■ 巨乳小学生をテーマにしたエロパロ その二 ■ at EROPARO
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[前50を表示]
350:暴走ボート ◆z95s/qs7OM
08/10/18 21:21:04 HzEXVwE0
>>349
あ…そういえばそうか。ちなみに新井は広島商業で
二岡、福原(神)率いる広陵と激突して勝ったことがある。
なお、当然光陵リトルの名は広陵から取っている。
2003年の選抜優勝バッテリーと、光陵を裏切ったって事で広島の裏切り者、
あとは広陵出身で有名選手を1名引っ張ってきた。

また、土生、野村(ラリナの事)、橡浦、山下、中井監督は
2007年の甲子園準優勝時のメンバーから名前をとった。

そろそろラストを投下しようっと。

351:『リスキー・ゲーム3』 ◆cStOEcFYHc
08/10/19 09:12:08 rJxrM2Hd
投下開始

352:『リスキー・ゲーム3』 ◆cStOEcFYHc
08/10/19 09:13:05 rJxrM2Hd
街外れの廃ビル。
埃っぽい一室で、沙耶はぐったりと桐也を待っていた。
涙に濡れた頬は青ざめ、口の中は血の味がする。
僅かに身じろぎした沙耶を再び藤田は足蹴にした。

「動くなって言ってんだろーが!!」

彼女を拉致し、酷い暴行を加えている二人は、沙耶と同じ附属小学校に通う同級生の藤田と矢口。
二人とも今日まで話したことも無かった。

「…さっさと録っちまおうぜ、いつも通りによ!!」

沙耶を拉致した手際の良さにも関わらず、二人は緊張し、焦燥している。こんな無茶をする以上当たり前なのだろうが、黙々と沙耶の衣服を引き剥がす彼らの顔もまた蒼白だ。

「いやあっ!! 桐也!! 桐也!!」

「うるせーよ!! 桐也ならすぐ現れるからよ!!」
ブレザーが引き剥がされ、ブラウスのボタンが弾け飛ぶ。
黙々とビデオカメラを廻す矢口の前に、沙耶の小柄だが女らしく成長しつつある肉体が露わになってゆく。
朦朧とする意識のなかで、沙耶は彼らの意図をぼんやりと考えた。こんな事をして、彼らがただで済むわけがない。
たとえどんな姿を録画されても、沙耶は彼らを告発し、裁きを受けさせる決意を固めていた。




353:『リスキー・ゲーム3』 ◆cStOEcFYHc
08/10/19 09:14:32 rJxrM2Hd
しかし、はたして何故、桐也がここに来るのだろう?

「いや… いや…」

弱々しく抗う沙耶のブラジャーが毟り取られ、汗ばんだ乳房が露わになった。
藤田は無言で沙耶の背後に回り、両手で激しく沙耶の豊かな双球を揉みしだく。
桐也の甘美な技巧とは程遠い、乱暴で粗野な責めに沙耶の顔は苦痛に歪んだ。

「や、めて…」

千切れんばかりに変形する幼い乳房。
明らかな悪意を込めて、藤田の指先が小さな沙耶の乳首をぎゅっと抓った。
「痛いっ!! やめて、やめてぇ…」

カメラは舐めるように悶える彼女の姿態を収めてゆき、二人の少年は息を荒げて沙耶にさらなる屈辱を強いた。

「…脚、押さえろ。」

華奢なふとももは屈強な腕により容易に固定され、ひくひくと剥き出しになった部分にレンズが迫る。

「いやあぁぁ!!」

「たまんね。ぶち込んで撮るか!?」

「その前に咥えてる顔だろ。」

幼く敏感なあらゆる急所を容赦なく蹂躙され、か細い泣き声を上げる続ける彼女の唇に、凶悪な猛りが迫ったとき、ギィ、と壊れたドアが開き、藤田と矢口がビクリと動きを止めた。

「…来たな。」



354:『リスキー・ゲーム3』 ◆cStOEcFYHc
08/10/19 09:15:56 rJxrM2Hd
「桐也!! 助けて!! 助けて…」

部屋に足を踏み入れた桐也は、沙耶の無残な姿にもあまり驚くことなく、低い声で二人の同級生を見据えて言う。

「…お前ら、どういうつもりだ?」

体格も優れ、附属小の六年生の中でも幅を利かせている二人が、転校してきてまだ日も浅い桐也に対し、怯えたように目を伏せて応えた。

「…見ての通りだ。いつもの、お前のやり方だよ。」

「沙耶、大丈夫か? すぐにケリ付けるからな。」
経緯が飲み込めない不安げな沙耶をちらりと眺めて優しく桐也は言うと、じりじりと退いてゆく藤田と矢口を嘲笑った。

「これが俺のやり方!? じゃ、ここからどうするつもりだ?」

言葉に詰まる二人に桐也は続ける。

「お前らじゃ無理だよ。ここからが一番、難しい。」

「…だから、こんなことしてまで引き止めてんだよ!! …リーダー。」

話の見えない沙耶は困惑して桐也を見つめる。やり方…リーダー…
彼らは一体何の話をしているのだろう?



355:『リスキー・ゲーム3』 ◆cStOEcFYHc
08/10/19 09:17:13 rJxrM2Hd
藤田は思う。この類の乱暴や、盗撮は誰でも出来る。補導され、人生を棒にふる覚悟があれば。
しかし、窮地に立って半狂乱の少女達を宥め、脅し、ついには屈服させて意のままに操り、更なる犠牲者を引きずり込ませる桐也の巧妙な手腕があれば、絶対の安全圏から思うままの退屈しのぎが出来るのだ。

「…『沙耶の裸をばらまかれたくなければ…』か? だからお前らはその程度なんだよ。『リスク』を解っていない。」

藤田と矢口は顔を見合わせ、言葉を詰まらせる。『課外授業』の頭脳たる桐也を再び仲間に引き戻す為、二人が考えていたことは、まさにその程度だったからだ。

桐也はゆっくり沙耶の傍らにしゃがみ込むと、丁寧に乱れた着衣を直してやる。

「…桐也、一体…」

「大丈夫。大丈夫だから。」

落ち付いた声はいつもの桐也と変わらない。土曜日の少し淫靡な駆け引き、日曜日のお出かけ。
当たり前の日常が沙耶にはひどく遠く思えた。

「…『女に腑抜けた』って訳か!? オメー程の奴がよ!!」

藤田の言葉に、矢口が意地悪く付け足す。

「…盗撮して、女脅して、その女に別の女撮らせる。天才だぜ。桐也はよ。」



356:『リスキー・ゲーム3』 ◆cStOEcFYHc
08/10/19 09:19:19 rJxrM2Hd
「…嘘。桐也… 嘘でしょ…」

桐也は沙耶に応えず、立ち上がって二人に向き合った。

「…『ゲーム』はそんな単純なもんじゃねえ。知ってるだろ?」

彼らは再び顔を見合わせる。
桐也の狡猾さは完全な『安全装置』にあった。
彼らが盗撮した少女達の卑猥な映像は、全て一つのファイルに収まって、あるパソコンに疎い初老の男性教師のハードディスクの奥に眠らせてある。
更衣室やトイレに彼らが設置した隠しカメラが万一発見されれば、少女の筆跡で用意された手紙が男性教師の淫行を当局に告発し、さまざまな証拠がごく自然に浮上する、という手筈だった。
桐也が周到に準備しているそれら無数の『安全装置』があってこそ、何不自由ない富裕な家庭を持つ佐野や小沢は安全な退屈しのぎを満喫してこれたのだ。

「…あの老いぼれは毎日自分が爆弾の前に座ってることを知らねえ。 それから、お前らも、な。」

桐也の言葉に、佐野と小沢はごくり、と喉を鳴らした。
ハッタリは桐也の十八番だ。
しかし、彼らの人生を破滅させる装置を、眉一つ動かさず仕掛けられるのも、間違いなく桐也なのだ。



357:『リスキー・ゲーム3』 ◆cStOEcFYHc
08/10/19 09:21:09 rJxrM2Hd
桐也は沙耶を守るように彼女の前に立ち、沈黙した二人に冷たい声で告げた。

「俺は俺の勝手で抜ける。気に食わねえなら遊んやるぞ!? 始めるか? 俺との『リスキー・ゲーム』を!?』

沙耶が見上げる桐也の表情は、沙耶が心を奪われた魅力的な微笑をたたえたままだ。
壊れそうな心で、沙耶は彼から目を反らせた。


ゴン!!

