光文社古典新訳文庫17 ..
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153:吾輩は名無しである
22/02/26 23:15:30.57 zUtun4/P.net
身体は大人でも
精神がまだ大人になりきれていないのかもしれないね

154:吾輩は名無しである
22/02/26 23:15:44.53 hruHC3wk.net
俺はやたら間伸びしている感じで疲れた
新潮や岩波で4、5回読んだと思うけど
こんなことは初めてでドスト自体なんか苦手になった
無理して最後まで読まずに途中でやめればよかった

155:吾輩は名無しである
22/02/27 07:45:50.34 dFY0b5oi.net
>>152
佐藤優
「カラマーゾフの兄弟の新訳は実にすばらしい。
もともと亀山先生の翻訳は、ドストエフスキー以外についても正確で読みやすいという定評があります。
(略)
重箱の隅をつっつくような解釈の違いをあげつらって、「亀山の誤訳を見つけた」と騒ぐような輩がロシア屋には多いですから。
(略)
亀山訳は、語法や文法上も実に丁寧で正確なのです。これまでの有名な先行訳のおかしい部分はきちんと訳し直している。」
(『ロシア 闇と魂の国家』亀山郁夫、佐藤優著 文春新書)

156:吾輩は名無しである
22/02/27 10:28:59.67 985lUqMH.net
亀山は日本語がそもそもおかしい。
二重敬語だし、質問文も〇〇ですか?では無く、〇〇です?というのが散見されるので、読むのが嫌になった。

157:吾輩は名無しである
22/02/27 11:42:34.64 kg0yKIDO.net
>>153
身体は大人ではなくて、もう老人です。精神は分からないけど。
まずは岩波文庫で読んでみる。そのあと何かあったら、亀山訳を手に取るわ。

158:吾輩は名無しである
22/02/27 11:52:56.67 z7zp0p82.net
『カラマーゾフの兄弟』は新潮の原卓也訳と岩波の米川正夫訳を持っている
文体自体はリズムのある米川訳が好きだが、現代では使われない難解な漢語が
時々出てくるのが厄介で、そのたびに意味を調べる羽目になる

159:吾輩は名無しである
22/02/27 13:48:35.13 eXu6IJuC.net
カラマーゾフは知らないけど、罪と罰は米川、池田健太郎訳と読み比べて亀山訳に特におかしな印象は抱かなかった。ふつうだったよ
訳文にこだわる人の多くは先行訳の訳文と比べて亀山訳が違う、といっているに過ぎないのでは
それよりも、罪と罰では集英社の小泉猛訳は訳者本人が挑戦的な翻訳とかいう言い方をしていたが、ラスコーリニコフがソーニャをお前呼ばわりするなど、けっこう印象が違った
他の人たちにも小泉訳を読み比べて欲しい

160:吾輩は名無しである
22/02/27 15:03:59.64 z7zp0p82.net
亀山郁夫は米川訳のようなリズムのある翻訳を目指したという
亀山訳が異常に売れたものだから、ロシア文学者が嫉妬して、
あれこれ難癖をつけているだけだ
おかしいなら、具体的な箇所を指摘すべきだが、それもない

161:吾輩は名無しである
22/02/27 15:33:04.43 fsD6GM0C.net
罪と罰、地下室、白夜は光文社で読んだ

162:吾輩は名無しである
22/02/27 16:58:30.59 d50AKuIg.net
古典新訳文庫でまったく問題ないと思うけど、父称を省略するのはロシア文学っぽくないと思うの

163:吾輩は名無しである
22/02/27 18:47:18.11 kg0yKIDO.net
いったんは米川訳ときめたが、迷うなあ。こうなったら本屋で冒頭1ページくらいを比べてみて、読み易そうな方にする。

164:吾輩は名無しである
22/02/27 20:17:39.57 GQHocIpN.net
白葉ってカラマーゾフ訳してたっけ

165:吾輩は名無しである
22/02/27 22:16:50.68 /fQFOD9l.net
単純に読みやすいんだと亀山だけど
米川の方を先に知っていてドストの文はこういう引っ掛かりのある文だと感じていると、
亀山の方は文が流れていって内容が刻まれないみたいな感じ。

166:吾輩は名無しである
22/02/27 23:33:07.75 gnP8rI5i.net
最初に米川でカラマーゾフの兄弟を読むと、他の翻訳では物足りなく感じる。

167:吾輩は名無しである
22/02/28 08:47:36.37 oRZFYqqq.net
米川正夫や豊島与志雄の訳文は文学としてのレベルが高い気がする。豊島は作家もやってたのだから日本語表現がすばらしいのは当然かもしれない

168:吾輩は名無しである
22/03/01 18:11:54.43 QYEzwXnB.net
>>160
>おかしいなら、具体的な箇所を指摘すべきだが、それもない
ないことはない
実際のおかしい箇所を挙げて指摘している人はいる

169:吾輩は名無しである
22/03/01 18:38:34.21 7mHfKpoD.net
ロシア語が分からないからその指摘が正しいのかどうか判断できないんです…

170:吾輩は名無しである
22/03/01 19:07:15.32 7H3YneP6.net
>>168
ちらっとググったら
URLリンク(www.ne.jp)
が最初に出てきた。
誤訳とか別にして指摘されてる訳文を、ただ読むだけでも、亀山訳は米川訳に比べて
読みづらい感じがする。
赤と黒もかもしれないけど学者の翻訳ってのはこういうのかな。

171:吾輩は名無しである
22/03/02 07:02:39.60 h+INxZBE.net
亀山の読解力はすごいんだろうけど本人の国語力がそれについていけてないんだろうな

172:吾輩は名無しである
22/03/02 11:15:21.79 8mTLtb8g.net
亀山の訳は、『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』は完読したけど、訳が軽すぎて、本当にドストエフスキーが書いたのか?と思う位現代風の訳になっていると思う。

