うら若き女性が改造されるシーン at SFX
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400:BeeF
04/12/12 03:10:49 avGwDP0O
レベッカは既に、インセクトサイバーたちの群をくぐり抜けて、アジトの中央コンピュー
タ室に侵入していた。左腕のコンソールを開き、ケーブルを端末に接続したまま、必死で
ハッキングを繰り返している。
これまで見たことのない、特殊なアーキテクチャーのコンピュータだった。扉の開閉に苦
労した時とは異なり、既にアクセス権は手に入れたものの、どうしてもイニシアティヴを
握ることができない。とりあえずサーチプログラムをインストールし、システムの反応か
らカーネルの構造を解析して、データの収納アドレスを突き止めようと何度も試みたが、
拒絶されるばかりでさっぱり前に進まない。やっとのことでアクセスしたデータも、天文
学的な規模の暗号化が施されており、解読は不可能な状態だった。
《参ったな…こんなこと、始めてだわ。私ってば、今日はなんて運が悪いのかしら。》
レベッカはふと、システムの外側にある奇妙な単体プログラムの存在に気付いて、それに
アクセスしてみた。とたんに目の前の巨大ディスプレイに、ひとりの少女の姿が映し出さ
れた。
不思議の国のアリスのような、クラシックなエプロンドレスをまとった、10歳くらいのプ
ラチナブロンドの少女だった。少女のまとうドレスは赤と黒と緑の混ざった、極彩色で彩
られている。少女の背景も、ドラッグで悪酔いしたかのような極彩色のサイケデリック模
様で覆い尽くされていて、見ているだけで目が痛くなりそうだった。
「…お姉ちゃん、だれ?…」
少女は明らかに、レベッカに向かって尋ねていた。レベッカはあわてて、バックパックの
スーパーコンピュータを使ってプログラムの素性を解析した。
『仮想人格プログラムの可能性、70%。予想される役割、システムナビゲータ。』
どうやらこの少女は、コンピュータを扱う者を補助する、ナビゲータプログラムらしい。

401:BeeF
04/12/12 03:11:45 avGwDP0O
レベッカは思わず微笑んだ。
《考えてみれば、ここに拉致されてきたのは女性ばかりで、コンピュータに弱い人も多い
でしょうからね。ナビゲータを用意しているのは、ある意味当然かもね。》
「わたしはベッキーよ。あなたは、一体だあれ?」
「わたしは、アリス。アリス・ザ・キャタピラー(芋虫のアリス)。」
「そう。じゃあアリス、あなたの役割はなあに?」
「わたしは、案内役。わたしがいる、この世界への案内役。」
「あなたの世界って、一体どんなところ?」
「この島のすべて。虫になった、たくさんのお姉ちゃんたちが眠っていたり、わたしたち
みんなのママが眠っていたりするの。」
レベッカは内心しめた! と思った。私ってば運がいい。このプログラムをうまく利用すれ
ば、システム内部へのアクセスが可能になりそうだ。
「じゃあアリス? わたしをあなたの世界に、案内してちょうだい。」
「だめ。お姉ちゃんは、まだ虫じゃないもの。」
「どうして、虫じゃないってわかるの?」
「だってお姉ちゃんは、この島に入りこんだ、3人のお姉ちゃんのひとりなんでしょう?」
レベッカは驚いた。このプログラムは、自分たち3人の工作員のことを知っている。
「…どうしてそんなことがわかるの? あとの2人がどこにいるかも、あなたは知っている
の?」
「この島のことなら、わたしはぜんぶわかるの。お姉ちゃんも、他の2人のお姉ちゃんも、
もうすぐ虫になるのよ。」
「わたしたちは、けっして虫にはならないわ。悪いけど。」
少女はクスクスと笑った。
「もう遅いわ。お姉ちゃんたちのひとりは半分、虫になってるもの。そしてベッキーお姉
ちゃんも、今すぐにここで虫になるの。」

402:BeeF
04/12/12 03:13:31 bOEawPhY
レベッカはハッとした。急いでゴーグルのダイヤルを回し、拉致被害者データベースにア
クセスする。あった! イヴェット・アルノー。10歳、フランス人。プログラムじゃない!
改造人間だ!!
レベッカは急いで、コンソールの非常スイッチを押した。アクセス解除と共に、強烈な電
気パルスがケーブルを伝わって、システムコンピュータに物理的な攻撃を加える。
パァン!! 炸裂音とともに、ディスプレイが煙を上げてダウンした。
レベッカはふらつきながら立ち上がった。頭が痛い。あの少女の背景のサイケデリック模
様を見てから、頭がズキズキする。洗脳パターンだ。油断した。すっかり騙されてしまっ
た。いや、初めて出会うプログラムへの好奇心が、注意力を押し殺してしまったのだ。
「ウフフフフッ…アハハハハハッ…」
コンピュータ室の高い天井のどこかから、さっきの少女の笑い声が響く。レベッカは激し
い頭痛をこらえて、最後の切り札をホルスターから取り出した。22口径ハイパーブラスタ
ー。小型のエネルギー・パックを用いた、小型高出力のレーザー・ガンである。インセク
トサイバーの外骨格を撃ち抜けるかも知れない、唯一の武器であった。
アゲハ蝶のような極彩色の羽根を広げて、さっきの少女が天井から舞い降りてきた。ふく
らみ始めたばかりの胸、まだ未発達のボディも、極彩色の縞模様によって覆われている。
ドリームバタフライ。催眠を得意とする特殊工作用改造人間だ。
「…お姉ちゃん。そんなことをしてもムダだよ。お姉ちゃんはもう、わたしのとりこなん
だから。」
レベッカは、ハイパーブラスターの銃口を少女に向けた。どんなに幼くたって改造人間だ、
容赦はいらない。頭痛をこらえながら狙いを定めて、レベッカは引き金に指を当てた。
だが、彼女の手はひとりでに動き出した。ハイパーブラスターの銃口は、彼女の側頭部へ
と向けられた。抵抗しようとしても、身体がまったく言うことを聞かなかった。
「…あ…あ…あ!やめてッ!」
レベッカは、自分の頭目がけて、ハイパーブラスターの引き金をゆっくりと引いた。

403:BeeF
04/12/12 03:14:19 bOEawPhY
はッ! レベッカは我にかえった。気がつくと彼女はまだ、コンソールのケーブルをシステ
ムコンピュータにつなぎ、アクセスを試みている最中だった。すべては、彼女が見た幻覚
だったらしい。
彼女の後ろに、蝶の羽根を持った少女がいた。
「さあお姉ちゃん。着ている服をぜんぶ脱いで。隣の部屋に、特別に改造手術台を用意し
てあるわ。」
レベッカの身体はひとりでに立ち上がり、身につけたコンソールやバックパック、ホルス
ター等を外し始めた。
「…ダメ! ダメよ! ダメだったら!!」
口は動くが、身体はまったく言うことを聞かない。レベッカの身体は黙々とボディスーツ
を脱ぎ、ブラジャーを外した。98センチの豊満な胸がぷるん、とあらわになった。
「い、イヤよ。改造されるのはイヤ! イヤだったらイヤ!」
レベッカは、レースのついた黒のショーツを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になった。
「ふうん。きれいな身体だねお姉ちゃん。でももうすぐ、わたしと同じインセクトサイバ
ーに生まれ変るんだよ。」
隣の部屋に通じるドアが開いた。レベッカはゆっくりと、そちらに向けて歩み始めた。
彼女は覚悟を決めた。改造されるくらいなら自爆する方がマシだ。ああ、わたしってば何
て運が悪いんだろう。でも仕方がない。舌の先で奥歯のキャップを外し、プラスティック
爆弾の起爆スイッチを力いっぱいに噛みしめた。
・・・
何も、何も起こらなかった。レベッカの歯が、スイッチの手前で止まってしまったのだ。
「…あががが…あがが…」
もはや、レベッカは自分の意思で口を動かすことすら、できなくなっていた。
「ダメだよぅベッキーお姉ちゃん。せっかく生まれ変れるチャンスなんだから。ほら、も
っと嬉しそうな顔をして。改造手術が終わったら、きっと生まれ変わったことに感謝する
んはずよ。そうそう。改造手術って、とおぅっても気持ちいいのよ!」
《いやぁ! 助けて! 誰か! 助けて!! お願い!!》
レベッカの心の叫びは、誰にも届かなかった。蝶の羽根を持った少女に付き添われたまま、
彼女の真っ白な裸体は、改造手術室の中へと消えていった。

