無口な女の子とやっち ..
[bbspink|▼Menu]
102:名無しさん@ピンキー
07/12/30 01:30:51 L8HRU77b
オチがないならその無口娘は頂いていくぜ。
返して欲しかったら続きを書いて貰おう。

・・・俺のイメージでは無口娘はロリ体型なんだが、きょぬーの少女はいたのか?

103:名無しさん@ピンキー
07/12/30 19:52:48 7rbtdTcE
>>102
居た……かな

うーん……明確にきょぬーと表示してるやつはないと思った
形がいいとか、バランスがいいとかはあったけど
まぁ、今まで投下された作品できょぬーはいなかった多分

104:かおるさとー ◆F7/9W.nqNY
07/12/30 23:42:19 krJDweVi
前スレ埋めました。
一週間遅れでクリスマスネタ投下。
保管庫の『幼馴染みとエプロンと』の続編にあたります。
エロがないのは埋めネタだからではなく、容量が足りないからです。
だから別にエロ編を投下するかもしれません。年明けにでも。
それではみなさんよい新年を。

>>102
依澄さんは一応豊かな胸を持ってます。和服に巨乳は合わないかもしれませんが。

105:名無しさん@ピンキー
07/12/30 23:47:14 lhZzLdUg
>>104
乙です!!
あ〜んどGJ!!

106:名無しさん@ピンキー
07/12/31 00:01:38 bJTplCuw
かおるさとー氏GJ!!
年の瀬に良いもの読ませてもらった。もう一度GJ!!!!

107:名無しさん@ピンキー
07/12/31 13:01:00 nt04sUQm
>>104
前スレの綺麗な埋め立てっぷりに感動。
いつもながらGJです。ニヤニヤが止まりません。
来年のご活躍にも期待しております。

108:名無しさん@ピンキー
07/12/31 13:29:40 jCUG3A6L
>>104
またしてもGJ!!
これもシリーズ化されるのかな?
でも縁シリーズの番外編も楽しみだし…

なんにせよ次も期待して待ってます!!

109:名無しさん@ピンキー
08/01/01 00:01:12 gcMfQHUU
明けまして…おめでとう御座います……

110:名無しさん@ピンキー
08/01/01 00:23:51 63zrmKM7
今年も・・・よろしくお願い致します・・・・・・

111:名無しさん@ピンキー
08/01/01 02:23:00 ZwNk5nde
謹賀……新年……だよ。

今年も…あの…その…えっと…よろ…しく、ね…

112:名無しさん@ピンキー
08/01/01 02:49:21 MeXPi9iF
「・・・」
「・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」

 二人で黙って玄関口に立ち尽くしていてもしょうがない。

 元旦の朝七時。
 アパートのドアを執拗にノックしたのは幼馴染の初子だった。

「・・・・・・振袖」
「・・・・・・(こくり)」
「・・・・・・似合ってるぞ」
「・・・・・・」
 ぶっきらぼうで無表情で無口な初子はそれでもかすかに頬を染める。
 それがなんともじつに可愛らしくて、俺はついぎゅっと抱きしめてしまう。
「・・・・・・着付け」
「あ?」
「着付け、できないから」
「・・・ああ、そうか。ゴメンな」
 着物が乱れても直せないのであんまり強く抱きしめるな、ってことらしい。
 襟元を直した初子のしぐさがなんだかとっても女の子っぽくて、俺はそんなコイツの顔にキスの雨を降らせる。

「初子は可愛いな」
「大好きだぜ初子」
「ああもう、食べちゃいたいぜ初子」

 そんな本気の軽口を浴びせながらキスを繰り返すと、初子はだんだん身体から力が抜けてくる。
 俺の胸にぽすん、と顔を押し付けながら俺を玄関口に押し倒す。

 熱に浮かされたような潤んだ瞳で俺を見つめながら初子は熱っぽく俺に囁く。
「・・・・・・お口でなら」
  




・・・・・・俺の今年の初射精がどんな風だったかはヒミツだ。
 


113:ケータイ駄文
08/01/01 05:33:13 36Zi6X4G
外はまだ暗いまま。日が登る気配も無い。寝返りを打ち横向けになる。
机の方に視線をやる…………
何だ?………誰かいる!
布団をはね退け飛び起きて明かりをつけると、そこには上は白、下は赤い袴という巫女のような恰好をした女の子がいた。

「……誰…だ?」
「…………私は…」
「……」
「……トシガミ」
「…?」

『歳神』
正月にやってきて、家やそこに住む人を守ると言われる神道の神様

彼女曰く、歳神の姿は人間には見えないし触る事もできないらしいが…
「………見えてるが…」
「………稀に…見える人が…」
「……俺は……それだと…」
(こくん)
「…信じられない」
「………」
彼女は急に立ち上がり壁に向かい歩き出す。
すると彼女の身体は壁に飲まれるように消えた。そして今度はドアが開き彼女は何事もなかったかのように部屋に戻って来た。
信じられない。けどこれは俺の目の前で起きた現実だ。
困惑している俺を彼女はじっと見ている。
「……もう一つ」
…何か見せてくれる訳か…
「…いきます…」
呼吸を整えると彼女は俺に向かって飛びかかってきた。
その衝撃で一瞬息がが止まった。長い髪が俺の顔にふりかかる。
「…………」
彼女は予想外な事に呆けている。
どういう事だ?触れられないはずの彼女に今、間違いなく俺は触れている。彼女の体温、匂い、息遣い、それらを感覚している。
…て、まてまて。この状況はかなりヤバい。相手は神様だぞ。








勢いだけで書いた。無口っ娘が表現できてない
続き考えてない本当にスマン
ちょっと獅子舞に噛み殺されてくる

114:名無しさん@ピンキー
08/01/01 09:17:38 hJPGou5n
謹賀新年
そうそうにGJ

115:名無しさん@ピンキー
08/01/02 07:13:41 wszZa0lv


116:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:14:03 wgN/nnKi
鬼畜なのも読みたい俺ガイル

117:名無しさん@ピンキー
08/01/03 04:07:34 1BvVJHOL
そういや獅子舞にガジガジされると縁起が良いって話だ
俺のところにも歳神様来てたのかね

