すが秀実 at BOOK
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550:豊崎褒め。 つくづく下品な野郎だが、そういう操作に気づかない人には魂の慰めを与える。 蓮實のド・マン/豊崎比較が噴飯ものだと指摘されてるけど、 蓮實がやってるのは「ド・マンなどは所詮仏文の知が大したことありませんなぁ。 ブランショをテマティスム批評家と勘違いしてるようだしデリダ特権視してるし、プププー」で、マジ下品w 追悼文にせよ豊崎論にせよ、文章自体は上品めかして流麗に書いてるから下品だと思われないってだけなんで、 要はエレガンスや不合理っぽさを演出すれば、コロッと引っかかる読者が沢山いるということよ。 2016年8月31日 https://twitter.com/HAYASHI_twit/status/413287613932388352



551:吾輩は名無しである
16/09/01 23:16:05.89 .net
白江幸司
豊崎追悼文集の蓮實の別稿では、「イメージとして流通すること・イメージの連帯による堕落/孤立と持続」
の対比で読む人豊崎を賞賛しているけれど、この初歩的なミスは「ド・マンはどうせデリダとか言うだけでしょ?」
というイメージだけで書いてるために起きてる点で、悲惨さが際立つ。

あと、蓮實においてはブランショとデリダは比較的小馬鹿にされるのがつねなのに、
豊崎がブランショとデリダにこだわるときだけいつもの蔑視がまるで無くなるのも、我田引水のために豊崎を持ち上げてるように思える。
「ヌーヴェルクリティークにこだだる豊崎」を賞賛してるがそれは蓮實の自画像じゃん。

そんなわけで、蓮實の卑しさばかりが印象に残った。
豊崎光一の死後高まる英名は、日本において批評理論家が活躍しなかった仇花なんだろうか、などと感慨が深まった
(蓮實は基本的に、仏哲独哲独文に対して攻撃されずマウンティングできるように体勢を作るので思弁が形容詞への過剰負荷などになりがち)

あまり学識を誇らない蓮實だが(そもそも学識あるのかという疑いもあるが…)
「ヌーヴェルクリティークにかんする知見でマウンティング」は結構やってる。
あれは若い頃に築いた見解をもって、隙のあるやつはマウントしてボコる感じだが、研究者にありがちな悪しき体質の発露だと思うと腑に落ちる。

蓮實をとりまく情勢は、無邪気な鵜呑み層、酸いも甘いも通り越したはずがなぜか愚直なビリーバーとなった年寄り、
すでにまともに相手してない層、などが浮かぶが、最初の層には逆に届きにくいし、最後の層には必要ないし、
ビリーバーには何言ってももう無駄であり、批判しても意味がない気がしている
2016年9月1日

552:吾輩は名無しである
16/09/02 16:11:44.49 .net
松本秀文(詩集『環境』ついに刊行!)
松本圭二さんの2006年の記事、ついこの間のようだが、もうすぐ10年が経つのだな。貴重な記事なので、シェアしておきます。
URLリンク(pbs.twimg.com)
12 Apr 2016

553:吾輩は名無しである
16/09/03 09:15:35.43 .net
現代詩手帖を語るスレ [無断転載禁止]©2ch.net
スレリンク(poem板)

554:吾輩は名無しである
16/09/03 15:50:06.05 .net
「私ハ野村君ノ考ヘル様ナ意見ニ反対デアル。日本ノ現在ハ軍備ヲ撤廃シタレドモ永久ニ陸海軍ハ無クテ良イモノデアラウカ。
憲法ハ永遠ナルモノデアル。故ニ私ハ早急論ニハ反対デアル」

「憲法改正


555:m方向ハ現在ノ様ナ制限主権状態ヲ前提トシテ定メラレルベキモノデアルノカ、永久ニ陸海軍ヲ無クシテ良イノデアルカ」 「憲法ノ改正ニハ降伏ノ結果トシテノ現在ノ状態ヲ基礎トスベキヤ又ハ将来国家ノ独立ヲ回復シ得ベキコトヲ期シ独立国タルコトヲ基礎トスベキヤ」 「若シ現在ノ状況ヲ基礎トスベシトセバ、陸海軍、外交、戒厳、兵役ニ関スル第11、12、13、14、20、32ノ各条ヲ削除スルト共ニ、第1条ヲモ『日本帝国ハ連合国ノ指揮ヲ受ケテ天皇之ヲ統治ス』 トイウガ如キ趣旨ニ修正スル必要アルベシ。寧ロ現在ノ状態ハ一時的ノ変態トシテ考慮ノ外ニ置キ、独立国トシテノ日本ノ憲法タラシムベキニ非ズヤ」 「戦争の権利を永久に放棄し、軍備を永久に撤廃するのは頗る重大であるが、平和日本、文化日本の為にこれを歓迎するに躊躇しない。 但し、武力に依る外国の攻撃に対して、若し列国の安全保障が無いとすれば、日本は自己の生命を維持する力の全く無いものとならなければならない。 其の点に付き連合国又は国際連合との間に必要な諒解が既に成立つているのであらうか懸念に堪えない」 「憲法9条は、何等の留保も無く無条件に戦争を放棄したのであるから、万一外国から侵撃を受けた場合にも自衛的戦争の途なく徒に滅亡を待つの外ないことになるやうであるが、 それは他日完全なる独立を回復した後に考慮せらるべき問題で、其の時までは『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して』国の生存を保持する外はない」



556:吾輩は名無しである
16/09/04 17:24:44.17 .net
猫飛ニャン助
@suga94491396

若い政治思想史家と、明治憲法の規定に沿って制定された戦後憲法は正統性持たぬとの美濃部達吉の説について話す。「立憲主義」と言っても、その憲法に正統性なければ
どうなん。美濃部説に抗しうるのは8-15革命という虚構だが。戦後民主主義の参照先として美濃部持ち上げる人間は、この辺どうなん。

557:吾輩は名無しである
16/09/08 08:27:08.92 .net
書肆子午線
現在発売中の『現代詩手帖』9月号に書肆子午線の新刊・近刊予定の広告が掲載されています。
ぜひ書店にてお手にとってみてください!近刊情報については近日中にホームページに詳細を掲載いたします。
URLリンク(pbs.twimg.com)
2016年9月7日

558:吾輩は名無しである
16/09/08 21:39:23.64 .net
絓秀実「時評 タイム・スリップの断崖で」
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

559:吾輩は名無しである
16/09/09 00:03:47.89 .net
2011年8月14日 (日)
ねじめ正一(第101回 平成1年/1989年上半期受賞) 暴力的詩人から人情派小説家への転身。計算なのか、はたまた天然なのか。
URLリンク(naokiaward.cocolog-nifty.com)