404:BeeF
04/12/12 03:15:32 bOEawPhY
その頃、閃花はアジトの中枢区画に潜入し、内部構造を確かめながら移動を繰り返してい
た。彼女の主な任務は、“バズゥ”支配者の正体解明だった。だがどの区画にも、手がか
りになりそうなものはなかった。
シャドウアントを一体捕らえ、脳に鋒針を突き刺して尋問を試みた。閃花は鍼の極意も心
得ている。相手が人間ならば、これでペラペラ喋るはずであった。だがインセクトサイバ
ーの神経組織は人間のものとは異なるのか、脳が壊れただけで何ひとつ聞き出すことはで
きなかった。
ひょっとしたら、改造人間たちも自分たちの主人について、何も知らないのかもしれない。
それでも、彼女たちに命令を伝える経路がどこかにあるはずだ。いったいどこで、改造人
間たちは指令を受けとっているのだろう?
やむを得ず、閃花は上層に移動した。インセクトサイバーたちがたむろする場所を見つけ
れば、きっと手がかりが得られる。多少危険だが、仕方が無いだろう。
階段の陰に身を隠した閃花の後ろから、彼女を呼ぶ声が聞こえた。
「閃花、閃花!」
閃花は拳銃を抜いてキッ! と振り向いた。まさか、このわたしが後ろを取られるなんて。
険しい目でにらむ閃花の前に現れたのは、別行動を取っているはずのレベッカであった。
「閃花。無事で良かったわ。」
「…レベッカ。どうして合流するの。一網打尽にされないよう、別行動を取る手筈よ…」
「緊急自体なのよ閃花。ルイが連中に捕まって、改造されちゃったの。もう、ホントに運
の無い子なんだから!」
「ルイが…」
「そう。この先の改造手術室にいるわ。アサルトビーに改造されて、格段に手強くなって
いる。私だけじゃあ歯がたたないわ。だからお願い。手を貸して! あの子を楽にしてあげ
なければ!」

405:BeeF
04/12/12 03:16:29 bOEawPhY
「…わかった。」
レベッカの案内で、閃花はその階を先に進んだ。ふと、閃花はレベッカに問いかけた。
「レベッカ。どうして、香水がいつもと違うの。」
「…え? ああ今日はね。気分を変えてみたい時ってのもあるじゃない?」
「…そう。」
その答えを聞くや否や、閃花はレベッカの額めがけて強烈なパンチを繰り出した。
パアン! サイバーバスターが炸裂し、レベッカは地に沈んだ。
「工作員が、香水をつけるはず、ないじゃない…」
気絶したレベッカの姿が、徐々に別のものに変っていった。虹色に輝くボディを持った、
20代前半の東洋人の女性だった。背中には、玉虫色をした甲虫の羽根が生えている。
見たことのない、新タイプのインセクトサイバーだった。別の人間に化けることができる
改造人間。姿だけでなく、口癖や身振りのちょっとした癖まで、完璧にコピーしている。
腑に落ちなかったのは、インセクトサイバーが、閃花たち3人のことを既に知っていたこ
とだ。誰かが既に“バズゥ”の手に落ちたに違いまるまい。それがルイなのかレベッカな
のか。いずれにせよ、それまでの仲間もいったん改造されてしまえば明らかに敵だ。決し
て容赦してはならない。閃花はレベッカに化けたインセクトサイバーが案内しようとした、
改造手術室の前に立ち、用心しながらその扉を開いた。

406:BeeF
04/12/12 03:17:18 bOEawPhY
急造の改造手術室の中央、レベッカの身体は円形の手術台の上に、大の字に固定されてい
た。彼女の両側には、明滅する色とりどりのランプが一列に並び、奇妙な音を立てている。
3体のシャドウアントが手際よく、レベッカの脇、脇腹、太股、そして乳房といった、全
身の性感帯に電極を固定していった。乳首の奥めがけて、鋭い痛みとともに長い針がブス
リと差し込まれた。股間の秘唇が広げられ、皮を剥かれたクリトリスに電極キャップが被
せられた。
「い…いやよ…やめて…やめてってば!」
蝶の羽根を持った少女の合図と共に、全身の電極に鋭い刺激が走った。たちまち凄まじい
ばかりの快感がレベッカの肉体を襲い、彼女は全身を激しく痙攣させて悶えた。
「ア! ア! ア! やめて! やめてお願い! アアッ!!」
ガクガクと身体を震わせ、口から泡を飛ばしながら、レベッカは腰をくねらせて悶え狂っ
た。手術台の両脇にある遺伝子活性化光線も、激しい明滅を繰り返した。
シャドウアントが二人がかりで、レベッカの腰を押さえつけた。蝶の少女が太さ5センチ
ほどの蠕動するノズルを取り上げ、すっかり濡れそぼってグショグショになっているレベ
ッカの秘孔に、ズブリと押し込んでいった。
「アアッ! 痛いッ…アッ…アッ…アアアッ…アウッ…アウッ…!」
膣の最奥まで挿入されたノズルは、激しく蠕動しながら、レベッカの胎内に何かを次々と
注ぎ込んでゆく。気も狂わんばかりの快楽に、レベッカは腰を浮かせてリズミカルに振り
ながら、悩ましい嬌声を上げてあえぎ、よがり、悶えるのだった。
「…あん…あうん…はうん…んッ…んッ…あうンッ…はうッ…はうッ…はああんッ…」
26歳のレベッカは、もちろん処女ではなかった。だが彼女はここ15年以上も、男性と交わ
ってはいなかった。
9歳にして大学に入学した天才少女レベッカ・スウェンソンは、その人形のような美貌で
他の学生たちに可愛がられる一方、激しい嫉妬を一身に受けた。負けん気の強い少女は、
見下されないために大人ぶろうと努力した。彼女は大人の恋愛に混ざろうとし、幼女趣味
の男子学生のひとりに処女を捧げ、肉体関係を持つに至った。だが知識は豊富でも、人生
経験のほとんど無い少女には、大人の生々しい性愛は過酷なものだった。

