【ネタバレ専用】スカ ..
61:名無シネマ@上映中
08/08/05 04:32:30 2M46U2gh
タイの悲惨な現状を伝えようということで「闇の子供たち」なんて映画があって、
普通の人は「タイの子供って日本よりも可哀想だな」と思っちゃうんだろうけれど、
タイの子供を買う9割、臓器を買っていく何割は他ならぬ日本の大人なわけで…。
そんな鬼畜な大人に囲まれて暮らしているのが、日本の子供なんですよ。
で、「スカイ・クロラ」だ。
子供だから駄目だとか大人だからいいというわけでもないでしょう。
この世界の全てが鬼畜の塊なんですから。
この世にあえて正解真理があるとするなら「金銭追求のために世界が回っている」ってことで。
62:名無シネマ@上映中
08/08/05 06:22:18 KlFAbhDe
こ、これは新しい映画の宣伝方法ですな!!!!
63:名無シネマ@上映中
08/08/05 06:27:43 ZlkU4TP/
>>61
何処で吹き込まれたのか知らんけどタイでガキ買ってる旅行者の多くは欧米人。
日本人が9割なんて数字はあり得ない。あと現地人も買ってるから。ロリコンだけ
でなく「処女とセックスするとエイズが治る」という迷信を信じたエイズ患者とか。
大間違いの前提で何語った気になってんの。何が「かっこつけんなよナー」だよ。バカ丸出し。
64:名無シネマ@上映中
08/08/05 07:18:54 5Y0HmHME
昨日見てきた。
>>11見てなるほどなと納得してしまったw
あの映画の時点では全てキルドレたちの妄想だという
可能性は拭えないんだな。
最後までティーチャーが何者だったのか分からないあたり
押井監督らしいちゃらしい。
ティーチャーの存在そのものが妄想の産物だとしたら
キルドレたちもそのうち大人になるんだろうな。
ミズトはもともと童顔だ、つーことかねw
65:名無シネマ@上映中
08/08/05 07:33:31 2M46U2gh
>>63
欧米人も買ってますとか現地人も買ってますとか
ごくたまにはロリコン以外の需要もあるんですとか、
おそらく日本を擁護したいんだろうけど
地理的に欧米よりも日本がタイに圧倒的に近くて、日本にロリコーンが多いんだからね。
あとは推して知るべしよ。
9割という数字が少々違っていても「大間違いの前提」にはならない。
>バンコクの「性市場」の最大の買い手が日本人観光客である。
>バンコクに入る前、パヤオで受けた説明では「最近は中国人や韓国人、オーストラリア人なども買春に来るが、一番多いのは日本人。
>半分以上はそうだ」とのことだった。
URLリンク(www.ohmynews.co.jp)
>何が「かっこつけんなよナー」だよ
一人でスカした7連レスもつけるようなID:HVa7O1lTには、イッパツ何か書いてやらなくてはと思うだろ?
66:名無シネマ@上映中
08/08/05 07:47:46 I1bsy+7p
>>65
オーマイニュース・・・w
このスレで君に関わりたくないので深くは突っ込まないけど
もう少しまともなソースを提示するべきでは。
書かれたものを何でもかんでも鵜呑みにすると碌な事にならないぞ。
67:名無シネマ@上映中
08/08/05 08:09:11 oFozifjd
いかにも某変態新聞から引っ張ってきた話だな
ちなみに事実無根な話だとはあれも認めてるよ。大々的に公表して訂正しないあたりが姑息だけど
68:名無シネマ@上映中
08/08/05 08:32:46 QZl/obQ8
>>64
ティーチャーは押井自身かな、と受け取ったんだけど。
「若者に伝えたいことがある」、って釣っといて、あの結末。
「君たちコピー世代には僕やパヤオを超えることはできない」っていう。
でも嘲笑ではなく挑発なのかな。若いクリエイター全般に向けての。とにかく嫌な気はしなかった。
69:名無シネマ@上映中
08/08/05 09:36:02 0A59t7hR
俺はキルドレが押井本人に感じた。
ティーチャは上から目線で若者を見、出る杭を打つ大人達の象徴
70:名無シネマ@上映中
08/08/05 11:34:59 xODqVQTB
原作一杯ありすぎてわけわからん
時系列どうなってるん
71:名無シネマ@上映中
08/08/05 14:37:11 6TY9l7Fm
>>70
とりあえず一番最初に出た「スカイ・クロラ」が物語としては最後の話。
ナ・バ・テア None But Air
ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven
フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life
クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky
スカイ・クロラ The Sky Crawlers
の順に読めば時系列通りになる。
72:名無シネマ@上映中
08/08/05 15:39:45 2bnOsP08
>>71
そうなのか・・
ありがとうその順に読むわ
73:名無シネマ@上映中
08/08/05 16:55:47 W39wGEzV
>>72
発売順に読めよw
74:名無シネマ@上映中
08/08/05 17:19:31 gUJvfjv0
いや時系列順の方がわかりやすいよ。
75:名無シネマ@上映中
08/08/05 17:31:40 z52t1tvV
私も発売順に読むのをお勧めするがなぁ…。
時系列順に読むと、かえって「スカイ・クロラ」で肩透かし受けるような印象も…。
ぶっちゃけ森さんとしてもあまり細かい設定は考えず、何となく第一作「スカイ・クロラ」を書いちゃった部分多いと思うんだよね。
「クレィドゥ・ザ・スカイ」の現実と境目がつかなくなってくる白昼夢を見る表現は雰囲気ものとしても上手い。
しかし、あちこちつじつま合わない最後として「スカイ・クロラ」を読むと消化不良起こしそうな気がするんだけど?
76:名無シネマ@上映中
08/08/05 18:35:19 4uP1gPRO
正直クレィドゥはしんどい。
森さんの好きな多重人格ミステリみたいなのだが
クロラ、ナバテアに比べて爽快感がない。
キルドレの設定に興味あるやつは面白いかもしれないが。
ナバテアで終っといた方がよかったな。
77:名無シネマ@上映中
08/08/05 20:21:34 R7Jr0quG
見に行った。なかなか面白かった。
「ティーチャー」が「大人の男」で優一があっさり負けるのは、子供でいるうちは絶対に大人に勝てないという宿命と劣等感だと思った。
ラスト近くの、いつも見る風景が〜だっけ?あのくだりは好きだな。
78:名無シネマ@上映中
08/08/05 20:27:55 lpRuGijX
え、スカイクロラの舞台って 平和な世界で 戦争ごっこをしてる・・って設定なの?
