日本の十大小説と言っ ..
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2:吾輩は名無しである
18/12/07 00:28:07.37 Hxi4Fnud.net
或る女
個人的な体験
死の刺
神聖喜劇
細雪

3:吾輩は名無しである
18/12/07 11:05:49.66 HA/T8yG3.net
斜陽
こころ
ドグラ・マグラ
婦系図

4:吾輩は名無しである
18/12/07 13:51:27.73 O4jKicZ+.net
こうみると湿っぽいオタク作品しかないな

5:吾輩は名無しである
18/12/07 15:17:42.87 rCBRTGoT.net
其面影
明暗
或る女
痴人の愛
暗夜行路
夜明け前
雪国
迷路
死霊
万延元年のフットボール

6:吾輩は名無しである
18/12/07 18:43:28.48 4cGIXxko.net
砂の女

7:吾輩は名無しである
18/12/07 21:26:00.60 u1AsO4iI.net
みんな女好っきゃなあ

8:吾輩は名無しである
18/12/08 15:41:23.46 10OXiVSX.net
神聖喜劇と万延元年は確定だな。

9:吾輩は名無しである
18/12/08 21:36:04.64 gEIHxAnU.net
明治、大正、昭和、平成で分けたら?
でないと収拾がつかない

10:吾輩は名無しである
18/12/08 22:01:42.64 d9vPGVko.net
平成の本でいいのある?

11:吾輩は名無しである
18/12/08 22:20:24.97 gEIHxAnU.net
そういうのを探すことにこのスレ立てた意味があるんじゃね?
定番並べて納得するだけなら一人でやってりゃいいわけで

12:吾輩は名無しである
18/12/08 22:51:51.75 d9vPGVko.net
>>11
たしかにそうだね
じゃあとりあえずあなたのおすすめを聞かせてくれ

13:吾輩は名無しである
18/12/08 22:52:58.47 m/g/lIjg.net
苦界浄土

14:吾輩は名無しである
18/12/08 23:49:02.45 gEIHxAnU.net
>>12
ここ、オススメ聞くスレじゃないだろw

15:吾輩は名無しである
18/12/09 03:30:35.29 gIPfXre4.net
影響力から考えると源氏物語や平家物語を排除するのは不可能。

16:吾輩は名無しである
18/12/09 08:07:45.65 K7mERABY.net
ややこしくナルなあ

17:吾輩は名無しである
18/12/09 10:35:52.32 hVL4DEpr.net
>>15
それらは厳密には小説とはいわない
小説は近代以降成立した

18:吾輩は名無しである
18/12/09 14:51:48.80 WtMsFIRA.net
司馬遷の史記は小説だよ?

19:吾輩は名無しである
18/12/11 22:48:39.00 oX+SLi3W.net
古今は問わないだから、源氏物語はありな。

20:吾輩は名無しである
18/12/11 23:00:26.63 oX+SLi3W.net
漱石は明暗でいいや。

21:吾輩は名無しである
18/12/16 16:57:53.39 iPGuXXCO.net
斜陽は間違いない

22:吾輩は名無しである
18/12/16 17:26:38.43 HBosJEXb.net
URLリンク(xn--4gq15ldsheocf87g9uc.com)

23:吾輩は名無しである
18/12/16 19:51:19.11 AwmMLQsw.net
大江の一冊は『万円元年のフットボール』なのか。いや勿論いい作品であることは事実だろうが『洪水はわが魂に及び』『同時代ゲーム』『雨の木を聴く女たち』決めるのは早い。大江は2冊選んでもいい。

24:吾輩は名無しである
18/12/16 20:09:52.04 xRJ2vZFk.net
福田和也九〇年代の「収穫」
『文學界』1999年12月号
石原慎太郎『わが人生の時の時』新潮社1990
古井由吉『仮往生伝試文』河出書房新社1989
大江健三郎『宙返り』講談社1999
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』新潮社1994-95
奥泉光『バナールな現象』集英社1994
保坂和志『季節の記憶』講談社1996
佐伯一麦『木の一族』新潮社1994
町田康『くっすん大黒』文藝春秋1997
田口賢司『ラヴリィ』新潮社1994
阿部和重『インディヴィジュアル・プロジェクション』新潮社1997

25:吾輩は名無しである
18/12/16 21:15:01.94 9W8nkgUE.net
>>24
センスなし
所詮『ぼぎちん』なんていう凡作を褒めたヤツだからな

26:吾輩は名無しである
18/12/18 21:53:57.02 Ap2cGCPg.net
森鴎外の作品も入れたい。青年とか?

27:吾輩は名無しである
18/12/18 22:02:14.75 DCqa6nTD.net
大江の小説など気取り過ぎていてまったく読む気がしないな。あんなのが日本文学の鑑とはね。

28:吾輩は名無しである
18/12/18 22:04:14.41 DCqa6nTD.net
同時代ゲームの気取りなんか吐き気を催すね。よく読む気になれるもんだ。

29:吾輩は名無しである
18/12/18 22:50:03.62 K6Y7NLlb.net
対談文学の戦後( 講談社、1979年)
好きな戦後文学
吉本隆明
埴谷雄高『死靈』1948-95
野間宏『暗い絵』1947
太宰治『斜陽』1947
武田泰淳『蝮のすゑ』1948
大岡昇平『俘虜記』1948-52
中野重治『むらぎも』1954
三島由紀夫『金閣寺』1956
深沢七郎『楢山節考』1957
安部公房『砂の女』1962
島尾敏雄『出発は遂に訪れず』1964
古井由吉『円陣を組む女たち』1970
大江健三郎『洪水はわが魂に及び』1973
鮎川信夫
大岡昇平『野火』1952
深沢七郎『楢山節考』1957
円地文子『女坂』1957
谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』1962
三島由紀夫『午後の曳航』1963
大江健三郎『個人的な体験』1964
高橋和巳『邪宗門』1966
安部公房『燃えつきた地図』1967
椎名麟三『懲役人の告発』1969
吉行淳之介『暗室』1970
古井由吉『杳子・妻隠』1971
島尾敏雄『死の棘』1977

30:吾輩は名無しである
18/12/19 02:20:32.29 xXA/2oEI.net
野崎歓の「異邦の香り」とか松浦寿輝の「エッフェル塔私論」とかか。
不朽の名著だ。

31:吾輩は名無しである
18/12/19 05:20:00.11 ob7tICa3.net
疑問は残るものの大岡昇平の「事件」を読むのは楽しい体験だ。

32:吾輩は名無しである
18/12/19 05:22:05.02 ob7tICa3.net
あと、浅田次郎の小説をなにか入れたいね。

33:勝股
18/12/19 05:37:25.08 aSYLJ29f.net
ここは久しぶりの良スレ♪
仲間に入れてくださいまし
ぼくは全然初心者なんで
最近読んだ村上春樹の海辺のカフカに1票!

