講談社文芸文庫について語ろう at BOOK
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300:吾輩は名無しである
16/01/17 11:11:31.76 .net
だから上でも出てるように今の値段でも赤字なんだって

301:吾輩は名無しである
16/01/17 11:39:46.44 .net
岩波は赤字経営ばかりなの?

302:吾輩は名無しである
16/01/17 11:46:36.21 .net
赤字を出すためにやってるわけはない
岩波には買取制というものがある
よくわからんがうまくやってるんだろう

303:253
16/01/17 13:20:40.81 .net
講談社と岩波書店じゃ
企業規模が全く違うが、むしろ
喰わせなきゃいけない社員が無茶苦茶多い
講談社がスケールメリットを活かせないほど、
出版ビジネス全体が落ち込んでるんじゃないかなあ……。
昔のビジネスモデル、
純文学と無縁なフライデーとか
下世話な雑誌の潤沢な売り上げを
出版社の良心として良質な書籍に回す、
それすら出来なくなってるとかね。
小学館は確か、ホテルビジネスに手を出したんじゃ
なかったかな?自前の土地の資産活用だなw
カドカワはネット屋と合併でしょw
本の現場じゃ、ユーザーが思ってる以上に
壊滅的な状態じゃないかと。
少人数で切り詰めた営業努力で
維持できるかどうか、みたいなジリ貧状況かも。
そもそも、純文学市場が初版数千部なんだから。
儲かるどころか、ボランティアだよ、ほとんど。

304:吾輩は名無しである
16/01/17 13:30:19.96 .net
投機じゃないけどポートフォリオってやつか?
あっちがダメでもこっちで儲けるって。
それとも違うか?
まあ出版企業の文化的良心としての看板かけで純文学系の出版はしてるんだろうけど
肝心の純文学系の出版物に文化的良心なんてのが毛ほどもない今のこの同時代じゃあね。(笑

305:吾輩は名無しである
16/01/17 13:38:39.11 .net
誤解されないために付け加えると「文化的良心」の在る無しは創り手に良心(意思)があるかどうかじゃないからね。
創り手に文化的名誉心(才能)があるかどうかだからね。
さらに誤解されないために付け加えると文化的名誉心は世間的名誉じゃないからね。
オレはくだらないものは創らない創ったことがないって自負自尊だからね。(笑

306:吾輩は名無しである
16/01/17 13:42:57.05 .net
お前のレスなんて誰も真面目に読んでいないから念のための訂正などいらんよ
何が(笑)だか、気持ち悪い自意識だな

307:吾輩は名無しである
16/01/17 13:45:23.79 .net
うん。いつでもどこでも独り言。あはははは。(余裕。^^

308:吾輩は名無しである
16/01/17 13:49:10.31 .net
よく言われてることだが大手出版社は給料が高すぎるんだよな
労組も強いから無碍にはできないし

309:吾輩は名無しである
16/01/17 14:01:23.10 .net
給料が高い安いは無関係。
そりゃ安けりゃ誰でもやる気をなくすしこんな程度でいいやになるだろうが。
そこそこの給料以上ならどんなに高くたっていい。というより高けりゃ高い程責任感が持てていい仕事をする。
要は、出版業は一次的・二次的産業じゃなく第三次産業だからね、
仮にここに優秀な人材が集まっていても元がダメなら全くダメだってことさ。(笑

310:吾輩は名無しである
16/01/17 14:07:51.67 .net
>>303
まず、何に「無関係」なのか教えてもらえますか?
まさか書籍の価格に無関係って意味じゃないだろうし

311:吾輩は名無しである
16/01/17 14:15:55.75 .net
人件費をいくらにするか?は単純にその企業の経営の問題だよ?それだけだよ?
さすがに最低賃金未満なら他人も見るに見かねて、
おそれながら、
と代わりにお上に訴えてやってもいいけどね。他人事。無関係。(笑

312:吾輩は名無しである
16/01/17 14:49:20.09 .net
つまりお前に無関係、って意味?
そんなの当たり前なんだから黙ってたら

313:吾輩は名無しである
16/01/17 14:56:31.52 .net
多かれ少なかれ人件費が第三次産業だと経営のネックになると思うんだが…

314:吾輩は名無しである
16/01/17 15:09:27.43 .net
>黙ってたら
独り言だって言ってるだろ?(笑

315:吾輩は名無しである
16/01/17 15:14:13.20 .net
なんでこんな馬鹿が書き込んでるんだろうね
文芸文庫読む前に勉強でもしたら

316:吾輩は名無しである
16/01/17 15:23:48.04 .net
勉強し過ぎたわ。あんたなら1万年かけても無理なほどの広大さでね。^^

317:吾輩は名無しである
16/01/17 15:35:19.86 .net
なのに大して学歴も社会的常識もないのは何故?

