無口な女の子とやっちゃうエロSS 八言目 at EROPARO
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1:名無しさん@ピンキー
09/07/23 20:28:50 JCpOZu7D
無口な女の子をみんなで愛でるスレです。

前スレ
無口な女の子とやっちゃうエロSS 七言目
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過去スレ
無口な女の子とやっちゃうエロSS 六言目
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無口な女の子とやっちゃうエロSS 五言目
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無口な女の子とやっちゃうエロSS 四言目
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無口な女の子とやっちゃうエロSS 3回目
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無口な女の子とやっちゃうエロSS 2回目
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【隅っこ】無口な女の子とやっちゃうエロSS【眼鏡】
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保管庫
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・・・次スレは480KBを超えた時点で・・・立ててくれると嬉しい・・・
・・・前スレは無理に・・・消化して欲しく無い・・・かも・・・
・・・ギリギリまでdat落ち・・・して欲しく・・・無い・・・から・・・

2:名無しさん@ピンキー
09/07/23 20:36:03 c0jVyljm
蟹うめー

3:名無しさん@ピンキー
09/07/23 23:54:39 UegsAAQQ
>>1、、、、、、、、、ぉっ

かに、、、、、?
、、、、、たべたい、、な

4:名無しさん@ピンキー
09/07/24 20:43:11 /cn6dnRQ
乙!

前スレの華麗なる保守はないのか...

5:名無しさん@ピンキー
09/07/25 14:52:59 iHnVhaC+
即死回避

6:名無しさん@ピンキー
09/07/25 22:54:08 f4ZAAj9X
回避ついでに
「無口っ娘通信」?のカメラマンとその助手のお話って保管庫に無いのかな?
探しても見当たらないんだけど

7:名無しさん@ピンキー
09/07/26 14:46:01 UopLxFb4
 ずーり        ∧_∧       ∧_∧
            ω・   丶.    ω・   丶.         ずーり
      ∧_∧   ヽ___丶...  ヽ___丶... ∧_∧
     (・ ω ・ )                     (    丶
     ヽ____丶      ∧_∧    ∧_∧     ヽ___\ 今こそ言える!
   ∧_∧  ずーり   /   ・ω  ./  ・ω         ∧_∧  「>>1乙」と!
  (・ω・ 丶      ∧_∧__ノ...../____ノ ∧_∧   (    丶
  ヽ___\   /    )          /  ・ω・)    ヽ___ヽ
  ∧_∧     ∧_∧ _ノ  ヒ、ヒィー   ...../_∧_∧      ∧_∧
 (・ ω ・ )     (    )   ('A`≡'A`)     ( ・ ω ・ )     (     )
 ヽ___ヽ    ヽ ∧_∧   人ヘ )ヘ  ∧_∧__ノ    ヽ___ヽ
   ∧_∧     (・    ヽ        (・ω・  \      ∧_∧
  ( ・ ω ・ )     ヽ_ ∧_∧   ∧_∧___ノ     (     )
  ノ____ノ        ω・   \ ω・   \       ノ___/
        ∧_∧    ヽ____\ヽ___ノずーり ∧_∧_
      /  ・ω・)                      /    ・)
     ノ____ ノ   ∧_∧      ∧_∧  /___/  ずーり
              /   ・ω    /   ・ω
 ずーり       ...ノ___/   .../____/

8:名無しさん@ピンキー
09/07/27 04:31:43 hP5Lrc6i
…………………………………………………………ほしゅ

9:名無しさん@ピンキー
09/07/27 12:27:37 gCQtJUJ/
嫁さんと結婚してもう五年か……
そういえば付き合ってるときも言ったことなかったな
まあ両方ともあまりしゃべらないってこともあるんだろうが……
言おう言おうと思っているんだがタイミングが掴めない
みんな、オラに勇気をわけてくれーっ!!!!

10:名無しさん@ピンキー
09/07/27 15:05:50 jka+YCXp
ガンガレ!!!

ほれ つ元気ン玉

11:名無しさん@ピンキー
09/07/27 23:33:45 EVLqAXq0
>>6
保管庫の更新が滞ってるからね。読みたいなら過去スレ見るしかないよ

12:名無しさん@ピンキー
09/07/28 00:14:41 CEpixbCq
無愛想な子が鏡の前で笑顔の練習したり

13:名無しさん@ピンキー
09/07/28 00:19:27 Yx8rSgo8
「すまいるっ!」ってやったら客にドン引きされるんだな

14:6
09/07/28 22:07:02 wga6p8e6
>>11
ごめん、よく探したら七言目にあったわ・・・
ありがとう

15:名無しさん@ピンキー
09/07/28 22:38:13 dTQExtBB
前スレラスト、見事です流石ですGJです。

16:名無しさん@ピンキー
09/07/29 00:28:15 BVidwaF0
前スレ768に告ぐ


「・・・」
「なあ、折角家で二人っきりなんだからもっと別な事をやろうぜ」

「・・・・・・」
「なあ、本の虫も良いけどさ〜」

そう言ってベッドで寝そべっている○○の柔らかい頬っぺたを突っつく。
一回突いたが無反応、仕方がないので二回突くが華麗にスルー、三回目は突いたまま指をグリグリしてみる。

「・・・・・・・・・っ」
ちょっと迷惑そうな目でこちらを見たが直ぐに視線を本へ戻した。

――これなんて放置プレイ?

休日の昼下り、家には二人きり、そして彼女がベッドで寝ている事から導き出される答えは一つしかない。

「・・・」
無言のまま頬っぺたから指を離して耳たぶを摘まむ。
そのまま上や下に引っ張ったり回してみたが手を払い除けられてしまった。

しかしこのままでは終わらない!必ずやこの難攻不落の要塞を攻め落として見せようぞHU-HAHAHA!

いきなり頭部を狙っても回避されてしまう。まずは彼女の動きを止める事が先決だな

そう判断して攻撃目標を脚部へ変更する。ニーソックスに包まれスラリと伸びた脚は美しい。
とりあえず足の裏を弄ってみるとビクッと反応があったが、頭を蹴られるという思わぬ反撃にあった。

・・・気を取り直してふくらはぎを揉んでみると思ったより固かった。
うむ、実に食べごたえがありそうだ。

更に太ももへと侵攻する。ニーソックスに締め付けられた跡が食欲、もとい性欲を掻き立ててとっても美味しそうです。


17:名無しさん@ピンキー
09/07/29 00:30:54 BVidwaF0
そして遂にお尻へ辿り着いた。
あのスカートで隠されたデルタ地帯は人類史最大の秘境にして最後の楽園である。
攻める前にじっくりとこの秘境を観察する。多すぎず少なすぎず、程よい肉付きで安産型だと思う。
触れてみるとこれまた極上の弾力性で指を跳ね返す。

天国の義母さん、見えますか?娘さんは大変素晴らしく成長し・・・痛っ!