仲間もガンガンティーチャーにやられて殺されてなかった??
79:名無シネマ@上映中
08/08/05 20:31:19 DA7qDpT3
うん。でもすぐ蘇るね。遺伝子操作で
80:義春 ◆kN.orXi3Fg
08/08/05 20:37:01 WmnqHusq
>>78
ただ蘇るだけじゃ戦争が終わっちゃうから、戦況をコントーロールして永遠に争わせるために
倒せないティーチャーがいるの。
81:名無シネマ@上映中
08/08/05 20:37:15 Xi04+iMT
音楽もすごく良かったな〜
人狼も良かったけどそれに匹敵する
ぐらい良かった
82:名無シネマ@上映中
08/08/05 20:37:40 zHz2phvh
財閥間の経済戦争を傭兵会社が請け負ってやってるような感じじゃないか?
エスカレートしてくると政府が介入して冷や水を浴びせるが、別に終わらせる気はない。
83:名無シネマ@上映中
08/08/05 20:44:15 lpRuGijX
え・・・でも、クローン技術が発達してるって想定して
そのパイロットのクローンとか先生に撃墜された機体とかの復活費用とか金銭的な問題って
あの世界ではどうなってるのかな・・・
ゲーセンでゲームをやってるかのように安価で機体もクローンも復活できるって設定なのか・・・・
84:名無シネマ@上映中
08/08/05 20:49:16 DA7qDpT3
そりゃ会社が出してるんでしょ
会社は放映権とかで莫大な金を全世界から取れるんだろうし
普通に考えて余裕だろ
85:名無シネマ@上映中
08/08/05 20:55:54 lpRuGijX
・・・なるほど、原作を読まなかった俺には一回だけみた劇場版では
ストーリー&設定を補完できなくて、このスレや本スレでいろいろ教えてもらってなんとなくわかってきたわ・・・
押井の作品は比較的好きだけど、設定が難しいのが多すぎる・・・
初見で理解しづらい内容って、コアなファンにはストライクかもしれんが
一般的な人には切り捨てられちゃいそうだがなぁ・・・
86:名無シネマ@上映中
08/08/05 20:58:45 vamVHG25
ミズキの母は水素で父親は誰?
87:名無シネマ@上映中
08/08/05 20:59:11 DA7qDpT3
今回はわかりやすいって押井にしては圧倒的に
ちなみに俺も初見ね原作もしらんし
わざと内容頭に入れないでいったけど
見ようと思えば見えてくるよ、色々
88:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:00:41 XHB3OxGv
ティーチャ
89:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:05:35 FbRrVPSd
一般人だって落ちた機体やパイロットの遺体見て「可哀想〜」とか言うけど
ゲームとしての戦争反対!とは言わないみたいだしね
同じ体をいくつでも再生できるのはいいとして、
知識や技術、癖までも伝えることができる、でもプライベートな記憶は伝わらないとは
なんと都合のいい設定でしょう
90:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:05:47 FbRrVPSd
一般人だって落ちた機体やパイロットの遺体見て「可哀想〜」とか言うけど
ゲームとしての戦争反対!とは言わないみたいだしね
同じ体をいくつでも再生できるのはいいとして、
知識や技術、癖までも伝えることができる、でもプライベートな記憶は伝わらないとは
なんと都合のいい設定でしょう
91:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:05:53 gUu62YMp
最後のティーチャーと戦う寸前の「景色は違う〜」のとこなんて以前の押井作品には無かったよね
押井は押井なりに分かりやすく作ろうとしてるのは感じ取れた
92:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:07:09 Pb51X6z5
>>88
森さん?
93:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:07:41 lpRuGijX
大事なことだから2回言いました禁止w
94:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:08:07 DA7qDpT3
ファンタジーに関してはフレームワークは受け入れなきゃだめだよ
それじゃなきゃファンタジーの意味も無いわけだし
そこは置いといてとしなきゃとてもじゃないけど見れない
95:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:09:15 lpRuGijX
やばいな クロラと攻殻2のDVDが出たら買っちゃいそうだな
96:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:11:06 zHz2phvh
>>84
観客が金払って見物に行くわけでもないし、戦闘機の値段からして桁外れに合わんだろ。
スカイ・クロラの世界の戦争が観客から金を集めるためのショーだってのはあくまで比喩的な表現だと思うんだが。
原作知ってる人、解説よろしく。
97:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:13:44 DA7qDpT3
>>96
でも仮に世界に戦争ショーやる会社が二社しかないとしたら寡占もいいとこだよ
絶対可能だろ。放映権、スポンサーだけで余裕でしょ
98:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:16:54 gUu62YMp
戦争請負会社は「ショーとしての戦争」を提供するだけではない。
煙草、マッチ、ビールからポップコーン、さらには教育機関の運営、薬品の開発に至るまで、人々の生活に関わるすべてを、国家に変わって供給する一大起業なのである。
99:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:18:51 zHz2phvh
>>97
実況だけで放映してないじゃん。あれで金が集まるとは思えないが。
100:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:20:44 DA7qDpT3
スポンサーってのは国がかむかもしれないよね
仮に軍事費用が全くいらない平和な国家が築けてるんだとしたら
その分は融資で募れるかもしれないし、今の国連の金みたいにさ
なにせ平和を維持するために必要な戦争ショーなんだから
101:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:22:16 lpRuGijX
でもさ、平和な世の中だとして、今の日本が刺激に飢えてるからってクロラの世界のような
仮想戦争は 我々がやってるようなPS3や箱○のオンライン対戦とは違うと思うなぁ
オンゲームの中では死人は出ないがクロラの戦争は死人がでてるしなぁ・・・
同じ刺激でも バトルランナーでストーカー(追跡者)から
必死に逃げて戦ってるシュワちゃんを見て楽しんでるあの視聴者やショー的な感じかな
102:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:27:01 o0ahVROV
>>101
本当に死者が出るから平和を実感できる。って設定じゃないの?
俺がこの映画で最も疑問だったのは「じゃあ大人ってナニよ?」
って事だったんだけど、どのスカリ・クロラ スレを覗いてもあまり
話題に登ってないのね。
103:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:36:03 zHz2phvh
>>100
共産主義が世界革命に成功した世界って言うんなら有り得るかもしれないけど、スカイクロラって資本主義の世界しょ?
