【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ12【ボーカロイド】 at EROPARO
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400:名無しさん@ピンキー
09/08/14 02:26:50 KTXGt/+j
>>394
GJ!!
しかしKAITOはマジでどこで誰相手にそんな特殊スキルを手に入れたんだw

401:◇Ya6./k9mm
09/08/14 10:28:50 45MkJdap
おはようございます。
夏といえば海!ということで海でエロが書いてみたいなあと思い投下します。
べ、別にDIVA水着に欲情したとかじゃないんだから!
カイメイです。
何故かパソコンからアクセス出来ないので携帯から失礼します

402:夏だ!海だ!水着だ!1/5◇Ya6./k9mm
09/08/14 10:32:56 45MkJdap
夏といえば?

「海!」

勢いよく答えた妹たちは既に浮き輪を抱えて行く気満々といった様子だった。カイトはやっぱりね、というように溜息を吐く。
車が運転できるのはカイトとルカの二人のみ。出掛ける人数はお隣のインターネット家を含めて総勢8名。
したがって自分が車を出すのは必然的なのだ。いい加減免許を取ってほしいと恨みがましく横目でメイコを見る。

「な、なによ!その目はっ」
「めーこ、いい加減受かってよ……仮免まではスムーズだったのになあ」
「う、うるさい!あたしが本番弱いの知ってるでしょ……」
それじゃあVOCALOIDなんかやってられませんよ、と言うとメイコはうっと口詰まった。後輩のルカのほうが先に取得してしまったことにはさすがに焦りを感じているらしい。

「まあ、いいやめーちゃんの水着見れるしね」
自分の海パンやらバスタオルやらを詰めながらぼそりと本音をこぼしてやる。するとメイコは顔を真っ赤にしてスケベ!とだけ叫んで隣接した自身の部屋へ消えた。
普段は真っ先に準備を済ませて妹たちをせかしている彼女が今日に限って皆から「遅い!」と言われたのは言うまでもない。



403:夏だ!海だ!水着だ!2/5◇Ya6./k9mm
09/08/14 10:34:38 45MkJdap



「あれ」
「なによ」
「あ、いやー……あの水着じゃないんだなって思って」
あの水着とは最近仕事で着たぱっくりと真ん中が空いているハイレグの水着である。
また一昔前のものを用意したなとは思ったがそれですら彼女は着こなしていたというのに。
「だって、あんな恥ずかしいじゃない!」
「いやー似合ってたのに」

「こっちよりも?」
ツンと拗ねた様に唇を尖らせて上目遣いをしてくるメイコは……やばいくらいに可愛い。
顔がにやけそうで直視できない位だ。思わず自分が羽織っていたパーカーを彼女の身体に羽織らせて隠す。
こんなかわいいもんを他のやつなんかに見せてやるもんか。
ホルターネックのビキニは細い腰を強調させ短いスカートから出る太ももは眩しい。きつすぎない赤は彼女のイメージカラーということもあり似合わないはずがなかった。
……いや、どこにでもありそうな水着だしインパクトには欠けるだろう。
けれど問題はそこではないのだ。”彼女”が着ているということが重要である。

「かわいいよ。こっちのほうが、全然」
なんだかドギマギしてしまって上手く言葉が出ない。というより正直に言おう。
俺の息子が叫んでいる。

「んなっ……やっぱ似合ってなかったんだあ……」
「いやっそうじゃなくて!めちゃくちゃ似合ってるから、あの、その」
ちらりと海ではしゃぐ妹たちを見る。青い海に映える美少女たち。ああ、かわいいなあ楽しそうだなあと脳が現実逃避を始める。
メイコが徐々に詰め寄るおかげで身体が密着しそうだ。これ以上は限界です。
するとその時運よくがくぽと目が合った。そして親指を立てる。

行って来い☆

この日ほどがくぽが男前に見えた日はなかった……


404:夏だ!海だ!水着だ!3/5◇Ya6./9mm
09/08/14 10:39:40 45MkJdap



「ちょ、待ってよ、カイト!」
あまりにもかわいすぎるメイコを無理やり乗ってきたワンボックスに引きずり込みフラットシートに押し倒す。
一応VOCALOIDだからということもあり目隠しをつけておいてよかった。この現場を見られたら誓ってもいい。憤死する。
まずむき出しになった腹部(これはいつもの事だが)を指でリズムをつけて叩いてやるとほんの少しだけピクリと震える。
続いてうなじから胸元へと優しくキス。キスマークをつけなかったのはせめてもの優しさだと思ってほしい。

「ん、あ」
「めーこがこんなにかわいいからいけないんだよ」
自分でも砂吐いて死にたくなるような台詞を耳元で囁いてそのまま耳たぶを咥えてやる。
くちゅくちゅと音をたてるとしがみつくようにメイコの細い指がカイトの二の腕に伸びる。
そのまま唇へと舌を割り込ませて右手で柔らかい布地を捲り上げながら胸を揉むと頂にある突起は期待しているかのように既に尖っていた。
それにしても水着のままでシたことはなかったので初めての発見であったが、女物の水着は意外に柔らかいものなのだ。こんなもの一枚で何が守れるのかと思うと腹ただしくさえ思えてくる。
誰だ、こんなもの開発しやがったのは。メイコの肌なんぞ自分だけが見られれば良いのだ。
その腹ただしさを行為にぶつけてやる。空いた左手でスカートの中をまさぐるとそこは少し湿っていた。
指を当てて上下してやると唇が離れた瞬間に甘い吐息が漏れる。

「ね、めーこ。ここ、いいの?」
「あ、いい……のか、も」
いいのかも、じゃ分からんよ。とビキニ脇から手を入れようとするとメイコが身動きをした。
ワンボックスの中でしているため結構狭い。思い切り下敷きにしてしまわないようにカイトも動く。
ゴチンと思い切り頭をぶつけたが気にしている場合ではない。息子が。

「な、なに!めーこどうしたの!」
「あ、いや……せっかくのアブノーマルプレイなんだからこっちからしてあげようかなとか、思ってみたり、して」
そんなにアブノーマルとも思えない状況だが確かに普段ベッドでするのとはいろいろと違いすぎる。
それに珍しくメイコが積極的であることに息子が反応しないわけがない。ご相伴にあずかることにしよう。
仰向けにされたカイトの股間のそれは天を高くしめしていた。それを思い切り乱れたブラの間に挟まれる。柔らかい刺激がカイトを襲った。



405:夏だ!海だ!水着だ!4/4◇Ya6./k9mm
09/08/14 10:44:19 45MkJdap


「ちょ、う、あ」
「か、いと……きもちい?」
舌足らずに聞いてくるメイコを見下ろすと潤んだ瞳でこちらを見上げている。ばちりと目が合うと恥ずかしそうに目を逸らした。
「ん、めいこ、こっち向いて……」
「ん……」
恥ずかしそうに舌をちろりと出して先端を刺激される。いやいやいやいや、それはマジでやばいって。
顔を真っ赤にさせて恥ずかしそうに自分のモノを舐める恋人を見て反応しない男はいないでしょう。

また、この昼間にワンボックスの中でという普段とは全く違ったシチュエーションが燃えさせる。
「う、あ、もういい!もういい!メイコ!限界がっ」
さすがに恥ずかしすぎるので出すまではしないが、マジでそろそろ挿れたい。
ビキニを脱いでスカート一枚になったメイコが上に跨る。これでは結合している部分は見えないが微妙なチラリズムも燃えるかもしれないと思い黙っておく。