少なくとも、その人品のよさが彼の今日と無縁であるとは断じがたい。
この点は、先


560:の〈糸圭〉(引用者注:糸偏に圭の字。以下同)秀実をはじめ、 ねじめと接した数多くの者たちが異口同音に認める事実なのだが、(引用者中略)本質的に人に憎まれることのないその人柄は、 今回の小説にもたくまずしてよく現われていよう。まことに、「文ハ人ナリ」であって、直木賞の選考委員たちもきっと、 この小説の文章に滲みだしている彼の人柄にホロリとさせられてしまったのだろう。」 (『中央公論』平成1年/1989年9月号「人物交差点 ねじめ正一」より 署名:(渡)) と言いますのも、昭和53年/1978年に、批評家の高橋敏夫、高野庸一、〈糸圭〉秀実らとともに『現代批評』(創刊時は『現代評論』)を創刊。 「昨年夏、詩のねじめ正一、批評の高野庸一、〈糸圭〉秀美(原文ママ)、それに私、の共同企画編集で、「季刊 現代批評」を創刊した。 発行・櫓人出版会、販売・新時代社。櫓人出版会という名称は、ねじめ・高野らのすぐれた詩誌「櫓人」に由来している。(引用者中略)  創刊号が送りだされるやいなや、「××一派」やら「党派性のかたまり」といった言葉が、何割かの真白な返品とともにかえってきた。 修辞と流行風俗を唯一神としてその前にひざまづく者たちの形成する、多様性にみえてそのじつ一枚岩的“党派性”にとって、 そういう「××一派」命名は、命名それ自体ですでに否定の身ぶりを意味するらしい。まったく気楽なものだ、といわざるをえない。」 (『早稲田文学』昭和54年/1979年3月号 高橋敏夫「ケンカ雑誌事始め」より)



561:吾輩は名無しである
16/09/09 00:09:42.77 .net
 ところが昭和55年/1980年にいたって、高野、高橋両人は同人から離れ、岡庭昇と結びついて『同時代批評』を立ち上げ。
不穏な匂いがプンプンしますね。

「今日、「同時代批評」を含めた一部の雑誌や書評紙において、岡庭や高野、高橋という署名を持った文章のみならず、
匿名コラムをもデッチ上げたりしてなされている、「現代批評」やそれを制作する個人へのデマゴギッシュな攻撃が、
彼らが抜き難く抱いている―ニーチェ風に言えば―弱者の光学(俗に言えば、犬の遠吠え)
に起因するものであることを指摘するのは手易いことである。(引用者中略)
そもそも、ねじめの「同人制解体までのゆくたて」という文章(引用者注:『現代批評』5号に掲載)が多少スキャンダラスであるというので、
そうした文章を書いたねじめ自身に対して陰に隠れて眉をひそめてみせる微温的な人々も多いと聞くし、
また、旧同人やそのボスたちはねじめの文章を無視して、ガセネタを流すことで自己保身をしておけば事足りると、
全く弱者にふさわしく思い込んでいるらしい様子だから、この際ねじめが所持している彼らの卑しさ丸出しの私信
(とりわけ卑しいのが岡庭昇の手紙)なども公表して、面白おかしく彼らとの消耗戦をやってみるのも一興ではあろう。」
(『詩学』昭和56年/1981年6月号 〈糸圭〉秀実「深夜の強打者あるいは聰明すぎる貴種―贋作ねじめ正一論」より)

562:吾輩は名無しである
16/09/10 13:14:56.94 .net
海野敦、おすすめ映画テキスト

「荒野のダッチワイフ―大和屋竺ダイナマイト傑作選」
(1994年)編:高橋


563:m+塩田明彦+井川耕一郎 確かこの本を手にした時には、若松孝二の映画を数本くらいしか観ていなかったと思うのだが、 いわゆる「映画の脚本」を初めて読んだのがこれだった。 買った時には、そのカッコイイタイトルに惹かれたが、中身はもっとかっこよかった。この本が世界とのズレの始まりかもしれない…。 「昭和の劇―映画脚本家・笠原和夫」 (2002年)著:笠原 和夫/荒井晴彦/絓秀実 昭和天皇、大日本帝国、テロリズム、日本共産党、右翼、在日、被差別、そして、やくざなど、とにかく「デカい」話が満載である。 その膨大な取材量、そして取材論に圧倒される。 当時、自分が夢中だった90年代の北野武を、正面切って、真っ当に批判したのも、笠原和夫が初めてかもしれない。 「シネマトグラフ覚書」 (1987年初版/2006年再版)著:ロベール・ブレッソン 当時、「ラルジャン」を観て、熱狂したが、この本は既に絶版だったので、なんかの雑誌に載っていた抜粋をコピーして、何度も読み返した。 古本屋で、程よい値段で見つけた時には静かに喝采をあげたものだ。 現在、どっぷりと商業映画に浸かっている今の自分には、その言葉の数々は呪いの言葉に聞こえなくもないが、 読み返す度に、なにか立ち返ることが出来る。 http://cinetoride.com/2016/08/20/%E6%B5%B7%E9%87%8E%E6%95%A6-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC/



564:吾輩は名無しである
16/09/11 18:14:25.49 .net
「おそらく、ジャパンを破棄するごときジャンクの「享楽」が今求められている。
そして、それは小説ではなく現代詩において、もしかしたら可能であるかもしれない。
J文学という呼称は可能であり現実に存在するが、J詩(あるいは、Jポエム? Jポエトリー?)は、どうも不可能のように見えるというのが、
その第一の理由である。(略)・・・つまり、ジャンクとジャパンという「二つのJ」をリンクさせることなく、言語を享楽するのである。
もとより、それは不可能な試みだ。しかし、現代詩に可能なことは、この不可能のなかにしかないのである。」
(「ジャパン/ジャンク/ジューイッサンス」)

 最近読んだ、詩誌「オドラデク」(谷口哲郎編集)創刊号の巻頭をかざる特別寄稿文のなかで、糸圭秀実氏は、こう書きつけて、
「それが一瞬たりとも実現されたかに見えたのが、世界を席巻した「一九六八年の革命」(ウォーラーステイン)
のさなかにおいてであったことを、改めて指摘する必要があろうか。
そしていうまでもなく、その「革命」は今なお潜在的に持続しているはずである」とのべているのが、
どこか笠井さんの文章と呼応するかにみえたのも、僕には、おもしろかった。
URLリンク(www1.odn.ne.jp)

2002年4月10日 水曜日
URLリンク(www1.odn.ne.jp)

一昨年の夏に創刊号の出ている詩誌「オドラデク」の最新号をいただいた。
鹿児島出身のまだ30代前半の比較的若い書き手である谷口哲郎さんからのもの。
2号出版まで色々の曲折があった様子がうかがえるが、それにしても、創刊号での糸圭秀実氏の特別寄稿文といい、
こんどの号の、「日本でいち早くポンジュの詩を訳され、彼と交友のあった阿部弘一氏」(編集後記にかえて)の巻頭を飾る寄稿詩といい、
ちょっとした


565:商業詩誌的なレイアウトや造りといい、目指されているのが、同人誌的な自由さなのか、もっと別のものなのか、 ちょっと判断にまよってしまうが、内容的な方向性としては、どうやらかの「’68年」に象徴される詩と革命の蜜月の時代、 谷口さん言うところの「ラバの火の記憶」として、忘れられつつもいまもどこかで詩の言葉の熱源たりえている現代詩のある系譜への、 詩的連帯意識とその<火>の継承を、ということにでもなるだろうか。



566:吾輩は名無しである
16/09/17 20:45:58.66 OhAy4j/9.net
気さく
最近読んだ本の「誰もが答えを知っている問いは、むしろ、問い自体が間違っていると考えるべきではないのか。
そうした間違った問いが『正しい』答えをすでに隠して問われてくる時は、
『間違った』答えを出してやるのが正解というものである」(スガ秀実『1968年』)という一節を気に入ったので、
2016年9月13日

