#痴漢SSを書こう4# ..
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674:名無しさん@ピンキー
08/07/20 19:46:03 +ZJgNeKO
でもさ、
スーパーのシチュじゃ
痴漢て無理なんじゃない?
明るさ的にも、人の密集度合いにしても。。

675:名無しさん@ピンキー
08/07/20 21:12:19 YjGJgSV5
それでも痴漢王なら…痴漢王ならきっと何とかしてくれる…!!(AAry
タイムサービスに殺到する人込みを使うとかして(ry

676:名無しさん@ピンキー
08/07/25 20:08:41 01tnl+Nu
さがりすぎ

677:名無しさん@ピンキー
08/07/30 00:42:43 x0GP8Oqd
野菜だけ遠隔操作、じゃあかんのかな

678:名無しさん@ピンキー
08/07/30 01:17:19 GW5EfdeO
どっかの国のエロ小説に、スーパーの開店前の行列に並んでる女を痴漢する話があったような記憶が…。
「みんな買う物のことで頭がいっぱいで俺たちのことなんか気にしないさ」とかって会話があったような…。

@バーゲンで買ったものを試着してみようとしている女を痴漢
Aバーゲン品の周りで揉み合っている女を痴漢
B下着売り場で店員のフリをして女を痴漢
Cその他

679:名無しさん@ピンキー
08/08/03 11:08:17 5vZz/zMG
まだ人いるー?

680:名無しさん@ピンキー
08/08/03 11:16:39 uu5g6MpS
居るよ〜

681:名無しさん@ピンキー
08/08/03 11:45:49 4y1kB5iJ
俺を呼んだかー?

682:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:16:40 5vZz/zMG
「あのう……」

 声が聞こえて、俺は踵を返した。頭の中ではそれが、あの時聞いた声だということはわかっていた。それでも俺が逃走という行動をとらなかったのは、おれの痴漢師としてのレーダーがまったく反応しなかったからだ。
 なぜなら、そいつは童顔もいいところの背の低い坊ちゃんだったからだ。しかも、女装させればさぞ似合いそうなジャニーズ系のイケメンときている。
 微妙に怯えたような表情で、そいつは俺を見上げていた。
「あ、あのう、あなた、あ、あのときの……」
 どもりながら俺に話しけてくる。
「んあ?」
 牽制のために微妙に睨みつけてみた。
「ひっ」
 ジャニーズ顔がゆがむ。さらに怯えたらしく、言葉は止まる。こいつは何がしたいのだろう。
「で、なんだお前は?」
 さすがにこの繰り返しだと話が進まないので、コミュニケーションを図ってみる。
「あの……これ」
 といいながら、携帯電話を俺につきつけてきた。
「あなたですよね!」
 と、顔を背けながらせいいっぱい言う。なんだなんだ、と俺は携帯電話のディスプレイを覗き込んだ。


683:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:17:38 5vZz/zMG
 そこにはあの日の白セーラーお嬢様に対する痴漢行為が映し出されていた。俺の指がねちっこくピンクパンツを這いずりまわる。我ながら、改めて見るとエロい動きをしていた。
 しかしこのエロさを醸し出しているのはなんといってもカメラのアングルだろう。まるでプロの撮る痴漢AVのようにローアングルを徹底している。というか、これは―
「お前」
 その声に反応してまたビクっと体を揺らす。どんだけ保護動物なんだ、こいつは。
「どうやって撮ったんだ?」
「えっと、実は」
 急に嬉々として喋りだした。目を輝かせながら、靴に仕込んだ小型ビデオを駆使したのだの、その後パソコンを使った編集作業だの、携帯電話へのリアルタイムデータ転送だの、秋葉原の電波力は世界一ィィィィィィッだのと語りだす。
 それを聞きながら俺はいささか邪なことを考えていた。痴漢師と盗撮小僧が出会ったのだ。まぁ、最悪のボーイ・ミーツ・ボーイなわけだが、そこは痴漢王への道へと通じていると言えるだろう。
「確かに、これは俺だが」
 開き直ってみる。むしろ、俺の鮮やかな痴漢行為が誇らしくも思えたとか。
「で、お前は何がしたいんだ?」
 これを証拠として俺を突き出すとでも言うのだろうか。痴漢って現行犯逮捕が原則とか聞いたことがあるのだが、このような場合はどうなるのだろう。むしろ、俺をオナワにするとすれば、俺の危険予知センサーが発動しなかったのはどういうことだ。
 などといろいろ思いを巡らせていると、目の前のジャニーズ面が照れたように俺を見つめてきた。ウホッ。
 まるで告白前にJCのように頬を赤らめる。なんだ、俺はノンケだってかまわないで食っちまう人(ry
「あの……」
 一瞬の溜め。刹那の沈黙の後、
「僕にも痴漢を教えてください!」


684:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:18:38 5vZz/zMG
 俺とカメラは電車に揺られていた。カメラってのは、さっきつけたこいつのあだ名だ。さすがに本名を教えてくれるはずもなく、痴漢師ネームをつけることにしたのだ。カメラ大好きな盗撮坊やだからカメラ。安直だがわかりやすいだろう。
 俺も本名を名乗るわけにはいかないので、自分の痴漢師ネームを考えてみる。ここはでかく痴漢王と名乗りたくもなったが、俺は未だ王への道を歩んでいる半端物だ。王なんて名乗るのは腰が引けてしまう。というわけで―
「俺のことはオージと呼んでくれ」
 最近ナントカ王子って流行ってるしな。痴漢王子。ゴロも良い。

「で、カメラはどんな娘に痴漢したいんだ?」
「ぼ、僕は……」
 と、カメラはとある方向をチラ見する。俺もその視線に従い、顔を向けた。
 そこには、ある女性が居た。
 癒し系オーラたっぷりのまったり幸福感を浮かべた表情。歳は二十代前半ってところだ。あどけなさを十分に残しているわりに、妙な気品が漂っているあたりいいところ出の娘さんなのかもしれない。
 しかし、何より目を引いたのは―
 彼女の胸だった。
「特盛ッ!!」
 つい口に出てしまった。


685:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:20:17 5vZz/zMG
 ロングのニットトップスから除くバストは、今までの獲物のなかでもダントツの絶品であった。淡いピンク色のトップスはサイズが合っていないのだろうか、彼女のその魅力的なおっぱいをいっそう強調している。
 彼女の表情を見ていると、それが無意識の産物であることは想像に難くない。恐ろしい娘である。
 カメラも彼女のおっぱいへ穴を空けそうなほどに視線を注いでいる。どうやら、カメラはおっぱい星からの使者らしい。なかなかお目が高いようで。
 
 よっしゃ、と俺のモチベーションも高まる。カメラに耳打ちして、彼女を挟み込むようなポジショニングを指示する。
 互いの拳をぶつけ合い、無駄にかっこよく気合を入れ、俺たちはミッションへと取り掛かった。とは言え、定位置に行き着くにはぶざまにも押しつぶされる必要があるんだけど。
 ともかく―俺は彼女の右脇に立って、電車に揺られた。
 彼女が自分の髪―胸元まで伸ばした淡い栗色のストレートヘアー―をかきあげる仕草をする。それを見てると、なんとも言えない上品な香りが漂ってきそうな気がした。おかげで無駄に鼻がひくつく。
 次の瞬間、不意に電車が大きく揺れた。


686:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:22:08 5vZz/zMG
「きゃっ」
 と彼女は小さく声をあげる。と、共に彼女の特盛おっぱいもプルンと大きく揺れた。それはまるで独立した生物のように自由に重力と慣性を楽しんでいた。俺は唾を飲み込む。
 とりあえず揺れたという事実を大いに利用して、俺はつり革を掴む大義名分を得た。左手でがっちりとホールド。続いて、腕を張り出して肘部分に全神経を集中。そして、それを熟練のムエタイ選手のように器用に操り―
 彼女のおっぱいにアタックした。
 肘という感覚的には鈍いと言える部所でのファーストコンタクト。にもかかわらず、俺に伝わった彼女のおっぱいの柔らかさといったら、幼少のころに初めてプリンを味わったときを思い出すほどに俺の頭を混乱させた。
(バケツプリンのダブル盛りだと!?)
 彼女は少しだけキョトンとした表情を浮かべていたが、その視線は懐疑的なものではなかった。外見どおりおっとりとした娘なのだろう。俺は心の中で小躍り。
 頭の中でおっぱいがいっぱいの音楽が鳴り出した。電車が揺れるたびに不可抗力を装い肘を躍らせる。おっぱいがいっぱいはリピートを繰り返す。
 彼女のおっぱいは俺の肘に押されると、弾けるようにそのベクトルへと向かおうとする。しかし、もちろんおっぱいは弾力を伴いもとの場所へと帰ってくる。
 実にリズミカルである。やったことなどないが、ボクシングの練習のパンチングボールというのはこのようなものなのだろう。


687:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:23:02 5vZz/zMG
 しばらく、俺はそんな風にボクサーを気取りおっぱいで遊んでいた。が、やがて冷静さを取り戻し、コホンと一息入れる。横目で彼女を見ると、さすがに頬を赤く染めて視線を落としていた。
 が声を出せていないところを見ると、俺の悪意の有無までは読み取れていないらしい。まぁ、恥ずかしいということには変わりはないのだろうが。
 好都合と俺は彼女の股間に手を伸ばす。声を出せないのなら、たっぷりと弄ぶまでである。彼女のスカートの中へ俺のゴッドハンドが侵入を開始―
 のはずが、俺の腕は彼女の両手でがっちりホールドされる。そこから伝わる力は、なかなかに強固な意志を感じるものだった。
「そこは……ダメなんです……」
 彼女が小さな声で、だがはっきりと言った。
「そこは旦那の……なんです……だから」
 俺は一瞬耳を疑う。


688:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:23:55 5vZz/zMG
 何か予想外の名詞が出てきたような気がした。思考を処理しようとするが、すぐにはできない。今、この娘はなんと言った? ダとンとナがあったような気がする。
 そうか、ダナンだ。どっかの凄い潜水艦だ。で、ドジっ娘の美少女艦長が指揮してるってか。いいな、アッシュブロンドのポニテっ娘。いつか痴漢したいな大佐殿。
 そうじゃなくて。
 俺は現実逃避から帰還して、ようやっと事実を受け入れる。この娘は確かに旦那と言った。こんな魅力的なバストを備えた若奥様を独り占めしている奴がいる。
 そんな真実はにわかに受け入れがたいものだった。しかし俺はそれをたった今乗り越えたのだ。
 いわいる、彼女は―
「あんた……人妻だったのか」
 俺は小さく、彼女の耳元で囁く。
「そうです……だから、これ以上は……」
 痴漢師に向かって、そんな理論など通用しないことは当たり前だ。しかし、ならばと俺はそのナナメ上を行くような邪な考えを生み出す。
「わかった、そこは旦那さんのなんだな。仕方ない」
 俺は腕の力を抜き、引っ込めた。彼女が安堵の表情を浮かべ、色っぽい呼吸で一息つく。


689:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:24:38 5vZz/zMG
 俺はそんな彼女の弛緩を見逃さない。引っ込めたはずの腕で、今度は彼女の特盛おっぱいを鷲掴みみにしてやった。
「ひゃん!?」
「じゃあ、ここは俺たちの好きにしていいんだろ?」
 と言いながら、わしゃわしゃと五本の指を食い込ませた。指は柔らかさを味わうかのように沈み込み、心地よい弾力を返してくれる。彼女は身をよじるが、俺の掌からは逃れることなどできない。
「それとも、ここは赤ちゃんのためだとか言うのかい?」
 と、俺は意地悪そうに囁いた。次の瞬間、まるで良いアイデアをひらめいたと言わんばかりの表情で彼女は口を開く。
「そうです! そうなんです! だからこっちもダメなん……」
 嬉々としながら、彼女はそこまで言葉を紡ぎかけていたが、俺はそんなことも無視して空いた腕で必殺技を発動させていた。
「!?」
 ずいんぶん驚いたことだろう。俺の左腕には彼女のブラジャーがしっかりと握らさっていた。俺はそれをジーンズの尻ポケットへとしまいこむ。すべては俺のシナリオどおりだ。


690:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:25:20 5vZz/zMG
 ブラジャーを取られた反動で、彼女のおっぱいはさらに解放的に揺れる。彼女はただ唖然とそれを見守っていることしかできない。
 当然だろう。電車内でいきなりノーブラという心もとない状況になったわけだ。もちろんそんなおっぱいなど俺の格好の獲物にすぎない。
 俺は未だ揺れ続けるおっぱいに手をのばす。そして、そんな揺れなどおかまいなしと言わんばかりに、彼女のおっぱいの頂点を正確に親指とひとさし指で捕らえた。 
「ふぁん!?」
 彼女が小さく悲鳴をあげる。俺はそのポッチを軽く握るようにつまむことで、おっぱいの振動を収束させることに成功する。
「んん……」
 そのまま指の間で転がすと、彼女が艶っぽい吐息と共に身をよじった。感度は十分のようである。
「奥さん、もし本当にこのおっぱいがお子さんのものなら、母乳が出るはずですよね?」
 彼女は頬を染めながら当惑の表情。質問の意図がわからないのか、もしくはもはや思考を正確に処理できていないのか。
「だから奥さんが嘘言ってないか、これからチェックしてあげる」
 そして俺は一気呵成にトップスをずりさげた。まるで、弾けるように彼女のおっぱいが暴れる。壮観な登場シーンである。
「いやぁ……」
 もしかしたら旦那しか見たことがないかもしれない、人妻特盛おっぱい。彼女の左隣ではカメラが唾を飲み込んでいた。俺は目で合図を送る。やっちゃえ、男の子。


691:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:26:13 5vZz/zMG
 カメラの目の色が変わる。瞬間、カメラは彼女のおっぱいに襲いかかっていた。荒々しく彼女のおっぱいを揉みしだくカメラ。あまりに真剣な目で貪りつくように揉み続けるので、俺は少しだけ冷静になる。
 鼻息を荒くしたカメラは、次は彼女の乳首をターゲットに変えたようだ。おっぱいのサイズのわりに、乳輪は大きくない。乳首は形もよく色も淡いピンクで綺麗だった。
 そんな乳首をカメラは弄ぶ。ひとさし指でピンピンと弾く。
「お願い、もう……」
 と涙目で彼女は懇願するが、そんな言葉は暴走モードのカメラには届いていないらしい。
 今度は乳首をグリグリと押し込む。と思えば、固さを増していったのだろう。健気な力で押し返してきたであろうそれを、カメラは乱暴につまみあげた。
「っあん!」
 彼女が喘ぐ。なかなかどうしてテクニシャンに見えた。
「ほらほら、母乳が出れば奥さんが嘘言ってないってわかるからさ。がんばって」
 などとふざけたことを言いながら、俺もカメラに負けじとおっぱいを責める。
 おっぱいを掴むと掌からこぼれそうだったが、それをなんとか揉みしだきながら、ちょっとずつ指の動きをトップへと移動させる。
 いずれ、もはや完全に勃起した乳首へと俺の指はたどりつき、ご褒美とばかりに乳首を根元から指のはらで転がす。そして、乳頭は少しだけくぼんでいる部分を優しくひっかいてやった。
「っくぁん……」
 切なそうな吐息が漏れる。ここまで入念にマッサージをしても母乳が出ないということは彼女は嘘をついているのかもしれない。
 まぁ、母乳が出るならそれはそれで面白いし、出ないならこのまま彼女のおっぱいを堪能するまでなのだ。


692:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:27:02 5vZz/zMG
「ひゃぁ!?」
 今までひときわ大きい悲鳴。なので、目を向けるとカメラは大胆にも彼女のおっぱいに言葉どおり、しゃぶりついていた。
 まるで奴が彼女の赤ちゃんのように一心不乱に舌先で乳首を弄び、吸い付き、ときおり甘噛みをする。
「お願いもうやめてぇ……本当のこと言いますからぁ……」
 懇願の声が強くなる。
 なおもカメラは、チュバチュバといやらしい音が響くほどに乳首を吸う。彼女の乳首がカメラのよだれにまみれて、鈍い光を放つ。
 確かにこれは俺もむしゃぶりたいほどにエロい。が、
「わたし、まだ赤ちゃん居ません。母乳も出ません……」
 彼女の目から涙が流れ落ちている。俺は潮時を感じる。
「だから許してぇ……」
 消え入りそうな声。
 俺はそれだけを聞き遂げて、もはや現場を後にしていた。王子のたしなみとして変態といえどレディは紳士的に扱わないといけない。
 未だ、なごりおしそうなカメラの首根っこを掴み、俺は車両を移動。次の停車駅で、ホームへと落り立つ。
「ありがとうございました! おかげで初めての痴漢であんな極上のおっぱいを味わうことができました!」
 と、妙に血色が良い笑顔でカメラが言う。
「お礼に、これつかってください」
 と、カメラは俺に携帯電話と小型のピンホールカメラを差し出す。
 盗撮のための道具なのは一目瞭然だ。痴漢師の俺としても使用用途は多岐にわたるだろう。なかなかの戦利品と言える。
「また誘ってくださいね、オージ!」
 カメラを言葉を後に、俺は無言で歩いていく。男は背中で別れを語るものだ。
 おう、またなカメラ。


693:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:38:05 DKEYLYYU
ちょ…痴漢王子かっこよすぎ…。

694:名無しさん@ピンキー
08/08/03 14:54:12 QLBLqhcq
王子ってマスコミ先行で実力はイマイチなことが多いから
なにか大きなミスをしてしまうのかもしれない

695:名無しさん@ピンキー
08/08/03 23:02:05 m8Zuu631
GJ王子

>>855
張り込んでいた私服婦警をー、とか?
…すまんありきたりだな

696:名無しさん@ピンキー
08/08/03 23:25:47 zrWrS4JK
他の痴漢を追って張り込んでいた私服婦警を、ならどうか。
問題は、私服婦警とどうやって見破るかってのと正体を知った上でできるかだが。

697:名無しさん@ピンキー
08/08/04 12:48:44 GhvGgWGR
きっとアレですよ…
痴漢レーダーに「危険反応あり」って出るんですよ…。

ただし私服婦警の警戒は別の痴漢に向かっており、
王子はその隙を狙って…
婦警から手錠を取り上げ、それを使用して婦警を変則的体位に吊り上げてしまうのですよ…きっと。

698:名無しさん@ピンキー
08/08/04 14:25:13 vOV9wZ/K
間違えて女装した♂を狙う王子だろう?

やらないか王子の誕生であった・・・アッー!

699:名無しさん@ピンキー
08/08/04 21:42:46 prq/g1RO
>>858
それいい!

700:名無しさん@ピンキー
08/08/05 01:52:00 QubaIxM3
むしろ痴漢物色中にホのガチムチにとっつかまるおうjアッー!

701:名無しさん@ピンキー
08/08/05 06:58:46 uOdFCAME
デフォルトで”ぱんつはいてない”の場合は何が手の中に残るんでしょう?

702:名無しさん@ピンキー
08/08/05 12:48:23 smdNdb4S
>>862
彼女の残り香

703:名無しさん@ピンキー
08/08/05 13:46:09 fARRMHEQ
>>862 思い出かな

704:名無しさん@ピンキー
08/08/05 17:40:44 +HNXAo/s
夢だろ、きっと

705:名無しさん@ピンキー
08/08/05 19:56:19 1zNmhItD
>>862
デフォで「ぱんつはいてない」ので「ぱんつげっと」能力は失敗します。

ちなみに…「ぱんつげっと」能力が大失敗すると「ぱんつシャッター」能力となり…
周囲10m範囲内の「ぱんつ」という「ぱんつ」が破れるのですよ(パンツは破れません)…きっと。

706:名無しさん@ピンキー
08/08/05 20:51:53 j6WbZOW8
王子の名前が浸透したようだ

で、やっぱり女学生系はもうお腹いっぱいなんスか?

707:名無しさん@ピンキー
08/08/05 21:41:21 1zNmhItD
>>867
ん、そんなことないっすよ…

708:名無しさん@ピンキー
08/08/05 21:49:49 VFuKewIP
ここは和服美人だろ
王子なら電車の中で「あーれー」をやってのけると信じてる

709:名無しさん@ピンキー
08/08/05 22:33:32 mc77K8+b
>>867
俺はいつでもウェルカム

710:名無しさん@ピンキー
08/08/06 00:30:25 hMdrNGAz
つまりこの流れから行くに…

和服美人だったらノーパンだろうと思って手を入れたらぱんつはいてました。
和服にはノーパンだろうと、怒ってパンツゲット能力を使ったら、
大失敗してあたり一面のみんなのパンツが破れてしまいました。

そんな中、痴漢秘密捜査中の婦警さんが乗り合わせており、
破れたパンツにより何かを感じ取った婦警さんは王子の周りを調べだす


…ンデスネ、キット。

711:名無しさん@ピンキー
08/08/06 01:02:07 GwVtNstp
>>824

712:名無しさん@ピンキー
08/08/06 11:46:57 Bom5YbtV
痴女姫(女学生)と痴漢王子の因縁の対決、とかどうっスか?

713:名無しさん@ピンキー
08/08/06 16:34:02 0dBlv3i0
あげ

714:名無しさん@ピンキー
08/08/06 23:26:38 J+jzzFqd
なんという良スレ
痴漢王(子)期待Age

715:名無しさん@ピンキー
08/08/11 15:48:03 zRyvD2q1
ほしゅ

716:名無しさん@ピンキー
08/08/17 21:24:07 qZp3cS9B


717:名無しさん@ピンキー
08/08/20 01:47:13 XBHUK9RA
しゅ

718:名無しさん@ピンキー
08/08/24 14:01:34 GbTFEhTV
王子保守

719:名無しさん@ピンキー
08/08/26 17:59:17 dAAck/Jn


720:名無しさん@ピンキー
08/08/28 11:51:49 fgt58Hjd


721:名無しさん@ピンキー
08/09/02 00:09:53 K5QMaMvq
やっと痴漢王全部読んで北
>>784のいけるカシージャスで吹いたwwww何という守護神wwwwwwww


722:名無しさん@ピンキー
08/09/05 03:43:59 gK7tRQI/
いけるカシージャスってそれかwwwww
>>882で初めて気づいたwwwwwwww
改めて思ったが痴漢王テラクオリティタカスwwwww

