【街とその】村上春樹 ..
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2:吾輩は名無しである
23/04/17 00:07:22.89 9M3g9Zn1.net
昔の「街と、その不確かな壁」も読んだから
あの街の話を読むのも三度目か

3:吾輩は名無しである
23/04/17 07:33:09.53 R6QLniHH.net
今回は設定がだいぶ変わってるな
過去2作に比べ第一部の彼女の影が可哀想に見えてしまう

4:吾輩は名無しである
23/04/17 08:00:28.30 tFcO9gsw.net
高澤秀次は肯定、宇野常寛は否定のレビューだね

5:吾輩は名無しである
23/04/17 19:43:16.51 Df7Zws+F.net
>>4
宇野氏は近年の作品はいつも否定的だから…
これが肯定だったら「今回のはひと味違う」「ただ事じゃない」と判断できるわけだが

6:吾輩は名無しである
23/04/17 20:38:53.39 hkEQE6pB.net
宇野や高澤など気にする必要ゼロだろ。

7:吾輩は名無しである
23/04/17 21:09:59.69 MsclczbD.net
とうか存在すら知らんわ、誰だそれ
お前らまさか新しい本読むとセットで批評を読んでるのか?

8:吾輩は名無しである
23/04/17 21:25:04.49 hkEQE6pB.net
>>7
そういう人が多いんだよ。

9:吾輩は名無しである
23/04/17 22:24:15.33 X0ibPEdP.net
Amazonで『不確かな壁』を注文したら表紙が破損した本が届いた。
交換を要求したら、また破損した本が届いた。

10:吾輩は名無しである
23/04/17 22:26:59.89 X0ibPEdP.net
破損品が届いたことをカスタマーレビューになんども投稿したが、頑なにスルー。
そのくせ同じことを訴える他のカスタマーのレビューは投稿。
同じ人はほかにもいる。あなただけじゃないといわんばかりのアリバイ工作。

交換品まで破損品だった人はいないだろw

11:吾輩は名無しである
23/04/17 22:28:23.95 X0ibPEdP.net
しかも、破損品が届き、交換品まで破損品なのは、この1ヵ月間で、2度目。

12:吾輩は名無しである
23/04/18 08:13:44.93 uBCkQOO4.net
俺もかつてある本をamazonで注文したが、キズありで交換を繰り返して
在庫4冊すべてキズものだったから、結局キャンセルして、
その本はいまだ買わずじまいだ

13:吾輩は名無しである
23/04/20 07:35:08.99 wy7BheJk.net
あらすじ

1部
初恋相手が突然「ここにいる私は影で本当の私は壁に囲まれた街にいるの」とメンヘラ全開になる消える
社会人になった主人公はある日突然その街に迷い込み影を引き離される
自分はその街の暮らしを気にいるが影が文句タラタラなので影だけ街から脱出させる

2部
元の世界に戻り40代中年になった影さん会社を辞め転職活動開始
福島の小さな町の図書館長になる
ある日突然前任者に「私は1年前に死んでて今の私は幽霊なんです」と謎の告白される
更に壁の街の存在を知る謎のメンヘラ少年が現れて「その街に行きたい」といいだす
ある日メンヘラ少年が突然家から失踪し消える

3部
街に残っていた主人公本体さん見知らぬ少年に付き纏われる
ある夜にその少年が寝室に現れ「僕と一体になりましょう」と言われ面倒くさいので受け入れる
しかし数日後「やはりあなたはこの街を出て元の世界で影ともう一度一つになるべきだ」と言われる
少年さん「あなたの影とは外の世界で何度も会った彼を信じて元の世界に戻りなさい後は僕が引き継ぐから」
そう言われ続け仕方ないので元の世界に戻る

14:吾輩は名無しである
23/04/20 08:02:24.95 IUJyaExC.net
あらすじはそうだけど、表面的過ぎてそこは正直どうでもいい

15:吾輩は名無しである
23/04/20 08:47:46.56 wy7BheJk.net
>>15

じゃあ深い話をお願いします

16:吾輩は名無しである
23/04/20 14:55:22.22 qdpMn55t.net
まあ、浅かろうと深かろうと、どうでもいい話だな
読みたくなる話ではない

17:吾輩は名無しである
23/04/20 22:04:42.59 fC0GDrmM.net
なんかつまんなそう

18:吾輩は名無しである
23/04/21 03:17:17.52 W0CBuEh3.net
URLリンク(i.imgur.com)

19:吾輩は名無しである
23/04/21 07:06:06.16 WbL1/5RL.net
村上春樹の新作「街とその不確かな壁」はコスパ・タイパが悪すぎるというが・・・
4/18(火) 17:39配信 セブツー
村上春樹(1949年1月12日生まれ74歳)の6年ぶりの長編小説「街とその不確かな壁」が4月13日に発売になった。
初版30万部。新潮社が発行元。どの記事を見てもなぜか値段が書かれていないが、アマゾンで調べると単行本、Kindle(電子書籍)ともに
税込みで2970円! 最近最新本を買ったことがないので、この2970円には驚いた。
食料品や電気代の高騰は身につまされているのだが、672ページの長編(400字詰で1200枚)ではあるが、
2970円ってどうなんだろう。これで100万部は確実と言われているのだが、2970円×100万部=29億7000万円、印刷代・紙代1000円として
原価は10億円。新潮社にとっては10億円以上の利益になるが、思惑通りいくのだろうか。ある出版業界関係者は、「恐ろしく上質の紙を使っている。同じページ数でも半分ぐらいの厚さになっているが、それでも2970円とは爪を伸ばしたものだね。村上春樹も74歳。多分ノーベル文学賞は無理だし、今回も40年前に『街とその不確かな壁』として『文学界』(文藝春秋)に発表されたもの。本人はあといくつ長編が書けるかと思うと、40年ぶりに決着をつけたかったという。それを今さらわずかに題名を変えて発表したわけだから、創作意欲の衰えは歴然としている」と語っている。

20:吾輩は名無しである
23/04/21 07:06:52.16 WbL1/5RL.net
それにしても、村上春樹のタイトリングは下手だ。タイトリングのワースト1位は「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」だろう。編集者に発言力があるなら絶対にこんなことにはならないから、村上春樹が悩み抜いて苦しまぎれに決めているのだろう。今回の「街とその不確かな壁」ももうちょっとなんとかなりそうなものだが。

村上春樹の長編の販売部数(単行本・文庫本の累計)をランキングすると以下の通り。

第1位:ノルウェイの森(1987年):約1000万部
第2位:1Q84(2009・2010年):約860万部
第3位:羊をめぐる冒険(1982年):約247万部
第4位:ダンス・ダンス・ダンス(1988年):約227万部
第5位:ねじまき鳥クロニクル(1994・1995年):約227万部

「1Q84」以降の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(2013年、長編13作目)、「騎士団長殺し」(2017年、長編14作目)が評判にあまりならなかったから「1Q84」が最後の輝きだったのではないかという声が多い。しかし長編13作、長編14作についても、発行部数は100万部を楽々と超えている。とにかく村上春樹の小説はファンがいて売れるのだ。

