詩を書くスレ - 暇つぶし2ch

詩を書くスレ at POEM

113:名前はいらない
16/07/17 22:23:38.91 oAPNSMoE.net
掃除をしていたら昔書いた詩が出てきました
いつ頃書いた詩か覚えていませんが確か中学生か高校生だったと思います
今から15～20年くらい前
捨てる前に書き残します。

114:名前はいらない
16/07/17 22:25:37.86 oAPNSMoE.net
本物と偽物の境で
もがきながら
ゆっくりと
輝きを失ってゆく
小さな宝石のような
美しき君よ

115:名前はいらない
16/07/17 22:27:09.85 oAPNSMoE.net
無題
お前は良いよな
期待されることなんて無いもんな
そういった君の横顔を
僕はまだ覚えている
夕日がやけに
眩しかったっけ

116:名前はいらない
16/07/17 22:28:26.64 oAPNSMoE.net
流星
結局見つけられなかったね
寂しそうに笑って君は言ったけど
あの夜、ぼくは見つけていたんだよ
君の頬をつたう
一粒の流れ星

117:名前はいらない
16/07/17 22:32:06.79 oAPNSMoE.net
歩き続けなければならなかった
だから許してくれ
踏み潰してきた多くのもの達よ
喰らい続けなければならなかった
だから許してくれ
私の血に、肉になってきた多くのもの達よ
奪い続けなければならなかった
だから許してくれ
なすすべもなく奪われた多くのもの達よ
欺き続けなければならなかった
だから許してくれ
(一部解読不能)
生き続けなければならなかった
だから許してくれ
私の犠牲となった全てのもの達よ
お前たちもまたそうしてきたのだから

118:名前はいらない
16/07/17 22:35:02.25 oAPNSMoE.net
翼
広げた翼を
どうして良いかもわからずに
君は戸惑っている
ただ羽ばたけばいい
ただそれだけで
全てが変わるのに
君が変わる事を拒んでも
この世界に流れる時間は止められない
君が君であるために
君が流されてしまわぬために
君は羽ばたかなくちゃ
そのための翼なんだから
君の翼を羽ばたかせられるのは君しかいないのだから

119:名前はいらない
16/07/17 22:36:38.07 oAPNSMoE.net
歩く
僕は歩く
ドコヘユクノ？
僕は歩く
ナニヲメザスノ？
僕は歩く
ソコニナニガアルノ？
僕は歩く
ボクハアルク？
僕は歩く
ただ歩き続けるために

120:名前はいらない
16/07/17 22:38:38.62 oAPNSMoE.net
起きる→食う→着替える→歩く→乗る→降りる→歩く→働く→食う→働く→歩く→乗る→降りる→歩く→着替える→風呂→食う→寝る
繰り返し
繰り返し
繰り返し
繰り返し
繰り返し…

121:名前はいらない
16/07/17 22:40:18.22 oAPNSMoE.net
幾重にも広がる空
濁ることも知らず
幾重にも広がる雲
時には涙を流し
幾重にも広がる海
まるで命の乱反射
幾重にも広がるこの世界に
ただ1人の僕
幾重にも広がる僕の想い

122:名前はいらない
16/07/17 22:41:34.94 oAPNSMoE.net
「狂っているね」君が言う
「狂っているね」僕が言う
何の変哲も無い
よく晴れた月曜日の話

123:名前はいらない
16/07/17 22:42:47.11 oAPNSMoE.net
彼は一冊の詩集を読みながら
大きなな花をノートに書いて見せた
彼にとって『詩』とはそういうものだった

124:名前はいらない
16/07/17 22:44:32.95 oAPNSMoE.net
夢の話
空を飛んでいると
一面の青の中に
かすかに茂った森の中で
君が魚になっている
遠くから聞こえてくるのは
バカに明るい音楽と
死に際の母の呻き
そんな夢を見た日には
決まって君を抱きたくなる

125:名前はいらない
16/07/17 22:46:27.56 oAPNSMoE.net
闇
真夜中に1人空を眺めていると
僕の中に闇が生まれる
闇は空腹であり
闇は欲望であり
闇は悲しみであり
闇は殺意であり
闇は僕であり
僕は闇であり
僕の闇はやがて冷蔵庫の扉を開ける

126:名前はいらない
16/07/17 22:47:25.82 oAPNSMoE.net
こんなもんは詩じゃねえよ
うるせえな
くそったれ
俺の自由にさせてくれ

127:名前はいらない
16/07/17 22:51:04.37 oAPNSMoE.net
たとえば今僕が
この世界から消えてしまったら
いったいどれだけの人が
涙を流してくれるだろうか
たとえば今僕が
生きることの素晴らしさを誰かに伝えようとしたら
いったいどれだけの人が
耳を貸してくれるだろうか
たとえば今僕が
この世界の広さに涙を流したら
いったいどれだけの人が
その意味に気がつくだろうか
たとえば今僕が
こんな詩を唄ったら
いったいどれだけのことを
あなたの心に残せるだろうか

128:名前はいらない
16/07/17 22:53:22.21 oAPNSMoE.net
書きなぐりの詩とも呼べないものばかりですがスミマセンもう少しお付き合い願います
いったん部屋の掃除に戻ります
今週いっぱいくらいかけて徐々に書いていきます

129:名前はいらない
16/08/10 22:56:57.08 Kwp9jifg.net
半分、死んでください
残りの半分を、私が殺したいのです

130:名前はいらない
16/08/11 14:45:45.65 2hReHIVf.net
ああ素敵　ここが世界で一番好き
こうしてあしもとを波に洗われて立っていると
幸せな気分になれる
ああ素敵　これが一番好き
照りつける日差しの中小さな風が頬をふきぬけたとき
よしまた歩こうって
ああ素敵　あなたが世界一きれい
道ばたで名もない雑草がこまかな花を揺らせてると
立ち止まってほめたくなる
いつでもそんな心でいられればいいのに
いつでも幸せに生きられるのに
世の中なかなかそうもいかないんだわ

131:名前はいらない
16/08/23 20:24:11.83 BNC2fEIt.net
詩
URLﾘﾝｸ(youtu.be)

132:名前はいらない
16/08/24 08:43:39.59 JBE92MaJ.net
あぐらかいて雨が止むのを待っている
道路工事のおじさんが
通りすがりのわたしに言った
毎日毎日よく降るねー
曖昧に笑うしかないわたしにおじさんは言った
私の人生もどしゃ降りばかりさー
南国の言葉だ
でも私には煙草があるー
出てきたのはつぎつぎドーナツの輪
風のない雨だったから
きれいなドーナツはふわふわ浮かんだ
それから駅までの数分の道
なんだかにこにこが止まらなかったのは
ないしょ
ないしょは小さなたからもの

133:名前はいらない
16/09/12 21:36:21.77 95KyNZfZ.net
こんばんは
お久しぶりですね
このところお天気がすぐれなくて厚い雲ばかり
いらっしゃるのはわかっていました
この時間ならたぶんここらへん
夜明けが近いならあそこらへん
お目にかかれるとやっぱり嬉しいです
ああまた雲がかかりますね
雲の上のあなたに
雲の下のわたしから
またお会いできますように