118:名無しさん@ピンキー
08/01/03 05:49:36 O+j5RmJG
>>117
残念だがそれたむけんだからw

119:名無しさん@ピンキー
08/01/03 07:18:06 7/B4jcxj
>>117
 正月早々獅子舞が俺の部屋にやってきた。
 嘘ではない。ガチッ、ガチッと歯を鳴らして、今現在俺の部屋の真ん中で佇んでいる。
 ベッドの上にいた俺は、手元の漫画本を取り落とした。
 何事か、と目をしばたく。獅子舞はゆっくりと近付いてきた。
 かぷり。
 頭を噛みつかれて、俺はようやく声を出した。呆れた声を。
「……お前なにやってんの?」
 噛みつかれたときに中の人間が一瞬見えた。隣に住んでる幼馴染みの女の子だった。
「普通に入ってこいよ。びっくりしたぞ」
 反応はなく、代わりに歯がガチガチと鳴った。
「わかんねーよ。ちゃんと喋れ……っていつもと同じか」
 普段から口下手なので、ジェスチャーでコミュニケーションを取る彼女。
 しかし今回のはあまりに変化球すぎだ。
 だがまあ、とりあえず、
「あけましておめでとう。今年もよろしく」
 ガチッ、ガチッ。
 音であいさつを返された。
「それ取ってくれよ」
 首を振る獅子。
「顔見れないだろ。お前の顔、ちゃんと見たい」
 動きを停める獅子。
「無理矢理取っちまうぞ。ついでに押し倒してやる」
 焦ったように回れ右をする獅子。
 俺はそんなかわいい獅子を、後ろから抱きかかえた。
 暴れる獅子の体から唐草模様の布を剥ぎ、獅子頭を取ると、よく知る小さな女の子が現れた。
「ようやく会えたな」
「……」
 少女は顔を伏せて目を合わせない。
 俺は実力行使に出た。
 彼女を抱えこむと、そのままベッドに押し倒した。
 やっと正面から顔を合わせる俺たち二人。
 恥ずかしそうに目を瞑ろうとする彼女に、俺は顔を近付け囁いた。
「獅子舞の獅子にガジガジされると縁起がいいらしい。というわけで、いいかな?」
 何が? と眉を寄せる彼女に俺は優しくキスをした。
 体を強張らせた少女は、しかし次第に全身から余計な力を抜いていく。
 噛むことはなかったが、代わりに伸ばされた彼女の舌の先が、俺の口内を甘く溶かした。俺も舌先で彼女の口内を深く深く味わった。

 このかわいい獅子がいれば、今年もいい年になりそうだった。


こうですか?わかr(ry

120:名無しさん@ピンキー
08/01/03 07:29:51 i1ZHCgkG
>119
わかってんじゃねーかw

つか、行為を最後まで書け!

121:名無しさん@ピンキー
08/01/04 11:28:05 Pa3i8LdN
>>120
しむらー、形式美形式美

運が良ければ続きもあるかもだし、なんなら君の妄想を書くもよし

122:名無しさん@ピンキー
08/01/05 02:52:52 KVDgdWhY
>119
ぴくさす三女で妄想したらおっきした

123:名無しさん@ピンキー
08/01/05 04:08:20 hPVfcmeS
無口娘をちょっくら製造してきます

124:名無しさん@ピンキー
08/01/05 20:35:20 ldZtEs8a
お年玉と称して自分をプレゼントする無口娘とか
お正月だからほんわか気分で和みつつ話し合う無口娘とその他とか
振袖無口娘を和やかに襲うとか





仕事場でなに考えてんだ俺……

125:名無しさん@ピンキー
08/01/05 20:52:13 0gSbO6FM
>>124
仕事場にいてカキコしていいのかと小一時間(ry)

では心楽しくなるような選択
・「お家で無口少女が待っている」
・「会社の同僚無口少女(美女)が仕事帰りに誘ってくる」
・「帰り道無口少女と知り合う」

ちょっと仕事を頑張る気になれば
「・・・嬉しい・・・」

126:名無しさん@ピンキー
08/01/06 09:16:55 Lv3BlLYq
家だと嬉しいな……
「ご飯……?お風呂……?……それとも………………」

127:名無しさん@ピンキー
08/01/06 09:18:13 UorTAnfC
ゲーム?

128:名無しさん@ピンキー
08/01/06 14:08:42 JK+YXuLL
肩叩きだろ?

129:名無しさん@ピンキー
08/01/06 14:59:58 sr7xkqfD
リストラされるのか

130:名無しさん@ピンキー
08/01/06 22:24:48 MEj+8KMw
⊃「無口少女と・・・」

・・・ええ、耳かきを

131:名無しさん@ピンキー
08/01/07 00:51:51 EqWsS+m1
>>124
…お仕事……頑張って………

132:名無しさん@ピンキー
08/01/07 14:53:54 NQPbQG4y
無口幼j(ry
あれ?誰か来た(ry

133:名無しさん@ピンキー
08/01/07 16:12:15 V5npwESX
前スレ500行ってる事に気がつかなくて
今ここに北俺に何か一言

134:名無しさん@ピンキー
08/01/07 17:38:37 +agmXkCv
>>133
………


135:名無しさん@ピンキー
08/01/07 23:18:22 TyJNQo52
>>133
やらないか

136:名無しさん@ピンキー
08/01/08 01:23:08 geO3OiB6
(喫茶店にて)

おや、伊佐見(>>133)君

・・・残念だが、彼女帰っちゃったよ。しばらく粘ってたんだがね。

そうそう君あての手紙を預かってね。・・・これだ。


『おしごとおつかれさま
明日もここでまってる』

・・・いい彼女だね。
言葉少なだが、優しいいい子じゃないか。
大切にしなよ・・・

こうですか?わか(ry)

137:名無しさん@ピンキー
08/01/08 01:51:03 AslZZbKa
>>136
俺みたいな安直ネーミングしやがってwww

138:名無しさん@ピンキー
08/01/09 11:10:31 i+VTE1aq
いつも瓢々としてて掴みどころのない男に色々アプローチしてなんとか気付いてもらおうとする無口娘という電波が
あと口下手な男と引っ込み思案な無口娘なのでなかなか進展しないカップルというのも受信した

139:ふみお
08/01/09 15:39:13 4Ls8jod9
勢いだけで書いた小ネタを投下します。

「髪を切ろう」

久しぶりに美容院に行ったのは、彼の気を引こうと思ったのか、どうか。
それは自分でも解らない。
けれど、何らかの明確なキッカケがあったわけではないことは確か。
髪が伸びるのが遅いワタシは三ヶ月ぶりの美容院で自分の番を待ち、
そして、いつも切ってもらっている美容師さんに対面した(ワタシは椅子に座っていたし、
美容師はその後ろに立っていたのだから“対面”という単語を使うのはおかしいけど)。

いつも切ってもらっているからといって、ワタシにとって美容師さんは、特別親しくもない他人。
極度の赤面症であるワタシは、鏡の中の美容師さんの顔をまともに見れない。
さらに、人と一対一で対話しなければならない局面というのが、酷く苦手で、頭の中が真っ白になってしまうのだ。
もちろん、美容師さんはそんなワタシの心境など知る由もなく、親しげに話しかけてきた。

「今日は、どうされますか?」
「………………」
どうしよう、ワタシは髪をどうしたいんだっけ?
「あの、お客さん?」
あ、そ、そうだ。
少しだけ、切りに来たんだ。……それを、伝えなければ。
「……あ、ああぁ、あの、その……」
うぅ、思いっきりどもってしまった……。
「はい?」
「……す……少し、………………短く」
勇気を振り絞っていった言葉は、たったそれだけ。美容師さんに伝わったかな……。
「あ、はい。判りました。短くすればいいんですね?」
よかった……。伝わってるみたいだ。
「は、はい」