34:吾輩は名無しである
18/12/19 19:45:37.34 ng9v5jNe.net
小谷野敦「平成文学・私が選ぶこの10冊」
『中央公論』2008年7月号
大江健三郎『取り替え子(チェンジリング)』講談社2000
筒井康隆『敵』新潮社1998
車谷長吉『漂流物』新潮社1996
倉阪鬼一郎『活字狂想曲 怪奇作家の長すぎた会社の日々』時事通信社1999
西村賢太『どうで死ぬ身の一踊り』講談社2006
青山七恵『ひとり日和』河出書房新社2007
勝目梓『小説家』講談社2006
阿部和重『シンセミア』朝日新聞社2003
藤堂志津子『昔の恋人』集英社1999
桃谷方子『百合祭』講談社2000

35:勝股
18/12/20 01:07:56.93 R9m5yadt.net

こういうの見ると小谷野って文学的才能ないな〜って思ってしまう

36:吾輩は名無しである
18/12/20 11:01:19.29 mgFancGa.net
平成だから89年以降でいいんだよな
確かによくわからん
図書館通いのおじいちゃんとかが好みだけで選んだらこうなったみたいなランキング

37:吾輩は名無しである
18/12/20 11:42:52.78 0ImHvaOH.net
ゼビオ株式会社(本社:福島県郡山市)と株式会社ヴィクトリア(東京都千代田区)は、
2018年11月29日(木)よりスーパースポーツゼビオ・ヴィクトリアの全店舗にて、
株式会社LDH martialarts(本社:東京都目黒区)から新登場するサプリ「EXSUPPLI BLOCK」「EXSUPPLI PARTY」の発売を開始いたします

38:吾輩は名無しである
18/12/23 00:43:52.53 IaEVCmGS.net
ワクワクするねえ

39:吾輩は名無しである
18/12/23 22:21:24.25 lIy3KFIx.net
他人の推すベスト10を挙げる企画とは知らなかったな。

40:吾輩は名無しである
18/12/23 22:26:40.89 lIy3KFIx.net
由紀かほる「女教師 みんなの見ている前で」は入るだろう。

41:勝股
18/12/24 01:53:12.59 Mry+xVmY.net
あーあ、年の瀬の三連休ってひまなんだよね〜
平成ももうすぐ終わりだから平成文学十大小説ってどう?
ぼく的にはこの間読んだ宮下奈都の羊と鋼鉄の森を入れたい
ん?

42:吾輩は名無しである
18/12/24 13:25:28.58 6aszS4gm.net
平成の十大小説だったら
小川洋子「博士の愛した数式」
西加奈子「サラバ!」
安達千夏「モルヒネ」
梨木香歩「ピスタチオ」
恩田陸「夜のピクニック」
津島佑子「ジャッカ・ドフニ」
朝井まかて「恋歌」
湯本香樹実「岸辺の旅」
宮下奈都「羊と鋼の森」
森絵都「風に舞い上がるビニールシート」

43:吾輩は名無しである
18/12/24 16:23:15.62 XuDzzjG9.net
中学生にオススメする十大小説?
十代小説か

44:吾輩は名無しである
18/12/24 16:47:22.16 n4NgW7nl.net
いやこれいいんじゃないの?下手くそなだけの純文学の若手とか入ってないし

45:吾輩は名無しである
18/12/24 18:59:20.70 8fAphmOF.net
小川洋子「博士の愛した数式」→2004年(第1回)本屋大賞1位、第55回読売文学賞
西加奈子「サラバ!」→2015年(第12回)本屋大賞2位、第152回直木賞
安達千夏「モルヒネ」2003年祥伝社
梨木香歩「ピスタチオ」2010年筑摩書房
恩田陸「夜のピクニック」→2005年(第2回)本屋大賞1位、第26回吉川英治文学新人賞
津島佑子「ジャッカ・ドフニ」2016年集英社
朝井まかて「恋歌」→第3回本屋が選ぶ時代小説大賞、第150回直木三十五賞
湯本香樹実「岸辺の旅」2010年文藝春秋
宮下奈都「羊と鋼の森」→2016年(第13回)本屋大賞1位
森絵都「風に舞い上がるビニールシート」→第135回直木賞

46:吾輩は名無しである
18/12/24 19:09:27.62 ckcPq177.net
本屋大賞 (笑)

47:42
18/12/25 14:35:02.37 N/s/iWtu.net
私はここ数年、現代女性作家の作品を集中的に読んでいるので
女性ばかりのランキングになってしまいました。
どなたか「平成の男性作家の十大小説」をお願いします。

48:学術
18/12/25 16:41:31.99 YzO/oCRk.net
麻布十番勝負のほうが味力比べで足腰強いよ。

49:勝股
18/12/26 05:32:11.98 AR9Lx5ug.net
>42
わーい、いいリスト挙げてくれてありがとう!
森絵都「風に舞い上がるビニールシート」は積読になってるんで
部屋の大掃除ついでに探して読んでみます
他のものも面白そうで、なんか来年が楽しくなりそう♪
ぼくは読むのが遅いから時間がとってもかかるとおもいますが
紹介していただいた本、がんばってひとつずつ読んでいきますね

50:42
18/12/26 08:29:15.19 h0j3Fmxa.net
>>49
ありがとうございます。
宮下奈都なら「スコーレNO4」もすごくいいですよ。
次点として大島真寿美「ピエタ」、高田郁「あい 永遠に在り」
藤岡陽子「手のひらの音符」、村山早紀「桜風堂ものがたり」
窪美澄「夜のふくらみ」、川上弘美「センセイの鞄」
朝倉かすみ「田村はまだか」、寺地はるな「月のぶどう」
東直子「いとの森の家」、有川浩「レインツリーの国」もおすすめです。

51:5
18/12/26 10:42:54.56 47jlHB7o.net
これだと戦後の作品が少ないので、あといくつか付け加えておく
春の雪
死の島
枯木灘
赤目四十八瀧心中未遂
戦前の作品で付け加えたいのは
仮装人物
これで合計15作

52:吾輩は名無しである
18/12/26 13:58:45.56 +VBCiDEg.net
春の雪と枯木灘(か千年の愉楽か奇蹟)は絶対入れるべきだろうな
あと神聖喜劇と苦界浄土あたりも満場一致で入りそう

53:勝股
18/12/27 00:53:22.91 3iXljF2X.net
湯本香樹実「岸辺の旅」をぶくおふで買ってきた
これから読むなり〜♪

54:吾輩は名無しである
18/12/27 08:15:01.52 /eFQN8Uz.net
>>52
私も「枯木灘」「苦界浄土」は大賛成。
「夜明け前」「或る女」も文句なしで日本文学の最高峰だと思います。
「枯木灘」も「夜明け前」も文学的な完成度は決して高くないけど
圧倒的な言葉のエネルギーを感じます。
漱石から1点選ぶとすると何になるか意見が分かれるところですが
私は「彼岸過迄」を推したいです。

