【晩年】大江健三郎 8 ..
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119:吾輩は名無しである
23/10/20 12:52:00.23 SqaGqH09.net
 ちなみに上レスでクレーム入れたからといって大江健三郎の小説が
読む価値なしとか言いたいわけではない。それは別問題。考えさせる小説である
ことに変わりはない。ただ、読者に不親切が過ぎる。そのために読みにくさを
増幅させていたのではないか。そこを言いたかった。大江氏が自覚しないなら
編集者とかが気を利かせて「屋敷」「谷間」の見取り図を添付してくれたら
大江氏の後期の小説がより読みやすくなったのは間違いない。そこで読者に
たいする怠慢があったということ。そこから「大江の小説は読みにくい」の風説
も出たんじゃないか、そこを言いたいわけ。作者本人も多分この点について
気づいてないまま亡くなってる。

 大江健三郎のクラスにもなると、編集者も意見を言いにくくなっていたのでは
ないか。+彼がノーベル文学賞を受賞してしまうと、ますます言いにくくなる。
それによって、一般読者からすると、大江健三郎の小説は語彙が事典・辞典
ないと読めない。また小説の人物の生息する地域の地形がまったく把握
できない。そういうマイナス評価が後期は特に増幅していたのではないか。

 私の場合も大江健三郎の小説1980年以降読んでなかったので、どういう
ことになっているのか把握はしてなかった。最近、彼の小説を読みながら、
ここは作者による補足が必須ではないかと思える箇所がある。特に「僕」の
生まれ故郷である、四国の森の地形図は、小説を読み進めるうえで必須では
ないか。必須であるにもかかわらず、彼の本にそういう図面が添付されている
例がない。これは明らかにおかしいし大江健三郎の小説を読みにくく
させていた重大なる要因の1つであると言いたくなった。そういうことです。

120:吾輩は名無しである
23/10/20 19:38:12.71 Qt3JA6q+.net
なんかすべてポイントがズレてて、要するにアホなんで
よほどのアホでないと反対意見的なものも書く奴いなさそうwww

121:吾輩は名無しである
23/10/22 11:06:31.92 GZvsdaFb.net
今年の秋、読む大江小説は、われらの時代、いかに木を殺すか、
取り替え子、の3冊に決まった

122:吾輩は名無しである
23/10/22 12:07:27.14 uaIskIRt.net
>>121
 いっそのこと講談社版大江健三郎全小説全15巻買ったらよいのに。

 紀伊国屋書店のwebで¥85`400(税別)で宣伝してます。これであなたの
部屋に、あの大江健三郎の小説がすべて揃います!

123:吾輩は名無しである
23/10/22 12:24:49.63 GZvsdaFb.net
>>122
大江の小説は全て持っている
その全集に入っていない作品も

124:吾輩は名無しである
23/10/22 13:26:52.07 aVcnYKgK.net
そういや大江健三郎全小説を買った時に勢いで『夜よゆるやかに歩め』も買ったんだった
まだ読んでねーわ
それにしてもいいタイトルだ

125:吾輩は名無しである
23/10/22 15:24:48.01 wWgfr+aQ.net
>>119
大江の小説は不親切というけれど
大江の文章は悪文だと言う批評には
しっかり、はっきりと、言語学者の
大野晋氏が日本語として
正しいと、お墨付きを与えてくれたと、これみよがしに
発表して自分を守ってたよな。

それにならって、筒井康隆は
大江の文章を読みにくいという奴は読めないだけだと
いう批評を導き出す。

そういう風にして悪文という批評を政治的に
封殺する。大江は、そういう自分を護る
能力はしっかり持っていたわけだ。

126:吾輩は名無しである
23/10/22 15:42:42.33 GZvsdaFb.net
大江を悪文と批判するヤツは低能にすぎない
文学はムリなんだろう
東野圭吾あたりを読んでいればよい

127:吾輩は名無しである
23/10/22 15:55:05.25 wWgfr+aQ.net
>>126
百歩譲って、日本語として首の皮一枚間違って
いないのかもしれないが
褒められた文章ではないだろ。
 
サブカルチャーすぎる。

128:吾輩は名無しである
23/10/22 16:00:57.06 aVcnYKgK.net
>>125-126
俺も大野晋や筒井康隆に同意
なんでも分かりやすければいい文章なわけもないし、
分かりやすくリライトすることでこぼれ落ちるものがあるのが文学の文章

>>127
分かりやすければ褒められる、分かりにくければ褒められない文章であると
一元的な序列付けの評価をするという時点で非文学的な態度だ
また「サブカルチャーすぎる」ってのは意味不明
あなたの文章の方がよほど日本語になってない
大江の文はあれでいてかなり明晰

129:吾輩は名無しである
23/10/22 16:05:25.88 wWgfr+aQ.net
>>128
文章は明晰であれば良いってもんじゃないだろ。
日本語としての音楽的なものも日本語の
大きなメッセージの一つ。

130:吾輩は名無しである
23/10/22 16:23:06.19 aVcnYKgK.net
>>129
言葉の使い方の問題かもしれないが、概して文豪として名の残ってる人の文章はおしなべて明晰
言語というものは意味を伝えるものであることを考えると意味不明の文章であってはならない
また、なんで明晰の反対が音楽的なのかも意味不明

そして「日本語としての音楽的なものも日本語の大きなメッセージの一つ。」って何?w
メッセージってどういう意味を伝えたくて使ってるワードなの
確実に言えることは、あなたの文章は明晰ではないということ

131:吾輩は名無しである
23/10/22 16:39:28.07 wWgfr+aQ.net
>>130
日本語には、これまで日本人が生き抜いてきた
知恵が込められているんだろうと思うよ。
それは、日本人の心も育ててきてたはず。
日本語は日本人の心を表してきたけれど
日本語から日本人が学んできた部分も
あると思う。
そういう正しい日本語から大江は外れるだろ。
だから大江はサブカルチャー。

132:吾輩は名無しである
23/10/22 17:54:20.29 jIMpKELv.net
大江の文章は悪文だと篠田一士がはっきり言い切ってるな
篠田の非批評が

133:吾輩は名無しである
23/10/22 18:01:05.72 jIMpKELv.net
>>132
訂正
篠田の批評が正鵠を射たものかどうかは別として、そういう批判が
一定数あるのは事実

134:吾輩は名無しである
23/10/22 18:11:51.60 GZvsdaFb.net
篠田一士こそ悪文
あのデブに似つかわしいダブダブの文章だった

135:吾輩は名無しである
23/10/22 18:15:26.77 Nqu2Plbm.net
大江記念館とか作られないかな?