寝不足だったのは確かだ。
昨日は仕事が忙しく、徹夜したも同然だった。
家に帰ってからも、その緊張感からうまく抜け出せず、熟睡できなかった。
つまり、完全に眠気が取れていなかった、ということ。
だから、ワタシはつい美容院で寝てしまった。
起こされたときには―もう遅かった。

「いかがですか?」
―っこ、これが、ワタシ……?
「ご希望通り、短めに揃えてみたんですけれど」
鏡の中のワタシ。
高校入学以来、背中まで伸ばしていた、私の長髪。
少しだけ、ほんの少しだけ自慢だった、ワタシの髪。
それが今や。
「……み、耳が。出てる……」
つまり、いわゆるショートカット。
「ええ。一応、切るときに何度もお伺いしましたが、そのたびに、『短くしてもいい』とおっしゃられたので……」
………………。
それは……、多分、寝言。
ワタシは床に散らばる、『元ワタシの髪の毛』たちを見つめる。
涙で視界がぼやける。
惨めだ。
どうして、ワタシはこう、失敗ばかりなんだろう。
「あの、お客様?」
ああ、なんということだろう。
でも、美容師さんは悪くない。
だからワタシは、短くなった前髪で瞳を隠しながら、言った。
「……これで、いいです。……ありがとうございました」
涙を誤魔化しつつ会計し、店を足早に去った。

140:ふみお
08/01/09 15:41:02 4Ls8jod9
翌日。
軽くなった頭とは反比例して、重い足取りで職場に向かう。
ワタシを追い越していく皆が、ワタシを笑っているように感じる。
……でも、大丈夫。ワタシは単純なのだ。
仕事に集中すれば、きっと忘れられる。
そう自分を誤魔化し、歩を進める。
すると―

「おっ? ○○○じゃないか」

―瞬間、ワタシの鼓動が早くなる。
動揺を隠し切れないまま、振り返る。
目の前には、くたびれたスーツ姿の男。
……彼だ。
ワタシはどうしようもなく恥ずかしくなる。
こんな姿、彼に見られたくない。
それでも、冷静を装い、挨拶。
「……お、おはようございます」
「おう、おはようさん」
赤面するワタシを凝視する彼。
そこで初めて気がついたように彼は言った。
「お、ずいぶんバッサリ切ったじゃないか。髪」
「は、はい……。でも、あの、その―」
「―なんだぁ? 男にでもふられたのか?」
「ち、ちが……!」
そんなこと。
ほかならぬ彼には思われたくない。
沸騰した頭で、否定しようと息を吸い込んだ、その時。
彼はワタシの頭を豪快に撫でた。
先程とは違う理由で、ワタシの顔はさらに赤くなる。
「今日は、オレの奢りで飲みにつれてってやるから、あんまり気ぃ落とすなよ」
豪快な手の動きとは裏腹の、優しい彼の声。
「それにその髪型も、似合ってるぞ」
そう言うと、ようやく、彼の手はワタシの頭を解放した。
………………。
なんというか、この人は……。
「……約束」
「ん?」
「……約束、ですよ? ……飲みに行くの」
「おう、約束だ」
……本当。この人は。
「オラ。さっさと足を動かせ。遅刻するぞ」
「………はい!」

やっぱりワタシは単純だ。
結局、この日も仕事が忙しくて、飲みに行く暇なんてなかったけれど。
妙に律儀な彼のことだ。
きっと、近いうちに飲みにつれて言ってくれるだろう。
その約束と、彼が褒めてくれたおかげで、少しだけ、この髪のことを好きになれそうだった。



雑記。
「………あの、警部?」
「んぁ?」
「………どうして、髪を切ったのに、後姿でワタシってわかったんです、か?」
「髪型で見分けてるわけじゃねぇんだから、それぐらい判るだろ」
「………もしかして、ワタシだから判った、とか………」
「は? なにブツブツ言ってんだ? 聞こえねぇ」
「い、いや、なんでも………、ないです………///////」

141:名無しさん@ピンキー
08/01/09 15:59:22 h7U9agzh
>>140
これはいいwwww

142:名無しさん@ピンキー
08/01/09 20:42:30 dGNdumfK
「コレは…シャイな無口ガールを見事表現してまスネ。トレビア〜ン!!」
「……先生……落ち着いて………下さい………」

(インチキ)フランスハーフ教師とその無口教え子では話が進まない…orz

143:名無しさん@ピンキー
08/01/11 18:56:59 767F8MGO
貴様…尻の穴をボロボロにされたいようだな

144:名無しさん@ピンキー
08/01/11 18:57:57 767F8MGO
誤爆(;^ω^)

145:名無しさん@ピンキー
08/01/11 20:59:51 WbHRylBA
バロスwwwwwwwwww

146:名無しさん@ピンキー
08/01/12 07:05:44 8xrZvNAq
>>140悲しんでる無口少女が喜ぶのをみるだけで、世界を滅ぼせそうな力が宿る気がする。
GJ!!


>>144どこのだよwwwwwwwwwwwタイミングも合ってるしwwwww

147:名無しさん@ピンキー
08/01/13 06:50:58 aV43IrXM


148:名無しさん@ピンキー
08/01/14 19:19:48 0kflPNZN
>>147
こらこら、黙ってたらどうしてほしいかわからないだろう?
さあ怒らないから言ってごらん。

149:名無しさん@ピンキー
08/01/14 20:21:00 bCye9kK9
>>148
実は…私…>>150さんの………です……

150:名無しさん@ピンキー
08/01/15 02:16:33 h4r1eF0u



151:名無しさん@ピンキー
08/01/15 22:00:05 M8MEl8/9
>>150
ちょw 空レスで150取るなw
なんかうまいこと書いて150取ろうと思ったけど思いつかなくて断念した俺に謝れw

152:名無しさん@ピンキー
08/01/15 22:29:02 vEhd3A2P
>>151
……ばか

153:名無しさん@ピンキー
08/01/15 22:31:06 3MopNIFV
>>151
逆に考えるんだ。これは無口×無口フラグだと…!

154:名無しさん@ピンキー
08/01/15 23:29:17 h/OOCufR
素直になれない無口娘と素直になれない無口男のカップルって破綻しないか……?