55:吾輩は名無しである
18/12/27 14:57:57.33 EUJBhlMJ.net
おお〜。なんか凄い良スレみたいだな!
参考にします。

56:吾輩は名無しである
18/12/27 17:27:49.80 gp/rhiJ4.net
大岡昇平『レイテ戦記』もいれるべき

57:吾輩は名無しである
18/12/27 19:14:09.00 utn7e33J.net
田園の憂鬱くらいの長さを排除すると
大作志向リストになるよな

58:吾輩は名無しである
18/12/27 22:22:29.85 uzyxM5FB.net
芥川の藪の中と羅生門は傑作

59:吾輩は名無しである
18/12/28 07:50:20.19 hFo0ttq2.net
広瀬正「マイナス・ゼロ」は入れよう。

60:吾輩は名無しである
18/12/28 08:37:52.42 oINxKMix.net
馬鹿にされるかも知れませんが、
村上春樹「1Q84」は名作だと思います。
何といっても2000ページを一気に読ませずにはいられない
怒涛のストーリー展開とそこに盛り込まれた複層的なテーマ。
また、終わり方が中途半端になりがちな村上作品の中では
きちんと完結していると思います。

61:吾輩は名無しである
18/12/28 08:45:18.03 isIR7qqE.net
馬鹿にはしないけど村上春樹ならもっと良い本あるよね

62:吾輩は名無しである
18/12/28 09:54:13.70 ahX9bHEe.net
日本近代文学の隠れた規範に
ページターナーはダメというものがあるw

63:60
18/12/28 10:37:12.51 oINxKMix.net
>>61
具体的な作品名を挙げていただけるといいですね。
恐らく村上春樹の代表作として候補になるのは
「1Q84」以外なら「海辺のカフカ」「羊をめぐる冒険」
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」「ノルウェイの森」
「ねじまき鳥クロニクル」の5作品だと思います。
このどれも大好きです。ただ、スケールや完成度、いろんな読み取り方が
できるという意味での奥深さで、「1Q84」が一番かなと思います。

64:勝股
18/12/28 13:16:16.34 VSZvTNbA.net
>63
村上春樹の長編で一つ、ということならぼくはこの間挙げた「海辺のカフカ」かなあ
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」もすてがたいけど、一つ、となるとねえ
「ノルウェイの森」は、あの最初の部分である短篇の「螢」だけでいいかなった感じです
まあ、ここは十大小説(長編)ってお題だから、そうなると「ノルウェイの森」ってのもありだとは思います

65:吾輩は名無しである
18/12/28 13:51:44.07 ahX9bHEe.net
ノルウェイの森かな
村上春樹の創作技術を超えた時代精神
みたいなものまで視野に入ってくる
非日本語話者に現代日本文学を読みたい
と言われたらまずコレだわさ

66:吾輩は名無しである
18/12/28 14:05:39.33 isIR7qqE.net
俺は『世界の終わり〜』だな
あの圧倒的寓意世界は世界文学と呼ぶに相応しい

67:吾輩は名無しである
18/12/29 14:07:51.92 neDo5wFW.net
決断力あるねえ

68:吾輩は名無しである
18/12/30 09:51:07.15 qXPdJEtZ.net
藤林丈司

69:勝股
19/01/01 02:16:03.97 srehMnii.net
湯本香樹実「岸辺の旅」、読み終わった
まあまあって感じかなあ
ちょっと綺麗にまとめすぎって気がしないでもなかった
しらたまってちゃんと作ればおいしいのかな?
好みだよね
森絵都「風に舞い上がるビニールシート」発見!
読みはじめるのだ

70:吾輩は名無しである
19/01/01 17:48:10.13 ARk1oLha.net
ウラミズモ奴隷選挙
笙野頼子 (著)
最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)
草野 原々 (著), TNSK (イラスト)
ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語
小野寺 優 (著)
DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か (ブルーバックス)
小林 武彦 (著)
935 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2019/01/01(火) 11:18:13.43 ID:j0bdBBvn
2018年ベスト10
ウラミズモ奴隷選挙
正忍伝
オデュッセイア
最後にして最初のアイドル
王子と乞食
折りたたみ北京
ラノベ古事記
嘔吐
近思録
DNAの98%は謎

71:42
19/01/04 17:27:07.34 o2YcB9NR.net
>>69
彼我の世界をつなぐシンボルとして
「しらたま」を登場させただけでもこの作品はすごいと思います。
湯本さんは、「夏の庭」「春のオルガン」「ポプラの秋」「西日の町」といった
大人が読んでも感動できる児童文学を書いています。
寡作なためその実力があまり評価されないのが残念です。

72:吾輩は名無しである
19/01/05 20:48:52.27 wrKewqX1.net
谷崎潤一郎「細雪」も日本文学史上に残る名作。ただ、
十大小説の1つかと言われると違う気がする。
時代を超えた普遍性に欠けるし、せっかく盛り上がっていたのに
中途半端なエンディングが余韻を台無しにしている。

73:吾輩は名無しである
19/01/06 02:21:07.48 DA/u8qhC.net
もう、古い話しはよそう。平成の小説ベスト10を考えよう。もう古い話しはうんざりだ。

74:吾輩は名無しである
19/01/06 06:13:44.35 PGi4iz/W.net
お前の好みとかどうでもいい
平成にこだわりたきゃ自分でスレ建てろよ

75:吾輩は名無しである
19/01/06 17:09:11.37 id0z5UAT.net
平成は除こう

76:吾輩は名無しである
19/01/06 18:43:14.59 PGi4iz/W.net
古い小説は読んでないぼくちゃんが話についていけないってさ

77:勝股
19/01/06 20:52:18.58 Fci30MNN.net
>71
湯本香樹実さんて、基本、児童文学の人だったんだ〜
知らなかった〜
積んであった森絵都「風に舞い上がるビニールシート」、読み終わった
こりゃ巧いわ!
ツボを突いてくる
自分的には六つのうちで一番短いジェネレーションXが一番良かったかなあ
表題作も泣ける
次は津島佑子「ジャッカ・ドフニ」といきたかったけど、ぶくおふで見つけられなかった・・・
同じ作者の「黙市」(おっとこれだと昭和になっちゃうけど、ま、いいか(笑))を読むのだ

78:42
19/01/07 09:23:50.10 kbx2/ujE.net
>>77
「風に舞い上がるビニールシート」、いいですよね。
あれだけ多様な広がりを見せながら共通の芯がしっかり通っている
短編連作集はなかなかないと思います。
この人の作品はしっかりした取材に裏打ちされている点も特徴だと思います。
森絵都さんも実は児童文学出身で、
「宇宙のみなしご」「つきのふね」などは大好きな作品です。
一般向けの作品では、ほかに「いつかパラソルの下で」や
本屋大賞にもノミネートされた「みかづき」も好きです。

