【生物】「持てるエネルギーのすべてを使い切る。雄はその後、ただ死ぬだけだ」…一部の動物の雄にとって、交尾は「死に物狂いの行為」 at NEWSPLUS
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1:諸星カーくんφ ★
13/10/09 09:32:59.25 0
ソース(AFP BB NEWS) URLリンク(www.afpbb.com)

 一部の有袋類の雄にとって交尾は非常にストレスが多い死に物狂いの行為なので、文字通り「死」に至ってしまうとの研究結果が
米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された。雌が相手を選ばずに不特定多数
と交尾しようとすることが、この「自殺的」行為を後押ししているのだという。

 食虫有袋類の一部の種が、なぜ交尾の後に死んでしまうのかという疑問は、数十年にわたり科学者らの頭を悩ませてきた。
これまでに唱えられた説では、「けんかが原因」や「子孫に食べ物をより多く残すため」といった推測がなされていた。

?だが、オーストラリア・クイーンズランド大学(University of Queensland)などの研究チームが発表した論文によると、雄の「突然死」
が起きるのは、雌から交尾の誘いがある年に1回の短い繁殖期に、自分の精子を確実に成功に導くための並々ならぬ努力のせいだ
という。

?チームを率いるクイーンズランド大の哺乳類生態学者、ダイアナ・フィッシャー(Diana Fisher)氏は8日、「生殖には常に代償が伴う。
生殖は多大なエネルギーが必要な行動だ」と説明した。「だがこのケースでは、有袋類の雄の努力は長期にわたって展開されるのでは
なく、非常に短い期間に一気に行われる。雄たちはその後、ただ死ぬだけだ」

?生殖を1回だけ行って死ぬ生物は、植物や一部の魚類では一般的だが、哺乳類では非常に珍しい。

?この珍しい哺乳類の例として、ネズミに似た「アンテキヌス(antechinus)」やオポッサムに似た「オファスコガレーヌ(phascogale)」
などの小型有袋類が挙げられる。交尾後の突然死は、オーストラリアに生息するアンテキヌス12種、オファスコガレーヌ3種、
齧歯(げっし)類に似たアンテキヌスの近縁種「dasykaluta」の雄のすべてで発生する。

?フィッシャー氏によると、これら有袋類の雄は、交尾に没頭しすぎるために男性ホルモンのテストステロンのレベルが高くなり、
これが引き金となってストレスホルモンがねずみ算的に増加する「カスケード効果」が発生する。このストレスホルモンの急激な増加
により、体内組織が破壊され、免疫系が崩壊するという。

>>2以降に続く)


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