723:名無しさん@ピンキー
08/09/11 00:51:49 46pGZFpv
保守

724:名無しさん@ピンキー
08/09/12 00:58:48 QaAivrq5
はげ

725:名無しさん@ピンキー
08/09/21 14:55:42 bi+S9rAA
ほし

726:名無しさん@ピンキー
08/09/26 23:57:22 m/sdUaxm
過疎で寂しいから好きな痴漢のシチュエーションについてでも語って盛り上がろうぜ
俺は、空手とかの護身術を見につけてて、さらにハーパンとかをスカートの下に穿いて痴漢対策は万全の女子高生とかを痴漢するってのが好き
せっかくの痴漢対策が全て打ち破られた時の女の子の表情とか見ると興奮する

727:名無しさん@ピンキー
08/09/27 00:26:49 0/51F1T+
俺は真逆でやや大人しいごく普通の子ってのが好きだな
普通が故に今まで痴漢にあった事もなく初めての体験に衝撃
で途中で泣き出しちゃうと更に萌え

728:名無しさん@ピンキー
08/09/27 00:29:40 vgMJ3zj5
>>888
あ、そっちもいいな
小さな子が、怖くて抵抗出来ずに震えてる姿とか萌える

729:名無しさん@ピンキー
08/09/27 15:28:18 +AMgW2hL
普通の子が頑張って抵抗するけど、
空回って弄ばれるようなのが好きだ
あと、電車の揺れでふらついた隙に責められるとか

730:名無しさん@ピンキー
08/09/27 18:48:58 vgMJ3zj5
ああ、誰かこのアイデアを小説にしてくれないかなぁ…

731:名無しさん@ピンキー
08/09/27 20:19:27 r3UeLDea
彼氏か兄の前でイかされる、かな

732:名無しさん@ピンキー
08/09/28 12:36:33 5RQykzLr
いつも痴漢に本番までされちゃう願望を抱くダイマナイトエロ娘(処女・痴漢未体験)が生痴漢を目撃して勝手に昇天

733:名無しさん@ピンキー
08/09/29 00:59:38 OAmaeOaz
赤池愛理は激怒した。

彼女はまだ十七歳で、世の中に理不尽が存在することは知っていても
それは努力や誠意によって解決するものと思い込んでいた。
だから彼女は「泣き寝入り」という言葉の意味が分からない。

ある日のことだ。
それは平凡な秋晴れの水曜日で、それが自身の運命を変える日になるとは
赤池愛理は全く自覚していない。概ね運命とはそうしたものだ。

愛理が女子トイレに入ると、青鹿さくらが制服のスカートを洗っていた。
朝からトイレで、スカートを履いたまま水洗いしている友人の
その横顔は怒りに満ちていた。

「どうしたの?」と愛理が訊くと、彼女は電車の中でスカートを汚された。
へんなものをつけられた、という表現をさくらはしたが
それが具体的に何であるか分からないほど幼くは無い。
ただ口にするだけで、唇が汚れそうな気がしていた。

性欲の存在をまだ観念的にしか捉えられない彼女らにとり、
男の性衝動はただただ不気味で腹立たしく何より不快だったろう。
爆弾テロの動機が分からないのと同じように、痴漢の動機が分からない。

「西汪線、ひと駅ひと駅が長いじゃん。しかもずっと右のドアしか開かないし」
さくらはそう言って唇を噛む。前髪が汗ばんだ額に貼り付いていた。
「ホンットムカつく、ありえない」と呟いてさくらは黙った。
それ以上口を開くと何か大きな塊が漏れてしまう、というように。

だから愛理は彼女の代わりに口を開いた。



734:名無しさん@ピンキー
08/09/29 01:00:01 OAmaeOaz
愛理には強い自信があった。

情けなく卑しく惨めな痴漢という行為で、他人を傷つけて自分を満たすような男に
自分が負けるはずはないという、強い自信があった。
彼女は十二歳の頃からインパクトという護身術を習っていた。
防具をつけた男を殴る蹴る、という行為に慣れていた。
むしろ実戦で使ってみたいとすら思っていた。

どちらかというと、自分が痴漢に狙われるか、ということのほうが不安ではあった。
彼女は自分が男性から見て魅力的か否か、まるで分からなかった。
勿論、そういったことを考えたことがないわけではない。
ただ十代の少女の客観性にはやはり限界があった。

鏡に映る自分の顔は、どちらかというと少年のようだと感じる。
肩にかかるかどうか、という長さの髪もその傾向に拍車をかけていた。
鍛えているわりには細い四肢には、女性らしさが少しはあるだろうか。

ともあれ、彼女はさっそく翌日、さくらが痴漢に遭遇した路線に乗りこんだ。
なかなか開かない左側のドアに寄りかかるようにして。

いつもの制服姿だが、彼女はわざとスカートを短くし膝を丸々さらけ出すようにした。
下着は念のため厚手の綿のものにした。
痴漢が来たらどう対処するか。彼女は前日に何度もシミュレートしていた。

勿論すぐに叩き伏せたりはしない。
最初はいい気にさせておいて、駅の直前で一気に攻撃し、
ホームに降ろして駅員に引き渡す。

窓の外を見ているふりをしながら、彼女ははりねずみのように全身に意識を尖らせた。


735:名無しさん@ピンキー
08/09/29 09:38:50 R/CruObS
支援いる?

736:名無しさん@ピンキー
08/09/29 09:54:40 FhVZjpeG
3レス目落とそうとしたらアクセス規制
意味が分からん
解除待ち

737:名無しさん@ピンキー
08/09/29 22:47:44 cHPYi3dg
支援

738:名無しさん@ピンキー
08/09/29 22:49:46 2fQSxgyO
ああ、なるほど>>887

739:名無しさん@ピンキー
08/09/30 00:57:14 +YgcUgCl
期待
メロスwww

740:887
08/09/30 08:29:08 aTlNiPds
>>899
今の投下は俺じゃないんだぜ
ただ投下が来たのとそのシチュに感激したし、続きが楽しみでたまらないんだがな

741:名無しさん@ピンキー
08/09/30 22:10:23 0yeziBtQ
規制解除されたら一気にいきます
携帯からはむり

742:名無しさん@ピンキー
08/10/01 00:27:34 k5T94Fma
セクハラネタはここは違う?

743:名無しさん@ピンキー
08/10/01 02:51:02 pRLhuOB7
>>903
内容にもよる
作品があるならとりあえず投下してみたら

ところで895の続きが来る前に次スレ立てた方が良かったりする?

744:名無しさん@ピンキー
08/10/01 03:00:16 W+qHsi2N
まだ早いだろ。
980ぐらいでも十分間に合いそうだ。

745:名無しさん@ピンキー
08/10/01 03:13:47 Ddz3mqnD
容量も問題ないし、もう少し後でいいだろ

746:名無しさん@ピンキー
08/10/01 23:38:50 G/kN7ryD
test

747:名無しさん@ピンキー
08/10/03 22:06:12 SHCJmKib
てst

748:名無しさん@ピンキー
08/10/04 21:16:13 m46Z6kN6
>>895
続きまだー!?期待してるんだが

749:名無しさん@ピンキー
08/10/05 19:07:25 pMhHnUfv
test

750:1/11
08/10/05 19:08:03 pMhHnUfv
赤池愛理は激怒した。

彼女はまだ十七歳で、世の中に理不尽が存在することは知っていても
それは努力や誠意によって解決するものと思い込んでいた。
だから彼女は「泣き寝入り」という言葉の意味が分からない。