元々岡田猫
すが秀実の文章って、なんであんなにジャンクっぽくて読みにくいんだろう。渡部直巳への当て付けかな?
2016年9月15日

基体幻想、フラットなホメオスタシスと馬鹿どもの死の欲動、メガネをかけた土人
2016/9/16
URLリンク(arabic.kharuuf.net)

「基体」幻想が世界を覆っています。すが秀実さんが『1968年』の中で、ベ平連が言う「ただの市民」という言葉を取り上げています。

567:吾輩は名無しである
16/09/19 17:31:50.54 bwbe1G8H.net
「……享年、42歳。8月30日付『リベラシオン』紙はギィー・オッカンガムの追悼記事を三ページにわたって掲載している。
『天使の死』と題されたその記事は、エイズに冒された晩年の生活を次のように伝えている。
『一年の大半を、サンタマンモントゥロンの田園にある小さな踏切小屋で暮らしていた。がらんとして気取りもない家だった。
たまに友人が訪れると、近くの駅まで、はげた車を運転して迎えに行った。
それ以外は、幼い下手くそな丸い字で書かれた小説とエッセーの推敲に明け暮れていた。
パリで評判のこの論争家は、田舎の禁欲的な暮らしを送り、この知識人は、行動の自由に枷をはめるのを恐れて本を持たず、
運動体のこの弁舌家は、楽園を耕していた』」(『三〇億の倒錯者』あとがきより)

シェレールは私生活上でもオッカンガムのパートナーだったそうだが、彼らの共著『原子的魂』は未だ邦訳なし。誰か訳して! 
『ホモセクシュアルな欲望』は1968年5月の勢いに乗って、ある種の熱狂をもって書かれた、
とシェレールは『ホモセクシュアルな欲望』の序文で書いているが、絓秀実『1968年』を読むと、日本の「68年」には同性愛者は影も形もなし。
68年当時、日本のゲイはどこで何をしていたのだろう?
URLリンク(futoku63.exblog.jp)

568:吾輩は名無しである
16/09/22 12:06:25.19 hGIS4/GT.net
《ここではとりわけこれらのテキストをこの幸運へと導いてくれた方々に個人的な感謝を捧げたいと思う。
 まず本書に収録されたもっとも古い原稿である「小島信夫の『家』」を書くように薦めてくださった絓秀実氏に。
絓氏は、私が近畿大学国際人文科学研究所─今は存在しない─の講義の受講生だったときに面識を得ることができた。


569:私にとって生涯で唯ひとり「師」と呼べる存在である。 もしかしたら絓氏はたんに気まぐれに口にしてみただけだったのかもしれないが、ある初夏の明け方に一晩飲みつづけた酒でぼんやりした耳に「それ書いてみたら」とポツリと響いたその一言を支えに、私は書くことを決意したのだった。 そして『錯乱の日本文学』の各論考はつねに絓氏を想像上の読者として想定しながらここまで書き継がれてきた。》石川義正『錯乱の日本文学』あとがき



570:吾輩は名無しである
16/09/23 00:21:57.80 O75dv8Zz.net
スガはホモソだしセクマイの問題は鬼門だろう

571:吾輩は名無しである
16/09/23 22:48:29.33 3edael/F.net
倉廩@maya_oops 11月4日
絓秀実派(子午線界隈)と東浩紀派(ゲンロン界隈)という二つの焦点を対立させると同時に統一する(花田テーゼ)思考が必要とされているのである。

572:吾輩は名無しである
16/09/29 23:07:49.51 D7Ebo6Mq.net
>>241
2008年4月刊『反逆者とテロリストの群像』(新人物往来社)に絓秀実・高橋順一・府川充男トリオの「六八年座談会」載ってるよ。絓は「六〇年安保」の項も執筆。
座談会には府川作成の詳細な「『六八年』クロニクル」付帯

573:吾輩は名無しである
16/09/29 23:46:42.89 D7Ebo6Mq.net
府川作成「『六八年』的クロニクル」の69.5.19の記述見ると《早大一文で反戦連合と解放派、社学同ら支援各派が革マル派と武装衝突し圧勝。翌日「やったぜベイビー反戦連合、泣くな革マル明日がある」のビラが出る。
後日、革マル派は報復として政経学部のバリケードを襲撃し、泊まり込んでいた高橋公、山口俊


574:の二名をリンチした末、埼玉の山奥にほうちした》とあるけれど、山口俊は今年孤独死した「人斬り五郎」 (https://twitter.com/suga94491396/status/729629053284540416)。 府川による(http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=589081&id=9168520)の記述から推せば、絓は69.5.19事件の時、早大「一文の現場にいたことが判明して学習院の革マルにリンチされた」ということだろう。絓がリンチされたのは (https://twitter.com/suga94491396/status/738125012859650052) から、69.5.19事件から1週間後の69.5.26なのだろう。 絓はリンチで前歯を折られ、スネに五寸釘打たれたらしい。それが絓にとっての「『外の』 外」(フーコー)なわけでしょ。



575:吾輩は名無しである
16/09/29 23:53:55.88 D7Ebo6Mq.net
>>519
リンクミス、正しくは以下
URLリンク(twitter.com)
URLリンク(mixi.jp)
URLリンク(twitter.com)

576:吾輩は名無しである
16/09/30 12:44:24.59 yWBS3B4W.net
スガって学習院出身でアメリカの名門大学二校の客員教授歴ありで、エリー トじゃねーか。
るんぺんとかとんでもない。
新潟の豪農か、超名家の出じゃねーの?

577:吾輩は名無しである
16/10/01 00:10:45.68 DWMpXr1p.net
ネトサポ生んだ世耕が仕切る近大だしな
右翼攻撃よりもリベサヨ叩きに熱心なのもいかにもすぎる

578:吾輩は名無しである
16/10/01 17:03:31.54 Su7+UoLf.net
近大に文芸学部創設した世耕政隆(


579:世耕弘成の伯父)は日本浪曼派に親炙した詩人でもある。 世耕は保田全集月報に執筆し、檀一雄の雑誌「ポリタイア」の金主、太宰の山岸外史宛ハガキ83通を所持していた。檀・太宰・山岸は日本浪曼派同人。 後藤明生が日本浪曼派的であると指摘したのは種村季弘であるが、後藤を近大に招聘したのは世耕で、柄谷も世耕追悼文集に執筆。絓が近大教授になったのもその流れがあったから。 絓が右派に甘いのは社民主要打撃論や分離-結合論という側面もあるだろうが。



580:吾輩は名無しである
16/10/02 10:14:32.35 7Yj4dWST.net
川村湊
『批評を〈語らされている〉とかね。ああいう言い方自体が曲者なわけで、あればかりやってると絓秀実みたいな小股すくいばかりの批評になっちゃうんだ』
絓秀実
『私がいつ「小股すくいばかりの批評」しか書けない存在になったというのかね、川村君。もっとも君に対してならいつでも致命的な小股すくいを掛けてやるが』