21:吾輩は名無しである
23/04/21 07:07:30.95 WbL1/5RL.net
一種のサスペンス仕立てのストーリーは凝っているし、随所に面白いエピソードや威言を散りばめ、そこはかとなく喪失感や不条理な運命を考えさせつつ、突如としてSEXに走ってしまう男女というオマケも付いて、これがウケないはずはない。これが村上春樹の小説である。今回も展開は大体予想がつくのである。しかし2970円の値段はともかく、読み始めたら止まらなくなる小説であり、これで丸々2日はつぶれてしまう。「コスパもタイパも悪いじゃないか」とムキになるのは若い証拠だ。もう会社勤めを辞め時間があり余っている「老人」には是非ともお薦めしたい。村上春樹ファンもそうした50〜60代がメインなのだろうから。

22:吾輩は名無しである
23/04/21 07:52:20.75 o6TXyuiP.net
村上春樹、6年ぶりの最新長編『街とその不確かな壁』が「BOOK」1位【オリコンランキング】
4/21(金) 4:00配信 オリコン
 村上春樹『街とその不確かな壁』が週間16.3万部を売り上げ、4月21日発表の最新「オリコン週間BOOKランキング」で1位を獲得した。

23:吾輩は名無しである
23/04/21 08:34:27.46 3aRxIFfW.net
>>21
絶対に読んでないなw

24:吾輩は名無しである
23/04/21 08:41:49.58 gyIyQdSj.net
ニポン人はガタガタ言ってないで世界のハルキムラカミを地球上で最も早く原書で読めることを喜びなさい

しかし、文庫化されても、どうせ上・下各千円とか、ヘタすりゃ上・中・下各八百円なのだろうw

さすが世界のハルキムラカミ

25:吾輩は名無しである
23/04/21 10:44:33.58 gh17VAGn.net
>>12
俺も2連チャンはある。
1冊目がありえないほどのやつで、
次は最初だったら我慢できる範囲のだったが返品。
結局古書で買った。

ただ何百冊買って、これだけなんだけど。

26:吾輩は名無しである
23/04/21 10:46:14.06 4JwYLWhq.net
あいも変わらずだな
だめだこりゃ

27:吾輩は名無しである
23/04/21 11:04:15.84 BoxpqjOK.net
なるほど40年前の決着か

28:吾輩は名無しである
23/04/21 11:16:28.60 BoxpqjOK.net
気に入ったレビューを載せときます(マルチポスト)

10代の頃に読み、衝撃とともにわたしの血肉になってしまった『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』。
その物語に別の角度から出会い直したようで、胸がいっぱいになって少しずつしか読み進められませんでした。
これから読むかたのために物語の中身は書けないけれど、物語の中核ではない部分に少しだけ触れさせていただけるなら、「壁」の中の主人公の一人称が「僕」から「私」に、
図書館の女の子への呼称が「彼女」から「君」になっていました。
一見小さな変化だけれど、わたしにはこれはとても大きな意味に感じられました。
物語全体の親密さやコミットメントのようなものが、一段深い別のフェーズへと移行したような。
『世界の終わりと…』にそこはかとなく漂っていた「傷つくことを恐れて近づくことを拒むようなクールさ」が、「傷つくことを恐れない(傷ついても大丈夫だと知っている)温かな強さ」のようなものに変わったような。
主人公と物語の、成熟を象徴しているような。
これはきっとわたしにとって、これから何度も読み返すことになる物語。
最後に、あとがきに書かれていた「この物語が書かれるようになった経緯」を、少しだけ。
この物語の核となったのは、1980年に「文學界」に発表された中編小説『街と、その不確かな壁』。
書籍化されず「幻の作品」のような位置づけになっていたこの作品発表から40年を経た2020年、春樹さんが「もう一度、根っこから書き直せるかもしれない」と感じ、3年近い時間をかけて「まるで<夢読み>が図書館で<古い夢>を読むみたいに」書き上げたものが、本書です。
『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』が好きだったかたにはきっと、溜息のでるような素晴らしい読書体験になると思います。
村上作品がだいたいそうであるように、
本書もまた賛否両論あるのだろうと思いますが、わたしにとっては宝物のような作品。
春樹さん、ありがとう!

29:吾輩は名無しである
23/04/21 18:19:38.12 zyAaSAlZ.net
信者の告白
統一教会の信者みたいだな

30:吾輩は名無しである
23/04/21 18:40:58.66 7PSsVMsC.net
>>28
僕と彼女から、私と君に変わったと。
これは柄谷のチカコ―の影響かも。
平等で交換可能な人間関係は私と君以外に有り得ないか。
ウンベルト・エーコの「フーコーの振り子」で、語り手のカソ―ボンがイタリアの学生運動の最盛期の1968年当時、人気があった
バーで年齢や社会的地位に関係なく、誰もがtu君、buy me a drink俺に一杯、おごってくれ、と話しかけたことを回想する場面があるが、
無償の贈与は親密でざっくばらんの乱暴な請求がきっかけだったw

31:吾輩は名無しである
23/04/21 23:51:55.59 gvVBMJCO.net
>>「壁」の中の主人公の一人称が「僕」から「私」に、 図書館の女の子への呼称が「彼女」から「君」になっていました。

↑↑↑
当たり前やん。
時制が何十年か飛んでいることを示すため!!
だいたい、「僕」の時代は17歳で、「私」の時代は45歳。中年のおっさんが「ぼく」じゃオカシイから「私」にしているだけ。
鬼の首でも取ったような大発見みたいに書いてるが、別にどうってことないこと。

32:吾輩は名無しである
23/04/22 08:18:30.97 5CNgT5Jg.net
>>31
「僕」は僕ちゃんのことじゃないよw
100才超えて「僕」を使う奴も多いぞ。
ボカァとか、ボキュも僕の変種だ。

33:吾輩は名無しである
23/04/22 08:59:41.92 ye0gAFXV.net
17歳の時と45歳の時をカットバックする章立てするにあたって、読者に分かりやすくするためなんだろ。
どっちにしろ、大した話じゃないわ。

34:吾輩は名無しである
23/04/22 21:49:17.43 5CNgT5Jg.net
>>13
一部の初恋の話は革マル女子との駆け引きの話。
二部の福島県Z町の図書館の話はやはり、Zだけに革マルとの因縁の話か。
二部と三部では埴谷豊の「死霊」の影響が伺える。
村上の軽いタッチが良い。これを読んで解放される人もいるだろう。

35:吾輩は名無しである
23/04/23 00:04:49.13 Ig/YyV+t.net
埴谷雄高な

36:吾輩は名無しである
23/04/23 01:03:44.85 a/gQ2jHX.net
般若豊 これが本名
転じて埴谷雄高をペンネームとした
『死霊』は戦後日本文学の金字塔
もし村上春樹がこれを受け継いだのなら、それは日本文学にとって喜ばしい