今度は真っ赤な顔して読み終えた本を投げつけられました。流石ハードカバーの角はダメージが高いです・・・

「・・・スケベ」
「ああそうさ!俺はスケベだよ!スケベで何が悪い!!
雄たるもの皆心の奥底にこうした欲望を秘めているものだ!
雄の本能・・・それは遺伝子を後世へ残す事!
太古より脈々と受け継がれてきたその本能、それを罵倒される筋合いは無いわ〜!」

「・・・声、出てる」

すまん、ついカッとなって叫んだ。今は猛省してる。
彼女は呆れた表情で溜め息を一つ吐くと再び本に没頭し出した。

これ以上お尻に深入りするのは命に関わりそうなので止めておく事にする。
秘境との別れを惜しみながら女体という名の要塞を突き進む。
緩やかな坂を駆け上がっていくと今度は橋が見えてきた。中心部には橋を繋ぎ止める為の金具が設置されている。
敵の退路を断つ為にもここは橋を分断するべきだな!
そうして768は橋の金具をずらして外した。
パチンという音と共に張力を失った橋は左右に別れて崩れてゆく。
きっと橋の上には土台となっていた二つの隆起があるはずだ。そこを制圧すればこの要塞も没落寸前だろう。
768は己の部隊を2チームに分けて隆起を挟み撃ちにする作戦を立て、一気に突撃する。

落下した橋の残骸を潜り抜け、隆起に退避した敵に接近する。
部隊が周囲を包囲し一斉に飛びかかったその瞬間!

「ふがっ・・・」
・・・いい加減にしなさい

鈍い音と共に頭部に痛みが走る。
いくらなんでもブラのホックを外した位でこめかみに肘鉄はやり過ぎじゃないでしょうか?
視界が白くなって来たけど・・・これってヤバいんじゃないの?

薄れゆく意識の中で最後に768は思った。



ああ、おっぱい・・・柔らかいなぁ・・・と。

18:名無しさん@ピンキー
09/07/30 04:40:27 tqwzEWmd
気弱な弟を守るために武術を我流マスターした無口な義姉マダー

19:名無しさん@ピンキー
09/07/30 12:31:51 gAY0NBDM
前スレラストGJ
エロ無口っ娘かわいい

20:名無しさん@ピンキー
09/07/30 20:55:44 f/sPDcjj
おばりよんな無口少女

 学校を出て、僕は普段とは違う道を帰る。
 今日は家に誰もいないので、少し遠足で祖母の家まで行く予定になっている。
 途中、近道をしようと山道を少し外れた竹薮を進むことにした。
 僅かに踏み均された小道をさくさくと歩いていると、突然背中に何かが負ぶさってきた。
「誰?」

 首にさらさらと触れる髪、僅かだが当たる膨らみ、そしてぐるりと回されているのは、細い腕。
 ―女の子?
 軽かった。人間とは思えないくらいに。
 僕は立ち止まって尋ねた。
「何の用なの?」

「……」
 無言のままぴったりと貼り付いて、背中から離れようとしない彼女。
 仕方がないので、また歩き始めた。実害はないんだから、良いや。
 そうしてしばらく歩いていると、急に重くなってきた。
「あの…君は、誰?」

「……」
 答えない。僕は次第に苛立ってきて、体を振って除けようとした。
 だけど、よほど掴まるのが上手いのか、全く背中から落ちる気配がしない。
 これはもしや…おばりよん? 祖母から聞いたことのある妖怪。
「ねぇ、何とか言ってよ」

「……」
 首元に僅かに見える顔は、長い髪に隠れていて表情がはっきりしない。
 僕はまた足を踏み出した。すると、また重くなる。
 やがて、立てなくなって膝を突く。それでも這うように前に進もうとすると―。
「―ううっ!」

 完全に地面に押さえ込まれてしまった。
「何だよ一体!?」
 そう言うと、今度は体がすっと軽くなる。彼女の感触が、背中から退く。
 僕は咄嗟に体を反転させて起こすと、悪戯の犯人を見る。
 やはり女の子だった。

 着物姿で、おかっぱ頭は若干前髪が長く、目が見えない。
「僕にどうしてほしいの」
「……」
 彼女は無言のまま振り返ると、道を戻って行く。
「待ってよ」

 振り返り、僕の方に顔を向ける。今にも消えてしまいそうな、空ろな存在感。
「単なる悪戯なの? それとも何か、用があるの?」
「……」
 彼女は再び向こうを向いて、歩いて行く。
 僕は咄嗟に立ち上がり、その姿を追うように駆け出していた。

 意外にも追いついて、その体を後ろから捕まえた。
「……!?」
 肩を振り解くようにして、振り向いてくる彼女。
 見えない目と、合った気がした。
 僕は、不思議な感覚に囚われて、しばらく身動きが出来なかった。

21:名無しさん@ピンキー
09/07/30 20:56:44 f/sPDcjj
「君は…」
 言いかけて、止めた。
 僅かな瞬きの内に、彼女は消えていたからだ。
 忽然と、僕の目の前から。今の今まで触れていた肩が、ない。
 頭が真っ白になる、ということが初めて何となく理解できた。

 僕がしばらく放心していると、頭にこつん―と何かが落ちてきた。
 それは小道の真ん中に落ちて、ころころと転がって、そして止まった。
「どんぐり…」
 僕はそれを拾うと、竹林を見上げた。
 そうだ、ここは竹林。どんぐりなんて、落ちてくるはずがないのに。

 どんぐりは何気なく胸ポケットに入れて、僕は竹薮を抜けた。
 狸に化かされたような思いを抱きながら、やがて祖母の家に到着。
「よく来たねぇ」
「今日はお世話になります」
 後でこの話、してみようかな。

 お腹が苦しい…食べさせ過ぎだよ。あんなにおかわりは? って尋ねられちゃ、結構ですなんて言えない。
 僕は部屋に戻ると、畳にごろんと横になった。手伝いも一通り済んだし、課題でもやろうかな。
 胸ポケットから、どんぐりが転がり落ちる。
「あ…」
 僕はそれを摘むと、じっと眺める。

 艶々していて、綺麗だ。昔は意味もなく集めていたなぁ、なんて。
 ……別のことしよう。
 起きて課題を始める。しばらくすると、祖母がお茶しようと言ってくるので、付き合う。
 また僕の為にお菓子がいっぱいだ。食後にこれは、嬉しいやら悲しいやら…。
 二人で何気なくテレビを見ながら、僕はどんぐりの話をしてみることにした。

「不思議だねぇ」
 嬉しそうに笑う祖母。話の終始にこにこしていて、何だか恥ずかしくなった。
「変な話だったかな」
「いんや。どんぐりまで頂いて―おばりよんにしろ狸にしろ、きっと好かれたんだよ」
 酷い目にも遭ったんだけど、そういうものなのかな?