矢口が、汚い床にビデオカメラを投げ捨てる音。

「…言うとおりにするよ…また、面白いことやるとき、声掛けてくれよな…」

藤田が悄然と呟いて、二人は桐也に背中を向けた。
沙耶を立たせながら桐也が去り行く二人を見ずに言う。

「…片岡大基はもう使えない。東小攻めは当分休め。」

「…わかったよ。桐也。」

そう答えて二人が去った後、無表情に佇む沙耶に、桐也は落ち着いた声で語りかける。沙耶には見慣れた横顔。
しかし別人の横顔。

「…そういう事だ。憎んでくれていい。でも…
お前と一緒だと、本当に…本当に楽しかった。」

もう、桐也を信じる拠り所は沙耶にはない。たった今の一幕ですら、彼の『リスキー・ゲーム』ではないという保証がどこにあるのだろうか。





358:『リスキー・ゲーム3』 ◆cStOEcFYHc
08/10/19 09:22:48 rJxrM2Hd
だが、血の気の失せた表情で、沙耶は黒く渦巻く罪の中心に佇んだ加賀桐也の姿をじっと見つめた。
そして自らの魂が、すでにその渦の中で溺れているのを沙耶は静かに認め、ズタズタに傷ついた心と身体で、崩れるように桐也の胸に飛び込んだ。

「…桐也の…バカ。」


END

359:『リスキー・ゲーム3』 ◆cStOEcFYHc
08/10/19 09:23:51 rJxrM2Hd
投下終了

360:暴走ボート ◆z95s/qs7OM
08/10/19 18:50:34 H5BRUg5a
>>359
なんか、すごいですね、いつ見ても。
よくこんな奥深い小説が書けるものです。奥深すぎて理解しにくい(ぁ

とりあえず負けじと投下。今回がとりあえず最終回。

361:迷わずストレート!
08/10/19 18:51:20 H5BRUg5a
…土生は一足先に湯船につかっていた。

(どど、どうすりゃいいんだ?
 そうだ、あいつが来る前にサッサと上がろう…)

と思うのだが、体が動かない。
土生の理性とは裏腹に、完全に理奈を待つために湯船にその身を置いていた。

(い、いいじゃないか、誘ってきたのは向こうからなんだし…
 だ、ダメだ、すぐに上がらないと…)
「湯加減どう?」
「どわああっ!」

擦りガラス戸の向こうに理奈の色付きシルエット。
もう理奈との混浴は避けられない。時すでに遅し。

「何驚いてるのよ。一緒にお風呂入る事に決めていたじゃない。」
「いや、それはそうだがな、その…!!」

ガラス越しの理奈の姿。
ガラガラガラ、の音と共にその目にはっきりと映った。
土生は見まいと思うのだが、視線をそらそうとするのでやっと。

「何目をそらしてるの?そんな事しなくたって、堂々と見ていいんだから。」
「…。」
「はあーあ。えいっ!」

土生の顔のまん前に胸を持ってくる。両手で両胸を寄せて上げている。
性的魅力抜群。土生はちらりと見ては目線をそらし、ちらりと見てはそらし。
理奈はその様子を楽しみつつ、

「しょーがないなあ。とりあえずさ、いったん浴槽を出て。」
「あ、ああ。」

風呂場から出してくれる、と思い、ホッとしつつ浴槽を出る。
もちろんこれは土生の勘違いに過ぎないのだが。

362:迷わずストレート!
08/10/19 18:52:27 H5BRUg5a
「ちょっと待ってて。」
「え?」

理奈はすっくと立ち上がると、ボディソープを多めに手に流し込む。
手の中いっぱいのボディソープを腹に、脚に、もちろん巨乳には一段と念入りに、大量に塗りこむ。
塗りこむたびに、やわらかく大きな彼女の胸はたゆたう。

…土生は理奈がやりたい事に気付いた。逃げようとしたが、一歩遅かった。

「わわっ!」
「つっかまえた♪こらっ、翔、逃げるな!」
「しょ、ショウ!?」
「翔平の翔。これからは、そう呼んでいい?
 …土生くんじゃ、みんなと同じになっちゃう。2人の時だけ、でいいから。」
「…わかったよ、好きにしな。
 って!いいから離せ!」
「嫌だ!
 秘密基地のエロ雑誌に、巨乳で男の人の体を洗うシーンがあったもん!」

体を上下に小刻みに揺らす。
巨乳が土生の背中に擦りつけられる様に当たっている。ボディソープのおかげで効果も倍増。

「あたしね、このおっぱいのせいで、今まで苦しい思いをしてきた。
 だからこそ、あたしは、このおっぱいを好きになりたいの!
 そのために、あたしはこのおっぱいで、翔を気持ちよくさせてあげたいの!」

好きな人とのエッチ。それが、自分の巨乳が役立つとき。
胸が大きい事を、長所だと思いたかった。だから、巨乳だからこそ出来そうな事を、土生に施した。

「う…あ…」
「今度は前かな?逃がしはしないよー?」
「り、理奈…」
「ん?」

流石の土生も、性欲には勝てなかった。
自分に正直になれ、理奈が行ってた言葉を、心の中で自分への言い訳にした。

「ぜ、全身を、頼む…
 そ、その…おっぱいで、俺の体を全部洗ってくれ…」
「うんっ!」

土生をイスに座らせる。まずはもう一度背中を念入りに洗う。
柔らかい胸と、コリコリと固さを主張する乳首とのコントラストが絶妙だった。

「どう?」
「…理奈の胸、大きい…」
「ありがと。」

お次は正面。真下に理奈の胸が見える。
改めてその大きさを再確認し、率直に感想を述べた。

363:迷わずストレート!
08/10/19 18:53:05 H5BRUg5a
「…脚、開いて。」
「え、…いや、その流石に、パイズ…」
「太ももとか、ふくらはぎとか洗わないと。」
「え?あ、ああ、そうだな、ははは!」
「…翔、エッチな事考えてた。嬉しいな。」

顔を真っ赤にして下を向き、おずおずと脚を開く。
理奈の巨乳が太もも、ふくらはぎを包み、手で陰茎を扱く様の如く巨乳を上下させ洗っていく。
ふくらはぎはもちろん、理奈の巨乳は太もも周りすら1周していた。

「よし、とりあえず全身完了!」
(ふう、流石にパイズ…)
「一部を除いて。」
「リもやんのかあっ!」
「…嫌?」

不安そうな顔をする。
流石にその顔を見せられ、断るわけにはいかなかった。

「…頼む。もうこうなったらやれるだけやってくれ。」
「うんっ!」

最高の快感だった。
上下するたびに、快楽が襲う。

「り、理奈…」
「これもあのエロ雑誌に載ってたやつ。きもちいい?」
「ああ…だ、出しても、いいのか?」
「ダメ。」

え?
いや、普通出してもいいって言わないのか?ていうか、このままだといずれ出ちゃうんですけど!