37:吾輩は名無しである
23/04/23 06:04:49.73 57jc4cuD.net
村上春樹は、埴谷雄高とは似ても似つかないけどな。
「死霊」は一文一文読むのがしんどい。
村上春樹は、読むのはスラスラ読める。ただ、思わせぶりな伏線にもなっていない伏線で途中何度か立ち止まるだけだが。
にしても、埴谷雄高はなぜあんな難解な文体なんだろう? 井上光晴の密着ドキュメンタリー映画「全身小説家」に出てくる実際の埴谷雄高は、ごく普通の世間話をする、ただの爺さんなのに。

38:吾輩は名無しである
23/04/23 14:58:38.17 zLCudZ8v.net
URLリンク(www.bbc.com)
「温かい泥のよう」 村上春樹氏の作品に引き込まれる読者たち

39:吾輩は名無しである
23/04/23 16:26:36.24 57jc4cuD.net
>>38
もはや、ノーベル文学賞だなんて無理じゃん。
村上春樹の小説の登場人物で、女性たちがセックスの対象でしかないことが、ここまで国際的に認識されていて、しかも、それをインタビューで指摘された村上春樹はいけしゃあしゃあと開き直っているというではないか!!

もしもノーベル文学賞作家となったとすると、後世の読者にとって村上春樹のどの作品を手に取ったとしても、それが全てノーベル文学賞作家の作品となるわけだから、やはり、今までの村上春樹作品のように、女とみれば自分の勃起したイチモツを入れる穴としか思っていない小説は不適格極まりないってことになるわな。

40:吾輩は名無しである
23/04/23 16:33:12.09 a/gQ2jHX.net
>>39
男女平等が進んだスウェーデンでは、こういう男尊女卑の作風は嫌われる
アメリカの男性白人作家もスタインベックを最後に
70年以上選ばれていない理由もそこにあると言われている
村上春樹より早稲田の後輩小川洋子が有力だよ

41:吾輩は名無しである
23/04/23 17:02:10.19 57jc4cuD.net
小川洋子かぁ。
確かに凄くいい作家だと思うし、実際、海外に翻訳されてはいるけれども、ノーベル文学賞っていうタマではないと思うがなぁ。
例えば、「博士の愛した数式」とか「ミーナの行進」とかが世界水準で海外の他の作家の小説を圧倒しているかと問われれば、まだまだだと思う。

42:吾輩は名無しである
23/04/23 17:21:53.44 dJpgQS1I.net
読了した。
あくまで個人の感想だが最高傑作に近い。
でも少数意見かも。

43:吾輩は名無しである
23/04/23 18:28:51.73 a/gQ2jHX.net
>>42
どういう理由で最高傑作に近いと思った?

44:吾輩は名無しである
23/04/23 19:05:24.45 dJpgQS1I.net
>>43
一気に読めた
退屈なところが無かった
この感じはノルウェイの森以来だ
個人の感想です

45:吾輩は名無しである
23/04/23 20:41:13.35 xE+NAvFy.net
筆力は衰えてない感じ?

46:吾輩は名無しである
23/04/23 22:44:33.09 ujuPP1G5.net
少数意見だろうな
春樹の1000枚以上の大作郡の中でも最も文体が薄い作品だし

47:吾輩は名無しである
23/04/24 08:36:26.24 keA6g/yH.net
正直、何が良いのかさっぱりわからん
これが良いって思う人は、自己愛が強いと思う

私は、ぼくは、君は、とか
そこに良いものを勝手に投影している
俺は、そこにバイアスをかけられない
バイアスをかける理由がない

物語がその力を発揮してくれない

48:吾輩は名無しである
23/04/24 09:26:34.31 /3tycHHj.net
おそらく村上春樹は物語から離れた小説、物語批判としての小説、
エンタメではない小説を初めて書こうとしたのだろう
それが成功したか否かはまだ判断できないけれども

49:吾輩は名無しである
23/04/24 09:32:23.54 TJiV1+/t.net
村上春樹は普通の作家だと思うが、彼のなかで敢えて一番いいのは、残念ながら初期作の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」になるんだろうな。
あれにしたところで奇数章と偶数章とで別の物語をパラレルに語る技法は、フォークナーの「八月の光」や「野生の棕梠」、スタインベックの「怒りの葡萄」とかで既に使い古されているのの三番煎じみたいなもんだし。
別にどうってことない。

50:吾輩は名無しである
23/04/24 09:48:28.94 /3tycHHj.net
>>49
二つの物語を交互に配置する小説はもっと前、19世紀にトルストイが
『アンナ・カレーニナ』で書いている
手法の新しさを競うことは21世紀の現在、あまり意味がない
手法はほぼ出尽くしているから
問題なのは言葉の実質だろう

51:吾輩は名無しである
23/04/24 09:49:10.19 DxRaiJOb.net
それよか、主人公が努力もしないで、魅力もあるんだかないんだかの人間なのに、ファストフード食べるみたいにパクパクと女の子やおばさんとセックスしまくれることが、やはり見過ごせない。
金払って風俗行くならいざ知らず、女ってこんなに簡単にセックスやらせてくれるもんなの?

同じ問題は、ミラン・クンデラにも当てはまる。
「存在の耐えられない軽さ」とか、政治亡命してる主人公が、ほぼ日替わりでセックスしまくる話。バイト先のご婦人といきなりセックス始めて、手探りで触った肛門の感触をリアルに描写されても、それがノーベル文学賞作家の小説になります、ってことにはならないだろ!

52:吾輩は名無しである
23/04/24 09:58:22.59 /3tycHHj.net
>>51
女が簡単にやらせてくれる少数の男は確実にいる
女にとって9割の男には興味が湧かないので、
ほとんどの男が女とセックスするためにチヤホヤするのが現実
クンデラはプレイボーイで、女にモテまくったらしい

53:吾輩は名無しである
23/04/24 11:28:58.42 YEAjl+Zc.net
村上春樹は普通の作家だと思うが、彼のなかで敢えて一番いいのは、残念ながら初期作の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」になるんだろうな。
あれにしたところで奇数章と偶数章とで別の物語をパラレルに語る技法は、フォークナーの「八月の光」や「野生の棕梠」、スタインベックの「怒りの葡萄」とかで既に使い古されているのの三番煎じみたいなもんだし。
別にどうってことない。

54:吾輩は名無しである
23/04/24 11:31:28.42 YEAjl+Zc.net
不手際で再送してしまった。
すまん。

55:吾輩は名無しである
23/04/24 13:47:56.52 I8SX7T0G.net
>>53

それは冷静なまともな意見だね
フォークナーの手法ですら別に新しくもないしね
基本答えのない謎かけだから(昔は解決編のない推理小説と言っていた)それも
カフカや安部公房などいくらでも先例はあるしね

それでも面白ければいいんだけど面白くもないだろ

56:吾輩は名無しである
23/04/24 14:22:03.50 N6ASiVk1.net
わざわざ謝ってんだから再送の方に返信してやるな

57:吾輩は名無しである
23/04/24 14:22:22.19 vXszJeG5.net
>>50
「アンナ・カレーニナ」は、小説というジャンルの最高峰の一作だし、俺も好きな小説です。
ただ、ご高説だが、ハードボイルドワンダーランドのように、一見全く関係のない物語がパラレルに同時進行する小説だと言われれば、異を唱えなければなるまい。カレーニナとカレーニン夫妻の話と、リョーヴィンとキティの話は全く関係がないかと言われれば、そんなことはなく、相互に知り合いだし、物語上、相互に行き来がある。フォークナーやハードボイルドワンダーランドのように完全に分離(もちろん途中までだが)しているわけでは、さらさらない。むしろ「アンナ・カレーニナ」は、映画の「グランドホテル」型式に近いのではないか?

