光文社古典新訳文庫17 at BOOK
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50:吾輩は名無しである
22/01/14 09:26:17.27 Jyw8PCwi.net
それを言えばすべて原題のまま発売するべきだし翻訳ではなく原文を読むべきということになってしまうよ
外国語と日本語は違うことと、翻訳は逐語訳と違うことを理解するべきでは

51:吾輩は名無しである
22/01/14 09:40:26.57 Q3YPdS0z.net
最初の訳題を後続が踏襲すればいいだけだ

52:吾輩は名無しである
22/01/14 10:29:12.76 ff4CksA7.net
研究対象として論じることに重心を置くなら、クラシック音楽みたいにBWV 988みたいに整理しておく方が合理的だよ
古典小説をあえて新訳する意義は若い読者の獲得だ。文学研究者のためではない

53:吾輩は名無しである
22/01/14 10:43:26.87 Q3YPdS0z.net
新訳は歓迎する
ただタイトルを新訳者は変えるなと言っているんだよ

54:吾輩は名無しである
22/01/14 10:55:55.09 4K9AoYpv.net
リョサ(ジョサ)なら変えてもいい
サン・テグジュペリの『星の王子さま』を原題の『ちいさな王子』とした翻訳があったけどそういうのはカッコがきで旧名も併記して欲しい
『ペーター・カーメンツィント』みたく旧訳が『郷愁』『青春彷徨』と題が別れてるパターンが一番厄介かも知れん

55:吾輩は名無しである
22/01/14 11:03:13.13 Jyw8PCwi.net
邦題の違いなんてそれほど真剣に語り合うことなのか
オースティンのPersuasionは岩波で説きふせられて、他は説得が一般的でこんなのは昔からいくらでもある。いろんなのがあるのがいいんじゃないか

56:吾輩は名無しである
22/01/14 12:24:35.43 hQH8VU/C.net
だよなぁ
神経質すぎる

57:吾輩は名無しである
22/01/14 15:58:22.41 Yrko+cUe.net
お前らがうるさいから公式のインスタで原題について言及してるぞ
「有名な旧訳のある古典新訳のタイトルをどうするかという問題はとても難しいのです」

58:吾輩は名無しである
22/01/14 17:38:31.96 17qs3zUg.net
改題が好きじゃないなら買って読まなければいいだけ。

59:吾輩は名無しである
22/01/14 20:43:01.92 z2Vxr3Vy.net
変な邦題は、新訳のときどんどん変えて欲しい。題名含めての新訳だと思う。『女の一生』なんて、『ある人生』で充分じゃないか。

60:吾輩は名無しである
22/01/15 09:17:11.73 nycGMdoo.net
原題の方がいいとは限らない
これはその人の感性の問題だが、
モーパッサン『女の一生』やゾラ『制作』は邦訳タイトルがいいと思う
ハムスン『飢え』も将来『空腹』なんてタイトルで新訳が出ないことを願う

61:吾輩は名無しである
22/01/15 12:21:04.97 nH13jbU1.net
たかが一読者の分際で

62:吾輩は名無しである
22/01/15 12:23:11.83 oj8Mz2vV.net
だよなぁw

63:吾輩は名無しである
22/01/15 13:31:53.51 zhGDWjob.net
>>60
題名は作者が心血注いで決めたもの。それが一番だし、一読者が原題がいいとは限らない、などと言うべきものではない。

64:吾輩は名無しである
22/01/15 13:58:04.53 nycGMdoo.net
>>63
「言うべきものではない」と雑魚のお前が俺に言うべきでもない

65:吾輩は名無しである
22/01/16 07:09:10.81 I9Gqr54m.net
ちいさな王子とかダサいよね〜笑

66:吾輩は名無しである
22/01/16 09:23:28.78 HzMHJAzb.net
『ちいさな王子』この原題はダサいから日本では定着しない
カフカ『訴訟』も原題だが、『審判』という従来の邦訳タイトルの方が壮大でよろしい

67:吾輩は名無しである
22/01/16 10:23:00.84 kWo8O+Pk.net
ちいさな王子は素敵な題名だと思うよ俺は
原作者の心意をバカにしちゃいかんよ

68:吾輩は名無しである
22/01/16 12:57:30.46 IKa1m7Er.net
>>66
カフカの訴訟は審判だったのか。知らなかった。なるほど、たしかに定着した題名と異なる時は編集が危惧した通りあの作品と同じだと気づかれないことがあるね
でも新訳の時に新しい訳題をつけるのは悪いことではないからいいと思う

69:吾輩は名無しである
22/01/16 15:37:02.44 I9Gqr54m.net
URLリンク(i.imgur.com)
岩波 新潮 角川 集英社 ゴミ笑

70:吾輩は名無しである
22/01/16 22:22:23.76 hsAZxkYk.net
俺が好きな邦題は『最後のものたちの国で』かな

71:吾輩は名無しである
22/01/17 15:18:56.05 +4QOq6bx.net
すみません
But Cross was not be be fooled

この文章の意味が分かる人いませんか?
Crossは人物名です。
be be と繰り返す意味がわかりません

72:吾輩は名無しである
22/01/25 09:03:39.69 10wq7q1w.net
創刊15周年記念フェアから一冊くらい買おうと思ってチェーホフのワーニャ伯父さん、三人姉妹にした
ワーニャ伯父さんは泣ける。これは若いときに読んでも全然ぴんとこないだろう。おっさんの胸に刺さるわ
三人姉妹はソリューヌイがだいっ嫌いだ

73:吾輩は名無しである
22/01/25 21:24:31.99 UZTAgAo/.net
私はバルリョサの『都会と犬ども』の新訳を買おうかとかんがえている。いい訳か、読むか読まないかではなくて、お布施みたいなもんだね。

74:吾輩は名無しである
22/01/26 10:49:42.52 3DFcpDh8.net
【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#75 時代を超えて愛されるチェーホフのお芝居の魅力 講師:浦雅春さんを迎えて
2022年1月28日(金)18:30〜
視聴希望者は事前申込が必要です。光文社古典新訳文庫の公式サイトから案内を見てください(無料)。
紀伊國屋書店の電子書籍サービスKinoppyにおいて、1月30日までチェーホフ『ワーニャ伯父さん/三人姉妹』を税込500円で販売します。