「うふふ。嘘だよ。一杯出してね。」
「あ、ああ…うくっ!」

安心した瞬間、ふっと気が抜けた。一気にこみあげてくる。
それを察知した理奈が。

「ん!」
「な、飲むきか!?」
(コクリ)

胸で挟みながら亀頭を口にくわえる。
チロチロ舌で先っぽを刺激したその瞬間、

「んんんんんっ!」
「うあ……っ!」

…。

364:迷わずストレート!
08/10/19 18:53:39 H5BRUg5a
「いっぱい出たね。」
「その大量の精子を全部飲むお前もすごい。」
「えっへへー。」
「自慢をするな、自慢を。」
「でも、ずいぶんたくさん出たね。…ひょっとして、オナニーもしたことない?」
「してたら、もっと我慢出来てるぜ。」

クスッと笑う理奈。
やれやれという表情の土生だが、何を思ったか理奈の両脇を抱えあげた。

「え?」
「よっと!」

くるっと理奈の体を半回転させ、土生と反対側の方向に体の正面を向けさせる。
そして土生の膝の上に、理奈を座らせた。

「何なに?…きゃっ!」
「お返しだ。おとなしく揉まれろ。」

背後からの乳責め。2つの巨乳が鷲掴みにされ、土生の思い通りにぐにゃぐにゃと形を変える。
乳首をつまむと、コリコリした感触。だが、

「…あれ?」
「ん?どうしたの?」
「いや、なんかこう…おっぱい触っているのに、理奈の様子が変わらないなって。」
「ふーん、あたしが、息を荒げたり、いやん、とか言うと思ってた?」
「な、なんで?」
「…へたくそ。」

プライドをずたずたに引き裂かれた。
目の前にあったシャワーのスイッチの出力を最大にする。

「きゃああっ!つ、冷たいっ!」
「もう許さねえぞ!風邪でも引きやがれ!」

土生が理奈の体を両腕でがっちり捕らえる。それでも何とか土生の両腕から逃れシャワーの雨から逃れようとするが、
土生はシャワーの本体を持って、理奈に追い打ちをかける。

「つ、冷たいっ、冷たいっ!」
「日本男児を愚弄したその罪は許すまじ!」
「何それ、何時代?江戸?縄文?旧石器?きゃはははははっ!」
「うるさい、とにかくお前は死刑決定だ!はははははははっ!」
「あははははっ!」

シャワーと一緒にじゃれあう2人。これをバカップルと言わずに何と言おう。
…だが、この2人、まだお互いの事を好きだと告白していなかったのだが。エッチまでしておきながら。
そして、お互いに自分の事が好きなのかどうか、心の中で不安に思っていた。

…答えはもう見えているだろうに。

365:迷わずストレート!
08/10/19 18:55:15 H5BRUg5a
「ふー、いい汗かいた後のお風呂は気持ちいーねー。」
「どー見ても馬鹿の極みだがな。」
「そーだね。でも、風呂に入るまではあんなに嫌がってたじゃない、混浴。
 …やっぱり、翔、エッチだ。」
「好きに言ってろ。もう何を言われても焦りはしないさ。」

お互いが向き合うように湯船につかっている。
今は疲れ果ててお互いの裸を見る余裕もない。ただのんびりと目を合わせて雑談を楽しんでいる。

「…ねえ、お願いがあるんだけど。
 その、パパ、まだ当分帰ってこないの。」
「そして友達もいなかった理奈にとっては、親父さんがいない間、本当に1人ぼっちだった。」
「え…?」
「監督もいいって言ってくれるだろ。
 理奈さえよければ、親父さんがいない日は、いつでも喜んで泊まりに来るさ。」
「ほんと…?明日も、明後日も、その次も?」
「おいで、理奈。」

ゆっくりと土生に寄り添う。
温かい湯の中で、永遠ともいえる時間を、2人は抱き合っていた。


ちなみにその時間は正確には30分ほどだったらしい。現在午後10時。

「…なんで男物の服があるんだ?親父さんの昔のか?」
「まさか。これ、あたしのだよ。」
「はあ!?」
「昔ね、二年くらい前かな。野球やってる男の子に交じろうと男の子用の服と下着一式そろえたの。
 初日にすぐにばれちゃったけど、…こんな形で役に立つとは思わなかったかな。」

男の子になろうとしたのもいい思い出と取っていた服だったが、まさか使う事になるとは思わなかった。
理奈は土生よりわずかに背が高い。
当然2年前の理奈よりは土生のほうが背が高いが、当時の理奈より大きめの服を買っていたおかげか、

「うん、ピッタリ!ちょうどいい!」
「…同い年の理奈のお下がり着る事になるとはな。日本男児のプライドが、ズタズタだ。」
「だーかーらー、日本男児って、何時代の話よ。
 氷河期?ジュラ紀?恐竜時代?」
「…。」

どこまでさかのぼれば気が済むだろう。下手したらビックバンまでタイムスリップしそうだ。
そんなこんなで眠気が来たので、寝ようという事になった。明日は土曜日。寝坊大歓迎。

366:迷わずストレート!
08/10/19 18:55:57 H5BRUg5a
「で、おそらくこれはダブルベッドを意味してるのか?」
「いや、ここは普通にあたしの部屋。なんであたしだけの部屋にベッド2つつける理由があるのよ?
 ベッドが置いてあるのはここと隣のパパの部屋だけだし、ここに連れてくるのは当然でしょ?」
「親父さんの部屋で勝手に寝るわけにはいかねえからな。」
「まあ、2階建ての一軒家に2人しか住んでないから空き部屋も数部屋あるし、
 別に、そこに布団を用意…したくないなあ。」
「理奈?」

理奈がうつむく、表情も暗い。土生と一緒に寝たいから。
今まで父親がいない夜は寂しい思いをしていたが、今日は土生がいる。
その土生が別の部屋で寝たら、部屋の中で一人ぼっちなのに変わりはない。せっかく土生がいるのに、意味がない。

「いいじゃない、一緒にお風呂に入ったんだから、一緒に寝たって問題ないでしょ?
 その…またおっぱい触っても、いいからさ…
 …でも、やっぱりあたしと寝るの、やっぱり」
「嫌とか言うなよ。」
「!」
「一緒に寝なきゃ、泊まりに来た、意味がないからさ。ダブルベッド、大歓迎。」

理奈を寂しがらせるわけにはいかなかった。
ふと、理奈から涙がこぼれる。今まで他人に見せなかった自分の辛かった思いが、ついに溢れ出した。

「…よかった…本当に、よかった…」
「おいおい、泣くな泣くな。…そんなに一緒に寝たかったのか。
 理奈に大事なのは、辛い事を1人で抱え込んで思いつめるな、ってとこかな。」

そっと体を寄せて、よしよしとなでてやる。
そのままゆっくりとベッドの方へ移動し、2人とも腰掛ける。

「明日も練習あるよね?」
「ああ、明後日はいつも通り休みだ。」
「ふーん…ね、明後日はどこか行かない?パパからお小遣い貰ってるから。」
「へえ、いいのか?」

理奈は笑って頷くと、そのままベッドの上に寝そべった。
土生が掛け布団をかけてやり、自分も潜り込む。理奈の右肩と、土生の左肩が密着する。

(うずうず…)
「どうしたの?」
「やっぱり、このまま寝られそうにないわ。心臓のバクバクが止まらん。」

土生が理奈を抱き寄せた。
はちきれんばかりの理奈への想い。抱かずにはいられなかった。
そしてパジャマのボタンを片手で器用に外していき、器用に乳首を口に含んだ。

「んく…ちゅく…」
「もう…ミルクなんて出ないのに…」

返答がない。
何を言われようとも、関係ない。心臓の鼓動が激しいのは、ただエッチな事がしたかったから。
理奈に巨乳を好きにしていいと言われた以上、ためらう理由などなかった。