 僕は課題の続きを終えて、風呂に入った。
 そして涼しい山の夜、布団の上に寝転がると、普段とは比べ物にならないほど気持ちが良い。
 手伝いなどで程好い疲れもあって、僕は心地良く眠りについた。
「……」
 どれほど眠ったのだろうが、ふと目が覚めた。

 体を起こすと、暗い部屋の隅に、何か大きな影。
「!?」
 僕が思わず反応すると、同じように影もびくりと動く。
「誰?」
 目が慣れてきて、徐々にその姿が見えてきた。

 そこにいたのは、膝を抱えた女の子。記憶に新しい外見だった。
 目の隠れたおかっぱに、着物姿。消えたと思ったら、まさか家に出るなんて。
 見ると、近くに置きっ放しにしていたはずの、どんぐりがない。
「……」
 相変わらず、事情を説明してくれそうには見えない。

 僕も黙って、彼女を見ていた。暗い部屋の中で、見つめ合う。
 じっと動かないその体が、時折妖しく見えるのは夜の魔力だろうか。
 立ち上がり、僕は彼女の元へ歩み寄る。
 そっと、手を差し伸べる。理由なんて、考えずに。
 彼女は、応じるように手を取った。

22:名無しさん@ピンキー
09/07/30 20:57:30 f/sPDcjj
 手を引いて立ち上がった彼女は、僕の体に、そっと抱きついてきた。
 一瞬驚いたけど、何となくこうなることが予測出来た。
 僕は彼女の前髪を、優しくかき上げる。円らな瞳が、僕の目を真っ直ぐ見ていた。
 綺麗な目だった。そして、不安で仕方がないような―そんな顔だった。
 その感触をまた確かめながら、僕は体に腕を回した。

 抱き締めて数分、僕の胸に埋まった彼女が、やっと顔を離した。
 僕を見上げるその頬には、涙の粒のようなものが光っていた。
 きっと好かれたんだ―よく分からないけど、その言葉を信じてみようと思う。
 そっと腕を放すと、僕は中腰になって目線を合わせてあげる。
 頭を、ゆっくりと撫でてあげる。

 強張っていた口が、柔らかく解れ、そして笑った。
 言葉はなくても、零れる吐息で”嬉しい”と分かった。
 今は隠れて見えない両目だけど、しっかりと感じる。僕を見ていることを。
「……」
 彼女が、顔を寄せてきた。僕の顔の、柔らかい部分へゆっくりと―。

「……っ」
 その唇も、同じように柔らかかった。そして、冷たい。
 心がちくり、ちくりと痛い。切ないという感情が、その体を抱き締めずにいられなくする。
 僕は変かもしれないけど、妖怪でも何でも良い。この子を愛してあげたい。
 そう思うと、感極まって涙まで出てきた。

 唇を離すと、僕はまたぎゅっとした。何かの拍子に、消えてしまうんじゃないかと思うと、怖いから。
「何でも良い。心細いのなら、一緒にいて良いよ」
 強まる腕の力が、その答だった。
 腕を解くと、彼女は僕の涙に触れてきた。僕も、同じように彼女の涙に触れる。
 彼女が笑った。僕も、笑った。

 手を引いて、彼女を布団の上に招き入れた。
 夏だけど、温めてあげたい。ひんやりとしたその体を。
 そっと体を丸くして、彼女を包み込むように抱き締める。
 気持ちが段々と、熱くなる。急にその体から、女を意識するようになる。
 触れる部分に伝わってくる、僅かな温もり。

 僕は横になったまま上着を脱ぐと、彼女の着物に手をかけた。
 既に充分乱れて、細い足が膝まで覗いているけど。
 帯をそっと解き、全身を曝け出す。青白い肌が、鎖骨から爪先まで、綺麗だ。
 袖から腕を抜かせると、彼女は纏う物の何一つない、裸体となった。
 少しだけ怖がってはいるものも、嫌がる素振りは全く見せない。

 裸になるのは恥ずかしくなかった。下着まで脱ぎ捨てると、再び彼女を抱き締めた。
 冷たい。けれど離したくない。片手で髪をかき上げると、瞳が潤んでいた。
 隠れている時も良いけど、目が見えた時の顔は、愛くるしい。
 そんなことを考えていると、その目がぱちりと瞑る。にこりと、笑った。
 僕は思わず唇を寄せ、今度は自分からキスをした。

「くちゅ…ちう…」
 入れた舌に最初は戸惑いながらも、徐々に応じる懸命な動き。
 体を擦るように手を動かすと、小さな手で追ってくる。
 お互いに足を絡めると、触れたそこから段々と湿ったものが伝わり始める。
 僕のものも同じように大きく、そして熱を持ち始めた。

「ぷはぅっ……うぅっ…ん…」
 漏れ出るように彼女の声が、聞こえ始めた。驚くほどに色っぽいそれは、まだ幼い。
 胸を優しく撫で、そして今度は舌で舐める。悶える小さな体。
 手でそこを触り、更に中の状態もそっと確かめる。締め付けてくる壁と、大きくなる喘ぎ声。
 ぴくん、と体が振れたかと思うと、そこから一気に彼女の液が飛び出した。

23:名無しさん@ピンキー
09/07/30 20:58:13 f/sPDcjj
「はー、はー…」
 大きく息を吐くその顔は、切なげに崩れていた。乱れた前髪から、片目が覗く。
「挿れても…良い?」
 言葉での返事はなく、代わりに伸ばされる両手。
 美しくさえある小さな体が、僕を求めている。

「う、あぁっ…!」
 小さな中にゆっくりと挿し込んでいく。かなりきつくて、僕も慎重になる。
 妖怪だけど、体は女の子。僕も体格良い訳じゃないけど、彼女はそれ以上に小さい。
 それでも、痛そうにしながらも蕩けそうな表情が切ない。
 今にも吸い込まれそうなほど綺麗な片目が、僕を見つめている。

 体を動かすと、彼女の中が更にきつくなって、痛いくらいになる。
 けれど、絞り出されそうなほどの感触は、妙に気持ちが良い。鋭角的な快感。
「いっ…あ、うっ…!」
 僕はしがみつくように、彼女を抱き締めた。或いは、彼女が先だったかもしれない。
「―出るっ!」

「―ふ、う…ぁんっ…!!」
 僕のものから、熱いものが溢れるのを感じた。
 中はこんなにも温かいのに―そう思うと、腕の力が一層強くなる。
 荒く息を吐きながらも、彼女がすぐに求めてきたのはキスだった。
 僕は望み通りに、それを受け入れる。

 そのまま抱き締めて、眠っていたはずだった。
 どこにも行かないように。せめて、朝までは一緒にいたかった。
 目が覚めると僕は、しっかりと寝巻を着て布団に包まっていた。
 彼女の姿はない。まるで最初からいなかったように、静かな朝。
 夢を見ていたんだ―と、頭で理解して、心で拒む。

 部屋を探してもどんぐりが見つからない。
 僕は途方に暮れた。よく考えたら、確かに変だった。何故あんなに情熱的になれたのか。
 気が触れていたのかな。妖怪に魅入られて―いや、でも……。
 唯一分かるのは、僅かに残る疲労感。寝起きのだるさとはまた違う、少しげんなりとした気持ち。
 網戸から冷たい風が入ってくる。何となく、彼女の体温に似ていた。

 朝もまだ早いので、起きて手伝いをする。祖母はとても喜んでくれた。
 今朝の話は勿論しない。布団が汚れたりしなくて良かったと思う。
 朝食を済ませて準備をすると、祖母が軽トラックで途中まで送ってくれると言う。
 僕はもう一度部屋の中を探してみた。やっぱりあのどんぐりはない。
 諦めて、家を出た。