ある日のことだ。
それは平凡な秋晴れの水曜日で、それが自身の運命を変える日になるとは
赤池愛理は全く自覚していない。概ね運命とはそうしたものだ。

愛理が女子トイレに入ると、青鹿さくらが制服のスカートを洗っていた。
朝からトイレで、スカートを履いたまま水洗いしている友人の
その横顔は怒りに満ちていた。

「どうしたの?」と愛理が訊くと、彼女は電車の中でスカートを汚されたと言った。
へんなものをつけられた、という表現をさくらはしたが
それが具体的に何であるか分からないほど幼くは無い。
ただ口にするだけで、唇が汚れそうな気がしていた。

性欲の存在をまだ観念的にしか捉えられない彼女らにとり、
男の性衝動はただただ不気味で腹立たしく何より不快だったろう。
爆弾テロの動機が分からないのと同じように、痴漢の動機が分からない。

「西汪線、ひと駅ひと駅が長いじゃん。しかもずっと右のドアしか開かないし」
さくらはそう言って唇を噛む。前髪が汗ばんだ額に貼り付いていた。
「ホンットムカつく、ありえない」と呟いてさくらは黙った。
それ以上口を開くと何か大きな塊が漏れてしまう、というように。

だから愛理は彼女の代わりに口を開いた。

751:2/11
08/10/05 19:08:36 pMhHnUfv
愛理には強い自信があった。

情けなく卑しく惨めな痴漢という行為で、他人を傷つけて自分を満たすような男に
自分が負けるはずはないという、強い自信があった。
彼女は十二歳の頃からインパクトという護身術を習っていた。
防具をつけた男を殴る蹴る、という行為に慣れていた。
むしろ実戦で使ってみたいとすら思っていた。

どちらかというと、自分が痴漢に狙われるか、ということのほうが不安ではあった。
彼女は自分が男性から見て魅力的か否か、まるで分からなかった。
勿論、そういったことを考えたことがないわけではない。
ただ十代の少女の客観性にはやはり限界があった。

鏡に映る自分の顔は、どちらかというと少年のようだと感じる。
肩にかかるかどうか、という長さの髪もその傾向に拍車をかけていた。
鍛えているわりには細い四肢には、女性らしさが少しはあるだろうか。

ともあれ、彼女はさっそく翌日、さくらが痴漢に遭遇した路線に乗りこんだ。
なかなか開かない左側のドアに寄りかかるようにして。

いつもの制服姿だが、彼女はわざとスカートを短くし膝を丸々さらけ出すようにした。
下着は念のため厚手の綿のものにした。
痴漢が来たらどう対処するか。彼女は前日に何度もシミュレートしていた。

勿論すぐに叩き伏せたりはしない。
最初はいい気にさせておいて、駅の直前で一気に攻撃し、
ホームに降ろして駅員に引き渡す。

窓の外を見ているふりをしながら、彼女ははりねずみのように全身に意識を尖らせた。

752:3/11
08/10/05 19:09:30 pMhHnUfv
三つ目の駅でドアが開くと同時に、殺気だったスーツの群像が
身体を捻じ込むようにして乗車してきた。
柱をつかんで立っていた愛理の身体は、ドアに押し付けられる。

呻き声を出したくなるような圧力と熱気が立ち込めた。
額を汗でぎらぎらと光らせた中年男性の呼気と体臭の混淆した匂いを嗅がされて、
彼女はきつく眉をしかめた。

仕方が無いので窓の外を流れる退屈な沿線風景を見て気を紛らわせる。
そして改めて、果たして自分は痴漢に遭遇できるかを考えた。
彼女にとってそれは恐ろしい邂逅ではない。

テレビゲームのRPGで、経験値の高いモンスターを探す気分に近かった。
青鹿さくらの話を聞いたときに感じた強い義憤のほかに、
どこか好奇心めいたものが彼女の動機になっていたのは否めない。

外の景色は暗い。昼過ぎから雨が降る、と朝の天気予報では言っていた。
窓ガラスに映る自分を見た。

良く祖母から「柳眉」と褒められた弓なり型の眉と、
少し外側が吊りあがって見えるまぶたは、一見した彼女の顔立ちに
気の強そうな印象を付け加えている。
なつかない猫のようだ、と誰か言っていた。

肩幅も二の腕は決して「がっしりしている」という風には見えない。
長い間鍛えたわりには華奢にすら見える身体だった。骨格の問題かも知れない。

やっぱり来ないかなあ、と思わず溜め息をついた。
窓ガラスが白く曇る。その瞬間だった。

753:4/11
08/10/05 19:10:37 pMhHnUfv
カバンを持つ手の人差し指と中指だ。
愛理はすぐにそれを理解する。

そして、間違って触れた、という言葉の範囲内に入れてもいいような触れ方であった。
だが、右の臀部、尻肉の一番柔らかな部分に触れた二本の指が
一秒の半分ほどの間、動いたのを彼女は感じている。
感触を味わおうとした動きだった。

瞬間、苛立ちと怒りがこみ上げ、下腹が炙られたように熱くなった。
だがまだ動く時期ではない。むしろ彼女は知らんふりを決め込んだ。
男が愛理を「多少触っても抵抗しないだろう」と判断するまで待つつもりだった。

これだけ混雑しているのだから、触れてしまうのも仕方ない。
そう言い訳することが出来ないほどに、男が調子に乗って触ってくるまでだ。
発熱したように頭が熱かったが、彼女は比較的冷静だった。

カーブに差し掛かり、電車が大きく揺れる。

今度はもっとはっきりと触られた。
鞄を逆手に持ち替えたのだろう。
スカート越しに臀部の肉をつまむようにして二秒間。

愛理は全くの無反応に徹した。窓の外を見ていた。
怒りというよりも、男の行為に対して、どこか呆れるような想いがあった。
何故見ず知らずの人間にこうも無遠慮なことが出来るのか。
いい大人が逮捕されるリスクを犯してまで何故こんなことをするのか。

手のひらが、彼女の肉を揺するように触れていた。

754:5/11
08/10/05 19:11:37 pMhHnUfv
「間もなく、あかつき台、あかつき台、降り口は右側です」
駅員の感情の篭もらない放送が聞こえる。

「電車、混みあいまして大変ご迷惑をおかけしております」
本当にそうだよ、と愛理は内心毒づいた。
太股に、大きな手のひらの体温が伝わってきている。

―あかつき台駅か。

生理的な嫌悪と精神的な不快感をあえて無視し、彼女は思考する。
痴漢を叩き落とすタイミングは、次の小象駅がいい。
その次の妙頭駅まで行ってしまうと、通勤客が大量に降りてしまい
それに紛れ痴漢が逃げてしまうかも知れない。

事実、青鹿さくらも妙頭駅の直前でスカートを汚され、
そのまま逃げられてしまったという。
小象駅なら、下車する客も少ないし、なにより駅事務所が近い。

駅直前で、今まさに愛理の下着に触れている汚らしい手を掴み、ひねり上げる。
全く想定していない反撃に戸惑う男の股間を蹴り上げて、
悶絶する彼を駅のホームに叩き落とす。すぐに駅員が来る。

やり過ぎて逆に捕まらないようにしなくちゃ。
そう思うほど、彼女の脳裏には明確なビジョンが描けていた。

背中に密着している男の身体が、発熱しているように感じる。
男の掌は、彼女を抱き寄せるように前に回りこみ、下着の上から
陰毛をつまむように撫でていた。
硬くなったスラックスの前が尻肉に当たっているのが分かる。
手加減は出来そうにないな、と愛理は思った。

