち着いて、岩崎さんも止めてy…アッー!」

113:戸別響
09/10/01 13:04:52 MFlIQ1Zr
お久しぶりです。戸別です。
夏休みからもう1ヶ月ですねぇ……
シリーズの続きを投稿します。
・タイトル 至福の音 06:沈む心、軋む心
・ゆたか&つかさ
・非エロ
・6レス使用
約三分後から開始します。では、どうぞ。

114:至福の音 06:沈む心、軋む心 (1)
09/10/01 13:08:16 MFlIQ1Zr


「……っていうこともあってね」
「はは、柊先輩らしいッスね」
「……うん、私もそう思う」
秋も深まり、ようやく残暑も緩くなってきた10月初めの金曜日。
お昼休みになって、私は田村さん達と集まってお話しをしていました。

内容は日常的な話題やニュースもたまにあるけど、ほとんどは私とつかささんについて。
……私がいつも話題を振っているからですけど。
それでもみなみちゃんと田村さんは、私のお話を楽しそうに聞いてくれます。

「それでね、この前は……」
「…………」
「……? どうしたの、みなみちゃん?」
ふと気がつくと、みなみちゃんが私の方を向いて、いつもは無表情な顔を綻ばせていました。
私は不思議に思って、小首を傾げました。

「……ううん、つかさ先輩の話をしてるゆたかが、とても楽しそうだなって思っただけ」
「そ、そうかな……」
嬉しそうに微笑んだみなみちゃんの返事に、私は少し恥ずかしくなって、顔を俯けました。

ちなみに私とみなみちゃんとのそんなやり取りを聞いていた田村さんは、
「……やっぱりゆたみなは良い……はっ、いやいや小早川さんは柊先輩と……いやしかし……」
と、何かをぶつぶつと呟いていました。


キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン


「……あ、予鈴……」
お昼休みの終わりを告げるチャイムを聞いて、
みなみちゃんは自分の座っていた席を元の場所に移動し始めました。
私と、しばらくボーっとしていた田村さんも同じように席を元に戻して、
改めて自分の席に座りました。



115:至福の音 06:沈む心、軋む心 (2)
09/10/01 13:09:42 MFlIQ1Zr

今日は週に1回の、私とつかささんがそれぞれのクラスでお昼を食べる日。
「恋人同士になったといっても、毎日友達と離れて二人っきりでお昼を食べるのも悪いから」
という理由で、初めは週2回、今は週1回、金曜日だけという風につかささんと相談して
そのような日を作りました。
私はもっとつかささんといる時間を増やしたかったのですが、
その代わり一緒にお昼ご飯を食べない日でも、下校するときは一緒に帰ることになっています。
もちろん他の日でも一緒に帰るのは当たり前だけど、お昼休みに会えない分、
つかささんと楽しくお喋りできる貴重な時間になっています。

それに加えて今日は朝につかささんと、太宮まで寄り道をして帰ろう、
という約束もしていて、とても楽しみにしていました。


でもその楽しい感情は、次の休み時間に消えてしまいました。

5時間目が終わって休み時間になり、次の授業の準備をしてふと廊下のほうに目を向けてみると、
「……あれっ?」
教室のドアの近くにつかささんが立っていました。
つかささんは、私がそちらを見ていることに気がつくと、
少し顔を伏せがちに、ちょんちょんと左手で手招きをしました。

私は不思議に思いながらも、つかささんのいる廊下に出てみました。
「どうしたんですか、つかささん?」
私が尋ねると、つかささんはもじもじと少し言い難そうな様子で、
「あのね、ゆーちゃん……今日、突然急用ができちゃって、
ゆーちゃんと一緒に帰れなくなっちゃったの。
だから今日は、みなみちゃん達とか、他の人と一緒に帰ってくれないかな?」
「……えっ?」
「そういうことだから……ごめんね?」
つかささんはそれだけ言うと、本当に申し訳なさそうに表情を曇らせ、
深々と頭を下げて、3年生の教室に帰っていきました。
私は呆然としながら、その走り去っていく後ろ姿を見続けていました。



116:至福の音 06:沈む心、軋む心 (3)
09/10/01 13:11:56 MFlIQ1Zr

「…………」
「……ゆたか、どうしたの?」
その日の帰り道、つかささんは言った通りいつもみたいに昇降口では待ってなくて、
結局私はみなみちゃんと一緒に帰ることになりました。
「……あ、ううん、なんでもないよ」
つかささんと一緒の帰れなくなったのは寂しいけど、今日はみなみちゃんがいる。
みなみちゃんと一緒にいることももちろん楽しい。
だって私がこの学校に来て、初めて友達になってくれた人だもん。

それなのに、私ったら……
私は頭の中のもやもやをかき消して、みなみちゃんとのお喋りを楽しみました。


その日の夜、夕食を食べ終えた私は部屋のパソコンでチャットをして遊んでいました。
すると、

トゥルルルルル トゥルルルルル

廊下のほうから電話のベルの音が聞こえてきました。
すぐに切れたから、こなたお姉ちゃんか伯父さんがとったのかな。
そんなことを考えていたら、
「ゆーちゃーん、つかさから電話ー」
というお姉ちゃんの声が聞こえてきました。

