☆★ドストエフスキー ..
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2:吾輩は名無しである
21/01/03 02:19:13.72 FvvKSMT/.net
スタヴローギン、キリーロフ、アルカージイ、イワン・カラマーゾフは、
すべてラスコーリニコフの双生児であり、兄弟であり、自我の自由、
意志の絶対という観念のめくるめくばかりの高みへよじ登る不敵な
思想的反逆児であるが、ドストエフスキーは彼らの敗北と破滅の必然性を
描くことによって、その思想の根本的誤謬を実験的に証明してみせたのである。
米川正夫

3:吾輩は名無しである
21/01/03 09:05:47.96 FvvKSMT/.net
説き終わったという言葉が吐かれたとき、キリストははじめて永年の霜を置いたような
大審問官の唇にぴくりと接吻する。偉大なる憂愁につつまれた大審問官の魂がそのとき
雷撃をうけたように震撼する。その魂は確かに震撼せざるを得ない。何故ならキリストの
無言の接吻のなかには瞑想と殉教と流血に積み上げられた数千年の歴史が結晶している
のだから。    埴谷雄高『死霊』自序

4:吾輩は名無しである
21/01/05 13:37:26.06 +UTAWDWW.net
いっけええええバカチンポ!!!

5:吾輩は名無しである
21/01/05 16:40:16.34 VL62Ff9y.net
統一スレッドの304、イワンを導入部で出して、
ドストエフスキーと関連があるようにみせつつ、
物が存在するとはどういうことかと聞いている
完全に哲学問答じゃないか
ドストエフスキーに関係なし

6:吾輩は名無しである
21/01/05 17:37:17.37 4A2nA4wZ.net
>>5
いや別にいいでしょあっちはそういうスレなんだし
それより他スレのレスをディスってるだけの貴殿のレスは
このスレの趣旨に合ってるの?

7:吾輩は名無しである
21/01/05 17:57:46.69 VL62Ff9y.net
雑魚の問いかけには答えないことにしている

8:吾輩は名無しである
21/01/05 18:48:29.81 4A2nA4wZ.net
>>7
雑魚て
このスレではOKワードなのね

9:吾輩は名無しである
21/01/05 19:06:08.38 tl25RoSW.net
待ったかおめぇら待たせたな!自慢のデカマラおっ勃てて、今か今かと待ってたか!
雄の筋肉悲鳴を上げて、ぶつかりあうぜ、モロ感で。雄イモ筋肉肉弾バトル!咽び泣くよな雄臭さ。
ブラックライトが怪しくともり、しぶき飛び交うこの部屋は、ブランコ前で雄キス貪る、俺と兄貴の秘密部屋。
丸刈りデカマラ毛深い兄貴と自慢の筋肉この俺だ。俺は辛抱たまらねえ。どうにも辛抱たまらねえ。
兄貴の脇に顔面突っ込み、酸いも甘いも嗅ぎ舐めだ。かてぇ乳首に歯を立てて、汚ねぇケツ割れ丸出した。
負けてらんねと兄貴も来たね。俺の漢に深いフェラ。俺もすぐさま膝まづき、兄貴のこん棒ガツ食いだ。
魔ー羅が終われば次はケツ。パックリ開いた尻肉に、頭も鼻も突っ込む突っ込む!
青筋立てて血管割れた、パキパキ筋肉凄んげぇーぜ!野獣のようにサオ、穴、サオ、穴。
間髪入れずにキス乳首。許して下さい仁王様!筋肉岩のお祭りだ!ブランコうつ伏せ上体預ける
兄貴の後ろを俺が取り、待ってましたと本番開始。獣のように唸りあい、睨み合いからもつれあい。
お互い煽ってゴンゴン突くぜ!ザク掘り上等爆ピストン。掘られて吠えてウォー!オオー!
兄貴オハコの座位ピストンもズッパンズパンと半端ねぇ。互いのケツ割れ存分吸い込み、
ラストスパートのご対面。兄貴は夢中で前チンしごいてそのまま昇天三割り増し!
俺は兄貴にビーチク吸われ、バッシャと雄汁撒き散らし、でんぐり返しで立ち上がり、兄貴の顔面直撃だ!
相手のイキザオをくわえて舐めて、自分の汁まで堪能だ。忘れられない肉弾愛撫。やっぱり兄貴は最高だ。