155:名無しさん@ピンキー
08/01/15 23:59:30 MIoVX7Gj
どう素直になれないかにもよるかと。
ツンデレ気味なのかネガティブ気味かで相手の反応も変わるだろう、と思う。

156:名無しさん@ピンキー
08/01/18 00:39:28 pcXwg/Do
>>153


「…」
「…」
「……」
「……」

別に俺達はにらめっこをしている訳じゃない。
―恋人同士が裸で愛を語り合う―言ってしまえばナニの最中である。
で問題がひとつ。俺も彼女も極端な無口だ。
会話ひとつなくこの状況になっている。


俺は無口ではあるが普通の男性である。惚れた彼女を気持ち良くさせてみたい。
彼女と体の関係が出来てから数度。ナニの最中、口から言葉が出たためしはなく、耳にしたのは微かな息の乱れのみ。
(事後に感想を聞くと顔を赤くして頷いてくれたので満更感じてない訳じゃないらしい)

今日こそは彼女の口から感極まった声を聞いてみたい。
俺はそう意気込むと、僅かに上下する控え目なバストに口を近付けた…



こうですか?凡才にはわかりま(ry)

157:名無しさん@ピンキー
08/01/18 00:57:12 cPNQZOQn
>>156
つづき かいて

158:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:11:48 0TpI+8Ya
HDD整理してたら、昔行った観光地の写真が出てきて、そこから沸いた妄想を打ち込んでみた。

 エロどころかSS書くの自体初めてだから、嫌な予感がしたらタイトルの「Beautiful sees beautiful」を即NG指定推奨。

 シチュ:無口新妻、蜜月旅行

159:「Beautiful sees beautiful」 (1/6)
08/01/18 01:12:21 0TpI+8Ya
「Thank you for choosing American Airways today, the member of the Lone Star Alliance...」
機体が滑走路を外れ、平行誘導路に入ったころ、ようやく彼女に握りしめられていた俺の左手が解放された。

「...have a great day here in Chicago, or wherever your final destination may be...」
 やがて飛行機はスポットに駐機し、機体前方から降機が始まる。俺はオーバーヘッドから、2つのカバンを降ろした。1つは俺の、もう1つはベルトサイン点灯からついさっき迄、ずっと俺の手を握り続けていたこいつのもの。

 こいつのも俺のキャスターバックの上に載せ、開いた片手を差し出す。

 その手は無言のまましっかりと握られ、案の定降機後も離されることはなかった。が、もちろん不快なわけではないことは先に言っておく。なにせ今まで7年近く互いにすぐ近くに居、これからさらに何十年、一生涯を共に過す

パートナーのすることである。
 右手は俺の手を掴みながら、首は左右きょろきょろと初めて見る風景を眺めている。その仕草がどうにも愛らしくて仕方がない。



「……だって…英語……分からないし…」

機内で、来る入国検査を心配してか、彼女に相談を受けた。…とはいっても無口な彼女のことだ。日本語で質問されても、返答は単語最高3つ位までだろうが。
 入国審査で使う英語なんて観光客が特に気に病むほどのことでもないとは思うのだが、そこが彼女の特徴である。
 悪く言えば若干ナーバス、よく言えば繊細。それゆえ過去幾度の行き違いもあったりしたのだが。

「まあ、確か入国も税関も1家族ずつできた筈だから、俺がどうにかするよ。税関カードにいたってはもともと1家族1枚だし。何の問題もないから。」

言って、自分が少し照れてしまった。
 籍は早めに入れておいたが、昨日(あるいは今日か)式を挙げ、その日の最終便に乗って今ここに居る。もちろん自覚してはいたが、互いが夫婦、家族であるとはっきり口にするのは俺にはこれが初めてだった。

やばい。今度は俺が無口になる番だ…
 こうなると、逆に俺の顔を覗き込んでいたずらっぽい笑みを浮かべてくる。

やばい、破壊力ありすぎ……

160:「Beautiful sees beautiful」 (2/6)
08/01/18 01:12:49 0TpI+8Ya
俺がその場所を蜜月旅行先として彼女に提案したのはほんの悪戯心だった。
 言葉も出なくなる程の美しい景色を日頃無口な彼女に見せたらどのような反応をするのか実に楽しみだ、という意味である。

……言っておくが、俺は決して彼女をいじめて楽しみたい訳ではないぞ。
 ただ、何年もの間、彼女と友人として、恋人として、婚約者として過ごしてきた訳だが、やはり彼女は俺が今でも知らない表情をたくさん持っている。
 ……その一つひとつを見つける度にいちいちときめいてしまう俺も俺だがorz
 いかにせん、俺にはそれをがどうしても楽しくて、嬉しくて仕方ない訳だ。いまさらだが。

馬鹿なことをセルフナレーションしている間に、オヘアから飛んできた乗継便は最終目的地に到着した。今日の宿はここからレンタカーでおよそ40分、さほど遠くない距離である。
 空港を出、進路を北西に取った。

 途中のガソリンスタンドで、飲み物とスナック、そして俺のひそかな楽しみであるロトくじを買う。アメリカ最大規模のタイプで、昔見たほどジャックポットはたまっていなかったが、それでもその額、年末ジャンボ前後賞付1

0年分を軽く超えている。これさえ出ればこのきれいな嫁と平日・土休日問わず、一緒に居られるんだがなぁorz...

 それを本人に行ってみたら、ちょっとむすっ、とした顔をして、
「…働かなきゃ、だめ」
 とのこと。イエス、オフコース、マム。

 夜も近いので、途上でレストランに寄る。最近日本にも進出してるから、東京なら渋谷や南大沢の人は知っているかもしれない某大手ステーキハウスだ。大阪梅田でも確か見たな。

 450グラム位の大きなステーキを前に唖然とする彼女も見てみたいが、長旅の直後のそれは流石に自重したほうがいいか。
 とりあえず、巨大なタマネギフライの化け物と、真っ赤なチキンの前菜に驚いてもらうことにしよう。

161:「Beautiful sees beautiful」 (3/6)
08/01/18 01:13:31 0TpI+8Ya
…………チキンは自重した方がよかったかorz
 はじめ、彼女は運ばれてきたチキン、バッファローチキンと呼ぶが、を俺がタマネギに手を出している間にまっすぐ口に運んでしまった。さすがにそれはつらい。
 口に入れた時点で目に見えて表情が変わったのは言うまでもない。これでは無口な彼女でなくとも、舌の痛みに言葉が出なくなる。
 このバッファローチキンは味付けがとにかく辛いので、ブルーチーズソースをつけてマイルド化しないと、よほど好きな人でないとつらい。
 アイスティーの入ったグラスと、ブルーチーズを付けたピースを差し出した。どうやらこちらはお気に召したらしい。

……辛いのを知っててなぜ先に言ってくれないのかと言われた。悪い。指摘するの忘れてた。スマンorz......