……つかささん? どうしたんだろう……

「ゆーちゃーん?」
「あ、ちょっとまってー!」
少し考えているとお姉ちゃんがもう一度私を呼んだので、
私は慌ててチャットに席を離れる旨を伝えて廊下に出て、
お姉ちゃんから電話を受け取りました。

「……もしもし?」
『もしもし、ゆーちゃん?』
私が電話に出ると、その声は確かにつかささんでした。
「つかささん、どうしたんですか?」
私が尋ねると、つかささんは電話越しでもわかるように申し訳なさそうに、
『今日はごめんね、急に一緒に帰れなくなっちゃって……ゆーちゃん、怒ってる?』
「い、いえ、そんな……でもどうしたんですか? 何かあったんですか?」
私は断りを入れた後、つかささんに今日のことを尋ねました。


117:至福の音 06:沈む心、軋む心 (4)
09/10/01 13:13:55 MFlIQ1Zr

『あ、ううん、別に大した用事じゃなかったんだけど……』
つかささんは少し歯切れの悪い答え方をした後、また少し声のトーンを落として、
『それと明日なんだけど……一緒にお菓子作りをするって言ってたけど、
明日はこなちゃん達と一緒にお勉強しなくちゃいけなくなったから、中止にするね』
「……えっ?」
『今日もらった宿題の量が多くて……それにほら、もうすぐ受験も近いから、
みんなで一緒に勉強しようってことになったの。
今日の急用って言うのも、先生から受験についてのお話があるってことだったの。
ちょっと前からそういうお話があるって聞いてたんだけど、
ゆーちゃんに言っておくのを忘れてて……ごめんね?』
申し訳なさそうな、そして自分自身も残念そうな声で話すつかささん。
私は黙ってつかささんの話を聞いていました。

『だから明日は私の家で勉強会。お菓子作りはまた今度ね』
「……はい、わかりました」
『それじゃ、また月曜、学校でねー』
つかささんがそう言うと、ブツッ、という音とともに電話が切れました。
私はしばらく、ツー、ツーという音を聞き続けました。


「あ、ゆーちゃん。つかさ、なんだって?」
少し時間を置いて部屋を出ると、こなたお姉ちゃんがドアの前で待っていました。
「あ、ええっと……今日一緒の帰れなかったこととか、
あと明日お姉ちゃん達と勉強会をするって言ってました」
「あっとそうそう、それゆーちゃんに言うの忘れてた。
そういうわけだから明日は私夕方まで帰ってこないよ」
それを聞いて、私の気持ちは少ししぼみました。
……本当に、そうなんだ……

「でも残念だったね。明日はつかさとお菓子作りをするって約束してなかったっけ?」
「うん……」
「でも今回はそんな余裕ないくらい宿題とか出ちゃったからねー。
ついでに今日は先生から受験のことで喝も入れられちゃったから、
さすがに私やつかさはそろそろヤバいかなって思い始めてね」
まあ実際はかがみんにそろそろ自覚持てって言われたからだけどねーと、
少し軽口でオチを話すお姉ちゃん。


118:至福の音 06:沈む心、軋む心 (5)
09/10/01 13:16:14 MFlIQ1Zr

……そっか、お姉ちゃんやつかささん達も受験生なんだよね。
だったら、しょうがないよね。

「そういえば、ゆーちゃん明日どうするの? 明日はお父さんも珍しく仕事で1日中
家にいないって言ってたし。一人でお留守番する? それともみなみちゃん達と遊ぶ?
あ、宿題があるならゆーちゃん達も勉強会かな?」
私が気持ちを割り切っているところに、お姉ちゃんから質問が飛んできた。
……どうしようかな?
今からみなみちゃん達と遊ぶ約束をしても迷惑な気もするし……
でも一人でお留守番も……少し寂しい。
「うーん……とりあえずみなみちゃんに明日空いてるか聞いてみるね」
「オッケー。じゃあ私は部屋に戻ってるから、決まったら教えてねー」
「うん」
そう言うとお姉ちゃんは「さて、ネトゲネトゲっと」と腕を回しながら部屋に戻っていきました。


扉が閉まったのを確認して、私は子機を持って、みなみちゃんの家へ電話をかけました。
3回目のベルで、受話器をとった音が聞こえました。

『……もしもし』
「もしもし、みなみちゃん?」
『あ、ゆたか……どうしたの?』
「あのね、明日みなみちゃんの家に遊びに行ってもいいかな?」
『……別にいい……けど、急だね』
「う、うん……本当は、明日はつかささんの家に行く予定だったんだけど、
お姉ちゃん達が勉強するから中止になっちゃって……」
『…………』
みなみちゃんはしばらく沈黙して、
『……わかった、じゃあ田村さんも誘って、私達も勉強会をしよう』
「う、うん、そうだね、そうしよう……ありがとう、みなみちゃん」
『……? 私、何か感謝されるようなこと、言った?』
「あ、ううん、なんでもないよ! じゃ、じゃあまた明日ね!」
『……うん、また明日』



119:至福の音 06:沈む心、軋む心 (6)
09/10/01 13:18:51 MFlIQ1Zr


「……ふぅ」
みなみちゃんとの電話が終わって、私はお姉ちゃんに明日みなみちゃんの家に行くということを
伝えて、自分の部屋に戻りました。
部屋に戻って、そういえば退室しますって言ったまま、パソコンつけっぱなしだったことを
思い出して、私は待機モードになっているパソコンのほうに向かい、でもまたチャットをすることもなくその電源を切って、ベッドに腰を掛けました。

