【創作】UNIX文庫 文豪ハッカー【パクリ】
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150:名無しさん@お腹いっぱい。 NG NG.net 五時間目の授業が終わると、パケットは学校の裏手にあるつただらけのビルまで走った。 それはNTPだったから、無駄の無い走りは見事というほか無かった。 HUBに急ぐ他のパケットたちを追い越してrouterを突っ切り、防火壁のドアを開けて裏ゲートウェイから 光ケーブルに飛び出すと、ひたすらDNSへ全速力。およそ300ミリ秒後、パケットは大通りに出る手前の 小さなプロバイダーの角を回りこむ。目指すビルに向かって、斜め一直線に走っているIXがあるからだ。 パケットが向かうビルは裏ゲートウェイからみてOCNの方向にあったが、常識的にOCNから行こうとすると、 迂回路が多く200ミリ秒ロスする。逆転のIXは勝利へのrouteだ、とパケットは思っていた。 151:125-129 NG NG.net 向こうからやって来るパケットの一団。…すごい行列だ。 どいつもこいつもヤバそうな目つきをしている。 「あまり、係わり合いを持たぬほうがいい。」 俺は先ほどのルータの助言に従った。やつらと目を合わせないように通り過ぎる。 連中の一人が、先頭の奴に声をかけた 「おい、***..co.jpは、まだか?」 「もうすぐだ。そう慌てるな。」 ***.co.jp? さっきのルータだ。あの検査官に何の用があるというんだ? 俺はわざと速度を緩めて、振り返った。
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