318:吾輩は名無しである
16/01/17 16:13:36.23 .net
カネが無かったから。カネが無いから。恒産無ければ恒心無し。あはははは。^^;

319:吾輩は名無しである
16/01/17 18:15:56.07 .net
筑摩文庫も海外文学の新規刊行点数が少なくなったような気がする。

320:吾輩は名無しである
16/01/17 21:14:23.02 .net
>>297
>喰わせなきゃいけない社員が無茶苦茶多い
>講談社がスケールメリットを活かせないほど、
>出版ビジネス全体が落ち込んでるんじゃないかなあ……。
その説は面白い。

321:吾輩は名無しである
16/01/18 16:46:05.39 .net
DIA-KIKU,DAI-SUKI
近松秋江『黒髪 別れたる妻に送る手紙』(講談社文芸文庫版)読了。赤裸々な私小説であった。
中でも『疑惑』が凄く、出奔した妻の浮気の証拠を求めて旅先の二十余軒の宿の宿帳を調べて、証拠を発見する件など、
その情念の過激とほろ苦さとで、実に独特な作風である。実に生々しい大正時代の男女の姿。
2016年1月16日
ノルマン岸男
講談社文芸文庫の金井美恵子自選短篇が3冊で一応の幕、と書かれていたことに気づくなど。著者近影(!)にも。
白砂一樹
私は講談社文芸文庫の『ambarvalia 旅人かへらず』だけ読んだことがあるんですけども、西脇はまだ読めるんですけども、
それ以降、恐らく西脇のせいで、日本の詩は激的に難しくなってくる、という気がします。
西脇の帰朝が、我が国の「現代詩」の誕生なのでせう
2016年1月17日

322:吾輩は名無しである
16/01/18 19:00:43.92 .net
マジでコピペやめてくれ
迷惑です

323:吾輩は名無しである
16/01/18 20:07:01.98 .net
柄谷行人は今も講談社文芸文庫に関わっているの?

324:吾輩は名無しである
16/01/18 22:45:47.21 .net
文芸文庫ワイドって一冊3500円位しそう
だったら単行本でいいじゃんってなるが

325:吾輩は名無しである
16/01/18 23:46:44.38 .net
ワイド版岩波文庫はたくさん持ってるけど、正直、文芸文庫ワイドはあんま欲しくない



326:なぜだろう



327:吾輩は名無しである
16/01/19 08:23:08.23 .net
>だったら単行本でいいじゃんってなるが
文庫ってのは「安い」本って意味じゃないんですよ。

328:吾輩は名無しである
16/01/19 08:26:44.49 .net
持ち歩くので文庫は助かる。電車で読むよ。

329:吾輩は名無しである
16/01/19 09:41:18.17 .net
>>319
岩波は誰でも知ってる一般人むけ有名古典しか入れない。
文芸文庫はホントの文学好きしかそそられないようなシブい名作を取上げる。
初期のころ、取上げて欲しい作家、作品のアンケートをやってて、
どうせだめだろうと思いながら西脇をリクエストしておいたら、おれのリクエストに答えた
わけではないだろうが西脇が何冊もでたのには狂喜したな。

330:吾輩は名無しである
16/01/19 09:46:22.66 .net
西脇順三郎は残ってほしい人だね

331:吾輩は名無しである
16/01/19 11:17:06.28 .net
>>322
最近は岩波もシブめの方向も頑張っている感じがするけど、そこ行く前にもっと王道を出せよと思ってしまうんよね、岩波に対しては。

332:吾輩は名無しである
16/01/19 12:25:01.63 .net
ワイド版だと大きさ単行本と変わらなくない?
まあ岩波ワイド文庫と同じ大きさになるかはわからないが

333:吾輩は名無しである
16/01/19 12:34:09.44 .net
>>268
ちょっと偏りすぎてるかな
いずれ入るだろうけど、トップバッターなら埴谷の死霊とか白洲のかくれ里とか入れとけばもっと広い層にアピール出来たはず

334:吾輩は名無しである
16/01/19 12:36:37.19 .net
>>322
西脇順三郎は岩波でも出てるだろ
あと岩波もマニアックさでは文芸文庫にさして引けを取らない
俺の抱いてる感覚とは逆だな

335:吾輩は名無しである
16/01/19 12:58:46.05 .net
西脇順三郎はノーベル文学賞候補にもなった日本を代表する詩人だろ
マニアックとか、シブいとか言われる存在か?