「ここで良いよ。ありがとう」
 僕はそう言って、トラックを降りた。
「良いのかい? …じゃあ、またいつでもおいで」
 今朝も手伝ったとはいえ上げ膳据え膳。たらふく食べてちょっと苦しい。
 でも、元気にはなった。手を振って別れると、僕は竹薮の小道へと入った。

 わざわざここで降りた理由は、自分でも分かる。
 まだどこか未練があって、もう一度彼女に会ってみたいと思うから。
 僕はただひたすら、前へと進む。
 どれだけ歩いただろうか。そろそろ竹薮を抜けてしまう距離なのに、彼女は出て来ない。
 立ち止まる。大声で呼びたい衝動に駆られる。でも、やめる。

 僕はまた歩き出す。のんびりしているとさすがに学校に遅れる。
 現実に引き戻されるように、早足になる。これで忘れよう。それが良いんだから。
「―わっ!?」
 前を見ていなかった。足元で躓いて、前のめりに扱ける。
 強かに体を打ちつけて、痛い。くらくらしながら前を見ると、視界を何かが掠めていく。

24:名無しさん@ピンキー
09/07/30 21:01:26 f/sPDcjj
 それは、僕の胸ポケットから飛び出したものだった。
「…どんぐり」
 妙な気分になって、起き上がると制服を叩いて、そして拾い上げる。
「……」
 何故胸ポケットに入っていたのだろう? 入れた記憶が全くないのに。

 しばらく見つめて、はっと我に返る。そうだ、もう行かないと。
 このどんぐりはどうしよう。もしかしてこれが彼女? でも、どうして姿を現してくれないんだろう。
 ……良いや。このまま持っていても、多分変な記憶として思い出すだけ。
 僕はどんぐりを、小道の隅に置いた。そして歩き出す。
 これで良い。さようなら、おばりよん。

 二、三歩歩いたところで、体を冷たい風が撫でる。
 そしてざわざわと竹林が揺れ、周囲の気配が変わる。
 幻想的だった。ここは元々、そういう神秘的な場所なんだということに気付く。
 足音。僕は立ち止まる。
 ゆっくりと誰かが近付いてくるのを感じた。

「―!?」
 それは僕の背中に、しっかりと負ぶさってきた。
 その感触に、僕は言葉を失った。
 後ろにいて見えなくたって分かる。何から何まで、間違いなく彼女だった。
 僕は彼女の手を、軽く叩く。

 そっと背中から離れる感触。振り返り、確かめるまでもない。
「―っ」
 抱き締めると、彼女の吐息が小さく漏れて、僕に”安心”を教えてくれる。
 やっぱりずっと、一緒にいたんだ。置いて行こうとしたりして、ごめんね。
 声にならず心の中で呟くと、彼女が首元で、ゆっくりと頷いた。

 学校に着いた。僕の胸ポケットには、あのどんぐりが入っている。
 一緒に竹薮を抜けようとしたら、彼女はまたどんぐりに戻ってしまった。
 どういう理由があるのかよく分からないけど、どうしたら会えるのか、何となく分かった。
 彼女は僕と一緒に、いたいみたいだ。無口だけど、それは分かる。
 ―良いよ。いてあげる。

 
おしまい
新スレの記念に失礼しました

25:名無しさん@ピンキー
09/07/30 21:37:10 4gWABElz
いえいえとんでもない。gjです。
機会があったらまたお願いします

26:名無しさん@ピンキー
09/07/30 22:13:47 c8xz7kGN
ちょっと竹藪行ってくるわ

27:名無しさん@ピンキー
09/07/31 00:03:59 thhto5b5
ドングリ拾ってくる
10個……いや、10人ぐらいw

28:名無しさん@ピンキー
09/07/31 00:46:52 pT6Pu8gK
子供の頃ドングリを大量に拾っては箱の中に収集していた俺はハーレムだったのか。


29:名無しさん@ピンキー
09/07/31 07:37:24 +o7NVhfQ
ぎゃー俺コンクリに擦り付けて穴あけて笛量産してた

30:名無しさん@ピンキー
09/07/31 21:02:15 GdePSPBM
素敵な話でした。

31:名無しさん@ピンキー
09/08/01 05:36:12 y2WjBFJk
>>29
どゆこと?

32:名無しさん@ピンキー
09/08/01 22:49:11 K7s4ce5K
>>30 釣られてあげる。
ドングリに穴を開けて笛にするんだよ。
でもそんなことやってたってことは29氏は相当田舎出の今はおっさんですな。
自分もそうだけど。

33:名無しさん@ピンキー
09/08/01 22:57:04 5Kfj68et
コンクリートに自分の股間を擦りつけて穴を開ける、ということかと一瞬思ったw

34:こたみかん ◆8rF3W6POd6
09/08/02 00:23:58 L0uAvA40
〜無口で夜行性な彼女〜

「起きろ、光」
俺が激しく揺さぶるとようやく彼女は目を覚ました。と言っても瞼が今にも下がりそうだが。
「今から俺は学校に行くからな。って聞いてるか?」
またもや寝入ってしまいそうな彼女の体を再び揺する。
光は目をこすりながら欠伸をすると、コクコクと頷いた。いや、船を漕いだだけかも…
家を出るときに後ろを振り返ると、もう布団の中に入っていた。仕方ないがなんだか悲しい。
親元を離れ、一人暮らしを始めた俺を待ち受けていたのは幽霊の光だった。
俺は自分の名前すら忘れるほど一人ぼっちだった彼女に名前をつけ、一緒に暮らしている。
しかし、幽霊だからか光は昼夜逆転した生活を送っている。日が出ている間には起きない。
…加えて時折淫乱になる。童貞は奪われ、昨晩も相手をさせられた。
おかげで寝不足だ。

学校から帰ってもまだ光は眠っていた。
ここまで深い眠りを覚ますのもなんだし、そっとしておいてあげよう。
結局起きたのは夕食の準備が終わった頃だった。
「悪いな。いつも一人で食べて」
幽霊である光に食事の必要はない。
一人で食べる自分がなんだか気まずかった。
「………」
彼女は静かに首を横に振る。
気にするなということだろうがやはり気になってしまう。
と、光は急に皿の上のある料理を指差した。
「あぁコロッケか?スーパーで買ってきたんだよ」
「………」
コロッケがどうしたんたんだろう?しかし彼女は意味深に頷くだけだった。
……気になる。
光はまるで喋らない。恐らく生死に関係なく無口なのだ。
第一に彼女は幽霊らしくない。足は生えているし、触ることもできる。
もちろん不思議なこともあった。
彼女が身に纏う純白な浴衣、それが汚れているのを見たことが一度もないのだ。
常に同じ服であれだけ真っ白な生地にもかかわらず、いつ見ても綺麗だった。
当たり前だが俺は汚れるので風呂に入らないといけない。
片付けを終え湯船に浸かると鼻歌を歌いたくなる。親父臭いなと思い一人苦笑した。
ガラガラガラ―
突然開く扉。慌てて振り向くと服を着たままの光が立っていた。
「背中…お流しします…」
いきなりの事で意味が分からなかったが、断るわけにもいかず好意を受けることに。
ゴシゴシと洗う力加減はちょうどよく、とても気持ちよかった。
「ありがとう。光もうい―!?」
絶句した。
湿気のせいだろうか。彼女の服が体に卑らしく張り付いていたのだ。