75:吾輩は名無しである
22/01/28 22:23:05.85 sC9S576k.net
次回読書会は2月24日(木)18:30〜
『ラ・ボエーム』訳者・辻村栄樹さんを迎えて

76:吾輩は名無しである
22/01/30 21:35:24.46 ZzwErLbw.net
ラ・ボエーム読んでないわ。古典新訳文庫のは本邦初の全訳なんだっけ

77:吾輩は名無しである
22/01/31 10:39:59.24 jz1Va1/t.net
プラトンの国家
アリストファネスの雲
ここらへんよく引用されるから読みやすい新訳が出てくれると嬉しいなぁ

78:吾輩は名無しである
22/01/31 13:10:54.24 HQdtU+GM.net
>>77
プラトンの国家については賛成
文庫の流通で岩波だけって印象が強いから

79:吾輩は名無しである
22/01/31 13:30:21.82 C7G8sYS6.net
プロタゴラス読んだよ。プラトン面白いよね

80:吾輩は名無しである
22/02/02 05:38:46.21 aRn3VJ3C.net
レーニンの帝国主義論を読んだ!
ものすごい勢いで金融資本というものを敵視してるのが伝わってきた

81:吾輩は名無しである
22/02/02 08:22:18.00 TK948iIP.net
資本論の新訳おねがいします

82:吾輩は名無しである
22/02/02 10:41:56.01 cE0gQGI+.net
資本論第一部草稿ってのが出てるけどこれはなんなの?

83:吾輩は名無しである
22/02/02 12:51:48.74 gMFDnnX6.net
>>81
資本論ってどこを読んだらエッセンスがくみ取れるんだろうか?
岩波文庫とかネットで調べて見るとやたらと冊数が多いだけじゃないかと思った
それなりの活字の大きさで500ページくらいで1冊とかなら楽なんだけど>中公文庫のパンセ・ツァラトゥストラ

84:吾輩は名無しである
22/02/02 12:59:49.00 n4M4sK+l.net
>>83
マルクス本人が書いた第1部だけ読んだらいいのかなと思わないでもない
残りはエンゲルスが味付けしちゃってるからどうなんだろ

85:吾輩は名無しである
22/02/03 07:06:33.10 4TMmr7BA.net
資本論や金融資本論はコミュニスト側が敵対的に論考してるものが多い
資本制を資本主義者の側から論じている名著って何があるんだ??とくに金融について

86:吾輩は名無しである
22/02/06 21:17:33.59 2lfcRlqc.net
イギリスの興味深いアンケート
          読んだ  読みたい
「戦争と平和」     4%     14%
「罪と罰」      3%    7% 
「Middlemarch」  1%    3%  等々
 URLリンク(www.theguardian.com)

87:吾輩は名無しである
22/02/06 21:26:08.06 nIFt7b95.net
>>86
惨憺たる数字だね。イギリス人は意外に本を読まないんだな。我が国でもアンケートを取ったらこんなものかね

88:吾輩は名無しである
22/02/06 21:56:44.63 2lfcRlqc.net
URLリンク(i.guim.co.uk)

89:吾輩は名無しである
22/02/06 23:02:23.02 mJTEtjHX.net
ドストエフスキーとトルストイ以外の「外国文学」
を読む日本人がそもそもいないだろうし、
当の本人はおそらく死ぬまで気づかないだろうが
周りからは「変わった人」扱いだろう。

90:P
22/02/07 00:30:11.95 Tykl8HF8.net
>>87
夏目漱石の坊ちゃん読んだ事ある人何%いるのよ

91:P
22/02/07 00:30:56.05 Tykl8HF8.net
>>89
当然カフカも読むでしょ

92:吾輩は名無しである
22/02/07 06:31:00.43 lWdr9+c6.net
親が読書家とか文学部青年じゃないとなかなか長編小説に時間使わないだろう若者はInstagram見てるよ

93:吾輩は名無しである
22/02/07 08:47:49.27 pXxTaM9C.net
>>88
さすがにディケンズとオースティン作品と若草物語は読破率高いのな
オリバーとデイヴィッドは長いが読んでる人が多いね。長さの問題より英国人にとって親しみやすいから読まれているのだろうかね

94:吾輩は名無しである
22/02/07 09:29:01.71 FYN2FNoT.net
そりゃあ趣味だから
501、さらにはビンテージの501を
履いたことがある人と同じようなもんだろう

95:吾輩は名無しである
22/02/07 10:27:35.98 zRoXZBIT.net
「オリバーツイスト」って面白いかね?
他のディケンズは読めたけど、あれだけは退屈で読めなかったわ

96:吾輩は名無しである
22/02/07 14:15:22.30 Z4xNVGpj.net
大菩薩峠読んだ日本人1%くらいじゃね

97:吾輩は名無しである
22/02/07 16:15:58.22 x29V+ymJ.net
大菩薩峠は一章読んだな。呆れるほど延々と続くと知ってやめた
長くてもちゃんと完結してるものなら読みたい。失われた時を求めてや、チボー家とか

98:吾輩は名無しである
22/02/07 16:49:49.53 bRNH6XK4.net
>>95
主人公がどちらかというと狂言回しだからな、その点はオースティンのマンスフィールド・パークに似てる
オリバーは新潮の加賀山卓朗訳で読んだけどそこそこ面白かった
二都物語もだけどあれくらいの分量なら一冊本にして欲しいわ

99:吾輩は名無しである
22/02/07 16:51:50.88 80/PbkQD.net
イギリス人やフランス人の読書状況はどんなだろう。やっぱりスマホやゲームに時間を取られて本を読む人は減っているのかな

100:吾輩は名無しである
22/02/08 00:41:49.91 owyg9LME.net
紀伊國屋のトークイベント次回はラ・ボエーム
URLリンク(store.kinokuniya.co.jp)

101:吾輩は名無しである
22/02/08 15:32:14.08 6qDny9Gb.net
プラトンのプロタゴラスを読んだが哲学者はこんなに突き詰めてものを考えるのだなあ〜と驚くやら呆れるやら
何回も読んで主張を整理して捉えないときちんと理解できそうにない

102:吾輩は名無しである
22/02/11 20:11:54.74 nfapt/Eu.net
ラ・ボエームを読んでるがこれおもしろいな。パリの若き貧乏なボヘミアンたちの笑える日常。ろくでなしばかり出てくる

103:吾輩は名無しである
22/02/13 23:40:24.46 K+EzTkZv.net
ラ・ボエーム俺も読んでみるわ
オペラの原作は面白い時が多い
椿姫、マノンレスコー、サロメ