58:吾輩は名無しである
23/04/24 18:50:29.91 8r7eLY8r.net
>>53
あれはディケンズの荒涼館から影響受けたんでしょ
東京奇譚集で荒涼館出したのはネタバラしだろう
2000年代以降は春樹ももういいと思ったのかどんどん手の内を明かし始めた

59:吾輩は名無しである
23/04/24 19:16:18.91 1pc80KAP.net
>>51
俺は村上春樹の住んでた西宮の海岸に近い地域の
育ちだったが、柄の悪い小学校なのでオメコ、チンポとか言い合ってたが、
村上らの西宮の西北部地域は老舗上場企業の創業者一族や上場企業の重役や大学教授や高級船員の子弟が
多くて、子供の頃から男女で気取った話をしてたんだよ。そういう地域の男の子は全ての女子に人気があった。
残念ながら、女は上流の男の雰囲気に弱い。村上の父親は学校の教員だから、収入はたいしたことないはずだが、
幼い頃から、気取った嫌なガキだったんだろう。
女子は北でも南でも気取った男が好きだぞ。

60:吾輩は名無しである
23/04/24 20:00:24.33 Kldf4qpV.net
>>58
村上春樹は、ディケンズとトーマス・ハーディとを比べて、ディケンズを読んでも小説を書きたくなることはないが、ハーディを読むと楽しくて、小説を書きたくなると、比較的最近、どこかで書いていた。
その時は、そんなもんかねぇ、と小馬鹿にして読んだ記憶がはっきりとある。

61:吾輩は名無しである
23/04/24 20:04:19.94 Kldf4qpV.net
新潮文庫でハーディの小説の新訳復刊の帯の推薦文でだったかな?

62:吾輩は名無しである
23/04/24 21:58:05.15 /3tycHHj.net
ハーディの『帰郷』新訳を新潮文庫から出せばいいのに
村上春樹が新潮社に勧めるべし

63:吾輩は名無しである
23/04/24 23:00:14.90 kdfpz1nH.net
「野生の棕櫚」についてフォークナー自身は「対位法」だと言っているけどハッタリに近い
フォークナーはこういう虚仮威しが多い
ポール・セローが「ディープ・サウス」の中で、南部小説論、フォークナー評を書いているんだけど、厳しい評価だったな

64:吾輩は名無しである
23/04/24 23:19:45.15 kdfpz1nH.net
もっと曖昧にすること、メッセージを埋没させること、誇張法により曇らせること、話者を曖昧にすること、読者に謎を解かせること。
この種類の不正は英文学研究の世界では愛されるが、その外では受け入れられない。

ポール・セロー 「DEEP SOUTH」 フォークナーのパラドックス 

65:吾輩は名無しである
23/04/25 08:31:42.52 cF+TQDHa.net
セローなんて二流の戯言を信じるヤツはアホ
フォークナーはメルヴィルとともにアメリカ文学の双璧 
曖昧さ、謎めかし、誇張は文学表現に許された特権的手法
これにより読者は現実とは異なる小説の世界に惑溺することになる
ドストエフスキーや埴谷雄高もそうだろ

66:吾輩は名無しである
23/04/25 08:49:03.20 SFxiNeem.net
>>65

今では一般読者のほとんど読まれてないらしいよ
フォークナー

67:吾輩は名無しである
23/04/25 09:14:14.05 cF+TQDHa.net
>>66
一般読者に
キミ、日本語がおかしいぞ
もっと文学を読みこみなさい

68:吾輩は名無しである
23/04/25 09:50:17.08 7rQMQPun.net
まぁ、そちらは変換ミスだったとしても、
「ほとんど」とか「らしいよ」とか根拠も示さないうえに、曖昧な誤魔化し表現してることの方が気になる。

69:吾輩は名無しである
23/04/25 09:51:22.38 SFxiNeem.net
>>68

セローの本に書いていたことだよ

70:吾輩は名無しである
23/04/25 09:52:39.49 7rQMQPun.net
村上春樹大先生には読まれていないのは、誰もが認めるが。

71:吾輩は名無しである
23/04/25 09:55:27.06 7rQMQPun.net
>>69
セローって、そんなに偉いのか??

72:吾輩は名無しである
23/04/25 11:21:39.61 cF+TQDHa.net
フォークナーとセローを比べれば、フォークナーをとるのが当たり前
セローをありがたがるのはまだまだ半人前

73:吾輩は名無しである
23/04/25 12:31:23.31 lmZn/l0d.net
ID:cF+TQDHa ←うぜーなこいつw

74:吾輩は名無しである
23/04/25 20:10:18.67 vDWIVhzI.net
柄谷行人は村上春樹の土着性の無さを指摘するが、これは村上からの一見して容易な柄谷への反撃を誘うという点で、明らかに柄谷的な挑発だろう。
何故なら、最近の哲学板の柄谷スレでも言われてるように、柄谷が尼崎のごく庶民的な地域の出屋敷から西宮の西北部の高級住宅地にある進学校・甲陽学院に
進学したこと自体が、尼崎の庶民からの浮き上がりを示すことに他ならなかったから。柄谷の上昇志向や東京志向、東大志向は明らかで、彼が尼崎の
中でも特にごみごみした街の出屋敷の出であることが柄谷の上昇志向を際立たせる。
一方で、村上の「街とその不確かな壁」の前半では、西宮の山の手の高校2‐3年の語り手の大阪の貧しい少女との恋愛の奇妙なフェードアウトが中年になるまで
彼の心の陰影になる。この小説は40年前に文学界に掲載されたものの改作+大幅な追加だというが、たぶん、今回の改作で村上はこの奇妙なフェードアウトに締めくくりを付けたかった。
それが、今回の出版の最大の目的だったと村上は本の後書きで言ってる。
土着性の無いのはむしろ、柄谷行人ではなかったか?