メインに頼んだステーキも、店で一番小さい(といっても200g前後あるが)が肉質が相当にいいもので、食が細くはないとはいえ、彼女でもサイドのジャガイモごとぺろりと平らげてしまった。
 俺も、式中ほとんど食べられず、その後もここまでゆっくり食べる機会がなかったため大分腹が減っており、彼女と同等か少し多いくらいを食べきってしまった。


……いつも思うが、俺たちはここでこうやって何の疑いも無く、しかも俺は骨付きの牛肉を食っている。が、なぜ当局は20ヶ月以下のみが輸入可だったか?の訳の分からない輸入制限をかけてるんだろうか。それを彼女に聞いてみ

たら案の定思考のループにはまってしまったようだった。

 まあ、美味いからいいや。小難しいことは。

162:「Beautiful sees beautiful」 (4/6)
08/01/18 01:14:04 0TpI+8Ya
車を走らせ、さらに州間道路を北西に進む。
 国境近くの公園からもそう遠くないホテルのパーキングに車を止めた。運転前に場所は確認したものの、界隈予想以上に一方通行が多く難儀したが…

 トランクから2人分の荷物を取り出し、チェックインを済ます。中層階のダブルルームだ。

カードキーを差し、ドアを開ける。ドア脇の照明スイッチを操作し、部屋の明かりを灯す。
 二名分の荷物といってもスーツケース1個と手荷物程度、を運び入れる。




部屋のドアが閉まる。
 
それは俺からの行動だったか… それとも彼女からだったか。そんなことはどうでもいいがとにかく、ロックがかかる音と同時に俺たちは、唇を合わせていた。
 持っていた手荷物カバンを寝台に放り、彼女の肩を抱く。それを合図に、彼女のほうから深いキスに移行してきた。
 30秒か1分か、時間の感覚をわすれ、互いに相手の口内を楽しむ。両方とも、食後に噛んだガムの香りだ。

やがて、唇同士を離す。そのまま俺は自分のを、彼女から離さず、舌を這わせつつ、顎から首まで滑り降ろす。
 胸元に近づいた途端、彼女は俺の袖を引っ張ってきた。もう片方の手は、そのかわいらしい指でベッドを指している。

 その方向に彼女を、押し倒した。

163:「Beautiful sees beautiful」 (5/6)
08/01/18 01:14:38 0TpI+8Ya
蜜月旅行というシチュエーションからか、なんとなく気持ちが焦る。が、なれたもので愛妻を産まれたままの姿にするのにはそうかからなかった。
 あの場所はもうよく濡れている。彼女も同じ気持ちだったらしい。
 彼女のほうも、俺のズボンのベルトに手をかけ、トランクスごと降ろしてきた。下だけ裸というのも何なので、俺も上を脱ぎ捨てた。

再び唇を重ねる。そのまま、手でもう一度彼女の局部に触れてみた。相当濡れているらしく、もうこのまま挿れても問題なさそうだ。
 一言、その旨確認する。微笑み、頷いてくれた。 


7年程付き合って、内6ヶ月は婚約者という関係、その間に一度も欠かずしてきたことは、今日はしない。
 学生のときはもちろんだったが、やはり婚前ということもあり、つい最近の交わりのときも、今まで避妊を欠かしたことはなかった。

が、もう今その必要は無かった。モノを、彼女の入口につける。
 彼女の熱を感じる。彼女はどう感じているのだろうか。聞いてみたが、顔を耳まで真っ赤にして、答えてくれない。
 そのかわいらしさに負けた俺は、一気に挿入した。

ある意味初めての経験に、あとは二人とも流れるままだった。彼女の中が俺のモノに絡みつき、締め上げてくる。ひだのような感覚が凄い。
 彼女も同じなようで、新しい感覚に、普段よりもやや高めの声を上げている。

身体と身体がぶつかる音と、結合部からの湿った音、そして彼女の高いあえぎ声が耳に入る。何度と無く聞いているはずなのに、どれも俺の感覚を高めて仕方が無い。
 ましてや初めての生での挿入である。情けないようだが達するまでにそう時間はかからなかった。

「…っ、そろそろ出るぞっ」

彼女は、あえぎ声のなかに一言、消え入るような細い声ではあったが、確かに「出して」と答えてくれた。

 そして、俺は彼女の最奥に、白濁をぶつけた。

 と、彼女もそれと同時に全身を弛緩させた。



抱いていた肩から腕を離す。
 くてん、とした彼女の隣に俺も寝転がった。まだ少し震えている彼女に声をかける。

「…なるだけ早く出来るといいな。俺たちの子。」

「……できるよ。私たち、だって… すごい相性いいもの…」

久しぶりの長い(?)返答に俺はつい嬉しくなり抱きついてみた。と、同時に下腹部に俺以外の手の感触が。

「……私も、早くあなたとの子供ほしい…」
「つまり…もう一度しよう…と?」

彼女の細い手に握られたモノは、素直にももう硬度を取り戻している。

 もちろん、このあとは1回では済まなかったご様子。念のため。 

164:「Beautiful sees beautiful」 (6/6)
08/01/18 01:15:10 0TpI+8Ya
昨晩は早い時間から夜間完全燃焼したのがよかったらしく、図らずとも二人とも深夜過ぎに睡眠に入る、ということになったため、ジェットラグの影響は最小限に済んだ。
 それなりに片付けてから、館内のレストランで朝食をとり、9時過ぎに宿を出た。荷物だけは車に積み、すぐそこの公園まで歩いた。

 二名分の雨合羽を買い求め、エレベータで下の乗船場にでる。船には10分ほどで乗船出来た。

 やがて、船は動き出し、聞こえつつあった轟音の元に近づく。船体進行方向左方に陣取っていたため、それが近づいてくる迫力がすさまじい。

「すごいもんだろ?」
彼女に声をかけてみたが反応は無い。まあ、この300m近くの幅を絶え間なく轟音をたてて水が落下してゆく圧巻さには言葉も出ないだろう。

「この滝はいわゆるアメリカ滝と呼ばれていて…」
船内のアナウンスを適当に訳して聞かせると、彼女は流れ落ちる水の塊を見つめながら頷いた。

やがて、船はもう数百メートル上流側に進んだ。ここでも、彼女の視線の先は固定されている。

「この滝はカナダ滝といわれていて、これがよく写真や映像で見るナイアガラの滝…」
アナウンスとパンフレットから仕入れた知識で告げた。が、相変わらずその視線は流れ落ちる莫大な量の水に注がれている。

 横から、俺は彼女の顔をファインダー越しに覗き込んでみた。


 そのときの写真? HDD、DVD、携帯どれにでも入ってるよ。タイトルは…


165:「Beautiful sees beautiful」 (7/6)
08/01/18 01:15:41 0TpI+8Ya
以上、スレ汚し御免。

 初めて書くSSがエロパロ板というのはハードルが高すぎたといまさら反省。

 ってかエロと比べて何だよ、そこまでのくだりの長さは。無口スレなのに無口さが現れてねえよ ぜんぜんエロくねえよ orz...

 神職人様によるスレ早期浄化と無口娘の幸せを心から祈る。

166:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:20:11 QJB8zyZs
>>165
ブラボー……おお、ブラボー……!!
素晴らしいじゃないか、なにを謙遜する必要があるのやら。
GJですぞ!

167:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:21:18 cPNQZOQn
>>165
救世主が あらわれた!

168:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:30:31 NydNEw92
>>165
ほうほう、君は神が見たいのかね?
つ鏡

つまりはGodJobってことさ。

169:名無しさん@ピンキー
08/01/18 03:35:34 C8oz7lMu
>>165
GJ!いいなこういうの。なんつーか、いいよな

>…働かなきゃ、だめ

この言葉に萌えると同時に仕事へのやる気が出てきたのはナイショ

170:名無しさん@ピンキー
08/01/18 08:14:34 2XCoN0p2
書き手もわかってるようだが、何故に無口スレ?
新婚スレの方が良いのでは?
作品自体は良いと思うけど、蕎麦屋で美味いラーメン出されたような違和感が...