581:吾輩は名無しである
16/10/02 21:25:50.39 7Yj4dWST.net
絓秀実「どこかで『戦争機械』は作動し始めている」

582:吾輩は名無しである
16/10/03 21:14:45.75 v3sPg1ST.net
Axiomatique
思うところあって大江健三郎氏の1967年までの諸作品を再読 
絓秀実氏がフーコーのブランショ論を引きつつ大江『われらの時代』を
〈68年のパレーシア問題〉(『革あ革』)に引きつけて論じておられたことと(続)

(承前)小泉義之氏が大江「セブンティーン」の
「おれは自分の真実に触れた、おれは右翼だ!」をシュミット的決断‐出来事論に引きつけて論じておられたこと
(「一九六九年の大江健三郎」『子午線』三号所収)とがリンクする
29 Sep 2016

583:吾輩は名無しである
16/10/04 22:35:47.26 uPKKnhNK.net
大澤信亮,『ロスジェネ』最終号
《杉田さんも言ってたと思うんだけど、「それまでのものが全部贋物だったことがわかった」と。
鎌田さんが出てきて、山城さんが議論する過程で、たとえば絓秀実とか渡部直己とか、それまで批評家みたいに思っていた人が─「ゼロ年代」でいえば宇野常寛とか鈴木謙介とか
荻上チキとかさ─ああいう人たちがいわゆる批評家として見られているのがぜんぶ嘘だったんだと。》

584:吾輩は名無しである
16/10/07 08:51:55.84 05rlmkAs.net
201610/03
絓秀実『日本近代文学の〈誕生〉』入荷しました。
URLリンク(4jhb.com)

絓秀実『日本近代文学の〈誕生〉』(太田出版、1995年)入荷しました。

日本近代文学研究の分野では、柄谷行人『日本近代文学の起源』(講談社、1980年。後に岩波現代文庫、2008年)
と同じくらいに重要な著作だと思うのですが、どういう訳か再版や文庫化の噂を一切聞かないので、この機会にぜひ。

われわれの文学(そして、「国語」)は、国民=国家による戦争の総括形態にほかならないのだ。
本書にささやかな目論見があるとすれば、ドゥルーズ/ガタリ的に(あるいは、ピエール・クラストル風に)言って、
本書が国民国家に抗する小さな戦争たらんとしているということである。(「序論 子供たちの「革命」と「戦争」より)

585:吾輩は名無しである
16/10/07 23:28:05.19 Pt0DUDIV.net
絓秀実時評集 タイム・スリップの断崖で
2016年11月中旬配本予定
四六判並製 / 312頁 / 2,300円+税
書き下ろし論考「戦後憲法は『正統』に成立したのか、


586:民主主義が必須に内包する『革命』をめぐって」収録



587:吾輩は名無しである
16/10/10 13:44:16.45 TF+D9AR4.net
「感動ポルノ」と『聲の形』、「俗情との結託」と『君の名は。』
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

588:吾輩は名無しである
16/10/11 13:09:36.17 utoQjxMn.net
2015年4月10日
#33 BOOM BOOM SATELLITES 川島道行
はじまりは..."アーティストのまま生きる決意"
URLリンク(www.ntv.co.jp)

机の上には、大切にしているという詩集「続・石原吉郎詩集」が置いてあった。
そこに書かれていた言葉は...
URLリンク(www.ntv.co.jp)

「世界が滅びるのに、風邪をひいちゃいけない。ね、別にひいたってどうせ死んじゃうんだから、ウイルスに気をつけろ。
寝ることもないのにベランダに布団を干しておけというのはずっと、淡々と日常生活を続けて、
でも僕には、決して諦めない明日は明日でやってくるという、またやってくるんだという諦めない姿勢を、力強さを感じるんですよね」と話した。

589:吾輩は名無しである
16/10/12 18:46:30.16 BCD+eQ+H.net
村山敏勝
1967年生まれ。1994年、筑波大学文芸言語研究科博士課程中退。
2005年、筑波大学人文社会学研究科博士号取得。成蹊大学文学部助教授。2006年10月肺塞栓症で急逝。享年38歳。


英文学専攻。著書 『(見えない)欲望へ向けて−−クィア批評との対話』(人文書院、2005年)。
共著 『からだはどこにある?−−ポップカルチャーにおける身体表象』(彩流社、2004年)、『病と文化』(風間書房、2005年)。
訳書 デイヴィッド・ハルプリン『聖フーコー』(大田出版、1997年)。
共訳書 マイク・デイヴィス『要塞都市LA』(青土社、2001年)、
ジュディス・バトラー、エルネスト・ラクラウ、スラヴォイ・ジジェク『偶発性、ヘゲモニー、普遍性』(青土社、2002年)、
マーク・シェル『地球の子供たち』(みすず書房、2002年)、ジョアン・コプチェク『女なんていないと想像してごらん』(河出書房新社、2004年)など。

590:吾輩は名無しである
16/10/13 23:28:47.19 6yBrfCuT.net
質問 ボブ・ディランって、本当に脱領土化なんですか?

ジル・ドゥルーズ ええ、そうですよ。ディランの声とは音楽的に言って何でしょう?
一種の抑揚のない声ですね。非常に面白い。
どんどん鼻にかかったものになっています。

(ジル・ドゥルーズ「音楽について」ヴィンセンヌでの講演、一九七七年三月八日)

591:吾輩は名無しである
16/10/14 19:13:19.28 AhYubPRo.net
>>518ありがとうございます!

592:吾輩は名無しである
16/10/15 21:22:20.85 LizRSCYi.net
413 :名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止 [] :2016/10/15(土) 19:50:19.22 ID:ULFcMO4T0
>>413
慶應の現状は笑えん

URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(livedoor.blogimg.jp)
URLリンク(i.imgur.com)


593:u.jpg http://wayback.archive.org/web/20160316154035/http://college.nikkei.co.jp/article/47795715.html



594:吾輩は名無しである
16/10/16 01:13:47.76 C8Dol5O+.net
>534哲学板と文学版が同じになってはまずい、すがスレはどちらかに統一すべきでは?

595:吾輩は名無しである
16/10/21 23:55:34.70 m+C2XYhc.net
《一方、同じ新宿のデモにいた全共闘世代の文芸評論家、絓秀実さんは「脱原発といいながら、浜岡原発を止め、脱原発の姿勢を見せ始めた菅直人首相を擁護する声がないのは不思議だ」といぶかる。》
URLリンク(www.asahi.com)

596:吾輩は名無しである
16/10/24 22:04:49.65 RTyDwf03.net
井土紀州
スガ秀実さんから井土は、意味のない私(スガ)の情報を鎌田哲哉にタレ流して「レフトアローン構想と批判」文脈を延長している
との批判を受ける。誤解ではないか。私は鎌田さんとはもう何年も会っていないし、連絡を取り合ってもいない。
何よりも、タレ流せるほどスガさんの情報を知らない。

猫飛ニャン助
誤認であったら、深く謝罪いたします。私見では、「人民の敵」×号(手元になく、号数不明)記載のインタヴュー記事の情報は、
井土さんかと思ったのですが、もしかしたら早トチリ、別人かもしれません。

井土紀州
ご無沙汰しております。映画公開時ではなく最近の話ですよね。であれば、僕ではないと思います。
スガさんのことを話した記憶もないし、メールでもやり取りしていませんので。機会があれば、その「人民の敵」を読んでみます。