その刹那である。

755:6/11
08/10/05 19:12:53 pMhHnUfv
大声を出しそうになった。

最初に感じたのは耐え難い「くすぐったさ」であり、
その次の瞬間に、ゴキブリやムカデを襟から入れられたような「気持ち悪さ」を感じた。

愛理の全身に鳥肌が立ち、暴れそうになる肉体を制御しようとして
びくんびくんと痙攣を繰り返した。
周囲から奇異の目で見られたかもしれない、と考える余裕は無かった。

彼女のうなじに触れて首筋をのぼり、耳の穴に入った粘性の高い物体が
男の舌であることを愛理は理解する。
同時に男の中指が、下着の上から膣開口部をなぞっていた。

歯を食いしばる。
全身が火を噴いたように熱い。
次の駅直前まで、などと悠長な気分は無くなった。

いまここで叩きのめしてやる。

男の右手が背後から腰を抱くようにして股間に至り、
男の左手は彼女の左腕を掴んでいた。
自由に動くのは、右腕のみ。

彼女は思い切りその右腕を前に伸ばすと、ガッツポーズをするように拳を引いた。
ヒジで背後の男を突こうとしたのである。
女の力であっても、油断した状態でわき腹に思い切りヒジを入れられれば悶絶する威力がある。
増して、鍛えた彼女の力と動きは普通の高校生とは違う。

だが、硬く尖ったヒジが柔らかなわき腹に突き刺さる痛快な感触は得られなかった。
彼女のヒジは、つかまれて加速する前に止まっていた。文字通りの掣肘である。
そしてその手は、背後の男のそれではなかった。

756:7/11
08/10/05 19:13:54 pMhHnUfv
愛理は、背後の男にだけ意識を集中していた。
背後の男が「敵」であり、周囲の人々は「環境」だと認識していた。
だから横の男に腕をつかまれたとき、ひどく理不尽な想いをした。

マリオをプレイしていたら土管やコインが突然襲ってきたような、
突拍子も無い罠に、彼女の思考は硬直する。
愛理の真横に立っていた、ネクタイをゆるめた二十代の男が彼女の右手首を掴んでいた。

そして、そのままゆっくりと手を握る。まるで握手をしているようだ。

「あぁ」と声が聞こえた。背後の男の声だ。
耳たぶを濡らすような湿った喘ぎ声だった。
それから「スーッ」という、歯の隙間から息を吸う音。

そこで彼女は、初めて気がついた。
―自分は見られている。
周囲の男たちは、愛理が痴漢に遭っていることに気付いている。

折りたたんだ日経新聞を読んでいる男も、i-podのイヤホンを耳に入れている男も、
ただ黙って吊り革に体重をかけている男も、立ったまま眠ったような表情の男も。
痴漢に遭っている女子高生に気付き、時折目線を送っていた。

この瞬間、愛理の心のなかに遅ればせながら初めて「恐怖」が生まれた。

小さく「いやっ」という言葉を彼女は発したが、ほぼ同時に始まった車内放送がそれをかき消した。
「まもなく、小象、小象、お出口は、右側です」

下着の上から、いつくしむように優しい指先が、陰核を撫でこする。
彼女にとって、他人に触れられたことのない、触れさせたことのない場所である。

「本日、電車混みあいまして、大変ご迷惑をかけております」

757:8/11
08/10/05 19:14:24 pMhHnUfv
観客ではなく、実際に彼女の身体に触れている男が三人居た。

背後の男と、彼女のヒジを掴んだ男、更にもう一人。
毛糸のような髪をだらりと伸ばした不潔そうな中年男が、
突然彼女のわき腹を撫で始めたのである。

「……っ!!」
愛理は自分に触れている男たちの目を見た。

人を見下しているような、怖れているような、それでいて楽しんでいるような
不可思議で、彼女には理解のできない感情が浮かんでいる。
彼女が能天気なまでに信じていた他人の善意が、ここには無かった。

背後の男が荒い吐息を彼女の耳にかけている。
当初の予定では、自分の股間を押さえたまま小象駅のホームで悶絶していたはずの男だが
既に小象駅を通過してしまったうえに、彼は自分ではなく愛理の股間に触れている。

赤池愛理のまだ若く発育しきっていない尻肉に、男の硬くなったものが押し付けられていた。

「やめて」と言いそうになる自分を、彼女はかろうじて抑えた。
その言葉を言っても、彼らが止めることはないだろう。
そして言った瞬間に、何か大切なものを失ってしまう気がしていた。

大声で助けを呼ぶことも彼女はしなかった。
周囲が好奇心と性欲に満ちた男で囲繞されているこの状態で
助けを来てくれる保障はないし、そもそも混みすぎて駅員が来られないだろう。

彼女にとっての一縷の望みは自分自身。五年以上鍛えた肉体だった。
背後の男だけでも、当初の予定通りに叩きのめす。
それだけを考えていた。

758:9/11
08/10/05 19:15:52 pMhHnUfv
触手のように絡みつく手に、彼女は耐えることにした。
背後の男の両手と、二人の男の片手、すべて合わせて四本の男の手が
拘束してくるこの状態で、まともに抵抗をしても無駄と判断したためだ。

彼女にとってもチャンスは妙頭駅。
そこで多くの乗客が降りていき、車内の人口密度が一気に減少する。
それとともに逃げていこうとする背後の男を攻撃する。それしかない。

首筋で、背後の男の舌が、汗を舐めとろうとするかのように動いている。
執拗に指先で刺激された陰核が、じんじんと痺れていた。
「かゆいところを掻けない」ような不思議なもどかしさがある。
知らずに腰が動いてしまっていた。

「……んっ、ふっ」
鼻息なのか声なのか、良く分からないものが漏れる。

男の指に触れられている場所が、身体の中から熱くなっていく。
意識がそこに集中していくのが自分でも分かった。
横に居る二人の男が意識から外れる。

わき腹に触れていた中年男が、彼女の胸元に手を伸ばした。
弾力よりも硬さのほうが目立つ乳房に数秒触れた。
周囲から咎められることなど考えてもいない動きである。

貧血になったときのように、身体から力が抜けていくのを愛理は感じる。
戦いに備えていた肉体から、緊張感が無くなっていく。
さっき言わないと決めた「やめて」という言葉が小さく口からこぼれた。

「まもなく、妙頭、妙頭」

759:10/11
08/10/05 19:19:22 pMhHnUfv
電車がカーブにさしかかり、大きく右に車体が傾いた。
そこで愛理は、押し付けられている男のものが、スラックス越しでないことに気付く。
そこには、はっきりとした肉の感触があった。

あくまで優しく、だが男の指は異様に早く動いている。
恐らく周囲から見れば、明らかに不自然な動きなのだろうが、
背後の男を痴漢として押さえつけるような者は居なかった。
それどころか周囲の目線は、固唾を飲んで何かを待っているようでもある。

くすぐったいような、むずがゆいような、今まで感じたことの無い感覚に、
愛理は身体を捻らせて身悶えた。眉に力が入る。
額に汗をうかせた苦悶の表情は、どこか凄絶な美しささえ感じさせる。

「電車、混みあいまして大変ご迷惑をおかけいたしました」
その放送が流れ、電車のスピードが落ちていく、その瞬間。
一瞬、愛理の思考が途切れた。
肩が持ちあがり、腰が浮き、膝が揺れる。身体が二回、痙攣した。

「ぁ、ぁ、ぁ」
猫の鳴き声ににた声が、何度も何度も口から漏れる。

760:11/11
08/10/05 19:24:56 pMhHnUfv
彼女の周りに世界が戻ってきたとき、車窓には駅のホームが滑り込んでいた。
周囲の大人たちは、にやにやと、まるで面白いものでも見たような顔をしている。
気付くと、自分を拘束していた大きな手はなくなっていた。