336:吾輩は名無しである
16/01/19 14:43:26.90 .net
広い日本で自分しか読んでないと思ってるんじゃないの

337:吾輩は名無しである
16/01/19 14:58:46.18 .net
>>327
岩波のは1991年で詩の選集一冊でしょ
詩論やエッセイ集立て続けに90年代に出たのはすげぇありがたかったよ
なんで無駄に煽るかね…

338:吾輩は名無しである
16/01/19 16:27:08.51 .net
>>322は「岩波では出ない本当の文学好き( )しか読まないマニアックな西脇順三郎を文芸文庫では何冊も出してすげえ!」と読めるでしょ
あと岩波文庫の西脇順三郎詩集は文芸文庫2冊分くらいのボリュームがあるよ(もちろん文芸文庫より安い)
いまだに選集が出されて教科書にも名前が載ってるような存在である西脇順三郎がマニアックな存在とされるのにはかなり違和感があるけどね

339:吾輩は名無しである
16/01/19 16:32:11.16 .net
333

340:吾輩は名無しである
16/01/19 16:39:34.41 .net
西脇は翻訳家としても一流だったし、教育者としても一流だったからなあ。
評論やエッセイも素晴らしいし。

341:吾輩は名無しである
16/01/19 16:57:06.00 .net
詩人としての西脇はもちろん現代日本の代表的詩人なので
詩集ならいろんな形で入手できたけれど、試論やエッセイなど散文は
入手がむずかしかったわけだ。
文芸文庫はその渇を癒してくれたということですね。

342:吾輩は名無しである
16/01/19 17:00:00.05 .net
岩波文庫の方は生涯の刊行詩集からの選集である一方、文芸文庫は初期2作の完全収録
詩集についてはどちらかといえば岩波版の方が充実しているともいえる

343:吾輩は名無しである
16/01/19 17:53:29.96 .net
まあ、詩人てのは「俺だけの誰某」みたいな思いを抱かせる存在ではある

344:吾輩は名無しである
16/01/19 18:02:50.77 .net
tadashimo
『なぎの葉考・少女 野口冨士男短編集』(講談社文芸文庫)を読み始めた。
とてもいい感じ。これぞ私小説。
M
『素描 埴谷雄高を語る』(講談社文芸文庫)を読む。全集の月報や雑誌の追悼号に載ったポルトレで編まれている。
C_CYCLONE
芦辺拓『奇譚を売る店』(光文社文庫)、森博嗣『魔法の色を知っているか?』(講談社タイガ)購入。
吉田知子『お供え』(講談社文芸文庫)も手に取るも、値段を見てそっと棚に戻す。持ち合わせが無かった…。次回。
#文庫の会(仮)
2016年1月18日

345:吾輩は名無しである
16/01/19 18:22:38.35 .net
値段を見てそっと棚に戻す。


346:吾輩は名無しである
16/01/19 20:09:06.20 .net
最低時給が1500円になったら毎日買いたいね。

347:吾輩は名無しである
16/01/19 20:13:38.81 .net
>>339
そんなんでいいのかw

348:253
16/01/19 21:39:34.44 .net
頑張って仕事して稼ごうぜ、買おうぜ、
講談社文芸文庫w(中の人でもステマでもないぞw)
純文学好きならな‼︎
そもそも純文学なんぞカネとは無縁。
必要無い奴らにはまったく要らんものだ。
でも、無くては生きられん奴らも居る。
少数派なんよ、世間のな‼︎
買い支えしてやらなきゃ絶滅するなら、
支えなきゃならん。俺個人には必要なんだから。

349:吾輩は名無しである
16/01/19 22:09:10.86 .net
何ヶ所も病院へ行くようになると、若い時の本代が、通院と薬代に
消えてゆく。で、病院の帰りには本屋へ寄っても何も買わずに、自然
足は公共図書館へ向く。

350:吾輩は名無しである
16/01/19 23:16:59.14 .net
若いときより体のメンテナンスに金がかかるからな。

351:吾輩は名無しである
16/01/19 23:21:39.26 .net
>>342
その前に30代の仕事が忙しい&家庭責任が出て来る時期に読み続けること自体が難しくなるんですがね…
新しい作家を追う気力はなくなってしまいましたわ…