ほぼ完全な平和が実現されて、他の国の戦争なんて他人事に思えちゃう国って正に今の日本だと思うんだけど、
戦争請負企業なんて全く必要としてない。
それを現実として、押井も、森も知ってると思うんだよ。
なのにあえて、なぜ、そういう持論を水素に言わせたのかってのが論点だと思う。
そういうニヒルな論理で自分自身を納得させてるっていう心理状態を表現したかったんじゃないかと。
てか原作知ってる人、お願いします。
104:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:36:38 B7+RanF9
>>102
>「じゃあ大人ってナニよ?」
原作は分からないけど、映画に関してはそれほど重要なものでもないと思う。
キルドレ、つまり現代の若者、が超えられない何かだろ。
105:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:40:29 B7+RanF9
>>103
>戦争請負企業なんて全く必要としてない。
単純に理不尽に死んでいく人間がいることを見ることによって、
自分達が幸せである事を実感したいだけじゃないの?
106:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:43:22 lpRuGijX
本スレでうざいコテがいるんだけど なんなのあれ?
さも、「俺はわかってるんだぜ?」風なのがむかつくんだが
107:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:44:13 zHz2phvh
>>105
現実として今の日本がそれを必要としてないじゃないか。
当の日本人である押井や森がそれを知らないとはとても思えないんだよ。
108:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:44:40 DA7qDpT3
あぼーん当然してるわけだが
109:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:44:44 Ci9GjjuS
一度きりの生を生き抜くために頑張ったり妥協したり手を取り合ったりするのが大人
展望なく生きるのが大人じゃない人
110:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:46:26 DA7qDpT3
でも展望無く生きるキルドレの人生は一度きりではないと
111:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:48:00 h2czR2AP
バトルランナーはガキのころに見てトラウマになったわw
112:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:49:01 o0ahVROV
>>104
たしかに表面的にはさして問題視されていないかもしれないけど、
突き詰めて考えて行くと避けては通れない問題だと俺は思うよ。
だって、カンナミやスイトはティーチャという大人の象徴を倒すことで、
ループする日常から脱却しようとした訳でしょ?
キルドレの設定からして「成長しない子供」なんだから、
その対極には「大人」っていう概念が潜在してる。
113:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:49:48 gUu62YMp
>>103
現実での他国で行われている戦争が、スカイクロラの「ショーとしての戦争」でしょ?
なんで戦争請負会社が必要とされてないと思ったの?
114:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:50:56 zPVGsSm8
> 実況だけで放映してないじゃん。あれで金が集まるとは思えないが。
あれは無料放送で、会員向け有料放送はリアルタイムの戦闘映像が配信される…のかも
115:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:50:57 o0ahVROV
>>109
劇中にそういった大人って誰か登場したかな?
116:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:54:39 lpRuGijX
ショーとしての戦争ならば 飛行機VS飛行機の空戦オンリーというレギュレーションで戦えばいいと思うのだが
主人公陣営の 基地に攻撃を仕掛けてくるのは ショーとしてどうなのかな〜って感じた。
水素があがって 阻止してたようだが・・・
117:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:55:00 Ci9GjjuS
>>115
名もなき老若男女たちの多くは大人だと思うよ
画面に出てこない部分で大人な生を送っている
118:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:55:12 B7+RanF9
>>107
いや、戦争してる国や飢餓に苦しんでる国をニュースで見て、
優越感に浸るとまでは言わないけど、安心してるでしょ。
119:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:56:53 DA7qDpT3
>>112
日常というかある種の不老不死からの脱却
ただし、ティーチャが死ねば戦争は無くなり(また復活するかもしれないけど)
キルドレはずっといき続けなくてはならないという矛盾
ただし自殺とかすれば話は別だけど
問題は戦争ショーが無くならなければ、キルドレは無限ループで量産されるという点
ただし有史以来戦争は無くなっていないことから察するにキルドレループは続く
それに抵抗したのが函南
120:名無シネマ@上映中
08/08/05 21:59:30 zHz2phvh
>>113
日本で他国の戦争に関心を持つ人なんでほんの数割。それも20歳前後の数年間だけちょっと興味を持って
30歳になる頃には興味すら失ってしまう。
事実としての戦争なんて、人間の幸福感にはなんの役割も果たしてないんだよ。
それが日本で実証されちゃってる。
121:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:00:57 B7+RanF9
>>112
>ループする日常から脱却しようとした訳でしょ?
そう。
で、超えられなかったし、今後越えられるような示唆も無かった。
大人は子供が倒すことのできないものって言いたかっただけだろ。
劇中ではティーチャーという個人だったけど、
それは社会やシステム全てをさしてると思う。
実際、他のスレでもティーチャーの代わりはいくらでもいるって話も出てるし。
122:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:06:52 o0ahVROV
>>117
少なくともさ、劇中に登場したいわゆる「大人」達は、
キルドレ達と内面がそんなに変わりないように思えたんだよね。
一度きりの生を生き抜くために頑張ったり妥協したり手を取り合ったりする大人っていた?
123:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:08:11 gUu62YMp
>>120
戦争に対する興味は問題じゃないんじゃない?
興味が無かろうが、戦争によって苦しんだり死んだりしてるのは誰だって知ってるでしょ。だから戦争から遠い日本にいて平和を実感できるんじゃん。
日本で実証されてるってどういうこと?
124:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:09:26 o0ahVROV
>>119
>>121
うん。
で、俺が疑問なのは、じゃあそのキルドレが絶対に越えられない
「大人」の正体についてなんだ。
125:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:11:40 B7+RanF9
>>124
これ以上、どう答えろっちゅーねんw
宇宙人とでも言って欲しいのか?
126:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:16:30 zHz2phvh
>>123
今の日本人は他国の戦争をゲームやアニメの映画の戦争の実写版くらいにしか感じてないと思うぞ。
他国の不幸を土台に幸せを感じる以前に、その不幸な他国を現実としてすら感じていない。
127:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:17:05 o0ahVROV
>>125
宇宙人なら、それはそれで面白いけどwww
キルドレが「大人」や「社会」や「システム」を越えようとしているなら、
彼らが求めるのは大人や既存の社会を越えた何かってこと?
128:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:23:20 92mdTJm5
撃とされても撃とされても、出撃を繰り返す米英の重爆乗り。
東部戦線で4号戦車に乗って、T34やJS2と渡り合わねばならないドイツの戦車兵。
数だけを頼りにティーガーに殴りかからねばならない、アメリカの戦車兵。
一度出れば、半分近く帰ってこれない、日本海軍の中攻乗り。
みんなキルドレみたいな気分だったのではあるまいか?
129:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:25:11 gUu62YMp
>>126
その言い分は極端だと思うけど重く感じたりはしてないかもしれないとは思う
でももし世界から戦争が無くなったとしたら、その事実は現実として重く受け止めなければいけなくなると思う。
今まで戦争は絶えなく続いてきたからこそ、戦争が消えるという変化は重大で、日本の平和だと思える居心地なんかはなくなっちゃうと思った。
130:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:28:38 B7+RanF9
>>127
彼等は何も求めていない。
ただ、与えられた環境の中で漠然と生きるだけ。
函南はたまたま、何かを感じてティーチャーを倒そうとしただけ。
それも、映画としての味付け程度でしかないと思う。
要は単純な日常の中で何かを変えようとすることにより、
何かがほんの少し変わることを監督は言いたかったのでは?
131:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:36:53 TJYxwK7G
あの監督って結局のところは単なるミリオタなのに
「戦争を通して平和を噛みしめ」とかなんとか口実を並べるのが
いかにも後付けですって感じでそこは好きになれない
132:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:37:51 DA7qDpT3
そんなことどこで言ってた?
133:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:50:33 zHz2phvh
>>129
戦争や内紛に悩まされる発展途上国は映画なんかの発信もないし、大半の日本人には感情移入も出来ない。
歴史やフィクションの世界と大差ない存在なんだよ。
逆を言えば歴史やフィクションで十二分に代替できてしまう。
何割かの、日本国内での不幸な人は、不幸な国に対する優越感みたいなものに支えられてる面があるかも知れん。
でも戦争が必要条件なわけじゃないんじゃないか?
134:名無シネマ@上映中
08/08/05 22:51:31 zHz2phvh
てか原作知ってる人、原作の世界設定を教えてください。
135:名無シネマ@上映中
08/08/05 23:02:49 B7+RanF9
>>133
でも、今でも平和を説くのに戦争を持ち出すからなあ。
俺はこれが大嫌いなんだけどね。
やっぱり、なんらかの影響は与えてると思うよ。
136:名無シネマ@上映中
08/08/05 23:07:12 DhFNkG1I
>>134
原作のレンズ(函南の目)には、身の回り数メートル以上の世界は
もやがかかっていて、はっきりとしたことは何も見えないようにできている。
例えば、外観がヨーロッパっぽいだとか、自分が勤めている会社名とか
函南が興味のないこと(飛ぶこと以外)についてははっきりした描写がない。
唯一、彼に話し掛ける人間が、彼の知らないことを言う程度。
世界設定など、なきに等しい(この話に必要ない)。
客観的な世界を書いている小説ではなく、彼の、主観的な気分を書いている作品。
まあいっぺん読んでみそ。
137:名無シネマ@上映中
08/08/05 23:08:07 g9G2+qZl
>>134
あっちの>>882に貼り付けてあったので、少し答えると。
国家は絡んでる。時間軸でいくと4部までだと、金の話は、でてきてないね。
途中までしか読んでないのと、映画版は観てないから説明できないけど。
自分が読み終わる前に、全部読んだ他の人の答えがでると思うけど。
4部まで読んだ感じだと、金の流れとかこの先でそうにないかな。
138:名無シネマ@上映中
08/08/05 23:11:24 g9G2+qZl
>>136が答えてるけど、やっぱ説明ないんだね。
>>137で書いた4部は間違え、3部までしか読んでないわ。いま4部読んでるとこ。
139:名無シネマ@上映中
08/08/05 23:54:17 o0ahVROV
>>130
監督の最終的な回答はわかるよ。それはティーチャとの決戦に向かう
カンナミの口からはっきりと語られたし。
でもさ、それだけがこの映画のテーマなら、劇中であそこまでキルドレと大人との
対比を克明に表現しなかったと思う。
例えば水素はさ、大人に嫌悪感のような感情を抱いている一方で、強烈な憧れという
一見矛盾している感情も抱いてる。それは煙草だったり飲酒であったり、
あるいはレストランでカンナミと食事をするシーンで、カンナミを誘惑するために
口紅を引いてくるといった描写からも伺えると思う。
で、ここから結局立ち戻るのは、大人って何だろうとかキルドレって何だろうとか、
そういう疑問なんだ。
自分でも、堂々巡りをしているとは自覚してるんだ。スマン。
140:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:02:33 T7eXwhKI
「・・・一部の特別な人間だけに戦わせて、それによって民衆の捌け口を用意する。そうしたうえで、今の平和が築かれているんです。
あるときは、戦うことに反発するエネルギィを、その一箇所に集める。
しかも、それは政治の枠組みの外にある。上手いやり方です。
あるいは逆に、戦う者に感情移入させることで、反社会的な破壊行為への動機を抑制できる。
・・・もしも同じ人間だったら、きっと批判が集まったでしょう。
それが、タイミング良く、偶然に我々の前に現れた。歳をとらない人間が。死なない人間が。」
飛ぶことにしか興味のないクサナギに真実を伝えようとする新聞記者の言葉。
まだ続くけど、長くなるな。
141:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:02:46 CYy2DYDd
>>139
うん。なんとなくわかるんだけどさ。
キルドレの場合与えられたわけだ子供という資格を。
で、キルドレ以外ってのは自然に大人になるという意味で大人を与えられてるんだよ
結局はその違いだけじゃない。しかもこの付与ってのは絶対変えられないわけ。
それに立ち向かうっていう話じゃないか。
142:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:02:49 cz59axwm
押井作品にしては目に優しかったので助かった。
143:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:16:54 BO1dE2eZ
今まで同じような映画を作り続けてきた生活から抜けるために
大型予算で大作映画というティーチャーに挑戦するもあえなく興行で撃沈。
で、生まれ変わってこれ作りましたよ、というオシイ自身の映画だな。
本人も若者相手に自分は人生の二週目に入ったって言ってたし。
144:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:46:10 Lw+Ps1BR
>>141
>で、キルドレ以外ってのは自然に大人になるという意味で大人を与えられてるんだよ
そこだ。「自然に大人になる」ってのはどういうことなんだろ?