35:こたみかん ◆8rF3W6POd6
09/08/02 00:25:02 L0uAvA40
しかもよく見ると軽く透けている。下着を着けていないのはすぐにわかった。
直接のエロスではないがかえって興奮を煽ってくる。もちろん体の一部も素直に反応した。
「うわっ、光!?」
しまった。勃起した肉棒を見たせいで光にスイッチが入ってしまったらしい。
俺の足の間に体を潜り込ませるとギンギンのそれに手を這わした。
しなやかに巻き付く指は絶妙なリズムで上下にさする。空いた手は先端部を優しく包む。
光は頬を赤く染め、ご馳走を前にした時のように嬉しそうな表情を浮かべていた。
ゆっくり顔を近づけるとピンク色の舌が出てきて竿を下から上へと舐めあげた。
先端へ到達するとチロチロと割れ目をさする。敏感な部位への攻撃に声をあげてしまった。
亀頭の周囲を唾液いっぱいにじゅるじゅると啜る。
ついばむように、または吸いつくように緩急をつけて様々な方向からの攻め。
そしてご馳走を食べるようにパクリと口に含んだ。舌を竿部に巻き付け音を立てて吸い尽く。
頬の内側に亀頭をこすりつけ精液を絞ろうとする。
「光、もうそろそろ」
かなり限界が近付いていた。
彼女を四つん這いにし、裾をめくって秘部を晒す。そこは既に粘りのある液で潤っていた。
「何もしてないのにビショビショだよ?何でだろうね」
耳元であえて加虐的なことを囁く。彼女はその方が喜ぶから。
いやいやをするように揺れる腰を掴み一息に肉棒を突き入れた。
「はぅっ…!ん、はぁ…」
普段は聞くことのない彼女の声。しかも飛び切りの嬌声だ。
魅了された俺は夢中で腰を降り続けた――
それ以降のことはよく覚えていないが、光と共に何度も絶頂に達したことだけは覚えている。


そして次の日。
腰が痛い、というより全身が痛い。やりすぎた……
光の性欲は底無しだ。たまに淫魔なのではないかと疑う。
休みたくてしょうがなかったが俺は学校に。スヤスヤと眠る彼女が羨ましい。
あまりの眠気に授業はほとんど頭に入らない。あくびなんてかみ殺せなかった。
体は痛いし、先生に注意はされるし踏んだり蹴ったりだ。
沈んだ気持ちで家に帰ると部屋中が良い匂いで充満していた。
「え!?光?」
匂いの発生源である台所に行くとなんと光が料理をしていた。まだこんな時間なのに。
「………」
俺を振り向いただけで何も言わない。若干眠そうだが手つきはしっかりしている。
揚げ物をしているらしく、パチパチと油が跳ねる音がしていた。


36:こたみかん ◆8rF3W6POd6
09/08/02 00:26:51 L0uAvA40
食卓に並んだのはコロッケだった。香ばしい匂いが食欲をそそる。
「得意料理だったんです……コロッケは…」
なるほど、昨日の問いかけの意味が判明した。
彼女に料理で出来たとは驚きだ。
「三十年振りなので…美味しいかわかりませんけど…」
珍しく今日はくよく喋る。そもそもこの時間に起きていること自体珍しいが。
俺は箸を手に取りコロッケに口をつけた。
「あ、あの……どうですか?」
「―…しい」
「……?」
「凄く美味しいよ、光!!」
こんなに美味しいコロッケは初めて食べる、そう言っても過言ではないくらいの味だ。
口に入れた瞬間に広がる香ばしさは何とも形容し難い。
衣のカリッとした食感、じゃがいものホクホク感が見事に合っていた。
ソースなんていらない。そのものの味だけで十二分に楽しめる。
気付けば皿の上のコロッケは全て胃袋へと消えていた。
「ご馳走様。本当に美味しかっ―」
礼の言葉を述べようとしたら光は寝てしまっていた。早起きは辛かったらしい。
静かに片付けを済まし、机に突っ伏した彼女に毛布をかけてやる。
市販のものばかり食べる俺のために、苦手な早起きまでして料理してくれるなんて。
「ありがとう…光」


おわり

―ここまで打ち込んで女はパソコンの電源を切った。
締め切りは来週。今回は時間に追われないと彼女は安堵のため息をついた。
「月刊無口っ娘通信♪」を友人と創刊して以来、彼女は小説の連載をしてきた。
しかし性的な内容を含める内容はこの作品が初めてだ。
友人の頼みでなければまず書くこともなかっただろう。
全年齢対象の雑誌に載せることは問題かと思われたが、PTAから抗議の声はなかった。
たかが十年程度の歴史とはいえ地域に根付いた雑誌の支持率はかなり高かったのだ。
次第にカーテンの向こうが明るみを帯びてきた。
(朝か……)
作品のヒロインであった光と同じく彼女は昼夜逆転した生活を送っている。
寝ようかとベッドに横になると、自然と彼女の手が胸へと伸びていった。
(…だめっ…ん……)
性的な内容を書くことで湧き上がる本能。書く度に抑えきれない興奮が襲う。
(こんなっ…あっ…)
本人の意志とは関係なく彼女の手は自身の胸を揉みしだく。
服の上からでは満足できなくなり次第に上衣を脱ぎ捨てていった。
三十を過ぎたばかりの体は衰えを見せるどころか女らしい艶やかさを持ち始めている。
柔らな双乳に反し、頂だけは勃起し硬度を増していた。


37:こたみかん ◆8rF3W6POd6
09/08/02 00:28:07 L0uAvA40
片腕を胸においたままもう片腕を下ろしていく。
ズボンを脱ぎ捨てるとそれ以上の作業が煩わしくなりショーツの上から指を這わす。
既にそこは大きな染みが出来ていた。
(はぅ……んんんっ)
ショーツを横にずらし秘裂を指でなぞると淫らな液がまとわりつく。
ぬめりを利用し、より滑らかな動きで自身を慰める。
そして秘裂の上にある肉芽に触れた時―
「やっ!!あぁ、あっ、だめ……んっ」
それまで声を我慢していた彼女の口から初めて声が漏れ出た。
「はぁ、あっ、や、んっ、あぁぁ」
一度解き放つともう抑えることはもうできない。指の動きに合わせ声のトーンもあがる。
狭い寝室に響くのは彼女の媚声と秘部から聞こえる水音だけ。
彼女はじわじわと絶頂へと登り詰めていく。
「い、あっあっ、やぁ、だ、んッ、あ、ああぁぁぁぁぁ!!」
足先から頭頂部へと電気が走った。足は内股に力が入り、股関の手が強い力で挟まれた。
「はぁ、はぁっはぁ……ぁ」
取り出した手は愛液でべとつき濡れ光っている。それは彼女の羞恥心と背徳心を誘った。
(何をしているんだか……)
寝るつもりだったのに汗やら汁やらで体中がべとべとだ。
仕方なく彼女は浴室に向かった。
シャワーを浴び、半日ぶりに携帯電話を開くと担当からメールが送られていた。
中身は仕事の内容と体を気遣う一言。
この春に入社したばかりの彼は、いつも彼女の体を気遣ってくれるのだ。
若くて仕事熱心な彼にかわいさを含めた好意を抱いている。
もちろん嬉しい、しかし返信しようとする指はまるで動かなかった。
小説ならスラスラと言葉が浮かぶが、自分のことになるとどうしていいか分からなくなる。
(彼も可哀想に…最初の担当が私なんて)
自分は無口で無愛想、彼としても若くて綺麗な人がよかっただろうに。
とはいえ新米の彼にいきなり嫌われても構わないと思うほど、彼女は強くなかった。
なんとか返信しなくては。しかし考えれば考えるほどいい返事は浮かばない。
気を落ち着かせようと彼女は深呼吸する。
一回―
二回―
三回―
しかし残念ながら繰り返した所で良案は出てこない。
深いため息をつきながら打ったのは「ありがとう。気を付ける」という言葉だった。
もっと違うのにすればよかったと彼女は再びため息をつく。
(最近はため息が増えたな……)
三十歳を過ぎたからだろうかと彼女は一人苦笑した。


