仮面ライダーカブト P ..
76:名無しより愛をこめて
20/02/25 00:00:01 kYAvZfTv0.net
>>74
（次の瞬間、 空中で繰り出される無数の腕と腕。 両者の手の動きが速過ぎて 指先が目視出来ない）
（交差し、着地して 膝をつく二人）
（振り返る大介。 いつの間にか 唇にリップグロスが塗られ、プルプルの輝きを放っている）
（相良を見据えながら、左手の親指で 唇を拭う）
大介 「（親指についたグロスを悔しそうに見つめ） ……いい腕です」
（ﾆﾔｯと笑って サングラスを外す相良。 すると、サングラスに映った自分の顏に気がついて 驚く）
（いつの間にか、サングラス越しに 相良の目元には アイシャドーが塗られている）
相良 「（悔し気） ……流石です」
（立ち上がる二人）
大介 「引き分け…、ですね」
（サングラスを胸ポケットに差しながら歩み寄る相良）
相良 「この次は、（消火器BOXの紐を肩に引っ掛ける） 必ず 勝ってみせます」
風間 「………」
（険しい表情で立ち去る相良の後ろ姿を 見送る大介）
（カブト 第27話より）
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