136:吾輩は名無しである
23/10/22 20:32:50.24 wMtkXhTG.net
>>131
思うよ。
はず。
と思う。
だろ。

全部あなたの感想ですね
ありがとうございました

137:吾輩は名無しである
23/10/22 22:14:26.03 yZSFi7k3.net
伊藤整の文学論って空疎な専門用語が並んでるだけでくっそ読みづらい
しかも内容がない
川端の文学論の代作で自信をつけたらしいが、小林秀雄からは批判されてる
時間の無駄だった

138:吾輩は名無しである
23/10/23 07:26:42.04 ms6EOY/r.net
>>137
大江とは無関係

139:吾輩は名無しである
23/10/24 06:31:16.03 wv7bUrxp.net
 大江健三郎というと80年代にさんざん「知的なイモ」とか某批評家に言われて
散々だったけどね。なんでテキストを巡ることが、自分が読書した記録が
小説になるんだ、障碍者の息子が溺れるのを見て海外文学の原語を思い出して
助けないんだ、人倫に反するだろう、とかね。エコロジー
傾倒する主人公出して主題主義で文学として勘違いしてるとか。
 とにかく不親切だからね。用語がめんどくさいし地形が分からないし。引用
されてる英詩には訳がないし。教養ない人間は読まなくていいと言ってるよ
うなもんだし。
 褒める人間も教養主義で鼻が高く。人から好かれないのが褒めてた。褒める
人間がタチが悪いのでそれもあって嫌われてたんだろうね。蓮實重彦、
渡部直己とかね。間違っても好かれない。渡部はセクハラで有名だし
蓮實も屈折が激しくてネクラが顔に出てるし凡庸バカにしてるし。

140:吾輩は名無しである
23/10/25 07:25:47.33 3EH8aJ/t.net
>>139
散々って吉本隆明がなんか下品な口調で悪口言ってたってなんか意味あんの?
むしろ吉本隆明自体が今となっては散々だろ

141:吾輩は名無しである
23/10/25 07:31:50.94 0FrBtoNh.net
>>139
お前が凡人すぎて呆れる
大江を読まずに春樹を読んでいればいいんじゃね

142:吾輩は名無しである
23/10/25 10:32:50.04 hgIEw7xU.net
 80年代以降の彼の作品。大江健三郎自身と思われる「僕」が東京と四国
往復。四国では幼馴染や「僕」のお眼鏡にかなった人物が森を守る運動家。
手かざしの宗教家。その周囲の人間は皆彼に理解がある人ばかりで守る。

 そういう噺と、実際に大江の小説を読んでいる読者層の乖離が激しいのでは
ないか。家族も親族も崩壊。孤立して都市生活。手かざしを信仰などすれば
まだやってるの?と笑われる。下手するとオウムの残党かと通報される。

 立派な身分のノーベル文学賞作家だからこそある優雅な生活(笑)それを
崇める信者(笑)これが読まれなくなったとしても当然といえば当然。都市生活者
の毎日とはかけ離れてる。喜んでるのは大江信者のみ。1億分の8人くらいの
登場人物。これが我々の精神になんらかの力を付与し、世界を変革する力を
付与?あまりにマゾヒスティックで悲惨。それがあの作品みたいに明るく
天真爛漫って有り得ないんじゃないか?そもそもあの森の生活。自給自足生活
自体、天の賜物。登場人物も同じく天の賜物。天から授かった物語。それが
大江さんの小説?(笑)それってどこまで読者は自分の話として読んでる?
信者を除いてそんな読者いる?非常に疑問。

143:吾輩は名無しである
23/10/25 10:46:04.38 hgIEw7xU.net
 あと、ここに書いてる愛読者らしき書き込みも「頭がいい」選民意識が
高い。「凡人」は読むなとかね(笑)そういう言い方を聴いたら大江氏は
どう思ったろうね。まああの顔がますます憂鬱になって暗くなったのは
間違いない(笑)「僕の読者はこういう人ばかりだったのだ。僕の目の前は
真っ暗に変わり眩暈がした」とか「僕」が書いたでしょう。可哀そうに(笑)

 ついでに「ギー兄さん」から「君の小説の内容が一般人とはかけ離れてる。
なんでもっと親しみ易い設定で書かないのか。一度でも考えたことが
あるのかな。それで戦後民主主義とその小説とはどういう関係があるのかい?
何もない。ただKちゃんの趣味だよね」とか言われてたんじゃないの?(笑)
「君が四国の生活に愛着をもってることはよく分かる。でも多くの読者に
とっては夢の亦夢なんだよ。Kちゃんの書いてる生活は。考えたことがあるのか
い?だから小説がだんだん売れなくなったんだ」とかさ。大江氏の小説に
まさに引用されそうだ(笑)そういうことを書いて新潮社に送信してやればいい
のに。担当者も「ああ。俺もなんとなくそう思ってたんだけど。大江さんは
大作家だから言えなかった。俺だけじゃなかったんだなあ」て思うだろう。

144:吾輩は名無しである
23/10/25 11:13:46.51 lOZkywfS.net
>>142

だとすると
むしろ君が何を優れた文学として定義しているのか知りたいな
例えばその同時代の作家で、どの作家がどういう意味で、誰の救いでどう素晴らしいとか

まあこう聞きながらまともな答えは返ってこないという強い予感があるんだが

145:吾輩は名無しである
23/10/25 14:41:07.09 /tAxJ8Q6.net
 僕が気になったのは、ギー兄さんからメールで送信された、次のような
文面であった。
《それと最近気にかかったのは、某インターネットサイトで、Kちゃんの
小説について話してる人間が、「凡人は読まなくていい」という意味の文言を
書いていたことだ。無論、読者と作者とは同一ではない。しかし、読者を
誘発するのはやはり作者である。僕はそう言うしかない。Kちゃんの中の、
なんらかの素質が、読者を誘っているのだよ。そこで、「凡人は読まなくて
いい」と暴言する読者の何と、Kちゃんの小説が引き寄せ合うといえるのか。
僕は考えてみたんだ。
 きっとこうだと思う。Kちゃんの小説には、教養小説ともいうべき引用が
豊富にある。なかには僕がKちゃんに貸したり贈ったりした本の一節も混じって
いる。だから引用それ自体はKちゃんだけの責任ではない。とはいえ、それを
自らの小説に引用し、翻訳もつけずに話を続行する、これはどうみてもKちゃん
の責任なんだ。そういう手つきはある程度の教養がある人しか読ませない。
わかるよね。それが今のKちゃんの書いている小説なんだよ。そこから、先の
ような「凡人は読まなくていい。〇〇の小説でも読んでろ」などと暴言を
吐く輩が現れる。たぶんKちゃんの意図に反してね。そこについて、Kちゃん
自身はどう思っているのか。ちょうど最近読んだ、批評家Yのテキストで、
Kちゃんの小説のことが取り上げられて。テキストを巡ることがなんで小説
になるんだ?と疑問を呈し、喝采を浴びていた。僕からすると、そうだよ、
それも小説なんだ、て言いたいくらいだったけどね。》
 このギー兄さんからのメールはしばし僕を俯かせ、無言にもさせるもの
であった。

