新聞配達俺氏(29)、 ..
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341:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします
20/08/11 22:31:42.303 r0o6R0AC0.net
そこで俺は机の上に立ち、蛍光灯にぶら下がろうとする素振りを見せた。
当然周りの奴らは止めようとした。正直俺もこんなことはしたくなかった。
でもあの子に俺の決意を伝えるためにはこれしかないと思ったのだ。
ガクガク震える足を必死に押さえ、自分に大丈夫だと何度も言い聞かせ、
いざ飛び上がろうと手で勢いをつける。
あの子は遠くのほうで突っ立っていた。その時は何も考えれなかったが
今考えると戸惑いと不安が混じって動けなかったのかもしれない。
だがもう俺は他のことを考える余裕など一切なかった。
そして俺は泣きながら一心不乱に蛍光灯に飛びついた。
川に流された時にロープにしがみつくような勢いで蛍光灯を掴んだ。
しかし当然、蛍光灯は「バギギッ」という嫌な音がして壊れ、
俺の体はその衝撃で窓の外まで放り出されてしまった。
目に映る景色が教室の天井から何もない真っ青な空にすり替わる。
そのまま外れた蛍光灯を片手に、3階の高さから落ちるのを実感した。
その時、ほんの数秒のうちに、今までの数々の思い出が走馬灯のように駆け巡った。
死ぬんだ、俺は。駆けめぐる記憶の中でそう思った。
が、なんと俺は下に歩いていた奴にぶつかり、そのまま下敷きにしてしまった。
幸か不幸かそいつがクッションとなり、骨折はしたものの命に別状は無いようだった。
しかし、下で歩いてた奴は重症を負った。頭を打ったそうだ。
脳に障害を受け、今でも苦労しているらしい。
本当に>>1には申し訳ないと思っている。


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