坐禅と見性第95章水、氷、霧、雲、と佛は老婆禅

坐禅と見性第95章水� ..

62:ﾁｩ(* ^)(◎o◎)ポッたん ◆HannyaBKBw
13/12/27 02:04:44.89 lPDnjwwA
697 名前：ﾁｩ(* ^)(◎o◎)ｵﾖﾖ・・・(*ё_ё*)ﾎﾟｯたん ◆pottan7VXM [cage] 投稿日：2009/04/04(土)
>>　名無し　さん

わたしは、隻手の音声（せきしゅのおんじょう）と言う公案に取り組みました。

そして、黄金の炎が立ち上がるのを数度見た後、片手のひとがたたく拍手の音を聞きました。

わたしは、無師独悟、独覚　です。

それで、臨済宗あるいは黄檗宗の師家のご指導の下で、修行していたのであれば、ただちに音は聞こえないよと彼岸から此岸へ、または、空から色へと経ち戻されたのでしょうが、わたしは長い間、色即是空でした。
数年前、音は聞こえないよと、臨済宗の僧が師家から直ちに言われた、と聞き、わたしも、片手の拍手は聞こえないと、此岸に戻りました。

お尋ねのことについてですが、けっきょく、何かが変わったのですが、何も換わらなかったということが分かりました。

もう何年前か、十数年前か、亡父とのある日の会話です。
「風景が、前とは違って見えるよ」
これを聞いた亡父が言います。
「どういう風に、違って見えるんだ？」
わたしは、
説明をしませんでした。
黙ったままだったか、それとも何か言ったのか、覚えていません。
でも、あの時、亡父に隻手の音声について話しておけば良かったのにな、と思う時があります。
単に
隻手の音声と言う公案ですが、
わたしが目覚め、亡父との思い出でもある公案です。
ぜひ、公案に取り組んでください。
そして、片手のひとがたたく拍手の音を聞いてください。

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