104:吾輩は名無しである
22/02/14 11:02:04.42 Fk/zL1Gr.net
光古には早急にコンラッド『ノストローモ』の新訳を出してほしい。コンラッドの最高傑作が約50年前の筑摩でしか読めないうえに絶版で希少本化してる状況は控えめに言って異常。

105:吾輩は名無しである
22/02/14 14:24:32.94 K7lusx/q.net
編集部はここを見てるかもしれないから希望を取り入れてくれるといいね
でも古典の新訳って埋もれてるものの中から掘り起こすものが多いからなにを読者が望んでいるか、探り当てるのは難しそうだ
皆が潜在的に実は読みたくて、ある程度数が売れて、なんて都合の良い作品はそうそうないもんな

106:吾輩は名無しである
22/02/14 15:35:45.01 NPJHnZJz.net
>>104
あれは英語原文が相当な難物なので、
訳せる人があまりいない

107:吾輩は名無しである
22/02/14 15:55:57.01 cNbUeGpL.net
池央耿あたりができないの

108:吾輩は名無しである
22/02/14 17:16:13.51 RjFqn2hD.net
あたりって、偉そうにお前が頭下げて頼んでこい。

109:吾輩は名無しである
22/02/14 19:38:08.66 PzDavpLr.net
まともな労働経験が無いせいか、
まるでドラえもんがポケットから道具を出すかのように、
営利企業の営利行為について、簡単に考えている者もいると思う

110:吾輩は名無しである
22/02/14 21:18:26.31 Rq2HIIFb.net
スッタニパータ ブッダの言葉(光文社古典新訳文庫)今枝由郎 (訳) 税込:1,298円
2022年3月15日発売予定
ISBN:978-4-334-75459-4

111:吾輩は名無しである
22/02/15 08:51:42.94 7XB1mQpf.net
本日新刊発売日あげ
『人間のしがらみ』著)サマセット・モーム 訳)河合祥一郎
上下巻とも1430円

112:吾輩は名無しである
22/02/15 17:03:29.22 KEOfZVT5.net
人間のしがらみ買ってきた。
続刊にマゾッホの毛皮をきたヴィーナス

113:吾輩は名無しである
22/02/15 17:19:09.20 rBz7i+A0.net
>>110
hontoは予約開始だがアマゾンは予約枠が見当たらない
発売日次第ではコロナ論5と一緒に買いたい
向こうもワクチン接種までに発売したい旨手を尽くしているみたいだしな

114:吾輩は名無しである
22/02/15 18:44:39.71 fmmEw51a.net
メルマガより抜粋
【新刊情報・2月15日発売】
★『人間のしがらみ(上・下)』
モーム/河合祥一郎訳
各巻定価1,430円
英国の文豪サマセット・モームの自伝的長編小説を上下巻にて刊行します。これまで『人間の絆』のタイトルで翻訳されてきましたが、古典新訳文庫では『人間のしがらみ』に。タイトルまで「新訳」は本レーベルでも久しぶりです。もともと「絆」の語は「断つことのできない結びつき」「束縛」の意味を内包していましたが、今は「大切な結びつき」などポジティブな意味ばかりが強調されて使われ、原意に即さない言葉となってしまったため、「しがらみ」の語を選びました。
(以下省略)

115:吾輩は名無しである
22/02/15 18:48:12.00 fmmEw51a.net
【これから出る本】
2022年3月『スッタニパータ ブッダの言葉』今枝由郎訳
2022年4月『街と犬たち』バルガス・ジョサ/寺尾隆吉訳
以下続刊
『毛皮を着たヴィーナス』マゾッホ/許 光俊 訳

116:吾輩は名無しである
22/02/15 19:28:56.26 NyJKUB0l.net
以下続刊
『毛皮を着たヴィーナス』マゾッホ/許 光俊 訳
クラシック音楽ファンならこの翻訳者について言いたい事あるよな?

117:吾輩は名無しである
22/02/15 19:35:35.45 w4CaWO6x.net
>>116
もっとも悲劇的な、苦渋に満ちた交響曲を書いた人は誰か? 耳が聞こえず孤独に悩んだベートーヴェンだろうか。ペシミストだったチャイコフスキーか。それとも、妻のことで悩んだマーラーか。死の不安に怯えていたショスタコーヴィチか。あるいは・・・。
 もちろん世界中に存在するすべての交響曲を聴いたわけではないが、知っている範囲でよいというなら、私の答は決まっている。佐村河内守(さむらごうち まもる)の交響曲第1番である。

118:吾輩は名無しである
22/02/15 19:43:06.16 gGkhPgA1.net
maughamのof human bondageは新潮でもこないだ新訳出たばっかだろ
流石にタイミングどうなんこれ

119:吾輩は名無しである
22/02/15 19:50:41.88 /AY7p1Oh.net
プルーストもアルプスの少女ハイジも小公子も小公女もかぶってますわ
新訳が求められる周期みたいなものがあるのかねえ

120:吾輩は名無しである
22/02/15 19:57:34.05 w4CaWO6x.net
初訳する能力のある翻訳者が光文社界隈にいないだけだろ

121:吾輩は名無しである
22/02/15 20:20:34.63 p2Au5HuO.net
文学や芸術など、その年度によっていろいろとテーマを変えながら、考察します。
授業は週に一度、普通の教室で行われます。あとは、個々で知識を深めるなり経験を積むなり好きにしてください。
名画にたとえるなら、「最後の晩餐」のようにドラマティックで、「モナリザ」のように微笑し、「天地創造」のように崇高で、「鳥獣戯画」のように諧謔がある授業になるとよいとは思います。
文学にたとえるなら、川端康成です。感じ取れる人は感じ取れるでしょう。わからない人にはわからないでしょう。『雪国』、あの最後の1行のようでありたいものです

122:吾輩は名無しである
22/02/16 13:16:02.84 Qt5PNH8s.net
>>121
他のスレでやんなよ

123:吾輩は名無しである
22/02/16 13:18:55.57 gUyiOsKn.net
>>122
URLリンク(keiolaw.org)

124:吾輩は名無しである
22/02/19 16:53:34.41 nV2Lv63h.net
ラ・ボエーム読み終わった。笑いあり涙ありでおもしろかったしお気楽に過ごしてばかりではないところも書かれててリアルだった
解説を読んだら作者自身の実体験や人間関係が反映されているそうだからリアルなのは当然なのかな
もっと多くの人に読まれて人気が出てもいい作品だと思った