38:こたみかん ◆8rF3W6POd6
09/08/02 00:30:01 L0uAvA40
ついでに言うと性欲も前に増している気がした。
(もう、何を考えているんだ……今日は調子が悪いな)
とりあえず明日また何か送ろう。そう考えながら彼女は寝室へと向かった。
しかし、珍しくまともな返信をしたことに彼が喜んでいたことを彼女は知らなかった。


おわり


三十過ぎの無口さんは女の子じゃないんじゃないかと一人悩み中。
では、お目汚し失礼しました

39:名無しさん@ピンキー
09/08/02 00:49:00 ob/wIK/Z
GJ!!
さすがだよ、、、、、
「月刊無口っ娘通信♪」の編集の話は
いつかやって欲しいと思っていたけど、
まさか小説家のほうから
せめてくるとは、、、

光カワイイよ光



40:名無しさん@ピンキー
09/08/04 04:05:14 8gSP4P7V
GOODJOB!

41:名無しさん@ピンキー
09/08/09 15:18:12 jsof6Y+1
保守

42:名無しさん@ピンキー
09/08/12 03:39:46 cXDd4lip
補習

43:名無しさん@ピンキー
09/08/12 09:07:14 YHDWV4Rm
夏休みはずっと一緒に過ごそうと約束していたのに、男が補習受けなきゃならなくなってご機嫌ななめな無口っ子。
いつも以上に口を訊いてくれなくなりましたとさ。

44:名無しさん@ピンキー
09/08/12 22:34:15 Oy/dPfrC
男が補習から解放されてさあ遊ぶぞ! と羽を伸ばそうとしたら、
今後はそういう言うことがないようにと無口っ子が待ち構えて引きずって行って
宿題と勉強を強要されて、男にとっては地獄だけど無口っ子にとっては満更でもない
夏休みですねわかります

45:名無しさん@ピンキー
09/08/13 04:04:04 WLSiZDwT
>43-44
ナイスコンビネーションw

46:名無しさん@ピンキー
09/08/14 08:39:56 LnY0PAJR
ヤンデレだけとか
ツンデレだけとか
ギャルゲーあるのだから無口だけのゲームあったらいいな

47:名無しさん@ピンキー
09/08/14 23:14:04 ieBECXRH
シーマンみたいな感じで無口娘とひたすら向いあうだけのゲーム

48:名無しさん@ピンキー
09/08/15 06:52:00 aFkZQAJo
>47
地味すぎてワロタ

49:名無しさん@ピンキー
09/08/15 06:54:31 lq5soyw3
俺のシーマンはおしゃべりで食物に強欲だったな…
最後は飛んで行ってしまったがw

50:名無しさん@ピンキー
09/08/15 09:31:15 wXjy7gVz
やっぱりさ
誰にも理解されない無口娘のささやかな表情の変化や態度の変化を
読み取って自分だけが意思の疎通ができるって素敵だと思うんだ

独占欲ってレベルじゃねーかw

51:名無しさん@ピンキー
09/08/16 16:32:43 C8Bh3GGK
喜怒哀楽が激しくても声帯がおかしくて声が出ない娘とかどうなんだろう

52:名無しさん@ピンキー
09/08/16 16:40:40 cs10bZi7
アンパンマンのチーズって喋ることが出来るけど
喋る必要が無いから喋らないらしい

53:名無しさん@ピンキー
09/08/16 16:47:54 81nuhDZd
チェインソー常備の死体処理屋さんとか

54:名無しさん@ピンキー
09/08/16 20:50:09 2Y6pyJu/
20年位前の邦画SF、ガンヘッドに出てきてた生き残り子供コンビの女の子のほうとか

55:名無しさん@ピンキー
09/08/16 23:10:24 tLhkUJ2y
昔夜の映画番組でしゃべれない女の子がなんか磁石
で書く奴首に下げてる奴あったな。

56:名無しさん@ピンキー
09/08/19 19:36:48 2o9FI1X4
とてもおしゃべりな僕の彼女。
ある日突然声が出なくなってしまう。
何を試しても効果なく、諦めかけていた頃、
Hのとき、感じたときだけ小さな喘ぎ声を出すことを発見。
もしかして、もっと感じるようになれば声も出せるようになるかもしれない!
奥手でHもあまり好きではない彼女をなんとか丸め込み、
リハビリという名の元に彼女の開発を試みるが…


というシチュを夢想した。

57:名無しさん@ピンキー
09/08/19 22:08:38 hL00SvMX
さぁ、プロットのプロットは完成した
あとは>>56がSSに仕上げるだけだ。

58:名無しさん@ピンキー
09/08/21 16:05:08 EL4u0Q1B
>>56が完成するまで全裸で無言待機

59:名無しさん@ピンキー
09/08/21 23:02:42 xbk+HxV1
>58
風邪ひくなよw

60:名無しさん@ピンキー
09/08/22 23:16:35 yt6EXYSD
>>58
「ブハクション!!…冷えてきたかな……?」
ポンポン
パサッ……
「あぁ、ありがとう。ん?こんな色の生地ウチにあったっけ。
ねぇ、これどこから…………って、うえぇ!?」
ビクッ
「ちょっ、ちょっと!?」
………?
「なんで下着姿なんだよ!!」
ビシッ
「ん?この布が何?……君のワンピースかよ!!」



という無口っ娘を妄想

61:名無しさん@ピンキー
09/08/23 11:57:33 Oj4l3J/p
>>56
裸無花果の葉で、林檎かじりながら待ってる。

62:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:04:14 B0JP/t7q
>>61
アwwwダwwwムwww

63:名無しさん@ピンキー
09/08/27 18:33:19 o+Ge9Xs0
某国のトリプルクロスな無口娘

64:名無しさん@ピンキー
09/08/28 06:11:48 tWwfKVHq
無口っ子にすりすりされたい

65:名無しさん@ピンキー
09/08/29 01:55:56 aibFoiOr
>>64
んで目を細めてくれるともっといい

66:名無しさん@ピンキー
09/08/29 05:08:21 fu6n9E2k
無口にはスク水が似合う

67:名無しさん@ピンキー
09/08/29 11:40:03 YBm/gwIe
巨乳スク水無口っ娘に、水泳教えてお礼にセックス。

68:名無しさん@ピンキー
09/08/29 14:43:42 7Ig/EV/B
>>67
それは前スレで既に通った道だ
……巨乳ではなかったか

69:名無しさん@ピンキー
09/08/29 22:25:49 8ohiyIiI
無口娘と背中合わせで本を読む秋
無口娘と芋が焼けるまで焚き火を見つめる秋
無口娘と蟹を食べる秋
無口娘と……秋