10:吾輩は名無しである
21/01/05 23:10:20.76 Y7q9NtYD.net
言葉の端を切り取って、本質とは関係の無い方向に
脱線させてしまう様な揚げ足とりを本命にしている
迷惑な輩は、5ちゃんだから多いのだが、そう言う連中を
「雑魚」と表現しても構わないと思うが。

11:吾輩は名無しである
21/01/05 23:16:38.74 VL62Ff9y.net
ドストエフスキーの小説について何か質問があれば、できるだけ答えたい
一応全作品を揃えているので、テクストの該当箇所を明示して欲しい

12:吾輩は名無しである
21/01/23 10:03:02.50 eiBVcAaE.net
『罪と罰』は、いわゆる人間の苦悩がつづくかぎり、永遠に看過することのできない、
そして永遠に読者を失うことのない、人類のための偉大なる苦悩の書であり、
生活のための闘いの書であろう。」  小沼文彦

13:吾輩は名無しである
21/01/23 11:03:11.23 t19wvKU3.net
>>11
1.諸説ある、カラマーゾフ兄弟第2の小説の主題、あらすじ、結論を述べよ?
2.ノンクリ亀山郁夫訳のドストエフスキー全体、誤訳ではないのか?
3.現代に与えるドストエフスキーの影響をどの程度と観て量るのが妥当か?

14:学術@死狂廃神龍騎禅師
21/01/23 11:53:07.05 GL4FwYZN.net
文学分析の効果。

15:吾輩は名無しである
21/01/27 09:55:25.96 gheLEiG7.net
>>13
つまらん質問だな
もっと個々のテクストの読解に関する質問はないものか

16:吾輩は名無しである
21/01/29 23:58:17.48 qK8v4SdH.net
>>15
カラマーゾフ兄弟第1の小説。
「ちがうあなたじゃない」
を第2の小説との繋がりに於いて如何解釈するか?

17:吾輩は名無しである
21/01/30 00:22:39.66 ab1CtV5a.net
>>16
第2の小説は書かれなかった
書かれなかった以上、テクストは存在しない
存在しないから、つながりもありえない

18:吾輩は名無しである
21/02/16 01:15:58.11 98iK7IEl.net
ロシア文学者の川端香男里氏が亡くなった
ドストエフスキー『作家の日記』の翻訳者
新潮社はこれを文庫出版すべきだ

19:吾輩は名無しである
21/02/16 02:33:36.90 Attw5Hao.net
すべきだってたって商売になりますかね旦那

20:吾輩は名無しである
21/02/17 04:33:25.12 xsI4FjEI.net
白痴読みました!
感想は面白かったです

21:吾輩は名無しである
21/02/17 08:56:35.39 Oz6f5JQF.net
>>20
どの翻訳で読んだか、どこが面白かったか、書こう

22:吾輩は名無しである
21/02/17 13:14:16.23 bpRHIsBb.net
『白痴』って
『罪と罰」や『カラマーゾフ』より面白くないよね
『白痴』『カラマーゾフ』を読んでおくと
『魔の山』『ドクトルジヴァゴ』を読んでるときに
思わずニヤリとするだろう

23:吾輩は名無しである
21/02/26 10:06:41.31 HNEAFzQX.net
『白痴』はムイシュキンを美しい人として造型しようとしたが、うまく書けていない
ところどころ鋭い箇所があるので褒められるが、いびつな作品だね

24:吾輩は名無しである
21/05/10 09:38:45.12 8KUIoWrf.net
今年はドストエフスキー生誕200年に当たる
記念にいくつかの小説を読むつもり
『分身』『永遠の夫』『鰐』あたり

25:吾輩は名無しである
21/05/10 14:37:43.31 BCHkPfsb.net
罪と罰(工藤精一郎訳・新潮文庫)読み終わりました。(ヒマなので再読)
こうやって長々と難しい思念が可能なのは背景にキリスト教があるからではないかと思った。もっというと西洋科学技術文明が発達したのもキリスト教のせいではないかと。
日本はうまいこと技術文明だけ輸入できたのかな。