352:吾輩は名無しである
16/01/20 09:35:20.64 .net
若い時は暇がない、年金生活者には金がない、とかくこの世はままならぬ、か

353:吾輩は名無しである
16/01/20 10:10:44.77 .net
若いときは時間山ほどあった。
さすがに仕事はじめちゃうとだめだね。
ニートとかなら読書を堪能できるかも。

354:吾輩は名無しである
16/01/20 14:21:03.84 .net
やはり文庫本が良いと思うのは、通勤時間に読めるからだよね。ハードカバーは持ち歩けないじゃん。

355:吾輩は名無しである
16/01/20 14:29:30.12 .net
>年金生活者には金がない
意味がわからないな。
本を読む気力があるくらいなら年金などに頼らず働けばいいじゃないか。
本を買う小遣い、せいぜい月5万くらい稼げないことはなかろうに。

356:吾輩は名無しである
16/01/20 14:34:00.30 .net
年金が少ないのがいけないんだよ。あんな額でどうやって生活して行けというのか。心の余裕など生まれるはずもない。

357:吾輩は名無しである
16/01/20 14:42:07.12 .net
少ないのは現役時代の働きがわるかったから。
年金で食えてる人はいくらでもいるよ。
足りなければそれこそ働いて補充すればいいだけのことだ。
掲示板で無為にすごす時間はあるし、寝付いていてるわけじゃないんだろ。
それが人間ぞ!

358:吾輩は名無しである
16/01/20 15:10:14.40 .net
>>350
お前みたいな若造に何がわかると言うんだ!

359:吾輩は名無しである
16/01/20 15:29:30.06 .net
なんで喧嘩してるんだ。

360:吾輩は名無しである
16/01/20 15:30:54.95 .net
すみません、ちょっと興奮しちゃって…

361:吾輩は名無しである
16/01/20 15:34:21.07 .net
すみません、無気力なじじいが愚痴をたれるもんで・・・

362:吾輩は名無しである
16/01/20 15:35:53.74 .net
なんだとこのすっとこどっこい!

363:吾輩は名無しである
16/01/20 15:40:03.32 .net
お前も70を過ぎて身体にガタがくるという事がどれだけ精神的な活力を奪うのか、何十年後かに理解する事になるだろう。

364:吾輩は名無しである
16/01/20 15:42:35.13 .net
愚痴じゃなくてしっかり筋の通ったことを言えば相手にしてあげますよ。
すっとこどっこいじゃ!じゃダメだね、ご老人。

365:吾輩は名無しである
16/01/20 15:50:06.67 .net
この野郎…

366:吾輩は名無しである
16/01/20 15:57:30.31 .net
老人と若者が喧嘩しているのを見るとリンガメタリカ思い出す。

367:352
16/01/20 16:00:56.06 .net
僕は30代前半なんです


368:けどね



369:吾輩は名無しである
16/01/20 16:12:28.30 .net
これが高すぎるから
柄谷行人蓮實重彦全対話 (講談社文芸文庫)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
こちらを買いました
闘争のエチカ (河出文庫―BUNGEI Collection)
URLリンク(www.amazon.co.jp)

370:吾輩は名無しである
16/01/20 16:21:08.05 .net
>>360
まだ若いよ。

371:吾輩は名無しである
16/01/20 16:30:19.60 .net
僕はまだ死なないぜ

372:351
16/01/20 16:33:50.91 .net
わたしは来月65になるんですけどね。

373:吾輩は名無しである
16/01/20 16:36:33.07 .net
病気、事故や天災etc
死ぬつもりなくてもいきなり死ぬ人はたくさんいる。
1日1日を大切に、悔いのない人生を送るんだ。

374:吾輩は名無しである
16/01/20 16:40:45.01 .net
新潮文庫の旅のラゴスやちくま文庫の命売りますみたいに昔の作品を広くアピールしてリバイバルさせるみたいな営業努力が足りない気もする、高いけど高いなりに良いものなんですよ! みたいに宣伝していかないと
こんな殿様商売じゃいくら買い支えてもいつか破綻するわ

375:吾輩は名無しである
16/01/20 16:44:05.30 .net
だから専用ページもつくって村上春樹以下著名人に隠れた名作を発掘させる試みをはじめたんじゃないか

376:吾輩は名無しである
16/01/20 16:49:57.39 .net
ドストの鰐おもしろかった。ああいう短編集頼むわ。意外なやつ。

377:吾輩は名無しである
16/01/20 17:06:20.02 .net
高齢で働くっていっても事故も多いし、
車の運転だけはやめてほしいな。
なんの罪もない人が死んでしまうのは悲しいよ。