鎌田さんとのメールのやり取りを調べてみたら、最近が2014年3月だった。
これは雑誌「重力」の在庫がその年の大雪で被害を受けた際に、どう対処すべきかを検討した時のものだ。
その前が2009年10月で、これはその年公開された拙作『行旅死亡人』に対する感想を送ってくれたのだ。
2016年10月23日

597:吾輩は名無しである
16/10/29 17:52:30.96 OLPLEUA+.net
書肆子午線の『タイム・スリップの断崖で』は、雑誌連載初回の大西巨人『深淵』論は河出の大西ムックに再録されたためだろうか、未収録か。「書き下ろし論考」と「各時評に対する現在からのコメント」(『JUNKの逆襲』の形式)に値打ちある。

598:既出
16/10/29 18:17:59.95 OLPLEUA+.net
猫飛ニャン助@2013年07月25日
おれの若い中卒友人は、中学時代に殺人犯(千葉法相時代執行済み)とつるんでたが、映画・文学・音楽など異様なインテリで、少なくとも現代詩なら日本一の知識持ち(後略)

猫飛ニャン助@2015年10月21日
雑誌「子午線」を3号まで刊行してきた春日洋一郎が、それを基に書肆子午線を立ち上げ(中略)春日は詩のみならず映画、文学、芸術に造詣深い稀有な人材。

太陽肛門工房@2015年10月26日
春日洋一郎くんが立ち上げた書肆子午線激励パーティー。(中略)ダテに高校にも行かず熊谷で引きこもっていたわけではない。応援したい。


書肆子午線代表の春日洋一郎は、2003年に起きた「熊谷男女4人殺傷事件」で2名を殺害し2名に重傷を負わせ2010年に死刑に処せられた尾形英紀元死刑囚と中学時代の同級生(?)らしいから、1977年か1978年生まれだろう。

599:吾輩は名無しである
16/10/30 00:45:41.59 yPVU


600:l9gl.net



601:吾輩は名無しである
16/10/31 00:08:04.84 z8i3CAhl.net
紀伊國屋のPR誌『scripta』2016年秋号から始まった吉川浩満の新連載「哲学の門前」について綿野恵太が「深く感動」・土屋誠一が「驚きの内容」とツイートしている。
電子版が無料で読めるけれど、吉川氏が在日朝鮮人三世であることを公表しているのですね。
吉川氏は『吉本隆明の時代』について「著者と共通の友人(故人)に捧げられたこの作品、わたしにとっては存在自体が特別なものでした」と2010年にツイートしているのだけれど、『吉本隆明の時代』は李成裕・李健裕兄弟に捧げられていたのでした。

602:吾輩は名無しである
16/10/31 23:22:48.56 z8i3CAhl.net
猫飛ニャン助@94491396
私が老化して鈍くなっているのかも知れぬが、岡本太郎を翼賛するchin↑pomを称揚し、一方では、今度の松井府知事による大阪万博立候補を批判し、にもかかわらず反原発も言ういリベサヨのスタンスが全くわからない。岡本太郎は原発万歳、万博万歳だろうに。

露骨なまでに東浩紀に対する当てこすり(エアリプライ)。

603:P ◆.uKag/vUmY
16/11/05 18:18:48.73 O26IvWue.net
>>487
>「政治少年死す」復刊を数社が申し込むも大江健三郎が頑なに拒否中との噂(1995.4)

本人が拒否してるのか(笑)本当なのかな??

604:吾輩は名無しである
16/11/05 18:48:47.75 krmdOTU/.net
もう下半身も才能も枯れたんだから
そんなことで稼がないとな

605:吾輩は名無しである
16/11/05 21:59:08.45 3CLOIErc.net
「政治少年死す」や「風流夢譚」なんてネット上でいくらでも流れているよ
URLリンク(www.google.co.jp)

606:吾輩は名無しである
16/11/06 14:36:47.65 suDYcBOY.net
絓が週刊金曜日に書いた「大江健三郎作『政治少年死す』をめぐって」は退屈だったな

607:P ◆.uKag/vUmY
16/11/07 17:13:35.20 bZ3sfy8R.net
僕もネットで読んだよ〜

608:吾輩は名無しである
16/11/10 18:24:44.62 6rzH7llb.net
スガッチトランプ大統領誕生に興奮気味やなw

609:吾輩は名無しである
16/11/11 00:07:30.94 ox31jrnZ.net
白江幸司
スガおよびスガ派は、彼らにとって叩く対象であるリベラルにラディカルフェミニズムや
LGBT推進派を含むのか否かをと明言してもらいたいんだが、どうするつもりなんだろうね。
リベラルへの憎悪が68年以来のマイノリティと寛容性の支持を覆す可能性について考えてない連中多すぎでは。

スガは、リベラルが権力をすでに獲得しているという見立ての上で造反有理、ぐらいにしか原理原則がなく、
保守と右派は馬鹿であるのが自明だとみなして批判を怠るので右派の増長を促す側にいるも同然だし
選挙に対して沈黙が甚だしいので右派が大勝しても抵抗勢力になりそうにないから、支持できないな…

代議制の政治にたいする原理原則が不透明なままに、


610:革命の護符はキープしているとはいえ、 リベラルへの憎悪と階級的憎悪は煽り立てて間歇的にアクションしてるのが目立つ。 右派のヘイトと暗に連帯するつもりなんだろうが、 68年成果の社会秩序への帰結の1つがPCだった面の始末が付けられてない。 スガは最近熱心に柄谷を腐してるし、そうすべき箇所も散見されると思うが、 スガの語る「革命」が具体的戦略を欠いた空手形なのはそれ以上にどうかしてる (武装蜂起後の軍閥政治をどう解消する気なのか)。 革命側にいるアリバイ確保のために革命アジとリベラル憎悪なら何でもいい層が追従しているとみる 現状のスガのトランプ関連の発言が、日本で大阪維新や小池都政を褒める人のロジックと一緒だから、 トランプ政治が始まったら尻馬に乗るリベラルが現れる以前に、 左派ラディカルが尻馬に乗り始めてるとすら言えるわけだ。 絓渡部の12年前の対談本は、デザインに対する無教養ゆえにあたかも68年にすべてが由来するような言い方になってて、 無知への居直りを通り越して悲惨だなと思ったんだが、それに続く中世再検討の箇所は明らかに突然勉強した形跡がある。 ただ近代以前に関する掘り下げはあと二歩は必要になりそうだな http://pbs.twimg.com/media/Cw4VJZLUkAAnqo_.jpg http://pbs.twimg.com/media/Cw4VJZYUsAAHD_q.jpg 2016年11月9日



611:吾輩は名無しである
16/11/11 00:09:36.44 ox31jrnZ.net
白江幸司
偽史とメタフィクションの交錯は中世にもあったよ的切り返しをまだ超えてないのと、
68年語りも含めてすべてが陰謀論化するぐらいの発想はしてるんだろうけど、
あくまで状況補足的な射程であってこれだとダメだなと。
「陰謀論」論をやる場合、付帯的にスガを越えよう作戦になりそう。
2016年11月9日