(翔…あたしの事、好きなのかな…)

367:迷わずストレート!
08/10/19 18:57:01 H5BRUg5a
そんな土生が愛しかった。
土生は当分巨乳に吸いついているだろう、飲み終わる前に、こっちが寝てしまいそうだった。
…だから寝る前に、思いきって聞いてみた。

「翔…あのね…」
(こく…こく…)

しばらくためらっている。だが、意を決して、

「あたしの事、好き?」
(こく…こく…)
「おっぱい飲んでいいからさ、…答えて。
 あたしは、翔が好き。翔は、あたしの事、好き?」
(こく…こくり…)
「…え?」

もうすでに土生は眠っていた。これでは答えようがない。
だが、意識は失っていたが、母乳は無意識に飲み続けている。

「…エッチ。エッチな夢見てるのかな。あたしのおっぱいを飲む夢を。
 夢の中で、現実と同じことやってるよ、もう。」

しばらくして、理奈も眠気が来た。
おそらく理奈も、土生に母乳をあげる夢を見るのだろう。
そう思いつつ、土生に一言だけ残して、眠りについた。


「おやすみ。」

まだ恋人同士でなくてもいいや。その想いを残して、理奈の意識も暗闇へ吸い込まれていった。

368:迷わずストレート!
08/10/19 18:58:33 H5BRUg5a
投下完了。
このスレにしてはかなりエロ度は高い方か。

369:名無しさん@ピンキー
08/10/19 20:22:16 Q3LhcwaE
>>368
………ふぅ。


さて第二部はまだかな? 中学生編。

370:名無しさん@ピンキー
08/10/19 23:53:21 rfc45cJd
エロ度はどんぐりの背比べじゃね
ストーリーに凝ってるかぎりエロくするのは難しい
俺はただの読者だからこの感想が気に入らないならプゲラして軽く流すといいよ

371:名無しさん@ピンキー
08/10/19 23:57:07 G57PuT7F
>>368
GJ!
まだ恋人同士でなくてもいいやとか言ってるけど、やってることもろ恋人同士だぞww

ってかこのスレはもともとエロ度はそこそこ高めだったよ。
最近の良作連載が微エロなだけかと。


先生!二人が恋人になった後のエロ甘話が読みたいです!!



372:名無しさん@ピンキー
08/10/20 01:50:38 OCOvZNjp
>>369
ふと気になったんだが、巨乳小学生として登場したキャラが成長して中学生以上になった場合、
それもこのスレで取り扱ってもいいネタなのか?


373:名無しさん@ピンキー
08/10/20 02:37:14 kCczu8Qi
>>359
GJですた。
しかし、黒幕キター……ここでシバケンシリーズに絡めてくるかw
次の展開、いったいどうなることやら。楽しみに待ってますん。

374:名無しさん@ピンキー
08/10/20 02:42:43 WPEyfe8y
よかった。非常によかった。
だがパイズリ描写がスルーだったのが非情すぎるぜ。

375:名無しさん@ピンキー
08/10/20 02:57:46 kCczu8Qi
>>372
もしもそういう要望が書き手のほうから出た場合、
次スレからはスレタイを巨乳小・中学生スレに改題してみる……とか?
中学生は別として(ロリスレという前例がある。あっちは小・中混成)、
高校生以上はちょっとスレチな気もする。
しかし中学生には無い、小学生ゆえの味わいというやつもあるだろうし……さて。
どうなるかね。

376:名無しさん@ピンキー
08/10/20 06:49:22 5UqtCpd1
>>359
GJ!!
なんか腹黒いやつがでてきましたな
頭のキレるやつっぽそうでなかなか尻尾をださなそうな
まさに黒幕
これはいろんなとこに手をのばしてそう

377:名無しさん@ピンキー
08/10/20 10:18:38 UwNlmKTi
>>375
そういう場合は、別ジャンルとしてスレ分岐したほうがよくない?
あまりスレの縛りを変えてしまうのはよくない気がする
小学生だからいいんだって人も多かろうし
話が進んだ結果スレの趣旨にあわなくなったので続編は別スレで連載されたって作品も多いから
特定作品の連載のためにスレ自体を改造するのはやりすぎかと

378:SDS ◆cStOEcFYHc
08/10/20 12:26:07 veFr/4Sn
『巨乳中学生に関するエロパロ』ですか…
時間軸の問題も併せ、拙作は極力本編シリーズに沿って進行したいと考えています。

保管人様
常に迅速なSS保管有難うございます。さて今回、selJPZyjjY様著作の『設定資料集』が私の作品として収録されており、申し訳ありませんが、お返しして頂けるよう、宜しくお願い申し上げます。


379:SDS ◆cStOEcFYHc
08/10/20 15:20:13 veFr/4Sn
…連レスすいません。
『リスキー・ゲーム3』後半の『佐野と小沢』は『藤田と矢口』の間違いです…。
恥ずかしい…

380:名無しさん@ピンキー
08/10/21 17:48:42 t7uwZzr8
考えてみりゃ漠然としてるようで、かなり縛りのキツいスレだよなw

381:名無しさん@ピンキー
08/10/22 03:43:52 cV4NxwHH
そうだよな。胸はでかいが身長はほどほどにしてほしいとか
思ってるけどとても言えないよ。

382:名無しさん@ピンキー
08/10/22 15:14:15 IxQkjaKr
署名TVの政治・政策カテゴリに
児童ポルノ関連の署名が二つあり
URLリンク(www.shomei.tv)
目標一万。協力求む。

紙の署名もお願いします
URLリンク(www.savemanga.com)

383: ◆selJPZyjjY
08/10/22 20:33:16 j3OtfxTm
前回から一ヶ月以上空いてしまいましたが、決闘少女空間の第二回を投下します。
今回はテキストで18KBほど。例によって微エロです。