75:吾輩は名無しである
23/04/25 20:44:18.08 cF+TQDHa.net
大江、中上と比べて、村上春樹に土着性が乏しいのは明らか
しかし、文学の質は土着性の有無では決定されない
言葉に実質があるか否かこそが問われる

76:吾輩は名無しである
23/04/25 20:45:25.94 EBMYXl2z.net
村上春樹って、話題にするほど小説の中にネタがなくて、どのスレも今回の最新刊はつまらないということで衆目一致している。
ほんと、アホらし。
土着性があるとか、ないとか、どうでもいいわ!

77:吾輩は名無しである
23/04/25 20:47:05.98 vDWIVhzI.net
>>75
>>言葉に実質があるか否かこそが問われる

君の言語感覚の古めかしさは分かった。

78:吾輩は名無しである
23/04/25 20:50:23.74 vDWIVhzI.net
75や76のような偏見やアンチを排して公平に読もうw

79:吾輩は名無しである
23/04/25 23:18:19.54 MwycSH7f.net
URLリンク(i.imgur.com)

80:吾輩は名無しである
23/04/25 23:42:08.69 EBMYXl2z.net
今回の最新作で主人公がセックスするシーンがなくなったのは、やはり村上春樹も74歳になって、もはや性的不能になったからか、若い時のやり過ぎが祟って性欲減退に陥ったからか?
村上春樹流四十八手を出し切って、ワザが無くなったからか?

81:吾輩は名無しである
23/04/26 06:06:29.28 CILLBkHT.net
今作、全然話題にならないけどどうしてだろう。本屋では入り口にコーナー設けてるのに
35万部こえて売り上げも村上春樹の長編にしては勢いがない。騎士団長の時はいい意味でも悪い意味でもスレ乱立したのに

82:吾輩は名無しである
23/04/26 08:41:53.73 T9PjcO+r.net
全作から6年経って読書離れがさらに進行したんだね
読書好きな高齢者が死んで、子供が若者になっても本は読まず、
スマホでゲームか、漫画を読んでいる
書店はどんどん潰れ、一軒もない都市が増え続けている

83:吾輩は名無しである
23/04/26 08:57:36.90 vo1Vs+Qu.net
また売れ残り廃棄処分が多くなるかもな

84:吾輩は名無しである
23/04/26 09:25:18.89 T9PjcO+r.net
『騎士団長殺し』も上下各60〜70万部で、大したことはなかった
『1Q84』は800万部以上売れたらしいけど

85:吾輩は名無しである
23/04/26 09:39:21.32 vo1Vs+Qu.net
期待外れの村上春樹『騎士団長殺し』―「大量返本」の可能性が浮上(選択出版)


新潮社は昨年十一月以降に、かなり力を入れたPRを行ってきた。初版は上下巻合計で異例の百万部を刷り、
しかも発売直前に増刷をかけて過去最高の百三十万部を用意した。ニュース番組でも報じられた発売日とその直後にはかなりの売れ行きを見せ「初動で五十万部
くらいまでは一気に売れたが、そこで急激にブレーキがかかった」(大手出版社関係者)という。現に、一般書店では今もうずたかく積まれた状態が続いており、
最近では「五十万部以上が返本される可能性が取り沙汰されている」(出版業界関係者)。全量は保管できないため、多くが裁断処理されることになるが、
新潮社には「返本十万部あたり一億数千万円」(同)ともいわれる負担が重くのしかかる。

86:吾輩は名無しである
23/04/26 09:39:53.36 vo1Vs+Qu.net
村上春樹、鼻息荒く100万部発行も、新刊『多崎つくる』は在庫の山だった!?

87:吾輩は名無しである
23/04/26 09:53:39.89 T9PjcO+r.net
今回は初版30万部、第2版5万部と、前回の失敗から新潮社は慎重になっている
『1Q84』の時が異常で、刷っても刷っても売り切れ続出で、本を求める人が
いっぱいいたが、あれだけ売れた理由がいまだによく分からない

88:吾輩は名無しである
23/04/26 10:10:59.81 xWkaOhMP.net
>>78
公平に読んで、特に今回のは、つまらない。

89:吾輩は名無しである
23/04/26 10:50:50.85 kVyN3ZzP.net
比喩のキレが無くなってきてるなって思った
わざと控えめにしてるのかな

90:吾輩は名無しである
23/04/26 12:40:50.79 itgM/YVM.net
1Q84までは買って読んだな
以後は図書館で読んで
騎士団は最初の方でやめた

91:吾輩は名無しである
23/04/26 18:03:12.93 RGWn+S4x.net
やっぱタイトルは大事

92:吾輩は名無しである
23/04/26 18:17:13.21 jBAJh92o.net
春樹ですら100万部いかないとか出版業界厳しいな
ここ数年100万部超えた本てあるのかな

93:吾輩は名無しである
23/04/26 20:09:06.41 BzMRolpL.net
やっぱ中身は大事!

94:吾輩は名無しである
23/04/26 20:58:31.11 LNwibZUP.net
「街とその不確かな壁」の村上春樹には救いようがない気障さがある。
例えば、女を食事に誘ったが、地元に適当な店がないという意見で一致した男女が、
「もしいやじゃなかったら、うちにこないか?簡単な料理で良ければ直ぐに作ってあげられるけど。」
彼しばらく迷っていたいた。そして言った。「たとえばどんなものを作れるの?」
「小エビと香草のサラダに、イカとキノコのスパゲティみたいなものでよければ。それに合いそうなシャブリも冷えている。この町の店で買えるものだから、それほど上等なものじゃないけど」
「聞いてるだけで心が惹かれちゃう。」

これを言える男女とかキモ過ぎやろwww

95:吾輩は名無しである
23/04/26 21:00:18.73 LNwibZUP.net
>>94
>>彼しばらく迷っていたいた。
訂正
彼女はしばらく迷っていた。

96:吾輩は名無しである
23/04/26 21:32:06.83 BzMRolpL.net
自分の喫茶店に何回か来たことがある程度の客と、閉店後に食事に行く女がいるか?
まして、飲食店じゃなくて、男の自宅に誘われて、ホイホイ付いて行く女がいるか?
展開がウソ臭くはないか?
よくもこんなので新潮社の編集者はOK出したな!

97:吾輩は名無しである
23/04/26 21:34:51.88 T9PjcO+r.net
>>96
普通の男はありえないが、モテ男なら十分現実的な展開だ

98:吾輩は名無しである
23/04/26 21:39:22.47 LNwibZUP.net
>>96
この語り手はいわゆる、不確かな語り手なんだろう。
作者の村上は語り手を突き放してる面もある。

99:吾輩は名無しである
23/04/26 22:10:18.73 BzMRolpL.net
>>97
モテ男が主人公の小説ばかり書く作家。
それは村上春樹。

100:吾輩は名無しである
23/04/26 22:15:37.79 T9PjcO+r.net
>>99
クンデラ同様村上春樹もモテるんだろう
モテ男は付き合っていない女からセックスを誘われる
ほとんどの男は一生そういう体験はない

101:吾輩は名無しである
23/04/26 22:51:11.84 BzMRolpL.net
ほとんどの男からすると、浮世離れしたモテ男が主人公の小説ばかり。
大半の男の人生とは縁もゆかりもない夢物語、ファンタジー。
多くの人間の現実を描けない、描く気のまるでないダメ作家。

102:吾輩は名無しである
23/04/27 06:28:10.30 sFbcMjyR.net
よくリアリティーがないみたいな批判でるけどそもそもリアルを書こうと思ってないだろうな

103:吾輩は名無しである
23/04/27 06:43:11.51 03YW8Sel.net
村上がこの作品で度々、3dプリンターによる造形に関心を匂わせてるが、作品の最重要なモチフである
図書館の積層的な図書の増加や図書館の形成とのアナロジーを見出してるんだろう。海運方面ではコンテナの積み付けと
積層造形のアナロジーを見出す学者もいるようだ。世界的なコンテナの積み付け崩れ事故の頻発が3dプリンティングの一体性の限界を
示してる気もする。
村上図書館の図書の増加に対して何らかの疑問を抱いてるのでは?

