コテ小説@不倫板 Part ..
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2:名無しさんといつまでも一緒
22/09/02 18:17:34.55 0.net
10分文章練習 「おもい」

急に機の下方から湧きあがた白い霧に包まれた次の瞬間、姉ヶ崎は方向感覚を失った。
GPSは到底あり得ない数値を示し、無線で必死に呼びかけるもどこのアプローチも応答しない。
高度計もコンパスも時計も、まるで無秩序な動きをしている。狂っている。
「オレは金沢へ向かっていたんだぞ、ここはいったいどこだ」
「地面と空の境界線がわからない、高度もつかめない」
姉ヶ崎は自分が空間識失調に見舞われていることを自覚し、死を覚悟した。
そのとき、突然視界が開けた。
気がつくと姉ヶ崎のセスナは十分な高度を維持していて海面と平行に飛んでいた。
そして、眼下には一面の海。
「ん?海、そんなはずはない…ありえない…」
当惑する姉ヶ崎の視線の先に、島が見えた。孤島だ。
飛行場もなさそうだが、しかし燃料も少ない。着陸するほかない。
さいわい不時着に十分な広い砂浜が見えた。
ほうほうのていでセスナから降りたつ。人の気配はない。
と思った瞬間、砂浜に沿って広がる冥い森から数人の男たちが前触れなく現れた。
「おもーい!おもーい!」
顔立ちや肌の色からポリネシア系の人たちに見えた。
ふんどしのような布で股間を隠し、上半身はTシャツ姿、
なにやら字がプリントされているが、姉ヶ崎には読めない。
少なくともアルファベットの類ではなく、いままで一度も見たことがない文字だった。
「おもい、おもい」
リーダーらしき、筋骨隆々ひげもじゃの男が近寄ってきた。
両手を差し出し、下から上へ、あおぐような動作を繰り返す男。
あっちへ行けあっちへ行け、そんな仕草にも見える。
いつの間にかリーダーだけでなくほかの男たちも無表情に同じ仕草をはじめじわじわと近づいてくる。
「おもい、おもい、おもい、おもい」
姉ヶ崎は後ずさりした。どういうことなんだこれは、彼らは何が言いたいんだ。
困惑をよそに男たちは同じ動作を繰り返す。
「おもい、おもい、おもい、おもい、おもい、おもい」
すぐに波際まで追い立てられ、生ぬるい海水に足が濡れた。

3:名無しさんといつまでも一緒
22/09/02 18:18:14.92 0.net
15分くらいかかった

4:名無しさんといつまでも一緒
22/09/02 19:04:30.72 0.net
続きは?

5:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 07:42:57.43 0.net
>>4
文章練習なので、続きはとくにありません

6:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 07:49:11.20 0.net
「ほうほうのてい」だけがちょっと気になった
単に好みだけど

7:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 07:57:28.68 0.net
10分文章練習 「たまごかけごはん」

たまごかけごはん、これをTKGと略す料理人もおります。
到底いただけない話です。
いえいえ、お料理の話だから「いただけない」と言っているわけではございませんで
料理人として食に対する敬意を欠いた言い回しではないかと
そう普段から指摘させていただいているわけでございます。
世界中にいくらでもお料理ありますが
略号で呼ぶお料理、ありますか?
私が知る限りABCスープ(学校給食で出てくるアルファベットパスタを使ったスープ)と
BLTサンド(ベーコン・レタス・トマト・サンド)くらいしか思い浮かばない。
 べーこんれたすとまとさんど
 たまごかけごはん
ほら並べてみるとわかりますが、後者はわざわざ略すほど長い名前なのとかと腹立たしくなる。
ABCスープはお子さまの教育にかかわるものでしょうから、料理人のわたくしがとやかくは言うまい。
しかし、BLTサンドすらわたくしは、この単純な料理に敬意を表し、
安易に略さずフルネームで呼びながら69年を生きてまいりました。
ですから当料理教室ではたまごかけごはんをTKGなどと訳すことはございません。
企業名じゃあないんだ。
YKKだのKDDIじゃあるまいし、まったくばかばかしい話です。
前置きがつい長くなってしまいました。
本題のたまごかけごはんの作り方についてお話いたしましょう。
熱々炊き立てごはんに生玉子を乗せて醤油たらして食す料理、
ただそう思ってる方々も多いかと思います。
さにあらず、さにあらず。
料理人からしてこれほど奥深い料理はないと断言いたしましょう。

8:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 07:57:43.38 0.net
まず、全卵を使うレシピと卵白と卵黄とに分けるレシピがございます。
たとえば、熱々ごはんにまず卵白だけ。
これをふわっとするまでお箸でかき混ぜます。
そのとき適量の塩と2,3滴のお醤油を調味料として加えます。
お醤油は多すぎてはいけませんよ、控えめに、あくまで隠し味程度。
ふわふわになったごはんのうえに卵黄をそっと乗せましょう。
盛り付けのセンスが問われるところですから慎重に。
そして、卵黄を少しずつ崩しながら食べるのです。
ふわふわの卵白ごはんに濃厚な卵黄の風味がたまらない。
これまでにない繊細な玉子かけごはんを味わえましょう。
卵白と卵黄を分ける。
たったこのひと手間が劇的に玉子かけごはんの在り方を変える。
さらに、卵白だけをかき混ぜておく、あるいは卵黄だけをかき混ぜておく、両方をかき混ぜて使う、
これでも味が違ってまいります。
さらにここに生玉子とご飯の可能性を引き出す無数の調味料の掛け合わせによって
玉子かけごはんに無限のヴァリエーションが生まれてまいります。
先ほどのレシピ、お塩をトリュフ塩に変えほんの数滴上等なオリーブオイルを加えてみましょう。
まったく違った料理になりましょう。
日本古来の由緒正しき玉子かけごはんが、あっという間におしゃれなフレンチになる。
食器をいつものごはん茶碗ではなく、お皿を使ってごらんなさい。
上等なリゾットとしてお客様におだしできる立派な料理になるのでございます。
お話はこのあたりで終えまして、そろそろ実際の調理に移ってまいりましょう
本日のお料理は「カリブの風を感じるカンクン風たまごかけごはん サボテンフルーツとメキシカンBBQを添えて」です。

9:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 07:58:20.16 0.net
14分かあ
うーん

10:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 07:59:46.49 0.net
>>6
ああ、そこはオレも自分で読み返していてちょっと引っかかったところです

11:紗摩
22/09/03 08:22:57.41 0.net
「思っていた人と違う」
初対面で二言三言話して気に入られて、親しみの態度で接してくる人は多い。
が、私は常に自分のままでいて特に相手によって態度を変えるということもない。
その時その時で感じたままに振る舞い、人の顔色を窺うこともしなければ、特に人目を意識することもない。
普段仲良くしてる人に対しても違うと思えばガンガン突っ込んだりもするし、時には批判を浴びせることもある。
ある日、それまで私のことを普通以上に持ち上げていた人が突然、表記のようなことを言い出す。
思ってた人と違う、残念だがっかりだのと。
それを聞いて答える。
そう、だから何?と。
残念に感じているのはわかる。私を見て相手がそう感じたと私に言って来てるのである。
私の態度に対してがっかりしてるという表明だ。
ストレートに言えば、態度を改めろということだろう。
そんなあなたは好きじゃない、私に好かれたければこうしてほしいという要望だ。
もし、私が相手に好かれたいと思えば態度を改めるだろう。
だが、嫌われても構わない程度の相手であれば特に改めることもない。
というか、自分では初めからこうなのでなぜあなたに好かれるために変えなきゃならないのか?という疑問さえ湧いてくる。
それでも重ねて言ってくる。

12:紗摩
22/09/03 08:23:07.88 0.net
ここまで10分だた

13:紗摩
22/09/03 08:23:30.92 0.net
案外10分て短いなw

14:紗摩
22/09/03 08:26:42.57 0.net
続き
相手が私を好きになったり嫌いになったりする理由は
私そのものが原因でなく、相手の私に対する要望が通るか通らないかが原因だったりする。
もうこうなると、私自身は全く関係のない話になってくる。
相手に合わせて私が動かないと相手に好かれない、となると
面倒くさくなるので
私にとって相手は不要な存在となる。
それでも相手はまだ何か言ってくる。
自分の好むような存在でいろ、自分の満足できる振る舞いをしてくれ。
さもなくば、あなたは嫌われる。
そして私は思う。あなたは私にとっていかほどの人間なのか、とw

15:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 09:20:06.42 0.net
蜂子らしい文体ですよなw
文体の話はよいとして
まあ、その話の相手が誰かはわかるし
おそらく蜂子の立場が悪くなるのを恐れての純粋な忠言だったんだろうと思ったりもするんですが
それを重ねてあーしろこーしろ言ってる間に
だんだんその純粋性が失われていくんですよな
「なぜ自分の純粋な好意をわかってくれないんだ」と憤りむきになっていくうちに
「自分の忠告に従わせたい」という欲望がめばえてきて
最初は純粋だった想いが、だんだん権力への欲望に変化していく
まあ、よくあることです
オレにもあることだから注意したいと思うんだけれど
みんな、いい大人ですからなw
一度目は真剣に、重ねるにしても二度目は軽く、
それ以上はなにも言わずにうまくいかないときのバックアップに備える
そういう配慮が関係を長続きさせるコツでしょうねw

16:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 09:24:08.13 0.net
10分で書ける文章量、オレが計ってみると500~600文字なんですよね
会話体の文章ならもう少し多く書けるが
でも、構想の時間が数分くらいはあるからもう少し時間がかかってる
構想もなしに書き始めると、原稿用紙1枚分のテキスト程度でも
たぶん何時間もかかるんだろうなと思う
白紙の前で頭を抱えてうんうんうなってるステロタイプな作家やマンガ家のイメージがあるけど
人によってはいちばん時間がかかるのは構想なんだろうなと思う
構想があれば、実際には決まった時間でできるんだろうと思う

17:シン・ヨシコ
22/09/03 09:50:52.60 0.net
>>2
さすが読ませるねえーいいね

18:シン・ヨシコ
22/09/03 09:51:32.99 0.net
>>7
>>8
大作だ
素晴らしい

19:シン・ヨシコ
22/09/03 09:53:32.56 0.net
>>11
蜂子そのものてはないかw
文章にリズムがあっていいね

20:シン・ヨシコ
22/09/03 09:54:16.02 0.net
>>14
笑笑

21:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 09:55:04.74 0.net
おもいが好きやなw
意味わからんww

22:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 10:05:18.23 0.net
アイデアが斬新だね

23:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 10:29:58.35 0.net
TKGて書いてたタカヲに喧嘩売ってると思ったら最後BBQ

24:シン・ヨシコ
22/09/03 10:37:56.64 0.net
あ、BBQのオチがあったwww

25:シン・ヨシコ
22/09/03 10:38:28.63 0.net
読み手の力量が問われるね

26:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 10:44:30.32 0.net
おもい

子供の頃の話
私の母はお盆の頃
墓参り等を兼ねて実家に私達を連れていってくれた。
祖父の家は古い日本家屋で間口は狭いが奥深い作りとなっていた
前側は店舗で横の通路から入ると木の長い廊下が、奥の庭まで続いていて私は従兄弟達とそこを行ったり来たり鬼ごっこをするのが大好きだったのだ。
井戸水に沈めたサイダーや西瓜を引き上げて食べる喜び
朝は祖母がとってきたアサリの佃煮や卵焼き味噌汁。
母は朝起きるのが苦手だったから家はいつもパン食だったので
この朝ご飯は楽しみだった
祖父の家には縁側があってそこもまた私のお気に入りの場所だった祖父はそこに自分専用のベッドを置いてステテコ姿で新聞を読む
何とも言えず気持ちよさそうで、私はそこにどうしても寝転がってみたかった。
けれどもいつ見てもそこには祖父が居て、中々寝ることは叶わなかった。従兄弟達と遊びながらチラ見して、私はその機会を狙っていたのだ。
ある日とうとう祖父が居ないベッドが空の時を発見して、喜んでそこに行くと、その上に何と入れ歯が置いてあった
入れ歯を見たことのなかった私は大きな衝撃を受けたと同時に、薄気味の悪さを感じて、もうその瞬間からベッドはどうでも良くなったのだった
今でもその事を思い出した時は「そこに寝るなよお前ら、そこはワシの場所や!」という祖父の高笑いが聞こえる気がする。