384:決闘少女空間2 ◆selJPZyjjY
08/10/22 20:34:12 j3OtfxTm
○3
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
 第二会議室には、最初から妙に重苦しい空気が充満していた。
 小ぎれいに片づけられてがらんとした空虚な印象を与えるその一室で、外からの光を背負いながら部屋の奥に座る教師と、その向かいに座る児童が一人。面接か何かの配置に近い。
 その担任教師に呼び出された女子児童、谷川千晶はどこか落ち着かないそわそわとした態度のまま、ただ無言で対面に座る教師からの言葉を待ち続けていた。
 ちら、と千晶は横目で壁時計を観察する。まだ自分がこの部屋へ入ってきてからたったの三分しか経っていないことに千晶は驚き、次にこの三分間、ずうっと無言のままで黙りこくってしまっている、目の前の担任教師へ視線を向けた。
「あのー、……藤原先生……?」
「…………」
 さすがに沈黙に耐えかねた千晶が呼びかけても、担任教師はひどく難しそうな顔で目線を半ば伏せたまま、微動だにしない。
 再び言いづらい空気を感じて、千晶はその場に肩を狭めて萎縮した。
 なんだろう。……ものすごく、居づらい。
 確かにいつも喧嘩やイタズラのことがばれる度、先生に呼び出されて何度も怒られてはいたけれど、今回のそれは、何だか別種の居づらさを感じてしまう。
 千晶がもじもじとパイプ椅子の下で足を動かし、意味もなく天井の模様や本棚に並ぶ書名を確かめはじめた頃、まるで彫像のようだった担任教師が、ようやく彼女に言葉を発した。
「―谷川さん」
「あっ。はいっ?」
 大粒の瞳を瞬かせ、慌てふためいて千晶が答える。
 しかし初めての言葉を千晶が受け取り、それに対して何らかの言葉を返す前に、担任教師は猛然と席を立っていた。そのまま決然たる意志を秘めた力強い足取りで、まっすぐ千晶のほうへ向かってくる。
「え……? え、え、え……っ?」
 ぞわり、と背筋に総毛立つものを感じながら、窓からの逆光に浮き上がりながら近づいてくる担任教師に、千晶は戸惑いの瞳を向ける。しかし、逃げることは出来なかった。相手は同輩の悪ガキなどではなく、自分たちの担任教師なのだから。
 きゅうっと身を縮めながらも着席したまま待つ千晶の背後で、担任教師は足を止める。
「せ、せんせ……っ、きゃうぅっ!?」
 そしてそのまま一気に後ろから担任教師の両手が伸びて、有無も言わせずに千晶の左右の乳房を鷲掴んだ。
「あは、あぁっ……っ!」
 ぎゅうぅっ、と握りつぶそうとするかのように、十の手指が乳肉を犯す。
 突然の展開に思わず甘い悲鳴を上げて、千晶の背中がびくんと跳ねる。その動きはそのまま千晶の胸へ跳ね返り、千晶の巨乳全体を掌握せんとする教師の手指へ、乳房の肉とその頂をいっそう強く食い込ませてしまう。
 教師はそんな千晶の巨乳を両手でしっかりと揉み掴んだまま、下半分から支えるように持ち上げた。その左右で1キロほどにもなる重量の負担を、ブラジャーからその両手に移し変えることで、じっくりと重さを量りとっていく。
 そして、その小学校六年生にあるまじき圧倒的な質量を文字通りに教師の手中へ掌握すると、今度はその手指に再び圧力を加えてきた。
 厚手のTシャツと二枚重ねのGカップブラジャー、カップの形を整えるためのワイヤーを含んだ合計三枚の布地が教師の手指に巻き込まれ、みっしりと張りつめた乳肉のみずみずしい弾力によって抵抗されながら、しかし深々とその内側へと沈みこんでいく。
 その柔らかな変形が限界に達する寸前、教師が力を抜くと、その十指はブラジャーのカップの中で元の美しい形を取り戻そうとする巨乳の弾力に押し戻されていった。
 しかし千晶のみずみずしい乳肉がその形を復元させる寸前、再び教師の握力が襲いかかる。何度も何度も、ぎゅうっ、ぎゅむうっと、千晶の乳房を変形させていく。

385:決闘少女空間2 ◆selJPZyjjY
08/10/22 20:34:44 j3OtfxTm
「あッ……あっ、あああ……ッ……。せん、せ……せんせい、だめぇ……やめてぇ、そんなふうに、ボクのおっぱい、さわらないでぇ……あ、ふぅ……ぅッ」
「…………」
 千晶の唇から弱々しく、熱のこもった悲鳴が切れ切れにほとばしる。しかし担任教師が千晶の懇願に答えて、その凌辱の手を止めることはない。
 両乳房の実りをそのふもとと下半球から支えようとする教師の掌から少し離れて、左右とも人差し指と中指の付け根付近のやや上に、千晶の乳首が位置していた。
 むさぼるように千晶の乳を揉みしだき、捏ね回す教師の掌は、三枚の布地越しに次第にその敏感な尖端を刺激し、硬く大きく尖らせつつあった。
 その左右に尖る鋭い頂へ触れられずに済んでいるのは、千晶の乳房があまりに大きく、そのために下から支え持とうとする教師の掌に全容を握られずに済んでいるからに過ぎなかった。
 もしも少しでも乳房の握りを変えられてしまえば、千晶ははしたなくも堅く尖り立ってしまったその尖端の存在を教師に知られてしまうだろう。
「やっ……や……やだあぁ……っ」
 混乱と恥辱の中で、噛み殺すようにか細い悲鳴が千晶の唇から掠れて漏れる。しかし、その懇願が教師の耳へと届くことはなかった。
 まだ壁時計の針は九時を指してもいない。この一室にも朝の爽やかな光が射し込み、学校中の教室で始業前のホームルームが行われているその最中、谷川千晶は担任教師の手によってその発育しすぎた乳房を蹂躙され、思うがままに変形させられてしまっていた。
 だが今回やはり、担任教師のその行動はあまりに大胆不敵に過ぎた。
「千晶っ!!」
「谷川さんっ!?」
 バン、と会議室のドアが開き、室内の異常を察した二人の児童が飛び込んでくる。
 六年三組学級委員長の国東真琴と、谷川千晶の幼馴染みにして無二の親友、八坂明だ。
「なっ―」
「そんな……」
 そこで二人が目撃したのは、椅子に座らされたまま背後から両の乳房を握りしめられ、いいように捏ね回されてあられもなく喘ぐ千晶と、彼女を抱え込むようにしながら、両手でその瑞々しい巨乳を無造作に弄ぶ担任教師の姿だった。
 担任教師と親友、同級生による、決してあり得ないはずの光景を直視して、二人は言葉を失って立ち尽くす。
 それでも一瞬の躊躇の後、八坂明が前へ進み出た。思いの丈を一気に吐き出す。
「なっ、何やってるんですか……藤原先生えええええええ!!」
「や、八坂くん、国東さん……!? い、……いや。その、……実際に目で見てみたら、この手で確かめてみたくなっちゃって、……つい……っ」
「つい、じゃないでしょう、先生……」
 自分でも身に覚えのあるその経験を追想しながら、国東真琴が息を吐く。
 そこでようやく千晶の両胸から離した両手をあてどなく虚空へさまよわせながら、六年三組担任教師、藤原通子は我に返ったように頬を真っ赤に染めた。