104:吾輩は名無しである
23/04/27 06:51:16.80 03YW8Sel.net
>>103
>>村上図書館
村上は図書館

105:吾輩は名無しである
23/04/27 14:08:33.63 uF4rxDOC.net
4月27日現在、ブックオフでの村上春樹の最新刊の買取り価格は900円とのことです。さっき、店頭で確認しました。

106:吾輩は名無しである
23/04/27 22:35:22.91 5Vu/JaIF.net
今、フジテレビでやってるTVドラマ「あなたがしてくれなくても」の方が村上春樹なんかよりも、ずっと男女の性愛の機微を描いている。

107:吾輩は名無しである
23/04/28 01:53:11.36 3ie23+TA.net
URLリンク(i.imgur.com)

108:吾輩は名無しである
23/04/28 02:42:32.45 OrERdLbL.net
でなかなか

109:吾輩は名無しである
23/04/28 07:19:44.82 kQdrukkh.net
この小説で先ず、引っ掛かるのが「夢」とは何のことなのか、という点なんだが、俺はこれを読者の思いとか、ワナビの夢みたいなものと
暫定的に捉えた。だから、「街の壁」とは書き手と読者の壁だ。「影」とは書き手にとっての自作や自己を批評する目だ。
これはsignifier書き手、signified読者という対比とも似る。
語り手とその恋愛相手のような、思春期の読書熱心な少年少女はそこそこのエッセイの書き手でもあるだろう。つまり、その頃の年代では
読むことと書くことはほぼ、重力的に均衡している。バランスが取れているのだ。村上が職業作家として安定期に入った頃、村上自身は読むことに対して
書くことの能力の肥大化を自覚した。一方で、読むことと書くことのバランスは一流のライターにとっては、必要欠くべからざるものだろう。
小説の中の語り手はひょんなことから、書籍の取次会社に勤務するようになる。つまり、読み手と書き手の世界の中間に位置する。
イエローサブマリンのTシャツがどんなのか知らないが、これを着た少年Mはサブマリンが示唆する5chのような匿名世界の読み手・批評家だろう。
作者が読み手や批評家として、最初から柄谷行人や浅田彰、蓮實重彦らを除外していたことは間違いないw
また、それは正しい選択だ。

110:吾輩は名無しである
23/04/28 09:35:43.31 kYnoPdzu.net
福嶋亮大のレビューが出たが、新作には否定的だな
村上春樹で読むべきなのは『世界の終り』と『ねじまき鳥』だとさ

111:吾輩は名無しである
23/04/28 10:32:36.89 buG4CaHJ.net
妄想もいい加減にしろ!
村上春樹も気持ち悪いが、勝手に深読みして、分かったかのような拡大解釈して御満悦な村上春樹ファンは、もっと気持ち悪い!

112:吾輩は名無しである
23/04/28 14:41:49.04 2Q+c0mk+.net
>>110

福嶋はこれまで村上の思わせぶりなだけで内実のない隠喩を好意的に解釈していたんだけどね
よくやるよと思っていたけど、今度の批評では、あいまいな隠喩をちゃんと批判しているのは前進

村上春樹って読者が好意的に読んでやらない限り、思わせぶりで曖昧な隠喩を重ねているだけの作家といずれ
一蹴されるときがくると俺は思っているけどね

これまで批評家は律儀に村上の曖昧さに付き合ってきたけどね

113:吾輩は名無しである
23/04/28 17:58:54.97 kQdrukkh.net
なんぼ、福嶋亮大を推しても駄目だろ。
俺の109が有望だ。
福嶋亮大は恥ばかり晒してる。

114:吾輩は名無しである
23/04/29 05:55:40.36 ESQxGfKh.net
村上春樹による村上春樹のリマスターは成功したのか―『街とその不確かな壁 』評
URLリンク(realsound.jp)

115:吾輩は名無しである
23/04/29 07:19:27.10 8lACEEKS.net
>>114
この作品の中で語り手は何度か3dプリンター、あるいは積層造形の発想を仄めかしてるが、
3dプリンティングのメリットは修正可能性であって、作者の村上が「不確かな壁」と言ったのは修正可能性を
予め織り込んだ壁ということであり、作中の壁の造形の不備を福嶋が叩くのはどうなのか?という
気がする。語り手の思索において、図書館の蔵書の増大や少年Mの知識の増大についても、作者自身の
積層造形への関心が土台にあるのだろう。

116:吾輩は名無しである
23/04/29 08:13:14.93 gur8SdkT.net
>>100
主人公は、瞬間で人目を引く超イケメンだったというのか?!
あいつの喋る会話を本文で読む限り、相手を魅きつけるトーク上手だと思えんしな。

117:吾輩は名無しである
23/04/29 08:14:08.56 gur8SdkT.net
>>115
関係ないと思うよ

118:吾輩は名無しである
23/04/29 08:20:54.79 gur8SdkT.net
>>112
福嶋亮大が誰なのか知らないし、さして興味もないが、112の言う通りだと思う。
はっきり言って、作者本人が亡くなったら、その本は死後、見向かれなくなるタイプの小説だと思う。丸谷才一とかね。

119:吾輩は名無しである
23/04/29 08:30:45.22 8lACEEKS.net
>>117
君を説得することは知性では無理だ。

120:吾輩は名無しである
23/04/29 08:38:28.16 d0pXeJxw.net
>>113
「恥ばかり晒してる」の経緯はわからんが
福嶋の書評は高慢ちきでいけ好かない
一批評家がよくあんな偉そうにジャッジできるもんだな

121:吾輩は名無しである
23/04/29 08:44:05.16 oQwA95mG.net
>>116
女が惹かれる男かどうかを男は見定められないんだよ
モテ男はイケメン、会話上手とは限らない
フツメンで、会話しなくても女たちが
ひと目で惹かれる色気のある男がモテ男