79:吾輩は名無しである
19/01/08 23:02:54.24 H8ytS64Q.net
やっぱ漱石のこころでしょう。三四郎も好きだけど

80:吾輩は名無しである
19/01/09 00:57:29.29 XBlwe7Uw.net
仮面の告白

81:吾輩は名無しである
19/01/12 02:12:40.30 Y/rWufHO.net
瀧晴巳. ライター. 1965年静岡県生まれ
2018年のベストブック【日本文学編】
三浦しをん(1976年9月23日 - )
ののはな通信(2018年5月 KADOKAWA)
穂村弘(1962年5月21日 - )
『水中翼船炎上中』 講談社、2018年5月
村田沙耶香(1979年8月14日 - )
『地球星人』新潮社 (2018/8/31)
保坂和志(1956年10月15日 - )
『ハレルヤ』新潮社 (2018/7/31)
川上未映子(1976年8月29日 - )
『ウィステリアと三人の女たち』2018年3月、新潮社
木皿泉 和泉務(1952年 - )妻鹿年季子(1957年 - )
『さざなみのよる』 河出書房新社、2018年
朝吹真理子(1984年12月19日 - )
『TIMELESS』新潮社 (2018/6/29)
吉田修一(1968年9月14日 - )
『国宝』(2018年9月 朝日新聞出版【上・下】)
一木けい(1979年 - )
1ミリの後悔もない、はずがない(新潮社/2018年1月31日発売)
平野啓一郎(1975年6月22日 - )
『ある男』(文藝春秋 2018年)

82:勝股
19/01/13 23:55:50.11 WVbQraSI.net
津島佑子「黙市」、ようやく読み終わった
小説というより、こりゃ散文詩
これぞジュン文学、ということなのだろうけど
それならヴァージニア・ウルフなんて怖くないなあ
全11篇中どれか1つということだったら「夢の道」かなあ
念のためもう1冊津島佑子読もっと

83:吾輩は名無しである
19/01/17 18:50:07.78 8CN+HG++.net
「暗夜行路」はやはり入れたいですね。
志賀直哉らしい、比喩的表現を極力抑えた引き締まった文体が
最後まで緩まない。テーマも重厚かつ重層的かつ普遍的。
それでいて展開が変化に富み、単純に読み物としても面白い。

84:吾輩は名無しである
19/01/19 03:19:36.13 1Sl4XI0h.net
まず、万延元年をどうするか決めよう。俺は落ちに一票。

85:吾輩は名無しである
19/01/19 06:11:19.78 ArIiQSrL.net
>>73

86:吾輩は名無しである
19/01/19 17:37:05.25 zAXHAFOP.net
票数取るんじゃなきゃやる必要ないよね

87:42
19/01/19 19:04:28.33 E4zHC4KW.net
>>82
津島佑子、ほかに何か読みましたか。
「火の河のほとりで」もいいですよ。
生い立ちのこともあってか、やはりこの作家はどこかで
家族の形、血のつながりということにこだわり続けているのかも知れません。
でもそれが単なる家族の物語に終わらないところがすごいと思います。

88:勝股
19/01/20 03:30:45.80 8ZDFvH/n.net
>87
さきほど「真昼へ」をジャスト読み終わりました(笑)
あれだけ強烈な経験をしているとテーマはそこに集中してくるんでしょうかねえ
僕としては「真昼へ」の3篇は「黙市」所収のものを号数を大きくしたもののように感じました
悪くはないですが「黙市」の方が面白く読めたかな
どれか一つなら「春夜」かな
イチゴ狩りでの罵倒シーンが笑える
基本的にぶくおふで100円で叩き売られているものを拾ってきて読んでいるので
津島佑子のものは次回はいつになることやら(あんまり出回っていないので)・・・
さて、次は朝井まかて「恋歌」を読むのだ

89:吾輩は名無しである
19/01/20 09:09:14.66 SQO5OlwO.net
>>84
大江健三郎の長編で代表作というと、次あたりかなと思います。
1 われらの時代   2 個人的な体験
3 万延元年のフットボール  4 洪水はわが魂に及び
5 同時代ゲーム   6 新しい人よ目覚めよ
7 M/Tと森のフシギの物語   8 河馬に噛まれる
9 懐かしい年への手紙   10 燃えあがる緑の木
このうち私は4、9、10が未読ですが
読んだ中では3か7がやはり一番かなと思います。
5はいかんせん最初の100ページくらいが読みにくすぎます。
6は初読ではすごく感動するのですが、再読すると中身の浅さが目につきます。

90:吾輩は名無しである
19/01/20 09:16:07.97 MmAjM2ro.net
>>89
ほう。詳しく教えてくれてありがとう。

91:勝股
19/01/25 23:03:03.08 oANpf7eO.net
朝井まかて「恋歌」読了
これは・・・
気を取り直して次は西加奈子「サラバ!」だ

92:吾輩は名無しである
19/01/26 00:52:16.04 7UaqmoNL.net
楢山節考

93:吾輩は名無しである
19/01/26 02:22:12.06 sRptGSkO.net
Twitterか読書メーターでもやれば?
煽り抜きにここ日記にしても仕方ないだろ

94:吾輩は名無しである
19/01/26 06:10:23.54 q3mvA0Ux.net
89のひとのベスト10をぜひ知りたいな。

95:89
19/01/26 13:44:45.29 597e6E2X.net
>>94
「夜明け前」「或る女」「暗夜行路」が三大小説だと確信していますが、
あとは好きな作品が多すぎてなかなか選べません。
代わりに「十代のうちにぜひ読んでほしい小説ベスト10」を。
三島由紀夫「潮騒」     堀辰雄「風立ちぬ」
伊藤佐千夫「野菊の墓」  川上未映子「ヘブン」
越谷オサム「いとみち」   佐藤多佳子「黄色い目の魚」
高樹のぶ子「光抱く友よ」  綿矢りさ「ひらいて」
中上健次「十九歳の地図」 椰月美智子「るり姉」

96:吾輩は名無しである
19/01/26 15:05:44.99 UtaL5wXY.net
『野菊の墓』伊藤左千夫(1864年9月18日 - 1913年7月30日)
俳書堂 1906
『風立ちぬ』堀辰雄(1904年12月28日 - 1953年5月28日)
野田書房 1938
『潮騒』三島由紀夫(1925年1月14日 - 1970年11月25日)
出版社: 新潮社 (1954)
『十九歳の地図』中上健次(1946年8月2日 - 1992年8月12日)
(1974年 河出書房新社)
『光抱く友よ』高樹のぶ子(1946年4月9日 - )
新潮社 1984
『黄色い目の魚』佐藤多佳子(1962年11月16日 - )
(2002年10月30日、新潮社)
『るり姉』椰月美智子(1970年 - )
(双葉社、2009年4月)
『ヘヴン』川上未映子(1976年8月29日 - )
(2009年、講談社)
『いとみち』越谷オサム(1971年 - )
(2011年8月 新潮社)
『ひらいて』綿矢りさ(1984年2月1日 - )
新潮社、2012年

97:吾輩は名無しである
19/01/26 16:02:46.44 DcYAmaTS.net
日本の小説なら西村寿行のハードロマンとか花村萬月の初期の作品が好きだなー。このスレの趣旨には合わないだろうけど。

98:学術
19/01/26 17:14:47.14 aCk5f3hc.net
火垂るの墓。 フィルムでも小説風。

99:吾輩は名無しである
19/01/26 17:27:45.47 q3mvA0Ux.net
>>95
おお、ありがとうございます。まあ、僕は中年なのであれですけど。「暗夜行路」は読み初めています。「夜明け前」はちょっと大変な感じがしてしまいますね。根性が必要と言うか。
そしてその3つに「万延元年のフットボール」も付け加わるという訳なんですよね?