125:吾輩は名無しである
22/02/19 23:31:30.69 Qb5z2u+n.net
『人間のしがらみ』の方がしっくりくるけどなあ

126:吾輩は名無しである
22/02/20 08:10:14.89 lFZj3evM.net
しがらみって、意味はいいけど、詩的じゃないんだ

127:吾輩は名無しである
22/02/20 09:43:18.93 +FkDDXJZ.net
>>114にあるように"bondage" を絆と訳したのは昔は絆にネガティブな捉え方が多かったのかな。自分は50代だが温かみを感じる単語という認識

128:吾輩は名無しである
22/02/20 13:19:18.85 lFZj3evM.net
言葉の方が意味が変わったのか (@_@)

129:吾輩は名無しである
22/02/20 16:57:48.86 vLyCLlt0.net
意味ではなくて絆の使われ方受け止め方が変わったのでは。

130:吾輩は名無しである
22/02/20 19:36:09.18 lFZj3evM.net
>>129
それは言葉の意味が変化したと言うこととは違うかな?

131:吾輩は名無しである
22/02/20 20:39:32.59 oKU0Vhtf.net
「ゆとり」も昔は褒め言葉だったからな

132:吾輩は名無しである
22/02/20 21:37:51.45 vLyCLlt0.net
>>130
絆に新しい意味が付加されたわけではなくて、元からある意味のうちポジティブな部分の使われ方が増えたと捉えてるのだけど違うかな?

133:吾輩は名無しである
22/02/20 22:54:47.77 Ti//095i.net
直訳すると、「人間の束縛」ってところ

134:吾輩は名無しである
22/02/21 00:03:34.09 cf+p6g1a.net
bondageって奴隷の状態なんだ
そういえばあのボンデージなんだな
だったら『緊縛の日々』でも良いのか
団鬼六みたいだけど

135:吾輩は名無しである
22/02/22 13:50:54.19 S+VVBDmD.net
古典新訳文庫は今月で通巻353巻目だってさ。けっこう多いな

136:吾輩は名無しである
22/02/22 16:45:17.06 EKKpcGVh.net
本日より2月27日まで、今月読書会で取り上げる『ラ・ボエーム』を紀伊國屋書店の電子書籍で通常1408円のところ500円で販売中

137:吾輩は名無しである
22/02/22 17:06:14.91 0wZt7LO+.net
闇の奥
三つの物語
ご遺体
クレーヴの奥方
八月の光
ミドルマーチ
感情教育
プラトン全部
個人的にこの辺はオススメ
地図や図版、人物紹介等で全体像が把握しやすいのは初心者にやさしくていい

138:吾輩は名無しである
22/02/22 18:38:30.12 +NanS20w.net
>>137
ご遺体だけ読んだけどあまりにブラックな笑いで作者はニヤニヤしながら書いたんだろうな〜と思った
でも品切れなんだよね

139:吾輩は名無しである
22/02/22 20:35:01.14 /UIUYw0z.net
「ご遺体」はトニー・リチャードソン監督によって映画化されているらしい
イーヴリン・ウォーは最高傑作らしい「一握の塵」を読みたい

140:吾輩は名無しである
22/02/22 20:40:28.99 1kTs0H0G.net
本屋で「人間のしがらみ」をさらっと立ち読みしてみたけど、かなり良い感じだと思った。フィリップの年譜なんてもんまで付いてたw
少なくとも中野訳よりは読みやすい。買うか迷ったけど、結局今回は買わなかった。

141:吾輩は名無しである
22/02/22 20:49:18.13 +NanS20w.net
自分は上下買ってこれから読むところだから楽しみだ

142:吾輩は名無しである
22/02/22 22:41:06.89 wAK31H7S.net
>>139
確かにイギリスでは最高傑作との評価だが、読んだところつまらなかった
『ブライヅヘッドふたたび』の方がはるかに素晴らしい
日本人とイギリス人の好みはかなり違う

143:吾輩は名無しである
22/02/23 03:11:32.92 Ijww6hUU.net
ミドルマーチは確かに良かったな
日本で知名度ないのが不思議だわ

144:吾輩は名無しである
22/02/23 14:09:36.98 aqCH/Kbd.net
得意な書き方だったSilas Marnerから苦心してMiddlemarchできちんと女性を主人公にできた点が偉大だわ

145:吾輩は名無しである
22/02/23 16:06:17.10 CC31CwPv.net
ジョージ・エリオットをそこまで読み込むなんてスゴいな。おれはサイラスマーナーもミドルマーチもこれからだ

146:吾輩は名無しである
22/02/24 21:20:38.79 ZdKSgCEw.net
次回読書会は3月31日(木)18:30〜
ジッド『法王庁の抜け穴』訳者・三ツ堀広一郎さんを迎えて

147:吾輩は名無しである
22/02/25 16:51:59.70 zaNKo39l.net
法王庁の抜け穴はジッドで一番おもしろいと岩波文庫スレに書いてあったな

148:吾輩は名無しである
22/02/26 12:27:06.83 vv80u/cY.net
>>143
日本で知名度がないのは、メジャーな文庫、
新潮や岩波に入ったことがないからだね
『フロス河の水車場』はまだ一度も文庫になっていない
一番好きなエリオット作品だけど

149:吾輩は名無しである
22/02/26 13:25:47.85 UTjAnaGc.net
石川淳訳がいいよ

150:吾輩は名無しである
22/02/26 14:03:58.69 OEGdeoYa.net
訳者あとがきを読めばわかるが、三ツ堀さんは石川訳へのリスペクトを踏まえた上で現代人に読みやすい訳を上梓した
どこかの亀山と違って先訳者への畏敬の念を持ってるのは素晴らしい

151:吾輩は名無しである
22/02/26 21:19:48.74 1ih6ZIRm.net
>>150
三ツ堀センセを褒めるにあたって他の訳者を下げるのはやめようよ

152:吾輩は名無しである
22/02/26 22:13:46.67 QAKhD86T.net
そんなに亀山のカラマーゾフはひどいのか? 光文社で買うか、岩波で買うか真剣に悩んでいる。両方読む元気はないし。