さっきの電話、実はつかささんのことを話すのが少し怖かった。
学校から帰ってきた後に電話をして、それなのに理由はつかささんのことで。
まるでみなみちゃん達がつかささんの代わりみたいで、
みなみちゃんが気を悪くしないか、不安だった。
でもみなみちゃんは「一緒に勉強会をしよう」って言ってくれて……
さっきの「ありがとう」は、そこから出たもの。
明日みなみちゃんの家に行ったら、お菓子を作って持っていこう。


それにしても……と私は思う。
今日と明日。会う約束だったつかささんと、会えなくなっちゃった。
もちろんその理由は、担任の先生のお話や受験勉強といった、つかささんにとっては
とても大事なことだからしょうがない。
しょうがないのに……なんでこんなに胸がもやもやするんだろう……

―クン

……あれっ?
不思議に思っていると、私の胸からまた不思議な音が聞こえてきました。
それは、私がつかささんに告白する前に聞こえていた音と似ていました。
しかし、なぜか私には今の音はあのころの音とは違うような気がしていました。

あのころと比べて、そう、どこか濁っているような、ドロドロしているような……

私はもう一度聞いてみようとしましたが、それからしばらく聞こえてくることはありませんでした。

「……何なんだろう……」
私は不思議に思いながら、ただボーっと胸のほうを見続けました。






120:戸別響
09/10/01 13:24:53 MFlIQ1Zr
以上です。
前回投稿から2ヶ月以上間が開いてしまいました。すいません。
話の構成が思いのほか時間がかかって……あと句読点とか。
遅くなりましたが、感想、批評、ありがとうございます。次回もよろしくお願いします。

121:名無しさん@ピンキー
09/10/02 22:41:27 fjKxCa8E
>>120
話が進むに従いジワジワと忍び寄る波乱の予感。

続きを楽しみにお待ちしています。


122:名無しさん@ピンキー
09/10/03 10:30:05 Z47b2N4X
どなたもいなければ投下させていただきます。

123:23-251 ◆5xcwYYpqtk
09/10/03 10:39:36 Z47b2N4X
「たばことかがみん」

こなた、つかさ、かがみ、みのる

注意事項
非エロ、倦怠感あり、4レス程度使用

124:たばことかがみん 1/4
09/10/03 10:41:10 Z47b2N4X
 こなたが昼食を取ろうとチョココロネを鞄から取り出した時、つかさが大きなため息をついていたのを見つけた。
「どうしたの。つかさ」
「あ、う、ううん。何でもないの」
 顔を真っ赤にしながら何度も首をぶんぶんと振る。
「嘘、だよね」
 しかし、こなたはあっさりと断定してから、ぐぐいっと近寄って見上げると、つかさはあっさりと口を割った。

「たばこ? かがみが?」
 予想外の答えに、こなたは目を白黒とさせながら問い返す。

「う、うん。お姉ちゃん。最近、吸い始めちゃって……」
「あの真面目屋さんのかがみがねえ」
「私、何度もやめようっていったんだけど、お姉ちゃんがうるさいってとても怒るの」
 言い争いをした場面を思いだしたのか、つかさは涙目になっている。
「うーん」
 可愛らしい顔を歪めるつかさに少し同情しながら、こなたは首を捻った。
「とりあえずかがみのとこに行ってみるか」
 そういえばお昼を最近一緒に食べていないなと思いつつ、隣の教室に顔を出したけれど、生憎と不在だった。
「柊はさっき出ていったぜ。トイレじゃね?」
 コーヒー牛乳をちゅーちゅーと吸いこみながら、日下部は首を傾けた。

「お姉ちゃん。どこかなあ」
 つかさの顔は曇ったままだ。心なしか頭上のリボンもしゅんとしているようにもみえる。
「こういうのは定番だね」
「こなちゃん。分かるの?」
「まあね」
 こなたは、不安げな表情を浮かべたままのつかさを連れて学校の屋上へ向かった。


125:たばことかがみん 2/4
09/10/03 10:41:51 Z47b2N4X
「やっぱりね」
 高校生が隠れてタバコを吸う場所なんて大体知れている。屋上かトイレか体育館の裏くらいだ。
 案の定、屋上の端っこで手すりにもたれながら、かがみは紫煙をくゆらせている。

「お、お姉ちゃん!」
 こなたが声をかける前に、つかさが真っ青な顔になりながらかがみの元へと駆け出したが、
 妹の姿を認めた途端、かがみは不機嫌な顔つきに変わってしまっていた。
「なんでこんなところまで来るのよ!」
 つかさは怒りを露わにしている姉に怯えながらも心配げな顔つきで説得を試みる。
「だ、駄目だよお姉ちゃん。タバコなんて」
「……」
「お父さんもお母さんも、いのりお姉ちゃんも、まつりお姉ちゃんも心配しているよ」
「……るさいな」
「お願いだから、もうやめて。健康にだって悪いよ」
「あー もう、うるさいっ!」
「お、お姉ちゃん」
 伸ばした手を邪険に払われたつかさが、悲痛そのものの声をあげる。