386:決闘少女空間2 ◆selJPZyjjY
08/10/22 20:35:33 j3OtfxTm
○4
「うん、……うん。それはやっぱり本当に、谷川さんのからだの成長の証なのね。ううん……ごめんなさいね、いきなり乱暴なことしちゃって」
「い、いいえ……も、もう……ボクも、気にしてないです……」
「…………」
 今度は千晶の左右両後ろに明と真琴が立ち、両者を隔てる長机もないまま、藤原通子は自らの教え子、谷川千晶と間近な距離から向かい合っていた。
「谷川さんの胸がいきなり、こんなに大きくなっちゃったなんて他の先生から急に聞いたから、先生もびっくりして、すっかり気が動転しちゃって……ごめんなさいね、谷川さん。胸、痛くなかった? いきなり触られて、嫌じゃなかった?」
「う、ううん……ぜんぜん大丈夫、です……」
 千晶は椅子に座ったまま、しかし若干その胸を両腕の奧へかばおうとするかのように引き気味な姿勢で、自分たちのクラスを担任するこの女性教師を見つめている。
 藤原通子、26歳。今日も白いブラウスと清楚なスカートに身を固め、いくぶん癖のある明るい髪をボブカットにした彼女の雰囲気は穏やかかつ上品で、決して相手に嫌な印象は抱かせない。
 全般におっとりとした性格だが芯は強く、総じて細やかな心遣いをみせる女性であるため、児童からの人気は決して低くなかった。
 そんな教師だった藤原通子だが、さすがに出張でほんの一日空けた間に突然、ボーイッシュでやんちゃな教え子だった谷川千晶がこれほどの巨乳少女になっていたという事実は、さすがに想像力の限界を超えていたらしかった。
(あー……通子先生、テンパってんなー……)
 そんな担任教師の現状を、あくまでも冷静に明は評価する。
 だいたいデリケートな思春期の性に関わるこの問題に関して話し合う場で、幼馴染みの大親友とはいえ、男子である八坂明を場の流れからそのまま同席させてしまっている時点で、彼女の混乱の深さが知れようというものだった。
 そんな通子に対して、事態に関する一通りの説明を終えた真琴が、最後にクラスの現状を報告する。
「先生。谷川さんのこの件については、昨日の段階ですでに谷川さん自身からクラス全員に対する説明がなされたほか、自習時間中に設けた臨時ホームルームでの討議で、皆の認識は固まっています。
 谷川さんはもうその胸の膨らみを無理に押しつぶして隠したままの不自然な服装ではなく、今後は自然なスタイルで生活する。私たち同級生もその事情を認識して、谷川さんと今まで通り自然に接していく、というものです」
「フフ……フフ、そう……ありがとう、国東さん。あなたはいつも、とっても優秀な委員長さんですね……」
「はあ……」
 心ここにあらずという仕草の通子を前に、真琴もさすがに釈然としない風情で小首を傾げる。
 要するに、担任教師である彼女自身がこの件に関しては最後尾にいたという事実を追認しているに過ぎないのだが、微妙に目が遠くばかり見ているようにみえてしまうあたり、本当に納得してくれているのだろうかと不安になる。
 これではどちらが教師だか分かったものではないのだが、実際に藤原通子の特徴は、国東真琴の隣に並んだときこそ実に顕著に現れる。
 藤原通子の身長は、たったの150センチでしかない。千晶や明を含むたいていの児童より、かろうじてほんの少し高い程度だ。
 本来は気性も穏やかなために、全体としてはいくらか落ち着いた印象が加味されてはいる。
 しかし、顔立ちも整ってはいるものの、それは美人というよりは可愛いといったほうが適切な部類のそれであり、つまるところ、童顔だった。
 そして最後に止めを刺すのが、その著しく起伏に欠ける慎ましやかな胸である。
 要するに11歳の女子児童である国東真琴と、26歳の担任教師である藤原通子が並んだ場合、まったく初対面の人間には、どちらが教師でどちらが児童なのかを言い当てることは相当に困難。そういうことなのだった。
 そして今日あらたに、その乳房の発育において、谷川千晶が藤原通子と決定的な、圧倒的な大差をつけてしまったことが明らかになった。
 自分の身体の貧弱さは今までも理解していたこととはいえ、ここに来て、発育の良い教え子たちにこうも圧倒されてしまうとは。
 人間は外見ではない、本当に大切なのは人間の中身なのだと、児童たちのみならず自分自身に対してもいくら言い聞かせていたといっても、通子はとても心穏やかにしてなどはいられないのだった。
 今も両の掌へ鮮烈に残る、教え子、谷川千晶のたわわに実ったその乳房。その質量はいったい、自分の胸の何倍に達しているのであろうか……。

387:決闘少女空間2 ◆selJPZyjjY
08/10/22 20:37:17 j3OtfxTm
「おっきい、すごい、収まりきらない……やわらかくって、むちむちしてて……なのにあんなに張りが強くて、ぱつんぱつんで、指の隙間から溢れてこようとしてて……」
「…………」
「…………」
 俯きながら自分の乏しい両胸を両手で鷲掴み、その存在を確かめるように精いっぱいに乳房の肉を全体から掻き集めながらブツブツと何か呟き続ける担任教師の前で、
当事者の千晶が椅子の上で萎縮し、委員長の真琴もすっかり困惑してしまっているのを見て取って、明がおずおずと通子に呼びかける。
「あの……せんせ? せんせーい?」
「……あ? あ、ええ……ああ、おほん」
 それでなんとか教師としての意地と矜持を取り戻したか、幾分わざとらしい咳払いの後、藤原通子はその口許にいつもの優しい微笑みを取り戻しながら、言った。
「ん、んっと、……谷川さん。今まで、本当にごめんなさいね。先生、谷川さんが女の子の身体のことで、そんなに苦しんでたことに気づいてあげられなくて」
「そ……そんなこと、ないです。ボクも勝手に怖がって、一人で閉じこもって考えてたから……。もっと早くに、先生に相談しておけばよかったと思います」
 本当にそう思ってんのか……?
 親友のどこか強ばった横顔を胡散臭そうな横目で見る明をよそに、通子ははにかむように微笑んだ。
「と……とにかく、先生の方でも、これで事情は分かりました。これからは谷川さんのその胸のことを考えながら、授業と行事をやっていきます。谷川さんと相談しながらやっていきたいと思いますから、何か気になることがあったら、積極的に先生のところに来てくださいね」
「はい。―よろしくお願いします!」
 それでも真摯な表情で語りかけてくる通子を前に、千晶も緊張を和らげながら答えてのけた。
 もともと藤原通子は決して悪い教師ではない。確かに今までは千晶や明の仕掛けるイタズラやあちこちの喧嘩の件で怒られることが多く、二人にとっては国東真琴同様に苦手とする相手だったことは確かだ。
 しかし、二人は影で担任教師の指導に対してそれなりに愚痴りながらも、一方ではその裏表のなさやクラスメイト全員に対する細やかな気遣い、常に公平さを重んじる態度には素直に好感を覚えてもいた。
 去年の担任だった矢崎教諭ほどではなくとも、まあそれなりには尊敬に値する大人。それが二人の藤原通子教諭に対する認識であった。
 まあ、こういう状況ではおそろしくテンパるみたいだけど。
 教師たちの行状を採点する心の通知書に新たな一行を付け加えながらも、明は担任との面接が無事に終わりつつあることに胸をなで下ろそうとしていた。
「先生、ありがとうございました!」
「ええ……。じゃあ国東さん、先生はまだ一時限目の用意があるから、谷川さんたちと先に教室へ行っていてね」
「分かりました。自習を続けます」
 千晶が朗らかに席を立ち、真琴が力強く頷きながら指示を反芻する。
「じゃあ、俺たちはこれで―」
 明が第二会議室のドアに手を掛け、退出しようとしたとき、通子ははっと息を呑んだ。思い出したように、呟く。
「そうだ。八坂くん、谷川さん、ちょっと待ちなさい」
「……はい?」
「?」
 急に呼び止められて、不自然な姿勢で明が止まる。
 まだ何かあるのだろうか? 真琴と千晶の視線が妙に張りつめた藤原通子の表情に集まったとき、担任教師はその腰へ両拳を当てて、今までとは少し違うトーンで話しはじめた。
「あなたたち……一昨日も東小の子たちと、また大勢で喧嘩したそうですね?」
「…………」
 途端にばつの悪そうな顔で、千晶と明が視線を交わす。このままいつものお小言タイムに突入だろうか?
「幸い、怪我人は特に出てないそうですし、親御さんからの苦情も特には上がっていません」
「おお」
 思わず口に出して呟いた明を、通子の鋭い視線が刺した。それで明は黙り込むが、あれほど大規模な戦争でけが人も苦情もないとは。
 常に戦況の全般を見渡しながら行う岸のバックアップはやはりたいしたものだとしきりに感心する明をよそに、通子は意外な方向へ話を振った。
「ただ……今回問題にしたいのは、その喧嘩そのもののことではありません」
「へっ?」