100:吾輩は名無しである
19/01/26 17:30:02.16 q3mvA0Ux.net
>>97
蒼氓の大地、滅ぶとかね。

101:89
19/01/26 18:32:08.50 597e6E2X.net
>>99
そうですね。大江、漱石、そして村上春樹の代表作を
1つずつ入れたいところです。
「夜明け前」はたしかに読みづらいところがあるし
独特の言い回しが最初のうちは気になるのですが、
読んで見ると、海外の名作も含めて他のどの作品でも味わえないような
感慨に浸ることができます。それは、今の自分や社会の基盤を
こんな人たちのこんな思いがつくってきたのかという感慨です。

102:吾輩は名無しである
19/01/26 19:07:02.48 8S2Yuleb.net
市井の人間を主人公にした叙事詩という感じか

103:89
19/01/26 19:54:37.66 597e6E2X.net
>>102
はい、まさにそんな感じですね。

104:吾輩は名無しである
19/01/26 20:33:57.54 27wvaEXy.net
うちの田舎のすぐ裏が中山道なんだけど
和宮の嫁入りを死んだ曽祖母が
見てきたように語ったらしい
もちろん本人生まれてないんだけどw

105:勝股
19/02/02 00:02:06.03 v0NnTHT/.net
西加奈子「サラバ!」読み終わった
平成における所謂教養小説なんだろう
エピソードは盛りだくさんなんだけど消化不良だなあ
質より量って感じがした
又吉モデルのキャラはそれなりに面白かったかな
さて、次は恩田陸「夜のピクニック」だ

106:42
19/02/02 09:06:54.16 ANPdLMcF.net
>>105
なかなか厳しい評価ですね。まさに現代の教養小説、成長小説だと思います。
西加奈子は、大阪のおばちゃんのエネルギーが充満した「漁港の肉子ちゃん」から
全編を静謐な美しさが満たす「白いしるし」まで、作風の幅がすごく広い作家です。
その中でもやはり「サラバ!」は、現時点でのこの人の代表作に間違いありません。
たしかに完成度は今一つかも知れませんが、それを補って余りあるのが
多義的なテーマ性とその中心を貫く「信じることの意味」についての真摯な向き合い方だと感じます。
少なくとも、現代の若手作家でこれだけ骨太な物語が紡げる人は希少だと思います。

107:吾輩は名無しである
19/02/02 17:27:11.47 iAOYs2LC.net
現存作家って、読む気がしない

108:吾輩は名無しである
19/02/02 17:39:05.80 P+sNAWuP.net
「生きてる作家の本は読まない?」
「生きてる作家になんてなんの価値もないよ。」
「何故?」
「死んだ人間に対しては大抵のことが許せそうな気がするんだな。」 #風の歌を聴け

109:吾輩は名無しである
19/02/03 09:04:58.61 bgHbOQUG.net
未来の漱石、鴎外になるかも知れない作家の成長過程を
リアルタイムで実感できるチャンスなのに、
現存作家の作品を読まないのはもったいないです。
それと、十大小説ということで言うと開高健の「輝ける闇」「夏の闇」も
入れたいですね。2つの作品は互いに独立していながら相互不可分の関係にもあるので、
2作1セットということで。生と死の臨界点を彷徨うストーリーの切迫感もさることながら
圧倒的な言葉の深さ、美しさに酔いしれることができます。

110:吾輩は名無しである
19/02/03 09:45:11.85 o1+3zoLu.net
小説にまで、現実を求める必要は無い

111:吾輩は名無しである
19/02/03 17:46:04.03 AZIkba7M.net
凄く自信のあるひと。とりあえず読んでみようか、という気にさせられる。

112:吾輩は名無しである
19/02/06 02:13:18.35 dwe/L5r+.net
目黒考二(1946年10月9日 - )
21世紀のミステリー・ベスト10
2016年12月26日
@『虐殺器官』Genocidal Organ (早川書房 ハヤカワSFシリーズ Jコレクション 2007年)
伊藤計劃(1974年10月14日 - 2009年3月20日)
A『裸者と裸者』角川書店 2004年9月
打海文三(1948年8月4日 - 2007年10月9日)
B『know』ハヤカワ文庫JA (2013年7月)
野アまど(1979年8月 - )
C『私を知らないで』(2012年10月 集英社文庫)
白河三兎
D『新世界より』(2008年1月 講談社【上・下】)
貴志祐介(1959年1月3日 - )
E『第三の時効』(2003年2月 集英社)
横山秀夫(1957年1月17日 - )
F『カラスの親指 by rule of CROW's thumb』(2008年7月 講談社)
道尾秀介(1975年5月19日 - )
G『東京結合人間』 (角川書店 2015年9月)
白井智之(1990年 - )
H『ZOO』集英社2003-06
乙一(1978年10月21日 - )
I『Op.ローズダスト』(文藝春秋、2006年)
福井晴敏(1968年11月15日 - )

113:勝股
19/02/08 22:40:39.96 xBcKvJQq.net
恩田陸「夜のピクニック」読了
高校生、ですわ
>106
つい初心者丸出しの、分かったようなこと言ってしまいますた
反省反省
次の梨木香歩はぶくおふでゲットした「沼地のある森を抜けて」

114:吾輩は名無しである
19/02/09 09:12:11.63 RqEljMGz.net
ベスト10に入るかどうかは別として奥泉光の「雪の階(きざはし)」は
一読の価値がある興味深い小説だ。ミステリ仕立てだけど探偵役が新鮮。
読んで損はないと思う。

115:吾輩は名無しである
19/02/09 09:38:18.48 XOZv4E0M.net
日本とイギリスは戯曲はいいけど、小説はどうかな?明らかに西鶴、シェークスピアが面白い
村上春樹の作品のうちどれかが大きく評価されそうですね
私は志賀直哉が大好きで前期全集に追加して日記等も集めましたが、暗夜行路はいけませんね
漱石には完敗と観てます、漱石の明暗が完成してれば1押しと思いますが、漱石のは連作すぎて
レンジが狭く完成したもので評価出来るものはないと観ます
川端、森敦、三島は根底は同じロマンチストです、興味はありますが評価できないと思います
よって該当なし。村上先生には期待

116:吾輩は名無しである
19/02/09 11:14:50.74 0FtRl8m1.net
>>115
・志賀直哉はどの作品がいちばんいいですか。
・「暗夜行路」がいけないのはどんなところですか。
・「連作すぎてレンジが狭く完成したもの」とはどのような意味でしょうか。