146:吾輩は名無しである
23/10/25 14:41:18.92 uCTLV9Oi.net
>>141
どっちも駄目でしょ?タイプの違うダメさ
大江は読みづらい
春樹は中身がない
どっちも面白くないのが弱点(笑い

147:吾輩は名無しである
23/10/25 14:55:32.43 /tAxJ8Q6.net
>>144
 私が今文学として成立すると強く考えるのは、親子関係の破綻。育児放棄。
子供の乳児時代のあるいは胎児時代のトラウマ。そこから生じる成長後の
世界の破綻。破壊衝動。
 作品としてあげればサルトルのフローベール論『家の馬鹿息子』また、
こっちはまったく一般的には知られてはいないが樹村みのりという漫画家が
80年代初頭に描いた『海辺のカイン』という作品。とりあえずはこの2作は
現代日本の精神、心、の深部における閉塞にまともに対峙する作品だと
みている。両方ともamazonで入手できる。読んでみたらいい。
 サルトルのフローベール論は初期の『存在と無』など比較にならない
realityがある。近代の心と精神の深部を照らすいまだにリアルな考察が
全編にある。初期のサルトルしか語られないのが残念でならない。
 樹村みのりの漫画は言うまでもない。誰も知らない。
 大江氏の小説も悪くはないんだけどね(笑)私は嫌いではないよ。初期の
エッセイも好きだしね。

148:吾輩は名無しである
23/10/26 11:04:33.73 OaJDeJn7.net
親密な手紙早くKindleにならないかな
大江が晩年に若き日に夢中になったオーデンについて何を語ったのか読みたい

149:吾輩は名無しである
23/10/26 11:11:59.33 YgkdFuMd.net
ヴィスコンティの『家族の肖像』で若者がオーデンの詩を
朗誦する場面があったっけ

150:吾輩は名無しである
23/10/26 14:52:38.55 RPJbuqFQ.net
>>148
読んだけどあんまり期待しないほうがいいよ
一篇一篇がすごく短くて、内容も大江の熱心な読者ならとっくに知っていることばっかりだと思う。文学論とか政治について語ることもほぼなく、基本的には思い出話がずっとつづく感じ。ある意味リラックスして読める。
『万延元年』で大江は、蜜三郎(兄)よりも鷹四(弟)のほうに自己投影してた(自己認識が近かった)、っていうのは意外だった。

151:吾輩は名無しである
23/10/27 13:34:03.37 X1xdVA+I.net
大江の文学論読んだら「異化」がよっぽど重要だと思っているらしい
あの文体も「異化」の実践なのだろう
しかしあれを芸術だと言えるだろうか

152:吾輩は名無しである
23/10/27 14:26:32.41 5d2VnZhs.net
わかってないね
相変わらず

153:吾輩は名無しである
23/10/27 18:49:48.06 lcqyMC3l.net
>>152
姑息な煽りだなw

154:吾輩は名無しである
23/10/28 04:25:45.39 6QGUSN9D.net
>>150
蜜三郎という名前は
まさに大江健三郎そのものなんだけどな。
人間の羊に出てくる人間も蜜三郎っぽい。
渡辺一夫に、君には逃げ道が必要だからと
逃げ道がある城の模型をもらったというエピソードも
蜜三郎。

155:吾輩は名無しである
23/10/28 04:29:52.44 6QGUSN9D.net
>>151
人を没入させるための方法論みたいなものだろうか。
年末年始はドストエフスキーに浸るみたいなこと
どこかで言ってたけど、今それを思い出すと若かったな。

156:吾輩は名無しである
23/10/29 08:55:09.86 uP/UR/L/.net
『夜よゆるやかに歩め』
甘美にして残酷な恋愛小説

157:吾輩は名無しである
23/10/29 20:37:20.47 OOJU79yi.net
鷹四は蜜三郎のことを陰険と言っていた。
まさに大江健三郎のことなんじゃないのかな。

仮に、二人とも大江健三郎の一部であったとしても
蜜三郎が大江健三郎であるということも
事実なんじゃないのかな。

大江が憲法改正反対という時
その陰険的覚悟があってのことなんだろうとは
思ってきた。

158:吾輩は名無しである
23/10/29 22:14:00.77 PwAF3UbM.net
>>769
こういうことか
結構いい話だな

159:吾輩は名無しである
23/10/30 04:40:51.45 hLTskWT/.net
『静かな生活』
自動人形の夢?
読んでます

160:吾輩は名無しである
23/10/30 16:06:34.73 hwgxWm+T.net
 『燃え上がる緑の木』てオウム真理教を内側から眺めた目線を感じるね。
実はあそこが数々の凶悪事件で炎上する前から書かれていたということで
予告した小説とも言われたらしいけど。
 あそこは凶悪事件や住民トラブル、信者トラブルで崩壊するんだけど、
どっか集団リンチの犠牲になった側面もある。今話題の山崎まさよしの件も
そうだけど。集団リンチのために生きているような不特定多数の存在という
のが現代の特徴で、そういう多数をすでに『燃え上がる緑の木』は描いてる。
そこもオウム事件にまつわる事象として入ってくるし、そこもあの小説は
描いてる。
 疑似超能力をギー兄さんが持っていると評判になり、そこは自ら最終解脱者
を自称した麻原とは違うんだけど、支持者のなかには実際に自分の病気が
麻原に触ってもらったり、で治ったと思ってる人もいただろうから。そこも
或る程度共通するというふうに視えてしまう。
 『新しい人よ目覚めよ』以降吉本に酷評されて。反核で酷評。小説で酷評。
と良いとこ無しにされていったけど、今読むと、『燃え上がる緑の木』は
オウム事件の深層に偶然とはいえ届いてるし、そんな小説家は同時代に
いなかっただろうし貴重な存在だよ。麻原はヨーガ修行者としては優秀だと
吉本は擁護していたし、あの小説などは認めて然るべきと思うが言及はなし。
 散々批判していざ拾うべきものを出してももう読んでない。ああいうところ。
まあ視力が弱くなったのもあるんだろうが、手薄に感じるね。あそこまで
酷評したならその後どうなったくらいフォローするべきだと思うが。してなさ
そうなのが。

161:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
23/10/30 16:27:18.17 WlqW/ryD.net
麻原はサイズが余ってるなあ。顔も太ってる、死刑にしたけど。風紀の乱れ。

162:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
23/10/30 16:28:09.68 WlqW/ryD.net
ああいうのより厳選した下の値打ちじゃないものを、メディアに。

163:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
23/10/30 16:29:17.23 WlqW/ryD.net
あの当時の精神性じゃなくても死刑は死刑だ。後悔無い。セクハラの疑い。

164:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
23/10/30 16:29:51.87 WlqW/ryD.net
オウム というより オーム じゃないか。

165:吾輩は名無しである
23/10/30 16:31:34.91 hwgxWm+T.net
 吉本の大江氏の小説酷評の最たる『懐かしい年への手紙』にしても、「こんな
小説は知的なイモ」「こんな小説まともに読んでるのは世界中僕一人」とか
太宰治シンポジウムで発言するんだが。ギー兄さんから大江自身らしいK
ちゃんが何かと批判されたり疑義を呈されたり。痛烈な自己批判も入ってる。
『燃え上がる緑の木』でも、自分は世田谷に住んで、しきりと故郷の伝承とか
神話を書いてるが、自分が故郷から離れて都会人やってることの自己弁護じゃ
ないのかと新ギー兄さんからも批判されてる。自己批判が入ってるってことは
吉本は指摘しないが、疑似私小説で自己批判までしてるって凄いことだし
誠実さの現れといえる。そんなことは吉本の批判には書いてないが。ここも
手薄なんだな。読んでるならそこは指摘しないと。誠実さはあるって。
 しかも『懐かしい年への手紙』ではギー兄さん、その大学時代の女友達2名、
Kちゃん、ギー兄さんの父親のお妾さんだったセイさんの5人のあいだで
だんだん男女関係が入り乱れてきて、Kちゃんが思春期で性の興味が爆発する
年齢なこともあって際どいHなシーン満載で、「修身の教科書」とは程遠い。
そこも吉本は指摘すればいいのにしない。読んでみてあまりのえげつなさに
引くくらいな性描写のえげつないグロイこと。
 ああいうの。吉本さんは指摘できてないと誰かが言えばよかったのに
結局遠慮して言わなかったんだろうね。なにせ「あの吉本」だから。

166:吾輩は名無しである
23/10/30 16:41:23.83 hwgxWm+T.net
>>163
 オウム真理教事件を、魂の問題、近代化の加速のなかで忘却され捨象されて
いくものと、近代化の二項対立の問題として考える。そこをあの事件から
抽出することは可能。ただにあなたのように、「ろくでもないのが引き起こした
」だけでは片づけないのがまあ文学の役目であって。どうやらそこを、
偶然とはいえ大江健三郎は引き受けていた。それが、読めてくるということ。
 あなたのように「死刑の何が悪い」といった視線とは一緒くたにはできない。
やはり大江健三郎だったということ。あなたにはだから『燃え上がる緑の木』
は書けない(笑)それが回答ですよ。根本的なアンテナというか、時代の感度
の差があると思う。あの吉本も見抜けなかったものが。
 「死刑で何が悪い」はもう聞き飽きたし読み飽きた。少しは別の話を
してくれって感じだ。

167:159
23/10/30 18:11:41.58 D8rvNKel.net
>>159
自動人形の悪夢
でしたね
顔がちっちゃくて丸いのがマーちゃんの特徴らしいが
モデルとなった菜摘子もそういうルックスなのか?
映画では佐伯日菜子?が演じて、まあ合ってたと思うけど
竹中直人監督の『連弾』の長女役を演じた
冨貴塚桂香がピッタリなんじゃないか
手足が長くてでも顔は毬のように丸い。
家庭教師のトライなんかのCMに出て、映画も連弾以外に一作くらいしか出てないで、恐らく引退。
希有なルックスでずっと役者やってほしかったなー
そういや、連弾での役名もマリちゃんじゃなかったか?
脚本家の経塚丸雄か竹中監督が『静かな生活』読んでたのか?

168:吾輩は名無しである
23/10/30 21:26:20.74 1hI68/ch.net
>>167
URLリンク(m.youtube.com)
これこれ。
連弾の長女の役名はやっぱり「真理」でした

169:吾輩は名無しである
23/10/31 15:29:52.10 QLJEx/9Z.net
>>165

中上 もう一つ、批評家は圧倒的に作家より本を読んでいないとね。

柄谷 しかし、大江健三郎のように本を読んでる人はいないね。

中上 そうだろうな。

柄谷 それでみんな、大江をやっつけるんだから、世話はない。

中上 誰も、やっつけてないよ。

柄谷 やっつけられないだろう。

170:吾輩は名無しである
23/10/31 22:02:50.78 PvJle+rZ.net
あんなに繰り返し語るほど四国の森が好きなら年とってから故郷に帰る選択肢もあったろうに
息子の世話が必要なら松山あたりに住むとかさ

171:吾輩は名無しである
23/11/01 18:11:17.28 SCy09Qs3.net
机上では強引に整合性が取れているように見えるが

現実では何かおかしい

それが大江健三郎。

172:吾輩は名無しである
23/11/01 18:22:21.32 SCy09Qs3.net
>>170
俺はそれについては別に何も思わないんだが

同じように子供の頃の記憶と町について描いている
スティーブンキングは
生まれ育った町で地元の人と草野球をしながら
執筆を続けているらしいな。20年近く前だけど。

173:吾輩は名無しである
23/11/01 19:33:21.55 6JPgaYia.net
>>169
古井由吉との対談でそう知られていない私小説家をよく読んでいたり
日本の古典とかも読んでて驚いた
難解な外国作家ばかり読んでるのかと思っていたので

174:吾輩は名無しである
23/11/01 22:46:00.02 h0W9bccy.net
>>173
超保守の古井さんに対して大江は反省しなかったんだろうか?