26:吾輩は名無しである
21/05/10 20:25:21.07 BCHkPfsb.net
謎解き「罪と罰」 江川卓
微に入り細をうがつような考察で、素人には難しかった。

27:吾輩は名無しである
21/05/11 08:24:53.40 /exaoTTD.net
白痴はストーリーとしてはドストエフスキー作品の中で一番面白いね。
日本じゃどう評価されているかよく分からないが、ノルウェー、ブック、
クラブが各国の文学関係者にアンケートを取って集計した「世界最高の
文学ベスト100」に入ってるから世界基準では傑作と認識されてると
思うよ。

28:吾輩は名無しである
21/05/11 09:03:09.05 K+9I2B1I.net
『白痴』
とてもありそうもない話の展開
『カラマーゾフ』もだけれど
トーマス・マンもパステルナークもパクっている部分がある

29:吾輩は名無しである
21/05/11 15:22:03.54 NY0LfWjm.net
魔の山は面白いですよね、何度読んでも面白い
白痴は昔読んだが内容忘れてしまった。
黒澤映画でさいきん見た。黒澤マニアがイチオシの映画。

30:吾輩は名無しである
21/05/12 18:57:33.27 MpCXP3ZK.net
パステルナークを読むならドストエフスキーで足りるってのはある
ソルジェニーツェンの要素も入ってるし
ロシア文学でドストエフスキーに無いものを書いてるのは近年のソローキン位

31:吾輩は名無しである
21/05/13 08:30:51.43 IxGQCjLZ.net
ドストエフスキーを踏まえた20世紀の観念小説がムージル『特性のない男』と
埴谷雄高『死霊』だが、両方完読した人間は滅多にいない難物だ

32:吾輩は名無しである
21/05/15 08:35:02.02 4U+guehZ.net
TEST

33:吾輩は名無しである
21/05/16 19:50:15.59 Y8VE0GJC.net
正直言って、
罪と罰は10代のころ読んだときは、殺しを犯した後の主人公の心理描写や
主人公と検事の息詰まるような対決がかなりスリルがあって寝食忘れてむさぼり
読んだ記憶があるけど、おっさんになって読んでみたらなんか童話みたいだったわ
特にソーニャと出会ってラスコーリ二コフの魂が救済されるあたりが甘ったるく感じた。
面白いといえば面白いんだけどねえ

34:吾輩は名無しである
21/05/17 20:45:10.87 uv9CjXpa.net
カラマーゾフの兄弟読了
若いころ
大審問官の章のプロとコントラに戦慄した。人間がこんなものを書いてよいのかと
思った。
最近(中年)
ラストの弁護士と検事の主張がかなり圧倒的だった。エピローグの子供たちと
アリョーシャの話で終わったのが微笑ましい(!?)カラマーゾフも、まあ、こんなもんか
と思った。

35:吾輩は名無しである
21/05/17 20:53:01.54 uv9CjXpa.net
↑(新潮文庫、原卓也訳)
謎解きカラマーゾフの兄弟 江川卓
ロシア正教やロシア語に関して全く知識が無いので難しかったが、なかなか面白かった。
ドフトエフスキーは言葉遊びと隠された仕掛けが大好き。この本の著者が予測していた「アリョーシャが
首領となって皇帝暗殺の秘密結社を作り、最後はアリョーシャが処刑される」というのがカラマーゾフの
続編なら是非読んでみたいところだが残念。

36:吾輩は名無しである
21/06/10 08:02:51.51 Ab5dt4JX.net
『貧しき人びと』に続く第2作『分身』を3分の1読んだところだが、なかなか面白い
当時のロシア文壇では第1作好評、第2作不評だった
自分は純情可憐な第1作より熱にうなされているかのように病的な第2作の方を買う

37:吾輩は名無しである
21/08/01 08:36:47.16 dIHE6d9Z.net
佳作『分身』に続いて『永遠の夫』を読んだが、これは大作ではないが名作だ
寝取られ万年亭主の悲哀と滑稽さ、渦巻く感情の揺れを見事に描いている