117:吾輩は名無しである
19/02/09 18:12:44.72 DI4bSBvd.net
加賀乙彦(1929年4月22日 - )
『日本の長篇小説』(筑摩書房 1976年 「日本の10大小説」1996/07/10ちくま学芸文庫)
夏目漱石(1867年2月9日 - 1916年12月9日)
『明暗』(1917年)岩波書店
有島武郎(1878年3月4日 - 1923年6月9日)
『或る女』1919年叢文閣
島崎藤村(1872年3月25日- 1943年8月22日)
『夜明け前』第1部1932年1月、第2部1935年11月新潮社
志賀直哉(1883年2月20日 - 1971年10月21日)
『暗夜行路』前篇1922年新潮社、後篇1937年改造社
谷崎潤一郎(1886年7月24日 - 1965年7月30日)
『細雪』1944年7月(上・私家版)、1946年6月(上)、1947年2月(中)、1948年12月(下)、1949年12月(全)中央公論社
野上弥生子(1885年5月6日 - 1985年3月30日)
『迷路』第1・2部1948年、第3-4部1952年、第5部1954年、第6部1956年岩波書店
武田泰淳(1912年2月12日 - 1976年10月5日)
『富士』中央公論社 1971
福永武彦(1918年3月19日 - 1979年8月13日)
『死の島』河出書房新社 1971
大岡昇平(1909年3月6日 - 1988年12月25日)
『レイテ戦記』(中央公論社 全3巻、1971)
大江健三郎(1935年1月31日 - )
『燃えあがる緑の木』三部作1993年、1994年、1995年新潮社

118:吾輩は名無しである
19/02/09 21:28:15.68 e3mmBvuy.net
>>115
ロマンという文言を無自覚に使い過ぎでしよう
文芸の文脈で区別ぜすロマンチストで切るな
ロマン一言で一般化できるような万能薬ではない
根底がロマンチスト、川端、森、三島で並べてあるがそれは並列関係にあるもの?
根底がロマンチストとはどういうこと?
そうであったとしてなぜそれがいけない?
ロマン主義と言っても、並べて適当握ってるだけで日本浪漫なのかドイツロマンなのかもわからない
区別すらついてないのかもしれない

119:吾輩は名無しである
19/02/10 02:36:36.96 lgHECETH.net
お前結構分かってるな
珍しいよ

120:吾輩は名無しである
19/02/11 00:52:08.19 FFLmnLCB.net
野地嘉文,1964.4.3 〜
Genei-John
私的・昭和と平成の狭間で文学賞に絡んだ日本の小説ベスト10
近藤紘一(1940年11月27日 - 1986年1月27日)
『仏陀を買う』中央公論社、1986年
海老沢泰久(1950年1月22日 - 2009年8月13日)
『F1地上の夢』朝日新聞社 1987
小林恭二(1957年11月9日 - )
『ゼウスガーデン衰亡史』福武書店、1987
中島らも(1952年4月3日 - 2004年7月26日)
『今夜、すべてのバーで』講談社 1991年3月
池澤夏樹(1945年7月7日 - )
『スティル・ライフ』中央公論社、1988
三浦清宏(1930年9月10日 - )
『長男の出家』1988年2月20日、福武書店
南木佳士(1951年10月13日 - )
『エチオピアからの手紙』文藝春秋、1986年
伊井直行(1953年9月1日 - )
『さして重要でない一日』1989年、講談社
杉本章子(1953年5月28日 - 2015年12月4日)
『東京新大橋雨中図』新人物往来社、1988
河林満(1950年12月10日 - 2008年1月19日)
『渇水』文藝春秋、1990年
色川武大(1929年3月28日 - 1989年4月10日)の『狂人日記』(福武書店 1988年10月)も入れたかったが、
受賞した賞が大きすぎ、他とバランスがとれないので、別格。
2013年9月14日

121:勝股
19/02/11 02:46:27.71 0Sb4O3ij.net
梨木香歩「沼地のある森を抜けて」読み終わった
部分的には不満もあるけど(特に時子叔母さんの日記のところ)
小奇麗にまとめる姑息さを排して書き進んだその意気やよし!
ナイス・ファイト!
そもそもこれだけ大きなテーマで破綻なく書けるわけなどない
けれどもこういった(命とか死とか性とかといった)普遍的な問題に正面から組み合う気概あってこその文学作品であろう
こんどぶくおふにいったら(100円の棚に)あるだけ買ってこよっと
ところでこのころマンガの「もやしもん」なんかもあって
ちょっとした微生物叢ブームだったんだろうか?
さて、次は小川洋子だけどいま手元にある「ミーナの行進」からよも

122:勝股
19/02/11 23:38:10.31 0Sb4O3ij.net
小川洋子「ミーナの行進」読み終わった
賞と作品のクオリティって関係ないんだ
酷い作品だった
さて、次は安達千夏「モルヒネ」

123:吾輩は名無しである
19/02/12 02:48:05.77 3pbGZn0C.net
広瀬正の「マイナス・ゼロ」は入れるべきだと思う。
これを落としていいのかな?こ難しい純文学だけが 日本の小説でいいのか?

124:吾輩は名無しである
19/02/12 03:41:12.40 3pbGZn0C.net
中井英夫の「虚無への供物」も入れるべきだ。

125:吾輩は名無しである
19/02/12 03:59:01.80 WRDiawiL.net
十大小説って言ったら文学界、ひいては日本社会への影響力まで考慮して選ぶべきだろ
ただ単に傑作ってだけなら100作品でも枠が足りなくなる

126:吾輩は名無しである
19/02/12 06:08:56.18 3pbGZn0C.net
文学界ってなんだ?そんなものがありましたかねぇ。要するに純文学業界ということですね。純文学がどうしてそんなに大切なのかな?
僕にはわかりませんね。

127:吾輩は名無しである
19/02/12 06:17:13.19 3pbGZn0C.net
僕が挙げた2作はSFやミステリではほぼ不滅の名作とされているものですよ。

128:吾輩は名無しである
19/02/12 06:18:54.42 /sAQcPkc.net
大衆小説を守備範囲にするならあなたが挙げてるのは謎ですけどね
ようは好き嫌いでしょう
あなたの好みがそうだというだけ

129:吾輩は名無しである
19/02/12 06:28:18.55 3pbGZn0C.net
違いますよ。言ったようにSFやミステリの分野では間違いなく重要な作品とみなされています。日本の十大小説からSFやミステリを排除する理由がなにかありますか?

130:吾輩は名無しである
19/02/12 06:32:45.49 3pbGZn0C.net
なぜ排除するのでしょう?

131:吾輩は名無しである
19/02/12 06:48:51.11 WRDiawiL.net
他作家や他文化への影響ってことだよ
元ネタのモームの「世界十大小説」は知ってるよな?
客観的に見て"十大小説"に数えられるほど偉大な作品かどうか真剣に考えたら分かると思うんだが
自分の大好きな小説10冊上げるスレじゃないんだよなあ

132:吾輩は名無しである
19/02/12 06:54:50.60 WRDiawiL.net
ま、所詮は個人の考えをうだうだ言うスレだから、あなたが『マイナスゼロ』が入ると思うならそれはそれで良いんじゃないかな
俺は『苦界浄土』や『死霊』とは到底並べられないと思うけど

133:吾輩は名無しである
19/02/12 06:56:42.37 3pbGZn0C.net
そんな客観性が果たして存在しますかね?
この十大小説はおそらく永久に決定できないでしょうね。そんな幻想の客観性が存在しないから。

134:吾輩は名無しである
19/02/12 06:59:33.78 WRDiawiL.net
投票して決めようってわけじゃないからね
あなたは入ると思う
俺は入らないと思う
それ以上進まないスレだから仕方ないね

135:吾輩は名無しである
19/02/12 07:04:52.68 3pbGZn0C.net
客観性じゃなくて業界の権威主義の間違いでは?「死霊」ねぇ。虚体ですか?あんなもの虚仮威しだと僕は思いますよ。誰がいまどきあんなもの読みますかね?