70:名無しさん@ピンキー
09/08/29 22:36:24 ZoYYCpAt
無口娘との春は……遠く過ぎてしまったのだね……

71:名無しさん@ピンキー
09/08/29 22:56:45 bwQPTXVa
無口娘と読書の秋
無口娘と食欲の秋
無口娘とスポーツの秋

上から順に本を読むふりしてくっつきたい
彼にアーンがしたい
スポーツというなのセックs(ry

こんなトコか

72:名無しさん@ピンキー
09/08/31 01:30:24 lVF77fpW
無口っ子のバリエーションって、どれくらいあるだろう?
例えるなら、無口っ子だけを集めたギャルゲーを作るとして、
どれだけキャラ被りさせずにキャラを増やしていけるか

内気系無口っ子:しゃべりたいことはあるけど上手くしゃべれない系
質実剛健系無口っ子:プロ軍人とか武術家とか暗殺者とか、必要最低限しか喋らない系
不思議系無口っ子:のんびりしてるとか電波受信系で、独自のテンポで動いてる系
不可系無口っ子:呪いとか病気とか実は人間じゃないとか、なにかの理由で喋れない系



73:名無しさん@ピンキー
09/08/31 06:19:40 LcbzdFW6
普段は超無口
メールでは超長文

そんな無口娘

74:名無しさん@ピンキー
09/08/31 10:45:06 xcm/bG99
喋りたい事が多すぎて何を喋ったらいいか迷って結局喋れない無口娘

75:名無しさん@ピンキー
09/08/31 12:17:59 futhOydX
以心伝心系無口

言いたいことが分かる通訳(主に従者or幼馴染)がいるため会話の必要がない
あるいはホンモノのエスパー

76:名無しさん@ピンキー
09/08/31 13:19:37 6XOprAID
トラウマ系無口

過去に虐められていた経験があり、喋れなくなってしまった無口っ娘
ってか簡単に言うと石津(ry

77:名無しさん@ピンキー
09/08/31 13:27:35 I+iVRdBD
喉の病気で喋れなくなった病気無口

78:名無しさん@ピンキー
09/08/31 22:58:17 JD6+onPl
喋るより肉体言語で語り合うのが好きな無口っ娘コミック雑誌が集○社より発刊されました。

79:名無しさん@ピンキー
09/09/01 01:18:03 LWnLxaNd
ここにいる奴らでゲーム創ってみたい

80:名無しさん@ピンキー
09/09/01 01:30:29 iE8eDr3Q
声入れたら女声優が楽そうだな

81:名無しさん@ピンキー
09/09/01 03:46:01 iXxI4gDw
>>80
演技は動きがあるより無いほうが、
声を出すより黙るほうが難しいって知り合いの売れない俳優が言ってた
逆に難しすぎたりしてな

82:名無しさん@ピンキー
09/09/01 06:37:51 uLvftvx8
>>80
一応役者目指してる人間に言わせてもらうと、
少ない、小さい動作の中で感情や意思を表現するのって、結構難しいんだぜ。

83:名無しさん@ピンキー
09/09/01 12:24:27 2o1u94Ak
ドラクエの主人公は、はいといいえだけで全てを表現しなければいけない。

84:名無しさん@ピンキー
09/09/01 13:14:56 AUzMqh4G
>>83
メガテンもな…

85:名無しさん@ピンキー
09/09/01 15:02:35 8QZEGdF8
モンハンに至ってははいもいいえも無い究極の無口さんなんだぜ

86:名無しさん@ピンキー
09/09/01 18:01:46 7DVuNlD1
◆アルプスのしょうじょ○○ジ

   はい →いいえ

87:名無しさん@ピンキー
09/09/01 21:20:34 2o1u94Ak
>>86
アルプスの少女医家路

88:名無しさん@ピンキー
09/09/02 06:12:35 OdxOcQRo
アルプスの少女カイジ

89:名無しさん@ピンキー
09/09/02 06:51:02 xdPymKY1
クララが・・・立った・・・・!?(ざわざわ・・・・

90:名無しさん@ピンキー
09/09/02 09:32:10 Wqusq/NL
アルプスのしょうじょ退治

91:名無しさん@ピンキー
09/09/02 09:53:13 C65CxHY5
>>88-89
やめろwww電車の中でふいたじゃねーかwwwww

92:名無しさん@ピンキー
09/09/02 11:32:11 LdHeDQyM
>>88,89
URLリンク(choco.2ch.net)
朝目新聞→福本パロディ ミニ特集→未来は僕らの手の中
にもそのネタはある。エロくないが。

93:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:20:06 Zs+srGYk
NEEDLESSの梔タンハァハァ

94:名無しさん@ピンキー
09/09/03 16:35:29 fsxK4dyk
>>93
スケブ破りたい。

95:名無しさん@ピンキー
09/09/06 19:59:57 SXCe6DQn
喋らない女の子をからかって、真っ赤になったその子にバンバン叩かれたい。

96:名無しさん@ピンキー
09/09/07 17:14:58 /JsQiDUk
あの・・・ageます・・・

97:名無しさん@ピンキー
09/09/07 17:45:01 a6WBFWeb
>>86
むくち、おれたち

98:名無しさん@ピンキー
09/09/09 15:58:44 t3P+ybIv
                      

99:名無しさん@ピンキー
09/09/09 20:33:14 9aa0kI9u

(…無口って良いよね…)

100:名無しさん@ピンキー
09/09/10 08:40:44 2g0eRAqf
そんな事を思いつつ>>99は目の前の彼女のスカートを捲ってみた。

101:名無しさん@ピンキー
09/09/10 13:02:29 5rWZgv2O
1.アンダースコートがあるから大丈夫
2.悲鳴をあげられる
3.もっと見てと誘われる
4.物理的に排除される
5.泣かれる

102:名無しさん@ピンキー
09/09/10 14:13:29 Q6brRK9L
5で!

103:名無しさん@ピンキー
09/09/10 15:56:44 A35cBLUj
6.パンツのような物を履いていたがパンツじゃないから恥ずかしくないもん!と言われる

104:名無しさん@ピンキー
09/09/10 18:11:05 YXbAy0Qm
7.相手無言…
いたたまれなくて顔を見合わせてどうしようか悩む
相手もどうしたらいいか悩んでいる様子

105:名無しさん@ピンキー
09/09/10 19:08:32 BYbz3Pio
>>104
犯してうやむやにするんだ。

106:名無しさん@ピンキー
09/09/10 19:42:06 SDL4t87K
>>105
…来ないの

107:名無しさん@ピンキー
09/09/10 20:55:17 BYbz3Pio
>>106
生理がー!?