173:吾輩は名無しである
22/03/02 14:50:29.08 Pd6Ndmb0.net
原卓也訳の『カラマーゾフの兄弟』のグルーシェンカのこの言葉が好きなんだけど
[原訳] 第7編アリョーシャ (3)一本の葱
「それと、もう一つ付け加えてちょうだい。グルーシェニカは人生のほんのいっとき、ほんの一時だけお兄さんを好きになったことがあるの、
それも、そのひとときをお兄さんが一生おぼえていてくれるくらい、愛したのよ。
だから、グルーシェニカが一生忘れないでと言ったって、伝えてちょうだい!」
しかし、「それも、そのひとときをお兄さんが一生おぼえていてくれるくらい、愛したのよ。」は、他の訳書にはないから原文にないようだ
[米川訳]
「それからまだあるのよ、―グルーシェンカは一とき、たった一ときあの人を愛したことがあるの、だからこの一ときを今後一生わすれないように、とこういい添えてちょうだい。
一生涯といってグルーシェンカが念を押したってね!……」
[江川訳]
「それからもうひと言、グルーシェンカは一時間だけあの人を愛したことがあるって、たったの一時間だけだけれど、愛したことがあるって。
だからその一時間を、これからの生涯けっして忘れないように、これはグルーシェンカの一生のお願いだって!……」
[亀山訳]
「それに、こう付けくわえてちょうだい。グルーシェニカはあなたを一時間だけ愛したことがある、たった一時間だけど、愛したことがあったって……
だから、この一時間のことを、これから一生忘れないでほしいって、グルーシェニカがそう言ってましたって、一生よ……」
[英訳]
And add, too, that Grushenka loved him only one hour, only one short hour she loved him ー so let him remember that hour all his life ー say, 'Grushenka tells you to!'
[独訳]
Und füge noch hinzu, daß Gruschenka ihn ein Stündchen lang geliebt hat, nur ein Stündchen lang,
und er soll sich an dieses Stündchen von nun an sein Leben lang erinnern! Sag ihm, mit diesen Worten habe Gruschenka es dir aufgetragen: 'Sein Leben lang' ...
江川訳の「これはグルーシェンカの一生のお願いだって!」も原文とは違う
米川訳は英訳に近く、亀山訳は独訳に近い

174:吾輩は名無しである
22/03/02 16:20:17.32 Q+nbwu3y.net
>>173
底本が違うとかで、そもそものロシア語原文に相違があるということはないのかな
罪と罰で、とある一文が訳本によってあったりなかったりというのは見たことがあるよ

175:吾輩は名無しである
22/03/02 18:10:45.12 tVPggs+O.net
>>173
教養がゴイスー
昔の2ちゃんみたい

176:吾輩は名無しである
22/03/02 21:13:52.79 3+mnjhuh.net
ドストの亀山訳の話題は昔から定期的に盛り上がるよなあ

177:吾輩は名無しである
22/03/02 21:23:37.69 7/eGB08r.net
>>173
訳の正確性はわからんが、江川訳と亀山役の「一時間」は日本語として違和感強いな。「ほんのいっとき」の意味で「一時間」と表現することってないよね?

178:吾輩は名無しである
22/03/02 21:26:37.53 vI0MsFX2.net
米川訳見てきたけど、字が小さすぎて老人の目にはきつい。訳そのものよりも、活字の問題で亀山訳にせざるを得ないかも。

179:P
22/03/02 23:31:11.52 TIBQY5uU.net
青空文庫に書き起こす人いないかなあ米川訳

180:吾輩は名無しである
22/03/03 00:15:09.45 fMlTt3/Q.net
>>177
‘ひととき’‘いっとき’というと具体的な経過時間は曖昧だけどまあ短い間だったんだろうなと刹那的なイメージが湧くが
‘一時間’というと時間の物理計測単位が入っているように感じて
「60分間メカニカルに時間計って愛し合ったのかw」と変な印象になるよな

181:吾輩は名無しである
22/03/03 02:11:48.15 Qf0hxsb+.net
>>173
この文章の中では、米川>亀山>原>江川、だな
米川は、いっとき、いっとき、いっとき、一生、いい添え、一生涯、と
簡潔な文章の中に韻を踏むようなリズム感を醸し出している。

182:吾輩は名無しである
22/03/03 08:57:30.80 SWrsq8Zd.net
米川は日本の伝統芸能も好きで知識が深いんだよな。あの時代の文学関係者はみなそうだろうけど。江川卓も歌舞伎知ってるし
米川訳の罪と罰で、三番叟という単語が出てきたときには驚いた。当時は読者にもそれで意味が通じたのだろう

183:吾輩は名無しである
22/03/03 13:31:20.10 7p9FxsOv.net
>>178
それはある。字が小さいのはつらい。

184:吾輩は名無しである
22/03/03 14:00:26.02 CnMr3hLn.net
>>173
カラマに限った話ではなく江川訳には良いイメージがあったけど、こうやって並べると原訳と米川訳が良くて江川訳と亀山訳が微妙に見える。
てか、流石に「一時間」は普通の日本語の感覚として受け入れ難い。
そして、若い女性の言葉遣いとしての自然さという意味では、やはり亀山訳はなかなか良いね。
個人的感想としては、原訳>米川訳>亀山訳>江川訳、かな。米川訳なんて古びた骨董品だと思ってたのに、これを見るとなかなか良い感じだったのが意外過ぎた。

185:吾輩は名無しである
22/03/03 14:33:39.63 7p9FxsOv.net
出版社が自社文庫に入ってるものを新訳する基準はなんなのか知りたい。新しくするのとずーっとそのままのやつと何が違うのだろ

186:吾輩は名無しである
22/03/03 17:03:44.02 +liCp1g7.net
>>184
旧くても心に残る良い訳はあるよね。日本語としてよく書けてるってことなのかな

187:吾輩は名無しである
22/03/03 17:15:48.69 G9y4EKqt.net
そうだな。でも反対もある。堀口大學の『山師トマ』なんぞ読みづらくて仕方ない。光文社新訳文庫でどんどんコクトー出してくれ。でもコクトーなんて需要ないか。

188:吾輩は名無しである
22/03/03 17:20:00.87 WDY6buFU.net
古典新訳文庫に入ってるからとりあえず読んでみようかな、と思って特に関心がない作家を読んで感銘を受けたことがある
出してくれれば読む機会になりうるよ