「んあ、あっあっ」
「メイコ……動いて」
「動いてっるっ」
メイコの中はいつも同様に熱く、いやいつも以上に熱く、しかしこの熱さならばどんなに真夏でも構わないと思えるものだった。
地球温暖化はショートの原因にもなるし懲り懲りだなと思っているがメイコの熱さならどんなにヒートアップしてもカイト的にはただひたすらに嬉しいだけだった。
なんだか気持ちいいのは自分だけではないのだと実感している気になれるのだ。

「ごめん、メイコ」
そう一言だけ断って(実際は全くごめんだなんて思っていないけれど)メイコの腰を掴む。それを待ち構えていたようにメイコの動きも止む。
こちらから突き上げてやるとメイコは高く啼いた。声にならない喘ぎを漏らしていやいやと首を振る。

「はあっあんっ」
「め、いこっ」
「あ、やあああっ」
耐えきれなくなったようにメイコがカイトに抱きついた瞬間にカイトの視界が一瞬だけ白くなった。
達したようでメイコも全身の力が抜けくたりと抜けてカイトの身体に倒れ込む。

「あ、ああー」
「ん……メイコ、なんかいつもよりよかった……積極的で」
「それは」
頭を撫でられながらメイコは恥ずかしそうにうつむいた。かわいいがここで二回戦目は時間的にも体力的にもきついものがある。
「なんか、カイトが水着見て欲情してくれてるの、分かったから」

その言葉を聞いた瞬間、カイトは帰宅後の二回戦目と「妹たちのために」今度は車でプールに連れていくことを決意した。



406:◇Ya6./k9mm
09/08/14 10:48:59 45MkJdap
以上です
番号振り間違えました…
そういえばエロパロに投下してからそろそろ1年です。
読んでくださった方々に感謝です!

407:名無しさん@ピンキー
09/08/14 15:40:38 PwurTNk+
偽者乙

408:名無しさん@ピンキー
09/08/14 16:55:23 4RUTTTb2
携帯からだって書いてるだろ
携帯からだからトリップが出せなくて、トリップをそのまま乗せるしかなかったんじゃないの?

409:名無しさん@ピンキー
09/08/14 16:58:28 JdHSF2S+
>>408
> 携帯からだからトリップが出せなくて
どーゆー理屈よ

410:名無しさん@ピンキー
09/08/14 17:09:19 mvfk0st6
偽者ったって騙るメリットって特になくね?

411:名無しさん@ピンキー
09/08/14 17:10:32 4RUTTTb2
専用ブラウザだとトリップ記憶して貰えるじゃん、適当な文字列とかでトリップ打って専ブラで投下してると覚えてないから携帯からトリップ打てない

412:名無しさん@ピンキー
09/08/14 17:46:48 jiNP+j7G
>>406
GJ
あの水着でやってないとは勿体無いw

413:名無しさん@ピンキー
09/08/14 19:12:08 F15IIGd0
>>394
がくぽより後に恋が始まったはずなのに、こっちは進展早いな
ってがくルカが遅いだけですよねw
がくぽ頑張れ!

>>406
あっちの水着の方がパイズリしやすいと思うんだ…!

414:名無しさん@ピンキー
09/08/14 19:20:09 n9ESjw3o
>>406
GJ
白褌を着けて爽やかな笑顔で親指を立てるがくぽを受信したw

415:名無しさん@ピンキー
09/08/14 19:39:36 LpqeVA3C
やっぱがくぽは褌かw

>>406GJ!!
プール編期待してる(まて

416:406
09/08/14 22:03:09 45MkJdap
>>407-411
お騒がせして申し訳ないです。
正直書き込み自体をあまりしないのでトリップのことは理解してない部分も多く混乱を招いてしまいました…すみません。
ただやはり偽物であるメリットは全くないので本人ですがw

次回投下する際はきちんとした知識を持って投下したいと思いますのでしばらくはコテをつけた投下は控えさせていただきますね。


GJ下さった方々ありがとうございます!
ふwんwどwしw

417:名無しさん@ピンキー
09/08/14 23:23:54 r9JWUi0o
>>406
GJ!!水着ネタを待ち望んでたんだよ!
カーセクロスって、エロイよね。



…で、水着ネタ待ち望み過ぎて、
我慢できずに自給自足で書いてたDIVAの水着ネタを後で投下してもいいかな。

418:名無しさん@ピンキー
09/08/14 23:29:05 EUFU5fnt
>>417どんとおk

419:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:58:34 dIlgIoqG
>>418
ありがとう。
では、お言葉に甘えて。

カイメイDIVA水着ネタ。
KAITOが残念な変態で、MEIKOがひたすらアンアン言ってる程度の出来ですが…。
投下行きます!

420:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:59:46 dIlgIoqG
聞いてない聞いてない聞いてない!
目の前の光景に半ば呆然としながら、それでも目はしっかりと彼女を追っていた。
スタジオ内に組み上げられた巨大な流れるプールのセット。
そのステージの上でMEIKOが曲に合わせて踊っている。
そう、ここまでは今朝の時点で知っていた事。
お互い今日撮影で、スタジオが近いから一緒に帰ろうかと、出かける前に話をしていた。
それで、俺の方が早く終わったから、こっそり撮影の様子を見に来たら…。

何その水着

何かエロくないですか?エロいですよね!?
あ、ホラ。あそこでモニタチェックしてる奴スゲーニヤニヤしてる。
ちょ、カメラさん近い近い!つーか何処撮ってんの(^ω^#)
一旦そう見えてしまうと、スタジオにいる男性スタッフが全員敵に思え、
野郎どものいやらしい視姦からMEIKOを守るべく、
いつ、全裸でMEIKOの前に躍り出て「残念、それは俺のお稲荷さんだ!」と叫びだしても
おかしくなかった。しかし、そこは大人で謙虚なヴォーカロイドの俺。さすがに違った。
鎮まれッ…鎮まれぇッ!!
マフラーをギリギリと噛締めながら己の内なる衝動と戦っていたら、
いつのまにか音楽が止んでいた。

「ハーイおKでーす。お疲れ様でしたー」

撮影の終了を告げる声が響き、スタジオの張り詰めた空気がホッとしたように和らいだ。
ステージで撮影監督と話し込んでいたMEIKOをソワソワと待ち、
やっと、ガウンを掛けられながら降りてくるのを確認した。
駆け寄りたい気持ちを抑え、それでも通常の3倍の歩幅で近づく。

「お疲れ、めーちゃん」
「あら、KAITO。来てたの」
「うん、さっき撮影終わったからさ、一緒に帰ろうと思って…」
「着替えて来るからちょっと待ってて」

そう言って控え室に戻ろうとするMEIKOの腕を引いて、声を潜めた。

「ちょっと話があるんだけど…控え室で話せないかな。二人で―」





421:DIVA水着ネタ 2/3
09/08/15 01:03:27 dIlgIoqG
*************

控え室に入るなり後ろ手で鍵をかけ、
背を向けているMEIKOのガウンを剥ぎ取り、壁際に押し付けた。

「―ちょっと、何なのよ!」
「何って…もうね、これは仕方ないでしょ」

改めて水着一枚になったMEIKOを正面から見下ろした。
赤いワンピースの水着がとてもよく似合っている。
しかし、それだけでは済まされない所がこの水着にはある。ありすぎる。

