【トムラウシ山遭難】 ..
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100:名無しさん@十周年
09/07/21 00:15:32 loOqCIcB0
事故から数日が経ち、無事に帰宅したツアー客の何人かが記者団の取材に応じた。

「はっきりと覚えています。最初に体調を崩し動けなくなった方に対処するため、
 ガイドたちは後退して戻っていった。
 我々はその間、その場に待機していました。
 恐ろしい強風と耐えられないほどの冷たい雨のなか、じつに90分。
 その間、ガイドからは何の連絡、指示もなく、そのまま立ちすくむ私たちは
 急速に体力を失ったんです。そしてついに、
 客の1人が奇声を発するようになった。恐怖と寒さで限界を超えてしまったんですな。
 
 私はこのような無責任な放置に許せなくて、大声を出してガイドに指示を求めた。
 「とにかくはやく、救難要請を出したほうがいい!」
 ところが、女性社員の判断は、連絡をしないことだった。信じられませんでした。
 そしてそのまま、若い男性と女性社員の先導で再出発することになりました。
 だけど、もう遅すぎた。次から次へと座り込む方が続出。
 その女性社員も体調を崩した方たちとともに離脱しました。
 
 あとは体力に自信があるという若い男性(元自衛隊員)が先導し、
 そのまま強行下山することになったんです。
 ところが、彼はあろうことか先頭をぐんぐん駆け下り、
 体力の落ちた我々は散り散りになってしまいました。
 私はいちばん最後を引き受け、他の方々に杖を渡したり、ときに引っ張ったり、
 懸命に努力しました。でも、一人、また一人とその場にうずくまり・・。
 結局、私は、若い男性ガイドとは離れ自力で下山したも同然です。
 悔しい、本当に悔しい。「帰りたい」「歩けない」、みなの声が忘れられません」


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