38:吾輩は名無しである
21/08/01 08:52:55.40 1jDYRwdS.net
>>34
その中年の感想が若い頃の俺の感想に近い
今はドストエフスキーなら『悪霊』が一番かなと思っている
ご都合主義は否めないが群像劇としてカタマリ感がある
『白痴』は隙間が多い、『罪と罰』はラスコーリニコフが青すぎる
細部のエピソードでは『白痴』の方に惹かれるものが多いし、よく言われているように往時のペテルブルグを思い浮かばせるという良さが『罪と罰』にあることは否定しない(でもそれは『白痴』にも存分にあると思う、路地やターミナルの雰囲気とかね)
『未成年』はついに読まないまま
面白いですか?いつか読みたいけど

39:吾輩は名無しである
21/08/01 13:01:57.21 dIHE6d9Z.net
『未成年』が最も面白く、芸術的完成度が高い
次いで『虐げられた人びと』が素晴らしい
『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』が
一般的に評価が高いのは、文学的要素以外の付加価値
(宗教、哲学、政治など)があるから

40:吾輩は名無しである
21/08/01 13:23:17.55 kkKCuTmj.net
ヘンリー・ジェイムズは?

41:吾輩は名無しである
21/08/01 14:11:54.65 kkKCuTmj.net
>>40
誤爆スマン

42:吾輩は名無しである
21/08/09 10:43:11.45 IvowSzdc.net
短編を4つ読んだ
『九通の手紙からなる小説』 アホらしい
『他人の妻とベッドの下の夫』 バカバカしいドタバタ劇
『いまわしい話』 寄る辺なく移ろいやすい人間の心理がよく捉えられている
『鰐』 ヨーロッパに対するロシア人の引け目を感じさせる

43:吾輩は名無しである
21/08/09 22:31:56.87 VnGt+1ae.net
岩波作家の日記買えた。
夏休みの間に読み切りたい

44:吾輩は名無しである
21/08/10 00:29:34.91 dKj9eZp6.net
『作家の日記』は新潮全集の川端香男里訳を持っているが、少数派だろう

45:吾輩は名無しである
21/08/10 00:57:35.25 BWyp9BY9.net
いつもの所有してるだけのことを言いに来るキチガイ

46:吾輩は名無しである
21/08/10 08:48:50.46 dKj9eZp6.net
>>45
またお前か
僻むな、貧乏人

47:吾輩は名無しである
21/08/13 08:55:36.81 tFeZRI+5.net
『ネートチカ・ネズワーノワ』
少女同士の同性愛を世界で初めて描いた百合小説
ドストエフスキーには知られざる作品がまだ結構ある

48:吾輩は名無しである
21/09/02 20:24:54.17 LPPqn71t.net
川端訳は誤訳が少なくてよい翻訳だと思う

49:吾輩は名無しである
21/09/02 20:26:38.43 LPPqn71t.net
『悪霊』面白い
以前に読んだときつくったノートを補充、削除しながら読んでいる

50:吾輩は名無しである
21/09/02 22:07:43.87 cdkRLQIb.net
社会人が国語力をつけるために大学受験用の現代文の本をやるのは意味がありますか?

51:吾輩は名無しである
21/09/02 23:05:34.05 i3V6oxJR.net
>>50
意味があるよ

52:吾輩は名無しである
21/10/01 21:34:05.38 qHduaU5/.net
ドストエフスキー嫌いのナボコフは『分身』を一番面白いという

53:吾輩は名無しである
21/10/01 22:19:29.20 Kv7+uH7J.net
そうなの
勉強になりました

54:吾輩は名無しである
21/10/06 09:18:27.88 w8c5gU3z.net
『未成年』のすごさが分かる人こそ文学の読み巧者といえる
他の4大作のような殺人事件が発生したり狂人が出現しないだけに、
穏やかな物語の展開が逆にドストエフスキーの天才ぶりを浮かび上がらせる

55:吾輩は名無しである
21/10/27 08:55:03.47 baphBya8.net
ドストエフスキーが敬愛するディケンズを想起させる『虐げられた人びと』はいいね
小笠原豊樹にはもっとドストエフスキーを翻訳してもらいたかった

56:吾輩は名無しである
21/11/13 06:32:38.97 dvRoD1P5.net
ニュース速報プラスでは「生誕200年」のスレで盛り上がっている
文学板はなぜかそうでもない
ドストエフスキーは1821年11月11日に誕生した