378:吾輩は名無しである
16/01/20 17:17:47.06 .net
高齢者が働いて若者が犠牲になる。

379:吾輩は名無しである
16/01/20 17:20:53.52 .net
五反田のモスバーガーで働いてるおじいちゃんおばあちゃんとっても雰囲気よくて好き。
たまにテレビにも出てるけど、ほんとなごむわ。

380:吾輩は名無しである
16/01/20 17:27:38.11 .net
高齢者になったら、ラブホで働くか、富士そばで働くか迷ってる。

381:吾輩は名無しである
16/01/20 17:50:17.99 .net
>>364
おめでとうございます

382:吾輩は名無しである
16/01/20 20:28:10.67 .net
海外文学はわりとネームバリューの高い作家を選んでいるけど、
それほど売れていないような気がする。
ヘンリー・ジェイムズですら売れてないでしょう。

383:吾輩は名無しである
16/01/20 20:42:17.32 .net
そういう売れない作品も出すから金がかかるんだな。良い事だ。

384:吾輩は名無しである
16/01/20 20:47:33.84 .net
まあ、出し続けるのなら良いことですけどね。

385:吾輩は名無しである
16/01/20 20:57:33.02 .net
オシツオサレツ
税込で2700円は最早、文庫本の値段ではありません。普通ならば購入を躊躇うはずです。
ですが、講談社文芸文庫を、就中、木山捷平の作品を愛しているので。
URLリンク(pbs.twimg.com)
本棚に収めてみました。分厚いです。隣の『新編 日本の旅あちこち』が、300頁くらいで1700円なんですが、
そう考えると740頁で2700円はかなりお買い得なのでは?などと自分を丸め込んでみたり。嫌ですね、お金の話しばかり。
URLリンク(pbs.twimg.com)
敷島書房
木下長嘯子、学生時代に石川淳「長嘯子雑記」(講談社文芸文庫『江戸文学掌記』収録)で知りました。豊臣家で一番好きw
秀吉と血縁ではないけれど、その出世とシンクロしたおねの一族を羨ましいと思いましたw
好内容のアンソロジー、『コレクション日本歌人選 木下長嘯子』(笠間書院)おすすめです。
2016年1月19日
給食当番失踪
「家族会議」(横光利一、講談社文芸文庫)読了。兜町と北浜の仕手戦を軸に仲買人の虚々実々の駆け引きや恋の縺れを散りばめた、



386:横光の提唱する純粋小説論を地で行く長編。敵味方混交で推移していく展開は家族会議の表題に相応しい人間劇。 http://pbs.twimg.com/media/CZKUSlYUgAAdbwx.jpg 2016年1月20日



387:吾輩は名無しである
16/01/20 21:01:43.99 .net
酔いざめ日記 (講談社文芸文庫)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
これか。740頁なんて文芸文庫もあるんだね。

388:吾輩は名無しである
16/01/20 23:34:47.38 .net
鮭罐五平次
週刊文春2016.1.28の文庫本を狙え!は木山捷平『酔いざめ日記』講談社文芸文庫税抜2500円税込2700円.
本屋のカガヤ
《従兄の場合にしても、Kの場合にしても、彼是四十と云う年輩になり、永年の病気に敗けてだんだん世間からも近親からも見放され、
骨になって帰るほか故郷へも帰れないような状態になって都会で惨めな死に方をして行く》
葛西善蔵「われと遊ぶ子」『哀しき父/椎の若葉』(講談社文芸文庫)237-8頁
逆名@審神者
折口信夫の短い評論で、外国の推理小説について述べたものがあったんだけど、
折口さん外来語はひらがなにアンダーライン表記なのが、読んだ当時もすごく萌えたな…。
なので今でも歌仙さんも外国文学について話すときこんな感じかな…と思ってしまう
こういう感じ…ちょっと真似はしにくいかもだけど萌えてしまう…。
「折口信夫文芸論集」講談社文芸文庫より
青空文庫にもあったので一応:【人間悪の創造】
URLリンク(www.aozora.gr.jp)
URLリンク(pbs.twimg.com)
2016年1月20日

389:吾輩は名無しである
16/01/23 20:45:08.44 .net
蜜のあはれ面白かった。

390:吾輩は名無しである
16/01/23 21:08:32.24 .net
「万延元年のフットボール」の蜜

391:吾輩は名無しである
16/01/23 21:28:14.39 .net
10年以上前に中古本を買って(1500円くらい)、半分くらいまで読んで投げ出した「仮往生伝試文」を、
去年の夏、文芸文庫版を買って読了しました。もちろん最初から読み直しました。
やっぱり文庫にしてくれると手軽に持ち歩けていつでも読めるのがいい。