189:吾輩は名無しである
22/03/03 20:03:22.79 Mu3gj9E3.net
本屋で角川文庫の椿姫をパラパラみてたら、翻訳者の西永良成が、以前は光文社で出した椿姫が絶版になってしまった、惜しむ声があったがそんな折りに角川文庫が出してくれることになったので光文社で出したものを改訂して出しなおすことができた、ありがとう角川書店、みたいな一文が載っていた
でも光文社はいまは永田千奈という別の翻訳者で椿姫をわざわざ出しなおしてる
出版社と翻訳者の間でトラブルでもあったのかね

190:吾輩は名無しである
22/03/03 21:00:01.21 j2zelSCQ.net
>>186
そうかもしれないし、抜粋された部分の出来がたまたま良かっただけなのかもしれないなw
カラマーゾフは原訳しか読んだことないが、米川訳も読んでみたくなったよ。

191:吾輩は名無しである
22/03/03 23:14:13.59 eR0Ed9oy.net
米川役は高度経済成長期には既に読みづらいことで評判だった。

192:吾輩は名無しである
22/03/04 00:14:37.44 ceFuJJxQ.net
>>189
俺もそれを読んで、椿姫は角川の西永訳で読んだよ。
永田千奈も、古典新訳の女の一生読んだけど、良い訳をする人だと思った

193:吾輩は名無しである
22/03/04 07:06:11.04 hhKjIsq9.net
トルストイを望月訳で読んでメチャクチャ良かったので、是非、ドストエフスキーもたくさん訳して欲しいな。

194:吾輩は名無しである
22/03/04 07:14:36.33 ousc2ZSl.net
亀山未成年訳了したら次何やるんだろ
望月安岡と被るものは除外すると残りの長編は『二重人格』『虐げられた人びと』『ステパンチコヴォ村』『伯父さまの夢』くらいしかない

195:吾輩は名無しである
22/03/04 08:41:14.47 ousc2ZSl.net
『永遠の夫』もあったな

196:吾輩は名無しである
22/03/04 09:17:54.38 IH04YUnp.net
ドスト全作品を古典新訳文庫に収める予定なのかな。実現したらすごいな

197:吾輩は名無しである
22/03/04 09:18:04.35 JoX4dCJt.net
ロシア文学はドストエフスキーとトルストイだけじゃない
ゴーゴリ『死せる魂』、ツルゲーネフ『けむり』『その前夜』『春の水』も新訳してほしい

198:吾輩は名無しである
22/03/04 13:37:31.77 CPH0HPD/.net
>>194
『作家の日記』

199:吾輩は名無しである
22/03/04 13:51:02.85 yfsziwfR.net
作家の日記やったら評価するわ、正直既訳で事足りてるけど

200:吾輩は名無しである
22/03/04 21:10:17.72 8p7hdgj9.net
岩波の法王庁の抜け穴を読んでるけどけっこう難しくて手ごわい。古典新訳文庫で読んだほうがいいかなあ

201:吾輩は名無しである
22/03/04 22:12:05.62 oKwrdB3+.net
>>193
『白痴』は望月訳で読んだけど、特に不満はなかったよ。

202:吾輩は名無しである
22/03/05 08:38:02.54 x7K/xxza.net
人間のしがらみ(笑)
タイトルも表紙もだっさw

203:吾輩は名無しである
22/03/05 08:51:49.52 T6POghTJ.net
>>197
『死せる魂』は10年くらい前に河出から新訳出てる
ツルゲーネフは冷遇されてるな
>>200
しおりの登場人物一覧やローマの地図もあるし新訳オススメ
>>202
新潮の金原瑞人新訳と被ったのは時期が悪かった
河合訳は河合訳で良さがあると思うけど

204:吾輩は名無しである
22/03/05 09:05:09.14 r3h4y4Dz.net
>>203
『死せる魂』河出の訳は知っていたが、文庫ではないし、訳の評判も悪い
岩波文庫の『死せる魂』ように良訳が文庫に残ってほしい
岩波版は10年に一度のペースで限定復刊されている

205:吾輩は名無しである
22/03/05 11:05:08.25 5cufySqS.net
>>177
無くはないが「いっときま」とるびを振らないと通じにくいかも

206:吾輩は名無しである
22/03/05 19:44:56.08 mFMJZMyl.net
>>205
「いっときま」なんて言葉あるのか
日国にも載ってないが

207:吾輩は名無しである
22/03/06 16:53:35.01 9tjTB46E.net
ロシア文学なら池田健太郎が早死にでしたね。
エッセイが知的で面白い人だったな。
もっと長生きして欲しかった

208:吾輩は名無しである
22/03/06 20:54:07.92 VjYP/9Mt.net
池田健太郎は50才没だけど、カラマーゾフも罪と罰も悪霊も翻訳してる。中公が復刊してもいいのにもったいない

209:吾輩は名無しである
22/03/06 21:35:54.54 s7APKwJP.net
池田健太郎はプーシキンやチェーホフの翻訳が素晴らしいだけでなく、
作品の解説も切れ味抜群だ
ある世界文学全集でツルゲーネフ『けむり』を論じた文章にうなった

210:吾輩は名無しである
22/03/06 23:57:36.74 gV0xkY9p.net
なんて知的なスレなんだ…w

211:吾輩は名無しである
22/03/07 08:45:36.25 u7UMWNJo.net
池田の翻訳は罪と罰だけ読んだことある。評論がすばらしいとは知らなかった。図書館で探してみるか

212:吾輩は名無しである
22/03/07 21:19:23.52 FIAM8IZL.net
池田健太郎賞は第一回2名受賞したが、そのうち1人は後藤明生で、ゴーゴリ論で受賞してる。池田健太郎の名を冠するにふさわしい。

213:吾輩は名無しである
22/03/07 22:43:24.56 J5L73QoF.net
池田健太郎か
面白そうな人だな

214:吾輩は名無しである
22/03/08 16:10:21.45 D7p5GZZ+.net
岩波文庫の法王庁の抜け穴を読んだ。翻訳もなかなか分かりづらかったけど、内容がそもそも難しいね、この小説。つかみ所が見つからない感じだった
光文社ので読みなおして解説をよく読んでみる

215:吾輩は名無しである
22/03/08 19:09:25.10 x1e7j3Wz.net
>>213
高騰で読みようがないね

216:吾輩は名無しである
22/03/08 23:04:17.58 YOnowOzM.net
望月哲男に光文社で復活を訳してもらった後、河出でドストエフスキーに転戦してほしい。
ドストエフスキーの現状は、米川は古いし亀山は軽いしで、新潮の工藤・原しか選択肢がないようなものだし。