407:BeeF
04/12/12 03:18:18 bOEawPhY
自分が愛されていると信じてはいたが、その実、彼女は単なる可愛いペットに過ぎなかっ
た。やがてレベッカは妊娠し、さらに中絶を繰り返した。そして10歳になった時には、彼
女はもう一生、子供を産めない身体になっていた。身も心も深く傷付いたレベッカは、以
後男性に対して心を閉ざし、恋愛を自らに禁じた。もっとも、ミス・パーフェクトに釣合
う男性など、この世のどこにも存在しなかった。ナイスバディの絶世の美女に成長したレ
ベッカを、男性たちはみな憧れのまなざしで見つめたが、声を掛ける勇気のある男性はほ
とんどいなかった。
哀れなレベッカは性の喜びを知らぬまま、年老いてゆく運命だったのかも知れない。だが、
その運命はこの日、大きく変転した。
子宮の奥に改造ナノマシンを注入される改造セックスによって、レベッカは、とうとう女
としての歓びに開眼した。もはや彼女には、思考する力は残されていなかった。ただただ
性欲に飢えた一匹の牝となり、少しでも快楽をむさぼり尽くそうと腰を振りながら、至高
の快楽にあえぎ狂っていた。
「…はうッ! …はうッ! …ああッ…あッ…あッ…あうッ! …あうッ! アアアッ!…」
《これが…これが改造手術なの!? …ステキ!…なんてステキなの!! …わたし、改造人間に
されているのね…何て、何て幸せなの! …もっと、もっとわたしを改造して!! …ああッ!!
…わたしってば、何て運がいいんだろう! こんな素晴らしい思いができるなんて! 最高
よ、サイコー!!》
レベッカの身体が、次第に青い色に染まってきた。乳房の周囲に、黄色と黒の同心円模様
が、くっきりと浮き上がってきた。
そして半時間後。手術台の上に横たわっているのはもはや諜報部員レベッカ・スウェンソ
ンではなく、“バズゥ”の命令通りに動く、蜂型改造人間の最新作であった。

408:BeeF
04/12/12 03:19:09 bOEawPhY
部屋に残っていたインセクトサイバーたちを一通り倒し、蜂女の姿のルイは、改造手術室
の設備をひとつひとつ確かめていた。改造された身体を元に戻す方法を見つけるためだ。
《ダメだわ。さっぱり仕組みが理解できない。これは何とかして、ベッキーに事情を説明
して見てもらわないと。けど、果たして今のわたしの姿を見て、信用してもらえるのかし
ら?》
ルイが途方に暮れていたその時、手術室の扉がバタンと開き、外から黒い影が飛び込んで
来た。
「閃花!?」
突然のことにルイは驚愕した。いや、驚いたのは閃花も同様だった。互いに見つめ合う一
瞬の呼吸の後、両の拳にサイバーバスターをはめた閃花が、ルイ目がけて襲いかかってき
た。
反射的に飛びのくルイ。
「違う! 違うのよ閃花! わたしは、改造されたわけじゃないの!」
閃花はいったん距離を取り、再びジャンプして着地した足を軸に旋転脚を放つ。身体を大
きくムチのようにしならせて、鋭いキックが飛んでくる。だが改造されたルイの肉体には、
それほどダメージを与えることができない。
「話を聞いて! 閃花! わたしは敵じゃないのよ!」
いくらルイが頑丈なボディになったとはいえ、本気になった閃花の戦闘力はかなりのもの
だった。次第にルイは、壁際に押されてゆく。必死でガードしているが、額にサイバーバ
スターを食らえばそれでおしまいだ。閃花のことだから、必ず自分にとどめを刺して、楽
にしようとするだろう。
とうとうルイは、壁際に追い詰められてしまった。閃花が肱のホルダーから、鋒針を取り
出した。本気で必殺の一撃を放つつもりらしい。
ルイは迷った。今のわたしなら、閃花を倒すことができるかも知れない。でも、そんなこ
とをしたら閃花が…!
閃花が呟いた。「さよなら…ルイ。」

409:BeeF
04/12/12 03:19:54 bOEawPhY
その時だった。ルイの背中の壁がクルッと回転し、ルイは突然隣の部屋へと投げ出された。
回転扉は再び元のように閉じ、ガンガンと閃花が壁を殴る音だけが響いてくる。
薄暗い部屋の床に倒れて呆然となったルイの前に、別の人影が現れた。
「…怪我はない、ルイ?」
「…ベッキー!?」
その声は間違いなく、レベッカ・スウェンソンだった。だが立ち上がって彼女の姿を見た
ルイは、再び呆然となった。
「えへっ。わたしも、ドジっちゃった。」
レベッカの肉体は、真っ青なボディに、黄色と黒の同心円模様の乳房を持った、蜂女のも
のだった。額からは真っ赤な触角が、背中には黄色い透明な羽根が生えている。ルイと同
じ姿、いやルイ以上に、インセクトサイバー化された姿だった。
「…じゃあ、ベッキーもあのタイツを?」
「そういうこと。今日は何て運が悪いの、わたしたち。…でも安心して。きちんとした改
造手術の設備さえあれば、元の身体に戻れるわ。」
「ほんと!?」
「任せて。でも、さっきの手術室は閃花に知られてしまったから、もう使えないわね。」
「それなら大丈夫よ、ベッキー。このフロアには改造手術室があと2つあるの。いちばん
小さくて警備が手薄だったのがさっきの部屋。もっと設備が整った部屋が他にあるわ。警
備は厳重だけど、今のわたしとあなたがいれば、きっと突破できるはずよ。」
「よし、それでいくわ。」
レベッカは悪戯っぽくウィンクした。ルイもサムズアップでそれに応えた。だがルイは、
陰でレベッカが妖しい笑みを浮かべたのには、ついに気付くことがなかった。

410:BeeF
04/12/12 03:20:47 bOEawPhY
それから10数分後。一度に30人を改造できる巨大な手術室の中を、2体の蜂女が暴れ回り、
あっと言う間に制圧してしまった。床に倒れた十数体の改造人間たちを一箇所に集めて片
づけた後、レベッカが肩で息をするルイに向かって優しく言葉を掛けた。
「ルイ。あなたから先に手術台に乗りなさい。人間への再改造はすぐに終わるわ。」
ルイはバックパックやベルトを外し、勧められるままに手術台の上に横たわった。レベッ
カはルイの手足を、手術台に次々と固定していった。
「どうして、手足を固定するの?」
「暴れて、手術台から転げ落ちたりしないようによ。」レベッカはクスリと笑った。
次いで手際よく、レベッカはルイの全身の性感帯に、電極を取りつけていった。手術台の
両脇に遺伝子活性化光線の照射装置をセットし、機械のスイッチを入れた。
「…あ…何よこれ…何…この気持ちいいの…あ…あッ…ああッ…アッ…アッ…」
ルイは身体を硬直させて、身体を貫く奇妙な快感に抵抗した。レベッカは改造ノズルを取
り上げ、ルイの股間の秘裂を押し広げて秘芯の位置を確認した。
「あら? ルイ、あなた…まだ処女だったの?」
ルイは顔を真っ赤にした。「わ、悪い!?」
レベッカは微笑んだ。
「そうじゃないわ。処女だったら、最初から至高の快楽を味わえるわけだから、幸せだな
ぁって思ったのよ。もっとも、完全な蜂女になった後は、そんな快楽が毎日味わえるんだ
けどね。」
その言葉を聞いて、ルイの心臓は凍りついた。
「え…ベッキー! いま、何て言ったの!?」
「あなたはこれから、本改造を受けて完全な蜂女に生まれ変るのよ。」
そう言ったレベッカの顔は、優しく微笑んでいたが、悪魔のような邪悪さに溢れていた。
「ベッキー! あなた、一体!?」
「わたしはもう、ベッキー・スウェンソンじゃないわ。“バズゥ”のために奉仕するイン
セクトサイバー、改造人間・蜂女なの。」
そう言ってレベッカは、妖しく微笑みながら大きく羽根を広げ、空中に浮き上がった。