153:吾輩は名無しである
22/02/26 23:15:30.57 zUtun4/P.net
身体は大人でも
精神がまだ大人になりきれていないのかもしれないね

154:吾輩は名無しである
22/02/26 23:15:44.53 hruHC3wk.net
俺はやたら間伸びしている感じで疲れた
新潮や岩波で4、5回読んだと思うけど
こんなことは初めてでドスト自体なんか苦手になった
無理して最後まで読まずに途中でやめればよかった

155:吾輩は名無しである
22/02/27 07:45:50.34 dFY0b5oi.net
>>152
佐藤優
「カラマーゾフの兄弟の新訳は実にすばらしい。
もともと亀山先生の翻訳は、ドストエフスキー以外についても正確で読みやすいという定評があります。
(略)
重箱の隅をつっつくような解釈の違いをあげつらって、「亀山の誤訳を見つけた」と騒ぐような輩がロシア屋には多いですから。
(略)
亀山訳は、語法や文法上も実に丁寧で正確なのです。これまでの有名な先行訳のおかしい部分はきちんと訳し直している。」
(『ロシア 闇と魂の国家』亀山郁夫、佐藤優著 文春新書)

156:吾輩は名無しである
22/02/27 10:28:59.67 985lUqMH.net
亀山は日本語がそもそもおかしい。
二重敬語だし、質問文も〇〇ですか?では無く、〇〇です?というのが散見されるので、読むのが嫌になった。

157:吾輩は名無しである
22/02/27 11:42:34.64 kg0yKIDO.net
>>153
身体は大人ではなくて、もう老人です。精神は分からないけど。
まずは岩波文庫で読んでみる。そのあと何かあったら、亀山訳を手に取るわ。

158:吾輩は名無しである
22/02/27 11:52:56.67 z7zp0p82.net
『カラマーゾフの兄弟』は新潮の原卓也訳と岩波の米川正夫訳を持っている
文体自体はリズムのある米川訳が好きだが、現代では使われない難解な漢語が
時々出てくるのが厄介で、そのたびに意味を調べる羽目になる

159:吾輩は名無しである
22/02/27 13:48:35.13 eXu6IJuC.net
カラマーゾフは知らないけど、罪と罰は米川、池田健太郎訳と読み比べて亀山訳に特におかしな印象は抱かなかった。ふつうだったよ
訳文にこだわる人の多くは先行訳の訳文と比べて亀山訳が違う、といっているに過ぎないのでは
それよりも、罪と罰では集英社の小泉猛訳は訳者本人が挑戦的な翻訳とかいう言い方をしていたが、ラスコーリニコフがソーニャをお前呼ばわりするなど、けっこう印象が違った
他の人たちにも小泉訳を読み比べて欲しい

160:吾輩は名無しである
22/02/27 15:03:59.64 z7zp0p82.net
亀山郁夫は米川訳のようなリズムのある翻訳を目指したという
亀山訳が異常に売れたものだから、ロシア文学者が嫉妬して、
あれこれ難癖をつけているだけだ
おかしいなら、具体的な箇所を指摘すべきだが、それもない

161:吾輩は名無しである
22/02/27 15:33:04.43 fsD6GM0C.net
罪と罰、地下室、白夜は光文社で読んだ

162:吾輩は名無しである
22/02/27 16:58:30.59 d50AKuIg.net
古典新訳文庫でまったく問題ないと思うけど、父称を省略するのはロシア文学っぽくないと思うの

163:吾輩は名無しである
22/02/27 18:47:18.11 kg0yKIDO.net
いったんは米川訳ときめたが、迷うなあ。こうなったら本屋で冒頭1ページくらいを比べてみて、読み易そうな方にする。

164:吾輩は名無しである
22/02/27 20:17:39.57 GQHocIpN.net
白葉ってカラマーゾフ訳してたっけ

165:吾輩は名無しである
22/02/27 22:16:50.68 /fQFOD9l.net
単純に読みやすいんだと亀山だけど
米川の方を先に知っていてドストの文はこういう引っ掛かりのある文だと感じていると、
亀山の方は文が流れていって内容が刻まれないみたいな感じ。

166:吾輩は名無しである
22/02/27 23:33:07.75 gnP8rI5i.net
最初に米川でカラマーゾフの兄弟を読むと、他の翻訳では物足りなく感じる。

167:吾輩は名無しである
22/02/28 08:47:36.37 oRZFYqqq.net
米川正夫や豊島与志雄の訳文は文学としてのレベルが高い気がする。豊島は作家もやってたのだから日本語表現がすばらしいのは当然かもしれない

168:吾輩は名無しである
22/03/01 18:11:54.43 QYEzwXnB.net
>>160
>おかしいなら、具体的な箇所を指摘すべきだが、それもない
ないことはない
実際のおかしい箇所を挙げて指摘している人はいる

169:吾輩は名無しである
22/03/01 18:38:34.21 7mHfKpoD.net
ロシア語が分からないからその指摘が正しいのかどうか判断できないんです…

170:吾輩は名無しである
22/03/01 19:07:15.32 7H3YneP6.net
>>168
ちらっとググったら
URLリンク(www.ne.jp)
が最初に出てきた。
誤訳とか別にして指摘されてる訳文を、ただ読むだけでも、亀山訳は米川訳に比べて
読みづらい感じがする。
赤と黒もかもしれないけど学者の翻訳ってのはこういうのかな。

171:吾輩は名無しである
22/03/02 07:02:39.60 h+INxZBE.net
亀山の読解力はすごいんだろうけど本人の国語力がそれについていけてないんだろうな

172:吾輩は名無しである
22/03/02 11:15:21.79 8mTLtb8g.net
亀山の訳は、『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』は完読したけど、訳が軽すぎて、本当にドストエフスキーが書いたのか?と思う位現代風の訳になっていると思う。