太股の内側に、液体が流れているのが分かる。
最初、自分の汗かと思ったが、触れるとそうではないことが分かった。
ドアが開くと、スーツ姿の大人たちはぞろぞろと降りていく。
急激に車内の人口密度が減少し、汗ばんだ身体に涼やかさをもたらした。

彼女は急激に冷静さを取り戻す。背後の男は居なくなっていた。
そして彼女のスカートには、やはり青鹿さくらと同様に、劣情の跡が
まるでボディソープを何回もプッシュしたかのようにべったりと付けられていた。

彼女は睨みつけるように駅のホームと、のぼり階段を見た。
しかしスーツの群像のなかに、彼女が先ほど見た姿は見当たらない。

静かにドアが閉まり、電車は動き出す。
唐突にこみ上げてきた悔しさに、彼女は音が出るくらいに強く床を踏みつけた。

761:名無しさん@ピンキー
08/10/05 21:15:06 b0+vYLLu
これは素晴らしい作品ですね

762:名無しさん@ピンキー
08/10/05 22:51:42 V2LNiHfE
GJ


763:名無しさん@ピンキー
08/10/05 23:24:10 pMhHnUfv
>>887を参考に思いつきで書いてみた
遅くなって申しわけない

764:887
08/10/05 23:42:51 8jCZV3Qh
>>924
GJ
いやーしかし言ってみるもんだな。まさかこんな素晴らしい作品が読めるとは…まあクレクレになる気はないが

765:名無しさん@ピンキー
08/10/06 02:20:14 VvA6vIQN
痴漢に下着を奪われて
さらに別の痴漢に下着を着けていないことを知られ痴漢される

766:名無しさん@ピンキー
08/10/06 07:46:34 FE8BtPam
>>926
そして「ノーパンで電車に乗るなんて、痴漢して欲しかったんだろう?エロい娘だな」とか言われて泣かされたりするんだな…

767:名無しさん@ピンキー
08/10/06 08:27:14 QqCVdVut
ちからのある書き手がいるとスレも伸びるな

768:名無しさん@ピンキー
08/10/06 22:54:34 yMWNGqsk
おもしろかったGJ
無駄な部分が少なくてよかったです。

個人的には冒頭だけじゃなく、痴漢中もさりげなく主人公の容姿の描写がある方が好きかも。

769:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:30:17 J9jPpYAr
自己満足な部分がない、淡々とした描写が実にGJ
痴漢王のハイな文体も好きだがこういうのもアリだ

770:名無しさん@ピンキー
08/10/08 20:50:34 lMp4+0Xz
堪能した。GJ!


771:名無しさん@ピンキー
08/10/08 22:01:26 Gsk9HrOk
さあまた好きな痴漢シチュエーションを語る作業に戻るんだ

772:名無しさん@ピンキー
08/10/08 23:34:29 mPfUCR0f
痴漢対策で重ね履きして、友達と一緒に帰ってる女子高生を、もっと集団で囲んで…ってな感じのが好き

773:名無しさん@ピンキー
08/10/09 09:50:10 iXYn4o5j
優等生が好奇心から
はじめてヒモパンを履いて電車に乗って
痴漢にパンティを奪われてしまい
そのまま登校するお話

774:名無しさん@ピンキー
08/10/10 23:39:31 iLPaZZU8
>>934>>926-927の合わせ技で

775:名無しさん@ピンキー
08/10/12 18:44:28 d56DZHcH
しかし女子高生と人妻はリクエストが出てくるが、
それ以外はなかなか出てこないよな

776:名無しさん@ピンキー
08/10/12 19:16:25 FLWPHgw+
まったくだ
女子中学生以外は考えられん

777:名無しさん@ピンキー
08/10/12 20:42:33 Lcr8VVhS
セーラー服の裾から手を突っ込むのも捨てがたいが
ブラウス越しにさわさわするのもたまらん

778:名無しさん@ピンキー
08/10/13 04:38:40 v5TPiQRc
>>935
それだっ!!

779:名無しさん@ピンキー
08/10/13 08:28:48 T2IzQVQQ
服の上から弄ばれて我慢しつつ少し感じて大人しくしている子が、
ボタンやファスナーをはずされていく時の困惑と怯えが好きだ

780:名無しさん@ピンキー
08/10/13 15:37:42 AByZLU4V
>>940
少佐殿か

781:名無しさん@ピンキー
08/10/15 02:50:51 k9TaJ3lU
満員電車で、目の前にいる少女がまだブラしていないらしく、ポッチを見てしまって欲情、コリコリとタンクトップの上から弄るとかたまらんね。


782:名無しさん@ピンキー
08/10/15 07:46:04 2HKDENcf
>まだブラしていないらしく

このロリコンどもがー!(byビホルダー)

783:名無しさん@ピンキー
08/10/15 09:37:34 3W9Arpj7
暑くてノーブラなのかもしれないぜ?
汗で透けた半袖ブラウスとかノースリーブとか…。

784:名無しさん@ピンキー
08/10/15 12:50:56 GttgBXsH
ノーブラで何故かニップレスしてる女の子

785:名無しさん@ピンキー
08/10/15 12:58:29 uU2gStkC
むしろ、普段ブラを付けているのに
なぜかノーブラで外出してしまった女の子が
恥ずかしい目にあうほうが萌える

786:名無しさん@ピンキー
08/10/15 21:00:28 k9TaJ3lU
もうどれでも良いから書いてくれ!頼む!

787:名無しさん@ピンキー
08/10/15 22:09:30 0RKojVdE
要は恥ずかしいけど感じてる姿が見たいというだけなのか

788:名無しさん@ピンキー
08/10/16 06:23:32 TnIcv3cW
男がわたしにさわってくる
制服のスカートの中に手が入ってきた
ああ、どうしよう
今日はひもぱんをはいてるのに・・・
えっちなパンティはいてるのを知られちゃうかも

えっ・・・
男がいきなり紐パンをほどいてしまった
そして男が紐パンを盗ったままホームへ降りていった

・・・

789:名無しさん@ピンキー
08/10/19 16:48:11 5d0Silj+
制服とノーパン

相性が良いのだろうか


790:名無しさん@ピンキー
08/10/20 09:57:34 LHHXIg4N
神様〜 降臨してクレよ〜

791:幼年期の終わり
08/10/20 17:35:48 NcMzlQYR
神待ちの間に4レスばかり頂戴します
色々違うと感じた方はタイトルをNGで


あたしは今、手コキしています。
電車の中で、オチンチンの持ち主に、大事なところを指でクチュクチユと掻き回されて。
向かい合って、半身を重ね合うようにひたりと寄り添い、空いた腕を相手の背に回して、
まるで、一分一秒離れられない恋人同士のよう。
でも本当はそんなんじゃない。
あたしのあそこを弄び、あたしに手コキさせてるその人は、痴漢なんだから。