411:BeeF
04/12/12 03:21:41 bOEawPhY
「ちくしょう! 放して! 放してよ! ここから放して! お願い!」
「ダメよ。あなたはこれから、蜂女に生まれ変わるのよ。」
ルイは目の前が真っ暗になった、やがて覚悟を決めて、奥歯のプラスティック爆弾で自爆
しようと試みた。だが、どういうわけか爆発が起こらない。
「無駄よ。あなたが身につけた改造タイツには、爆発物を取り除く力があったの。」
ふわりと着地したレベッカが、ルイの秘唇を押し広げ、膣孔目がけて勢いよく改造ノズル
をブスッ! と挿入した。鮮血が飛び散り、ルイの処女膜が破られた。
「…痛い! 痛い痛い痛い! やめて! 痛いッ! …アッ! …アアッ…あッ…あッ…」
破瓜の鋭い苦痛に続き、凄まじい快楽がルイの全身を押し包んだ。生まれて初めて味わう
性の快楽に、ルイは身体を激しく痙攣させて悶えた。
その時。
バタン!! 大きな音とともに、手術室の扉が開いた。一瞬我に返ったルイが見たものは、鋭い
目つきで対峙する、レベッカと閃花の二人だった。
恐いまなざしでレベッカをにらみつけながら身構えている閃花の両の手には、3本ずつの
鋒針が握られていた。確実にとどめをさすつもりなのだ。一方のレベッカは妖しく笑いな
がら、両腕と羽根を広げて閃花を挑発している。レベッカの乳首がピクピク痙攣している
のは、毒針の発射準備をしているのだろう。
不意に、閃花がジャンプした。レベッカは閃花の一撃を間一髪でかわすと、床を大きくポ
ン、と蹴った。たちまち床に大きな穴が開き、レベッカは着地した閃花もろとも、奈落の
底へと落ちていった。
その光景を、ルイは夢見心地で眺めていた。二人が地下に消えると、ルイはもう、二人の
ことを考えるのはやめた。今はただ、この快楽を味わっていたい。全身を包むこの素晴ら
しい快感を、とことんまでむさぼりたい。ルイにはもう、インセクトサイバーに改造され
ることの嫌悪も恐怖もなかった。改造手術! 何て素晴らしいんだろう。わたしは今、改造
手術を受けて蜂女にされてゆく。ああっ、幸せ。もっと、もっとわたしを改造して! 蜂女
にして! お願いッ!
「…ああン…ああン…はうッ…はうッ…ステキ! …ステキよ! …アアッ…アアッ!」

412:BeeF
04/12/12 03:22:34 bOEawPhY
真っ暗な空間の中で、閃花は意識を取り戻した。蜂女に改造されたレベッカの姿は、もは
やどこにも見当たらない。フラフラと立ち上がった閃花は、この空間に出口はないのか、
五感を集中させて捜し回った。だが、どこまで歩いても壁に到達しない。この空間がどれ
だけの広さがあるのかすら、うかがい知ることはできなかった。
レベッカは既に、完全な蜂女に改造されてしまっていた。ルイもあの分だと、既に改造さ
れているのだろう。もはや残された工作員は、自分ひとりだ。何としても、最低限の任務
は果たさなければならない。そのためには、何とかしてここから脱出しないと。
不意に、目の前に人影が現れた。レベッカでもルイでもない。30代半ばの、偉丈夫の男性
だ。
「…黄(ウォン)…師匠…?」
それは、香港の犯罪組織・夜龍(イエルン)の幹部のひとりであり、閃花を一流の暗殺者
に育てた男、黄輝鳳(ウォン・ファイフォン)であった。
「…閃花。元気だったか?」黄は、閃花に向かって微笑んだ。
閃花は身構えた。
「…馬鹿め。黄師匠はとっくの昔に死んだ。お前は偽者だ。さっきのレベッカと同様、改
造人間が化けた偽者だ!」
「…偽者かどうか、そなたの拳で確かめて見るがいい。」
「上等!」
ジャンプした閃花は黄の前に着地すると、素早く旋転脚を繰り出した。それがかわされる
と、そのまま一回転しながら後ろ旋転脚に切り替え、一撃を黄に放った。
黄はクロスした両腕で閃花の蹴りを受け止めた。気合いとともにそれを跳ね返すと、体勢
を崩した閃花目がけて、掌底の激しいラッシュを見舞った。
両腕でガードしながら、たちまち押されてゆく閃花。一瞬の隙をついて足払いを仕掛けよ
うとしたが、逆に軸足を払われ、肱の強烈な一撃を脇腹に受けた。
「…ウ…グッ…」
「どうした。まだ来るか閃花!」
脇腹を押さえながら立ち上がった閃花は、ポロポロと涙を流しながら黄に訴えた。
「師匠! …なぜ、なぜ今頃になって、現れるのですか!?」

413:BeeF
04/12/12 03:23:12 bOEawPhY
黄輝鳳は、閃花にとっては拳の師匠であると同時に、大恩ある存在だった。華僑の名家に
生まれた閃花は、両親の死後12歳の時に、一族の後継者争いに巻き込まれ、叔父に全財産
を巻き上げられたあげく売春窟に身売りさせられた。毎晩、野卑た男たちに肉体をむさぼ
られる地獄の毎日から救い上げてくれたのが、彼女の才能を見いだした黄だったのだ。
地獄の生活の中で感情を失っていた閃花は、3年間の修行を経て、超一流の暗殺者へと成
長した。感情を持たぬ戦闘マシーン。それが閃花の評判だったが、閃花は黄にだけは人間
らしい感情を露わにした。黄は閃花にとって師匠以上の、まさに神のような存在であり、
自分の存在意義の全てであった。
「閃花。そなたは、私の最後の言葉を忘れたのか?」
忘れるはずがない。夜龍が壊滅し、炎に包まれた館の中で、虫の息の黄は閃花の手を握り
締め、こう言ったのだ。
『…復讐は考えるな。そなたは、もう自由だ。』
「閃花。今のそなたは自由になったと言えるのか! 暗殺者から諜報部員に転身したものの、
相変わらず心を閉ざしたままの日々。そなたには、もっと明るい未来が待っていたはずだ
ぞ!」
閃花はボロボロ涙をこぼしながら、拳をギュッと握り締め、こう訴えた。
「しかし師匠! わたしには、わたしには、こんな生き方しか、できそうにありません!」
黄は閃花の肩に手を掛け、優しく諭した。
「なあ閃花。そなたは一度死んだのだ。死んだつもりで、やり直せばいいのだ。新しい自
分に生まれ変わって、自らの心を解き放つのだ。」
「師匠! でもわたしには、どうやれば生まれ変わることができるのか、わかりません。」
「閃花。ならば私に、身を預けてみるか? 今日、今までのそなたは死ぬ。そして、新たな
自分に生まれ変わるのだ。」
「…はい、師匠!わたしは、師匠にわたしの全てをお預けいたします!」
閃花はそう言って、黄の胸に飛び込んでいった。黄は閃花の華奢な肩を、優しく抱きしめ
た。チクリ! 何かが閃花の首筋を刺した。
「ウッ…!」
閃花は、黄に抱きしめられたまま、意識を失った。