122:吾輩は名無しである
23/04/29 08:46:00.96 8lACEEKS.net
>>120
福嶋は渡部直己無きあと、渡部のキャラを完全に引き継いだ。
又吉や、忌野清志郎を悪口攻めにした時の渡部にならい、作家にお尻ぺんぺんするのが批評家の役割と思ってるんだろうが、
渡部の批評は常に滑り、渡部自身が大恥を掻く結果に終わるのが常だったが。

123:吾輩は名無しである
23/04/29 08:51:35.74 d0pXeJxw.net
>>122
そいつも好きじゃなかったなあw
あのセクハラパワハラのバカジジイだろ

124:吾輩は名無しである
23/04/29 08:54:13.87 gur8SdkT.net
>>121
それが文章でまるで表現できていないと言っているのだよ。
この男(多分)、バカだな。

125:吾輩は名無しである
23/04/29 08:59:29.84 oQwA95mG.net
>>124
読者にこいつはモテ男だと作者が説得する必要はないさ
どう読むかは読者の自由だし、作者はそこまで面倒見よくはない

126:吾輩は名無しである
23/04/29 09:16:34.83 8lACEEKS.net
横からだが、やっぱり、童貞同士の会話は駄目だなwww
村上作品を自分で買って読むのは初めての俺だが、村上は恋愛における男の容姿や経済面、学歴など劣等感の反省的な自意識は描かないんだよ。
普通の男が欲情すれば、好きな相手を性的に得られるのが村上ルールなんだよ。
そこを考慮して非モテブサメンの我々は読まねばwww

127:吾輩は名無しである
23/04/29 11:06:07.15 EYk2PHzB.net
渡部ってビニール蛙とお友達のアレか

128:吾輩は名無しである
23/04/29 22:40:51.71 d0pXeJxw.net
>>114
いろんなとこに疑問符がつく批評なんだが…
なぜこの小説が書かれなければならなかったのか判然としないわからないという論調だが、
そのわからないところを探るのが批評家の仕事じゃないの?って
読後消化不良感や不満を言うだけならそれこそSNSやアマゾンレビューで誰しもやってる
リマスター盤と比喩してるけど、それは作家自身の自作評の言葉だっけ?
もちろん批評家が自前の比喩で作品に迫るのはいいけど、
批評家側の都合で用意した比喩の延長でアナログさがない・不要なリマスタリング等々まで言われてるとさすがに違うんじゃ?と思ってくる

129:吾輩は名無しである
23/04/30 14:24:18.31 xPlSeQfN.net
>>126
少年カフカ君なんて、欲情さえしていないのに、四国のおばちゃんがパンツ脱いで脚広げて、カフカのチンコを入れてもらえてるしな。
カフカよ!
そのあと、腰振って射精なんかするんじゃねーよ!
オイディプス王の話なんか関係ねーよ、ばーか。

130:吾輩は名無しである
23/04/30 19:55:44.26 7MiW9fbn.net
>>113
あの偉そうな言い方はあちこちで不興を買ってそうだなと思った

131:吾輩は名無しである
23/04/30 23:27:37.28 9TZ1TXtM.net
福嶋くんは
ちょっと真面目にお勉強してる学部生レベルでも
こいつ不勉強だなって分かる箇所が
新聞書評欄程度の短文でもゴロゴロ出てくるのはいけない

132:吾輩は名無しである
23/05/01 04:46:06.50 UYVj9LE3.net
>>128
同じような感想しか持ち得ないくらい、元の小説が広がりも深みもない、ショボい小説だということなんじゃないの?
元々が中身のない小説への批評で、作者の立場になって考えてあげなきゃいけない理由なんかある?

133:吾輩は名無しである
23/05/01 04:52:26.51 UYVj9LE3.net
ないと思うがねぇ。
読者は村上春樹の部下でもなきゃ、召使でもなく、まして、洗脳された信者でもなきゃ、奴隷でもないしな。
みんな「王様は裸だ」と言える自由がある。

134:吾輩は名無しである
23/05/01 05:28:38.94 vdOw092b.net
王様は裸だとみなが気がついたら終わりだよね

135:吾輩は名無しである
23/05/01 20:47:23.02 qDT6fy6x.net
小説のかなり前の方でパラレルワールドの存在を語り手が言ってるんだから、読み手はそれを考えて、メタファーを読み込むだろ。
村上にはそういうのが好きな読者が多い。メタファーが嫌いだという読者がいても良い。
メタヴァースも近年の流行語で、家電業界で実際に商売になるかは別にして。

136:ドロシー!
23/05/02 00:55:26.68 aCdCiwOY.net
【在日コリアンに祖国へ帰れと言わないで!】
日本のゲーム製作業界にて5本の指に入ると言わしめたゲームクリエイターの殷正明(ウン・ジョンミョン)さん(通名:松浦正明)
ネトウヨたちから「祖国へ帰って兵役受けろ」とのヘイトスピーチに苦しんでいますが、ゲーム後進国である日本にゲーム先進国である韓国のノウハウを技術供与として与えて、ヒットタイトルを量産して日本のゲーム業界を盛り上げてくれた立役者でもあるのです。
日本の兄の国としてこのような技術供与をして頂いているコリアンの方は沢山おりますし、日本のゲームがここまで発展したのもウン様の貢献でもあります。
もちろん、愛する祖国のために帰国して兵役を受ける気持ちもありますでしょう。
ですが、それ以上に日本のゲーム業界発展を思う気持ちも大きいのであります。
ぜひ差別はお止め下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

137:吾輩は名無しである
23/05/02 22:19:47.09 BLUW9vP9.net
>>135
村上春樹ごときが家電の売り上げに貢献するとか、メタヴァースの発展に寄与するだなんて、自惚れんじゃないよ!
たかだか一通俗作家じゃないか!

138:吾輩は名無しである
23/05/02 22:24:49.48 BLUW9vP9.net
>>126
村上春樹を文学だと思って考えてきたから違和感があったのだと気付かせてくれた。村上春樹は、村上春樹という名のゲームだったんだな。昭和のおっさんの価値観を追体験するロールプレイングゲーム。
そう考えると、村上春樹の半分くらいは理解できるようになった。ww

139:吾輩は名無しである
23/05/02 22:44:42.83 dPqKRbsB.net
新作面白いやん

140:吾輩は名無しである
23/05/03 00:50:48.98 TdKteu5I.net
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドは暗号化のプロトコル(未回収)やベタだけど舞台設定一見意味ありげな雰囲気(未回収)だけで乗り切ったけれど、今回はどんな未回収を見せてくれるのか、期待している。読まないけど。

141:吾輩は名無しである
23/05/03 01:43:06.26 TdKteu5I.net
彼の長編はすべて読んだが
ストーリーは論外として、隠喩や設定の腹落ちのしなさで毎回こんなもんかという気持ちで読了する
なんとなく理解できて腹落ちしてしまうようなところをギリギリでかわすと、深淵みが出ていいんだろうけれど春樹くんの設定やメタファーは食道どころか喉元に詰まったままで放置したら腐ってしまいそうで思考停止して飲み込むか、いきおい吐き出したくなるような代物なんだよ
実際の中身なんて空っぽでいいけど、実は何かあるんじゃないかと思わせるセンスがない。
まあつまりジャズを聞きながら思いつきで書いてるからあんな出来の悪いエ●ゲーみたいな長編になるということ、事前に構想を練ってから書きなさい
まあ書きなぐった短編が売れちゃった人だからしょうがないのかな