175:吾輩は名無しである
23/11/02 03:18:39.93 YsUDMy0U.net
>>170
地方都市に行ってくるよ@万延元年

176:159 静かな生活
23/11/03 23:25:25.16 z6SH8kX2.net
重藤さんの奥さんが「何でもない人の話」をピントのズレた切り上げ方で締めくくるくだりまで読んだ

177:吾輩は名無しである
23/11/04 21:49:29.59 1xPIZKAl.net
図書11月号は追悼大江健三郎さん
駒場の同級生山内久明氏の個人的な追悼文が
こころに沁みた

178:吾輩は名無しである
23/11/05 02:05:59.48 WqPEsaG4.net
>>176
はぐらかすことを容認した大江健三郎は
停滞する日本の元凶なんだろうと思うよ。

179:吾輩は名無しである
23/11/05 02:23:37.91 VdBhkjF5.net
2023/11/11 ETV特集「個人的な大江健三郎」11/11 23:00~24:00(1時間)NHK Eテレ
案内→URLリンク(www.nhk.jp)
 「とてつもないエネルギーが体を通過した」(スガ シカオ)・・・危機の時代に、なぜ大江健三郎の文学が必要なのか。
 齋藤飛鳥、中村文則、ウクライナ人作家ら8人の言葉。
ETV特集 個人的な大江健三郎
放送日時:11月11日(土)午後11:00~午前0:00(1時間0分)
チャンネル:NHK Eテレ1・東京
 今年3月、大江健三郎が亡くなった。
 「大きな危機にある時、私は大江さんの作品を読む」芥川賞作家・朝吹真理子は言う。
 「うじゃうじゃしてるものが許される」(齋藤飛鳥)「きれい事ではない言葉がほしかった」(中村文則)・・・危機の時代に、なぜ人々は大江文学を開くのか。
 「戦争の真実は人間の物語を通してしか伝わりません。ヒロシマ・ノートのように」(ウクライナ作家・クルコフ)
 絶望は、再生へ。
 8人が語る大江健三郎。

180:吾輩は名無しである
23/11/05 12:43:00.43 LksRkSEW.net
>>179 ありがとうございます
10/20の本よみうり堂に市川紗央さんの記事
「空の怪物アグイー」に15歳で出会い大江
文学に傾倒とある彼女の大江文学との個人的
体験は是非とも聞いて見たい

181:159=静かな生活
23/11/05 20:00:20.55 SbAr6hcW.net
>>178
はぐらかしたことを容認したのは娘のマーちゃん
大江=Kは海外滞在中

182:吾輩は名無しである
23/11/05 20:02:11.85 SbAr6hcW.net
>>179
おお!見るぞ!多分
斎藤飛鳥も出るんだね

183:吾輩は名無しである
23/11/05 20:07:06.29 SbAr6hcW.net
スガシカオも大江を読むのか
『性的敗北』は『万延元年のフットボール』にインスパイアされたのか?鷹四に菜採子を寝取られた蜜三郎に共感して
とてつもないエネルギー(NTR嗜好への目覚め)が体を通過した⁉

184:吾輩は名無しである
23/11/05 21:07:53.77 VdBhkjF5.net
予告動画
URLリンク(twitter.com)

冒頭に齋藤飛鳥が出ている
全く知らなかったけど、こういう子なのか
(deleted an unsolicited ad)

185:吾輩は名無しである
23/11/05 22:20:53.82 Jy3vZjqo.net
>>183
性的敗北
URLリンク(m.youtube.com)

186:吾輩は名無しである
23/11/06 07:13:08.00 5GBsAJ0O.net
>>184
萌えた?
【スガ☆】大江健三郎 9【シカオ】
次スレタイトル

187:吾輩は名無しである
23/11/06 07:14:55.70 5GBsAJ0O.net
つのだ☆ひろ
みたいだけどね
つのだじろうもよろしく@うしろの百太郎

188:吾輩は名無しである
23/11/06 09:20:31.52 KGNJumFJ.net
スガシカオの正式表記は「スガシカオ」でも「スガ⭐︎シカオ」でもなく「スガ シカオ」

189:吾輩は名無しである
23/11/06 12:49:23.46 Byo1TKw+.net
>>181
書いているのは大江だろ

190:吾輩は名無しである
23/11/06 14:24:05.37 BBsDi3oH.net
>>188
酢餓死顔かもよ?

191:吾輩は名無しである
23/11/07 09:52:40.57 JGVZzo3h.net
フォークナーを読んでいて感じるのはこの人はストーリーテラーだということだ
つまりエンターテイメントの技術で書いているということ
黒人か白人かわからない主人公とか、去勢、殺人、放火という猟奇的な道具立てでサスペンスを展開する内容は
無教養な一般大衆向けの扇情的なペーパーバックの特徴である。
フォークナーの弟もペーパーバックライターだったし、「金のために書いた」と自分で行っている通り「サンクチュアリ」はペーパーバックで
出版されている。
ただ文章が純文学的重厚さと華麗さをもっていたことが何も知らない評論家に深読みされて評価された原因ではないかな。
フォークナーが映画脚本家としても成功したのは元来エンターテイメント作家だったと考えれば理解できる。
ただしフォークナーの代表作と言われているものも、エンターテイメントであって「黒人と白人の対立」とか「南部社会」といった
社会問題をテーマにしているわけでは全然ないと思う.
もっともペーパーバックライターというのは褒め言葉であって、フォークナーの影響を受けたという作家がストーリーテリングの技術を
学ばずに読みにくい面白くない作品を書いたのを嘆いているのである

192:吾輩は名無しである
23/11/07 19:12:32.88 7Hbgsrac.net
>>191
それは大江のこと?

193:吾輩は名無しである
23/11/08 22:25:30.28 uMKzQwSw.net
万円元年は
ストーリーテラー

194:吾輩は名無しである
23/11/09 20:01:48.61 jsaH3PZt.net
 藤野が論じるように、フォークナーはモダニズム作家として一定の評価を得たが、
それとは裏腹に作品のセールスは芳しくなかった。樋渡真理子は、売れない作家フォー
クナーの作品が名物編集者、マルカム・カウリーの周到な販売戦略によって「切り売り」、
「再売出し」されたことが、文豪フォークナーという後世の揺るぎない評価につながっ
たことを詳述する。その販売戦略というのは、一冊でその膨大なフォークナー文学全
体をコンパクト(とはいえ、600頁程度)にまとめた『ポータブル・フォークナー』の出
版だ。詳細は省くが、当該書籍の出版は、アカデミズム界隈におけるフォークナーの

認知度を飛躍的に高め、大学カリキュラムに欠かせない存在になったことが明かされ
る。樋渡の論考を読む限りにおいては、どうやら『ポータブル・フォークナー』が積
極的に大衆読者の支持を得ることはなかったようだ。とはいえ、本のつくりや編集方
針によって、フォークナーが再評価された事実は、商品としての文学と読者層を考え
るうえで興味深い。軍用文庫版『エミリーへのバラとその他の短編集』(1945)が、お
およそモダニズム文学とは無縁の多くの兵士たちのあいだで流通した経緯があること
にも頷ける。