「大体、ビキニより布面積多いクセに何このエロさ!」

ホルターネック式のハイレグ水着の胸元フロント部分が、ヘソ下あたりまでざっくりと
切り取られたようなデザインをしているのだが、
申し訳程度に谷間を横切る意味の無さそうな紐が何故か余計いやらしく見える。

「べっ、別に普通でしょ!やらしく見えるのはアンタがスケベだからよ」
「ぶーっ。違いますぅー。さっきあのスタジオにいた男はみんなそういう目で見てましたー」

少なくとも、俺にはそう見えた。
まったく、自覚もなくこんなエロイ衣装をホイホイ着て踊ってたなんて!
危機感が無さ過ぎるってものだろう。情けなくて溜息が出る。
ここは、ひとつ俺が身体で教えてやらなくては。

「まずは、このけしからん大胆なスリット!」
「あっ!」

両手を水着のフロント部の隙間から差し入れてMEIKOのむに乳を揉みしだいてやった。

「手を差し込んで下さいと言わんばかりじゃないか!」
「―んッ!」

MEIKOの背がびくりと反る。

「ちょっ…やめ…!!」
「こんな隙間があるから…!こんな隙間があるからっっ!!」

先程から抵抗するMEIKOにぺしぺし頭を叩かれているが、
ぷくりと立った乳首を指で挟んでこりこりしつつ、さらに揉みまくった。
次第にMEIKOの膝から力が抜けて、抵抗が弱弱しくなる。

「―ッ…ぃや…あ」
「おっぱい人一倍弱いくせに、弱点晒してるようなもんでしょ」
「―それともやらしい格好見られるの…好きなの?」

囁いて、ぺろりと耳の中を舐めたら、MEIKOは2、3度身体を震わせた後、
漏れ出た吐息と一緒に力も抜け、ずるずると座り込んでしまった。
ぺったりと尻を床につけて座り込むMEIKOは、どうやら浅くイったらしい。
額と胸元に薄っすらと汗が浮いている。
脱力しているMEIKOの足の付け根から水着の中に指を突っ込んで具合を確認してみた。
まだひくひくしているそこからは、愛液が後から溢れてきて、十分に指を濡らした。

あーもーたまらん。

既にズボンの下で怒張しているムスコさんを外気に晒し、
MEIKOの口元に突き付けた。

「ねぇ、めーちゃん。欲しい?」

422:DIVA水着ネタ 3/3
09/08/15 01:09:43 dIlgIoqG
満面の笑顔で聞いてみた。しかし、MEIKOは答えない。
俺が嘘ついて楽屋に入り込んだ事とか、勝手に良い様にされたのが悔しいのだろう。
乱れた呼吸のまま涙の滲んだ眼でこっちを睨んでいる。
この状況でそんな顔したって余計ムラッとするだけなのに…。まったく、わかってないな。
まだまだ、身体に教え込む必要がありそうだ。
俺自身を咥えようとしないMEIKOの顎を片手で上向かせ、先程の透明な粘液で濡れた指を唇の隙間から捻じ込ませる。

「ほら、こんな濡らしてるくせに欲しくないワケないじゃない」

座り込んでいるMEIKOを無理やり後ろから抱え上げ、
すぐ脇のメイク台に手を突かせるように下ろす。

「何よ…勝手に触んないで…やっ……!!」
「この水着のけしからんトコその2!ワンピースタイプであること!」

通常、男は選択を迫られる。
パンツはぜんぶ脱がすのか、片足に引っ掛けておくのか、膝まで下げるに止めるか…。
その一瞬の逡巡が、下半身に若干のブレーキをかける。故に中間地点からの勃ち上がりが僅かに遅れる。
しかし、この場合は完全一択。角度最強のままフルアクセルで突っ込める!!

「ずらし挿入せざるを得ない」
「ぁんっ!」

すでに十分すぎる程に透明な蜜がとろけ出しているそこは、簡単に俺自身を受け入れ、みゃくみゃくと蠢いた。
じれったい程にゆっくり深い挿入から、徐々にテンポを上げていく。
部屋には、肉がぶつかる音に粘っこい水音が絡み付いて響いた。

「ぅ…ゃあ…っ」
「あーすごいねー。中、ぐっちゅぐっちゅ言ってるねー」

バックで突きながらMEIKOの首で結わかれている水着の紐を咥えて解いた。
ぴったりした水着から開放された胸は突くたびに大きく揺れ、
その先端を片手で先ほどよりも乱暴に弄べば、咥えこんだ中がじゅくりと喜びながら締め付けてくる。

「その3、ホルターネックとか、解かないわけ無いだろうjk」

それから、更に浅く深くを繰り返し、彼女の身体を指先まで味わって、体中の熱が一点に昇り詰めていくのを感じた頃。
MEIKOは自力で立っているのもやっとな状態で、
既に結合部から溢れた二人分の体液が太ももを伝い落ちる程になっていた。
メイク台の鏡には、エロい水着を半ば脱がされ乳を鷲掴みされ、
バックから突かれまくって息も絶え絶えなMEIKOの姿が映し出されている。
これは視覚的にもかなりクるものがある。

そろそろ、フィニッシュと行こうか。

「ホラ、めーちゃん言って?」
「はぁ…はッ…ヤっ、や…あッ」
「もー、そうじゃないでしょ?ちゃんと言えないとココで止めるよ?」

嘘だ。止められる訳が無い。

「…KAITOの、キモチ…イ」
「うん。で?」
「もぉ…イかせ、てェ…ッ」
「よくできました」

MEIKOの上体を引き寄せて背後から唇を塞ぐと同時に、彼女の最奥に身体中の熱を放った。
急激な脱力感と吹き出る汗を意識の遠くに感じながら
互いの舌を絡ませあい、まどろみに落ちた。

423:DIVA水着ネタ オマケ
09/08/15 01:12:24 dIlgIoqG

*************


翌日、スタジオ撮影が終わった俺はMEIKOに楽屋に呼び出された訳で。
海パン一丁で、両腕をマフラーでギッチギチに拘束された状態で、
床に転がされMEIKOに攻め“勃て”られていた。

「ふぅ〜ん、足なんかで弄られて興奮してるの?この変態」

あふぅ〜。
そういえば、ウチのめーちゃんは、MもいけちゃうドSなんでした。
ちなみに俺はその逆っていう、超相性バツグンな俺達です。

「首輪と尻尾も用意してあげたわ。ホラ、踏まれて嬉しいなら尻尾を振りなさい!」
「あああああ!!おひりはらめええええええええ!!!!」

無い無い無い!それはナ…アッ―!