おのれのヘイトを背景に政治を考える人は知的膂力がどんどん失われ、怠惰が露呈し出すので悲惨なことになるなぁ…
2016年11月10日

612:吾輩は名無しである
16/11/11 00:56:46.32 mfpFej+Q.net
1/2 猪瀬直樹 東浩紀 夏野剛 アメリカ大統領選トランプ勝利!言いたいことを言う
URLリンク(www.youtube.com)

2/2 猪瀬直樹 東浩紀 夏野剛 アメリカ大統領選トランプ勝利!言いたいことを言う
URLリンク(www.youtube.com)

613:吾輩は名無しである
16/11/11 04:00:56.61 9F451HX5.net
トランプの勝利についてマイノリティに対するバックラッシュであると
あまりにも一面的に判断しすぎ
今のアメリカにブッシュ・シニアやビル・クリントン以降の介入政策に対する嫌悪・不信感が
トランプの勝利に対する背景を形成しているという認識がなさすぎる



冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
トランプ「第3次世界大戦」発言の深層にあるもの

<ヒラリーが大統領になったら「第3次世界大戦」が起こる、と言い出したトランプ。
その論理の深層には、アメリカがこの24年間続けてきた「介入外交」に対する世論の根深い不信がある>
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)
2016年10月27日(木)17時00分

614:吾輩は名無しである
16/11/11 09:06:21.74 /ruEHJ5T.net
白江幸司て何者?

615:吾輩は名無しである
16/11/11 23:32:59.96 ox31jrnZ.net
宮崎駿 (キネ旬ムック―フィルムメーカーズ) ムック - 1999/4/1
養老 孟司
URLリンク(auctions.c.y)


616:img.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/ra223/users/9/3/6/0/mobilib06-img600x450-1406100568vibtrg32226.jpg 作品論『紅の豚』絓秀実



617:吾輩は名無しである
16/11/12 06:45:18.54 x01CCa7o.net
あのスラヴォイ・ジジェクがまさかのトランプ支持!?
2016/11/7 2016/11/8

インタビュアー「もしあなたがアメリカ人だったらどの候補に投票しますか?」

ジジェク「私はトランプに投票します」

(以下ジジェクの言葉)
私はたしかに彼のことが恐いですが、ヒラリーにはもっと恐怖を感じます。彼女こそが真に危険な存在です。
なぜなら彼女は全てを包括する連合体を作ったからです。
私がトランプを支持する点は、バーニーサンダースがヒラリー支持を表明したときの言葉の通りです。
「トランプは完全に間違っている。彼の言動はまるでオキュパイ・ウォールストリートの参加者が
リーマン・ブラザーズを支持しているように支離滅裂だ。」
すべての社会の中には「政治がどのように動くか」「皆がどうやって合意を形成するか」ということを記した、
暗黙のルールから成るネットワークが存在します。トランプはそのネットワークをかき乱す存在なのです。
もしトランプが勝利したら、民主党と共和党はこれまでのままでは居られません。
自分たちの行いを省みて、自分たちの原点に立ち戻ろうとするはずです。
そこから何かが変わり始める可能性があります。
これは私の半ば自暴自棄ともいえる願望なんですが、もしトランプが勝利したら、
もはやアメリカは独裁的な国のままではいられず、ファシズムを呼び起こすこともなくなると思います。
これは覚醒ともいえる出来事で、新しい政治のプロセスが起動し始めるきっかけになり得ると思います。
一方、私がとても心配している点もあります。それは、彼がとても「白人至上主義」的な言葉を口にしていて、
おそらくその言葉通りのことをしてしまうのではないかということです。
例えば、彼はアメリカの最高裁のメンバーに右翼サイドの人間を任命すると公言しています。
トランプのこういう言動は恐ろしいところがありますが、
やはり真に恐ろしいのはヒラリーがもたらす世界の流れです。
ヒラリーは冷戦主義者で、金融の世界と密に繋がっていて、社会進歩主義を装っている、
危険な存在だからです。
URLリンク(moblog.absgexp.net)

618:吾輩は名無しである
16/11/12 07:56:50.76 /6QXsL3m.net
スガチンもう右翼になればいいじゃん

619:吾輩は名無しである
16/11/12 12:48:27.93 loxqk4fI.net
《絓秀実⦿Suga Hidemi
49年生。批評家として革命の思想に精根を傾けつつ「そんなもの来ませんよ」と笑い飛ばしもする男。》

620:吾輩は名無しである
16/11/12 14:37:03.82 loxqk4fI.net
>>489>>555
山本均編「絓秀実書誌」から漏れている情報は有り難し

621:吾輩は名無しである
16/11/12 16:51:26.90 NgVdWEhZ.net
ネトサポの巣、近大でお偉方と話合わせているのが丸わかり

622:吾輩は名無しである
16/11/12 17:53:23.77 x01CCa7o.net
>>560
現・与党はヒラリー支持だったのは明らかだったはずなんですが?

それにパレスチナ問題に関して基本中立と言ったトランプに対して
ネオコンが支持し、リベラルホークとも呼ばれるゴリゴリのタカ派で
イランとの戦争も辞さないと明言したヒラリーのほうがいいとでも?

623:吾輩は名無しである
16/11/12 17:54:20.93 x01CCa7o.net
猫飛ニャン助 ‏@suga94491396 11月4日
トランプの支持層はオルグの対象だがヒラリーの支持層はオルグの見込みないということだろう。
かなり難しいが。ヒラリー支持層的なものに、今なお期待しているのが、日本のなんリベ。
ただし、安倍ちゃんの支持層は概してヒラリー支持層的なもの。
この日米の違いを分からないと、政治判断見誤る。

624:吾輩は名無しである
16/11/12 17:55:16.39 x01CCa7o.net
猫飛ニャン助 ‏@suga94491396 10月23日
反米リベ派の一典拠たる加藤典洋は1990年代のフィリピンの駐留米軍の撤退を高く評価していたが
(『戦後入門』)、よりリアルなドゥテルテ路線は、トランプは、どう評価するのか。
外山恒一の中華帝国への「上奏文」に近いと思うが。安保体制の米国依存下で
反米叫ぶことほど容易なことはない。

625:吾輩は名無しである
16/11/12 17:56:53.42 x01CCa7o.net
猫飛ニャン助 ‏@suga94491396 11月9日
世論調査など信頼に足らぬという結果を出すのが「((反)革命」であり、
その意味で米国は未だ「民主主義」の国だと、米大統領選は実証した。
これを「肯定」せずして革命などない。日米のヒラリー勝利を確信していた
「左」右リベ派がいかに反革命か。もちろん、トラちゃんが革命的だということでない。


猫飛ニャン助 ‏@suga94491396 19時間19時間前
トラちゃん当選慨歎するのはけっこうだが、ではヒラリーが良かったか。
サンダースでも私はちょっと乗れない。日本で民主党政権できた時、
「革命だ」と騒いだ(宮台ら)奴らは、その後責任取っているのか。
当時、おれをブレーンにしろと押し掛けたバカな輩が一杯いた。他にやることあろうが。

626:吾輩は名無しである
16/11/12 18:00:37.41 x01CCa7o.net
トランプ旋風支える「影のブレーン」
2016年4月11日(月)10時45分