馬場 聡
書評「藤野功一編『アメリカン・モダニズムと大衆文学─時代の欲望/表象をとらえた作家たち』
『英文学研究』(日本英文学会) 97 105-109 2020年

195:吾輩は名無しである
23/11/10 02:14:13.74 VM0g6oKS.net
いよいよ明日だね
大江の番組ETV

196:吾輩は名無しである
23/11/10 12:33:52.70 nw/955xm.net
>>194
『ポータブル・フォークナー』がでるまでほとんど知られていなかったのは常識だろうにね

197:吾輩は名無しである
23/11/10 15:32:52.63 MfS4zlP0.net
フォークナーの何を読んで騙ってるのやら

198:吾輩は名無しである
23/11/10 17:26:53.07 Bzd8ge6u.net
そういや「八月の光」だけ読んでフォークナーを語るバカおったな

199:吾輩は名無しである
23/11/10 17:53:35.62 6a803te6.net
8月の光はいまだに人生ベスト10にはいるな
あれよりおもそろいフォークナーの小説あんの?

200:吾輩は名無しである
23/11/10 18:44:47.77 xDqXDn8M.net
スプーンナーはどうよ?

201:吾輩は名無しである
23/11/10 23:14:03.07 WUS8viVx.net
普通に「響きと怒り」「死の床に横たわりて」があるだろ
モダン・ライブラリーでもラドクリフでも上位にはいってる

202:吾輩は名無しである
23/11/11 01:04:41.05 UiXBOtMZ.net
>>201
自分もフォークナーならその二作を選ぶ
大江の『万延元年のフットボール』はドストエフスキーとフォークナーの融合から生まれた

203:吾輩は名無しである
23/11/11 05:26:02.80 a+0E5YSu.net
>>201
響きと怒りにしてもナラティブの面白さ精密さはあるけど中身は馬鹿な一族の話でしかない
フォークナーはやはり語りの構造の工夫が本質だと思う
中身ではない
ある同じ出来事を別の視点人物から描いたり、信頼できない語り手の物語が別の語り手によって明確になっていくとか
、複数の物語が一つに合流したりというプロットの妙や設計図が面白い。
別に新しい手法とは思わないがそれでも一定の成功を収めていると思う

204:吾輩は名無しである
23/11/11 10:26:21.54 Lyv6ZRsI.net
本質だ、中身が〜、別に〜とは思わないが〜、一定の〜とか語り口がとにかく古い

205:吾輩は名無しである
23/11/11 10:58:08.68 UiXBOtMZ.net
古くても、的を突いていればいいんだよ、ガキンチョ

206:吾輩は名無しである
23/11/11 11:32:09.33 eItvqiHV.net
的を突くのかw
いつの時代だよw

207:吾輩は名無しである
23/11/11 11:38:02.36 eItvqiHV.net
>>35
曖昧にしたまんまのことが多いよな、救いだのなんだの
それをもし後世の読者に深読みしてもらおうってんならろくでもねえ
大江の場合モチーフは過去の文学作品から援用しているだけに余計にな

208:吾輩は名無しである
23/11/11 16:54:33.75 a+0E5YSu.net
フォークナーは手法が一貫している
ヨクナパトーファ・サーガと言われるが、一つ一つの作品がヨクナパトーファ・サーガになっている
つまり複数の人物の物語がバラバラに語られて全部合わせてピースがハマれば全体が一つの物語になっているという手法
中身よりも手法優先の作家だと思う

209:吾輩は名無しである
23/11/11 17:21:37.59 E6HRpBnj.net
>>207
曖昧な日本の私と言った時
みんな「は?お前が一番曖昧だろ」と思ったのじゃないかと
思うんだけど、共産党が憲法改正の議論すら許さないように
そのような発言をすることを許さなかった。
ひどい独裁者だったし、今もそれは続いていて
日本は自立できずにいる。

210:吾輩は名無しである
23/11/11 18:14:50.12 aK3c9RrK.net
>>208
お前、フォークナーを何作、読んで言ってんの?

211:吾輩は名無しである
23/11/11 19:03:35.08 E6HRpBnj.net
「綺麗事じゃない言葉が欲しかった」
ん?
実存主義が否定された今、実存主義とはいえないから
言葉を変えた感じか

212:吾輩は名無しである
23/11/11 19:36:22.93 MPVwvn4p.net
ETV観る?

213:吾輩は名無しである
23/11/11 19:38:09.29 MPVwvn4p.net
11月11日11時
放映
三匹の侍だね

214:吾輩は名無しである
23/11/12 00:06:43.51 0Ew2YQvF.net
ETV見たよ
冒頭のお別れ会、黒柳徹子や池澤夏樹にまじって
一瞬、蓮實重彦が映ってなかった?
あと、朝吹真理子は、ホントは『新しい人よ眼ざめよ』の文庫の表紙画のティムポが目当てで
あの本を買ったんだと思うよ
それがバレないためだけに何度も読んだんだよ
内容が頭に入ってないと、ティムポ目当てで読んだとバレちゃうから
何冊も買った理由もティムポの絵が古くなっちゃったからだろうなー
エロい女じゃー!朝吹ケイトかよ

215:吾輩は名無しである
23/11/12 00:06:46.04 0Ew2YQvF.net
ETV見たよ
冒頭のお別れ会、黒柳徹子や池澤夏樹にまじって
一瞬、蓮實重彦が映ってなかった?
あと、朝吹真理子は、ホントは『新しい人よ眼ざめよ』の文庫の表紙画のティムポが目当てで
あの本を買ったんだと思うよ
それがバレないためだけに何度も読んだんだよ
内容が頭に入ってないと、ティムポ目当てで読んだとバレちゃうから
何冊も買った理由もティムポの絵が古くなっちゃったからだろうなー
エロい女じゃー!朝吹ケイトかよ

216:吾輩は名無しである
23/11/12 00:10:31.13 0Ew2YQvF.net
大江と会ったときに失神したと言ったけど
失禁の言い間違いじゃないんか?
もちろん普通の意味じゃなくてAV的な意味
つまり大江の顔を見てパブロフの犬的条件反射で
潮吹いちゃった!
朝吹真理子じゃなくて潮吹マ〇コ?