414:BeeF
04/12/12 03:24:04 bOEawPhY
…そこは、そう広くもないありふれた部屋の中だった。閃花は、虹色に輝くボディを持っ
た甲虫型改造人間、イミテートジュエルビートルの一体に抱きかかえられていた。その背
後には、ドリームバタフライと、ヒプノシーケイダが二体ずつ控えていた。都合5体のイ
ンセクトサイバーたちのコラボレーションによって、“バズゥ”は閃花をようやく手中に
納めたのであった。
「…まったく! 苦労させる子だわ。」
乳首から催眠針を放ったのは、蜂女に改造されたレベッカであった。レベッカはクスリと
笑って
イミテートジュエルビートルから閃花の身体を受け取り、改造手術室へと運んだ。
全裸にされた閃花が、改造手術台に大の字に固定されてゆく。全身の性感帯に電極をセッ
トされ、電気パルスで充分に潤った閃花の膣孔めがけて、レベッカは改造ノズルを挿入し
た。
「ウッ…アアッ…アア…ハァ…ハァ…ハァ…アウッ!…アウッ! …アアウッ!」
たちまち顔を紅潮させて、閃花は改造手術の快楽に飲み込まれていった。
閃花の隣の手術台では、完全な蜂女として生まれ変わったルイが、妖しく微笑みながらゆ
っくりと身を起こした。自分の膣孔奥深く挿入された改造ノズルを、ゆっくりと引き抜き、
したたり落ちる粘性の液体を舌を伸ばしてからめ取った。心ゆくまで改造ノズルの先端を
しゃぶったルイは、艶めかしく乳房を揉みしだきながら立ち上がり、羽根を大きく広げた。
「…ウフフフフッ。わたしは、“バズゥ”の改造人間・蜂女。ウフフフフッ!」
改造手術を受けている閃花の乳房に、黄色と黒の同心円模様がうっすらと現れた。閃花は
腰を激しく振りながら、全身をくねらせて改造手術の快楽に身を委ね、新しい自分へと生
まれ変わっていった。
「…あン…あン…あううン! …はあッ!…はあッ! …あううッ! …ああンッ!…」

415:BeeF
04/12/12 03:24:45 bOEawPhY
同じ日の午後5時。予定通り神の鳥島の上空を通過しながら、飛空バックパックを投下し
ようとした輸送艇は、島の中央から凄まじい勢いで上昇してくる、3つの物体に遭遇した。
「…な、何だあれは! は、は、蜂女だぁッ!!」
機長と操縦士はパニックになった。飛行中の輸送艇は、3体の蜂女によって取り囲まれて
いたのだ。一体は金髪、一体は長身の黒髪ロングヘアー、そしてもう一体はショートカッ
トで小柄な蜂女だった。
蜂女たちは自分の乳房を両手で掴むと、乳首を輸送艇の方に向けた。鋭い針の群れが一斉
に放たれ、輸送艇の外壁は文字通り蜂の巣になって、爆発炎上し太平洋に落下した。

その直後。北太平洋上に停泊していた米国海軍のニミッツ級原子力空母“ビルクリントン”
は、突然現れた黒雲にすっぽりと覆われた。黒雲の中からは激しい怒声、悲鳴、銃声が響
いていたが、やがて完全に沈黙した。

それから1時間後。午後7時。世界中のTV放送は、謎の電波によって全てのチャンネル
が乗っとられてしまった。TV画面に映し出されるのは、どのチャンネルをひねっても、
美しい3体の蜂女の姿だった。
蜂女たちは、冷たい声で人々にこう宣告した。
「全ての人類に告ぐ! 我々は、昆虫人間帝国“バズゥ”。人類の上に立つ者だ。今から24
時間以内に、全人類は我々“バズゥ”に対し全面降伏せよ。素直に降伏するならば、我々
の奴隷としてこの地球上に生存することを許可しよう。もしも拒むならば、大虐殺がお前
たちを待っている。既に我々は、米国の原子力空母を襲撃して水爆を手に入れた。我々に
敵対するいかなる兵力も、我々は即座に手中にすることができる。一切の抵抗は無駄であ
る。繰り返す! 明日の午後7時までに、全人類は我々“バズゥ”に対し全面降伏せよ!」
全世界で、凄まじいパニックが巻き起こった。だがそれは、これから始まる地獄絵図の、
ほんのプロローグにしか過ぎなかったのだ。
                                  (おわり)

416:名無しより愛をこめて
04/12/12 03:53:16 v4IjhHHK
ワンパターン

417:名無しより愛をこめて
04/12/12 06:05:03 Ry68ZUsq
確かにそうだが、偉大なるワンパターンでは?

418:名無しより愛をこめて
04/12/12 12:18:36 uVwmAMQt
「オニャノコ登場」→「罠にかかる」→「改造手術」→「怪人化」

この大枠は変えられないんだから、ワンパターンになるのは仕方無いだろ?

419:名無しより愛をこめて
04/12/12 19:21:47 7fl0pbUj
お試しでつ
URLリンク(akm.cx)

420:名無しより愛をこめて
04/12/12 22:17:34 7evtg2y9
>>419
待望の絵師さんキタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
禿しくGJ! 特に胸のハートマークがカワ♥イイ。

>>416-418
BeeF氏のSSは、結果が見えているお約束展開の中で、そのディテール描写を楽しむべき
ものだと個人的に思うので、ワンパターンうんぬんを議論しても始まらないと思う罠。

421:名無しより愛をこめて
04/12/13 02:46:56 5NjueLx4
だけど人類破滅のオチ方向ばかりじゃチョット・・・

422:292
04/12/13 03:38:00 g2/S4XlD
Beefさま
遅くなりましたが、堪能しました
お疲れさまです

423:名無しより愛をこめて
04/12/13 04:00:17 DuYO7dxz
>>420
そのディテール描写とやらも…。

424:名無しより愛をこめて
04/12/13 05:10:50 xtUCDffo
BeeFさんの「改造ノズル」も悪くないけど、個人的にはやっぱ白い柔肌に冷たいメスが襲う・・・
てのが萌え(つーてもグロは勘弁なので、この辺の匙具合は難しいが)。

自分ではSS書きもしない癖に文句だけ一丁前ですんません・・・
絵なら少し描けるのでその辺で参加してみようかなと思ったり。

425:名無しより愛をこめて
04/12/13 09:44:01 o+b6ufg9
このスレ専属のSS職人さんに飽きてきたのなら、
ネット上から萌えるおにゃのこ改造SSを漁ってきて貼って欲しい。

426:名無しより愛をこめて
04/12/13 18:13:50 03w34PKE
>>425
良質な物件を知っているがお前の態度が気に入らない(AA略

427:名無しより愛をこめて
04/12/13 18:46:51 gAuz5mIz
蜂女とバトル中に穴に落ち、脱出したいんだが互いに傷を負っていて単体では脱出不可。
敵同士、さーどうする?

なんてシチュをキボンヌ。

428:名無しより愛をこめて
04/12/13 19:06:50 tMkmenlW
それじゃスレタイ無関係やん

429:名無しより愛をこめて
04/12/13 19:47:13 6UlVXPN0
じゃ、傷を負った怪人と一緒に穴に落ちたのは普通の女性で、怪我は負わなかったが自力で脱出は出来ず。
助かるために一時的に蜂女になるよう提案され、初めは拒否するが結局同意し共に脱出。
元の怪人は穴から出るとコソコソと逃走。
一人残されて途方に暮れた女は正義の味方を発見して助けを求めるが、
怪人と誤解されたまま抵抗も出来ず正義の味方に飛び蹴りされてあぼ〜ん。

なーんてな。

430:名無しより愛をこめて
04/12/13 20:04:46 gAuz5mIz
んだって、ムカデ男とは穴に落ちたくはないもの。
蜂女だから一緒に穴に落ちたいのだ。

431:名無しより愛をこめて
04/12/13 22:53:05 KS5nlkGG
>>424
今度は絵師さん候補キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
ぜひともうPお願いします!!