392:吾輩は名無しである
16/01/23 22:03:54.00 .net
初版を文庫で出す作家がいてもいい

393:吾輩は名無しである
16/01/23 22:05:02.07 .net
仮往生伝試文 ハードカバー - 1989/10
仮往生伝試文(新装版) 単行本 - 2004/12/11
古井由吉自撰作品 6 仮往生伝試文 (古井由吉自撰作品【全8巻】) 単行本 - 2012/4/7
仮往生伝試文 (講談社文芸文庫) 文庫 - 2015/7/11

394:吾輩は名無しである
16/01/23 22:20:17.06 .net
>>383
エンタメであるよね。

395:吾輩は名無しである
16/01/23 22:37:54.96 .net
ほんと?ライトノベルというのは全部文庫なの?

396:吾輩は名無しである
16/01/23 22:38:38.37 .net
>>383
それやって食える純文学作家は日本にはいないと思う。

397:吾輩は名無しである
16/01/23 22:46:07.33 .net
そうか印税が少なくなっちゃうのか…

398:記憶喪失した男(愛知県)
16/01/23 22:56:43.26 .net
>>386 ライトノベルは全部、初版から文庫だ。
安いぞ、しかも。

399:吾輩は名無しである
16/01/23 23:00:03.61 .net
記憶さんまたライトノベルの話ですか!

400:吾輩は名無しである
16/01/23 23:06:00.97 .net
>>386
ラノベじゃなくてミステリでやってた。

401:吾輩は名無しである
16/01/23 23:07:10.34 .net
>>932
ありがとう、そんな事もあるんだね。

402:吾輩は名無しである
16/01/23 23:07:58.44 .net
レス番間違えたゴメン(>_<)

403:吾輩は名無しである
16/01/23 23:25:31.73 .net
橋本治の「デビッド100コラム」や「ロバート本」は文庫書下ろしだったと思う。

404:吾輩は名無しである
16/01/24 00:04:28.22 .net
今単行本ですら書き下ろしで出せる純文学作家って恐ろしく少ないよな。
新潮社の「純文学書き下ろし特別作品」シリーズ大好きだったわ。どれもハズレ無しで作家もみんな


405:気合入ってた。一時期全部集めようと思ってたけど挫折した。



406:吾輩は名無しである
16/01/24 00:53:55.80 .net
>>394
どっちも文庫書き下ろしじゃないよ
親本がある
ちなみに0011ナポレオンソロにひっかけた書名で、値段も1冊1100円

407:吾輩は名無しである
16/01/24 06:57:04.81 .net
>>395
吉村萬壱の臣女は書き下ろしだったな。

408:吾輩は名無しである
16/01/24 07:54:14.92 .net
>>395
そんなに少ないのかな
むしろ文芸誌に載らない方が単行本が売れるんじゃないのかな
村上春樹以外で俺の知ってる純文学の書き下ろしは山崎ナオコーラの「理性と感性は相反しない」かな
なお内容は超絶糞

409:吾輩は名無しである
16/01/24 07:57:21.70 .net
400

410:吾輩は名無しである
16/01/24 08:10:41.62 .net
単行本1500円で印税10%として五千部売れて75万円
原稿一枚5000円だとしたら200枚書いて100万円
損益分岐点は文芸誌に載せたことで売り上げが6000部減るくらいの作家
文庫だと600円とかで5000部売れても30万円にしかならない
単行本単独で年収800万円いくとすると著書あわせて年間4万部売れてる作家

411:吾輩は名無しである
16/01/24 08:22:33.79 .net
5000部で75万円しか行かないのか。食えるはずねーな。

412:吾輩は名無しである
16/01/24 08:32:23.96 .net
売れるか数をこなすかだね
食えるのは

413:吾輩は名無しである
16/01/24 08:49:02.79 .net
羽田圭介の「盗まれた顔」も、純文学といえるかはともかく書き下ろしだったと記憶(記憶違いえるかはかもしれんが)

414:吾輩は名無しである
16/01/24 08:49:43.89 .net

(記憶違いえるかはかもしれんが)