171:名無しさん@ピンキー
08/01/18 08:49:55 KAS0i5Jm
>>165
謙遜するな、GJだよ
ちょっと意見なんだが、文章中にorzはいらないと思うんだ



>>170
オーケー、まずはスレタイを読むんだ

無口以外は指定ないだろ?つまり、無口娘となら何やってもいいのだよ!!

……あれ、なんか間違ってるかな

172:名無しさん@ピンキー
08/01/18 11:29:36 y39dbEjl
>>165
これはなんという大瀑布GJ

173:名無しさん@ピンキー
08/01/18 13:15:19 QC0mo1Am
>>165
GJ

>>171
作者が言ってるように無口さが現れてないからじゃね。
まあ、エロパロ板は少しでもスレタイに掠ってれば賞賛の嵐になる
暖かな場所だしね。エロさとか、無口さとかは気にしなくてもOK。

174:名無しさん@ピンキー
08/01/19 06:20:45 q6ZhXnmH


175:名無しさん@ピンキー
08/01/19 06:37:50 VunQI01y


176:名無しさん@ピンキー
08/01/19 13:53:14 iN/M42oq
あ?

177:名無しさん@ピンキー
08/01/19 22:13:22 0qcMk4FN
あ??

178:名無しさん@ピンキー
08/01/19 23:33:34 1xXYyb1M
・・・あ・・。

179:名無しさん@ピンキー
08/01/20 00:08:19 rzkiYQLw
あ、あのっ…………「あ」だけじゃなくて……その、もっと……しゃべってください……っ。

180:名無しさん@ピンキー
08/01/20 01:18:14 d1xwMsi7
>>179
やっと喋ってくれたね
嬉しいよ、無口な君が大好きだけどね

181:「あ」から連想して即興でこんなの書いてみた
08/01/20 01:35:21 7c6Wz5yI
「さっき何か言った?」
 こっちを振り向いて彼が私に尋ねてきた。
 私はなんでもないと首を振る。
「いや、『あ……』とかなんか言いかけたように聞こえたんだけど」
 そう言って彼は右手の缶コーラを一口飲んだ。
 耳がいい。鈍いのか鋭いのかはっきりしてほしい。
 呟いたわよ。呟きましたとも。
 隣を歩きながらなんとか手をつなぎたいと思っていたのに、喉が渇いたからって自販機に走り寄っていっちゃうんだもの。
 思わず声の一つくらい漏らしますとも。
 不満はたくさんある。
 こっちの気も知らない脳天気な目の前のクラスメイトの態度とか。
 そんな彼のことが好きで好きでたまらない自分の気持ちとか。
 好きなのにどうしても一歩が踏み出せない臆病な自分の性格とか。
 こうしていっしょに帰ってるのだって、委員の仕事で遅い私と部活をやっている彼の帰る時間がたまたま合うことが多いだけで。
 私と彼はなんでもない―悲しいくらいになんでもない、ただのクラスメイト同士なのだ。
 ああ、またため息出そう。でも出したら出したで、
「なーんか元気ないな。悩みごとあるなら話せよ? まあおとなしいのはいつもか」
 軽口を叩きながらも優しい声色に、私は嬉しくなる。同時に寂しくなる。
 あなたの普段通りの気配りが、一番私に堪えるのに。
 好きだからこそ、特別扱いされたいのに。
「あ、ヤバい! 急ぐぞ!」
 急に彼が私の左手を掴んだ。
「!?」
 私の驚きなんか少しも考慮せずに、彼はいきなり駆け出した。引きずられそうになりながら、慌てて私もいっしょに走り出す。
 点滅する青信号が赤になるとほとんど同じタイミングで、私たちは横断歩道を渡り切った。
「ふー、間に合った」
 疾走直後の深い息を吐いてから、彼は私に顔を向けてくる。
 そしてとても楽しそうにニカッと笑った。
 気恥ずかしくなった私は反射的に顔を伏せる。
「ワリィ。信号変わりそうだったからつい」
「……別にいい、けど」
 ようやく出た言葉がそれだった。
 私のバカ。もっとマシな言い方あるはずなのに。
「ホントごめんな。委員長運動苦手なのにな」
「……」
 何か言いたいのに、どうしてこういうときに私は何も言い出せないのだろう。
 でも―
「……」
 いまだに握られてる手の感触が、そんな葛藤なんてなしにしてくれそうなくらいに、温かい。
「あれ、委員長機嫌直った?」
「……え?」
「さっきより表情明るいから」
「…………」
 顔が真っ赤になったと思う。走ったのとは関係ない熱さが頭に上り、焼死しそうなほどに恥ずかしくなった。
 って、なに恥ずかしがってるのよ。ちょっとくらいガンバレ私!
 私は恐る恐る顔を上げると、精一杯の笑顔を浮かべて言った。
「走るの……ちょっとだけ、楽しかった……かも」
 その言葉に彼はまたニッコリと笑った。
「悩みごとあっても体動かすとスッキリするしさ、委員長も今度から運動してみたら?」
「……うん」


 それから私たちはぽつぽつと話をしながら帰り道を歩き、駅前のバス停で別れた。
 彼はなんだかいつもより楽しそうだった。
 私も、とても楽しかった。
 精一杯頑張った甲斐があったと思う。
 告白は……さすがにまだできないけど。

182:名無しさん@ピンキー
08/01/20 01:55:08 KlhknwlB
すばらしい。
無口少女視点のSSは少ないからそれだけでも新鮮だというのに、さらにそのクオリティが高い。

後に続いても良い話だと思うけど、ここで終わらせる掌編とするのもまたよし。


つまり何がいいたいかというと、GJです、と。

183:名無しさん@ピンキー
08/01/20 01:55:31 CE6EUMR9
すばらしいwwwwww

184:名無しさん@ピンキー
08/01/20 05:22:06 rBvwwJt2
>181
続きが読みたい
いいんちょがどんなふうに赤面してドキドキしてらぶらぶになるのか知りたいよ

185:178
08/01/20 10:18:30 bz3uwMe1
>>181
GJです!
悪のりで書いた「あ」をこんなにいい作品にしてくれてありがとう!
できれば続けてほしいな・・・。

186:名無しさん@ピンキー
08/01/20 12:08:03 +3zZ2lUI
GJ
女の一人称って、他にあったか?

187:名無しさん@ピンキー
08/01/20 12:11:16 YBw/25fP
年明けくらいに流れ着いたからよく知らないけど、とりあえず前スレのリレー小説は半分くらい女視点だった希ガス。
あとクリスマスのサンタの奴の後半分。

188:名無しさん@ピンキー
08/01/20 15:23:02 VlIRLHhY
>>186
小ネタだけど>>139もじゃね?