136:吾輩は名無しである
19/02/12 07:11:17.64 3pbGZn0C.net
まあ、僕も読んではいないので今度読んでみますがね。

137:吾輩は名無しである
19/02/12 07:18:52.98 3pbGZn0C.net
もし読んでみて面白かったら素直に謝りますよ。

138:吾輩は名無しである
19/02/12 07:22:34.07 WRDiawiL.net
えぇ、なんじゃそりゃ
少なくとも俺はマイナスゼロ読んだぞ
手元にもある
読まず批判は流石に…
せめて名前が上がってるもので読んだ作品のみ入る入らないを論じてくれよ
話にならん

139:吾輩は名無しである
19/02/12 07:25:46.15 3pbGZn0C.net
虚仮威しに畏れ入るひとも多いのでね。

140:吾輩は名無しである
19/02/12 07:28:21.65 b+Vj7gD+.net
確かに客観的な基準は存在しないと思います。
結局、あらゆる人の「自分の大好きな小説ベスト10」の
最大公約数が十大小説ということではないでしょうか。
「この作品はぜひ読み継がれてほしい」という個人的な思いが
たくさん集まった作品こそ十大小説にふさわしいと思います。

141:吾輩は名無しである
19/02/12 07:29:45.69 3pbGZn0C.net
いや、死霊はあまりにも虚仮威し臭が強いので敬遠してたんですが、偏見かも知れませんね。

142:吾輩は名無しである
19/02/12 07:32:26.05 3pbGZn0C.net
そして、マイナスゼロも実はラストは残念ながら駄目だと思ってます。あのラストには失望したな。

143:吾輩は名無しである
19/02/12 07:35:24.04 WRDiawiL.net
『苦界浄土』も読んでないなら読んでね
個人の意見で好き嫌い抜きに絶対入ると確信する作品
読んだ上でこれらと並べてマイナスゼロが入ると思うなら何も言わん(それはそれで意見を尊重する)
そもそも苦界浄土が十大"小説"に入るのかどうかという議論はあるだろうが

144:吾輩は名無しである
19/02/12 07:36:23.13 3pbGZn0C.net
>>140
その意見は嬉しいですね。

145:吾輩は名無しである
19/02/12 08:00:34.47 3pbGZn0C.net
なにか「死霊」って凄いぞ、凄いぞ、俺は凄いんだぞ、常に叫んでいるような印象を与える小説ですよね。それがなんだか嫌なんだな。

146:吾輩は名無しである
19/02/12 08:16:55.14 g/zlk4Uc.net
でもマイナスゼロも表紙安っぽいし大した作品じゃないっしょ?
ガキ向けのソフトSFだろうね
そんな感じする

147:吾輩は名無しである
19/02/12 08:25:36.74 3pbGZn0C.net
読んでくださいね。

148:吾輩は名無しである
19/02/12 09:20:24.88 mHAhp+Df.net
>>116
日本文学は長編は間延びすると思いませんか?「城崎にて」「万歴の赤絵」が好きです
暗夜行路も大好きでしたが漱石の「明暗」から見ると1枚下手に感じます
漱石のは「三四郎」「それから」「こころ」と「こころ」の補正とおもわれる「門」
意外は全くですが、この4作は日露戦争が切り離せなく時代的レンジが狭いと思います
>>118
文脈がまるで違うまでは正解です、並列した意味は自己顕示欲と性欲が同種かなと観てと取れます
他にも大勢いますが、とりあえず文脈が違う有名どころということで
村上先生とは別物と言いたかっただけですね

149:116
19/02/12 10:27:29.46 b+Vj7gD+.net
>>148
ありがとうございます。間延びというのは確かにそうかも知れません。
でも私は、それも含めて長編の魅力だと思って楽しんでいます。
間延びが悪いとなったら、最初の方は退屈なキリスト教の教義論が延々と続く
「カラマーゾフの兄弟」なんかも否定されてしまいますものね。
「レンジが狭い」というのはそういう意味ですか。
「彼岸過迄」や「虞美人草」なんかは少し違う印象を持たれるかもしれませんね。

150:吾輩は名無しである
19/02/12 10:39:45.41 /sAQcPkc.net
結局好きな小説10作品挙げるスレになったのね。残念残念
評価に主観が入らないことなんてあり得ない。
それをあえて評価という本来変数のものを定数にするフィクションの上でやろうというのが元ネタのモームだったのに結局、大して読み継がれていないものも「本質的には名作だ」みたいなよくわからん理由でピックアップ
そんなこと言いはじめるなら、あえて十大小説なんていう、定型にはめず、好きなだけ好きな小説あげつらって語れば良い

151:116
19/02/12 10:50:17.14 b+Vj7gD+.net
どんなに読書好きな人でも、古典から近代文学、現代文学まで、
純文学からエンタメ、ミステリ、SF、時代小説、児童文学まで
すべて網羅して読むことは不可能だし、
今日もまた新たな名作が誕生しているかも知れません。
万能の神様が議論するのではない以上、それぞれの方が
自分の得意な分野で「これが十大小説だ」と思うものを
挙げればいいのではないでしょうか。
それを繰り返すことでお互いが少しずつ読書の幅を広げていけたら
このスレの意味もあるのではないかと思います。

152:116
19/02/12 12:34:35.65 b+Vj7gD+.net
>>150さんのおっしゃりたいこともすごくよくわかるんです。
好きだけの基準で最大公約数を求めるとしたら、
埴谷雄高、辻邦生、福永武彦、高橋和巳なんかは落ちてしまいますよね。
だけど、このスレでこれらの作家の作品も面白いよ、自分は好きだよと
熱意を持って紹介し合うことに意義があるんではないかと考えます。

153:吾輩は名無しである
19/02/12 18:46:48.70 TsY/lq17.net
漱石や谷崎を外すと言う選択肢はあるかもしれないが、源氏と平家は外せない

154:吾輩は名無しである
19/02/12 19:02:03.08 KJnQoXjJ.net
そうだね
その2つは飛び抜けてる
世界のどの大古典にも引けをとらない

155:吾輩は名無しである
19/02/13 07:23:33.44 6iFnvlzm.net
>>14
マジレスありがとうございます、よくお読みになられてると考えて端折りましたが
漱石は大ファンでしたので手紙、日記の類も全部読んでおります
この時代のせわしなさ、不安感が日露戦争を中心として凝縮しているという意味です
長編については特に不変の家族愛とか友情とかが希薄で物足りないのはそんなことかと思ってます、
なら短編、随筆しか評価できないと思うわけです
英国のも今一ですが、ミステリーが確立までのながれとして
ディキンズ→コリンズ→ドイルなどダイナミックで飽きさせない物としてはうえかなと思います
上の人がレスしてる通り日本は源氏物語あたりがピークだったのかもしれません