>個人的にはやっぱ白い柔肌に冷たいメスが襲う・・・
前スレ525氏のSSがそれなんじゃないかと思ったりする。
改造後はグロくなるけど。

432:BeeF
04/12/13 23:54:57 YwtZmkS7
>>357,372
上村美也&花園女子大登山部メンバーが改造される話、書こうと思えば書けないことは
ないですよ。
ただ、SSの作風に関してはクライエント側の好みもあると思うので、改めてご指名を
受けたら、書かせていただくことにします。
他のSS作家さんのご執筆がお望みであれば、そちらにお譲りしようと思いますので。

>>421
PRIME氏や前スレ325氏が、正義側に立ってSSを執筆しておられるので、差別化のため
に漏れはあえて、悪側に立ってSSを書いてますからねぇ。
(と言っても、TVゲームで悪側に立ってプレイするような感覚なんですが)
人類の敗北=悪側にとってのハッピーエンドで終わるのは、そりゃ仕方が無いですよ。
あと『蜂女に改造されることで、女性が様々なくびきから自分を解放する』という裏の
テーマがあるので(ラストシーンが空を飛ぶところで終わることが多いのはそのせい)、
この方向性は“決して”変えることができません。あしからず。

>>424
イラストUP、ぜひぜひ期待いたしております!
外科改造手術、書けないことはないので次回以降、試みてみますね。

433:名無しより愛をこめて
04/12/14 02:30:41 5OF9LONT
>>432
Beef様、是非是非、上村美也と花園女子大登山部の改造ストーリーを希望いたします。
自分にとって、上村美也は蜂女と並ぶ最高の改造ヒロイン(?)です。
貴兄のペンによって鬼畜度、エロ度、悲劇度満点の女性怪人にしてあげて下さい。
出来れば、ネオショッカーの改造手術はレーザーメスで行われていましたが、そこはそれとして、怜悧なメスで彼女の
白い肌を、異形の蠍女にしてあげていただければと希望します。


434:名無しより愛をこめて
04/12/14 11:16:30 /rV1cd8R
>>433
私も希望します!
蠍女、いいですね!

435:名無しより愛をこめて
04/12/14 18:55:28 PTv57noP
URLリンク(yaplog.jp)

436:名無しより愛をこめて
04/12/14 19:33:21 Nky2KBjI
>>435
改造人間かどうかは微妙だが、女怪人であるのは間違いない!

437:名無しより愛をこめて
04/12/14 23:13:10 CLKvj7Mv
昔『ピンキーパンチ大逆転』で松本伊代が
山田邦子のマッドサイエンティストにつかまって
怪人か何かに改造されかけてるシーンを見た気がする
(台に固定されて、顔にくま取りが出来はじめている)
萌え要素はほとんどないし、いまさら映像を見たいとも思わないけど
一応データとして報告

438:BeeF
04/12/15 00:39:28 HlmnSwZy
>>433-434
それでは、執筆してみることにします。
今までのリクエストを総合してみると、
 (1) サソランジンのデザインは女怪人らしくセクシーなものに変更
 (2) 改造方法は光線照射ではなく、肉体を切り刻む外科手術に変更
 (3) 改造前の、ゼネラルモンスターとの関係を描写
 (4) 仲間の登山部員は全員女アリコマンドに改造。
 (5) オリジナルの映像にこだわらず女改造人間の悲劇を描写。エロ度と鬼畜度の高い話に。
といったところでしょうか。書き終えるまでにしばらく時間がかかろうかと思いますので、
その間、別の改造談義に花を咲かせておいて下さい。
(432のレスアンカー、>>357>>356の間違いでした。433=356氏ですよね。すみません。)

439:PRIME
04/12/15 01:47:27 dC5hU4kN
皆さん、お久しぶりです。PRIMEです。ご無沙汰していました。このたび勝手に謹慎を解いて戻ってまいりました。
この1ヶ月間自分の犯した過ちについて色々考えました。そして自分が以下に死者を冒涜していたのかと言うことを改めて思い知り後悔とザンゲの日々を送ってきたつもりです。
しかし、BeeFさんを始めとするここのスレの皆さんの温かい声を聞きもう一度チャンスを与えていただきたく恥ずかしながら戻ってまいりました。
また新たな気持ちでここで書き込んでいきたいと思います。どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。

440:名無しより愛をこめて
04/12/15 02:29:51 uqOHK2UV
あ、PRIMEさんだ。SSの続きよろしくお願いします。
言っちゃ悪いけど最近BeeF氏ばかりが書かれているので、ちょっと食傷してました。
ぜひスレに新風をもたらして下さい。

それから前スレ325氏、SSの続きが読みたいです。ご多忙だろうとは思いますが、
可能ならまたUPをお願いします。

441:名無しより愛をこめて
04/12/15 02:55:07 7j7/JAk/
そういえばごじらと戦ったビオランテってゴジラとバラと沢口靖子様の
細胞で合成した怪獣だから巨大女怪人とか沢口靖子の改造人間といっても
差し支えないような気がする。

ある意味最強の怪人だ。


442:名無しより愛をこめて
04/12/15 03:54:29 sGPQwc5u
こ の ス レ 見 る の 疲 れ る ん だ よ ! ! 


443:名無しより愛をこめて
04/12/15 04:27:29 2+8W2grj
>>442
だったら(・∀・)カエレ!

444:名無しより愛をこめて
04/12/15 08:56:21 Syk3Z3/I
E=MC2のクリスタルローズの妖女虫化って、改造なんだろうか寄生になるんだろうか?

445:名無しより愛をこめて
04/12/15 09:38:01 pfURJQo5
>>444
E=MC2って何? ぐぐってもイラストレーターの名前とか、
アインシュタイン関係のサイトしか出てこないのだが・・・

446:名無しより愛をこめて
04/12/15 16:46:42 11s5eZzA
BeeFは自分のホームページあるんだろ?
なぜ全く同じSSを長文で連続投下してんの?
リンク張りゃいいじゃん。
これじゃあまったり情報交換なんてできやしない。

447:名無しより愛をこめて
04/12/15 16:48:46 u1I4Q/M2
>>446
前スレの住人の誰だったかが、まずこのスレで発表してから
サイトに書いてくれと注文を出して、それに従うと言ってた。

448:名無しより愛をこめて
04/12/15 17:20:45 h+3Sgp2p
エロSS発表したけりゃエロパロ板でやれよ。

449:名無しより愛をこめて
04/12/15 18:55:30 zc2cfycp
出たな怪人自治オバ!

450:名無しより愛をこめて
04/12/15 19:50:49 OS6kQbe7
>>445
URLリンク(rose.zero.ad.jp)
「E=MC^2」もしくは「抹茶(背景色から)」と呼ばれることが多いから覚えておくといいよ。

451:名無しより愛をこめて
04/12/15 23:51:10 X4ynqP7U
なんか荒れ気味だが、みんなマターリ汁。
現在このスレはSSの発表がメインになってるから、そのこと自体議論しても
水掛け論にしかならん。雑談したいという香具師の気持ちもわからんではないが、
この流れを変えるのは無理だろう。スレの分割が必要なんじゃないか?