キルドレ達は肉体的に老化しない。だから死という概念が希薄で、代償として生が実感できない。
それゆえに彼らは表層的な格好だけでも大人の真似事をするのか。そして戦場で、死と
背中併せになることでリアルな生を体感しようとする。
にも関わらず、劇中ではキルドレ達の大人的行動の模範になっている当の大人達の実態が、
よくわからない。むしろ登場する大人達は、どこか情けなく描かれている節がある。
ドライヴ・ウェイにたむろしている中年達なんかは、何一つとしてキルドレと変わりなさそうだ。
「自然に大人になっている人々」は身体的な成長ではなく内面的に何が「大人」なんだろう?
145:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:48:11 WfmNw/a2
完全な平和が実現した世界で、大人たちが作った「ショーとしての戦争」。
意味不。
146:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:49:58 1t7LEmhb
子供ができれば大人,とも限らんしなぁ
147:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:51:00 CYy2DYDd
>>144
内面的に大人なんてないでしょ
あるのは明確に身体的な差のみ
148:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:54:46 kyA0OIgo
ティーチャ=あの老人説ってのもあるようだけど
その真偽はともかく、お約束で勝ちを保証されているティーチャも含めて
個々の大人自身はそんなに立派なものじゃないんだろうね
キルドレにとっての壁は、個々の大人ではなく、
集合としての大人たちが構築したシステムというかお約束の体系なんだと思う
149:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:57:16 ACymwEY/
水素ちゃんのぺっちゃんこのおっぱいとかそういう話題はしないの?
150:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:57:29 WfmNw/a2
>集合としての大人たちが構築したシステムというかお約束の体系なんだと思う
大人って、作者だろ。
151:名無シネマ@上映中
08/08/06 00:58:47 kyA0OIgo
あ、それでいいや、ははは
152:名無シネマ@上映中
08/08/06 01:01:54 OiOlhuVr
すごいねーそれで正解でいいよー
153:名無シネマ@上映中
08/08/06 01:26:44 Q30ZzwWK
原作読めばショートしての戦争の詳しい設定が分かるかな、と思って読んだら、かけらも書いてなかった。
あれからよくここまで妄想を膨らませたなぁ。
新聞読むといろいろ細かく書いてるしw
154:名無シネマ@上映中
08/08/06 02:05:09 kaFx4/yh
>>153
ショーとしての戦争 という設定は、原作では状況を成立させる
ためだけにしか用意されていない。
原作と映画の違いは、函南(達)が、飛ぶこと、そこで戦うことが
自分が本当に打ち込めることで、生を実感できる瞬間で、ほかの事は
まったくどうでもよい、と感じているというところをクローズアップさせて
いる所。強調しすぎると、単に好きなこと、打ち込めることを持っている
若者、という見え方になってしまうので、映画では抑えて表現したのだ
と思われる。映画では、より、世相を反映させたいという意図があった為に
生き生きしている空のキルドレ達より、地上でだらりとしている部分を
強調している。その部分を、半ば否定的に描くことで、一歩踏み出そう
というメッセージを成立させようとしている。
原作では、このように、戦うことが、本当に好きで、戦うことでしか
生きていけないっていう人がいる、ということを踏まえなければ、戦争
それ自体を単純に否定することでは、平和などありえない、ということを
表現したかった、と、森さんはおっしゃっておられますた。
けど、やっぱ2人とも、レシプロ機で飛びまくって、戦うって超カッコいい
やってみてーってのが、作品作った原動力と俺には思えて仕方ない・・・
155:名無シネマ@上映中
08/08/06 02:10:02 ihR+JQzV
これはさあ・・・大人も子供も同じだってことだと思うんだ。
作中の戦争状況は、大人から見れば日常を維持するための非日常
だけどキルドレから見れば日常。
ユーイチは生きていくために非日常が必要だと悟り、ティーチャーに挑むわけだ。
つまりこの時点でもうやってることは大人なわけ。
「終わりなき日常」が若者特有の幻想だ、ってことはBDでも描かれていたけど、
結局それらは制度的に与えられたものにすぎない。そこに気付いて終わる。
それでも疑問が残るのは、「日常に非日常を見いだす知恵」を身につけたところで、
結局それも大人達の手のひらで踊っているだけなんじゃないかというところ。
これがユーイチの最後の台詞「それだけでは、いけないのか
それだけのことだから、いけないのか」という歯切れの悪さにつながっていると思う。
156:名無シネマ@上映中
08/08/06 02:19:46 gXL9pmrT
>>149
彼女は拒食症寸前のガリガリちゃんなのであれでいいんです
、原作ではごはん残して食堂のおばちゃんに怒られたりしてます。
ショーとしての戦争なんだけど俺が高1の頃、湾岸戦争があってなリアルタイムで中継されてたんだ、
米軍にもカメラがはりついいてて、バグダッドからも空爆の様子がTV中継されてた、
解説者が米軍の戦術とイラク軍の戦術について解説したりしてスポーツ中継みたいだった、
実体験として「ショーとしての戦争」には僕は違和感はない。
あとショーとしてもっとも消費された戦争ってWW2だと思う、映画、漫画、小説、TVドラマ、専門書、ガンカメラ映像ばっかりのDVD、TVゲーム、
娯楽のコンテンツとして非常に優秀、エースパイロットが大勢出た、物語が非常に多い。
現状のアフガニスタンやイラクの戦争は娯楽としてより公共事業としての側面が非常に強く出てるよね、
ルールがきちんとしてないので娯楽化しにくいんだと思う、「仕掛け爆弾で何人死にました」とか全然面白くない。
「民間軍事会社」がメジャーになった点では面白いけど、むしろ観戦がたじゃなくて参加形のエンターテイメントなのかも。
「民間軍事会社」の大手ブラックウォーター社、熊のマスコットキャラとかのグッズなんかまで出てる、
URLリンク(www.blackwaterusa.com)
コンテンツビジネスに乗り出したら面白いのになあ。
157:名無シネマ@上映中
08/08/06 02:32:07 odvMHRTD
昨日見てきた
孤男ばかりでちょっとひいた
映画の内容がよくわからんし とても退屈した
結局大人って何?みたいな事を表現したかったの?
158:名無シネマ@上映中
08/08/06 02:37:32 jj9r37s1
リア充の人おめでとう、さようなら。
159:名無シネマ@上映中
08/08/06 02:37:39 ihR+JQzV
押井守のメッセージこそ、子供/大人という二項対立の脱構築だったんだよ!