「かがみんが、タバコを吸うとは意外だね」
 今まで黙っていたこなたがようやく口を開いた。
「単にむしゃくしゃしたから吸ってるだけよ!」
 不機嫌そのものの顔で吐き捨てるように言ってから、急に口の端を曲げる。
「まさか18禁のエロゲを楽しんでいるアンタが、タバコは法律違反だから吸うなって言うつもりはないでしょうね?」
「それは……」
 痛いところを突かれてこなたは押し黙る。

「と、に、か、く、アンタ達に迷惑かけている訳じゃないからほっといてよ」
「分かったよ。かがみ」
「こなちゃん!」
「今のかがみに何を言っても無駄だから」
 こなたは小さなため息をつくと、オロオロしているつかさを引きずって戻ることにした。


126:たばことかがみん 3/4
09/10/03 10:43:41 Z47b2N4X
「まったくもう。余計なことを」
 こなたとつかさの背中が消えてから、かがみはずるずるとコンクリートの床に座り込み、ほどよく引き締まった両脚を伸ばす。
 そして、短くなったタバコを思いっきり吸ってから、ゆっくりと煙を吐き出した。
「ふ―」
 ニコチンを身体に入れるといろんな嫌なことが、煙と共に外に出ていくようで気分が楽になる。
「あいつら、本当にお節介なのよね」
 愚痴りながら、つまめない程小さくなるまで吸いつくしてから吸い殻を地面に落とし火を揉み消す。
 次の一本を取り出す為にポケットを探っていると、男子生徒がひとり、屋上へとあがってきた。

「柊、一本いい? 」
 その生徒は柊の姿を認めてからすぐ傍まで近付き、拝むような仕草をして頼んでくる。
「いいわよ。白石君」
「サンキュ」
 タバコを貰ってから、白石は胸のポケットを探り百円ライターを取り出した。
「ぷはっ」
 肺の奥まで届くように深く吸いこんだのか、とても満足そうな声をあげてから横に座る。
「なんかあったのか?」
 白石の問いに、かがみは気だるそうな表情を浮かべて答えた。
「おせっかいな妹がタバコをやめろと言ってきただけよ」
「柊つかさ……か」
「ほんと、余計なお世話ってことが分からないのかしらね」
「まあな」
 器用にたばこの輪っかを幾つかつくりながら付け加える。
「あいつは絶対悪いことしなさそうだしな」

「そーゆーアンタはなんで吸っているの?」
 かがみは、白石の細い目を覗きこみながら尋ねる。
「ん、ま、息抜きだな。最近、疲れることばっかりだし」
 柵にもたれながらぼやいた。
「確か、小神あきらの付き人をやってたわね」
「典型的なわがままアイドルだからな。いろいろ振り回されるわけ」
「ふうん」
 白石はあっさりと言ったが、あのぶりっこアイドルの裏は相当どす黒そうである。
「それで金貰っているんだから、文句言ってもしょうがないんだけどな」
「意外と大人ね」
「そうか」
 かがみの言葉に苦笑してから白石は思い出したように言った。

「柊、お前、アイドル向きかもな」

127:たばことかがみん 4/4
09/10/03 10:44:39 Z47b2N4X
「へ!?」
 唐突に告げられて、かがみは変な声をあげてしまう。
「な、なんでそんな事思うのよ。そーゆーのってみゆきとかじゃない?」
「うーん。高良はあんまりアイドルって感じじゃねーんだよな。そりゃ美人だしスタイルは抜群だけどな」
 のんべりとした白石の表情が、急に業界人っぽく見えたのは錯覚なのだろうか。
「柊は、顔だちと体型はそこそこだけど、何より気が強いから」
「気が強い?」
「ああ、生き馬の目を抜く芸能界で、気弱な奴はまず生き残れない」
 白石は言い終わると、ポケットから一枚の名刺を取り出した。

「何?」
「ここうちの事務所だから、もし気が向いたら電話してくれ」
「はあ……」
 予想もしない展開に戸惑うかがみに構わず、白石は立ち上がった。
「じゃな。もうすぐ授業始まるぞ」
「ん、休む……」
 かがみの呟きには反応せず、あっさりと戻っていってしまった。

「まったく、何を考えているのやら」
 一人になってから苦笑を浮かべるが、名刺については、折らないように気をつけながらスカートのポケットに入れた。
 寝転んでから見上げると、澄みきった秋の青空がひろがっている。
 かがみはタバコをコンクリートに押しつぶしてから、ゆっくりと瞼を閉じた。

 屋上を吹き抜ける秋の柔らかい風が、夢の世界の住人となった少女のセーラーとスカートを小さく揺らしていた。

(おしまい)

128:23-251 ◆5xcwYYpqtk
09/10/03 10:46:23 Z47b2N4X
以上です。
かがみんのたばこ話をかくつもりが、(相変わらず)妙な方向にいってしまいました。

129:名無しさん@ピンキー
09/10/03 13:31:13 AyZumE3O
>>128
さすが、現実を描かせたら右に出るものおらずですなあ。
実際、苦労人かがみはこうなる可能性十分にある。
しかし、度胸、という面でいうなら、法曹界も負けてはおらぬ。
でも、作中のかがみなら、20代の内にタチ弁になれそうw