217:吾輩は名無しである
23/11/12 00:21:10.18 eQjpp6p5.net
飼育、芽むしり仔撃ち、セヴンティーン、ヒロシマ・ノート、個人的な体験、洪水はわが魂に及び、新しい人よ眼ざめよ

218:吾輩は名無しである
23/11/12 01:37:35.48 0Ew2YQvF.net
レイトワークは伊丹十三に触れなくてはならないから
ドル箱ドラマあまちゃんに貢献した信子夫人を気づかって
あんまり出てこないのはしょうがない

しかし、万延元年のフットボールは外せないだろう

219:吾輩は名無しである
23/11/12 08:04:07.84 U33kUUmB.net
>>210

間違っているとことある?

220:吾輩は名無しである
23/11/12 10:22:33.24 eQjpp6p5.net
齋藤飛鳥は大江の初期短篇しかまだ読んでないようだが、
『万延元年のフットボール』『洪水はわが魂に及び』の感想も聞きたいね

221:吾輩は名無しである
23/11/12 10:55:53.69 c2sEiXbx.net
洪水、好きなんだけど、なんでこんなに読まれないんだろ
万延ほど重くないカラッとした感じがバカっぽいからか?w

222:吾輩は名無しである
23/11/12 11:03:26.96 8GthplEK.net
>>219
あるよ
× とこと
○ ところ

223:吾輩は名無しである
23/11/12 11:06:39.60 8GthplEK.net
>>217
あと「晩年様式集」も扱ったと言えよう

224:吾輩は名無しである
23/11/12 11:09:22.22 8GthplEK.net
>>220
前スレのタイトルに【斎藤】【飛鳥】とあったから
Eテレ職員が目をつけて抜擢したのか?

225:吾輩は名無しである
23/11/12 11:12:21.18 8GthplEK.net
>>220
万延の寝取られシーンを読んでどう思ったか知りたい(;´Д`)ハァハァ
附箋を貼ったりするかなあ(;´Д`)ハァハァ

226:吾輩は名無しである
23/11/12 11:16:23.43 8GthplEK.net
>>221
小谷野は江藤淳とのW伝記では作品としては評価してないね。しかし大江健三郎の精神分析には重要な作品としている。
蓮實と筒井康隆の対談では両者とも肯定的だったような。

227:吾輩は名無しである
23/11/12 11:19:10.00 8GthplEK.net
>>226
小谷野って敦のことだよ
もちろん
あのモテモテ糞メガネ

228:吾輩は名無しである
23/11/12 18:01:54.07 5zJYMZvn.net
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229:吾輩は名無しである
23/11/12 18:30:19.77 gou6VE0g.net
>>228
試してみるサンクス

230:吾輩は名無しである
23/11/13 01:53:12.04 q6cNpAbE.net
>>221
カラッとしているか?
ドストエフスキーがカラッとしているのか?

231:吾輩は名無しである
23/11/14 07:54:18.96 y51PC5D5.net
『大江健三郎全小説9』には4つの小説が収録されている
文庫はそのうちの3つが品切れになっているが、
なかなか面白い巻だと思う

232:吾輩は名無しである
23/11/14 15:21:59.12 3p/ef24+.net
大江は中編や小さめの長編で作家としての真価を発揮するよな
長編になると気合が入りすぎるのか空回りしてとっちらかっているものも多い
そしてその空回りを有難がってる愛読者が何故か多いw
いかにも日本的だ

233:吾輩は名無しである
23/11/14 17:58:57.60 YFCbkM4Q.net
>>228
とりあえずやってみる

234:吾輩は名無しである
23/11/14 23:45:51.31 YFDD4jpR.net
大江のストーリーテラーとしての力量って
どの程度のものだったんだろうな。

豊富な読書量でネタは豊富にあったのじゃないかと
思うんだが、同じ程度の読書量の人間から見て
ストーリーテラーとしての価値はどの程度のもの
だったんだろうかと思う。
どの話もどこかで見たような話ばかりじゃないか?

235:吾輩は名無しである
23/11/16 22:50:44.34 jdwdp3ri.net
『静かな生活』「自動人形の悪夢」読了
残るは最終章
映画で今井雅之が演じた水泳コーチの話
そして『雨』

236:236
23/11/16 22:54:56.36 jdwdp3ri.net
そして『雨の木を聴く女』の最終章も読み残しになってて
ここに出てくる男が、今井雅之演じた男のモデル

237:吾輩は名無しである
23/11/17 00:40:48.17 Zk2b3PvA.net
新井くんだね?

238:吾輩は名無しである
23/11/17 04:46:41.03 7dnJBtMG.net
なんで伊丹十三は「静かな生活」などを取り上げたかね。
伊丹十三の不明な行動の一つ。それで大失敗。
今井さんも、零戦を扱った芝居で
評価を受けていたけど早死に。
大江の命を今井さんに与えてほしかった。

239:吾輩は名無しである
23/11/17 19:33:47.51 h9qlsWsZ.net
頭おかしいw

240:吾輩は名無しである
23/11/17 19:38:29.78 Q74KnWa3.net
>>234
>豊富な読書量でネタは豊富にあった
 あの読書ネタも『燃え上がる緑の木』とかああまで多いとよっぽどネタが
他にはないのかと訝るね。あと生のままネタを出し過ぎ。テキストそのまま
ではなくて咀嚼して出せばいいのに。そこも下手くそ。生煮えの人参食ってる
感じ。しかもその読書ネタに翻訳が付いてるときが
あるが、分かりにくいこと。引っ張ってくる本がキリスト教のしかも翻訳は
古語。何のことかわかりにくい。
 そもそも「魂のこと」って何よ(笑)それ謂われて日本人皆分かるのか?
分かった人いるのか?(笑)
 同じ『燃え上がる緑の木』の人物がフランス語を喋るシーンがあるが
せめて翻訳位つけなきゃまずいだろう。何考えてるんだか。フランス語を
知らない読者は読むなとでも言いたいのかね。
 あと大江健三郎本人だと思われるK伯父さんがカッコよすぎ(笑)彼って生前は
「息せき切って喋る」とか「どもりながら喋る」とか言われてたし、あの丸メガ
ネからして田舎臭い(笑)それであのK伯父さんじゃ異和感あるわ。自分を使って
笑わせたほうが面白いと思うが出来なかったのかね。
「K伯父さん、そんな息せき切って話されても何言ってるか分かりません」
「K伯父さん、もっとゆっくり喋っていいんですよ。誰も急いで喋ってなんて
言ってないんですから」
とか忠告される場面があっていいのに一個もない。自分が喋りが下手だって
思われるのが嫌だったのかね。皆生前は思ってたのに(笑)