57:吾輩は名無しである
21/11/13 13:44:29.09 LoSRDLe5.net
プーちゃん大統領がドストエフスキーのことをほめてるみたいだけど、それをドストエフスキーが喜ぶとはとても思えない

58:吾輩は名無しである
21/11/13 14:08:07.70 dvRoD1P5.net
ドストエフスキーは左派ではなく、ロシアの民族性を愛した保守派
それを20世紀に継承したのがソルジェニーツィン
生前のソルジェニーツィンはプーチンと仲がよかった

59:吾輩は名無しである
21/11/16 23:20:01.44 hwxih3Ca.net
>>58
あなたの知識には遠く遠く及ばないけど、プーチン政権下のロシアをドストエフスキーが喜ぶとは到底思えません
キリストへの帰依こそがドストエフスキーの望むところと思うのです

60:吾輩は名無しである
21/11/17 10:15:44.58 g4tfRdKm.net
『未成年』の久しぶりの新訳が刊行されたね
亀山訳は一つも読んだことがないが、褒める人と貶す人が激しく対立する
概して従来評価の高かったロシア文学の翻訳ではこれは極めて珍しいことだ

61:吾輩は名無しである
21/11/17 12:50:21.03 zlnZn06T.net
パナーエフの『文学的回想』(岩波文庫)は面白い
1830、40年代のロシアの文壇の楽屋話が詳細に語られており、彼らが西洋派とスラヴ派に分裂してゆく様子もよく分る
第2部の第9章になって、ようやくドストエフスキーがでてくる、と思いきや
エフ・エム・ドストエフスキイの出現―彼の「貧しき人々」の成功―ベリンスキイの熱中―ソログープ宅の夜会におけるドストエフスキイ
と目次にはあるのに、その前で中断されて終わってしまっていた

62:吾輩は名無しである
21/11/17 18:14:23.48 UeWvWrlt.net
ロシアは大統領が国民的作家の生誕祭にメッセージを出すんだね。
夏目漱石の生誕200年祭に日本の首相がメッセージを出すという
予感が全然しない。

63:吾輩は名無しである
21/11/17 18:29:57.05 4o00DUuW.net
作家に限らず誰々生誕何年メッセージという話は日本では聞いたことがない。

64:吾輩は名無しである
21/11/17 21:57:24.88 g4tfRdKm.net
バイデンはジョイスとピンチョンを愛読しているらしい

65:吾輩は名無しである
21/11/17 21:59:56.55 jRqGbYcj.net
>>62
ロシア文学は「偉大なロシア」という文脈上、国家概念を支えるものとして欠かせない
一方で日本では日本文学は第二次世界大戦中の翼賛体制への加担がアレしたせいで
百田尚樹など大衆系は別として、ナショナリズムと距離をとる傾向が強いのかと
石原慎太郎にしてもいまいち政治家としての彼と作家としての彼はイメージが被らない。

66:吾輩は名無しである
21/11/17 23:33:00.46 g4tfRdKm.net
自民党の石破は三島を愛読しているらしい

67:吾輩は名無しである
21/11/18 06:20:49.51 3MHs8vfF.net
ヒラリーは生涯で最も感銘を受けた小説はカラマーゾフの兄弟と言ってたけど
日本の政治家は文学についてこの種の発言はあまりしないな。

68:吾輩は名無しである
21/11/18 08:32:36.07 kCuzMoYC.net
ヒラリーが『カラマーゾフ』をいずれ読みたいと言っていたのは承知していたが、
読んだというのは知らなかった

69:吾輩は名無しである
21/11/18 10:07:03.75 bm7FvnNK.net
ヒラリーに聞いてみろよ(笑)

70:吾輩は名無しである
21/11/18 18:34:52.38 TCNF0Ypy.net
カラマーゾフぐらいすぐ読めるだろう
俺は二回か三回よんだぞ。
ちなみに日本の政治家で誰か愛読書がカラマーゾフと言ってた人がいた。
誰か忘れた。
岸田とか岡田とかそのへんの人だったと思う。