130:名無しさん@ピンキー
09/10/03 14:10:17 d4TD5K9m
 )  ) )        ___   /ヽ、
  (,,  ( (  ─==フ¨´      ̄|  ``'ー- 、
  )  ,  )    /,        / ,ィ'|  ヽ     ヽ、
  (,,  ( (   // /  /  /〃 | | |   ヽ    ヾYニヽ、
   )  , ) /,イ  /   / 〃/,  |│!、   ',.   ヽ |:.:.:ヘ:.:.\
  (  ( ( / /  ,'  / 孑|'"   l !| \ }    ∨:.:.:.:.:',:.:./
   ヽ ヽ )./  i  ,'' /  j   l ||  ヽ |`i    }:.:.:.:.:.:.∨  乙
    ) ,))|   /  |/{!7メミ、    | _ _土 l|  | |:.:.:.:.:.:.:.|
    (  ( | / |  lム {:::::::}     'fて::;;;}7}  ト、|:.:.:.:.:. 丿
     ) ,,) |/  | │il ヒ辷     {::::::::ソ |  | | ̄ ̄ |  
    ( ノ   / ):∩. '   ,    ` ー'′ | /)  ,'  |
     ≡≡メ- '' ),≡. 、   r‐┐   ''  |/ノ  /  |
       /,,, _''" l .l.   |>.、`___ ..   -‐'ア     /l   |
      l/ ,,_"つ l   |  |  / \/    / |   |
      l ''""' -,  .l   │ /-<   〃     /   |   |
      .l  ( ''"   l.   ,レ'|::::::∧ /    イ    |   |
      .l   ヽ  /   /  厂::| ∨    / │   │  |
       l    l    /  /:::::::| /    /   |    |  │

131:名無しさん@ピンキー
09/10/03 23:32:31 h7fnQDHE
ぐっじょっ
特に格好いいわけでもないのに白石がいい味だしてますな

132:名無しさん@ピンキー
09/10/04 00:43:22 HzM6V63l
>>131
>>130でかがみんがうまそーに吸ってるそのたばこのごとしだなw

133:さすらいのらき☆すたファン
09/10/04 17:45:19 NdLGeDUU
いつもお世話様になっております。
新作のSSを投下させていただきます。

タイトル:日替わり小ネタ集:らき☆すたde今日は何の日?9月編
カップリング:多数
属性:エロなし、台本形式注意、フェチ設定拝借

URLリンク(www.sonokawa28.net)


>>128
相変わらず素晴らしいSS……
なんとなくタバコが一番似合うキャラですね、かがみんは。

134:名無しさん@ピンキー
09/10/06 02:39:47 4PdxXJEo
もし準備している方がいらっしゃらなければ二・三分後に投下します。

135:薫風
09/10/06 02:42:00 4PdxXJEo
タイトル:近づき方は人それぞれ
カップリング:みなみ&こなた
属性:若干のパラレル
4レス使用予定

136:薫風
09/10/06 02:42:44 4PdxXJEo
 騒がしい。
 なぜ一人のときは人が恋しくなるのに、多すぎるとなぜ人は煩わしいのだろう?
「どうしたの?何かあった?」
「えっ?」
 不意をつかれて少し慌ててしまう。
「初デートはやっぱり緊張する?」
 少し意地悪そうな表情。
その表情を見ると煩わしさも少し和らぐ。
「はい…少しだけ、あまりこうゆうところには来たことがないので」
「まあ、アキバに初めて来た人はかなり戸惑うけどそのうち慣れるよ〜」
 そうしてこなたさんは笑ってくれた。
この笑顔を見ることができるだけでもこの人ごみにいる意味は十分すぎる。


しばらく街を詮索していた。こなたさんは色々と欲しいものがあったようで、手荷物もそれなりの量である。
 気付くともう12時を回っていた。私たちは昼食のためにお店に来ていた。
「今日は午前中に私の行きたいとこで、午後はみなみちゃんの行きたい所に行くことになっているけどみなみちゃんはどこに行きたいの?」
「銀座に…行こうと思ってます」
「銀座!?それはまたエライ対象年齢が高めなところを選んだね〜」
「……あの銀座のヤマハに行こうと思っていたので」
「えっ、みなみちゃんって何かやってるの?」
「少しだけ、ピアノを…趣味のうちですけど」
 そう言うとこなたさんは満面の笑みを浮かべた。
「じゃあ今度さ、引いてほしい曲があったらみなみちゃんにリクエストしていい?」
「はい…私でよければ」
「ホントに?」
 そう言うとこなたさんは楽しそうに鼻歌を歌った。
「東方も捨てがたいけど、やっぱり最初は鳥の詩かな〜」
聞いたこともない曲名だけどこなたさんの趣味なのだろうから私はきっと耳にしたこともないのだろう。
いつかこうゆう話でも通じるようになりたいと私は思う。きっと私の人生の中で長い時間を共有するであろう人だから。今の私はそう願い続けるから。
「こなたさんも…」
だからこそ求めてしまうのだ。 