160:名無シネマ@上映中
08/08/06 02:44:30 odvMHRTD
さよなら。
161:名無シネマ@上映中
08/08/06 03:38:08 ihR+JQzV
ああ、あと驚いた犬の顔ワロタ
タバコと酒、コーヒーは繰り返す日常を逃避するためであり、
ルーティンを強く意識させる演出でもあると思う。
背伸びとかは違うんじゃないかと思った
162:名無シネマ@上映中
08/08/06 08:49:17 kyA0OIgo
>>154に紹介されている原作者の戦争観からすると、
原作と映画とでは、「戦争が必要だ」という理由がすり替わっていることになるね。
原作は「戦争が好きな人にとって平和は理想状態ではない」
映画は「戦争の悲惨さを判らせないと感覚がマヒして平和のありがたみが判らなくなる」
だものね。
ミリオタの押井の本音はむしろ原作者の感覚に近いはずなんだから
へんに取り繕わないで空中戦大好きな少年少女をそのまま描いたらよかったんじゃね?
まあそれだと反倫理的だっつってスポンサーが抵抗するだろうけどさ
163:名無シネマ@上映中
08/08/06 09:09:27 9yv8hfOD
ティーチャーが移籍した理由と水素がティーチャーに
こだわる理由がイマイチ解らない
原作ではこのあたりにも触れているのかな
164:名無シネマ@上映中
08/08/06 09:13:06 QAVBXklS
>>139
>大人に嫌悪感のような感情を抱いている一方で、強烈な憧れという一見矛盾している感情も抱いてる。
水素以外は全く嫌悪も憧れも無いでしょ。
水素が怒鳴りに行ったのだって、情報伝達されなかったからだし、
ティーチャーは大人じゃなくて、個人的に好きなだけじゃないの?
>それは煙草だったり飲酒であったり
これはただ目の前にあるから飲んだりするだけで、大人云々は関係なくない?
>>144
>それゆえに彼らは表層的な格好だけでも大人の真似事をするのか。
キルドレは上でも言ってるけど、そういう感情は無いと思う。
酒やっても酔って愚痴ったりしないし、煙草吸って悪びれるわけでもないし。
>そして戦場で、死と背中併せになることでリアルな生を体感しようとする。
たぶん、ここが一番誤解されてるような気もするけど、
キルドレは生死に執着してない。
仲間が死んでも感情的にならないし、
函南も見学に来た叔母さんに「気をつけて」とか言われても、
なんとも思ってなかったし。
165:名無シネマ@上映中
08/08/06 09:21:23 aZcREZZm
おれは「ショーとしての戦争」をプロ野球とかワールドカップみたいな戦争の代償こういとしてのスポーツみたいなもんと認識したけどな
166:名無シネマ@上映中
08/08/06 11:02:24 0x+MzQ72
戦争でスポンサー企業が儲かる構図って
今の戦争と何が違うの?
そういう問題提起をしてる映画だね。
167:名無シネマ@上映中
08/08/06 11:18:47 bH6/CbRV
>>163
トラクタはもうつくらねって会社が言ったから
ティーチャはプロペラ後流を主翼に当てて常に能動的にコントロールできる
トラクタじゃないといや。プッシャは子供の乗り物で自分は乗りたくない
といってる。逃げる為の旋回性能と獲物を追いつめるための馬力、
能動的操縦可能性という、2機種間のそれぞれの特性を、キルドレとティーチャ
(人間の大人の男)のそれぞれの嗜好とすることで対比させて描いている。
パイロットとしての腕にどうしようもなく惹かれている
戦いたがっている
168:名無シネマ@上映中
08/08/06 12:56:56 MOmvOEyh
d
169:名無シネマ@上映中
08/08/06 13:13:35 bH6/CbRV
>>162
どちらも、戦争それ自体を肯定も否定もしていない。
厳然としてそこにあるもの、として描いていると思う。
その上で、キルドレである函南の目で見たり気分を味あわせることで
戦うことでしか、生きられないある種の人がいる、ということを共感
させる装置になっているのが、小説。
終わりなき日常の感覚、というのはもちろん原作にもあるが、映画は
そこをクローズアップして、ただ、無気力にその日を生きていたり、
真綿で首をしめられているような圧迫感を感じている現代のある種の
若者達に、一歩踏み出してみようぜというメッセージになるよう
整理している。
草薙の「同情で侮辱するな」は、原作ではスッとわかるが、
映画では少し考えないとわからんのではないか?
どうよ、小説未読の人?
170:名無シネマ@上映中
08/08/06 13:25:08 MOmvOEyh
>>169
どうよって?
俺って凄いだろって事?
そのままこ事言ってるだけじゃない?
ちんぷんかんな妄想入れて。
なんでかわかる?
171:名無シネマ@上映中
08/08/06 13:29:28 bH6/CbRV
小説ではさんざんこれは好きでやってることで
やらされているのでも、やるしかない状況におかれている
のでもなく、誇りをもって戦っているてな説明えんえんなされたうえで
上のセリフがあるから、わかるセリフだ、ってことを言いたい。
映画では、ほとんどそのような情報がなく、突然発せられる為に、
こんらんしないか? もしくは、セリフの意味が微妙に変わる
んじゃないか?ということ。
172:名無シネマ@上映中
08/08/06 13:29:41 9yv8hfOD
>>167
なるほど、そういう理由や意味があったのか
ありがとう
173:名無シネマ@上映中
08/08/06 13:33:29 MOmvOEyh
>>171
本当にそう思う?
もし私がティーチャーだったらどう思う?