388:決闘少女空間2 ◆selJPZyjjY
08/10/22 20:37:59 j3OtfxTm
 拍子抜けする二人に構わず、通子はちらと真琴に視線を向けた。
「……国東さん。先生はもう少し、谷川さんとお話があります。八坂くんと一緒に、先に戻っていてください」
「え」
「わかりました、先生」
 どうして、今頃になって―
 反駁しようとする明の肩に手をやって、真琴が彼を導く。明は最初抵抗しようとしたが、自分の目を見ながら外へ促す真琴を前にして、おとなしく彼女に従った。
 会議室の扉が閉まる。
 再び一対一になって閉ざされた部屋で、廊下を行く二人の足音が十分遠ざかったのを聞き届けたのち、ようやく通子は口を開いた。
「谷川さん。その胸の存在を押しつぶして隠さず、普通にするようになってから、その……、男子や男の人たちから、谷川さんのことを見る目が今までと、ちょっと変わったと感じませんでしたか?」
「…………」
 千晶は答えず、ただ胸元へやった手をきゅっと握った。
「谷川さんのその胸は、その、男の人たちにとって……たぶんクラスの男の子たちにとっても、すごく魅力的で……だから、それに変なことを―いやらしいことをしようとする男の人たちも、世の中にはたくさんいるんです。それは分かりますね?」
「……はい」
 考えながら答えた千晶に、通子は頷くと、なおも続けた。
「谷川さんが女の子だからとか、そういうことで言うんじゃありません。ただ、乱暴な喧嘩のほかにも、いろんなスポーツとか、谷川さんが楽しいと感じられる遊びは、たくさんあるはずです。
 ……これからも喧嘩のような危ないことを続けていると、谷川さんは今までよりもずっと、ひどいことをされやすくなるんじゃないかって……。先生は、それが心配なんです」
「…………」
 黙りこくったまま、俯き加減にそれを聞く千晶に、通子は明るく声色を変えて歩み寄りながら、励ますように言った。
「谷川さん。谷川さんが今回、胸の膨らみを無理に隠すのをやめてくれたことを、先生はとても嬉しく思います。これから少しずつ、新しい遊びや楽しみ方を覚えていきましょう。ね? ……先生も、協力しますから。
 だから、谷川さん。喧嘩は、これで最後に―」
 千晶の手を取ろうと、通子は近づきながらそっと手を伸ばす。
 しかしその手が触れ合う寸前、千晶は唐突に素早く後ろへ跳ねて距離を開き、そのまま乱暴に後ろのドアを開けると、ほとんど全速力で廊下を駆けていってしまった。
「たっ、谷川さん! 待って―待ちなさい!」
 慌てて通子が会議室から顔を出すが、ヒール付きの靴ではとても千晶の後は追えず、曲がり角の向こうに消えた彼女の背中をむなしく見送るだけだった。
「……谷川さん……」
 通子は扉を掴んだままでしばらくその場に佇み、やがて深いため息をついた。
 闇雲に走る千晶が息を切らせながら角を曲がって駆け抜けると、その後ろでで、掃除ロッカーの陰から誰かがひとり追ってきた。
「千晶! 千晶っ!」
 明は真琴に頼んですぐに帰らず、近くで様子を窺いながら千晶のことを待っていたのだ。
「千晶―どうかしたか?」
「……っ、あ、明……っ」
 千晶はすぐに行き足を落とした。わずかに濡れた千晶の瞳が自分を見て、明ははっと息を呑む。
「どうした、千晶? まさかまた、先生に何かされたか……?」
「うっ……ううん。ううん、そうじゃない。そうじゃないよ、明……」
 弾む胸と心臓を押さえながら、千晶は明に歩み寄る。そして立ち止まった明が何か考える前に、彼女は明へ身体ごと叩きつけるようにして抱きついてきていた。
「ちっ……ち、ち、ちっ……千晶っ……?」
「…………」
 立ったまま真正面から抱き合いながら、二人は壁際へもたれて足を止めた。背丈はほんの少しだけ千晶が高い。耳許にかかる息が熱い。

389:決闘少女空間2 ◆selJPZyjjY
08/10/22 20:38:39 j3OtfxTm
 通子による愛撫の余韻が残る大きな胸の膨らみが、三枚の布地越しとはいえ明の胸板でまともにぎゅうっと潰れる。
 その柔らかさと弾力、そして布越しになお存在を主張するコリッとした尖端の堅さが、明の心拍数を一気に跳ね上げさせる。
 しかし千晶の突然の行動も、そうして押し潰された肉の壁の向こうから響く心音の激しさを感じるにつれ、明は目の前で強ばって震える千晶の真意を理解して、そっとその背に両手を回して優しく抱いた。
「―落ち着いたか?」
「ん……」
 その千晶の心音が十分に落ち着いた頃、明はそう声をかけた。
「何があったか、わかんねーけど……そういうの、おめーらしくねーぞ」
「ん……」
 乱暴な言葉とは裏腹に、優しい口調で語りかける明に、千晶はその耳許で囁いた。
「ねえ、明……」
「ん?」
「明は……明はずっと、ボクと一緒だよね? 離れていったり、置いていったりしないよね?」
「い、今さらなに言ってんだよ……。当たり前だろ、そんなの?」
 言いながら、明は自分を力強く抱きしめて密着する千晶の背中へ腕を回して、そっと優しく腰を叩く。自分からも軽く抱き寄せてみせた。
 汗に濡れたボーイッシュなショートカットの髪とシャツが放つ熱気、そして千晶の洗い髪から漂うシャンプーのにおいを感じて、明は得体の知れない甘いうずきを感じた。
 疾走してきて熱の塊のようになってしまっている千晶を、明は二人の汗に濡れながら、そのままで受け入れる。
「俺は俺だし、お前はお前だ。今までずっと、俺たちこうやってきただろ? 心配すんな。俺はここにいる。お前抜きで、どこにも行きやしない」
「ん。ん……」
 どんなにきつく抱きしめて形が潰れても、二枚重ねのGカップという枠の中で形と厚みを保ち続ける乳房の向こうで、とくん、とくん、と千晶の音が少しずつ、少しずつ落ち着いていく。
 とっくに一時限目の始まっている校舎の片隅、掃除ロッカーの陰での抱擁が、本当はどれだけの時間の出来事だったのか、明にはわからない。たぶん千晶にもわからないだろう。
 いずれにせよ、それは始まりと同様に、突然に終わった。
 夏の朝の熱気のなかで、同調していく心音とともに、身体の輪郭をなくして溶け合っていくかのようだった二人は、どちらからともなく、ほとんど同時に少し離れた。
 ほんの半歩の距離から離れて互いの顔を見ると、千晶の表情からはもう、恐れや寂しさのようなものは消えていた。目尻に光るものだけはまだわずかに残ってはいたが、千晶はすぐにそれを腕でぬぐい取って消した。
 それからいつも通りの、あどけない笑顔でほほえむ。
「行こっ。明」
「あ、―ああ」
 千晶に手を引かれるまま、授業中の廊下を二人は走った。

390:決闘少女空間2 ◆selJPZyjjY
08/10/22 20:41:30 j3OtfxTm
今回は以上です。

レス返し失礼します。

>>286さん
基本的にネタ合わせと呼べるものは、このスレで表に出ているものがすべてです。
水面下での活動なんかはやってませんよー。

>>SDSさん
シリーズ統一タイトル、なかなか良さそうのが思い浮かびません。
いちおう私の執筆端末内では、
ファイル名が夕立4-2.txtとかになっているのですが、
これもないな……と思うので、まだもうしばらく練らせてください。