137:薫風
09/10/06 02:45:02 4PdxXJEo
「こなたさんも今度私の好きな曲を聴いてくださいね」
 そうしてまた表情が変わる…、私の大好きなあの表情に。
「そうだったね、近づき合いたいのはお互い様だもんね」
 そんなことを言われてしまうとあの時のことを思い出す。
初めてキスをした日のことを…
「……はい、」
 少し顔が熱くなるのを感じる。きっと今の私の顔は赤くなっていると思う。
「むふふ〜〜、みなみちゃんもだいぶ笑ってくれるようになったね、お姉さんはうれしいよ〜」
 顔の熱量が増すのを感じた。さすがにもう目で見てもわかるだろう。
「……こなたさんのおかげです」
私はこなたさんの瞳を見据える。私の心が伝わるように…
そして笑うのだ、この人の為に…
「……こなたさんのおかげでこんなにも笑えるんです」
 
そうして私はこなたさんと初めて会った時のことを思い出す。


 あれは今年の夏だった。私は進路に陵桜を選択していた。そのために担任から夏休み中に学校への移動方法を調べろとの指示があった、受験当日に迷うことのないようにとのことだった。
ただ受験の当日には家の車で送ってもらえば迷うこともないし、時間の節約にもなるだろう。そう考えると行く意味の薄いと感じてしまうことではある。
しかし、だからと言ってそれを行わないのはまるで大切なイベントを逃しているようで寂しい、結局私はその寂しさに耐えきれず陵桜まで行くことにした。

道をなぞるだけなら陵桜の生徒であるみゆきさんと一緒に行くよう頼もうと思ったのだがどうも都合が合わず一人で行くことになった。
場所を調べるために高校の資料を見るとかわいいデザインの制服を着た女の子が笑っている写真が載っていた。
私にはどうしてもその写真のように自分が笑うことが想像できなかった。学校で友人と呼べる様な人間が少なかった、というよりほとんどいなかった私にとって表情という感情を伝える道具の世話になることは皆無であり、笑顔の自分を想像するのも難しかった。



138:薫風
09/10/06 02:46:20 4PdxXJEo
一人きりのイベントのクライマックス(陵桜への到着)にさしかかろうとして私は、一人の少女と出会った。
それはびっくりするぐらいあっけない出会いだった。その少女は蒼い髪の長さを気にも留めないような歩みをしながらこちらを不思議に見据えていた。
その制服は資料で見たのと同じものであり一目で陵桜の生徒であることが分かった。しかしこの時期は夏休みであるはずであり、本来なら生徒はいないはずである(後から聞いた話では何かのクラブの手伝いだったとか)
少女と歩みは止まると同時に言葉がかけられる。
「どちらさまでしょうか?」
 訝しみの瞳がこちらをとらえる。私は状況を説明しようとし思い焦る。
「えっ…と、高校の見学で陵桜に来たんですが…」
目の前の少女の瞳の色が変わる。先ほどの訝しみはまるで見られない。
「見学? ってことは中学生?」
「はい、こんな時期に申し訳ないんですが…」
「ヘ〜そんな時期なんだね。一人?」
「一応…一人です」
少女の瞳に輝きが宿る。少し怖い気様な気がするほどに。
「そっか〜じゃあ、お姉さんがこの陵桜をご案内しましょう!」
「…そんな悪いです。こんなあったばかりなのに…」
「い〜のい〜の、どうせ暇だし」
「ん…でも」
「じゃあ出発しましょう!」
そういうとその少女は私に背を向け、校舎へ歩き出した。もう私が少女の瞳を見ることは出来なくなっていた。私はその蒼い髪に惹かれるようにその少女の背を追いかけた。
「ここが…でね」
「…学食は…がおいしくて」
「駅まではバスが…」
 正直なところ緊張してはいたが、最後には私個人、落ち着きを取り戻していたがしかし、ここまで長く陵桜にいると思っていなかった。もう外は夜の青と夕時の赤が混ざり始めていた。
「最後に…、ここが私のいるクラスだよ。」
夕日と影の為、少女の動きがまるで影絵のように見えた。その姿に私は言いようもない思いがあふれた。今まで私の感じてきた感情では説明できない感情が私を満たす。
「有り難うございます」
彼女に伝える。
また必ずこの教室に来ることをそしてこの感情を
「また、案内よろしくお願いします」
そう言って、彼女の顔を覗く、そこにはやわらかい笑顔があった。
「そういえば自己紹介がまだだったね。私の名前は……」


139:薫風
09/10/06 02:47:02 4PdxXJEo

「みなみちゃん?どうかした?」
こなたさんの瞳が不思議そうな色を纏ってこちらを見ている。
「いえ、ちょっと昔の事を思い出していて…」
「ふーん、あっ!そういえば話は変わるけど今度うちの従妹が陵桜に入学するんだよ。みなみちゃんと同じ学年だからもし同じクラスだったら仲良くしてね」
「…わかりました、楽しみにしてますね。」
あの教室から始まったものがまだここに存在する実感を感じながら私は幸せを夢想する。


140:薫風
09/10/06 02:49:37 4PdxXJEo
どうも、薫風です。
前回からエライ時間がかかってしまってすいません。
そしてまた誤字があったらすいません(涙)
いつものレギュラーメンバーはそろそろ登場の予定です。

141:名無しさん@ピンキー
09/10/06 21:57:51 QuToucCc
>>140
みなみのわずかな台詞から、幸せそうな様子が伝わってきます。

他のメンバーも登場するとの事ですが、
二人にどのようにかかわっていくのか楽しみに待ってます。

142:名無しさん@ピンキー
09/10/06 22:43:30 CoPJ+0i+
ていうか、何気にレアだよね。このカップル(≡ω≡.)

