○●Я親鸞仏教質問箱 ..
289:渡海 難 ◆Fe19/y1.mI
11/07/03 12:44:15.95 XbVKn530
浄土真宗の僧のアイデンティティーというものを考えるならば、まず親鸞とは何者だったのかというこ
とから考えて行く必要がある。
URLリンク(upload.wikimedia.org)
この絵は、親鸞聖人八十三歳(1255年)の肖像と伝えられる。西本願寺に国宝として所蔵されてい
る。敷物は狸の皮、草履は猫の皮、杖は鹿の角に猫の皮を巻いてあるそうだ。これは、現代の我々が
見てもピントこないが、いわゆる鎌倉時代の勧進僧のみなりだそうだ。
長野の善光寺は勧進僧の寺である。ここは親鸞と関係が深い。かつて善光寺は多くの勧進僧を抱
えていた。古い記録の中に親鸞の名前が発見されているそうだ。
善光寺の如来の 我らを哀れみましまして 難波の浦に来たります
御名をも知らぬ守屋にて その時ほとおりけと申しける
疫癘あるいはこのゆえと 守屋が類は皆共に ほとおりけとぞ申しける
易く勧めんためにとて ほとけと守屋が申すゆえ ときの外道皆共に
如来をほとけと定めたり。
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