217:吾輩は名無しである
22/03/08 23:25:36.45 rB9NLtbl.net
>>216
くだらん認識だな
無視する

218:吾輩は名無しである
22/03/08 23:31:27.62 8dEY2pFR.net
そこまで翻訳にこだわるならいっそロシア語覚えたほうがいいよ

219:吾輩は名無しである
22/03/08 23:34:38.64 rB9NLtbl.net
>>218
何年かかるんだよ
バカか

220:吾輩は名無しである
22/03/08 23:39:05.83 8dEY2pFR.net
読みの語学で数年かかるのは一生できないパターン。短期集中で半年でできるようにならないとな。

221:吾輩は名無しである
22/03/08 23:46:43.28 rB9NLtbl.net
>>220
翻訳者になる気でもなけりゃ、そんなめんどくさいことするわけない
いちいち書き込むな

222:吾輩は名無しである
22/03/08 23:54:30.85 8dEY2pFR.net
知的スレになりかけたのにともすれば反知性に戻っちゃったよ

223:吾輩は名無しである
22/03/09 20:47:12.70 zUj0BDhN.net
こんな時節なのでザミャーチン『われら』でも読もうかと思ったら既に光古に入ってた流石やな

224:吾輩は名無しである
22/03/09 20:50:41.49 7cBwynCc.net
川端香男里役しか読んでないわ

225:吾輩は名無しである
22/03/10 10:19:17.30 h4NI+7Ov.net
法王庁の抜け穴を岩波と光文社ともに読んだけど、いくら古いといっても高名な作家の訳だといってもやっぱり岩波のは悪文だと思う。
光文社(三ツ堀広一郎訳)
「あらゆる活動は消耗をともなうものだが、アンティムはこれを大ざっぱに認めるだけでは満足できなかった」
岩波(石川淳訳)
「どんな活動力でも磨損を生ずるというだけでは、彼はそれを大ざっぱに認めることをもって足れりとしなかった」

226:吾輩は名無しである
22/03/10 12:59:17.56 AwL/hxWe.net
>>225
石川淳の訳文か。
確かに本人の初期作品は古びた言い回しが多い

227:吾輩は名無しである
22/03/10 15:29:25.88 lBnMhlpK.net
>>225
悪文ではない
古い言い回しを読み手が拒絶しているにすぎない
石川淳の文章は格調高くて好きだな

228:吾輩は名無しである
22/03/10 15:40:57.51 h4NI+7Ov.net
石川訳の全部が悪いとは思わないけど、意味が紛らわしい箇所が多くて、前のページに戻って確認することが多くて集中しづらいのは少しツラい
光文社ので読みなおして意味を確認し直してる。さすがに新訳では紛らわしいところはなくて明確

229:吾輩は名無しである
22/03/10 19:20:00.44 CQYHdPah.net
無頼派の文章だな、俺は好き

230:吾輩は名無しである
22/03/10 20:33:24.64 /VE+SM3S.net
>>225
「大ざっぱに認める」というのが意味不明。認めるという行為に大ざっぱもクソもあるかよ。どっちもどっちじゃないの。

231:吾輩は名無しである
22/03/10 20:34:42.94 /VE+SM3S.net
まあ、ここで活動力なんて訳してる時点で石川訳は無いな。純粋に三ツ堀訳の方が優れてると思う。

232:吾輩は名無しである
22/03/10 20:42:54.90 xdPfHzxQ.net
誰か原文載せて

233:吾輩は名無しである
22/03/11 08:19:39.71 EK3j84r8.net
>>168
誰も池田訳を出さないので、
「それからもう一言、グルーシェンカは一時お兄さんを愛したことがあったの、ほんの一時だけれど愛したことがあったのーだからこれから一生そのわずかな時のことを忘れないで頂戴って付け加えてね、グルーシェンカが一生と言ってほしいと言ってたって!・・・」
自分はこれが一番グルーシェンカらしい言葉遣いだと思う。

234:吾輩は名無しである
22/03/11 09:01:31.89 FxEw5jJm.net
hontoで検索したらこんなの出てきたけど、光文社の告知にはなかった本だ
臨海楼綺譚 新アラビア夜話第2部(光文社古典新訳文庫)
スティーヴンスン (著), 南條 竹則 (訳)税込:1,078円
2022/04/12発売予定
ISBN:9784334754617

235:吾輩は名無しである
22/03/11 11:20:39.99 u4+sBToA.net
法王庁の抜け穴について、>>228で書いた紛らわしいと書いたのはたとえば以下の部分なんだけど、文脈ではラフカディオはここで「門番に箱を託そうと考えたが思いとどまって託さなかった」ようなのだが、石川訳だと託したかのように思える。後の章でラフカディオは改めて箱を託す場面が描かれているので、ここで箱を託していないのははっきりするが、読んでいて自分が読み間違えたか、あるいは文章が間違えているのか、と混乱した。
三ツ堀訳ではここで箱を託していないことが明確になっている。
岩波・石川淳訳
「何も急くことはない。」門番に箱を託すとき、彼は心にそう言った。「まだこの屋根の下で夜を過ごすとしよう。そして、今宵のところはマドモアゼル・カロラに対して扉を閉めるだけのことにしておこう。」
光文社・三ツ堀訳
「何も急ぐことはない」ラフカディオは門番に箱を渡そうとして、そう思った。「夜はまだここで過ごすことにしよう。今晩はカローラ嬢を閉め出すだけでよしとしよう」

236:吾輩は名無しである
22/03/12 13:12:01.47 sIj0e5/D.net
手許にある岩波文庫『法王庁の抜け穴』は1987年版で、まだカバーのない赤帯付きの本
この精神が高揚するかのような格調高い石川淳の名訳で、ジイドで最も好きな作品になった
小林秀雄訳ランボー『地獄の季節』も同様に素晴らしい
ちまちました細かい語句の意味にこだわるヤツに所詮文学の詩心は分かるまい