143:今日は何の日シリーズ10月7日編
09/10/06 23:11:08 lkZJX0or
みゆき「今日は盗難防止の日です。
日本損害保険協会が2003(平成15)年に制定しました。
「とう(10)なん(7)」の語呂合せ。
車上狙い、自転車盗難、住宅侵入盗難などの防止啓発が行われます」
こなた「ゆい姉さ〜ん」
ゆい「おや?こなたにゆたかーどしたの?」
ゆたか「私達の大切なものを盗んでいった人がいるの……」
こなた「ゆい姉さんの力で逮捕してほしいんだけど……」
ゆい「可愛い妹達を泣かせるとは……許せん!で?その人はどこに……」
がちゃっ
ゆい「へ?」
ゆたか「捕まえた……私達の心を盗んだ人……」
ゆい「ちょ!」
こなた「ゆい姉さん、私達がバースデーケーキになるからね☆」
ゆたか「残さず食べてね☆」
ゆい「姉妹丼……アッ―――!!!」


>>140
おお……首を長くして待っておりました!
こな×みな……今までにないストーリーを期待してます!

144:名無しさん@ピンキー
09/10/07 21:14:34 wGgqHiEc
>>140.143
お二方GJ!

145:kt
09/10/08 20:39:29 4xbJlVhF
どうも、figma夏服みゆきさんを買ってみなみちゃんのかわいさを再確認した
ktでございます
勿論figma夏服つかさを2体買ってひよりんとみなみちゃんに換装しました
…だって胸があるみなみちゃんなんてみなみちゃんじゃn(

『日下部みさおのはげしい1日』

・4レス
・壊れネタ/ネタ(特に特撮ネタ)多め
・エロ?
・こなた&かがみ&???×みさお
・グダグダ

それでは5分後に投下開始します

146:日下部みさおのはげしい1日   1
09/10/08 20:44:59 4xbJlVhF
カーテンの隙間から漏れるのは爽やかな朝の陽射し
ちゅんちゅんとかわいく言う……鳴く?、雀の声
心地よい布団の柔らかさ
―どれも今日1日の楽しいスタートを感じさせるモノだ

……モノ…だったんだけど…

日下部みさおのはげしい1日


「ヴぁぁあッッ!?!」
…夢?、どこもおかしくねーよなッ?
ぺちぺちと体を触る
「いてっ!」と言う声が聞こえたけど空耳だろう
「にしてもー…何つー夢…」
「どんな夢なの?」
「ディ○イド最終回残り4〜5分ぐらいに私が混ざったごっちゃ煮って言うか…
いや、あの終わりはいーんだけど…てかこれ書き始めたの終わってからすぐで…」
…てか…今の誰の声だってヴぁ?
がさ…かさ…
何、この音…布団盛り上がってるし…何か重いし…
おそるおそる布団をめくるとそこには―

私の下半身に跨がってうっとりとしているひぃらぎがいた
「………」
「あ、おはよう」
「お………はァッ?!」
「『おはぁっ!』ってまた斬新な返事ねぇ」
と言いながら私のズボンをずらすひぃらぎ
「…いやあんたが斬新―」
「もう!起き上がらないでよ!!、私がお口にキス出来ないじゃんッ!!、まだおっぱいも吸ってないのに!」
「ごめん、悪か……ってはァッ?!?」
そして横にはちびっ子が突っ立っていた
「『悪かってはぁっ』ってまた斬新な返事だ〜ねぇ」
「いや斬新なのはあんたらだってヴぁ?!、何しに来たんだよッ?」
「何って…」
「そりゃあ…」


147:日下部みさおのはげしい1日   2
09/10/08 20:46:21 4xbJlVhF
「「夜這いよ(だよ)」」
けろりとした顔で悪びれも無くさらっと発言する2人
「もう朝だってヴぁ!?」
「あー…じゃ、朝這いだ」
こなたはポン!と手を叩き答える
「なるほど!」
「んなの聞いたことねーよ!、てかどっから部屋に入ったんだってヴぁ!?」
「「そりゃあ玄関から!(に決まってんでしょ!)」」
サムズアップをする2人、そして何当たり前のこと奇異店の?、と言いたげな表情をしている
「……まさか鍵作ったとか言うんじゃ…」
「いやね…丁度峰岸さんが開けてくれてね」
「なんかあいつ私らが来た理由話したら、笑ってるような泣いてるような怒ってるような複雑な表情してたけど」
「あやの困らせんなよ!、てかもうあやの来てんのかよ!……ッはぁ〜〜」
「辛そうだねぇ」
お前らのせいだ、お前らの
「何?、コワレルセカイ★がいつの間にか戦闘パートが長くなって・オリキャラ達が予想以上に出ばって来たから
どうしようかって?、終わりはみなみちゃんとゆたかちゃんで閉めてってのと大まかな流れはとっくに出来てるのに…」
「メタ的な話は止めろと言っているサル!」

「…何?、2人とも私の事が好きなの?」
すっかり疲れ切った表情と声をしているみさお
「そうよ、私がこの世で一番日下部が好きなの!」
「はぁ?、みさきちは私がいっっちばん好きなんだよ!、その証拠にあだ名で呼んでるしね♪」
こなたは鼻高々だ
「くっ…」
「『くっ』―も何も私は全然んな趣味無いんだってヴぁっ!、つか私に構わず2人で盛ってりゃいいじゃん!!」