祖父のおもい?wは

27:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 10:44:58.82 0.net
変なの入っちゃったな

28:シン・ヨシコ
22/09/03 10:51:07.58 0.net
>>26
読ませるねー
情景が目に浮かぶようだ

29:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 10:54:18.99 0.net
みんな文章力あるよなー

30:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 10:56:38.34 0.net
>>23
そういうオチかw
なるほどなー

31:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 10:57:55.10 0.net
めっちゃながなが書いてオチちっさww

32:紗摩
22/09/03 12:34:44.78 0.net
>>15
特定の誰かってわけでもなく、結構多いんだよこの手の人
アネモネが思い浮かべた人もそんな感じだし
言い寄ってくる男もそうだし
ここにいるコテや名無し達にもいる

33:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 13:10:25.55 0.net
>>32
おはちもよく自分に忖度しろと言ってるから同じ人種だね

34:紗摩
22/09/03 13:11:24.49 0.net
>>26
入れ歯の衝撃w

35:紗摩
22/09/03 13:11:51.16 0.net
>>33
私にはそれ、ないんだよ
残念だなw

36:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 13:35:17.05 0.net
>>35
あるよ
おはちのスレでおはち以外のコテの会話するな等
まあそんなことでよく文句いえるなってくらいうるさい

37:名無しさんといつまでも一緒
[ここ壊れてます] .net
>>36
そうそう自分は良いのに他人はダメ

38:名無しさんといつまでも一緒
[ここ壊れてます] .net
>>34
タイムリーでしょう

39:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 14:00:15.24 0.net
>>37
おはちが会話に入れないとすぐ文句言うからね

40:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 14:35:26.46 0.net
自分だけの思い
誰か人に対しての想い

41:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 14:44:01.97 0.net
「ナビゲーション」1
昔はカーナビなどという便利なものはなく、知らない土地へのドライブはもっぱら地図との格闘だった。
そんな今から30年ほど前のある時期、マスオとハチコ、付き合いだして3年バツイチ同士の喧嘩の絶えない中年カップルがいた。
「おいハチコ、実は車買ったんだ今度ドライブ行こうぜ」
「あんたそんな金あったらわたしに香水ぐらい買ってきなさいよね、で、どんなん買ったのよ」
「見てのお楽しみさw行きたいとこ連れてってやるから地図で調べてルートのナビゲーションも頼むよ」
「しょうがないわね、わかったわどこでもいいのね」
なんだかんだ文句を言いながらも結構ウキウキなハチコは目的地を決め地図でルート確認に没頭した。
ドライブ当日の朝、車種についてはたいして期待もしないで待っていたハチコの想像の斜め上を行くオンボロ車が近づいてきた。
(まさかコレじゃないわよね)
ハチコの目の前で嫌なブレーキ引き摺り音を鳴らしながら止まるそのオンボロ車、4ナンバー貨物のワンボックスである
「嗚呼...」
テンションだだ下がりのハチコをよそにマスオはテンションMAX
「ヘイハッチー!今日は2人の記念すべきファーストドライブyouのナビゲーションでレッツエンジョイトゥギャザートゥギャザーフォーーー!」
「さっさと出して、3つ目の信号左」
「はい」
こんな感じでスタートしたドライブだったがそこはハチコ時間を無駄にするほど愚かではない、せっかく行くなら楽しむべしと気持ちを切り替え目的地までの道のりのナビゲーションに集中した、そしてある地点で急にハチコが
「あ、そこの駐車スペースに入って」
と指示を出してきた。オマスは従い駐車場に車を止めた。
「なんだいここは?まさかここが目的地なのか?」
「そんなわけないじゃないの、ここね、隠れた絶景ポイントらしいのよ、ほらこっち来て」
オマスの手を引き駐車場の端にまで行くとそこには眼下に広大な景色が広がっていた。

42:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 14:45:05.51 0.net
「ナビゲーション」2
「おーー、いつの間にかこんなに登ってきてたんだな驚いた、よく知ってたなこんなとこ」
「へへっwすごいでしょ、いろいろ調べたんだから」
その後も随時ハチコの指示でいくつかのポイントを経由して目的地に着き、そこの名物の納豆サンドウィッチを堪能して帰途についた。
「楽しかったね、また連れてってねオマス」
「ああ、ハチコのナビゲーションは完璧だったよまた行こうぜ」
ハチコを送って家に着いたオマスは車内にハチコが使った地図が残っているのに気付いた。
今回のルートを地図で辿ってみると、細かく右左折ポイントがマークしてあり、経由した場所にもかわいくハートマークが記してあった。
(ハチコのやつ、しっかり計画してくれてたんだな)
とホッコリするオマスなのであった。
こんな楽しい初ドライブだったがこの時が2人の愛の頂点なのであった。
日に日に態度が冷たくなっていくオマス、他の女の影もチラホラ見え始めている。
あの初ドライブから約1年が経過した頃、約束もなく急にオマスがハチコのマンションにやって来た。
「ハチコ、すまない別れてくれ、もうお前とはやっていけない」
数秒の沈黙の後ハチコは
「いいわ、もうわかってたから、その代わりもう一度だけドライブに連れてって、あのボロ車すぐ壊れちゃって約束したのにまだあの一度っきりしか行ってないじゃないの、レンタカーでもなんでもいいから、お願い」
「わかった、用意する、また目的地はハチコが決めてナビゲーションしてくれ、来週でいいな」
「うん、ありがとう」
最後のドライブ当日、オマスは使える限界の金額で借りられるレンタカー、トヨタソアラGTツインターボに乗ってやって来た。
「ありがとう、奮発してくれたのね嬉しいわ」
「まあ最後だしな、お互いいい思い出にしよう」
ハチコの手にはまたナビゲーション用の地図があった、そこには前回と同じくしっかりと右左折ポイントとハートの経由ポイントのマークが記されていた。
その中にひとつだけ、ルートの途中のある山道のなにもなさそうな場所に×印がつけられていた、それがなにを意味するものなのか、その場所に着くまでオマスは知る由もなかった。
そしてハチコのナビゲーションにより文字通り「最後の」ドライブがスタートしたのである。