確かこの板はスレの容量制限が550KBくらいで(正確な数値は忘れた)、
それ以上の書き込みはできなくなってしまうが、現在このスレの容量は
確かめてみたら450KBほどだった。つまり単純計算で、あと100レスほど
したら、次スレを立てなければならなくなるわけだ。

その時に、改造マターリ雑談スレと、改造SS萌え萌えスレに分割でもすれば
いいんじゃなかろうか。

452:PRIME
04/12/16 01:02:34 bJjLcq4P
スレの分割ですか。ここ最近BeeFさんを叩くレスが多いですがそのほとんどが荒らしに近いものですね。だからそんな奴らのためにわざわざスレを分割することもないと個人的には思うのですけどね。
ここが現在荒れているのは一部の心無い連中が勝手にほえているだけだからそういう輩は基本的に無視して今までどおりやっていくってわけにはいかないんですかね。
個人的には分割せず今までどおりやっていきたいのですが。何よりもここのスレも前スレもBeeFさんがいなければ寂れていたと思うんですけどね。

453:PRIME
04/12/16 01:17:55 bJjLcq4P
ところで今日はここ1ヶ月のいろんなレスやSSについて個人的意見を述べてみたいです。
まず前スレ325さんのSS。これは展開が読めないと言うのが現時点の正直な感想です。手術台の女性は誰なのか?自分はマグナサイバーだと思ってますが。
また岩井の隠れ家にいたはずの香織がなぜサイバーの基地にいたのか?色々謎めいていて頭が混乱しています。早く続きを読みたいものです。
そして>>276さんレスにあったの飯田圭織をくも女に改造というアイデアはなかなか秀逸だと思います。
これはただ単に自分がハロプロが嫌いだからその嫌いな女が改造人間にされてあぼーんされるのを喜んでいるだけですが。
ハロプロといえば安倍なつみ。現在の彼女なんか改造人間にできそうですね。盗作騒動で芸能界を追われたなつみは悪の組織に拉致される。
言葉巧みに自分を追い出した芸能界への復讐を持ちかけられそのために改造人間になることを決意する。なんてのを妄想していました。ちなみに改造モチーフはコピー機です。
コピー機、その心は複写つまりパクリつまり盗作と言うこじつけからですが。(^^;
ところで12日の朝日新聞の本の紹介コーナーで「黙って行かせてという本の紹介がありました。
これはナチスの看守を母親に持つ女性がその母を訪ねるというノンフィクションの本です。
朝日新聞の記事によると母親は看守時代のことを自慢げに語ると言う最低の女でした。そこに人体実験の様子が少しだけありました。
この紹介記事を読んで思ったことはやはりナチスではサイボーグの研究もしていたのではと言うことでした。
そしてナチスには当然こういった女看守は他にもいたわけです。この女看守みたいな女を改造人間にしてあぼーんしてやりたいなと言う思いも持ちました。
以上個人的見解でした。


454:名無しより愛をこめて
04/12/16 01:44:24 /ThPZ8VS
PRIMEさん、ハロプロ好きな人が読んだらどう思うか、考えてから書き込みした方がいいと思うよ。

455:名無しより愛をこめて
04/12/16 03:34:00 L1kgDCME
すぐに馬脚をあらわしたな。

456:名無しより愛をこめて
04/12/16 04:12:54 HzKuCVin
>>453
ここはお前の日記帳じゃねぇんだ
チラシの裏にでも書いてろ。な?

457:名無しより愛をこめて
04/12/16 05:22:07 7V7DCpyS
>>454-455
謹慎のときのネタとは重みが違いすぎるだろ?

謹慎につながった「越えてはならない一線」はあるにせよ、
もともと「鬼畜系の話をオトナの距離感で楽しむ」という
スレなんだから(・・と自分は理解している)
そういう配慮をし出したら何も書けなくなるよ

458:名無しより愛をこめて
04/12/16 05:40:11 qHFefUJx
>>451
分割されたスレにロクなのはないと思うのだけど

459:名無しより愛をこめて
04/12/16 06:43:00 /ThPZ8VS
>>457
いや、それでもPRIME氏にはもうちょっと、読む人への配慮が必要な気がする。
これが、ことさらに自分の内面の好悪をさらけだした文章じゃなく、いきなりSSの体裁を取って
発表されたのであれば、誰も何とも思わないし、受け入れられるのにと思うよ。
276みたいに、安倍な罪をコピー機女に改造して次々と違法コピーを世に送り出し、世の中を混乱
させるようなSSをいきなり発表したのなら、時流に乗ったSSなんだなぁということで楽しめる。
(エイベックスのCCCDに反感を持っている人々が共感するような派生効果も生み出したりして。)

460:PRIME
04/12/18 00:56:52 IzE1QDvr
私の書き込みに色々ご意見があるようですね。
中でも>>459さんのご意見は結構参考になりました。そういう点でいうと私はまだまだ脇が甘いですね。
まあこれ以上言っても水掛け論にしかならないのでSSの続きを貼り付けさせていただきます。
久しぶりだから感覚が戻ってないのが気になりますが…。

461:PRIME
04/12/18 01:09:05 IzE1QDvr
「ねえ天野さん」昼休み、早苗はひなのから声をかけられる。
「石川さん、私に何か用?」早苗は日頃から快く思ってないひなのに対しそっけなく返答する。
「あさって私の家でパーティを行うの。あなたにもぜひ来て欲しいわ」ひなのはそう言うと早苗に招待状を渡した。
「パーティって一体何のパーティなの?」早苗はひなのに聞く。
「クラスの皆と親睦を深めるためのパーティよ。面白いパーティがあるから是非いらしてね」ひなのはそう言うと早苗の下を立ち去り他のクラスメートにも招待状を渡して回った。早苗は怪訝そうに招待状を見つめた。

放課後、早苗は姉の千鶴がバイトしている喫茶店「ブラッカー」に向かう。
「こんにちは」ブラッカーのドアをあけて早苗は声をかける。「あら早苗、どうしたの?」姉の千鶴が声をかける。
「うん、お姉ちゃん。これを見て」早苗は千鶴に招待状を見せた。「あら、石川ひなのって子の家でパーティ?石川さんって早苗がいつも話しているあの子でしょ?」千鶴は早苗に聞く。
「うん、なんかクラスの親睦を深めるためのパーティだってさ。でも私この子あまり好きじゃないの。なんかあまり気乗りしないなあ」早苗はそっけなく言う。
「早苗、そういうこと言うもんじゃないわ。せっかくお友達がパーティに誘ってくれたんだから。でもパーティに行くなら服を買わないと。お姉ちゃんが服を買ってあげようか?」千鶴は早苗に持ちかける。
「早苗ちゃん、よかったなあ」姉妹の話を脇で聞いていたおやっさんが笑顔で早苗に言う。
「うん、お姉ちゃんありがとう。お姉ちゃん大好き」早苗はそう言うと千鶴に抱きついた。「もうこんな時ばかり大好きだなんて。現金なんだから」千鶴は苦笑いをする。
「はっはっは」天野姉妹のほほえましい光景を見ておやっさんや川島貴司も笑っていた。
しかし、その中で啓介だけは招待状を見て浮かない顔をしていた。

