安価・お題で短編小説 ..
563:この名無しがすごい!
17/11/07 21:39:04.01 Y72jESCc.net
突発的にラブコメ風な話を書いてみたくなったので……
オチはありません
使用お題:『海月』『宇宙人』『秘密』
【秘密】(1/2)
一歩部屋に足を踏み入れて、目頭を揉む。
再び自分のベッドに目をやるが、ソレは確かにそこにいた。
「お前、実は宇宙人だろ?」
「何でさ? どこからどう見ても可愛い幼馴染じゃ無いか」
これ以上の問答は無駄だと悟った幸弘は、自身の勉強机の椅子にドカッと座った。
「何でいるんだよ」
「おばさんが入れてくれた」
(何してんだよ母ちゃん!!)
当たり前の様に息子の部屋に年頃の少女を通す母親に頭痛を覚える。
「で? 何の用だよ?」
「用が無くちゃいけない?」
「普通はな」
「なら大丈夫」
「?」
眉根を寄せる幸弘に愛花はニパッと笑いながら言った。
「ボク達“普通”の関係じゃないだろ?」
「……ただの幼馴染だ」
幸弘がそう言うと、愛花は頬をぷくーと膨らませる。
「う〜!! おたんちん! もやしっ子! クラゲ!」
「誰が色白病弱だ!!」
愛花の投げた枕をキャッチしながら幸弘はそう返す。
「で、結局何しに来たんだよ!!」
「…………された……」
「はい?」
「告白された!!」
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