174:名無シネマ@上映中
08/08/06 13:47:01 KuBz7H18
これ見て、俺も煙草吸う時にマッチにしました。もちろん、路上にマッチ捨てる時は折って
175:名無シネマ@上映中
08/08/06 13:49:30 oWeVYoam
>>174
死ねよ
176:名無シネマ@上映中
08/08/06 14:26:56 KuBz7H18
>>175
死んでもまた生き返るお\(^o^)/
177:名無シネマ@上映中
08/08/06 14:39:51 CCy0VmQP
> 150 名前:名無しさん名無しさん[] 投稿日:2008/08/05(火) 05:49:10
> ・初登場7位(笑)
> ・宣伝目当てにロクに発声出来ない大根俳優2人を主役に(笑)
> ・まるで生気の無いキャラデザ(笑)
> ・笑っていいとも出演(笑)
> ・「大ヒットの裏側」(笑)
178:名無シネマ@上映中
08/08/06 14:50:52 DNW4z0Vl
仮に50年、60年生きて
中身は大人として立派に成熟したとしても
いつまでも「こども」であることを自称しなくてはいけない
キルドレという存在。
モンスターペアレントとか、駅員に暴行はたらくおっさんとか
いい年してるのに子供みたいな振る舞いをする
現代の大人たちへの皮肉に思えたなあ。
はたから見れば、おそろしく幼稚で未熟なのに
自分を大人だとか、一人前の事が言える人間だと
勘違いしてる人が多いもんね。
そんな人間がのさばる世のなかに、
自分の姿を客観視する怖さを伝えているような気がする、
キルドレって。
179:名無シネマ@上映中
08/08/06 14:53:40 MXshiNzS
>174
マッチの方がうまい、体には悪い。それだけだ。
>175
そういう映画だと思うが…
180:名無シネマ@上映中
08/08/06 15:11:44 ONo0JSR/
>>177
>> ・「大ヒットの裏側」(笑)
これだけは同感。
181:名無シネマ@上映中
08/08/06 15:15:45 cxiSw/fm
>>166
戦争で儲かるっていうのは思い込みなんだってさ
戦争起こっても軍事産業は儲からない
koji.netとかオブイェクトに載ってた
182:名無シネマ@上映中
08/08/06 15:34:48 10mydsHJ
ティー茶が親父だったのか。。
183:名無シネマ@上映中
08/08/06 16:02:13 Q7DN/old
クレイドゥ・ザ・スカイではもはや栗田か函南か正体が解らんのだな
強いて言えば函南になる途上の栗田なんだろうか
184:名無シネマ@上映中
08/08/06 16:04:16 CCy0VmQP
>>181
>koji.netとかオブイェクトに載ってた
これは笑う所か?
185:名無シネマ@上映中
08/08/06 16:38:50 4TjLGVUU
笑うところだろ?ちがうの?
186:名無シネマ@上映中
08/08/06 17:23:24 KOY46bPF
われらを守りたまえT-72 オブイェークト
187:名無シネマ@上映中
08/08/06 17:36:36 xqvTT0pw
>>65 現地情報支援で〜す。 (関連記事多すぎて書き切れない・・・)
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com) ←記事まとめ
【タイ】5歳の養女に性的暴行を加えた72歳の米国人男を逮捕 パタヤ
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com)
13歳未満の女児性的虐待容疑の57歳のアメリカ人男を空港で逮捕
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com)
やっぱり縁があった!実娘を監禁し子供7人を孕ませた鬼畜オーストリア親父がタイに来ていた
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com)
幼女を連れ歩く白人男 カトマンドゥ
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com)
16歳少女に暴行しようとしたオーストラリア人男(35歳)を逮捕 パタヤ タイ
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com)
タイ男児に性的暴行、ホアヒンでオランダ人男逮捕
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com)
13歳未満の男女5人に性的虐待のドイツ人の男(43)に8年16ヶ月の禁固 ただし保釈金で仮釈放 タイ
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com)
41歳ロシア人男が少なくとも19人の女児を性的虐待 プノンペン カンボジア
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com)
タイ人児童への性的虐待容疑、カナダ人男性をバンクーバーで逮捕
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com)
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com) ←注目!(現地で客として優遇されてる白人様の画像)
URLリンク(ibrahim.blog49.fc2.com) ←注目!(現地で客として優遇されてる白人様の画像)
188:名無シネマ@上映中
08/08/06 17:42:17 CCy0VmQP
>>187
もういいよ、闇の子供スレでやれ。
189:名無シネマ@上映中
08/08/06 17:44:16 KUgMTj5N
キルドレがティーチャに絶対勝てないのは
ティーチャが強すぎることに対しての
キルドレたちの迷信めいたものなのかな?
それともキルドレたちに遺伝子上でなんらかのリミッタがかかってるの?
190:名無シネマ@上映中
08/08/06 18:18:33 BfG2L0LP
リミッタなんだろうね。特有のクセがあってそこを付けば誰でも勝てるという感じの。
原作読んでないから知らんが。対策があってもよさそうなもんだけどなぁ。
191:名無シネマ@上映中
08/08/06 18:51:23 4BeS2leU
ティーチャーが1万人に1人の才能に恵まれて成り上がった本物のエースパイロットであるのに対し、
キルドレたちはパイロットへの適性の有無は度外視し、キルドレであるってことだけでパイロットをやらされてる凡人だからじゃないかな?
素人が束になってかかってもプロ棋士に一勝すらできないような構図だと思った。
192:名無シネマ@上映中
08/08/06 18:52:08 ACymwEY/
スカイクロラ 押井守独占インタビュー動画
URLリンク(www.nicovideo.jp)
URLリンク(jp.youtube.com)
193:名無シネマ@上映中
08/08/06 18:59:35 Y+qo9BXO
ブラクラ乙
194:名無シネマ@上映中
08/08/06 19:15:20 B+s2cctS
なんで日本によく似た国からポーランド・ヨーロッパに設定が変わったの?
登場人物や基地の名称は日本ぽいのに。
195:名無シネマ@上映中
08/08/06 20:01:46 WEJxAiew
エンドロール後の終わり方って
一応「何かを変えられるかも知れないよ」的な希望だったんだな、たぶん。
見てるうちに水素がメンヘラ女ぽくてイラッとし始めたから
「(優一が)死んでも代わりはいるから」ENDなのかよ!と思ってた。
196:名無シネマ@上映中
08/08/06 20:13:26 cxiSw/fm
>>184
911陰謀論とか信仰してそうだねおじさん
197:名無シネマ@上映中
08/08/06 20:16:54 dsRog4Ly
クレイドゥはプロローグがクリタ、本編クサナギ、
エピローグカンナミ
198:名無シネマ@上映中
08/08/06 20:18:10 pr4HtMGy
>>194
いっそ、すべてを白人にすればよかったかもな。函南って街名前かよ。
199:名無シネマ@上映中
08/08/06 20:23:31 4BeS2leU
>>198
キルドレはヨーロッパに輸出された日本の商品ってところなんじゃないか?