「私はこなたには性欲が沸かないの、キスはするけど」
「うん、かがみんは閲覧し終えたし興味も沸かないのだよ、でもみさきちを取り合うライバルでもある」
「新しいよね」
「何が『新しいよね』―だってヴぁ!、いい加…ひゃっ?!」
「ほい、ツッコミ合戦しゅーりょ〜」
「…私らも我慢出来ないし、、すぐヤっちゃうから♪…後でどっちがよかったか答えてね♪」
こなたはみさおの脇腹に軽ーく手を触れながら耳元で囁き、そしてみさおの服を脱がしに…というか破りにかかった
や、やばいんだってヴぁ?!、、は、早くどうにか……
「あ!……あのさぁ、私んな朝からムラムラするほどほどえちくないと思う訳なのよ、うん」
「じゃ服の上からでもいいわね」
「そだね」
おいィ?状況がかーなーり悪果したんだが??
「あんたらも少し自分らの発言に…んぷっ」
ちゅ…
ひぃらぎは私の言葉を聞かずに口を塞ぐ
両手は私のおっぱいの上だ


148:日下部みさおのはげしい1日   3
09/10/08 20:49:05 4xbJlVhF
もにゅ…むにゅ…
ひぃらぎが服の上からおっぱいを、そして服の上から乳首をころころと愛撫する
「ぷはぁ…どーお?、気持ちい〜い?」
「だ、だから…や、めぇ…」
「かわいいお口をまた塞いじゃうわね」
んちゅ…ちゅぱ…ずずっ…
そしてまた唇を…―?!?
びくん!びくんっ!
「ん?!、んんん〜〜ッ!?…はぁぁっ……舌…思いっきり…吸わないでよ…キツいじゃない…v」
かがみはうっとりとした表情で舌なめずりをした
しかしみさおにはかがみの言葉は届いてなく、みさおはただただ全身で息をしている
「あらぁ、あららぁ、あらあらあらあらぁ!!」
「……?」
何、ヨロコんでんだ…ひぃらぎ…

「勝っ…た?…勝った!私はこなたに勝」
「イヤ、チガーナ」
「なん…ですって…?」
「先にイカせたのはこの私!、泉こなたさ!」
こなたの手はみさおのおま○こに触れていた、そして周りには愛液が飛び散っていた
「KISS★SUMMERー!!!、オンドゥルルラギッタンディスカー!!」
「ウェー(0w0)ーイ!!!」「ファーイ!!!」
「rar.!!!」「ムッコロス!」
「ウソダドンドコドーン!」「ボドボドダー!!!」
「アンナルンゲナデャカール!!」「ヒドォオヂョグッテルトヴットバスゾ!」
「日本語で喋れよ…」
「キミハタダタダ!」「ヴィヴィンドゥルーガ!」
「( 0M0)ヤハリソウイウコトカ!」
「確かにその通りね」
「「ウェ?( 0w0)」」
「え?」
その人物は目にも止まらないスピードでかがみの背後を取り、かがみの首筋とお尻を優しく時に激しく愛撫する
「ひゃ、ウォワー?!?」
かがみはイった後、ふらふらと膝をつき、そして横にこてんと倒れた
「馬鹿な…あのかがみが…こうもあっけなく…」
どのかがみだってヴぁ
「貴様!何者だ!」


149:日下部みさおのはげしい1日   4
09/10/08 20:50:41 4xbJlVhF
「通りすがりの人妻…と言いたいところだけど…あなた達イカせ方がなってないわね
教えてあげるわ!本物のイカせかたってやつを!この峰岸あやのがな!」
バァーーンッ!!
もしくはドンッ!、という擬音が聞こえてきそうな登場の仕方をするあやの
「なんだって 通りすがりの人妻・峰岸あやのだって!?」
「いつから人妻なんだってヴぁっ?!」
「みさちゃん…」
あやのは私の肩に手を置いた、なんというかどことなく頬が色っぽい
「う…」
それだけなのに何で体がジンジンするんだってヴぁ…
「峰岸さん?、まだまだこれからだってのにどうして出てくるかなー?」
「遊びで抱いちゃいけない 本気で人を抱けないのなら君は悲し過ぎる」
いや、誰だってヴぁ
「は…ハードボイルド!」
何でだよ
「さぁ…みさちゃん、快楽に身を委ねるのよ」
「いや、だから…」

「シェイシェイハ!!シェイハッ!!シェシェイ!!ハァーッシェイ!!」
「り、理想のリズムだ…」
びくっ、びくんっ
え、なんで…体…熱く―
「ひゃ、いやあぁぁぁぁぁぁーーッ?!?」
「まいったか、みさちゃんめ!わたしが峰岸あやのよ」
「あやの、なんて強さだ!」
「泉ちゃん、あとはこのわたしにまかせなさい!」
…………あー…もう……どうにでもなれ……
じりりりりりりりりりり…!
目覚まし時計のベルが鳴った
無気力に時計の文字盤に視線を向けると時刻は朝7:30

………まだまだ私は自由にさせてもらえそうにない


次ページ
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

5325日前に更新/500 KB
担当:undef