237:吾輩は名無しである
22/03/12 14:33:41.60 6m7pVivq.net
べつに全否定しているのではなくて分かりづらい箇所が一部あると指摘してるだけなんだけど、よく読んでね。実際分かりづらいところ多いよ石川訳

238:吾輩は名無しである
22/03/12 15:07:33.95 kbv5AGQx.net
4月のバルガス・ジョサの街と犬たちの表示が公式からなくなった。発売延期かも。ネット書店の検索でスティーヴンスンが出るようになったからこちらに変更なのか
バルガス・ジョサ読みたかった…

239:吾輩は名無しである
22/03/12 17:13:10.83 NmE1UXI7.net
前は毎日更新していた公式インスタの更新がここ最近は止まったり、公式サイトのお知らせや既刊一覧が見られなくなったりしているが、なにかあったのかな

240:吾輩は名無しである
22/03/12 19:08:29.63 sIj0e5/D.net
そろそろ廃刊か

241:吾輩は名無しである
22/03/12 20:07:58.05 b4qwnE8o.net
まあ今時石川の格調なんてどこにも求められて無いんだけどね

242:吾輩は名無しである
22/03/13 14:33:58.47 nj2Xb9Kg.net
廃刊記念企画ドスパソスUSA三部作

243:吾輩は名無しである
22/03/14 14:06:30.33 y7EWm90+.net
ホームページ直ったね。インスタは担当者がコロナの濃厚接触者になってしまったので更新ができなかったらしい

244:吾輩は名無しである
22/03/15 07:38:50.30 TG0Tbaz9.net
今月の新刊、本日発売日あげ
『スッタニパータ ブッダの言葉』
今枝由郎 訳 1,298円(税込)
ISBN:9784334754594

245:吾輩は名無しである
22/03/15 08:30:06.23 pARxPc8H.net
ご存知の方いたら教えて頂きたいんだけど、新刊がkindle行きになるのって大体どれくらい経ってからですか?
スッタニパータ読みたいけどkindle派なのでどうするか迷ってます

246:吾輩は名無しである
22/03/15 09:11:54.57 dopMmdsZ.net
Kindleは使ってないから分からないけど、hontoだと早いものは紙の二日後に発売されたりしてるよ
ただ先月の人間のしがらみやイタリア紀行はまだ電子化されてないから、どうしてもKindleで読みたいなら光文社に問い合わせてみたら?

247:吾輩は名無しである
22/03/15 18:05:34.55 8HYAzpuc.net
■電子書籍新刊(3月25日発売)
・『未成年1』ドストエフスキー/亀山郁夫訳
・『イタリア紀行(上)』ゲーテ/鈴木芳子訳
・『イタリア紀行(下)』ゲーテ/鈴木芳子訳
・『フロイト、無意識について語る』フロイト/中山元訳

248:吾輩は名無しである
22/03/15 18:06:25.92 8HYAzpuc.net
【これから出る本】
2022年4月『臨海楼奇譚 新アラビア夜話第二部』スティーブンスン/南條竹則訳
2022年5月『ゴルギアス』プラトン/中澤務訳

249:吾輩は名無しである
22/03/15 22:11:31.05 9M3akhMC.net
バルガス・ジョサ延期かあ。早くて6月だね

250:吾輩は名無しである
22/03/15 23:42:00.58 /0UKBeZS.net
>>249
『都会と犬ども』からタイトルを変えたから
たたりだよ

251:吾輩は名無しである
22/03/16 06:34:57.97 5I719NJG.net
プラトンもいいけどアリストテレスももっと出して欲しい

252:吾輩は名無しである
22/03/16 08:48:59.01 uxCu+i5z.net
>>248の訂正(メルマガに誤記が、あったため)
(誤)臨海楼奇譚
(正)臨海楼綺譚
【これから出る本】
2022年4月『臨海楼綺譚 新アラビア夜話第二部』スティーブンスン/南條竹則訳
2022年5月『ゴルギアス』プラトン/中澤務訳

253:吾輩は名無しである
22/03/16 12:32:46.57 qfEtklAx.net
新アラビア夜話って第二弾を出すほどおもしろいのか

254:吾輩は名無しである
22/03/16 13:43:15.22 bSaPDKw1.net
岩波のゴルギアスが理解できなくて困る
内容が生活の役に立ちそうか?

255:吾輩は名無しである
22/03/16 16:46:52.89 OOqbMi93.net
生活の役に立ったらそれは哲学ではないだろ

256:吾輩は名無しである
22/03/16 18:43:52.29 wLPSLXWa.net
本屋でやけに古典新訳文庫のワーニャ伯父さん・三人姉妹が目立つと思ったら、アカデミー取った映画の村上春樹原作本に取り上げられているからなのね

257:吾輩は名無しである
22/03/16 19:46:02.43 bSaPDKw1.net
>>255
いや、読解力の向上という意味では充分生活の役に立つ話だろうに 違うか?

258:吾輩は名無しである
22/03/16 19:47:19.60 bSaPDKw1.net
スッタニパータは結構良さそうだ
文字の大きさも適切だし注釈も見開きの左端でまとまっていて読みやすい
読んでいるうちに自分の至らなさが身にしみる内容だ

259:吾輩は名無しである
22/03/16 20:23:58.62 QTrt8/+1.net
哲学は自分の考えの質を向上させる訓練になるのだと思っていたけど、まさに生活の役に立つものではないの?というより生きていく上で役立てるためのものではないのかな

260:吾輩は名無しである
22/03/17 09:01:39.33 nQ1WNQzZ.net
哲学は言語ゲーム。

261:吾輩は名無しである
22/03/17 13:36:02.28 hnCtYtB1.net
>>259
俺もそう思っていた
てか哲学とか教養を軽視するのがトランプ元大統領だったような印象があるが…
そういうの放っておくと反動でプーチンみたいなのがウクライナ攻めたりするんじゃね?
学問を通して熟考する癖を付けておかないと碌な事にならない典型例が「『反知性』主義」で垣間見た気がする
ああ、「反『知性主義』」じゃないぞ
つまり本来の意味では無く「単純な学問軽視」という意味だ

262:吾輩は名無しである
22/03/17 15:08:46.09 AuWS4e7M.net
プラトンの著作を読んで何千年も前にこんなに物事を突き詰めて考え抜いた賢人たちがいたことを知って感動した
難しそうに見えてもまずは一冊手にとって読んでみないとね