43:鴉
22/09/03 15:04:16.04 0.net
イイね

44:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 15:10:21.66 0.net
良スレ>>1

45:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 15:18:45.77 0.net
不倫してないコテ達が不倫と関係ないスレ立てて我が物顔でキャッキャと馴れ合いしてると萎える

46:紗摩
22/09/03 15:46:42.08 0.net
>>36
言ったところでやるやん

47:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 15:48:16.44 0.net
>>45
自己板でやればいいのに蜂子はまた追い出された

48:シン・ヨシコ
22/09/03 16:12:03.53 0.net
>>42
おもしろいね

最期←でもよかったかな

49:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 17:21:28.16 0.net
>>32
最初の動機は純粋な好意とか心配からはじまるんですよね
ここは信じていいんだけど
途中から少しずつ変質していくってところが、なんていうかめんどくさいところなんですよねえ
本人は最初の純粋な心配が持続していると信じているんだが
実際はそうではない
まあ、会社でも家庭ですらもよくあることだ
だからいつも自分を監視しないといけないんですけどな
とくに「自分がよいことをやっている」と思っているときほどw

50:桃
22/09/03 17:24:10.07 0.net
|ω・` )チラット
30年前に中年て…

51:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 17:26:10.46 0.net
>>24 >>31
そう、そこがオチなんだけど、とてもささやかなオチ
構成はわりと単純なのに余計な情報が多くてだらだらとした一方的な会話文が続いてからの
ほんの小さなオチ
饒舌さとオチがつり合いとれてない文章って
もしかしたらじわじわ系の面白さ作れるのかなって思って書いたけれど
改めて読み直すと、こういうアンバランスな文章って、
自分で書いてて思うんだがオレの5chのレスに似てますよな
自分としては実験のつもりで書いたんだけど
いつもとあんまり変わらんような気もしてくるw
じわじわな面白さがあるか、自分ではよくわからない

52:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 17:31:12.19 0.net
>>26
情景が目に浮かぶようなエッセイですよな
オレの母方の実家も古い商家で、奥行きがある暗い家だった
天井がやたら高く、天井板がすすけたように黒くて、
夜、座敷に寝かされるとき怖かった記憶がある
オレのじいちゃんも入れ歯だったけれど
それを水を張ったコップに入れて台所に置いておくんですよなw
朝、水を飲みに行くのに台所に行くと目の前に置いてある
朝からそれを見るのがしんどかった
しかもじいちゃんは、専用のコップを使おうとかいう気がなくて
近いところにあるコップならなんでも使ってた
なのでオレは、入れ歯が入らないくらい小さなキリンビールのコップばかり使ってました
それなら安全安心だったからw

53:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 17:33:28.38 0.net
>>41
おもしろい
マスオではじまってオマスで終わるところに深い謎を感じる
TOYOTAソアラってところもマスオらしい

54:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 18:02:01.56 0.net
>>52
昔の家って天井高かったよね
黒い天井は怖いと思うわ、私は病気になると天井の木の模様ばっかり見てた記憶がある。よく病気したんかな
wコップのこと分かるーっ
声出して笑ったー

55:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 18:05:21.00 0.net
アネモネて記憶力やばいよな

56:名無しさんといつまでも一緒
22/09/03 18:08:15.31 0.net
キリンビールのコップw

57:シン・ヨシコ
22/09/03 18:11:14.28 0.net
キリンビールのコップ!わかるー

58:シン・ヨシコ
22/09/03 18:11:52.69 0.net
>>51
おもしろいよー

59:紗摩
22/09/04 00:37:02.22 0.net
>>42
落ちがわからんかった
すまんw

60:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 00:41:50.35 0.net
>>59
おますは山の中に埋められるんや

61:紗摩
22/09/04 00:44:42.36 0.net
そうなんか
ちょっと、想像つかんかったわw

62:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 00:55:02.86 0.net
蜂子さん少し頭弱いから

63:紗摩
22/09/04 00:58:45.56 0.net
いや、人を埋めるなんて発想がなくてすまんw

64:名無しさんといつまでも一緒
[ここ壊れてます] .net
最期の意味がわかってないってこと
本当に頭が弱いようで

65:紗摩
22/09/04 01:54:55.58 0.net
小説も書けないのに何しに来たんだ、この名無し

66:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 01:57:44.42 0.net
言葉も知らないのになに偉そうにしてんだこの蜂子

67:紗摩
22/09/04 01:59:28.86 0.net
こんな深夜に私に絡むとか、変なやつ

68:紗摩
22/09/04 01:59:43.92 0.net
ここは私のスレじゃねえぞ
勘違いすんなw

69:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:24:55.04 0.net
こう言うたらなんだけど、
オレのお話のオチもわかりにくくて、Pやんも気づかなかったくらいでしてね
オチがお話の面白味全てではないんですよ
この名無しはいつも悪目立ちしているけど、
ほんとうに文章を読んだり書いたりする楽しみがわかっとらんなと思う

70:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:28:08.97 0.net
黒い天井の件
いま思い返してみると、あの天井板が黒いのって、
お線香の煤が原因だった気がする
座敷には大きな仏壇があって
だいたいオレが行くときは盆暮れ正月で来客が多い時期でもあったから
いつもお線香が挿してあった
ものすごく古い家だったし何十年もそうやって燻され続けて
天井が黒くなってたんじゃないかなあと思ったりする

71:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:34:47.40 0.net
いぶりがっこ作れるじゃん

72:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:38:29.60 0.net
ふと思った
燻製を線香焚いて作ったらどんな味になるんだろ
スレチでごめん

73:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:41:10.35 0.net
10分文章練習 「キス」

キスと〈開かれ〉
森鴎外作品におけるキスをめぐるジェンダー形成表象とAgamben生政治論との接合
姉ヶ崎百音男

【要旨】
キスと呼ばれる行為はいくつか類型分類が可能であるものの、とりあえず「口唇を
他者の肌ないし粘膜に押し当てる行為」と定義されよう。前思春期という児童の心
理状況からいわゆる「大人の」心理への移行過程において、キスがどのような意味
を持つのか、そもそもどのような心的起源を持つのか、これまで十分な考察がなさ
れてきたとは言い難い。もっとも古い研究はFreudによる口唇期論であるが、それ
以降の研究の深まりは性心理学分野ではほとんどなかったと言える。
当研究は、性心理学にこだわらず、文学理論、イコノロジー、神話学、人類学など
の諸研究におけるキスの心的機能や社会的機能に関する研究を概観し、さらに森鴎
外『ヰタ・セクスアリス』の接吻と性欲についての短い言及を分析しながら、時期
が違ういくつかの作品における接吻シーンの比較検討を経て、明治期知識人男性の
ジェンダー形成とキスとのかかわりをスケッチする。そのうえで、とくに前思春期
から思春期にかけての「他者との接触/対立/超克と融和」すなわち「主体を弁証法
的に確立するリニアーな過程」とされてきたキスに関する従来の仮設を批判的に検
討し、思春期における実存の〈開かれ〉(Agamben)過程、生政治化されていく主体
の変容過程としてキスを記述しなおしたうえで、ジェンダー形成論とも関連づけつ
つ理論化の可能性を示唆する。

74:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:41:49.70 0.net
これで13分かあ。

75:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:42:48.83 0.net
620文字くらいか
なるほど

76:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:48:42.48 0.net
>>72
香料が含まれているから、美味しくないんじゃないですかねえ
あと、もともと線香は、杉の若葉を練り固めて作ったものだから
あまりに大量の煙で燻したら、
もしかしたら食べてアレルギーを起こすというひとも出てくるかもしれません
いぶりがっこも、あれは普通は囲炉裏ないと作れませんしね
香料含まれてる線香では難しいのと
線香では部屋の温度が上がらないから乾燥に時間がかかって
いぶりがっこのような状態には簡単にはならないかもしれません
真面目に考えるような話じゃないがw

77:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:54:09.10 0.net
いぶりがっこは冗談だったんだけどw
線香って原料は杉なんだ
香料入ってるから食べ物にはダメだよね
素朴な疑問に応えてくれてありがとう

78:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:54:42.70 0.net
10分文章練習のお題募集します
お題は一文節、もしくは二文節の日本語限定
なんかこいつに書かせたいというひとは
「お題」と明記してレスしておいてください
ただし、必ずそのお題で書くとは限りません
また、たぶん1日1題しか書きません(書けません)

79:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:56:48.53 0.net
太田光が高級な台湾の線香を買って嫁に怒られた話
URLリンク(youtu.be)

80:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:57:24.81 0.net
>>77
昔は杉の若葉を使ってて
いまは違う原料を使ってるところも多いかもしれません
煤を嫌う家も多いので、あまり油脂分が含まれていないお線香も多くなってると思います
(油脂が多いと煤が出るから)
昔から日本で作ってる和ろうそくは油脂分が少ないのであまり煤は出ないんですよね
洋ロウソクのほうが煤が出やすい

81:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 06:58:53.79 0.net
ああ、高い線香って中国にはあるですよな
日本ではそこまで高いのは見かけないような気がする
和ろうそくにはやたら高いのがあるけど

82:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 07:05:47.68 0.net
和ろうそく
いやらしいw

83:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 07:40:12.77 0.net
こんなゴミ溜めでわざわざ高尚ぶらなくても…

84:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 07:43:21.85 0.net
>>83
どのレスのことなん

85:紗摩
22/09/04 07:52:32.65 0.net
ろうそくの話が高尚らしい

86:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 08:00:04.49 0.net
どれとかじゃなくてさ…

87:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 08:03:23.65 0.net
全部高尚かw

88:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 08:06:07.12 0.net
ぶるだよ
高尚ではなく

89:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 08:07:21.75 0.net
全部高尚ぶるかw

90:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 08:08:36.94 0.net


91:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 08:09:18.11 0.net
>>89
ちがう
ぶるだよぶる

92:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 08:09:25.01 0.net
不倫と関係ないコテばかりが集まるスレたててまぁ
誰だったか不倫と関係ないコテスレは板違いだとか吹いてまわってたよねえwこいつらホント自己中のカタマリだよな

93:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 08:10:51.99 0.net
ぶる?

94:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 08:14:41.95 0.net
>>92
ほんこれ
アネモネまで同じ人種だって気付いてガッカリ

95:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 08:26:03.54 0.net
アネモネどう思う?
0253
名無しさんといつまでも一緒 sage 2022/09/04 08:20:06.19
アネモネはメンヘラになりそうな環境におったのにメンヘラにならんかった感じやな

96:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 09:02:04.01 0.net
まさかの論文ww

97:紗摩
22/09/04 10:59:13.56 0.net
お題、「不倫について」

それぞれの立場から語る板でございます

98:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 16:28:29.42 0.net
>>73
学者かよw

99:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 21:53:29.71 0.net
>>95
どう思う?と言われても、オレは「メンヘラになりそうな環境」で育ったという認識ないし
仮にそういう環境でなくても、いわゆる「メンヘラ」になるひとはいるし
ケースバイケースでなんとも言いようがない気がする
強いて言えば、オレが社会生活が困難な強度の「メンヘラ」にならなかったのも
偶然ではないかなと思いますけどな
少なくとも、自分ではどうすることもできない力で
そういうひとたちはそうなるんだろうとオレは考えているので

100:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 21:55:28.42 0.net
>>97
「不倫について」は別に書くとして、いちおう小説スレなのでお題「不倫」で書いてみます

101:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:22:17.19 0.net
10分文章練習 「不倫」

「どうだった? 東京は」
サバの味噌煮を口に入れたまま出張帰りの主人は私に言った。
彼のこの癖、私は嫌いだ、ずっと昔から。でも一度も言えないでいる。
「楽しかったわよ。彩香も茜も元気そうで。茜の赤ちゃんはもうつかまり立ちできるんだって」
「そうか、それはよかったな」
主人は笑いながら言った。咀嚼途中のごはんがちらりと見え、目をそむけたくなった。
彩香も茜も私も大学の同期で、彼の教え子で、ゆるいつながりが10年ほど続いている。
「赤ちゃんか、うん、いいもんだな」
私に確認するように顔を見ながら主人は言う。
今夜は私を抱くつもりなんだなと思った。
日が替わるころ私のなかの、昨日の感触が、においが、吐息が、すべて上書きされる。
私のなかから消えてしまう。
「そうね」
赤いミニトマトをつまみあげながら、そっけなく答えた。

102:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:22:44.78 0.net
+ + +
翌日もよく晴れていた。
秋田の空は広い。高い建物がたいしてない街だから、五庵山くらいまでは目の前を遮るものはない。
そのかわり、この街の空は蓋のようだ。私たちの頭上を覆う大きな蓋。
むかし読んだポール・ボウルズの小説にそういうお話があった。
身体が少しだるい。
洗濯物を干し終わってソファに座ろうとしたときスマホが鳴った。
「おはようございます」
スマホから響くあの子の声は明るかった。
「あの、いま近くまで来てるんです。新幹線で来ました」
まるで探し当てた飼い主を見つけた子犬のような明るい声。
一昨日の別れ際の彼は、遠目にも心細げに見えた。
細身のダンガリーシャツに少しオーバーサイズのカーディガンを羽織って、
肩を落として改札口の前に突っ立っていた。
「よかったらお茶だけでも飲みませんか? 1時間ほどでいいんです。どこかケーキがおいしい喫茶店があれば…」
「ごめんなさい、今日は会えないのよ」
「え? 予定があるんですか? 明日までこっちにいるつもり…」
彼の言葉を遮るように、自分でも予想外に強い口調で言った。
「いえ、〈会えない〉のよ、もう会えないの」
「………そうなんですか。わかりました。突然来たので迷惑かけちゃいましたね。帰ります。家に戻ってメールします」
声を振り絞るように、でも精いっぱい明るく答える彼に返事をしないまま通話を切り、
私はソファに深く沈んで目をつぶった。
たった2分ほどの電話だったのにとても疲れてしまって、目眩を感じるくらい脱力していた。

103:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:23:41.33 0.net
+ + +
窓の外には、相変わらず青い空が広がっている。
雲ひとつない、乾いた冬の空。
近所の小学校からはチャイムの音、続いて子どもたちの声が聞こえはじめる。
昼休みの時間なんだろう。
のろのろと腰を上げ、インスタントコーヒーを作る。
食欲はない。
あの子はこの街のどこか、この空のしたをまだ歩いているだろう。
ふたたび、そして決定的に捨てられて。
どこにいくあてもなく、なにも聞こえず、
私がどこかにいないか探しながら、むやみに歩きまわっているのだろう。
私はほとんど確信していた。
ポール・ボウルズの小説では、
サハラ砂漠の縁にあるひなびたホテルでヒロインに男はこんなことを言う。
この広大な空は、空の向こうにある何かから自分たちを庇護しているような気がすると。
 「でも、何が背後にあるの?」
 「何もない、と思う。暗黒があるばかりだ。まったくの夜だ」
まったくの夜。
そんなところに子犬のような彼を連れて行くのをわたしはつらく思ったのだ。
彼はこことは違うどこかへ向かってくれたほうがいい。
もう少し違うところ?
私の知るこの同じ空しかこの世を覆う空がないとしても、違うところなんてどこにもないとしても、
それを思い知ってしまうまでは、あの男の子には旅を続けさせてあげたい。
「人は無限の機会があると思い込んでいる」。
たしかにそうだ。
でも思い込んでいられる間は、たくさん遠くまで歩いたほうがいいと、私は思った。
それから私はひとりで、
あの子のように、小犬のように泣いた。

104:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:24:33.53 0.net
25分かあ
長い

105:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:31:07.35 0.net
エッセイならいくらでも書けるけど創作力ないから小説は書けないわ。残念

106:シン・ヨシコ
22/09/04 22:36:08.00 0.net
いいですねー
すごい
まるで作家さんみたいです
不倫というか昼顔というか、短い中にいろんな要素があって
想像力が膨らんで、そして胸キュンな話ですね
わざとなのかわかりませんが「主人」って言い方がちょっと気になりました
「夫」の方がしっくりくるような気がします

107:シン・ヨシコ
22/09/04 22:37:23.18 0.net
ポール・ボウルズの小説もどんなものか読んでみたくなりますね

108:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:38:14.71 0.net
すごいな
作家になれるわ

109:シン・ヨシコ
22/09/04 22:40:14.78 0.net
すごいよね

110:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:42:01.49 0.net
マスタースレと偏差値が25は違うな
向こうは偏差値42
このスレは偏差値67w

111:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:42:01.81 0.net
女の目線で書けるのがまじですごいわ

112:シン・ヨシコ
22/09/04 22:43:50.13 0.net
でも男と女を逆にしてもいけるかも
男と若い娘との情事の終焉だと思えばイメージできる
ちょっと切ない話

113:シン・ヨシコ
22/09/04 22:45:23.25 0.net
ナイスガイも若い新入社員の女性と不倫して
嫁バレして、泣く泣く別れたらしい
幸せになってくれと願いながら涙で枕を濡らした夜もあっただろう
と思うと草

114:シン・ヨシコ
22/09/04 22:46:16.30 0.net
性格悪いわワタシw

115:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:46:34.00 0.net
旦那がクチャラーで生理的嫌悪感を感じているシーンが闇深い

116:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:47:44.12 0.net
アネモネは不倫したことあると思うわ
愛妻家はこれ書けんやろ

117:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:49:54.82 0.net
卵かけご飯と違いすぎるwww

118:シン・ヨシコ
22/09/04 22:50:55.82 0.net
昔見たドラマで、嫁が台所でたくあんを切っていて
腕からたくあんの汁がポトッと落ちているのをみて
嫁に嫌悪感を持って浮気に走るっていうシーンがあった
どんなドラマだったか覚えてないけど、そのシーンだけは異様に
脳にこびりついた
人が誰かを嫌いになる時、その一瞬がリアルだった

119:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:55:00.31 0.net
不倫のきっかけてそんなもんかもな

120:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 22:58:57.20 0.net
私もソファーの背もたれに片脚上げてゴロゴロするのはやめようと思うw

121:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:03:58.55 0.net
食べる時鼻水出るの仕方ないとして、ティッシュの処理って重要なのよね、ポツリ

122:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:05:01.06 0.net
食器に入れる奴とか

123:シン・ヨシコ
22/09/04 23:05:25.84 0.net
不倫の映画だと、何度も5ちゃんにも書いたことあるけど
イタリア映画の「向いの窓」っていうのがすごく良かった

124:シン・ヨシコ
22/09/04 23:05:53.12 0.net
>>122
それ嫌だね

125:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:05:54.41 0.net
>>123
どんなの?

126:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:06:17.52 0.net
>>124
うん、ウチの旦那

127:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:08:16.78 0.net
旦那の親もそうだった
鼻水噛んだティッシュで机拭いたりした挙句の食器入り
飲んだ湯呑みを布巾に臥せてまた飲む時とって飲む
どれもこれも私の育った環境には無かった習慣だよ

128:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:12:24.82 0.net
ここで話すのはスレ違い
スンズレイしますた

129:シン・ヨシコ
22/09/04 23:14:52.84 0.net
いやいいと思うよw

130:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:15:47.14 0.net
アネモネは不倫しとるな

131:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:18:00.03 0.net
>>130
かも知れない

132:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:19:35.75 0.net
不倫して不倫板に来たんだったら、自然だし

133:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:20:35.82 0.net
アネモネと不倫したらキレイな思い出になりそう

134:シン・ヨシコ
22/09/04 23:20:43.48 0.net
「向かいの窓」っていう映画は
2003年ごろのイタリア映画
同じタイトルのアメリカ映画もあるみたいだけどそっちではないw
イタリア映画ってところがキモだと思う
ストーリーは
労働者で日々の生活に疲れた若夫婦がいて
子どものことやいろんなことでケンカが絶えない
妻は夜更けに1人窓の外を眺めるのが日課だった
向かいに素敵な男性が引っ越してきて
その様子を妻は夜ごと眺めている
その男性はインテリでいい仕事をしていてリッチだった
ある日向かいの窓の男性も
女性が向かいの窓からこっちを見ていることに気がついて
恋が始まる
で、、、
という話なんだよ

135:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:22:15.29 0.net
うちの前は竹やぶだがどうしたらええかいの

136:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:22:50.33 0.net
夜はたぬきがきて目が合う

137:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:23:38.96 0.net
アキラメロンww

138:シン・ヨシコ
22/09/04 23:25:49.92 0.net
ここからはネタバレになります
2人は互いに惹かれ合うようになり
一夜をともにしよう、そして旦那さんとわかれて一緒に暮らそう
みたいな話になるのだけど
最後は妻は夫を裏切れずに未遂で終わって
向かいの窓の男性とは別れ元の生活に戻っていく
というお話なのです
家庭を簡単に裏切れない家族を大切に想うイタリアならではの結末かなと思いました
簡単に旦那を捨ててハイ次!っていかないところがもどかしくもあり
悩ましくもあり
そして俳優さんがきれいなんだわこれが
まあロマンティックなのです

139:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:26:54.32 0.net
スッススは?

140:シン・ヨシコ
22/09/04 23:28:09.79 0.net
スッススはしなかったね
もうちょっとでしそうだったw

141:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:28:59.69 0.net
スッススはないと

142:シン・ヨシコ
22/09/04 23:29:01.81 0.net
この映画のレビューを見てみたら、寸止めで終わった昔のことを思い出したとか書いてる人がいたw

143:シン・ヨシコ
22/09/04 23:30:48.29 0.net
スッススやってしまったら
夢が萎むっていうか
やらないほうが夢が続いて良いような気がします(個人の感想です)

144:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:30:53.40 0.net
よしこの寸止め小説読みたい

145:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:33:09.63 0.net
おますにも書かせたいな
ニコ生失敗したらしいし挽回してもらわんと

146:シン・ヨシコ
22/09/04 23:36:00.78 0.net
向かいの窓 トレイラー
URLリンク(youtu.be)

147:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:38:56.58 0.net
すまない
「子犬のように泣く」のところでWAONへの
「払うときはワオン!ていうから
残高がないときはクゥーンて泣くべきだと思います」て
投書を思い出してフフッてなってしまった

148:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:45:26.79 0.net
「ハンカチ」1
田舎の大学を卒業して東京に出てきて2年、地元の彼女と遠距離恋愛を続けていたが先月別れを告げられた。他に好きな人ができたということだった。忙しくてなかなか帰省することもできずに寂しい思いばかりさせてしまっていたのでこれはもう自業自得だ俺が悪い。
こっちに来て結婚しないかと悪あがきしてはみたものの時すでに遅し、彼女の心はもう俺には向いてなかった。
そのショックからまだ立ち直ることができていないある夏の夜
あっ!
会社帰りで最寄りの駅から自宅まで歩く道すがら、数メートル前を歩いているパッと見スタイルの良い20代っぽい女性の手元から何かが落ちた。
それは黄色いハンカチだった。女性は気付かずスタスタ歩みを止めない。
その時俺は本当に無心でそのハンカチを拾って小走りにその女性に追いつき
「すいません、これ落としましたよ」
とハンカチを差し出した。
急に後ろから声を掛けられたせいか女性は肩をビクッと震わせ振り向いた、その顔は目を大きく見開き何故か尋常ではない驚きの表情を浮かべていた、指先もかすかに震えていたように思う。
「あ、驚かせちゃったかな、ごめんなさい、最近ここら辺痴漢が出るって話もあったしそりゃあびっくりしますよね。このハンカチあなたのですよね?」
「は、はい、わたしのです。どうもありがとうございます」
俺からハンカチを受け取る彼女の姿が俺のハートをクリティカルヒット♪、そう、まさに撃ち抜いたのだ。
(なんてかわいいんだ)
ナンパなんか生まれてこの方一度もしたことがない俺がさもそれが当然であるがごとく話しかけていた。
「俺この辺に住んでるアネモネっていいます。びっくりさせちゃったお詫びにお茶、いや送って行きます、ぜひ送らせてください」
「はい、よろしくお願いします」
「そうですよね、やっぱりこんなナンパみたいなのは嫌ですよね、じゃあ気をつけて帰ってくださ、え?」
そこからの俺は舞い上がって何を話したか覚えていないが最後に彼女の素性を聞き出すことができた、ヨシコ21歳社会人1年目、そしてすんなり次の約束を取り付けることができた。

149:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:45:57.56 0.net
「ハンカチ」2
それから俺たちの交際が始まった、地元の彼女と別れてハートブレイクでふさぎ込んでいた日常が180度転換した。
ヨシコは普段はとても優しく穏やかでギャグが大好き、なんとなくカピバラを思い起こさせるような風貌をしているが、政治と音楽の話になるとその様相は一変するのであまり触れないようにしている。
楽しいデートを繰り返していたある日、ふとあの俺たちが付き合い始めるきっかけになった黄色いハンカチの話題になった。
「俺たちあのハンカチがなかったらこうして付き合うこともなかったんだよな〜、ハンカチに感謝感謝だなw」
「ふふふ、じゃあひとつ秘密を打ち明けちゃおっかな、あのハンカチね不思議なお店で買ったの。そのお店にね、
【映画、幸福の黄色いハンカチで実際に使用されたハンカチ!これを意中の人の目の前で落としてその人が拾ってあなたに渡してくれれば両想いになれると言われています】
なーんて書いてあったからおもしろーいと思ってつい買っちゃったの。それを買った少し後に電車であなたを見かけるようになって、素敵な人だなぁって。それでこのハンカチ試しに使ってみよかなって、えへへwほんとに効果あったね、びっくりしちゃった」
「マジかよそれ!あー、だからあの時俺が声を掛けたらすっごいびっくりした様子だったのかよ」
「さーってねw信じるか信じないかはあなた次第でーーすw」
俺は、あーこれはヨシコならではのギャグだなと思ってそれ以上突っ込むことはしないで笑って話を終わらせた。
俺たちの交際は順調に進み、3年が経過した頃に俺はプロポーズした。結婚生活も波風立つことなく、2年後には長男、4年後に長女が生まれた頃、俺は2ちゃんねるという掲示板を知った。
色んな板を見てまわっていたが、気付くと不倫浮気板にいるハチコというコテから目が離せなくなってしまっていた。
すごいなこの人は、俺の感性にぴったりなレスをする。
どうやらこの板のコテたちは頻繁にオフをしているらしい、どうしてもハチコに会ってみたくなった俺は、コテとして参加し、持ってるスキルを総動員してハチコとのオフに漕ぎ着けた。そこからは雪崩のように不倫の泥沼にはまってしまったのである。

150:名無しさんといつまでも一緒
22/09/04 23:46:25.06 0.net
「ハンカチ」3
鋭いヨシコが俺の変化に気付かないわけがなかった。
けして証拠を残さない俺を直接追求することはなかったが、俺たちの関係は急速に冷めていってしまった。
俺はヨシコのことも、もちろん子供たちも愛していた。しかしハチコとの関係を止めることはできなかった。
そんな仮面夫婦の関係になってしまってから1年後のある日の仕事帰り、駅前の喫煙所で2ちゃんねるでのハチコの活躍をニラヲチしながら一服しているとヨシコの姿が見えた。
なんでこんな時間にあいつがこんなところに、子供たちはどうしてるんだ。
不審に思い俺はヨシコの後をつけることにした。
ヨシコの約20m後ろを歩く、俺とヨシコの間には2人いる。
まさかヨシコも不倫してるのか、という疑惑が頭をよぎる。
その次の瞬間から起きた出来事は俺の思考を停止させた。
ヨシコの手元から何かが落ちた
それはゆっくり、本当にスローモーションのように落下していく幸福の黄色いハンカチ
ヨシコの直後を歩いていたスーツの男がそれを拾い上げヨシコに声を掛ける
声を掛けられてゆっくり振り向いたヨシコの表情は、あの時、俺があのハンカチを拾ってヨシコに渡した時と同じような驚きの中に期待と不安が入り混じった女の顔だった。


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