71:吾輩は名無しである
21/11/18 19:31:11.83 PwSI7s49.net
カラマーゾフより大きい長編読んでるとそんな長く感じないよ

72:吾輩は名無しである
21/11/18 19:49:48.74 aQOLZYg6.net
2回読んだのか3回読んだのか忘れたのかよ
嘘臭い話だな

73:吾輩は名無しである
21/11/18 22:19:24.82 4SFO6DLg.net
いや普通忘れるだろ
ドストばかり
またカラマーゾフばかり読んでるわけじゃないし

74:吾輩は名無しである
21/11/19 03:33:30.56 dCxmKJeA.net
カラマーゾフ家の使用人の夫婦いるじゃん。
その奥さんのほうが昔なんかの祭りでちょっと洒落たダンスを踊ったら
その晩夫にボコボコにされたって話あるじゃん。
ああいう細部が好き。

75:吾輩は名無しである
21/11/19 08:19:54.68 IBnhj6Gt.net
愛読書
ヒラリー カラマーゾフの兄弟
安倍   海賊とよばれた男
麻生   鬼滅の刃

76:吾輩は名無しである
21/12/31 18:15:59.11 2xYM62MZ.net
>>38
> 往時のペテルブルク
そうだね。
レニングラードが、かつてはこういう感じだったのかぁ…
というのも興味深かったよ。

77:吾輩は名無しである
22/01/01 08:33:23.06 FNPyiFPK.net
生誕200年が終わってしまった
今年は他の作家を読むからドストエフスキーは来年だな

78:吾輩は名無しである
22/02/12 23:07:39.09 v54YW/KE.net
>>62
近代小説の最高峰の一角を築いた点で一国の宰相がメッセージを出す意味はあるかな
漱石は偉大な文学の教師ではあるとしても数ある作家の一人に過ぎない

79:吾輩は名無しである
22/03/26 12:01:55.74 SDojHPMa.net
国民性も違うよね
ロシアというか欧米の人々は芸術に高い価値を認めるようだけど
おおかたの日本人は科学や経済を重んじて芸術は単なる趣味扱い
おおかたの日本人のひとりとしてはそれで何か問題ある? って感じ

80:吾輩は名無しである
22/03/26 12:20:00.71 XJE3xEBH.net
ドストエフスキーはその文学によって永遠に賞賛の的だが、
プーチンはウクライナへの侵略で歴史法廷の被告になることが決定した
大国が小国を軍事力で言うことをきかせようとする
やくざやガキ大将と同じで、品格のかけらもない愚かな振る舞いだ

81:吾輩は名無しである
22/05/30 17:29:11.53 IphDW8VE.net
>>80
ウクライナ、プーシキンやドストエフスキーなどの「ロシアのプロパガンダ文学」1億冊を図書館から処分へ [549720285]
スレリンク(poverty板)

82:吾輩は名無しである
22/06/08 02:38:23.18 iHAzsHKg.net
>>55
太宰もネルリ(ネリー)ことを書いてたな
読んでたんだろ

83:吾輩は名無しである
22/06/08 03:26:10.52 DC7vDhyd.net
>>57
そりゃそうだ

84:吾輩は名無しである
22/06/08 03:27:01.30 DC7vDhyd.net
>>64
差別主義者の愛読書なんてどうでも良いよ

85:吾輩は名無しである
22/08/20 09:23:49.49 XRhJEImj.net
全小説読破をめざしている作家だが、まだもう少しかかりそうだ

86:吾輩は名無しである
22/08/25 01:40:02.60 sRbxdrVH.net
スレリンク(4649板)

87:吾輩は名無しである
22/08/25 21:25:12.16 7FMVm4u/.net
未成年、虐げられた人びとは文学的に見事な傑作
白痴、悪霊は失敗作

88:吾輩は名無しである
22/08/25 21:56:44.03 EJIrAIb/.net
出た出た、いつも同じこと言ってるアルツハイマー暇人

89:吾輩は名無しである
22/08/25 22:51:46.82 7FMVm4u/.net
カミツキガメ登場

90:吾輩は名無しである
[ここ壊れてます] .net
さすがボケ老人、反射的に出てくるフレーズもワンパターン

91:吾輩は名無しである
22/08/30 10:17:40.08 jyFI92CP.net
4日も経ってから書き込むな、ノロマ

92:吾輩は名無しである
22/08/30 13:09:52.14 GhKwsfdF.net
毎日反応を待ち望んでいる暇人w
寂しい人生だな

93:吾輩は名無しである
22/09/16 09:27:45.79 SqL7zGYR.net
光文社古典新訳文庫『ステパンチコヴォ村とその住人たち』買ったよ
米川正夫訳の全集で持っているけど、この作の文庫は唯一無二だからね
この作家のユーモア精神が認知されるといいが