173:吾輩は名無しである
22/03/02 14:50:29.08 Pd6Ndmb0.net
原卓也訳の『カラマーゾフの兄弟』のグルーシェンカのこの言葉が好きなんだけど
[原訳] 第7編アリョーシャ (3)一本の葱
「それと、もう一つ付け加えてちょうだい。グルーシェニカは人生のほんのいっとき、ほんの一時だけお兄さんを好きになったことがあるの、
それも、そのひとときをお兄さんが一生おぼえていてくれるくらい、愛したのよ。
だから、グルーシェニカが一生忘れないでと言ったって、伝えてちょうだい!」
しかし、「それも、そのひとときをお兄さんが一生おぼえていてくれるくらい、愛したのよ。」は、他の訳書にはないから原文にないようだ
[米川訳]
「それからまだあるのよ、―グルーシェンカは一とき、たった一ときあの人を愛したことがあるの、だからこの一ときを今後一生わすれないように、とこういい添えてちょうだい。
一生涯といってグルーシェンカが念を押したってね!……」
[江川訳]
「それからもうひと言、グルーシェンカは一時間だけあの人を愛したことがあるって、たったの一時間だけだけれど、愛したことがあるって。
だからその一時間を、これからの生涯けっして忘れないように、これはグルーシェンカの一生のお願いだって!……」
[亀山訳]
「それに、こう付けくわえてちょうだい。グルーシェニカはあなたを一時間だけ愛したことがある、たった一時間だけど、愛したことがあったって……
だから、この一時間のことを、これから一生忘れないでほしいって、グルーシェニカがそう言ってましたって、一生よ……」
[英訳]
And add, too, that Grushenka loved him only one hour, only one short hour she loved him ー so let him remember that hour all his life ー say, 'Grushenka tells you to!'
[独訳]
Und füge noch hinzu, daß Gruschenka ihn ein Stündchen lang geliebt hat, nur ein Stündchen lang,
und er soll sich an dieses Stündchen von nun an sein Leben lang erinnern! Sag ihm, mit diesen Worten habe Gruschenka es dir aufgetragen: 'Sein Leben lang' ...
江川訳の「これはグルーシェンカの一生のお願いだって!」も原文とは違う
米川訳は英訳に近く、亀山訳は独訳に近い

174:吾輩は名無しである
22/03/02 16:20:17.32 Q+nbwu3y.net
>>173
底本が違うとかで、そもそものロシア語原文に相違があるということはないのかな
罪と罰で、とある一文が訳本によってあったりなかったりというのは見たことがあるよ

175:吾輩は名無しである
22/03/02 18:10:45.12 tVPggs+O.net
>>173
教養がゴイスー
昔の2ちゃんみたい

176:吾輩は名無しである
22/03/02 21:13:52.79 3+mnjhuh.net
ドストの亀山訳の話題は昔から定期的に盛り上がるよなあ

177:吾輩は名無しである
22/03/02 21:23:37.69 7/eGB08r.net
>>173
訳の正確性はわからんが、江川訳と亀山役の「一時間」は日本語として違和感強いな。「ほんのいっとき」の意味で「一時間」と表現することってないよね?

178:吾輩は名無しである
22/03/02 21:26:37.53 vI0MsFX2.net
米川訳見てきたけど、字が小さすぎて老人の目にはきつい。訳そのものよりも、活字の問題で亀山訳にせざるを得ないかも。

179:P
22/03/02 23:31:11.52 TIBQY5uU.net
青空文庫に書き起こす人いないかなあ米川訳

180:吾輩は名無しである
22/03/03 00:15:09.45 fMlTt3/Q.net
>>177
‘ひととき’‘いっとき’というと具体的な経過時間は曖昧だけどまあ短い間だったんだろうなと刹那的なイメージが湧くが
‘一時間’というと時間の物理計測単位が入っているように感じて
「60分間メカニカルに時間計って愛し合ったのかw」と変な印象になるよな

181:吾輩は名無しである
22/03/03 02:11:48.15 Qf0hxsb+.net
>>173
この文章の中では、米川>亀山>原>江川、だな
米川は、いっとき、いっとき、いっとき、一生、いい添え、一生涯、と
簡潔な文章の中に韻を踏むようなリズム感を醸し出している。

182:吾輩は名無しである
22/03/03 08:57:30.80 SWrsq8Zd.net
米川は日本の伝統芸能も好きで知識が深いんだよな。あの時代の文学関係者はみなそうだろうけど。江川卓も歌舞伎知ってるし
米川訳の罪と罰で、三番叟という単語が出てきたときには驚いた。当時は読者にもそれで意味が通じたのだろう

183:吾輩は名無しである
22/03/03 13:31:20.10 7p9FxsOv.net
>>178
それはある。字が小さいのはつらい。

184:吾輩は名無しである
22/03/03 14:00:26.02 CnMr3hLn.net
>>173
カラマに限った話ではなく江川訳には良いイメージがあったけど、こうやって並べると原訳と米川訳が良くて江川訳と亀山訳が微妙に見える。
てか、流石に「一時間」は普通の日本語の感覚として受け入れ難い。
そして、若い女性の言葉遣いとしての自然さという意味では、やはり亀山訳はなかなか良いね。
個人的感想としては、原訳>米川訳>亀山訳>江川訳、かな。米川訳なんて古びた骨董品だと思ってたのに、これを見るとなかなか良い感じだったのが意外過ぎた。

185:吾輩は名無しである
22/03/03 14:33:39.63 7p9FxsOv.net
出版社が自社文庫に入ってるものを新訳する基準はなんなのか知りたい。新しくするのとずーっとそのままのやつと何が違うのだろ

186:吾輩は名無しである
22/03/03 17:03:44.02 +liCp1g7.net
>>184
旧くても心に残る良い訳はあるよね。日本語としてよく書けてるってことなのかな

187:吾輩は名無しである
22/03/03 17:15:48.69 G9y4EKqt.net
そうだな。でも反対もある。堀口大學の『山師トマ』なんぞ読みづらくて仕方ない。光文社新訳文庫でどんどんコクトー出してくれ。でもコクトーなんて需要ないか。

188:吾輩は名無しである
22/03/03 17:20:00.87 WDY6buFU.net
古典新訳文庫に入ってるからとりあえず読んでみようかな、と思って特に関心がない作家を読んで感銘を受けたことがある
出してくれれば読む機会になりうるよ

189:吾輩は名無しである
22/03/03 20:03:22.79 Mu3gj9E3.net
本屋で角川文庫の椿姫をパラパラみてたら、翻訳者の西永良成が、以前は光文社で出した椿姫が絶版になってしまった、惜しむ声があったがそんな折りに角川文庫が出してくれることになったので光文社で出したものを改訂して出しなおすことができた、ありがとう角川書店、みたいな一文が載っていた
でも光文社はいまは永田千奈という別の翻訳者で椿姫をわざわざ出しなおしてる
出版社と翻訳者の間でトラブルでもあったのかね