189:名無しさん@ピンキー
08/01/20 19:45:46 RMr2jlVT
パイパンって破壊力高いよなー
何故だろう

190:調子に乗って書いてみた。委員長と彼 図書室編
08/01/21 00:43:02 6FHcUJg8
「委員長、ちょっといいかな」
 図書館で本を読んでいると、後ろから声をかけられた。
 振り返ると、席のすぐ後ろに私の片想いの相手が立っていた。
 どきりとする。なんでここに?
「何読んでたの?」
 彼の問いに私は慌てて文庫本を持ち上げ、表紙を見せた。サン=テグジュペリの『夜間飛行』。
「おもしろいの?」
 真っ白な頭で反射的に頷く。えっと、私はおもしろいから頷いていいんだよね。あ、でも彼にはどうなんだろう。
「委員長ってたくさん本読んでるよね」
「え……」
 彼の言葉に私は戸惑った。
 読書は好きだけどそんなにたくさんは読んでない。一ヶ月に十冊も読まないときだってあるし。
「そんな委員長に相談があるんだけど……」
 彼は顔を寄せ、神妙な声で囁いてきた。なんだか恥ずかしい。顔近いよ顔。
「おすすめの本、教えてくれない?」
「……え?」

 現代文の夏休みの課題が読書感想文だったのを思い出したのは、彼が先生に対して文句を並べ始めてからだった。
 宿題の愚かさ、感想文の無意味さ、生徒に対する先生の容赦のなさをひたすら嘆く彼。ちょっとおもしろい。
「でさ、なんかこう楽しく読めるやつない? 感想文書きやすければなおいいんだけど」
 私はしばし考えて、席を立った。
 向かった先は小説コーナー。ハードカバーの小説本がずらりと並んでいる。
 私は一冊の本を手に取ると、ついてきた彼に差し出した。
「『第三の時効』……ってミステリー?」
 私は頷く。横山秀夫は警察小説中心でミステリーというよりはハードボイルドだけど、おもしろいし感想も書きやすいんじゃないかな。
 しかし彼はうーんと悩ましげに唸った。
「ミステリーって頭使いそうだなー。厚い本って長いしちょっと苦手かも」
 ……長いかな? これって400ページあったかな。500はさすがになかったと思うけど。
「もうちょい短いやつないかな」
 そう言う彼を連れて、今度は文庫コーナーに入る。短いやつだから短篇だよね。
 短篇と言えばショートショート。星新一が思い浮かぶ。でも感想文は書きにくそう。それなら、
「『友情』? えっと、昔の本だっけ」
 差し出した本のタイトルに、彼はそう言った。昔と言うほど昔でもないけど。
「……難しかったりしない?」
 私は首を振った。実篤の文は読みやすいはずだ。『友情』は短い話だけど感想文も書きやすいと思う。
 私の否定にほっとする彼。その様子はなんだかかわいい。
「ありがと、委員長。これにするよ」
 笑顔とともに礼を言う彼に、私ははにかんだ。
 私を頼ってくれたことがとても嬉しかった。そして、それに応えられたことが嬉しかった。
「あ」
 不意に彼が思い出したように呟いた。
「さっき委員長が読んでたの、なんだっけ?」
「え……や、夜間飛行」
「それ書いた人のさ、他の本教えてくれない?」
「……?」
「いや、せっかくだから委員長と同じ本読もうかなーって。でもまったく同じっていうのもおもしろくないからさ」
「……」
 驚きとか戸惑いとか、色々よくわからない感情がない混ぜになって、私の心をかき乱した。
 何を思ってそんなことを言うのだろう。対抗? 共感? それとも……
 私は外国作家のコーナーで『星の王子さま』を手に取り、それを彼に渡した。彼はまた笑顔を浮かべてありがと、と言った。
 彼にとっての『いちばん大切なもの』ってなんだろう。やっぱり目に見えないものなんだろうか。

 図書室を出るときに彼が言った。
「今度お礼したいからさ、なんか考えてて。いつでもいいから」
 すっごく驚いたけど、すぐに駆け出したいくらい嬉しくなった。別にお礼なんていらないけど、嬉しかった。
「うん……考えとく」


 彼を想うこの気持ち。
 それが私にとっての『いちばん大切なもの』だ。

191:名無しさん@ピンキー
08/01/21 00:45:31 6FHcUJg8
二行目、図書館じゃなくて図書室だったorz

192:名無しさん@ピンキー
08/01/21 01:06:55 c6zcmjcQ
でかい進学校なら学校の図書館ってのもアリ
ウチもそうだった





男子校だったけどな!


とにかく委員長が読めて嬉しい
もっと調子に乗って書いちゃってくれ!

193:名無しさん@ピンキー
08/01/21 07:58:19 RsQ0RJoM
ケータイからgj

194:名無しさん@ピンキー
08/01/21 10:35:50 7mWYt31G
これはGJとwktkが止まらない

195:名無しさん@ピンキー
08/01/23 01:48:57 UwMMjWMh
いまさらながら、保管庫の更新乙です。

196:名無しさん@ピンキー
08/01/24 03:27:25 TSgfRSKY
・・・・・・寒い

197:名無しさん@ピンキー
08/01/24 23:25:33 sHTxo7sm
携帯から星

198:名無しさん@ピンキー
08/01/26 04:25:46 Jgdgkibu
・・・眠いけど・・・ほひゅ・・・

199:保守替わりに
08/01/26 10:33:02 kLy+rv84
朝の満員電車。
私はいつも乗る度に憂鬱を感じる。
特に最近に至っては、嫌気すら覚えるようになっている。


学校近くの駅までの20分。
乗って暫くすると…

「…!?」

まただ。私のお尻をなでる手の存在。痴漢されている。

入学した直後2、3度された後は無かったのだが、ここ2週間は電車に乗る度にお尻を触られている。

私にとって不快以外の何者でもない。が人見知りで無口な私には、大声を出して助けを求める事がどうしてもできなかった。
その事が相手を増長させているのを知りながら。
いつもの様に黙って耐えるだけだ。そう考えて身を固くした。

だが

「何やってんだよ!!クソ野郎!!」

電車の中に怒声が響いた。


次の駅で痴漢を駅員に引き渡したは私と同年代の男の子。彼は私に微笑むと走って去ってしまった。
言葉を交わす間も無かった。もっともお礼の言葉すら満足に言える自信は無かった。



電車に乗る度に思い出す。人見知りで無口な私が少し変わるきっかけを。そして大好きな彼との出会いの出来事を。

200:名無しさん@ピンキー
08/01/26 12:43:16 21bTEjXK
>>199
続きがすげー気になるんですけど

201:名無しさん@ピンキー
08/01/26 13:33:35 16j7GnTX
>>199
やられたあああ!? 温めていたネタをっ!
同じネタを先に書かれるというのがこんなにも悔しいものだとは思わなんだわ。
GJ!