142:吾輩は名無しである
23/05/03 05:37:51.31 2N4ebgPQ.net
村上春樹は全部だめだよ
エンタメとして面白くないのはしかたないが
ファインアート(純文学)としてもだめ
手法も新しくないし、テーマもない
あるのは意味ありげに見せることだけ
春樹本人が解決編のないミステリー(答えのない謎掛け)と言っているのに
謎解きに付き合う学者批評家は間抜けでお人好しだもの

143:吾輩は名無しである
23/05/03 09:58:30.02 CCNv12S7.net
村上春樹が内面を掘り下げる「街とその不確かな壁」(毎日新聞) URLリンク(news.yahoo.co.jp)

144:吾輩は名無しである
23/05/03 11:08:58.82 QgXA3Cqi.net
>>143
大手の新聞社が村上春樹をヨイショしているのは、万が一、村上春樹がノーベル文学賞を獲ったら、そのあとに優先的に自紙に寄稿してもらう交渉をしやすくするため。
村上春樹の大したことのない小説でも、毎日芸術賞や読売文学賞を授与しているのは、自社とのパイプを確保しておきたいため。

でもね、
安心してください!
絶対ノーベル文学賞なんて、獲れませんから。

145:吾輩は名無しである
23/05/03 15:58:28.05 xhJGm9rp.net
村上龍の「ユーチューバー」の方が面白そうだな

146:吾輩は名無しである
23/05/03 23:53:21.01 m5OLTK2C.net
世界の終わりとなんか関係あるの?

147:吾輩は名無しである
23/05/04 02:24:47.54 JWI8ads/.net
>>146
読んだらわかる

148:吾輩は名無しである
23/05/04 08:53:50.11 aAz6AFaX.net
むしろそこしか語ることないからな
この作品単体で語ってる人を全くみない

149:吾輩は名無しである
23/05/04 10:01:09.64 2M5JyxIf.net
村上春樹はアメリカではニューヨーカーが日本で何か村上が書いたらすぐ翻訳して載せる
扱いになっていて、日本みたいな閉じたところで、あいつは駄目だとかいっても意味ない存在になっている

父親の回想で猫を捨てに行くやつとか、ポパイ連載のしょうもないTシャツの雑文もニューヨーカー掲載だからな

150:吾輩は名無しである
23/05/04 10:31:31.20 rA+dJPmx.net
村上春樹は、暇人の読む読み物だ。
暇なオレだから、それがよくわかる。
本当に忙しい人は、読まねばならぬ本の優先順位で村上春樹なんてランク外だろう。
何か魔が差して村上春樹を読み始めたとたん、何も得るところがないのに衝撃を受けて、無駄な時間を費やしてしまったことを後悔するだろう。

151:吾輩は名無しである
23/05/04 10:33:19.97 vttEOF94.net
>>148
プロの評論家なら単体で語ってみせろってんだよな

152:吾輩は名無しである
23/05/04 10:40:59.68 2M5JyxIf.net
村上春樹がノーベル賞なんて取るわけないという断言は
日本じゃマスコミや出版社が商売のために無理やり押し上げて権威づけしてるが、国際的にはそうはいかない
と言いたいのだろうが
もう国際的には完全に評価されて受け入れられている
そういう意味で今更ノーベル賞をとろうがとるまいがどうでもいいというのが村上の国際的な立ち位置だ

153:吾輩は名無しである
23/05/04 11:34:42.62 rA+dJPmx.net
>>152
ただ単によく翻訳されて、よく読まれている、ってだけの話だろ?

154:吾輩は名無しである
23/05/04 11:41:42.85 ugwYoRJk.net
さすがに海外でも批判されているけどね
騙されている人がいるってだけで

155:吾輩は名無しである
23/05/04 22:09:44.70 iVHU4dvE.net
ワイの作品はガルシア・マルケスと同じマジックリアリズムやねん。
ノーベル賞の審査員の皆さん、そこんとこよろしくね。

156:吾輩は名無しである
23/05/04 22:15:28.12 rA+dJPmx.net
>>155
村上春樹さん、最新作でもワシの「コレラ時代の愛」から引用してくださったのぅ。印税が新潮社から振り込んでもらえたよ。ワシの小説のマジックリアリズムならば、もっといいところを引用してくれればいいものを!

157:吾輩は名無しである
23/05/05 04:33:03.09 3o3Em/d/.net
よく翻訳されて(長編全作品、短編もほぼ全てに英訳がある)よく読まれている
これが「だけ」って
普通に考えればこれが一番大事でしょうね

158:吾輩は名無しである
23/05/05 05:42:24.22 vlop4QZ6.net
>>157
まぁね。
商業的に売れてる、今は知名度が高いのは、紛れもない事実だろうね。
でもね。
深い文学か、残る文学かは別問題。
例えば、70年代、爆発的に世界中で流れたイージーリスニングミュージック。ポール・モーリアやリチャード・グレイダーマン、それから、ジャズフュージョンのラリー・カールトン。当時は耳にしない日はなかったが、今、好き好んで聴く人いる? 若い世代では「誰、それ?」みたいなもんでしょう? 一時代的にベストセラーにのるのと、残る芸術とは全く別ということ。
村上春樹は出版界のイージーリスニングミュージックだということ。

159:吾輩は名無しである
23/05/05 06:06:43.06 vlop4QZ6.net
読みやすい、翻訳しやすいのも事実だろうね。
また、普段はドストエフスキーやガルシア・マルケスやカフカなど手にしないような読者も
読んだ気にさせてくれたような錯覚させてもらえるし、普段は聞かないジャズやクラシックの隠れた名曲の名を知れて、音楽について教養が深まった気にさせてもくれる。
でも、彼の小説からそうした装飾音符をとりはずしたら、一体何が残るのだろう?
村上春樹は、小説界の玉ねぎである。

160:吾輩は名無しである
23/05/05 06:36:35.66 HvJq835c.net
最近は龍の方が小説家として熟成された感がある

161:吾輩は名無しである
23/05/05 07:43:44.53 OfMwFO8e.net
村上春樹『街とその不確かな壁』メッタ斬り!
(大森望、豊崎由美)
URLリンク(www.youtube.com)

6年ぶりの新作を徹底考察!村上春樹は『街とその不確かな壁』で何をしようとしたのか?[前編]
(石田衣良)
URLリンク(www.youtube.com)

162:吾輩は名無しである
23/05/05 08:18:39.31 LyL7Wuii.net
イエローサブマリンの男の子の親、ゲーム与えなかったのは偉い。今頃マリオやゼルダやマインクラフトの沼の世界で生きてる。


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