190:吾輩は名無しである
22/03/03 21:00:01.21 j2zelSCQ.net
>>186
そうかもしれないし、抜粋された部分の出来がたまたま良かっただけなのかもしれないなw
カラマーゾフは原訳しか読んだことないが、米川訳も読んでみたくなったよ。

191:吾輩は名無しである
22/03/03 23:14:13.59 eR0Ed9oy.net
米川役は高度経済成長期には既に読みづらいことで評判だった。

192:吾輩は名無しである
22/03/04 00:14:37.44 ceFuJJxQ.net
>>189
俺もそれを読んで、椿姫は角川の西永訳で読んだよ。
永田千奈も、古典新訳の女の一生読んだけど、良い訳をする人だと思った

193:吾輩は名無しである
22/03/04 07:06:11.04 hhKjIsq9.net
トルストイを望月訳で読んでメチャクチャ良かったので、是非、ドストエフスキーもたくさん訳して欲しいな。

194:吾輩は名無しである
22/03/04 07:14:36.33 ousc2ZSl.net
亀山未成年訳了したら次何やるんだろ
望月安岡と被るものは除外すると残りの長編は『二重人格』『虐げられた人びと』『ステパンチコヴォ村』『伯父さまの夢』くらいしかない

195:吾輩は名無しである
22/03/04 08:41:14.47 ousc2ZSl.net
『永遠の夫』もあったな

196:吾輩は名無しである
22/03/04 09:17:54.38 IH04YUnp.net
ドスト全作品を古典新訳文庫に収める予定なのかな。実現したらすごいな

197:吾輩は名無しである
22/03/04 09:18:04.35 JoX4dCJt.net
ロシア文学はドストエフスキーとトルストイだけじゃない
ゴーゴリ『死せる魂』、ツルゲーネフ『けむり』『その前夜』『春の水』も新訳してほしい

198:吾輩は名無しである
22/03/04 13:37:31.77 CPH0HPD/.net
>>194
『作家の日記』

199:吾輩は名無しである
22/03/04 13:51:02.85 yfsziwfR.net
作家の日記やったら評価するわ、正直既訳で事足りてるけど

200:吾輩は名無しである
22/03/04 21:10:17.72 8p7hdgj9.net
岩波の法王庁の抜け穴を読んでるけどけっこう難しくて手ごわい。古典新訳文庫で読んだほうがいいかなあ

201:吾輩は名無しである
22/03/04 22:12:05.62 oKwrdB3+.net
>>193
『白痴』は望月訳で読んだけど、特に不満はなかったよ。

202:吾輩は名無しである
22/03/05 08:38:02.54 x7K/xxza.net
人間のしがらみ(笑)
タイトルも表紙もだっさw

203:吾輩は名無しである
22/03/05 08:51:49.52 T6POghTJ.net
>>197
『死せる魂』は10年くらい前に河出から新訳出てる
ツルゲーネフは冷遇されてるな
>>200
しおりの登場人物一覧やローマの地図もあるし新訳オススメ
>>202
新潮の金原瑞人新訳と被ったのは時期が悪かった
河合訳は河合訳で良さがあると思うけど

204:吾輩は名無しである
22/03/05 09:05:09.14 r3h4y4Dz.net
>>203
『死せる魂』河出の訳は知っていたが、文庫ではないし、訳の評判も悪い
岩波文庫の『死せる魂』ように良訳が文庫に残ってほしい
岩波版は10年に一度のペースで限定復刊されている

205:吾輩は名無しである
22/03/05 11:05:08.25 5cufySqS.net
>>177
無くはないが「いっときま」とるびを振らないと通じにくいかも

206:吾輩は名無しである
22/03/05 19:44:56.08 mFMJZMyl.net
>>205
「いっときま」なんて言葉あるのか
日国にも載ってないが

207:吾輩は名無しである
22/03/06 16:53:35.01 9tjTB46E.net
ロシア文学なら池田健太郎が早死にでしたね。
エッセイが知的で面白い人だったな。
もっと長生きして欲しかった

208:吾輩は名無しである
22/03/06 20:54:07.92 VjYP/9Mt.net
池田健太郎は50才没だけど、カラマーゾフも罪と罰も悪霊も翻訳してる。中公が復刊してもいいのにもったいない

209:吾輩は名無しである
22/03/06 21:35:54.54 s7APKwJP.net
池田健太郎はプーシキンやチェーホフの翻訳が素晴らしいだけでなく、
作品の解説も切れ味抜群だ
ある世界文学全集でツルゲーネフ『けむり』を論じた文章にうなった

210:吾輩は名無しである
22/03/06 23:57:36.74 gV0xkY9p.net
なんて知的なスレなんだ…w

211:吾輩は名無しである
22/03/07 08:45:36.25 u7UMWNJo.net
池田の翻訳は罪と罰だけ読んだことある。評論がすばらしいとは知らなかった。図書館で探してみるか

212:吾輩は名無しである
22/03/07 21:19:23.52 FIAM8IZL.net
池田健太郎賞は第一回2名受賞したが、そのうち1人は後藤明生で、ゴーゴリ論で受賞してる。池田健太郎の名を冠するにふさわしい。

213:吾輩は名無しである
22/03/07 22:43:24.56 J5L73QoF.net
池田健太郎か
面白そうな人だな

214:吾輩は名無しである
22/03/08 16:10:21.45 D7p5GZZ+.net
岩波文庫の法王庁の抜け穴を読んだ。翻訳もなかなか分かりづらかったけど、内容がそもそも難しいね、この小説。つかみ所が見つからない感じだった
光文社ので読みなおして解説をよく読んでみる

215:吾輩は名無しである
22/03/08 19:09:25.10 x1e7j3Wz.net
>>213
高騰で読みようがないね

216:吾輩は名無しである
22/03/08 23:04:17.58 YOnowOzM.net
望月哲男に光文社で復活を訳してもらった後、河出でドストエフスキーに転戦してほしい。
ドストエフスキーの現状は、米川は古いし亀山は軽いしで、新潮の工藤・原しか選択肢がないようなものだし。

217:吾輩は名無しである
22/03/08 23:25:36.45 rB9NLtbl.net
>>216
くだらん認識だな
無視する

218:吾輩は名無しである
22/03/08 23:31:27.62 8dEY2pFR.net
そこまで翻訳にこだわるならいっそロシア語覚えたほうがいいよ

219:吾輩は名無しである
22/03/08 23:34:38.64 rB9NLtbl.net
>>218
何年かかるんだよ
バカか

220:吾輩は名無しである
22/03/08 23:39:05.83 8dEY2pFR.net
読みの語学で数年かかるのは一生できないパターン。短期集中で半年でできるようにならないとな。