263:吾輩は名無しである
22/03/17 16:44:06.15 RdboaRCH.net
あのープルーストはまだですか…

264:吾輩は名無しである
22/03/17 17:50:28.52 /OMQNRPE.net
せめて「ゲルマントのほう」だけでも完結しておいた方が

265:吾輩は名無しである
22/03/17 21:24:25.59 bDACZ2VQ.net
だから、岩波文庫の吉川訳を一読後に筆を折ったと何回言えば…

266:吾輩は名無しである
22/03/18 07:55:02.63 eh9EjagM.net
プルースト止めたの?光文社の字組みは好きだったのに。今まで集めたもの(電子書籍含めて)どうするか。

267:吾輩は名無しである
22/03/18 09:39:45.83 PB4IdtZ7.net
>>266
翻訳者の高遠氏が病気で中断してるんだってさ。講演や解説本は出してるから翻訳だってできそうに思えるが、そこは難しいのかもしれないねえ

268:吾輩は名無しである
22/03/18 10:08:16.80 bfQbm60p.net
中山さんのカント判断力批判を早く出してもらいたい
純理より良いという人もいるので読んでみたいが
うかうかしていると私の寿命が尽きるので

269:吾輩は名無しである
22/03/18 12:59:58.54 mv+dLU4/.net
髪の毛も薄くなったしな

270:吾輩は名無しである
22/03/18 22:50:50.15 3ObcbHDJ.net
>>268
それだったら、判断力批判は作品社の熊野訳で読んでみたら?
自分は純理は熊野さんで読んだのだが、中山さんの訳は熊野さんより上なんですか?

271:吾輩は名無しである
22/03/21 15:00:34.73 mI6LDKT1.net
レイモンド・チャンドラーの長いお別れが創元社から田口俊樹の新訳で出るそうだ。チャンドラーの版権が切れたのかな?古典新訳文庫にも入ったりしないかね

272:吾輩は名無しである
22/03/21 17:45:12.90 6JQfqjXc.net
ダンマパタマダァー? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

273:吾輩は名無しである
22/03/21 21:00:38.59 otHeMBm6.net
>>271
タイトルが長い別れだな
長いお別れというのがセンチメンタルでいいのに

274:吾輩は名無しである
22/03/21 21:40:15.82 LYAW2wwU.net
>>273
タイトルそのまんまだと新訳するほうとしては気が引けるとか新機軸を打ち出したいとかあるんじゃないかな

275:吾輩は名無しである
22/03/21 22:16:58.22 otHeMBm6.net
村上春樹訳はロング・グッドバイ
何の芸もありゃしない

276:吾輩は名無しである
22/03/21 23:33:54.42 fsFUmWKN.net
>>275
ライ麦畑でつかまえては野崎孝の名訳のお陰で我が国では人口に膾炙した感がある。村上の訳は読まれてないだろなw

277:吾輩は名無しである
22/03/22 01:00:32.68 zT4nqfj/.net
>>276
村上春樹はマッカラーズを2作翻訳したのはよかった

278:P
22/03/22 12:57:45.61 qa7XrEgm.net
でも 長いお別れ も ライ麦畑でつかまえて も誤訳といえば誤訳だよな

279:吾輩は名無しである
22/03/22 15:40:43.40 HC2mQRq6.net
>>278
素晴らしいタイトルだ

280:吾輩は名無しである
22/03/22 15:48:09.41 +KUJsHNc.net
村上は大いなる眠りのあとがきに、旧訳とのヴァージョンの違いを明らかにするために新しい題をつけるところを個人的に大いなる眠りの題に馴染んでしまっているので、そのまま使わせていただいたと書いている

281:吾輩は名無しである
22/03/22 20:03:50.91 zT4nqfj/.net
長いお別れは清水俊二訳だけか
この同じタイトルなら新訳買うのに残念だな
タイトルは本棚に並べるととても重要
変なタイトルだと並べたくない

282:吾輩は名無しである
22/03/22 20:46:50.64 QnaisSyy.net
ハードボイルド系の小説を古典新訳文庫でやるかなあ、と思ったけどハメットのガラスの鍵を出してるんだよな。なかなか渋い選択だ
チャンドラーもいいがロス・マクドナルドをいくつか出して欲しいな。ハヤカワが品切のまま復刊しないから。版権がまだ切れていないかもしれないけど

283:吾輩は名無しである
22/03/22 22:19:00.23 PMbarrKt.net
サリンジャーの大工よ〜/シーモア序章を生きた日本語で鮮やかに蘇らせてくれる素晴らしい翻訳家さんはいらっしゃらないかねえ
新潮文庫でも読めなくはないんだが流石に言葉が古過ぎる

284:吾輩は名無しである
22/03/23 00:49:05.66 Ist+QugW.net
>>283
具体例を挙げてみな

285:吾輩は名無しである
22/03/23 01:01:12.67 5rI5zvE7.net
>>284
ナインストーリーズ同様柴田さんあたりが訳してくれるなら普通に読みたいけどね
流石に村上春樹はこんなマイナー作品訳さないだろうし
あとはハプワース訳した金原さんも全然いいと思う
サリンジャー作品は訳者が少ないから、既に訳した実績がある人の方が個人的には安心感がある

286:P
22/03/23 01:11:30.70 mT2MKTpi.net
>>279
まあわかるけどさ

287:吾輩は名無しである
22/03/23 08:39:29.28 9aVBAL5y.net
方法序説を読もうとしたら意外に古典新訳文庫になかった。これからかな

288:吾輩は名無しである
22/03/23 09:05:10.81 Ist+QugW.net
>>283
古過ぎるという言葉の具体例を早く

289:吾輩は名無しである
22/03/23 20:23:28.72 owQMUd76.net
>>287
今出てるのだとちくま学芸文庫か講談社学術文庫のをオススメしとく

290:吾輩は名無しである
22/03/23 21:27:14.27 Pea3vXIX.net
>>289
ありがとう。本屋で見比べてきます。

291:吾輩は名無しである
22/03/23 23:09:55.57 yd7/Ww+J.net
スティーヴンスンの新アラビア夜話の続きが出るときいて、本家の千一夜物語を岩波文庫で買ってきて読み始めたらもうメチャクチャおもしろくて止まらない。13巻大人買いしそうで怖い
スティーヴンスンのは未読だがそれなりに楽しめるものであれば嬉しい