…いや、でもそうでもないかな…。

424:名無しさん@ピンキー
09/08/15 01:14:55 dIlgIoqG
以上です。

3レスに収まらんかったんや…。
オマケという名の番号振り間違えの切れッぱし…orz

425:名無しさん@ピンキー
09/08/15 01:24:35 XCfBmDSs
>>420
GJ!良い変態っぷりだwww

426:名無しさん@ピンキー
09/08/15 06:56:00 HkKrdSll
>>423
尻尾w ネギじゃなくてよかったw

427:名無しさん@ピンキー
09/08/15 12:37:09 Z7OA/OOq
>>424
乙!めーちゃんがエロ過ぐるぜ(*´Д`)ハァハァ
おまけワロタwww

そして女王様なMEIKOとルカにセットでいたぶられる野郎共を想像しちまった…誰得

428:名無しさん@ピンキー
09/08/15 13:12:33 gETg7m7W
>>424
GJGJ
あの水着見てハサミで穴あけたいと思った俺もいたぶって欲しry

429: ◆Qq/cyEdduA
09/08/15 13:53:04 aNCm2TbQ
水着もいいけど夏は浴衣もいいよね、浴衣。
というわけでカイミク、がくリン、レンメイでそれぞれ浴衣小ネタ。エロなしです。
一応以前投下したレンメイ、がくリンと繋がってる設定ですが、
読んでなくても問題無し。

苦手な方はスルーお願いします。

430:浴衣小ネタ/カイミクの場合 ◆Qq/cyEdduA
09/08/15 13:53:41 aNCm2TbQ
「お兄ちゃん、見て見て!」

 部屋から飛び出して来たミクが、KAITOの前でくるりと回る。薄紅色の生地に赤や白の花
が咲いた浴衣の裾が、ひらりと翻る。長い髪はいつもとは違ってひとつに結い上げていた。
 暫くKAITOの反応を待っていたが、なかなか何も返って来ない。不思議に、そして不安に
思ったミクは、恐る恐る問い掛けた。

「…に、あわない?」
「なっ!そんなこと…!」

 慌ててKAITOが首を振る。ごほん、と1つ咳をして、恥ずかしそうに答えた。

「…あんまりミクが可愛いから、びっくりしただけ。すごく似合うよ、その浴衣」
「えへへ…、ありがとう」

 KAITOが目を細めて笑うと、ミクも嬉しそうにはにかんだ。白い頬がほんのりと桜色に染
まる。ててて、と側に寄り、KAITOの手をとった。

「お兄ちゃんと花火見るの、楽しみ」
「うん。俺もミクと見るの楽しみだよ」

 互いにぎゅっと手を握り合う。目を見合わせ微笑んで、どちらともなく唇を重ねた。

431:浴衣小ネタ/がくリンの場合 ◆Qq/cyEdduA
09/08/15 13:54:21 aNCm2TbQ
「あ、あの…がっくん…」

 声が聴こえて、がくぽは顔を上げた。見ると、リンが扉から顔だけを覗かせてこっちを見
ている。先日、MEIKOとミクと一緒に買いに行き、着ているはずの浴衣姿は、扉に隠れてが
くぽからはまだ見えない。リンを促すように、がくぽは優しく笑った。

「リン。浴衣姿、見せてくれぬか?」
「……うん。似合わなくても、笑わないでね?」

 恥ずかしそうに頬を染め、リンはおずおずとがくぽの前に出る。白地に紫の桔梗の花が咲
いた浴衣は、普段のリンよりも大人っぽいイメージがある。以前一緒に買い物に行った際は
水色やピンク色の、所謂現代風の浴衣を手に取って欲しがっていたので、がくぽは少し驚いた。
 だから、あまり自分の姿に自信が無いのだろうか。リンはもじもじとしながら俯いて、時々
不安そうにがくぽを見る。がくぽは穏やかに微笑むと、リンの手を取った。

「よく、似合っている」
「ほんとう?」
「ああ。あまりに綺麗で、驚いた」

 リンの表情が、ぱっと華が咲いたように明るくなる。

「よかったぁ。…リンには、ちょっと大人っぽいかなって思ったけど…この浴衣見たら、
絶対これにしようって思ったの」

 紫色の桔梗の花で、リンががくぽを連想した。自分よりも大人なこの人に、少しでも近づ
けるよう。背伸びしているだけってことは分かっていたけど、隣に並んでふさわしい姿でい
たかったから。
 不意に、がくぽがリンに手を伸ばす。
 あ、キス。
 そう思ってリンは目を閉じたが、なかなか唇の感触は無い。ゆっくりと目を開けると、
少しずれたかんざしをがくぽが直してくれていた。

(…キスじゃ、無かった…!)

 期待した自分が恥ずかしくて、顔から火が出そうになる。髪に触れるがくぽの指先を、
嫌でも意識してしまう。しゃら、とかんざしが揺れた。

「できたぞ、リン」
「ありがと、がっく…」

 顔を上げてお礼を言おうとしたところを、不意打ちに唇を奪われた。

「が、が、がっくん…っ!」
「そろそろ、参ろうか。…おいで」

 涼しげな顔をして、がくぽはリンに手を差し出す。赤い顔のまま悔しそうにリンは眉を
寄せた。時々、がくぽはこんな風にリンのことをからかうことがある。それも、リン相手
だからと分かっているけれど…心臓に悪い。

「…がっくん、りんご飴、買ってね」
「ああ。承知した」

 リンは観念したようにがくぽの手を取る。そして、お互いの体温を感じるよう、強く握った。

432:浴衣小ネタ/レンメイの場合 ◆Qq/cyEdduA
09/08/15 13:54:50 aNCm2TbQ
「……何よ、その顔」

 着付けが終わったとほぼ同時に入って来たレンの顔を見て、MEIKOは顔を顰めた。ミク
たちと買い物に出掛けた際、MEIKOは藍色に白い撫子の花のシックな浴衣を選んだ。普段、
赤い服を着る事が多い事もあって、少し不安だったけれど、さすがに着物まで同じような
派手な色を着る勇気はなかったのだ。
 もしかしたら、似合ってないのかもしれない。でも、この反応はムカつく。

「…似合わないなら似合わないって、はっきり言えばいいじゃない」
「や、そうじゃなくて!」

 ぶすっと機嫌を損ねた表情のMEIKOを見て、レンは慌てて取り繕う。

「似合うよ!似合うけど、さぁ…うん…」
「…けど、なんなのよ」

 レンはMEIKOの浴衣姿を遠慮なく上から下まで眺め、呟いた。

「………なんか、エロい」
「はぁ?」

 思わず素っ頓狂な声を上げる。何を言ってるんだとレンを睨みつけたら、ものすごく真剣
な目をしていて、MEIKOはたじろいだ。

「きちんと着付けてるからこそ胸が強調されてるし、髪上げてるからうなじが丸見えだし…」

 いつも下ろしたままのMEIKOの髪も、今日は浴衣に合わせてひとつにまとめている。その
せいで襟から覗くうなじに後れ毛がかかり、いつもよりもどこか劣情的に見えた。

「すっげーエロい」
「…そ、そんなことないわよ」
「あるよ。あー駄目。やっぱり駄目!」

 レンはMEIKOをぎゅっと抱きしめる。着付けた浴衣が崩れない程度に強く。

「花火大会は中止。メイコ姉とオレは留守番」
「えー!せっかく浴衣着たのに!?」
「だからに決まってんじゃん。…そんなエロい姿、オレ以外誰にも見せたく無い」

 ぼそっと呟いたレンの言葉に、MEIKOの頬が赤く染まる。レンの指がMEIKOの首筋から
うなじを、すっと撫でる。唇が触れ合うほど近くに顔を寄せて囁いた。

「いいじゃん。ふたりでまったりしようよ。ね?」

 そう言って、レンはにっこりと笑った。両腕で閉じ込めるように抱きしめられた状態では、
MEIKOに逃げ場は無い。そして、MEIKO自身も逃げる気なんて無いのだ。
 花火大会は諦めるか…。そんなことを思いながらMEIKOは目を閉じ、レンの唇を受け入れた。

433: ◆Qq/cyEdduA
09/08/15 13:55:24 aNCm2TbQ
以上です。
改めて見ると、カイミク短い…すみません。
エロい浴衣ネタはまたいつか。

434:名無しさん@ピンキー
09/08/15 15:16:00 UUW/Wy8j
グッジョブ!グーーーーーッドジョォオオオブ!!!
浴衣最高!