156:吾輩は名無しである
19/02/13 14:17:17.33 FkmdwxIG.net
最近、中上健次の本を書店で見かけないな
昔は「枯木灘」が、新潮文庫の百冊とかに入ってたのに

157:吾輩は名無しである
19/02/13 16:02:25.67 FkmdwxIG.net
三島由紀夫「豊饒の海」を外すわけにはいかない

158:吾輩は名無しである
19/02/13 16:03:10.81 FkmdwxIG.net
安部公房の「砂の女」は、好き嫌いを別にして、日本文学の代表作

159:吾輩は名無しである
19/02/13 17:26:29.12 8T3KcK3o.net
世界で認知され重要視されているという意味では遠藤周作の『沈黙』も
現代文学に限れば三島、川端、大江、安部、中上は日本を代表すると言えるだろうな

160:吾輩は名無しである
19/02/13 18:49:16.87 FkmdwxIG.net
三島と大江は、思想がおかしいけどな

161:吾輩は名無しである
19/02/13 18:54:30.54 RcvKmUqK.net
そうだね
書いている内容との乖離具合は
連中が漂流している様子が分かる

162:吾輩は名無しである
19/02/13 18:55:55.78 DH86J/gq.net
「砂の女」には僕も一票入れたい。

163:吾輩は名無しである
19/02/13 19:09:51.50 RcvKmUqK.net
砂の女は実験的過ぎないのが良い

164:吾輩は名無しである
19/02/13 19:28:21.60 8T3KcK3o.net
思想は関係ないでしょ
むしろ世界中見てもおかしくない作家の方が稀

165:吾輩は名無しである
19/02/13 19:53:12.95 RcvKmUqK.net
日本でいう思想を大して表明しない作家も多い
イシグロみたいに平均的な穏健派もいるし
ルグィンやアトウッドのように
エッセイでも小説でも一貫していて捻れのない
作家も多い

166:吾輩は名無しである
19/02/14 08:45:39.07 JH0WtUCJ.net
海外の大学で最も読まれるおすすめ日本小説ランキング
この記事では、海外の大学で最も読まれている「日本文学」を探ります。
1位 源氏物語 (238)
作者:紫式部 (平安時代中期)
2位 こころ (127)
作者:夏目漱石 (1867-1916)
3位 海辺のカフカ (122)
作者:村上春樹 (1949- )
4位 陰翳礼讃 (103)
作者:谷崎潤一郎 (1886-1965)
5位 ねじまき鳥クロニクル (82)
作者:村上春樹 (1949- )

167:吾輩は名無しである
19/02/14 08:52:31.74 YaVkvpJ/.net
英訳仏訳で一番読者が多い作品はなんだろう
もちろん村上春樹か

168:吾輩は名無しである
19/02/14 08:55:22.35 JH0WtUCJ.net
6位 憂国 (81)
作者:三島由紀夫 (1925-1970)
7位 黒い雨 (79)
作者:井伏鱒二 (1898-1993)
8位 羅生門 (76)
作者:芥川龍之介 (1892-1927)
9位 福翁自傳 (75)
作者:福澤諭吉 (1835-1901)
10位 雪国 (67)
作者:川端康成 (1899-1972)
「Open Syllabus Explorer」
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの大学における課題図書の一覧
による統計

169:吾輩は名無しである
19/02/14 09:16:58.79 JH0WtUCJ.net
「三島由紀夫の憂国」を読んで、日本を理解しようってか

170:吾輩は名無しである
19/02/14 09:29:13.63 YXuzmNOL.net
英訳版で福翁自伝だけ持ってないわ
The Autobiography of Yukichi Fukuzawa, Revised translation by Eiichi Kiyooka, with a foreword by Albert M. Craig, NY: Columbia University Press, 2007

171:吾輩は名無しである
19/02/14 09:36:45.72 JH0WtUCJ.net
こうしてみると、日本文学を代表する作家は、名実ともに村上春樹だということがよくわかる
反日左翼が日本を代表してるのは皮肉

172:吾輩は名無しである
19/02/14 10:53:02.86 JH0WtUCJ.net
>>170
まあ、日本の近代化という点で、誰にとっても参考になる話でしょうなあ

173:吾輩は名無しである
19/02/14 12:29:17.80 V+pQIyw8.net
痴人の愛
大菩薩峠
日本沈没
坂の上の雲
ノルウェイの森

174:吾輩は名無しである
19/02/14 12:36:17.89 JH0WtUCJ.net
>>173
日本沈没は、朝鮮人に人気

175:吾輩は名無しである
19/02/14 12:38:38.95 JH0WtUCJ.net
そこで今回は、日本在住の外国人20名に「海外でも有名な日本人作家は誰?」という質問をしてみました。
■村上春樹は最も人気がある作家だと思います。(ロシア/20代後半/女性)
■村上春樹を読むのが夢です。私はまだ読んでいないのですが、スウェーデン人の友達のほとんどは読んでいますよ。(スウェーデン/40代後半/女性)
■村上春樹でしょうかね。(韓国/40代後半/男性)
■村上春樹さんですね。(インドネシア/30代後半/男性)
■村上春樹(ベトナム/30代前半/女性)
■村上春樹(トルコ/20代後半/女性)
■村上春樹(イギリス/40代後半/男性)
■村上春樹(ドイツ/30代後半/男性)
■村上春樹(スペイン/30代後半/男性)

176:吾輩は名無しである
19/02/14 12:42:38.77 JH0WtUCJ.net
■村上春樹、よしもとばなな(イタリア/30代後半/女性)
■村上春樹とよしもとばなな(ポーランド/20代後半/女性)
■両方(村上春樹、宮沢賢治)(インドネシア/30代前半/女性)
■川端康成、夏目漱石、村上春樹、宮沢賢治の名前をよく聞きます。(中国/30代前半/女性)
■夏目漱石(シリア/30代前半/男性)
■夏目漱石(オーストラリア/40代前半/男性)
■夏目漱石(アメリカ/30代後半/男性)
■三島由紀夫や大江健三郎が知られています。(フランス/30代後半/男性)
■三島由紀夫(ブラジル/50代前半/女性)
■宮沢賢治(ペルー/40代後半/男性)
■川端康成(スリランカ/50代後半/男性)

177:吾輩は名無しである
19/02/14 12:47:23.83 JH0WtUCJ.net
三島由紀夫 右翼
村上春樹 左翼
よしもとばなな スピリチュアル
宮沢賢治 日蓮宗

178:吾輩は名無しである
19/02/14 18:58:16.20 YXuzmNOL.net
平家物語の新訳は評判いいから
もっと海外で有名になって欲しい
イーリアスと比較ていうけど
平家物語の方がずっと面白い

179:吾輩は名無しである
19/02/14 19:00:53.04 YaVkvpJ/.net
でもオデュッセイアはもっと面白いよな

180:吾輩は名無しである
19/02/14 19:52:50.17 YXuzmNOL.net
俺は平家物語信者だからなあ
名場面多すぎ


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