CHEMISTRY No.274 ..
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225:ことにしたんだよね わっかんねーって顔してるけど、そうなんだよね。お前はいつも同じ反応をするし、俺はいつも同じように答えてる。 俺達は長い時間をかけてやり直して、またいつか出会うんだけど、俺はずっと不遜だし、お前も侍であろうとするから、結果は変わらない でもさぁ〜俺どんだけやり直してるのって話じゃん?流石にプロゲーマー活動なんてやる気しないっしょw」  小太り中年の肛門から、小さな岩が現れた。 「お前が面白がってた肛門文学なんだけどさ。あれ俺が書いてるんだよね。 あれは全て真実だよ。どの肛門文学も、俺とお前が繰り返してきた歴史の一部なんだよね。 それをお前が読むことで、俺が、やめろと言い続けてきた本当に意味について、そろそろ気付いてくれると願ってた。」  小さな岩の表面を赤黒い物体が流動をすると、やがてそれは固まり、青く美しい星に変わった。 小太り中年と侍の身体が、ゆっくりと透けていく。 「時間だね〜」 「そ、そんな! お、俺はどうすればいいんすか!」  かつて侍と呼ばれていた男は叫びながら、男気いっぱいに抱きついた。 「アッハッハ大丈夫だよ。まァじでw俺達はまた逢える。いろんな時代に、いろんな場所で」 「Nさん! Nさん!」  消える直前まで、男は小太り中年の晋の名前を叫んでいた。 「ドラクエ4と同じように、何度でもやるよ。友達だから・・・・・・あなたとは」  Nはたった一人でそう呟くと、やがて復活する場所となる青い星を見つめながら、静かに、消えていった。




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