>イスラエルコネクション

 クシュナー氏は正統派ユダヤ教徒であり、妻のイバンカさんも結婚前にユダヤ教徒に改宗している。
 クシュナー氏と同氏の家族はイスラエルとのつながりがある。

 義理の父親同様、有名な不動産デベロッパーであるクシュナー氏は、アメリカ・イスラエル公共問題委員会
 (AIPAC)の不動産委員会の後援者として昨年の報告書に名前を連ねている。
 少なくとも3万6000ドル(約400万円)をこの親イスラエルのロビー団体に寄付したことになる。

 クシュナー氏の両親は2年前、エルサレムの医大に2000万ドルを寄付した。
 このキャンパスには彼らの名前が付けられた。

 関係者によると、トランプ氏が昨年イスラエルへの訪問を計画した際に、クシュナー氏は、
 家族やビジネス上のつながりを生かし、さまざまな会合をアレンジしたという。

 しかし、イスラエル行きは実現しなかった。イスラム教徒の入国禁止を提唱したトランプ氏の発言を、
 イスラエルのネタニヤフ首祖が非難したことで、計画は中止された。

627:吾輩は名無しである
16/11/12 18:00:56.90 x01CCa7o.net
>後にトランプ氏は、大統領に当選すれば、パレスチナとイスラエルの紛争では、中立的な立場をとることで、
 和平交渉に資すると発言しているが、これはイスラエル寄りの有権者の支持を求める
 米国の政治家としては異例に中立的なものだ。

 先月のワシントンでのAIPAC年次総会に先立ち、クシュナー氏はトランプ氏に対し、
 ユダヤ人コミュニティーとの関係を円滑にするための具体的な政策を示すよう助言したと
 2人の関係者が明らかにした。さらに、普段の語りかけるスタイルを捨て、
 演説ではテレプロンプターを使うようアドバイスしたという。

 AIPAC総会でのトランプ氏の演説前に、イスラエル政府の立場を伝えようとした駐米イスラエル大使の
 ロン・ダーマー氏からの電話に対応したのもクシュナー氏だったという。ダーマー氏の事務所はコメントを避けた。

  トランプ氏は結局、1万8000人の会議参加者に対して、概ねAIPACの方針に沿った施策方針について、
 いつになく詳細な演説をした。AIPACの広報担当者はコメントを避けた。

 トランプ氏は聴衆に対し、パレスチナは、教育制度からイスラエルへの憎悪を拭い去るべきだと主張し、
 公共施設にイスラエルを攻撃した者の名前を付けることはやめるべきだと語った。

 また、イスラエルとパレスチナの和平交渉では、米国はイスラエル側に立つと表明。
 国連が自らの意思をイスラエルに押し付けようとすれば抵抗すると述べた。米国とイランの核合意についても、
 イスラエルにとって好ましくないとして非難した。
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)

628:吾輩は名無しである
16/11/12 21:28:50.18 niyj+xXt.net
Graham Neubig @neubig 23時間23時間前
翻訳業界関係者で話題になっていますが、Google翻訳が英日・日英翻訳を新しい翻訳方式(ニューラル翻訳)に変えたようです。
精度(特に流暢性)が大幅に向上したと思われるので、ぜひ試してみてください! URLリンク(translate.google.com)


これすごい。オンライン辞書不要かも。英語読むの楽になった。英文読解の補足として使い勝手最強。

629:吾輩は名無しである
16/11/12 23:47:27.51 niyj+xXt.net
Masaya CHIBA 千葉雅也 @masayachiba 35分35分前
えーっとグーグル翻訳がやばいことになってるとの噂を聞きつけて、試してるのだが、これは……よくなってるようだ。

おいおいおいおい、グーグル翻訳がやばくないかこれ。

仕事に使えるんじゃないか?!

革命……

ドラえもんレベルかこれは。。。

Nobuaki Doi
博論google翻訳して海外出版しよ

千葉雅也
それ考えるくらい。

630:吾輩は名無しである
16/11/12 23:51:39.82 niyj+xXt.net
スガさんの文章を日本語→英語試してみよっと

631:吾輩は名無しである
16/11/13 00:27:40.48 mrnz3FWJ.net
土人は差別ではなく罵倒語。
すが秀実が高橋源一郎をアルツハイマーと言ったのが罵倒語。
差別語と罵倒語の区別もつかない知遅れがメディアで意見する資格などない。
2016/10/26(水) 午後 11:49 [ エイミ ]
URLリンク(blogs.yahoo.co.jp)

632:吾輩は名無しである
16/11/13 00:58:49.01 UIkvKEbc.net
作品論07『紅の豚』 失われた本源性を探求するテクノロジー─ファシズム批判に隠されたアニメ論(絓秀実)
▶自己言及的な構造を持つアニメ映画
▶メタ批評的構造がファシズムに対する批判となる目論見
▶女性によって担われるテクノロジーが意味するもの
▶作品自体の比喩なる豚に対して捧げられたテクノロジー

633:吾輩は名無しである
16/11/13 14:50:39.16 UIkvKEbc.net
小説技術論(渡部直己)
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

634:石川義正
16/11/13 16:35:05.62 UIkvKEbc.net
なるほど「王様は神様かそうでないか」を真剣に議論してる国家の国民は土人に違いあるまいから、土人である国民の一部が一部の国民を土人と呼んでも差別にならない、という理屈なら成り立つやもしれ


635:



636:吾輩は名無しである
16/11/13 19:28:24.50 rEZtFToJ.net
【 宮台 真司 】トランプ勝利を宮台センセイが祝う理由 【 デイキャッチ・ボイス 】 2016.11.11
URLリンク(www.youtube.com)

637:吾輩は名無しである
16/11/13 21:26:30.88 0Td8y6g4.net
フォローする

URLリンク(twitter.com)
おいちゃん
@hosi_tan
福岡市立点字図書館の岩本氏とボランティアが、大西巨人氏の大長編小説「神聖喜劇」を点字翻訳されたという記事。
ただ点字にしていくだけでなく、方言やこまかなニュアンスなど、校正作業がとても重要な事、需要より、読もうと思ったら在るという事が大事だと書かれていました。

4:03 - 2016年11月8日
URLリンク(pbs.twimg.com)

638:吾輩は名無しである
16/11/14 18:05:03.16 l/qyqOZU.net
斎藤環
批評の機能は二流の作品に一流の価値を見出すこと。
「グラディーヴァ」だって、要するに韓流みたいな記憶喪失メロドラマ。ラカンのポー解釈だってそう。

白江幸司
難癖つけるつもりはないんだけど、ここでいう批評は柄谷東直系ゆえのバイアスがあって、
そこではメロドラマ評価軸が欠落してるからこんなことになる。
映画だとこの欠落はありえないので、メロドラマ再評価文脈をきちんと批評の側もクロールしないとだめだろうな。

柄谷路線におけるデフォルトホモソーシャル体質ってかなりのもので(スガ、渡部にも色濃く残ってる)、
大江三島中上のカノンとする文学史形成と表裏一体なわけでしょう。このタイプの批評家が「日本文学の命運」物語をやるのって、
マルキスト批評家の肩書なのに、右派・保守派メンタルとの結託でもある

初期〜中期の批評空間における初期多和田葉子や初期水村美苗の作品のピックアップは
当時の文芸誌と比べても結構アドバンテージがあったのに、そういう要素は活かしきれなかったんだろう。

柄谷浅田の悪癖を合成継承したスガ、渡部の対談本とかをいま読むと、
さらっと侮蔑的な調子で「若い女の子」「中年の文学おばさん」などと言われたりするので、
そのミソジニーぶりとその無自覚さにドン引きするものがある。

スガ渡部の小説読解方法(スガならマルクス主義批評家としての外挿法とヘーゲル美学敷衍での思弁や、渡部なら技術分析)というのは、
そうした側面を隠蔽すらしてたとみなせるため、あれら批評では、「何が当然のように無視されているか」を炙り出す読みが必要になる
13 Nov 2016

639:吾輩は名無しである
16/11/14 23:20:23.25 XWVdP68H.net
URLリンク(blog.livedoor.jp)
ララビアータ
田島正樹の哲学的断想
2016年11月14日
The arc of universe is long.