241:吾輩は名無しである
23/11/17 19:50:25.86 Q74KnWa3.net
 喋りが下手、でいうと、昔のエッセイで「あいつはどもりながら喋る、と僕は
言われている」とか書いてたように記憶してるが。それなら小説でもどもりを
入れなきゃまずいだろう。なんでそこを省くのか。あの『燃え上がる緑の木』
全体がどっかカッコつけてる感がある。大江健三郎本人もかっこいいし(笑)
 高安カッチャンの息子のザッカリー・K・高安もなんか親父と違ってかっこ
いい。あれじゃ親父は変態で口は悪くて自己中で鼻が高くて最低だったんだが
息子も似たようなもんにすればよかったのに設定失敗だろう。つまらない(笑)
なにがロックバンド(笑)しかも建築学科で?教会の設計?何でもできて
かっこいいし逆につまらん。そんな人間を高安の息子にしてどうする?
似たような変態の自己中にすればよかったのに。設定下手(笑)高級感出し過ぎ。
 ノーベル賞狙いか何か知らないが読んでるとシラケること(笑)

242:吾輩は名無しである
23/11/17 23:06:35.73 5E4dbWW3.net
大江は作家を見る目がないね
大岡昇平や安部公房を日本最高だと思っている
安部はもう忘れ去られようとしてるし、大岡は俘虜記以外は失敗作じゃないか?

243:吾輩は名無しである
23/11/17 23:27:59.99 qE54qZjw.net
>>238
自分へのレスになるけど
「静かな生活」は、いわば伊丹十三からしたら
姪っ子が主人公になった小説なわけだな。
そして大江はアメリカに行ってしまっていると言う。
だから伊丹十三は「静かな生活」を映画化に
選んだと誰かの話を読んだけど
まぁそう言うことなのかなと思う。
>>240
それが正直な感想なんだろうと思うよ。
そう言う感想を言わせない日本社会や
日本人にはまったく未来を感じない。

244:吾輩は名無しである
23/11/18 09:51:07.85 C9hHTeeh.net
『美しいアナベル・リイ』
帯付きの綺麗な文庫本、売っていたので購入した
単行本も持っているが、タイトルとカバー画が違う

245:吾輩は名無しである
23/11/18 20:58:55.01 DUezuY9C.net
「親密な手紙」(岩波新書)
渡辺一夫をはじめ、サイード、武満徹、オーデン、井上ひさしなどを思い出とともに語る魅力的な読書案内。『図書』好評連載を収録。
URLリンク(www.iwanami.co.jp)
おー、今まで未収録だったやつ単行本になったんだ

246:吾輩は名無しである
23/11/18 20:59:39.76 DUezuY9C.net
× 単行本
⚪︎ 新書

247:吾輩は名無しである
23/11/19 15:38:17.89 G88Mu5uu.net
うちの市の図書館に大江本1冊しかないってどういうことじゃ!
なかなか順番回って来ないお

248:吾輩は名無しである
23/11/19 17:34:41.36 UyeeIbf0.net
私も「燃え上がる緑の木」を読んで心底がっかりした口だ。
普通、大江クラスの作家は大作になればなるほど良い意味でも悪い意味でも中身が充実する。つまり小手先の技術だけではどうにもならない境地に達して作家自身の生身の人間性までもが剥き出しになるわけだね。この作家による自己との対決が、また紛れもなく大作の醍醐味でもあるし、読者の方も彼らの必死の悪戦苦闘には瞠目させられるんだ。
ところが「緑の木」は終始スッカスカのまるで出がらしだよ、これはいかん。無意味に長いというだけなんだから。いわば引き延ばしだが、そのダメなところを厳しく指摘しない文学界ごとダメだと思った。
大江はハッキリと万延元年が最高で、これは当代随一、洪水も面白い。しかし基本的には独特の文章力で読ませる短編作家で、それ以外には見るべきところの乏しい凡庸なインテリに過ぎないのではないか。
……などと、少し大江文体を意識して感想を書いてみたよ。
言うて緑の木も好きなんだけどね、ごめんね大江!

249:吾輩は名無しである
23/11/19 17:53:41.08 s8YUCYBr.net
文体だけなら緑の木はみずから我が涙にも匹敵するくらい濃厚ではないでしょうか!80年代のいわば習作とされた小説を総合しようとしてとうとう収集がつかなくなっただけではないでしょうか!まぎれもなく才能のある小説家が大失敗を厭わなかったというのは爽快と受け取られるはずでした!同時期のノーベル文学賞受賞のせいでその後の見え方が変わってしまったのはたいへん残念です!

250:吾輩は名無しである
23/11/20 00:56:30.12 WqWCSDcY.net
『燃え上がる緑の木』と『懐かしい年への手紙』は設定が似てるんだけど
後者は大江の大学浪人時代までの森での生活が主で、性の目覚めとか周囲に
いたギー兄さんはじめギー兄さんの女友達やらギー兄さんの父親のお妾さんの
セイさんとの行為とか、いかがわしい性の場面が目白押しで滑稽でもあり
イヤラシクもあり、楽しいんだよねーギー兄さんの女友達2名がいて1人は
潔癖なんだけど結局は我慢できなくなってギー兄さんとの3Pになっちゃう
とか(笑)作者の毒があるし笑える。K少年はギー兄さんにオナニー指導されて
セイさんの前で実験。精子がセイさんの口元に飛んじゃってる(笑)
『燃え上がる緑の木』は主人公が両性具有者で性器が2つある。それで
性行為もするしどんな場面だろうと思ったらあっさりしすぎてる。あれは
拍子抜け。主人公サッチャンが内省的で前作にくらべて性で思いっきり開放
しないんだなあ。どっかいつでも内省してる。そこが詰まらない。性で
内省ばかりしてる人間て性行為しても詰まらないって分かった(笑)
シモーヌ・ヴェイユの問題が第三部で出てくるんだけど、ピンと来ないんだな。
ヴェイユってもう信者といっていいほどキリスト教に入ってるし、そういう人の
テキストはダメ。こっちに入ってこない。だいたい「神」とか言われて
神の実在とか、信仰してる人って今の日本じゃよほどの熱烈な、ほぼカルト
といっていい人だと思うよ。そんな人のテキストをやたら引用するけど
大江はああいうのが通じるはずだって錯覚してる。日本人を誤解してる。
だから上滑りする。作者の大江だけが熱中してる(笑)それは分かる。熱中してる
のは。でも読者にはほぼ通じないと思う。


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