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120:整理番号774
16/05/15 18:31:56.18 5pLnvyMr0.net
ＲＯＬＬＹ（４９）率いるロックバンド「すかんち」が９日、東京・渋谷公会堂で
３０周年記念ツアーのファイナル公演を開催。２００９年に階段から転落し、
脳挫傷による右半身不随の重傷を負ったベースのＳｈｉｍａ―ｃｈａｎｇ
（しまちゃん＝本名・武内志磨、年齢非公表）が事故以来初めてで
約６年ぶりにステージに上がった。車いすに乗り歌も披露し
「なんか夢みたい。やったぜー！」と涙の復活を果たした。
この日のために用意したというドレスで決めたＳｈｉｍａ―ｃｈａｎｇは、
ナース姿のスタッフに車いすを押されながら登場。０７年以来、約６年ぶりのステージ。
約３０００人の観客の手拍子に迎えられ「帰ってきました！　すみません…まだ生きてます」。
恥ずかしそうに復帰の第一声を発すると、客席からは「お帰り！　Ｓｈｉｍａ―ｃｈａｎｇ！」の掛け声が飛び交った。
ステージでは、自身のボーカル曲「好き好きダーリン」「Ｓｕｇａｒ　Ｓｕｇａｒ　Ｂａｂｙ」の２曲を披露。
たどたどしいながらも、事故前と変わらないキュートな歌声に、客席は大盛り上がりとなり
「なんか夢みたいです。やったぜー！」と声を上げた。ラストのヒット曲
「恋のマジックポーション」では再びコーラスで登場し、大号泣。
ＲＯＬＬＹも涙をこらえながら「とにかく良かった！」と声を掛けた。
０９年１１月の事故で命を取り留めながらも重度の障害を負ったが、
懸命のリハビリを続けてきた。ようやく迎えたこの日の復活にリハーサルでは
号泣して歌えなくなるほどだったが、本番では「死んだと思ったら
実は生きていたんです。みなさん長生きしましょうね」と冗談っぽく語るなど明るさいっぱい。
普段は動かすのが難しい右手を振ってファンの声援に応えるなど、メンバー、スタッフも
驚くほどのパフォーマンスを見せた。３０周年にようやくメンバーがそろい、
ＲＯＬＬＹは「ロックをやっていて、こんなにうれしかったことはない。
どんな音楽でも音楽って本当にすばらしい」と語った。
今後はベースを弾くことを目標にリハビリを続けていく予定で、Ｓｈｉｍａ―ｃｈａｎｇは
「これからは全部パラダイス。楽しく楽しく生きていこうと思います！」。
６月には再びコンサートも行う予定で強い意気込みを見せている。
◆Ｓｈｉｍａ―ｃｈａｎｇ（しまちゃん）　本名・武内志磨。ＲＯＬＬＹらと８２年に大阪で
「すかんち」を結成し、９０年に「恋のＴＫＯ」でデビュー。９６年の解散後は自身のバンド
「馬並」「ロケット弾」などで活躍。２００６年、０７年のすかんち再結成に参加した。
０９年１１月に自宅マンションの階段から転落し、頭部を強打したことにより、
脳挫傷、脳内出血の重傷を負った。
ソース：スポーツ報知
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