しかしお互い世界観を共有してはいますが、
扱う題材や作風などはだいぶ異なっているようなので、
東小シリーズは独立したタイトルになってもいいような気もします。
時系列も、こちらが六月上旬ぐらいで停滞している間に、
紗英さんたちのほうは十月ぐらいまで行ってしまったようですし。
こちらは決闘少女空間の後も、プール開きや合宿などの
夏系のネタ構想が押しているので、
明と千晶は当分の間、夏休みの向こう側には行けそうにありません……。
トロい作風で申し訳ないです。
桐也も参戦してきた東小戦線の行方、楽しみに待ってます。

あと次回、宮田桜をお借りしてよろしいでしょうか?
着やせする感じの、地味な癒し系巨乳少女として登場してもらおうかと思うのですが。

>>暴風ボートさん
新作投入GJでした!
迷わずストレート! は単品で十分に作品として成立しているように見受けられますので、
無理に拙作とリンクさせる必要もないかと思います。
千晶や明も運動神経はいいでしょうが、野球は本業ではないですし。
私の貧弱な想像力では、せいぜいリトルリーグの助っ人に駆り出される程度の展開しか思いつきません……。

とはいえ何か良いインスピレーションを得られて、
その活用に拙作とのリンクが有効とお考えなら、
ご自由にリンクしてください。

391:暴走ボート ◆z95s/qs7OM
08/10/22 21:16:53 eu9ZmH3m
書き込めるかな?

392:暴走ボート ◆z95s/qs7OM
08/10/22 21:19:54 eu9ZmH3m
↑失礼しました。
規制くらってて書けなかったもので。

>>390
暴風じゃないです;
他のサイトでは違うHN使ってますが、
結構、風、と間違えて書く人もいるので慣れっこですが;

助っ人とかはないです。単に世界観を共有したいだけです。
少し巻き込む可能性もありますが…
つまり、西小東小地区での物語の1つ、という事です。
そういえば、西小と東小の学校の正式名称って決まってるんですか?

393:名無しさん@ピンキー
08/10/22 21:27:24 NHZk03Cx
GJ!!
少し肌寒いけど次回まで全裸で待機!!



394:名無しさん@ピンキー
08/10/23 01:28:44 PGI4YUq1
♪身体中の曲線を 併せてどんな隙間さえ 無くして抱き合う 情熱なんて壊すほど
の前段階なのね千晶と明

このあたりのビミョー感がたまらんのですよ

395:名無しさん@ピンキー
08/10/23 07:24:44 96HQQ9WY
GJ!!

396:暴走ボート ◆z95s/qs7OM
08/10/23 12:21:37 eBjA8ILp
>>390
すみません、GJの一言を完全に書き忘れていました。
毎度お疲れです。
この掲示板の代表作として小説書く前から見てました。
(一応シリーズ読破したものの一人です。)

>シリーズ統一タイトル、なかなか良さそうのが思い浮かびません。
あんまり深く考えなくても、
これだけの小説が書ければいいのが思い浮かぶと思いますよ。

「決闘少女空間」とか、飾り気のない言葉が好きそうなので、それを考えると…
俺が思いついたいのは、「夕立戦線」…まあ、決めるのは俺じゃないけど。
戦線、ってのは悪くはないとふと思って書きこんでみました。

397:名無しさん@ピンキー
08/10/23 21:20:19 O7tvZ3up
通子センセイ(*´Д`)

398:名無しさん@ピンキー
08/10/23 22:48:51 mCLfbDZ5
いかんな 何故かこのスレだと胸揉んでるだけの描写でも使える雰囲気がする。
これで先生が男だったらやっちまうとこだった。
まあどっちでも最初の描写だけでいけそうだぜぃ。

399:SDS ◆cStOEcFYHc
08/10/24 00:46:27 OUJIYShZ
GJ!!であります。

>>390
宮田桜については、どうぞ宜しくお願いします。…ルックス、決めてなかった…


400:SDS ◆cStOEcFYHc
08/10/25 23:48:34 KXyC/152
投下開始

401:リスキー・ゲーム4
08/10/25 23:50:03 KXyC/152
〇『堕落の章』

国東真琴は今や、自分の意志で白く艶やかな自らの乳房を揉みしだく。
その指先は堅くそそり立った薄紅色の先端をクリクリと弄び、忙しない喘ぎを発しながら、眼鏡越しにもの欲しそうな視線を調教者に送る。
そして、調教者の手がゆっくりと真琴の乳房に伸びると、彼女は名残惜しげに両手を胸から離し、しかし期待にうち震えながら、柔らかく巨大な二つの肉塊をその手の前にぷるん、と突き出した。「…あ…ふぅ…」
切なげな吐息。常に理知的なその瞳も、今や抑えきれぬ情欲に妖しく濡れ、しなやかな力を秘めた肩は荒い呼吸に合わせ大きく上下している。
調教者の指は意地悪く真琴のピンと勃起した乳頭をごく微かにつまみ、もどかしげに体をくねらせる真琴を焦らすように弱く弄んだ。
「……あ、ああ……」
人差し指と親指が、緩慢な速度で真琴の乳首を引っぱる。 弾力に富んだそれは徐々にピンと伸びてゆき、乳房全体がさらに淫らな円錐形を形作る。
「あ、ふぅ……ッ」
明らかに喜悦の声と判る、真琴の声。滑らかで重量感のある二つの円錐は、乳首をつまむ指先の気まぐれ通りに寄り添い、そしてでたらめに離れてゆく。
「ひあぁ……あッ」



402:リスキー・ゲーム4
08/10/25 23:53:49 KXyC/152
11歳にして、これほどのたわわな果実と感度を備えたこの堕ちゆく優等生は、すでに清楚でいささか野暮ったい白いショーツの中を既にびっしょりと濡らしていた。
調教者の指先は突如つまんだ乳首を離し、そして、ぶるるん、と瞬時に本来の形状に戻った双球の中心、あたかも丸く小さなスイッチのように岐立した乳頭を、人差し指でゆっくりと押しこみ、尖りつつ柔らかなその二つの充血した突起は、
従順にクラス一を誇るきめ細かな白い乳肉に、ずぶずぶとめり込んでいく。
「ひあ、ああああッ!!」乳房に半ば埋もれた男の指先が、快感の中枢を内側からグリグリと抉り、真琴はこの閉ざされた部屋中に、はしたない喜悦の声を響かせた。
「ふうぅ……ん……気持ち……いい……」
しかし真琴の切なげな呻きは長くは続かない。
調教者は指を乳首から離し、調教の成果を確認するように腕を組んだ。
この仕草が次のステップへの合図だと覚えている、優秀な女子児童である国東真琴は、定められた手順通りに調教者に小さな声でさらなる責めを求める。
「……が、我慢出来ません……ここが、もう……」





403:リスキー・ゲーム4
08/10/25 23:55:08 KXyC/152
真琴は唯一身に付けていたショーツの湿った部分をもどかしげに撫でまわし、調教者の表情から許諾の色を素早く読み取ると、いそいそと自ら最後の着衣を脱ぎ捨てた。

一糸纏わぬ真琴の立ち姿は逞しく、美しい。しかし計測された数値には現れない幼さと瑞々しさは、一層この欲情した優等生を、狂おしいまでに美しく見せている。
『……私、おかしくなってる……なにが……変なのかしら?』
脈略のない思考のなか、真琴の一部が危機を叫んでいる声が遠く聞こえる。しかしめくるめく快楽の渦のなかで、彼女の意識は更なる快楽への渇望に支配され、その声に応える気配はない。
『……ええと?……もう、いいや……』
理性をキッパリと捨て去った真琴は、調教者の次なる指示に従い、仰向けに横たわり大きく太腿を広げる。次いでその中央、びっしょりと潤い、光沢を放つ内部をも、自らの指先で躊躇せず露わにした……




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