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10:あずまんが大王・裏 03
NG NG.net
警視庁のある一室にて―
「良かったんですか、榊さん?もう少しお喋りをしててもいいかと思いましたが」
「大阪は…その、何かとやりづらい面がある」
「今の榊さんにそこまで言わせるとは…やっぱり大阪さんはブレませんね」
「今のと言う話なら「ちよちゃん」はブレ過ぎかな?」
榊が珍しく意地悪な笑顔をして、相対している女性を見た。
「まあ背も伸びて、もう別人だろ?なんてよく言われます」
「それは相手が女性で、過去の姿を知る人からならば、多分女の嫉妬も入ってるさ―」
榊は、少し間をおいて。
「美浜長官殿」
と、幾分か芝居がかった敬礼をして言った。
「もう…でもこれからは榊さんが私の上に立つんですからね?」
「ああ。特に「今回みたいな手腕」は見習わないとな」
「まだ根に持ちますか。まあ騙し討ちみたいな事をしましたが、最終的に
この地位譲渡は計画してました」
「…だからブレ過ぎだって言ったんだ」
少し寂しい表情を作る榊。
「表舞台にも、少しは顔を出しておかないと組織内でも身動きがとれなくなりますから」
そこには、あの天才少女だったちよちゃんではなく。
警察官僚のトップにあるとした自信と気品に満ちた顔の一人の女性が立っていた―


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