(記憶違いかもしれんが)
の間違い

415:吾輩は名無しである
16/01/24 09:18:53.32 .net
>>402
量産するしかない。

416:吾輩は名無しである
16/01/24 09:20:29.28 .net
岩波文庫の次に好きかも。

417:吾輩は名無しである
16/01/24 09:26:05.32 .net
>>395
純文学→書き下ろし→特別→作品、どれだけ気合入ってんだよ、
昭和文学絶頂時代の記念碑、文学が教養で文化であった時代。
今それを継承しているのは講談社の文芸文庫と学術文庫。
いつごろからか新刊の小説は軽薄短小がほとんどになった。

418:吾輩は名無しである
16/01/24 09:28:03.78 .net
雑誌掲載は作家が原稿料で稼ぐためにやってるだけだからね。

419:吾輩は名無しである
16/01/24 09:50:39.90 .net
>>407
最近近所のショッピングモールにはいっている小さな本屋の新潮文庫の棚みてびびったぜ
有川浩とか湊かなえとかそんなラインナップ
あいつはもう駄目だよ、見限った

420:吾輩は名無しである
16/01/24 09:57:01.20 .net
よんだパンダがいなくなってから新潮文庫買わなくなった。
パンダ返せ馬鹿。

421:吾輩は名無しである
16/01/24 12:44:41.29 .net
しかし、角川と新潮はどの地方の小さな本屋にも入っているという意味で文学の最後の砦でもあるからね。こっちはこっちで大切にしたいわ。

422:吾輩は名無しである
16/01/24 15:50:31.42 .net
戦後文学を読む (講談社文芸文庫) 文庫 - 2016/3/11
群像編集部 (編集)
文庫: 448ページ
野間宏、武田泰淳、大岡昇平、梅崎春生、小島信夫ら、戦後文学作家の代表作を、
現代の作家たちが読み、合評形式で論じ合う「群像」のシリーズ企画。
奥泉光、高橋源一郎、島田雅彦、町田康、保坂和志らの現代文学の牽引者から、
川上未映子、青山七恵、朝吹真理子、島本理生など若手まで、
それぞれの作家たちが、各々の視点と感性で、戦後文学を俎上に侃侃諤諤の文学論を展開。
木下杢太郎随筆集 (講談社文芸文庫) 文庫 - 2016/3/11
木下 杢太郎 (著), 岩阪 恵子 (編集)
文庫: 400ページ
鴎外を継承する詩人、小説家、劇作家、評論家、医学者でもあった杢太郎の随筆を厳選。格調高い日本語と学識から生まれた至高の文選。

423:吾輩は名無しである
16/01/24 16:47:03.66 .net
>>412
>野間宏、武田泰淳、大岡昇平、梅崎春生、小島信夫ら、戦後文学作家の代表作を、
結局読めるものたらここらくらいまでさかのぼらなきゃないわけね、
後世から文学空白の平成といわれるであろう。

424:吾輩は名無しである
16/01/24 17:00:58.26 .net
>>413
戦後文学って戦後から今までではないだろう
戦後派とは違う用法だろうが、中上W村上の70年代の文学は戦後文学ではないだろう

425:吾輩は名無しである
16/01/24 17:01:25.86 .net
平成文学は辻原、奥泉、南木、奥泉、辺見、玄侑、佐伯、車谷、堀江、松浦
といった地味目の作家が評価対象になると思う。
小林恭二、久間十義のようなメタフィクション系はパッとしなかったけど、
ようするにあの手の前衛作品は受けいれられない風土なのね。
小説全般でいうとミステリー全盛期といってよい。
SFは昭和末の時点で失速したね。

426:吾輩は名無しである
16/01/24 17:09:37.35 .net
>>412
>野間宏、武田泰淳、大岡昇平、梅崎春生、小島信夫ら、
この「ら」のなかに、島尾、三島、埴谷、中村真一郎、堀田善衛が含まれるわけね。
そもそも小島は第三の新人で吉行、遠藤、安岡、庄野あたりと同列に括られるとおもうけど。

427:吾輩は名無しである
16/01/24 17:21:21.96 .net
>>415
大いに異論があるなあ
伊藤計劃とか円城塔は平成文学を語るなら外せない作家になるだろうし、それらをあえて外してるのはなぜ?
(まだデビューしたてだけど、上田岳弘もそういう存在になるかもしれない)
この2人は辻原、南木、辺見、玄侑よりは影響力を後世に及ぼすだろう