この人らしい

640:吾輩は名無しである
16/11/17 02:11:29.51 okY7vz5Z.net
kazukazu88@kazukazu881
ジジェク、大統領選の直前に「ヒラリーよりトランプの方がマシ」とインタビューで答えていたのに、トランプが当選した途端に「あれは皮肉だったに決まっているだろ。
俺はトランプを支持するほどバカじゃね」とか言い出したかw逆張り文化左翼芸人のクズっぷりがヒドいw URLリンク(t.co)


641:lj4Cx さすがスロベニアの絓秀実



642:吾輩は名無しである
16/11/17 03:01:57.16 d9f3gXOY.net
KoichiroKOKUBUN國分功一郎 ‏@lethal_notion 17
サンダースが選挙を降りたのでトランプ支持に回った、周りも皆そう、
と言う人のインタビューを見ました。そうだろうなぁとは思ってました。
トランプとサンダースは同じコインの表裏と言われてましたので。
で、そういうサンダースが結構善戦した。オバマが「降りてくれ」と頼まないといけないぐらいに。

KoichiroKOKUBUN國分功一郎 ‏@lethal_notion 17
昨日の東京新聞に米大統領選とトランプについての僕のコメントが載りましたがその補足。
僕は単にサンダースが希望と言ったのではなくて、社会で苦しい立場にいる人達の声を
代表することは必ずしも排外主義には結びつかない、
その可能性をサンダースの善戦が示したことが希望だと言いました。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


643:吾輩は名無しである
16/11/19 13:04:30.08 l8I8Rbce.net
猫飛ニャン助@suga94491396
簡単に言うと、戦後憲法は何ら正当=正統性を持たないということです。そこで立憲主義などということは、タワゴトかと。

戦後憲法は正統性ないから「廃憲」だと主張する右翼と似たようなこと言って、絓のアカウントを見てるとネトウヨのアカウントおすすめされるの当然だわ

644:吾輩は名無しである
16/11/19 16:09:34.92 /mxjEqig.net
リベラル叩きがメインで左翼として何か展望あるわけでもなく右派にとって非常に都合がいい存在ではないかと。

645:吾輩は名無しである
16/11/19 23:12:45.31 XE/i82hy.net
だって近大というネトサポ総本山の教員だもの

646:吾輩は名無しである
16/11/19 23:44:51.71 l8I8Rbce.net
「十数年ほど前のことですが、ある文芸評論家と話をしていて、なぜか、東海林さだおのマンガが話題に出て、あたし大好き、と言うと、でも、くだらないでしょ、と、文芸評論家のヤローが答えます。
まあ、名前を言っちゃいましょう、この際だからね。福田和也に、なぜか親近感を持っていて批判できない左翼あがりの絓秀実。」
(金井美恵子「クーダラナイ、クーダラナイのココロ!!」、GQ 2000年9月号)

647:吾輩は名無しである
16/11/20 00:09:05.94 NOom701P.net
白江幸司
対談本『新それでも〜』の書き出し指導章は選出作品5作のうち4作が
「10代後半の女性主人公一人称の、印象的なモノローグや場面」で共通しているわけだが、
この選別の偏りにかんして「世の娯楽作品と同じく、印象的異性を出さなくてはならない」といった口実すら付してないあたりのヌルさたるや

つまり、単なるおっさんのフェチ露呈に見えることへの防御策ゼロなわけだ。
無自覚にもほどがあるんだが、著者二人は対談ではむしろ「若い女性作家の描き方を媚びとして小馬鹿にする」トーンで一致してるので、
ソープに来て説教するおじさんの形象を否応なく連想させるw

ゲンロンカフェのこの前の非モテ座談会は批評空間系衰退についての総括回にもなってたけど、
まあ東がスガ渡部に対しては黙殺し言及しなかったようだが、二人は実質衰退の構成員と言ってよかろう。

ミソジニーやホモソーシャリティとは別文脈で、スガ・渡部でいま


648:再検討したいのは、 彼らのような書き手が「団塊世代共通文化をいかにオミットすることで卓越化する手続きを経たか」。 同時代文化を小馬鹿にし一蹴したり一つ〜二つ前の世代の文化を摂取することで全能感を確保、といった手法を使ってる。 事実記述としては精密ではなく比喩的に言うなら「蓮實の文章に触れることで、 ロックとかアメリカ文化とかを一切合切触れずに小馬鹿に済ませても問題ないと保証を得た」が彼らにはある。 「同時代文化にタッチしなければ権威的規範の振る舞いが容易」が顕著に出たのは団塊以降ではという考えがある これは丹生谷(渡部より二歳年少)にも共通し、彼が1920-30年代生まれの書き手がしっくりくるなどと言うとき、そこに暗にあるのは、 団塊世代が自己形成期に浴びたであろう1940年代生まれ一群より一つ古いものを使うプレイ。 丹生谷は基本的に脱政治的読解なんだが、もはや逆に機能してる 丹生谷を媒介するとすべてが思考の気性であるように作品が見えてしまうわけだが、 それは丹生谷が対象作家や作品の状況等に情報遮断することで得られたものなので、読者は真に受けると鈍感さが増幅されるところがある。 こういう操作は、同世代読者が知らない過去作品を持ってくれば途端にやりやすくなる 2016年11月19日



649:吾輩は名無しである
16/11/20 00:10:45.29 NOom701P.net
白江幸司
ある種の鈍感さと権威形成はしばしば互いに補強し「鈍感維持のための聖典を提示する権威」の要求に結びつく。
なにがしかの作品、作家の卓越性をできるだけ明確に規定し、それにおいて評価するというよりも、
そうした規定を施さないことで得られる「不合理ゆえに我信ず」の方が「凄い」ので飛びつく。

読者のメンタルに「人文教養に参入した契機が反俗や通俗嫌悪」がある場合、「それをやってこそ書き手」ぐらいに強い評価線引きとなる。

ふいに我に返っていうと、渡部直己は柄谷ドクトリンのもとで好きなものを好きとも言えなかった不憫な人なんで、
おのれのフェチを自覚して全開にし、フェチ自体を対象化するなり技法分析なりして書いたほうが、よほどいいのではと思う。

子供時分はスガ渡部の権威的な言い方に見通しの悪さぐらいしか感じなかったが、
批評の手管をある程度以上把握した今読むと、「悪態の対価を払ってない」という感想に。
揶揄や小馬鹿を多用する割に、批評基準や参照規範の明示を怠ってるから、フリーハンドでマウントする知的怠惰と傲慢さばかりを感じる
2016年11月19日


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