【社会】トムラウシ山遭難事故 同じツアー仲間を必死で介抱 生還男性が状況語る★3 at NEWSPLUS
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1: ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★
09/07/20 04:54:37 0
 夏山では過去最悪の10人もの犠牲者を出した北海道大雪山系での遭難事故。トムラウシ山
(2、141メートル)から生還した野首功さん(69)=岐阜市=が18日、入院先の北海道清水町
の病院で、当時の状況を語った。ツアーで初めて会った人ばかりだったが、皆、山を愛した同志。
野首さんは風雨で体力を奪われながらも、次々と倒れた同じツアー仲間を必死で介抱した様子を振り返った。

 野首さんは、事故を報じる新聞を見て、初めて亡くなった人のことを知った。「この男の人、とっても
きちょうめん」「話題豊富でようしゃべるんだわ、このおばちゃん」。名前も住所も、職業もほとんど
知らない。でも、大好きな山の話になると、みんな夢中になった。野首さんにとっても、トムラウシ山は
初めてだった。

 遭難当日の16日、野首さんは宿泊したヒサゴ沼避難小屋から出発した18人の隊列の後ろから3番目
にいた。出発時から雨。半袖に長袖、その上にフリースと雨がっぱを羽織ったり、登山服にかっぱ姿だったり、
服装はそれぞれだった。

 異変は風雨がいっそう激しくなった午前10時半ごろという。後ろを歩いていた女性と男性ガイドの姿がないのに
気付いた。岩陰でガイドが女性の背中をさすっていた。野首さんは持参した簡易テントを渡し、先を急いだ。

 さらに、しばらく行くと別の女性1人が座り込んでいるのが見え、右手をつかませて引き上げるようにして
歩いたというが、さらに別の女性2人も動けなくなった。野首さんは先頭の第1ガイドと一緒に、女性3人を
テントに運び入れた。「頑張れ」。体温が下がらないようこんろで火をたき、手や足をさすった。

 気づくと、1人が息をしておらず、いびきをかき始めたもう1人には心臓マッサージも施したが、息を
吹き返すことはなかった。

 遺体にシュラフをかぶせ、テントの中で救助を待った。「(遭難した現場で)ガイドらは一生懸命だった。
ただ、どうしてこんな事態になったのか、原因をきちんと明らかにして、二度と繰り返さないようにしなくては
ならない」

▽中日新聞
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
前スレ ★1が立った日時 2009/07/19(日) 17:05:39
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