108:名無しさん@ピンキー
09/09/10 21:30:29 tq+eMgR1
>>98に便乗したら盛り上がってるじゃないかwww

109:名無しさん@ピンキー
09/09/13 09:16:29 DNdE4wTm
深刻になって来たな

110:名無しさん@ピンキー
09/09/13 15:36:30 SdVTqIp2
>>107
無言でコクコク…


111:名無しさん@ピンキー
09/09/14 14:14:36 b9usELx2
1.
「……」
何処か勝ち誇った様子、しかし>>99は無言でアンダーもずり下ろす

2.
「きゃ」
から伸びる可愛らしい悲鳴、>>99は集まって来たギャラリーに必死の弁解を

3.
「……」
呆れる訳でも怒る訳でも無く、彼女は自分からスカートを更に捲って来たので>>99は慌ててスカートを元に戻させる

4.
「し―」
ろ、と言い切る前に>>99の顎を、彼女の蹴りが綺麗に捉える、合掌。

5.
「……」
幾ばくかの沈黙の後、彼女の目尻から涙が零れだし、>>99は慌てて謝罪と共に慰めるべく色々な手を

6.
「……ぱ、ぱんつじゃないから恥ずかしく……」
真っ赤な顔、慌てた様子を見せて小さな声で言う彼女に、>>103はならばと容赦なくじっくりなめ回すように眺め続ける

7.
「……」
何も反応が無く、不安になった>>104が顔を上げれば彼女は思案顔、何か動き辛くそのまま待っていれば、来ないの、という声。何がとは言わんが>>104修正されろ

112:名無しさん@ピンキー
09/09/14 18:11:11 QHfaosH+
>>111
1か6

113:名無しさん@ピンキー
09/09/14 20:14:23 WeLJLTzd
結局俺は顎を蹴られる訳かwww

114:名無しさん@ピンキー
09/09/14 23:03:23 Cfib4wBf
ほんの小さな悪戯のつもりだったのに。
「・・・っ・・・ひんっ・・・ぐすっ」
夢花は泣いてしまった。
「ご・・・ごめん・・・」
夢花のスカートを捲った姿勢のまま、呆然とする僕。
ど、どうしよう。
夢花を泣かせてしまった・・・。
僕は必死に彼女を慰める方法を考えた。

「・・・はっ、そうか!」
僕は閃いた。
「夢花、僕のズボンを脱がすんだ!そしたらおあいこだろ!?」

「えっ・・・」
さすがに驚いたのか、泣くことも忘れて呆然とする夢花。
「さあさあ!遠慮なく脱がすんだ、夢花!」
僕はそう言って腰を突き出す。
夢花の頬がゆっくりと紅潮していった。

・・・・・・。
よろしければ誰か続きをお願(ry

115:名無しさん@ピンキー
09/09/15 20:34:34 aYVJovND
>>114
よろしければ貴方に続きをお願(ry

116:名無しさん@ピンキー
09/09/19 02:47:28 /iI6PdMO
強気無口っ娘

117:名無しさん@ピンキー
09/09/19 12:44:35 jkeOwJsD
>>116
悲鳴や泣き声を聴きたい。

118:名無しさん@ピンキー
09/09/20 00:03:26 uZPflZfV
くっ

ひゃっ

しかイメージできん

119:名無しさん@ピンキー
09/09/24 01:41:48 AHDHfgrX
………ほ………

120:名無しさん@ピンキー
09/09/24 06:51:58 WJIeF/Aj
>>118
なんだ千早か……と思ったけど、彼女意外と喋るんだよなw

普段は喋らないけど、実はとんでもない美声の持ち主を妄想した。
ところで「美声」ってどんな声なんだろう?

121:名無しさん@ピンキー
09/09/24 07:21:21 HR9haNlp
そりゃ息子が眠れなくなる声だろ

122:名無しさん@ピンキー
09/09/24 17:29:25 8kAr+JqD
どっちのむs(ry

123:名無しさん@ピンキー
09/09/24 17:58:09 TP2qq266
>>120
君が美しいと思った声、それが君の中での美声さキラッ

124:
09/09/25 18:07:13 ++eLvOTY


125:黒い犬はもういない ◆MZ/3G8QnIE
09/09/25 23:20:18 jQ87dfUW
設定とか覚えてらっしゃる方がいるか不安ですが、後編投下します。
8レスくらいです。

126:黒い犬はもういない ◆MZ/3G8QnIE
09/09/25 23:23:16 jQ87dfUW
「ここか……」
プリントされた地図と携帯電話に表示された現在地を見比べ、俺は足を止めた。
興信所に迷い犬飼い主探しの名目で依頼して、たどり着いた住所。
周りは閑静な住宅街。高層の集合住宅は少なく、小奇麗な平立ての一軒家が並ぶ。
目の前には、偽レンガで覆われた新築の洋風2階建て。
敷地面積は100坪程だろうか、庭もそれなりに広い。
請った造りの門の脇に、"鈴木"の表札。
ふと、横を見やると付いて来ている筈の姿が見えない。
「……なにをやってるんだ」
黒いワンピースの上に白いカーディガン姿。
同行者である小柄な少女が、電柱の後ろでしゃがみこんでいた。
ちらりと顔を出しては、すぐに引っ込める。さっきからそれを繰り返している。
「逃げるな」
このままでは通行人の視線が気になる。
少々強引に、少女を物陰から引き出す。
俺に手を拘束された彼女は俯いたまま、鈴木宅の方を直視しようとしない。
「ここで間違いないか?」
少女は目を閉じ、躊躇いつつも顔を上げ、鼻をひくつかせる。
十数秒はそうしていただろうか、彼女はゆっくりと目を開けると、寂しそうな顔で呟いた。
「懐かしいひとの、におい」
握った彼女の小さな手が、俺の指を強く握り返してくる。
微かに震えるその手。
「……行くぞ」
俺はその手を引いて、アール・ヌーヴォー風のアーチ門に向かった。
門の横に呼び鈴を見付け、指を伸ばす。
その時、敷地の中を覗き込んでいた少女が息を呑んだ。
丁度邸宅の扉が開き、小学校中学年くらいの女の子が姿を見せる。
女の子の手にはリード線が握られており、その先には一匹の小型犬が繋がれていた。
女の子は散歩をぐずるヨークシャテリアをあやしながら抱え上げる。
犬の我侭に翻弄されつつも満更ではない、そんな様子。
幸せそうな笑顔。
俺がその様子を眺めていると、傍らの少女は突然踵を返し、元来た道と違う方へ駆け出した。
すぐにその姿が青白い炎に包まれ、黒い犬が飛び出る。
そのまま弾丸の様なスピードで、その場から走り去った。
「おい!」
止める間もなく、あっと言う間に姿が遠ざかる。
それでも追おうと走り出す俺の前を、突然バスが横切った。
クラクションを鳴らしながら一旦停止した市バスが再発進し、排ガスが晴れた向こう側には誰の姿も認められなかった。
「あの」
呼び止められ振り返ると、件の犬を抱えた女の子が怪訝な顔で俺を見上げている。
「ウチになにかご用ですか?」
俺は今すぐにでも少女を追うべきか迷ったが、思い直して少女にお辞儀して見せた。
「鈴木さんの御宅ですね。少々お話が―――」

     * * *


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