94:吾輩は名無しである
22/09/17 08:11:45.74 SFA3j3D2.net
光文社の文庫でドストの全集が完成すればいいな

95:吾輩は名無しである
22/09/30 20:55:50.14 NCWHaVGR.net
深刻な作品だけがドストエフスキーの本領ではない

96:吾輩は名無しである
22/09/30 21:14:14.21 RpLwJWU9.net
ドストエフスキーが現代に生きていたら、熱狂的にプーチンを支持するんだろうな
「スラブ万歳! うら~~~~~!」

97:吾輩は名無しである
22/09/30 23:02:04.18 nsA656CD.net
>ちなみに日本の政治家で誰か愛読書がカラマーゾフと言ってた人がいた。
岡田

98:吾輩は名無しである
22/10/01 00:28:17.27 2AGHYh2W.net
そんなオイラは『未成年』が愛読書
ロスチャイルドを目指すとは世界を支配するということじゃないか
とんでもなく冷徹に現代世界を見据えた傑作というほかない
分かる人にだけ分かる現実だ

99:吾輩は名無しである
22/10/16 08:00:50.65 cIVWxo3d.net
死の床から復帰した沼野充義が毎日で『ステパンチコヴォ村とその住人たち』を書評した
この人は講談社文芸文庫『鰐』の解説でも上記作を褒めちぎっていた

100:吾輩は名無しである
22/10/16 09:17:43.19 UehZUsgd.net
ふーん
読んでみよ

101:吾輩は名無しである
22/10/22 23:36:07.35 CXtaT7gO.net
次は『伯父様の夢』の文庫化だな
期待しないでいたら、いつか実現するかも

102:吾輩は名無しである
22/11/16 22:36:37.18 fOGaqkGL.net
光文社古典新訳文庫の『ステパンチコヴォ村とその住人たち』を読んでいる
181ページに「鬼婆」という言葉が出てきたので、
米川正夫訳を見てみたら、「低能婦人」となっている
随分違うなあ

103:吾輩は名無しである
22/11/17 11:02:40.04 qDzv+wfa.net
【ロシヤ語原書】
Генеральша присмирела, как агнец.
Всё подобострастие этой бедной идиотки перед Фомой Фомичом выступило теперь наружу.

104:吾輩は名無しである
22/11/17 11:07:29.51 qDzv+wfa.net
【米川正夫訳】が正しいと思うよ
【高橋知之訳】は意訳過ぎる
翻訳者による過度の解釈は迷惑なんだよな
単純に「バカ」という意味なんだ
『白痴』と同じ意味

105:吾輩は名無しである
22/11/17 11:11:37.28 qDzv+wfa.net
米川大先生を信用しましょう
たとえ誤訳があったとしても、米川先生の翻訳なら許せるものです
明解な日本語で大好きです

106:吾輩は名無しである
22/11/17 14:16:35.73 9SJjbIT6.net
鬼婆とは情け知らずの老女だから、頭が弱い女とは意味が異なる
誤訳だな

107:吾輩は名無しである
22/11/18 16:06:50.05 DYEXsV8D.net
カッパ文庫の翻訳は程度が低い

108:吾輩は名無しである
22/11/19 09:10:27.97 NI+57uKD.net
確か「低能」という語がいまの出版界では差別用語にあたるので
使用を避けたかったという意図もあるのかな
別の本でも「低能」を他の語に差し替えていたのを見たことがある
この場合の「鬼婆」ははっきり誤訳だと思うけど

109:吾輩は名無しである
22/11/19 10:35:46.56 3hmyK+8X.net
「シャーロックホームズ」シリーズの作品
『The Crooked Man - 背中の曲がった男(かたわ男、まがった男)』
同様の用法が『フロス河畔の水車場』にある

110:吾輩は名無しである
22/11/19 10:40:16.13 3hmyK+8X.net
第5巻第5章
“Eh,” said Bob, parenthetically, as he looked over the fields on the other side of the river,
“there goes that crooked young Wakem.
I know him or his shadder as far off as I can see ’em; I’m allays lighting on him o’ that side the river.”