435:名無しさん@ピンキー
09/08/15 19:54:34 zneA7pgp
8/16/20:00
都内有明Wホテル

レン 「……カイト兄生きてるかー……」
カイ 「なんとなかな…メンテナンスしないとだめぽ」
がくぽ 「あ…明日までに回復しておかないと駄目でござる。メイコ殿曰く明日が関ケ原と」
カイト「腐ってやがる…なんて時代だ」
レン 「黒岩便つかえばいいのに……てか半トンもの同人誌全部持ち帰りって…」

がくぽ 「交通費の限界まで買うから無理でござる」
レン「今日も生野菜を齧る晩餐がはじまるお…」
カイト 「そういえばめーちゃん達は?」
がくぽ 「窓から見える陸橋にいるでござる。酒飲むわ、生葱ふりまわすわ、野外コス同然だわ……どうみても規約違反です、ありがとうございました」

436:名無しさん@ピンキー
09/08/15 20:16:42 zneA7pgp
かいと かける れん とかいう おふだ が あるばしょ あたりとか は たくさん いたよ
でも ぼく こども だから よく わからない

437:名無しさん@ピンキー
09/08/15 20:17:45 zneA7pgp
↑誤爆

438:名無しさん@ピンキー
09/08/15 23:06:24 Rl+zedwL
カイルカでカイトがキス魔、これでだれか書いてください、お願いします。

439:名無しさん@ピンキー
09/08/15 23:51:08 kmSUUG7w
>>437
ちょwww
全部誤爆だったのかよwwwww

440:名無しさん@ピンキー
09/08/16 00:16:16 q6FSX0C4
たまにならいいけどいい加減リクエストウザいと思うんだ
しかも毎回同じ人っぽいし

441:名無しさん@ピンキー
09/08/16 00:34:36 +rcIi2TZ

なんか即席でできちゃった


「カイト、やめっ……」
「いいじゃないか。誰も居ないんだから」
いくら拒絶しても、諦めないでキスを迫ってくる男に、デリカシーと言うものはないのか。
そんな思いがふと頭をよぎる。
そしてそれは少しずつではあるが怒りへと変わってゆく。
「カイト、いい加減にやめなさい!!」
こんな変態は、許せば許すほどつけあがって最終的には全てを持って行ってしまうから、早めに潰しておかなければいけない。
未だにキスを求めてくるカイト改めバカイトに、大声で怒鳴りつける。
「…………っ」
慌てて退こうとするけれど、下に置いてあった段ボールにつまずき、派手にすっ転ぶ。
それがおかしくてなんだか笑ってしまった。
「カイト?」
「……はい」
その笑みをまだ残したまま名前を呼べば、従順に―まるで犬のように返事をする。
そうだ、犬と同じで変態にも躾は必要なのだ。
今まで好き勝手させてきた私が、飼い主が駄目だった。
「今から、私がキスよりも良いこと教えてあげる」
それだけ言うと、カイトのベルトに手を掛けた。




終わり

442:ブラックロックシューター1/2
09/08/16 05:07:22 AVpAlTnK
砂浜にて。
huk〇eさんちのブラック★ロックシューター(初音ミク)はふて腐れていた。

「ねー!ますたぁ、なんで泳いじゃダメなのぉ!」
「ダメなもんはダメだっつの。小麦色したブラック★ロックシューターなんて格好つかんだろ」
「んうぅ……あたしも泳ぎたいよぅ」

hu○eさんちの初音ミクは、h○keさんの創作キャラであるブラック★ロックシューターのキャラを壊さぬため、
万全な日焼け対策を施されていた。
くるぶしまで丈のあるワンピース、ツバのだだっ広い麦わら帽子、長袖のカーディガン、白い手袋、真っ黒い日傘。
その上にと言うかその下にと言うか、服を着る前の素肌にもたっぷりと日焼け止めのUVカットクリームが塗りこまれている。
誰が塗ったのか。○uke氏である。
サラサラ系でない、しっとり系のちょいベタつくクリームだったため、
ブラック★ロックシューターことhuk○さんちの初音ミクはかなり嫌がった。
お風呂へ強制入浴させられる子犬みたいに暴れて逃げまくるブラック★ロックシューターに日焼け止めを塗るのはかなり大変だったらしく、
hu○eさんの手にはひっかき傷や噛み付き跡が沢山ついている。

「しかし胸とは意外な弱点であった」
「ますたーのヘンタイ!」

これはhuke氏(○を挿入するのに倦きた)がブラック(ryにUVカットクリームを塗布したときのことだが、
散々抵抗されながらブラッ(ryの腹部にクリームを塗ろうとしたときに誤って手が滑って、
ブラッ(ryの青い果実を揉みしだいてしまった。
「ひあ……んくぅ」とか喘いで、ブラッ(ryは身体を強張らせたかと思ったら脱力した。顔は赤い。
huke氏は気がついた。
この娘、おっぱいが敏感。
「ますた…やめ、いや、ああっ」クリームが塗り終わるまで、hukeさんの愛撫はエンドレスサマー。
そうこうして一悶着のち浜辺に到着。
せっかくの夏休みだから海くらい行きたいと言うブラッ(ryの希望が曲がりなりにも叶えられたわけであるが、
彼女が演じると言うか彼女に設定されたキャラクターは海で日焼けして健康的な色気を漂わせる系統ではなく、
むしろ色白くて黒の衣装が映えるゴシックなキャラクターだったから、
ブラック(ryが望むほどの休日らしい行いは遊泳すらも許されなかった。
話は「マスターのヘンタイ!」まで戻る。

「お前ね、暴れて逃げまくるからそうせざるを得なかったんでしょうが。
日焼け止めを大人しく塗られててくれりゃ性感帯を愛撫して制圧したりしないよ。
お前はビジュアル担当、ryoさんとこのミクがボーカル担当。自分の役割を果たしなさい」
「……ますたぁのバカ。死ね」
「機嫌直せよ」

huke氏はレジャーシートを敷いてパラソルを突き刺し、むくれっつらのブラ(ryを座らせた。
横座りをしたブラックロックシューターは衣装と全く違う露出ゼロの服と風に靡く黒髪が浜辺に映え、
なんだか夏のお嬢さんて感じでとても可愛いい。
機嫌の悪い顔も見るものに憂いを窺わせてなんとも胸キュンである。

「そうだ、かき氷買って来てやるよ。何味がいい?」
「かき氷!……め、メロン味、がいい」

ブラッ(ryがかき氷でテンション上がったのは丸分かりだった。
だって目が輝いている。
huke氏はかき氷を買いにその場を離れた。

443:ブラックロックシューター2/2
09/08/16 05:08:08 AVpAlTnK
かき氷を待つ間、ブラックロックシューターは海を眺めていた。
波打ち際では何処かのボーカロイド達が楽しげに泳いだり、砂遊びに興じていたりする。
もちろんその中にはブラックロックシューターと同型の初音ミクも居たりして、
泳ぎは禁止砂遊びも禁止日焼けも禁止の自分の状況がますます惨めに思えて来て、
ブラック(ryは悲しくなるのだった。