292:吾輩は名無しである
22/03/24 11:01:30.17 at5gWYKr.net
電子書籍で読んでると言うと、紙の素晴らしさ、手触りだの匂いだの、電子は読んだ気がしないだの、自分の本へのこだわりはどうだの、ペラペラ語ってくるアホがいるけど、これ法律で取り締まってくれないかしら。
聞いてねえよ、てめえのこだわりなんかよ。
こっちゃ読めればそれでいいんだっつの。
URLリンク(twitter.com)
(deleted an unsolicited ad)

293:吾輩は名無しである
22/03/24 13:29:04.27 xCKGPek8.net
>>292
マルチwww

294:吾輩は名無しである
22/03/24 13:53:45.26 w2ylDEaM.net
>>289
ちくまと岩波持っているが講談社学術文庫って良いのか?
活字の書籍を読み解く力を得るために名著を漁っているが翻訳に難があるのは困るな
しかも方法序説については全然頭に入らないし
>>292
こういう研究結果もあるそうだが?
スマホで読書すると読解力が落ちることが日本の研究によって示される
URLリンク(gigazine.net)

295:吾輩は名無しである
22/03/24 17:25:42.61 zivuj5WO.net
西洋哲学とヨーロッパ現代思想はキリスト教信者にしか意味無い
日本人には(日本のキリスト教信者を除いて)ぜったいに意味無い
と思う

296:吾輩は名無しである
22/03/24 18:00:05.54 w2ylDEaM.net
意味ないか?

297:吾輩は名無しである
22/03/24 18:21:53.88 zEJQQm8K.net
>>295には割と同意。
じゃあ日本人は何を読む?となると、「正法眼蔵」とかになるので全く歯が立たないんだよなw

298:吾輩は名無しである
22/03/24 19:22:41.90 ft4dTleQ.net
>>295
あなたはそれを西洋哲学等を一通り読んで実感したのかな。それならそれらが無意味であることを分かるにやっぱり西洋哲学を学ばないといかんのじゃないかなあ

299:吾輩は名無しである
22/03/25 00:04:07.37 exZwCubR.net
アリストテレス以降の論理学の基礎は役にたつと思いますけどね。

300:吾輩は名無しである
22/03/25 08:54:31.00 TvRiXJ5L.net
具体的に何の役に立つの?

301:吾輩は名無しである
22/03/25 09:13:41.69 kQMuoNa1.net
読んで面白ければいいんじゃないの
俳句が西洋でブームらしいけど、彼らは面白いと思ってるんだろ

302:吾輩は名無しである
22/03/25 09:37:38.38 sWyEssO6.net
あんなの俳句じゃねえよw

303:吾輩は名無しである
22/03/25 09:58:04.44 nmlzhXnY.net
アリストテレスの(現代の目から見れば誤っている)自然科学は
漫画のように楽しめる
質疑応答集・人生相談集も同じ

304:吾輩は名無しである
22/03/28 20:31:09.94 NXekgajf.net
>>256
村上春樹の原作ではワーニャ伯父さんは名前でしか出てこないけど映画ではワーニャ伯父さんを実際に舞台で演じてる
そこで使われてるテキストが光文社古典新訳文庫版なんだよ

305:吾輩は名無しである
22/03/29 09:07:00.66 LJaI1sIR.net
>>304
ほーそれは見てみたい

306:吾輩は名無しである
22/04/01 08:53:22.51 1dFqpQzP.net
次回読者会は4月27日(水)18:30〜
ザミャーチン『われら』訳者、松下隆志さんを迎えて

307:吾輩は名無しである
22/04/03 13:04:00.07 nqHfK0Jd.net
>>117
ネタにマジレスしてもしょうがないが、作曲家の苦悩、祈りが最も痛切に表れる
表現形式は交響曲ではなく弦楽四重奏曲

308:吾輩は名無しである
22/04/03 13:31:52.41 /4+15xKs.net
ドライブマイカー効果なのかワーニャ伯父さん三人姉妹が増刷されて平積みになってるが、映画も村上の原作もそんなに売れるものではなさそうだし、ここまで余波がくるかね〜
しかし本ってブームの時にはこんなにぜんぶ売れるの?ってくらい刷って出すのだね

309:吾輩は名無しである
22/04/05 17:49:22.77 Iw4YkBZA.net
>>308
ワーニャおじさんは神西訳で読んだことがあるのですが、光文社の浦訳の方が良いのでしょうか?

310:吾輩は名無しである
22/04/05 18:56:12.99 9FZWaxAe.net
>>309
読み比べたことはないけど、浦訳に特に不満はありませんでした。解説が充実しています。
訳者あとがきで興味深かったのはやや自虐的な次の記述。浦さんにはお気の毒なことで。
(以下引用)
ところで、『ワーニャ伯父さん』の台詞に関して光文社の校閲から指摘を受けて気づいたことがある
。ト書きには「どんよりとした日和」とあるのに、芝居のなかでエレーナは「それにしても、いいお天気…」と語り、テレーギンも「天気は上々だし」と語っていて、「曇天」は誤りではないかと言うのだ。
こんな指摘を受けるとは思っても見なかった。なにもチェーホフの登場人物は客観的な空模様を話題にしているわけではない。彼らは空模様にかこつけて、言葉にならない自分の思い、あるいは気分といったものを表白しているのだ。それが伝わっていないとすれば、訳者としての力量が不足しているとしか言いようがない。

311:吾輩は名無しである
22/04/06 00:15:58.34 Q0SWxhRQ.net
>>310
有り難うございます
未読書で、新潮や岩波の訳が古い場合は、光文社ので読もうと思います

312:吾輩は名無しである
22/04/06 17:03:45.42 fMjQKto2.net
河出文庫でにごりえとたけくらべの現代語訳が出ていた。前にもこのスレで古典新訳文庫で出して欲しいと希望が書かれてたね

313:吾輩は名無しである
22/04/12 08:59:22.44 G5/qc6yZ.net
今月新刊発売日アゲ
『臨海楼綺譚 新アラビア夜話 第二部』
スティーヴンスン
南條竹則 訳
定価:1,078円(税込)
ISBN:978-4-334-75461-7