111:吾輩は名無しである
22/11/19 10:46:28.57 3hmyK+8X.net
【植松訳】
「ああ」とボブは河の向こう側の農地を見渡しながら言うのだった。
「あの変な身体のやつが歩いていくぞ。ほら、ウェイカムの息子だ、
見ればすぐに分かるってもんさ。いっつも河の向こうにいるのを見てんだ」

112:吾輩は名無しである
22/11/19 10:50:57.41 3hmyK+8X.net
訳すのなら
「あのカタワが歩いていくぞ」が文意に沿っていると思う
去勢された翻訳は嫌いだ
『ハック・フィンの冒険』の【柴田訳】も去勢された翻訳
角川文庫の【大久保訳】が用語法では最高にいい

113:吾輩は名無しである
22/11/19 11:07:55.70 NI+57uKD.net
>>112
「体のひん曲がってるぼうず」とか、いくらでもあるだろうに
「変な身体の息子」は確かに味気ないね

114:吾輩は名無しである
22/11/19 15:46:12.59 iDMgryVw.net
『フロス河の水車場』工藤・淀川訳では「不具息子」となっていて、
不具には「かたわ」とふりがながふってある

115:吾輩は名無しである
22/11/28 00:28:56.88 AbS77FMQ.net
『ステパンチコヴォ村とその住人たち』第2部突入
20歳くらいの美女が40歳の男に愛の告白をする
ふとツルゲーネフの『初恋』を思い出した

116:吾輩は名無しである
22/11/29 11:11:34.54 MjtOgJ3o.net
『ステパンチコヴォとその住人たち』
352ページにまた「鬼婆」が出てきた
米川正夫訳では「怒りの女神」になっている
この訳者はよほど鬼婆という言葉が好きらしい

117:吾輩は名無しである
22/11/29 12:29:56.82 AbU+MiZZ.net
【ロシヤ語原文】
Ни вчерашнего нежничанья, ни модничанья, ни даже лорнетки — ничего этого не было теперь у Анфисы Петровны.
Это была настоящая фурия, фурия без маски.

118:吾輩は名無しである
22/11/29 12:42:07.73 AbU+MiZZ.net
問題の部分は
Это была настоящая фурия, фурия без маски.
【直訳】それは本当の怒り、マスクのない怒りだった。

119:吾輩は名無しである
22/11/29 21:29:20.36 no5N5OH2.net
ロシア語には詳しいかもしれないが
日本語の小説は書けないという典型的な学者タイプの訳者だね

120:吾輩は名無しである
22/11/30 18:12:41.01 oKGiyMaC.net
工藤精一郎の翻訳ならクセがなくていいかもね

121:吾輩は名無しである
22/12/04 17:34:49.54 oejrvyN0.net
『ステパンチコヴォ村とその住人たち』読了
とても上手に書かれた小説で、訳文も読みやすかった
ただし中身が空洞なので、こちらの内面に何も残らない作品ではある

122:吾輩は名無しである
22/12/04 17:37:42.99 S4fMLsuA.net
悪霊

123:吾輩は名無しである
22/12/13 20:25:59.81 V8w225rY.net
「見よ!我が主は勝てりぃ!」と神父の咆哮で、天が裂け
目も眩むほどの栄光の光が……

124:吾輩は名無しである
22/12/29 08:53:59.98 0pO82/Vf.net
ドストエフスキーの小説で未読なのは、長編が『伯父様の夢』のみ、
あとは短編が8作だ
これらを読み終えたら、翻訳を変えて2回目に突入する
他の作家も色々読むから、何年後かは分からないが

125:吾輩は名無しである
23/01/28 08:54:07.95 FW62m9AC.net
『作家の日記』の中にも短篇がちりばめられているよね


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