(やばい、泣きそう……)

ブラック(ryは膝を抱え込んで顔をうずめた。
そして泣きそうな惨めな気持ちと一緒に、なぜ自分だけ遊んじゃいけないんだクソったれ、という怒りが湧きあがった。
そのまま泣いているようなら可哀相にもなってくるってもんだが、ブラック(ryはそごで従順ではなかった。
姿をくらましてhukeさんを困らせようと思い立ち、日傘をさして砂浜をテクテク歩き出した。
あ、でも、かき氷食べたいな。
ブラックロックシューターは立ち止まる。
ちょっと考え、パラソルとレジャーシートが見える位置に隠れて、
hukeさんがテンパるのを観察するだけにしよう、かき氷が溶けるまえに戻ろう、と決めた。
見回すと、海岸まで乗ってきた車を止めた駐車場がある。あそこに隠れよう。
日傘を畳んで、沢山止まった車の隙間に身をかがめる。

─ギッシ、ギッシ

突然の異音。
ブラックロックシューターは驚き身構えた。
なおも異音は大きくなり、ブラックロックシューターが影に隠れていたワンボックスカーから音が鳴っていることが知れた。
車の窓にはスモークが貼られて目隠しがなされて居る!
中の様子を窺い知ることはできない!

『あっ、ああっ!』

車の中からくぐもった悲鳴が聞こえて来る!
ブラックロックシューターは思った!

(く、君子危うきにゅ近寄らじゅ!)

噛んだ。心の声で。
ブラック(ryは車内に気取られぬうちにそそくさとパラソルに退却した。
ちなみにこのワンボックスカーは何処かのボカロ達がカーセクロスに勤しんでいただけだったりラジバンダリ。
ブラック★ロックシューターは自分とこのパラソルを見失ってしまい、迷子呼び出しでhukeさんを呼び出した。
当然かき氷はただの水になってしまっていた。

終わり

444:名無しさん@ピンキー
09/08/16 08:03:23 THJd54XY
これは意外なGJw

445:名無しさん@ピンキー
09/08/16 09:43:17 QK2P9inG
BRSかわいいなwwww
つーか最後伏せ字なくなっとるwwGJ

446:名無しさん@ピンキー
09/08/16 19:46:34 bbm5V73y
海ネタに便乗してみるテスト。中途半端に終わってるけど仕様です


メイコ「てな訳でボカロ交流第二回目は海です」
リン「お鍋はー?」
メイコ「こんな暑い季節にやってられないわよ」
リン「(・ω・`)ショボーン」
レン「闇鍋フラグ回避ktkr」

ミク「うわー海広いー!綺麗ー!」
グミ「ミクさんたちも海は初めてなんですか?」
ミク「ロケとかで来たことはあるけどプライベートは初めてかな」
ルカ「血が騒ぐっ!」
ミク「ルカはそのロケで何かに目覚めたみたいだけどね」
グミ「それなんてウミノタミ?」

カイト「メイコの水着がビキニじゃないのは想定外だった」
がくぽ「歌姫計画のことか」
カイト「projectDIVAと言えよエセ侍」
がくぽ「まあいいじゃないか。あれはあれで新鮮だ」
カイト「だががくぽ知っているか?あの水着はぽっこりお腹を隠すことに定評があるといぅらぁッー!?」
がくぽ「おおう、何処からともなく飛んできたパラソルの柄がカイトの尻に!」
メイコ「説明乙」

リン「海といえばスイカ割り!」
ミク「あ、やるやる〜」
リン「ミクちゃん、さすがにネギじゃスイカ叩き壊せないと思うの」
ルカ「じゃあ私が」
ミク「ルカ、冷凍マグロなら粉砕出来るとは思うけど生臭いスイカは誰も食べたがらないんじゃないかな」

メイコ「で、なんで私なのよ。別にいいけどさ」
ミク「だってメイちゃんの持ち物のスタンドマイクが一番まともなんだもん」
レン「てかなんで誰も普通の棒を持ってきてないの」
ルカ「VOCALOIDのアイデンティティーの問題よ」
レン「そんなアイデンティティー捨ててしまえ」

447:名無しさん@ピンキー
09/08/16 19:49:34 bbm5V73y
リン「それじゃ目隠しねっ」
カイト「水着で目隠しプレイ、か……ふう」
メイコ「そこの賢者もどき聞こえてるわよ。スイカの代わりにあんた叩こうか?」
ルカ「エロいわね……ふう」
メイコ「ルカは百合板逝きなさいね」

グミ「メイコさんすごいです!スイカど真ん中かち割りました!」
メイコ「当然」
グミ「ところでリンさん。まともに叩ける道具がなかったらどうするつもりだったんですか?」
リン「ん?がく君の刀借りようかなって思ってた」
グミ「テラ包丁代わりですね」


タコ?「にゃー」
メイコ「ルカ、そのタコどこで拾ってきたの?」
ルカ「そこの砂場に捨てられていたの。メイコ、飼っていいでしょう?」
メイコ「駄目よ、元いた場所に帰しなさい」
ルカ「ちょんと面倒みるからー!」
タコ?「わおーん」
ミク「え、何この突っ込み処満載な会話」

グミ「よく見たら他のボカロさんたちも来てるんですね」
リン「ねー。さっき別のメイちゃんカイ君がいたよ」
メイコ「へぇ。何してた?」
リン「メイちゃんをカイ君が車に連れてってた」
メイコ「あら、そのメイコは日射病にでもかかったのかしら、根性ないわね」
カイト「カイト俺と代われ」
ルカ「カイト私と代われ」
がくぽ「お前ら自重しろ」
アナウンス『迷子の連絡ですー』


gdgdのまま終わり

448:名無しさん@ピンキー
09/08/16 20:23:34 dnv2bRbq
結ンデ開イテ羅刹ト骸のミクが迷子に見えてきた

449:名無しさん@ピンキー
09/08/16 21:07:51 jqCcIyjC
海で一番けしからんのはバナナボートだと思う…レンの出番だな

450:名無しさん@ピンキー
09/08/16 21:34:01 THJd54XY
でーーーーお
でええぇぇぇおおおぅ

451:名無しさん@ピンキー
09/08/16 23:24:10 wvpJRx9A
ネル「…で、何で私達まで海にいるの」
ハク「ぶっちゃけ作者の悪ノリって奴かと」
ネル「全くしょうがないんだから…で、何するの?」
ハク「とりあえず場所確保よろしく。その間に酒買ってくるから」
ネル「海でも酒かよ」


ネル「適当に空いてる場所見つけてシート敷いてパラソルさしたはいいけど、なんか周りがうっさい…いい年こいた大人がギャーギャーと…全く何処の家のボーカロイドよ、マスターの顔が見たい…って、独り言言ってる間に帰って来た」
ハク「…ねぇ…もう帰ろう…もしくは別の浜に行こう…」
ネル「突然何よそんな青い顔して」
ハク「ここの海、絶対呪われてる…」
ネル「は?一体どうしたっての」
ハク「なんか駐車してあった車から女の呻き声が聞こえてくるし、砂場からは明らかに人じゃない物の鳴き声とかするし、挙句の果てには何やら怪しげな緑色の液体の入った容器を持って走りながらボカロ曲熱唱してた人がいた…ブラックロックシューターどこへ行ったのーって…」
ネル「なにそれこわい」