設定的に。
200:名無シネマ@上映中
08/08/06 20:23:59 QR0UW5JS
>>197
草薙は第三者的として登場してるから栗田と函南だけの話だろう
201:名無シネマ@上映中
08/08/06 20:50:07 dsRog4Ly
>>200
いや思い切りクサナギスイトの話です
202:名無シネマ@上映中
08/08/06 21:04:24 gXL9pmrT
草薙は最終的にレズになってしまうんだよね。
203:名無シネマ@上映中
08/08/06 21:06:56 Q7DN/old
クレイドゥは解釈しづらい
フラッタ最終で重症を負った栗田が記憶喪失で夢見状態という描き方で始まってるし
最後に函南になるから記憶と身体のすり替えが行われたようだが
204:名無シネマ@上映中
08/08/06 21:17:43 dsRog4Ly
>>203
解釈は色々あるだろうけど
プロローグ入院、脱走、フーコと会う(おそらくクリタ)と
本編の脱走、フーコと逃避行(クサナギ)は
つながっているように見せて別の時期に起きたよく似た事例と考えている。
作者が意図的に混乱させようというシチュエーションだと。
森博嗣がミステリで良く使う手法だから。
フーコとクサナギはレズである必要はないよ。
205:名無シネマ@上映中
08/08/06 21:22:28 Be4Ls5e+
喫茶店の前に座っているおじいちゃんは誰?
何を象徴しているのか?
206:名無シネマ@上映中
08/08/06 21:25:40 Q7DN/old
フーコと親しかったのは栗田だったんだからやはりアレは栗田と見るのが普通だろう
突然に草薙がフーコとレズになるのは不自然過ぎる
207:名無シネマ@上映中
08/08/06 21:53:25 WbGmEbgN
>突然に草薙がフーコとレズになるのは不自然過ぎる
セクシュアルな描写はないし、
フーコが特にクサナギを嫌っていたわけではない
クサナギはフーコを軽蔑していたが記憶障害だから忘れていた
で説明できるよ。
本編が初めからクサナギスイトだったと考えることで
最後にクサナギスイトであることが判明したことに辻褄が合う。
そうでなければどこかで入れ替わったことになってしまうから。
208:名無シネマ@上映中
08/08/06 21:59:17 QR0UW5JS
しかしキスしあうような仲にいつの間にかなっていたとは考えられない
フーコは栗田の追っかけだったのに、何で急に同姓の草薙水素に転向しなきゃなんないの?
そこは明らかに栗田だろ
209:名無シネマ@上映中
08/08/06 22:13:15 WbGmEbgN
キスはプロローグだろう?
そこは俺もクリタだと考えているよ。
>フーコは栗田の追っかけだったのに、〜
転向したわけじゃないと思う。
ここから俺の想像;
おそらくプロローグと本編の間に事件があった、
(クサナギがクリタを殺した?)
つまりクリタはもうフーコの元へは帰ってこなくなった、
フーコはもともとクリタにそれほど執着していたわけではなかった、
というより毎回人生最後みたいに好きになるのを繰り返している女、と分析。
クサナギは病院を脱走した時、なぜかフーコに連絡が取れた。
↑これが一番不可解ではあるのだが、記憶障害である点がカギになる。
クサナギが記憶障害であることは彼女を良く知ってる人間が見れば明らかだが、
フーコはほとんど面識がないから不自然さにも気がつかない。
そして今の仕事を抜け出したいという願望をもっている。
その道連れとしては別に男でも女でも構わない、
突然現れたクサナギでも。
結局一緒には行けないと言っている。多分年齢でなく性別で。
どうかな?
210:名無シネマ@上映中
08/08/06 22:25:29 QR0UW5JS
>クサナギは病院を脱走した時、なぜかフーコに連絡が取れた。
↑これが一番不可解ではあるのだが、記憶障害である点がカギになる。
どう考えても不自然だろう
記憶障害だったら尚更だ
何でフーコの事を記憶してるのが草薙なの?
それ程の仲では無いのに何で電話番号まで覚えている?
フーコもほとんど面識無いはずの草薙から電話貰ってそんなに喜ぶだろうか?
仮に草薙に栗田の記憶のすり替えでも行ったとしても、第三者達の態度や反応から草薙とは思えない
211:名無シネマ@上映中
08/08/06 22:32:25 WMwkkTX1
>>205
そういやレストランのシーンで水素の背後にかかってる絵に描かれている人物が、
最初11人だったのがカットが切り替わると12人になってる・・・というのがパンフにあったが、
増えた人物はあの爺さんに似てるな。
212:名無シネマ@上映中
08/08/06 22:38:09 U3kZgapM
草薙だとするとクロラの草薙は?別人なの?
というわけで、キルドレ集合無意識体説をでっち上げる
213:名無シネマ@上映中
08/08/06 22:40:04 WbGmEbgN
>何でフーコの事を記憶してるのが草薙なの?
>それ程の仲では無いのに何で電話番号まで覚えている?
これはわからない。たまたま覚えていたのがフーコの連絡先だった、
ただし電話したのか直接行ったのか、そうだとしたら多分直接。
>フーコもほとんど面識無いはずの草薙から電話貰ってそんなに喜ぶだろうか?
喜んだのかどうなのか、それはわからない。
特に喜んだような描写もないし。
記憶のすりかえというのは良く分からないが、
クサナギスイトの記憶しかもっていないと思われる。
さて、どうして俺の想像がこんなことになるのかといえば
物語中で時間的な切れ目が入れられるとしたら
プロローグ・本編・エピローグ
しかない。
ということは本編の僕は本編中は同一人物であるはずだから、
本編最後にカイが確認した僕はクサナギだったとすると
最初からクサナギでなければならなくなるんだよ。
エピローグで4機落としたのがクサナギだと杣中が語っているよね。
それが本編の最後の戦闘だと考えればの話だが。
要するに俺のは本編の僕はクサナギスイトで一貫しているという
見解からの推論だよ。
214:名無シネマ@上映中
08/08/06 22:45:01 QR0UW5JS
>>213
だがそれだと結局フーコの件等が不自然極まりなくなる
作中どこかで”僕”の人物自体が変わっているというのは賛同する
しかし初めのフーコとの脱走劇などの時点ではまだ栗田だと察する
215:名無シネマ@上映中
08/08/06 22:54:02 WbGmEbgN
>>214
フーコについては不自然だと思う。
辻褄が合うというのは、そう読めなくもない、というレベルの話。
しかし、これは森博嗣のミスリーディングだと俺は思う。
そういう限定された解釈でしか正解がないという叙述トリックに
何度も騙されたからねw
それを加味しての話だよ。
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