仮面ライダーカブト P ..
322:名無しより愛をこめて
20/04/12 23:59:14 bEZmsLdR0.net
>>318
(深夜。 ライトを点灯し、夜の道路を走る乗用車の前を、 杖を突きながら横切る人影)
(急ハンドルをきり、けたたましくクラクションを鳴らしながら 青い乗用車が 人影を避けて通り過ぎる)
(走り去る車の方向から 天道が歩いて来る。 前のめりに倒れる杖の男。 杖が転がり、乾いた音を立てる)
(急いで駆け寄る天道)
天道 「どうした!? おい! しっかりしろっ!! (身体を揺する)」
(ゆっくりと 顏を起こす男。 口髭を生やした顔は 薄汚れ、 髪は千々に乱れている)
(震える手で 黒布に包まれた物を 天道に手渡す)
男 「……こ、 これを……正統継承者に…… 」
(急に男の手から力が失われ、再び地に伏せて 動かなくなる)
天道 「おい… (恐る恐る、男の身体を揺する) …おいっ! 」
(既に息を引き取っている男から ゆっくり手を離す天道)
(手渡された包みを開くと、中から 一本の包丁が出てくる)
(カブト 第29話より)
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