それは本当に日常どこにでもある光景だったわ。
友達から借りた、けっこう際どい描写が売りの小説を、夕方の少し混み始めた
電車の中で読んでいただけ。
周囲から見られないように、連結部の扉の方を向く感じで、隠れ読みしてた。
今回はそれまで、そういう行為とは縁のなかった主人公『姫』が、敵に捕われ、
あわや処女を失くす寸前まで凌辱されるシーン。
鎖で繋がれた姫が、一枚一枚衣服を剥がれ、大事なところを敵の大将に覗き込まれ、
なめ回され、乳首が勃てば、自らの舌で舐めさせられ、濡れれば部屋中に響くような
水音を立てられてそれを嫌でも知らされ、気高い心をどんどん踏みにじられていく様が
絶妙な文章でねっとり綴られて。
繊細なガラス細工を思わせるような線使いで有名な漫画家の妖艶なイラストも、
すごく興奮を掻き立てる。
あたし達読者の中では、国ののために戦う姫よりも姫欲しさに国を侵攻する敵国の
大将のが人気があって、寧ろ大将やっちゃえっていう気持ちだった。
だって大将は姫が好きなんだもの。姫の記憶の片隅でいい。それがどんな感情と
結び付いていてもいい。自分という男の存在を残したい。
そんな想いの果ての凌辱だったから。
そんなの、素敵すぎるよ……大将。
『君がこの……に迎え入れたい、そう願う異性はどんな男?』
大将が姫に問い掛ける。
ああ、そんな事言われてみたい、されたい……どんなにふしだらで、背徳的で、
とても素敵な蜜事。
あたしが迎えたいのはあなたのような人なの。
二次元人へのたあいもない嫉妬と行き過ぎた想いが、脳から現実の全てを焼き切った。

792:幼年期の終わり
08/10/20 17:37:27 NcMzlQYR
『奪ってあげる』
大将の声が耳の奥でこだました。
目が字面を追い掛ける作業を中断した。
目の前の景色が歪んで遠くに消え去り、絶え間無いきぬ擦れの響く広い石造りの部屋
……姫が凌辱されているその場にあたしはいて、姫の替わりに激しい愛撫を受けていた。
あたしの胸をまさぐり、揉みしだく生々しい大将の掌。
あ、そんな激しくしたら、ダメッダメなの……乳首いきそ………っ。
閉じた脚の付け根に想いのたけを宛がうと、一気に押し入ってくる。
やっ、やんあたし処女なのっ処女なのよ……っ言わないで、分かってるの、でも
濡れちゃうんだもん…。好きよ、大将……っ。
激しい突き上げにあたしは一瞬で白い世界に上り詰めた。
啜り泣くようなため息を漏らし、余韻に浸る。
また夜に……ね、大将。夜ならもっとすご
「お嬢さん、欲求不満?」
知らない人の声に鼓膜を揺さぶられ、あたしは甘く淫らな妄想から現実に引き戻された。
心臓がまるで全力疾走したときみたいにドキドキして、体中の血の気がひいて
こめかみに酸っぱいものが走る。
なに?なんで?あたし扉のほう向いてた。
出したかった声も殺してた。
あたし、周囲にわかるような事してないよっ。
動揺を隠して言い募る。
「なんですかそれっ」
ひどい言い掛かりです、そう言おうとして、黒い袖があたしの手を指しているのに
気がついた。
「ほら」
あ……。
ひいた血潮が違う熱に再度沸き立つ。
あたしはあの、それ以上描き込んだら間違いなく猥画の、頬にキスされ、きりりと
閉じた目尻から涙を零す姫のそこから腿に露が滴るイメージのイラストを広げたまま、
脳内セックスに耽っていたの。
見られた……。
いや……嘘でしょ?
黒い袖から生えたごつごつした手が両脇からあたしのおっぱいを掴む。
制服とブラジャーに隔てられ、守られているのに、あたしのおっぱいは掌の熱を感じ、
自分以外の体温に反応して、乳首がキュンと勃っていた。

793:幼年期の終わり
08/10/20 17:39:09 NcMzlQYR
「いい反応だね、はちきれそうだよ君のおっぱい」
掌が、指が、おっぱいの感触を楽しむようにやわやわと動き始めた。
いや、嘘、嘘、あたし、知らない人におっぱい触られてる、どうしよう、どうしよう。
逃げなきゃ。
手を振りほどこうとして掌に手を添えた。
「どうしたの?」
男に問われ、やめてくださいそう言おうとしたのに、口から真逆の言葉が漏れた。
「このままじゃやだ…」
……なにいってるの!?あたし、変だ。
こんなの恥ずかしい、駄目、止まってよ、やめてお願い、感じちゃうから。
あたしまだこんなの覚えたくないよ。
「素直だね、いい娘だ」
セーラー服の裾から温かい掌がはい上がってきて、フロントホックのブラを外した。
役目を果たすことを放棄したブラジャーの代わりに、掌がおっぱいを包み込む。
乳首を摘まれてクリクリされただけで、体の力が抜けて、唇から吐息が、あそこから
やらしい液体が溢れ出した。
「感じてるんだ?」
あたしはこくんと頷いた。
下を向いた拍子に、襟元からおっぱいに張り付いた掌が、親指と中指で乳首の根っこを
摘み、人差し指の爪で乳首の頭を掻いているのが見えた。
自分の身体、しかも大切な部分が知らない人の掌で、形を変えられ、新しい感覚を
知り始めている。
ぞくっとした。
これ……すごい感じる……今度一人でするときしてみよう……。
無意識のうちに、連結部の扉に両手をついて、背後の黒い袖の主にお尻を突き出すような
恰好になって内腿を擦り合わせていた。
「君、もしかして底無しの淫乱?」
黒い袖の呆れた声。
そうかも知れない。
でも認めたくない。
疼く身体が、濡れるあそこが、こんなに怖いのに、これ以上ヘンな事されたくないのに。
やめてくれたらあたし訴えたりしないよ、だからお願い、もうやめて。
おっぱいを弄んでいた掌が離れた。
やめてくれた……よかった。
ありがとう、そんな場違いな言葉が唇から出かかったその時、あたしは扉と黒い塊に
挟まれていた。

794:幼年期の終わり
08/10/20 17:42:02 NcMzlQYR
痴漢に身体を押し付けられた、そう悟るのに数秒ほど時間を要した。
そこにいたのは、色の薄いサングラスをかけた、身嗜みのきちんとしたおじさん
だったから。
間違えても外回りと称して営業車の中で昼寝したり、部下と上司の板挟みで悩んだり、
禿げたり、あちこちで頭を下げるのが仕事じゃない、人の上に立ち、人を使う立場の人。
この前もどこかの大学の偉い先生が生徒にヘンな事して捕まったとかニュースで
やっていたし、やっぱりそういう上流の人って、どこか鬱屈してるんだな、そう納得
する反面、その相手が、なんであたしでなきゃならないの?
どうして?どうして?
わからないよ。
答えを求めて、サングラスの中を覗き込んだ。
サングラスの向こうの目は見えなかったけど、黒いガラスに映る、少し乱れた短い
ポニーテールのスケベな女子高生ははっきりわかった。
汗ばんだこめかみ。紅潮した頬。誘っているような潤んだ瞳。半開きの唇。
そんな……。
「いい貌だよ」
サングラスの唇があたしの唇に重なった。
知らないおじさんと、こんな満員電車の中で……こんなのが……ファーストキス。
あたしの中で一生付き纏う思い出。
嫌、こんなの間違ってる……。
おじさんの手がスカートを捲くりあげて、パンツの中に掌を差し入れて来た。
中指で溝を撫でて、濡れた指でクリをこねる。
おじさんが唇を離した。
「凄く濡れてるよ」
「いや……ぁ」
言わないで、言わなくてもわかってるよ。
だってぴちゃぴちゃ、クチュって、水音聞こえるもん。
あたし、感じてるのわかったから、やめて、聞かせないでよ、こんなの。
なのに、喘ぐ度に擦れる乳首の先っぽが、弄られてる所が熱くて、あたしは目を閉じて
されるがままになっていた。
あたし、こんなになって……どうなっちゃうんだろう……。
せめて最後の一線だけは
「あっ」
それまで溝をなぞっていた指が奥深くを刔った。
噂に聞く抵抗もなにもない、ぬるんとした感触。
あまりに呆気なくあたしの下の口はおじさんの指を迎え入れていた。


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