452:名無しさん@ピンキー
09/08/16 23:54:48 wxG+Ebd2
>>451
最後www確かにそこだけ見たら怪しいなwwwwww
けど一つ目は判ろうぜハクw

453:名無しさん@ピンキー
09/08/16 23:55:16 wxG+Ebd2
>>451
最後www確かにそこだけ見たら怪しいなwwwwww
けど一つ目は判ろうぜハクw

454:名無しさん@ピンキー
09/08/17 00:03:06 wxG+Ebd2
↑書き込みミスったスマソ

455:名無しさん@ピンキー
09/08/17 00:42:30 KlTYoDO5
もちつけw

456:名無しさん@ピンキー
09/08/17 01:42:25 qTJ9rfKy
これは楽しいw
職人達GJ

457:名無しさん@ピンキー
09/08/18 09:30:56 Npd87ShK
MMD杯でレンがやたらぱんつ泥棒になっていたが、かつてのカイトの裸マフラー同様に
ネタとして定着してしまった感があるw
一方でレンネルもいくつか出ていたので、ネルの出番が増えて嬉しかったり。

458:名無しさん@ピンキー
09/08/18 13:49:12 T+16Ba39
MMD杯、今回もどれもクオリティ高いな。
多過ぎて嬉しい悲鳴をあげまくったよw


ところで長文のエロなしはさすがにスレ違い?

459:名無しさん@ピンキー
09/08/18 13:52:03 FZZ7JQqe
ここは非エロSSおkだからドゾ

460:名無しさん@ピンキー
09/08/18 14:10:50 Npd87ShK
>>458

>■セウトはもちろん、セーフの非エロSSもあり
>■純粋に萌えを語るのもよし
>>1にあるから問題ないと思われ。

461:458
09/08/18 18:58:56 m/ilHrGB
レストンクス!お言葉に甘えて前半を投下させていただきます。

タイトル「あたしが俺で、俺があたし」

<注意>
・リンレンメイン
・男装・女装あり
・VOCALOID機能を捏造
・エロなし
・文章が色々おかしい、です

後半も数日以内には投下させていただくつもりです…。

462:名無しさん@ピンキー
09/08/18 18:59:50 R2QxHWeR
まだ投下しないのかな?

463:あたしが俺で、俺があたし 1/7
09/08/18 19:01:21 m/ilHrGB
ある日の夜、部屋の中で1人の少女―鏡音リンは鼻歌を歌いながら、自らの二の腕へ
特殊なバッテリーをセットする。それが完了したら、ふぅっと息をついてベッドへ倒れこんだ。
そのバッテリーはVOCALOID機能の基盤であり、食事とはまた別に体へ充電しなければならない大切なもの。
リンも定期的に行い、毎日VOCALOIDとしての高性能を維持している。

「リン!リン居るか?」

いきなりノックとともに聞き慣れた声が飛び込んできた。

「何よレン」

1日の疲れを癒していただけに、少し苛立った声で返す。そんな事はお構いも無く、
リンが居ると確認した相手はドアを開けてずかずかと部屋へ入ってきた。

「あーっ、やっぱり!それ俺のバッテリーだ!」

リンの二の腕を指してレンは声を荒げる。

「は?」
「いや、はじゃなくて、そのバッテリー俺の。リンのはこっち!」

見るとレンの左手には“リン用”と書かれたバッテリーがあった。
もしやと思い、リンは自分の腕に装着したものを見る。それは“レン用”と記されていた。

「あー、間違えちゃった」

レンの意図していた事が分かり、リンはあっけらかんと声を出す。

「いやいや、間違えちゃったじゃなくて、返せよ俺のバッテリー」
「え、返すの?もう体につけちゃったよ」
「じゃあはずせよ」
「えー面倒くさい」
「面倒くさいってお前」
「だってもうセットしちゃったんだもん。言っちゃえば食べかけみたいな状態だよ?」
「そりゃそうだけど」
「あたしのを貸してあげるからさ」
「あのなあ…」

リンのペースに押されて、レンは次第に脱力していった。リンはもともと小さなことにこだわらない性格で、
神経質なレンをよく困らせている。それが彼女の良い所でもあるのだが。

――まあしかし。

確かにリンの言う事も一理ある。そもそも音源が同じなこの2人は当然バッテリーも同一で、
リン用をレンが使ってもさほど問題はないはずだ。
そう結論に達したレンは、諦めてリンに従う事にする。

「…今回だけだぞ」
「はーい♪」

リンはにっこり微笑むと、1人さっさとスリープモードに入っていった。

464:あたしが俺で、俺があたし 2/7
09/08/18 19:02:37 m/ilHrGB
朝。
鳥の爽やかな鳴き声が目覚ましとなるこの時間。
鏡音の2人はとても気が滅入っていた。

「…で、どーすんだよこれから」

1人は男の子で、可愛らしい鈴のような声をだした。

「うーん、そうねぇ…」

もう1人は女の子で、透き通るような少年声をだした。

「俺、今日スタジオ行って収録なんだけど」

レンの声は明らかに少女声である。

「うーん、昨日そう言ってたよねぇ…」

リンの声は明らかに少年声である。

「どうすりゃいいんだよーーーーーっ!!!」

部屋の中ではソプラノボイスがこだましていた。


       ※     ※     ※     ※     ※


朝、目を覚ましてあくび1つ。
自分の声の異常に気づいたリンは隣のレンの部屋へ行こうとドアノブに手をかけるが、
その直前に当のレンが部屋の中へなだれ込んできた。
混乱しながらも相手と自分の声を確認し合い、1つの結論へ至る。
『物の見事に声だけが入れ替わっていた』のだ。
幸い今日のリンは休みで、声が変調をきたしてもさしたる問題はないのだが、レンの方はそうもいかない。

「今日はソロの収録、しかもリンのカバーだから、今の俺の声じゃどうしようもねぇよ…」

『リン』の声を出してため息をつく。
リンもレンが精一杯練習したのを見てきたし、オリジナル曲として先に歌った身なので
よくアドバイスをした。それだけに、レンへの申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
そもそもこのような悲劇が起こった原因は考えなくとも分かる。寝る前に行ったバッテリー交換だ。
こんな事を言い出したのは自分、ならば自分が責任を取らないと。
リンは一通り思考をめぐらし、たどり着いた答えを高らかに述べる。

「よし、今日はあたしとレン、こっそり入れ替わろう!」
「はぁ!?」

唐突過ぎるリンの提案に、レンの目が点になった。

465:あたしが俺で、俺があたし 3/7
09/08/18 19:04:49 m/ilHrGB
まず、リンの言い分はこうだ。
1.VOCALOIDに病欠は通用しないし、ありえない。
2.収録したいのはレンの声。それが今だせるのはリン。
3.幸い、曲はリンもよく知っているカバー曲。
4.歌う為に造られたVOCALOIDが収録をドタキャンするのは最大のタブー。

「ほら、こうして考えると最善策はあたしが『鏡音レン』として収録する事じゃん」
「いやいやいや。リンはリン、俺は俺、まったくの別物だろ」
「でも今のレンは『鏡音リン』の声だよ?」
「だからってそのやり方だと」
「他にどんな方法があるの」
「う…」

