結果はどうなってもいいからリレー小説を紡ぎたい
at POEM
1:名前はいらない
21/08/16 01:05:02.30 u5KrVOBm.net
夕日は街を紅く染める頃。
食欲をそそる香ばしい匂いが漂ってくる、この活気が薄れた商店街に私は珍しく定時で会社を出て、来ていた。
私がまだ学生だった頃は、まだこの商店街も新しく、活気に満ちていた。
「よくこの商店街にある肉屋に寄ってコロッケを食べていたなぁ」と独り言を呟き、足を進める。
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