221:吾輩は名無しである
22/03/08 23:46:43.28 rB9NLtbl.net
>>220
翻訳者になる気でもなけりゃ、そんなめんどくさいことするわけない
いちいち書き込むな

222:吾輩は名無しである
22/03/08 23:54:30.85 8dEY2pFR.net
知的スレになりかけたのにともすれば反知性に戻っちゃったよ

223:吾輩は名無しである
22/03/09 20:47:12.70 zUj0BDhN.net
こんな時節なのでザミャーチン『われら』でも読もうかと思ったら既に光古に入ってた流石やな

224:吾輩は名無しである
22/03/09 20:50:41.49 7cBwynCc.net
川端香男里役しか読んでないわ

225:吾輩は名無しである
22/03/10 10:19:17.30 h4NI+7Ov.net
法王庁の抜け穴を岩波と光文社ともに読んだけど、いくら古いといっても高名な作家の訳だといってもやっぱり岩波のは悪文だと思う。
光文社(三ツ堀広一郎訳)
「あらゆる活動は消耗をともなうものだが、アンティムはこれを大ざっぱに認めるだけでは満足できなかった」
岩波(石川淳訳)
「どんな活動力でも磨損を生ずるというだけでは、彼はそれを大ざっぱに認めることをもって足れりとしなかった」

226:吾輩は名無しである
22/03/10 12:59:17.56 AwL/hxWe.net
>>225
石川淳の訳文か。
確かに本人の初期作品は古びた言い回しが多い

227:吾輩は名無しである
22/03/10 15:29:25.88 lBnMhlpK.net
>>225
悪文ではない
古い言い回しを読み手が拒絶しているにすぎない
石川淳の文章は格調高くて好きだな

228:吾輩は名無しである
22/03/10 15:40:57.51 h4NI+7Ov.net
石川訳の全部が悪いとは思わないけど、意味が紛らわしい箇所が多くて、前のページに戻って確認することが多くて集中しづらいのは少しツラい
光文社ので読みなおして意味を確認し直してる。さすがに新訳では紛らわしいところはなくて明確

229:吾輩は名無しである
22/03/10 19:20:00.44 CQYHdPah.net
無頼派の文章だな、俺は好き

230:吾輩は名無しである
22/03/10 20:33:24.64 /VE+SM3S.net
>>225
「大ざっぱに認める」というのが意味不明。認めるという行為に大ざっぱもクソもあるかよ。どっちもどっちじゃないの。

231:吾輩は名無しである
22/03/10 20:34:42.94 /VE+SM3S.net
まあ、ここで活動力なんて訳してる時点で石川訳は無いな。純粋に三ツ堀訳の方が優れてると思う。

232:吾輩は名無しである
22/03/10 20:42:54.90 xdPfHzxQ.net
誰か原文載せて

233:吾輩は名無しである
22/03/11 08:19:39.71 EK3j84r8.net
>>168
誰も池田訳を出さないので、
「それからもう一言、グルーシェンカは一時お兄さんを愛したことがあったの、ほんの一時だけれど愛したことがあったのーだからこれから一生そのわずかな時のことを忘れないで頂戴って付け加えてね、グルーシェンカが一生と言ってほしいと言ってたって!・・・」
自分はこれが一番グルーシェンカらしい言葉遣いだと思う。

234:吾輩は名無しである
22/03/11 09:01:31.89 FxEw5jJm.net
hontoで検索したらこんなの出てきたけど、光文社の告知にはなかった本だ
臨海楼綺譚 新アラビア夜話第2部(光文社古典新訳文庫)
スティーヴンスン (著), 南條 竹則 (訳)税込:1,078円
2022/04/12発売予定
ISBN:9784334754617

235:吾輩は名無しである
22/03/11 11:20:39.99 u4+sBToA.net
法王庁の抜け穴について、>>228で書いた紛らわしいと書いたのはたとえば以下の部分なんだけど、文脈ではラフカディオはここで「門番に箱を託そうと考えたが思いとどまって託さなかった」ようなのだが、石川訳だと託したかのように思える。後の章でラフカディオは改めて箱を託す場面が描かれているので、ここで箱を託していないのははっきりするが、読んでいて自分が読み間違えたか、あるいは文章が間違えているのか、と混乱した。
三ツ堀訳ではここで箱を託していないことが明確になっている。
岩波・石川淳訳
「何も急くことはない。」門番に箱を託すとき、彼は心にそう言った。「まだこの屋根の下で夜を過ごすとしよう。そして、今宵のところはマドモアゼル・カロラに対して扉を閉めるだけのことにしておこう。」
光文社・三ツ堀訳
「何も急ぐことはない」ラフカディオは門番に箱を渡そうとして、そう思った。「夜はまだここで過ごすことにしよう。今晩はカローラ嬢を閉め出すだけでよしとしよう」

236:吾輩は名無しである
22/03/12 13:12:01.47 sIj0e5/D.net
手許にある岩波文庫『法王庁の抜け穴』は1987年版で、まだカバーのない赤帯付きの本
この精神が高揚するかのような格調高い石川淳の名訳で、ジイドで最も好きな作品になった
小林秀雄訳ランボー『地獄の季節』も同様に素晴らしい
ちまちました細かい語句の意味にこだわるヤツに所詮文学の詩心は分かるまい

237:吾輩は名無しである
22/03/12 14:33:41.60 6m7pVivq.net
べつに全否定しているのではなくて分かりづらい箇所が一部あると指摘してるだけなんだけど、よく読んでね。実際分かりづらいところ多いよ石川訳

238:吾輩は名無しである
22/03/12 15:07:33.95 kbv5AGQx.net
4月のバルガス・ジョサの街と犬たちの表示が公式からなくなった。発売延期かも。ネット書店の検索でスティーヴンスンが出るようになったからこちらに変更なのか
バルガス・ジョサ読みたかった…

239:吾輩は名無しである
22/03/12 17:13:10.83 NmE1UXI7.net
前は毎日更新していた公式インスタの更新がここ最近は止まったり、公式サイトのお知らせや既刊一覧が見られなくなったりしているが、なにかあったのかな


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