462:PRIME
04/12/18 01:25:37 IzE1QDvr
「面白いパーティがあるから」は「面白いショーがあるから」の間違いでした。すみません。

「啓介、何浮かない顔しているんだ?」おやっさんが聞く。
「ええ、おやっさん。ちょっと話があるんです。川島も来てくれ」啓介は二人を店の奥に連れ込む。店の奥は悪の軍団ジャマーと戦うための秘密基地になっているのだ。
「啓介、話ってなんだ?」おやっさんが尋ねる。
「ええ、実はこの石川ひなのって子は以前何度かあったことがあるんです。親父狩りグループのリーダーとして、そして確証はないんですが彼女からジャマーの気配を感じたんです。この招待状にはなんとなくジャマーの罠を感ずるんです」啓介は二人に話す。
「啓介、そりゃ考えすぎじゃないのか?」貴司は啓介に言う。「ああ、そうならいいんだけどな」啓介も答える。
「しかし、この子がジャマーの手先だとしたら早苗ちゃんをパーティにいかすのは問題だな。どうする?」おやっさんは腕組みをして思案する。
「早苗ちゃんに発信機を取り付けて監視したらどうだろうか?これを見てくれ」貴司が二人に小指くらいの大きさの発信機を見せる。
「これはICPOで開発された新型発信機だ。靴のかかとに仕込んでおいて100回かかとが地面に着いたら自動的に発信する仕組みになっている。これならスイッチを入れる作業をせずにすむから怪しまれることもない」
「よし、じゃあこれを早苗ちゃんの靴に取り付けよう」啓介はそう言うと靴を買いに街に出た。
1時間後、ヒールを購入した啓介はおやっさんと貴司にヒールを見せる。貴司はヒールのかかとの部分に発信機を仕込む。「よし、これで完了だ」
そこに天野姉妹が戻ってきた。「お姉ちゃん、洋服ありがとう」早苗は無邪気に言う。千鶴も姉らしいことができて嬉しそうだった。
「早苗ちゃん、これは僕たちからのプレゼント」啓介は早苗にヒールを手渡す。「うわあ、可愛い。啓介さんありがとう」早苗は有頂天になった。

パーティ当日、おやっさんが運転するワゴンで早苗は石川家に送られた。ワゴンには貴司や千鶴も同乗していた。
「早苗ちゃん、パーティを楽しんでおいでよ」おやっさんが声をかける。しかし、どことなく重苦しい顔つきだった。
「うん、マスターありがとう。じゃあね」早苗はそう言うと石川家邸宅に姿を消した。

463:名無しより愛をこめて
04/12/18 22:01:11 xtpHaXqe
さ あ 、 も り あ が っ
                  て
                     ま
                       い
                         り
                          ま
                           し
                           た



464:名無しより愛をこめて
04/12/19 19:32:26 n7jgf+0S
む?続くのかなこのスレ

465:名無しより愛をこめて
04/12/19 23:40:15 +hC+SysE
世に改造のネタは尽きまじ。オニャノコ改造スレはまだまだ続くよー!

466:名無しより愛をこめて
04/12/20 00:00:12 6HlEpr/h
ネットで見つけたサイトをひとつご紹介。
仮面ライダー1号のSSサイトなんだが、滝和也の恋人が蜘蛛男に拉致されて
蜂女に改造され、死神博士の愛人にされているというネタが進行中。
URLリンク(blog.livedoor.jp)

467:前スレ325−20
04/12/20 00:21:49 OFkCIF3q
香織(うぐっ、うぐぐぐうううっ)
電撃を体に受け、全身を拘束されながらものたうつかおり
口のギャグボールからは、苦悶の唸り声とともに涎も飛び出す
マグナ「さあ、どうする。電圧をもっと大きくしてやってもいいのだぞ」
スピーカーからの声に呼応するかのように、香織の悶え方がさらに激しくなる
電極は女の最も敏感な最奥を狙って、下半身に集中しているのだ
香織(うううううっ。あぐっ、あぐあぐっ)。
エビぞりになり、涙と汗にまみれた顔を
Fと岩井に向け、目で助けを求める。
マグナ「あははは。この女の子宮はもうじき裂ける。
2度と子供の産めぬ体にしてやる。あははははあ」
2人の目の前で苦痛に狂う香織、それに合わせるかのように
マイクの向こうで狂った笑いをあげるマグナ。

468:前スレ325−21
04/12/20 00:24:22 OFkCIF3q
Fと岩井の2人は冷静になった。
岩井「ファイター、やるか?」
F「ええ、援護をお願いします」
岩井のショットガンが火を吹き、スピーカーが吹っ飛ぶ。
それと同時にFの手刀が電線を斬る
F「さあ、早く!」
半裸に皮のボンテージ姿の香織を抱えたFと岩井が
飛び出したとたん、建物は爆発した。


完全に焼け落ちたサイバーアジト・MH551の傍ら
五郎「大丈夫か?」
五郎の上着を羽織った香織に言葉をかける。
ショックが大きいのか、茫然として言葉少なな香織。
痛む鳩尾を押さえてうずくまる。
五郎「僕はもう少し、この焼け跡を調べてみます」。
岩井と香織を残し立ち去る。



469:前スレ325−22
04/12/20 00:27:18 OFkCIF3q
香織「申し訳ありません。私のためにお2人を危険に…」
岩井「……」。険しい表情の岩井。
彼女への怒りのためか返事も無い。
香織「邪魔になるとも思ったんですが。どうしてもじっとしていられなくて…
それで基地まで来てしまったんです。本当にごめんなさい」
おずおずと言葉を続ける香織

岩井「俺は、君にはMH551の意味を教えなかったはずだ。その君がなぜここまで来れた?」
香織「それは、わ、私が奴らに捕まって…」
岩井「君に飲ませたお茶には、大人の男でもすぐに眠る強力な鎮静剤を
入れておいたんだ。けがの痛みがひどいと思ったからな。だが君には効かなかった」
香織「…!」
岩井「君はサイボーグだ」
突然の余りな言葉に目をむく香織。
香織「そんな…ひどいわ…」。涙ながらに訴える
岩井「体内から電波を出すなんて人間にできる芸当ではない」
そう言いながらポケットからマルチバンド通信機を取り出す。
岩井「あの部屋のスピーカーを使って腹話術≠するのに
指向性の電波とワイヤレスマイクを使ったのが運のつきだったな!サイバー!」


470:前スレ325−23
04/12/20 00:30:45 OFkCIF3q
香織「犬め。気がつきおったか!」
五郎の上着と、サイバー基地で着せられたボンテージ、下着を破り捨て、
正体を現す香織。
岩井「むだな抵抗はやめろ!」
ショットガンを構えようとした刹那、後頭部を殴りつけられる岩井。
意識を失う寸前に彼が見たのは、サイバー戦闘員の自動小銃の台尻と、
あのいまいましい女サイボーグの顔だった。

============
手術はいよいよ大詰めに近づいてきた。
腕を切断され、特製のマグナム銃を溶接され、
豊かな胸を切開され、動力システムを埋め込まれ、
そのたびに香織の全身を快感が襲った。
香織(うう、ぐうう、ううわああああ)
頭部を切り開かれ、脳に得体の知れない装置を組み埋めこまれると
頭の中に七色の虹が点滅し、どこまでも果てしない階段を
法悦境に向け昇っていくような感覚に支配された。
(だめ。だめよ、死ぬ。死んじゃうのお)
だがそれは決して苦痛や哀願の叫びではなく、
喜悦のうめき声になっていった。


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