202:名無しさん@ピンキー
08/01/26 17:36:10 hYfMfriR
ならば書くんだ

203:名無しさん@ピンキー
08/01/26 17:37:39 hYfMfriR
ならば書くんだ

204:名無しさん@ピンキー
08/01/26 17:39:52 hYfMfriR
連投しちまった……orz
すまん


205:名無しさん@ピンキー
08/01/26 17:46:07 Xwf9HzSb
一人で三連投とは……無口スレにあるまじき暴挙

206:名無しさん@ピンキー
08/01/26 18:33:41 8H4FbT+C
>>199
プレリュードとしてはGJ!
さて続きが楽しみだ。

>>201
そう言うときは、
・アプローチの仕方を変えてみる
 (主観をヒロイン、オトコ、第三視点などに変更)
 (性格設定の差別化)
・新しい作風、語り口に変えてみる。
 (シリアス、コミカル、文体の変更)
 (時代設定を少し昔にする、または近未来)
・アニメなどの二次創作に転用する。


などなど、いくらでも活かす道はあります。

とにかく、暖めるだけ暖めたら、ゼヒ書いてみよう。





・もう、このネタは捨てる
 それはそれで潔いかも知れません。
 しかし、後悔はありませんか?

207:名無しさん@ピンキー
08/01/26 20:22:11 16j7GnTX
>>202.>>206
助言ありがとう。なんとか頑張ってみるわ。

208:名無しさん@ピンキー
08/01/27 13:09:18 wbfFKOcf
実はここまで全部言葉に出してない。

209:名無しさん@ピンキー
08/01/27 16:36:23 eX5wajti
>>208それは幼馴染みがテレパス(超能力)を得たが、代償として話せなくなり、結局主人公にしか心を開かなくなるという話を君が書いてくれるって事だな!
 
安心しろ!言葉にしなくても分かるぜ!

210:199
08/01/27 20:08:14 +G0i42HO
>>209
寧ろ君がテレパスだww
>>201
ネタを先に取ってすまない
一回限りの保守ネタのつもりだったが、何とか続編らしき物を作ってみる。
それで勘弁してほしい。

211:名無しさん@ピンキー
08/01/27 21:37:20 FDP1RleZ
普段より少しだけよく喋る無口娘に足コキされたい

212:名無しさん@ピンキー
08/01/27 22:30:26 DG9uVPSJ
俺が代わりにやってやるよ

213:名無しさん@ピンキー
08/01/27 23:37:11 u4LvDjMW
>>211

 彼女が俺に選択肢を投げて寄越してきた。
「穿いたままと穿いてないのと、どっち」
 俺はしばらく考えて、
「……穿いたままで」
「ん」
 彼女は頷くと、ベッドの縁に座った。目の前に座るよう顎で促され、俺は彼女の前、床の上に腰を下ろす。
 俺がズボンを脱ごうとすると、ボタンを外したところで細い脚が伸びてきた。
 黒のニーソックスに包まれた彼女の脚。こちらのズボンを奪い取るように、ゆっくりと脱がしていく。
 脱がしやすいように腰を浮かす。両足がトランクスごとズボンを脱がし、俺のモノが顔を出した。
 半ば硬くなっていた性器が一気に屹立する。彼女の目にさらされたことで反射的に興奮してしまった。
 彼女は薄く笑みを浮かべると、ズボンをさらに俺の足首までずり下ろした。
「開いて」
 短い命令。俺はごくりと唾を呑み、よく見えるように股を広げた。
 彼女の笑みが深まる。両足がつい、と動き、正中線の一番下にある部分に触れてきた。
「う……」
 柔らかくざらつく布の感触に俺は思わず呼気を洩らした。
 右足の親指が肉棒の付け根を押さえ付けてくる。反対の左足はそれを支えに右の側面を足裏で擦りあげてくる。
 右足の指が付け根を細かく撫でた。
「くっ……、うぅっ……」
 ニーソックスに覆われているために指は不自由な状態だ。それでも器用にこちらを刺激してくるその足遣いは、彼女の見事な技だった。
 前を見ると、彼女の顔が楽しげに笑っていた。
 さっきまでの小悪魔的な笑みではなく、どこか嬉しそうな笑み。
 俺が感じていることが嬉しいのかもしれない。俺もちょっと嬉しくなった。
 足の動きが加速する。ミニスカートから伸びる両脚が艶めかしく踊り、スカートの中がこちらを誘惑するかのようにチラチラと覗く。
 両足が棒を挟み込み、上下に強くしごいた。
「うわっ……くうっ」
 ただしごくだけなら手の方が絶対楽なのに、こうして不合理な刺激の方が興奮するのはなぜだろう。
「なぜかしらね」
 彼女が俺の心を読んだかのような言葉をはいた。
 思わず顔を上げると、小首を傾げて彼女は言った。
「穿いたままが気持ちいいなんて……おかしい」
「い、いや、だって」
「そもそも……足でなんて、間違ってる」
 冷淡な言葉と裏腹に、その間にも足は激しく動く。

214:名無しさん@ピンキー
08/01/27 23:40:01 u4LvDjMW
 俺は何も言えない。柔らかい足の感触に耐えるので精一杯で、とても返事をする余裕なんてない。
「でも、不合理が気持ちいいというのも―悪くない」
 彼女の右足親指が亀頭を裏からぬらりと撫でた。
「っ……!」
先走る透明な液体が黒い布に絡み、足によって棒全体に塗り込まれていく。
 左足の爪先が裏筋を撫で上げた。
 さらなる快感が襲ってきた。先の方はどうしても敏感だ。それをこんな立て続けに、
「も、もう……やばっ……」
 その瞬間彼女は右足の裏で鈴口を押し潰すように擦り撫でた。
「うっ!」
 それが合図となったかのように、俺はそのニーソックスに向かって勢いよく射精した。
 彼女が驚いたように右足を引く。飛び出した精液は魚のように空中を跳ね、彼女の脚やスカートを汚した。
 俺はそのまま全てを吐き出そうと下腹部に力を込めた。精液は止まることなく次々と溢れ飛び、床にも、俺自身の脚にも降りかかった。
 ようやく全てを出し切り、俺は深い息を吐く。
 彼女の足裏と亀頭の間に白い橋がかかっている。彼女はぼんやりとそれを眺めている。
「すごく……気持ちよかった。ありがとう」
 俺は礼を言うと、テーブルの上のティッシュ箱に手を伸ばそうとし、
「まだ」
 彼女の声に動きを止めた。
「私も、気持ちよくなりたい」
「い、今から?」
 頷く彼女。
「で、でも俺、今のでかなり出し切った感じで」
「ガンバレ」
「……しばらく休ませて」
「ダメ」
 彼女は楽しそうにしながらも、顔を上気させている。スイッチが入ったのかもしれない。
 彼女はミニスカートの端を軽く持ち上げると、小さく微笑み、
「穿いたままと穿いてないのと……どっち」
 薄い水色のショーツが際どく見え隠れする。
「……穿いたままで」
 ため息と共に呟くと、彼女は嬉しげに笑みを深めた。

215:名無しさん@ピンキー
08/01/27 23:54:46 u4LvDjMW
>>211のリクエストに応えただけなので続きはありません
本番まで書くと普通の話になるわけで
ちゃんとリクエストに応えられたかどうかはわかりませんがとりあえずこんな感じで


次ページ
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

3650日前に更新/500 KB
担当:undef