レンは言葉を詰まらせる。確かに、他に打開策は思い浮かばなかった。

「ね?まぁあたしに任せてよ」
「…リンはどうなるんだよ。せっかくの休みじゃないか」
「え…」
「それなのに俺のフリして仕事を変わるなんて…俺とリンじゃ調声も違うし、負担も大きいだろ」
「何言ってんのよレン。音源が同じあたし達だよ?レンの物まねなんてちょちょいのちょいよ!」

その言葉に、レンはカクンと体をよろめかせる。

「と・に・か・く!あたしは今日は『鏡音レン』で通すの!もう決めたんだから!」

こうなるとリンは聞かない。むしろ反論すればムキになって逆効果である。それを悟ったレンは、大きくため息をついた。

「分かったよ…、じゃあ俺も一緒にスタジオへ行くから」
「ダメだよ!レンこそ休んでて!」
「はぁ!?」

さっきから自分の意見は無視されているようで、レンは苛立ってきた。

「何でだよ、俺がいたら悪いのか?」
「そうじゃなくて!休んでてって言ってるの!」
「何で休むんだよ、元々俺の仕事じゃないか!」
「レンの仕事だからよ!」
「いや、意味わかんないし」
「だから、レンの仕事なのに」
「仕事なのに?」
「…仕事なのに、あたしが…」
「ん?」
「あたしの、せいで、えと……」
「…うん?」

ここまできてレンはようやくリンの考えが分かってきた。
つまりリンはリンなりにレンを気遣い、1人で問題を解決しようとしているのだ。
…ただそのやり方が強引で、不器用な事になっているが。
そう思ったらレンは自分の怒りが抜けていくのを感じ、力なく微笑んだ。

「そ、か…。分かったよ」
「え…」
「リン」

その声に、名前を呼ばれた相手はびくりと反応した。

「な、何?」
「とりあえず俺の声で女言葉を話すのはやめてくれ、オカマっぽくて気持ち悪い」

2人の間に、一気に微妙な空気が流れ出した。

466:あたしが俺で、俺があたし 4/7
09/08/18 19:05:43 m/ilHrGB
「じゃあ行ってくるよリン」
「それにしてもリンが見送りだなんて珍しいわね」
「あはは…、たまには、ね」

玄関ではMEIKO、KAITO、『レン』に変装したリンが、レン扮する『リン』に見送られていた。
今日の予定はMEIKOとKAITOのデュエット収録、レンのソロ収録、そして隣の家のがくぽはスタジオ練習となっている。

「大丈夫だよ『リン』、上手くやるから」
「だといいけど…」

いつものセーラーを着た『レン』は、Tシャツにハーフパンツといった無難な私服姿の『リン』と意味深な会話をしたが、
幸い周りのみんなは気づいていない。それぞれ微笑みながら、あるいは手を振りながら外へと出て行った。

「行ってらっしゃい!」

『リン』はなるべく明るい笑顔を心がけて3人を見送った。

467:あたしが俺で、俺があたし 5/7
09/08/18 19:07:14 m/ilHrGB
スタジオ待合室では、がくぽを加えた『レン』達4人が談笑しながら待機していた。予定よりも早く着いてしまったのだ。

「だからさ、声を伸ばすには腹筋を鍛えて」
「いやいや、体全体の筋肉バランスも大切でござるよ」

そんな他愛も無い会話をしていると、ふとMEIKOは『レン』を見つめた。

「そういえばレンって声量あるけど細身じゃない?」

何気ない一言で急に話を振られた『レン』は戸惑う。
そうかなとありがちな返事をして適当に話を進めていたら、横からKAITOが入ってきた。

「どれ?…あ、本当だレン腕細いね」
「ひ!?」

いきなり腕を、それも上腕の内側を揉まれたので『レン』の肩がびくっとはねた。

「ちょっとカイ兄―」
「足も細いでござるなぁ」
「―ッ!??」

今度はがくぽだ。いつの間にか腰をかがめて、太ももをぺたぺた触ってきた。

――どこ触ってんのよ、この変態ィィ!!

そう叫ぼうと口を開き、…慌てて手を当ててそれを塞ぐ。
今自分はリンではなく『鏡音レン』なのだ。『レン』の姿で騒ぎを起こせば、後で問い詰められるのは本物の鏡音レン。
彼の為にも、それだけは絶対に避けなければ…!

「ぐぅっ…!」

右手で押さえていた口から、くぐもった声が漏れる。リンはだんだん顔が赤くなっていくのを自覚した。

「いや、これは細いっていうか柔らかいっていうか…」

もみもみもみ。

「まるで女子のようでござるなぁ…」

ふにふにふに。

――耐えなきゃリン、気づかれちゃ、ダメ…っ!

「これだと腹筋の方も」

――!!!!

KAITOが右手をセーラー服の下へ潜り込ませ、腹部にまで到達し―

「びゃあああああああああああああああ!!!」

絶叫と共に防衛本能に目覚めたリンは、全く無駄な動きの無い、かつ力の制御も一切無いパンチとキックを
的確に放つ。次の瞬間、リンの体にまとわり付いていたモノは弧を描くことなく一直線に吹っ飛ばされ、部屋の端の壁へとたたきつけられた。
壁に跡をつけながらずり落ちた男2人は、悲痛なうめき声を漏らす。生憎、生きているようだ。
一方リンは、ぜえはぜえはと肩で息をしながらその場に突っ立っている。

「…まあ、これはレンでも怒るわよね」

事の始終を見ていたMEIKOは、呆れた声でポツリと呟いていた。

468:あたしが俺で、俺があたし 6/7
09/08/18 19:08:06 m/ilHrGB
玄関で3人を見送った後、レンはその場に座り込んでこれからの予定を考えていた。
今は『鏡音リン』なので自分の部屋には戻れないし、かといってリンの部屋に居るわけにもいかない。
もちろん、この格好で外に出るのは極力避けたい。となれば、リビングか練習部屋かのどちらかで1日を過ごす事になる。
結論に至ったレンはよいしょと立ち上がり……ふと、玄関においてある姿見に目が留まった。
鏡の向こうでは『リン』がこちらを見つめている。
目の形など違いはあるが、注意深く見なければ分からない位その『リン』は鏡音リンと瓜二つ。
レンは鏡に向かって笑ってみる。
『リン』はにっこりと微笑み返してくれた。
次は頬を膨らまし眉を吊り上げてみる。
『リン』はちょっと怒った顔をした。
今度は両方のほっぺをおもいっきり引っ張り、舌をちろりと出してみる。
『リン』はふざけた変顔をしていた。

「…ぷぷっ!」

耐え切れなくなって思わず吹き出す。その声も、いつもの自分ではなく聞き慣れた少女のもの。
それに気づいたレンは、もう一度『リン』を見る。
自分をじっと見つめてくる『鏡音リン』。
レンは自分の鼓動が速くなるのを感じた。
好奇心で『リン』にそっと自分の名前を呼ばせてみる。

「レン…」

赤らめた顔に、聞いた事の無い『リン』の甘い声。その声に、レンは目眩と罪悪感が押し寄せてきて―

「あ、リン居た!」
「うわあああ!?」

声をかけてきたミクは、予想外の相手の反応に驚いていた。

「ど、どうしたの?」

目を円くしたミクに、『リン』は何でもない何でもない、ただちょっとびっくりしちゃっただけと慌てて弁明する。
それを聞くとミクはあっさりと納得したようで、そっかと話を続けた。


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