314:吾輩は名無しである
22/04/12 14:34:46.21 0rzK6Cy1.net
今度の100分de名著に出るニコマコス倫理学はこの文庫使うのかな?
大いに期待
あとプラトンの「国家」にも期待

315:吾輩は名無しである
22/04/12 18:20:11.24 leiXVGhu.net
メルマガ情報
【これから出る本】
2022年5月『ゴルギアス』プラトン/中澤務訳
2022年6月『街と犬たち』バルガス・ジョサ/寺尾隆吉訳
2022年6月『未成年2』ドストエフスキー/亀山郁夫訳
※編集部都合により『街と犬たち』は当初予定より刊行月を変更しました。

316:吾輩は名無しである
22/04/13 11:14:00.10 MutUjcXt.net
【電子書籍新刊・4月22日発売】
★『人間のしがらみ』(上・下)モーム/河合祥一郎訳
定価 各1,287円

317:吾輩は名無しである
22/04/13 23:11:20.08 9AwRqCe8.net
光文社未来ライブラリーというノンフィクションや学術的な内容のシリーズが始まったらしい。古典新訳文庫とは違うけど海外のノンフィクが文庫で読めるのはいいな

318:吾輩は名無しである
22/04/14 09:09:31.33 KL8t4qx3.net
コンラッドのノストローモは代表作とされてるのにほとんど翻訳されてないんだな。ここで出してくれないかな

319:吾輩は名無しである
22/04/24 08:16:44.37 c3KJWXST.net
>>318
原文が難解なので翻訳者がみんな尻込みするんだよ
『ロード・ジム』を訳した柴田元幸も無理なんだろうな

320:吾輩は名無しである
22/04/24 15:02:25 J3NiUjFT.net
フィネガンズウェイクを柳瀬のダジャレ訳で読んでも
まるで面白くないのと同じで、
ああいうものは翻訳で読んでもつまらんだろ

321:吾輩は名無しである
22/04/24 15:12:04 arbD+X9t.net
翻訳には限界があるからね
おれは能力が劣るから翻訳で読むが

322:吾輩は名無しである
22/04/24 15:57:24 5yyLLqcF.net
100分de名著の「ニコマコス倫理学」は光文社古典新訳文庫でも岩波文庫でもなかった…orz
その代わりテキスト末尾に平気で岩波文庫版の宣伝がなされている
二重にショック

323:吾輩は名無しである
22/04/24 16:01:34 o0pYFCeC.net
>>322
本屋で企画展開する時は古典新訳文庫版も置かれるだろう、心配するな

324:吾輩は名無しである
22/04/24 16:06:52 J3NiUjFT.net
ニコマコス倫理学は京都大学出版会の朴一功訳がいいよ
ちゃんと読むならこれが超オススメ
素晴らしい翻訳です

325:吾輩は名無しである
22/04/24 17:09:52.24 qeHPF8MP.net
岩波の新版全集のを買えばいいだろ
予約出版だが分売もしている
書架の飾りにもなる
文庫本ウザい

326:吾輩は名無しである
22/04/24 17:13:36.91 qeHPF8MP.net
おれは予約なしで買いそろえた
あと2巻で完結
ここ2年、刊行なし
コロナの影響だな

327:吾輩は名無しである
22/04/24 17:28:20.33 5yyLLqcF.net
>>324
本格的すぎるやん
馬鹿でかいし値段も張るし
身近に学べないだろうに
もし本当なら朴一功(ぱくいるごん)訳も文庫化(通常の大きさで単行本化)切望
携帯に不便だと初学者が敬遠される

328:吾輩は名無しである
22/04/24 18:08:33.81 VmVKKMu4.net
ハードカバーもいいけど気軽に手に取れて買える文庫がいいんだよね

329:吾輩は名無しである
22/04/24 19:52:42.17 P7/hvcR1.net
文庫は分冊がウザい

330:吾輩は名無しである
22/04/24 21:06:09.13 VmVKKMu4.net
存在と時間全七冊とかは揃えるのが大変だよね。あれは難しくて読めなさそうだけど

331:吾輩は名無しである
22/04/24 21:45:09.00 BpOza93G.net
存在と時間なんてあれ実際に買ってちゃんと最後まで読んだ人はいるのかね

332:吾輩は名無しである
22/04/24 21:49:54.82 SlZLoskz.net
俺の必殺技

333:吾輩は名無しである
22/04/25 18:37:27.28 jZ7umlfM.net
ハイデガー『存在と時間』 2022年4月 (NHK100分de名著)
これいいの?

334:吾輩は名無しである
22/04/25 18:53:07.63 yUtN43Ly.net
それは聞いてみなければ分からない。しかし書店でテキストを立ち読みしたけどやっぱり難しそうだったよ

335:吾輩は名無しである
22/04/25 18:54:11.02 jwLmIhyt.net
ゼロから読むには古典新訳の中山訳もいいけどいかんせん7冊はきついわな
ちくま学芸は2冊だけど細谷訳は初心者には厳しい
岩波の熊野訳買って他訳や解説書を参考にするのが一番いいかも

336:吾輩は名無しである
22/04/27 09:57:34.32 UyfsZ1Id.net
紀伊國屋書店が運営する電子書籍サービスKinoppyにて、ザミャーチン『われら』を5月1日まで期間限定500円にて販売

337:吾輩は名無しである
22/04/27 21:56:54.31 n1WfpjC7.net
次回読書会は5月24日(火)、18:30〜
モーム『人間のしがらみ』
訳者:河合祥一郎さんを迎えて

338:吾輩は名無しである
22/05/06 10:25:56.68 B7R7EEBf.net
今朝の東京新聞の社説にトルストイの戦争と平和がロシアウクライナ紛争のからみで取り上げられていた
光文社への書店からの注文が紛争前の二倍になったって

339:吾輩は名無しである
22/05/07 08:44:04.89 3P/QDj4K.net
トルストイにはクリミア戦争で従軍した体験を元にした
『セワストーポリ』という戦争小説もある

340:吾輩は名無しである
22/05/07 08:49:48.90 PsBNbVWW.net
>>338
コサックも重版して欲しい


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