428:吾輩は名無しである
16/01/24 17:25:31.41 .net
戦後文学を読む
URLリンク(ja.wikipedia.org)
第1回 野間宏
合評 「暗い絵」「顔の中の赤い月」奥泉光、中村文則、島本理生
第2回 武田泰淳
合評 「蝮(まむし)のすえ」「わが子キリスト」奥泉光、松永美穂、鹿島田真希
第3回 椎名麟三
合評 「深夜の酒宴」「重き流れのなかに」奥泉光、佐伯一麦、辻村深月
第4回 梅崎春生
合評 「桜島」「幻化」奥泉光、福永信、朝吹真理子
第5回 大岡昇平
合評 「野火」「武蔵野夫人」奥泉光、岡田利規、青山七恵
第6回 石原吉郎
合評 「ペシミストの勇気について」「棒をのんだ話」奥泉光、山城むつみ、川上未映子
第7回 藤枝静男
合評 「田紳有楽」「悲しいだけ」奥泉光、堀江敏幸、桜庭一樹
第8回 小島信夫
合評 「アメリカン・スクール」「月光(がっこう)」奥泉光、保坂和志、青木淳悟
第9回(最終回) 大江健三郎
合評 「芽むしり仔撃ち」奥泉光、野崎歓、町田康

429:吾輩は名無しである
16/01/24 18:18:24.49 .net
>>417
>伊藤計劃とか円城塔は平成文学を語るなら外せない作家になるだろうし
2人ともSF。

430:吾輩は名無しである
16/01/24 18:19:39.43 .net
埴谷雄高は戦後文学じゃないの?

431:吾輩は名無しである
16/01/24 18:31:40.85 .net
伊藤計劃は大好きな作家だが……
ハヤカワがちゃんと面倒見てくれてるからな。
2000年代SF最大の収穫だと思ってる。
これから楽しみ、って時に早逝したからなあ…
残念だよ。

432:吾輩は名無しである
16/01/24 18:33:01.09 .net
まだ若いのにもったいなかったよな。

433:吾輩は名無しである
16/01/24 18:54:17.98 .net
>>419
いやそれが反論なのだとしたらおかしいだろ
SFは昭和末の時点で失速したとか書いてあるのに対して、「伊藤計劃とか円城塔がいるじゃん」と書いたのだから
まあそれに筒井康隆は未だに最重要作家であり続けてるからな

434:吾輩は名無しである
16/01/24 18:56:21.83 .net
南木佳士とか、死後にはまず顧みられることはないと思う
むしろ又吉栄喜とかの方が読まれてそう

435:吾輩は名無しである
16/01/24 19:16:11.23 .net
>>423
>SFは昭和末の時点で失速したとか書いてあるのに対して、「伊藤計劃とか円城塔がいるじゃん」と書いたのだから
全体として失速。
伊藤と円城はSFというジャンルの持ち味である
センスオブワンダーを現代思想でごまかしているだけ。
この思想的粉飾に騙されたのが純文学。
>まあそれに筒井康隆は未だに最重要作家であり続けてるからな
もうすでに忘れ去られています。
その証拠に本も売れてない。

436:吾輩は名無しである
16/01/24 19:19:52.56 .net
>>412
それ欲しいな!!

437:吾輩は名無しである
16/01/24 19:19:57.41 .net
スレチかも知れんが……
小谷野敦の川端康成の伝記
「川端康成伝 双面の人」を読んでるんだが。
当たり前なんだが大正から昭和初年でも
純文学がカネにならないのは同じ、だな。
食うためにまだ新進気鋭の川端も
滅茶苦茶いろんな仕事してる。
少女小説(中里恒子の代作だがw)、婦人雑誌、
児童作文の選考、講演会なんて関西から帰った
その足で東北へ出発する、とか。
川端の趣味でやってる部分もあるけど、
あれやこれや忙しく仕事してる。
売り込みもやってる。頼まれてないのに
書けた原稿送り付ける、とか。
カネにならない純文学の灯を絶やさないように
良心ある老舗出版社はヤリクリして来たわけだ。
もうそんな余裕がある会社は無いのが
実情なんだろうがね。
文芸誌はまだ生き延びてるしな。期待したいよ。

438:吾輩は名無しである
16/01/24 19:20:53.13 .net
>>424
>南木佳士とか、死後にはまず顧みられることはないと思う
とにかく純文学本をたくさん出しているから。
文壇とはそういうものです。
又吉(栄吉)は文壇に居座り続ければよかった。
やはり大城や青来なんかのほうが文壇的に評価されるわけね。

439:吾輩は名無しである
16/01/24 19:21:11.91 .net
>>418
マジで面白そうだな。

440:吾輩は名無しである
16/01/24 19:29:45.16 .net
>>425
まああんたの中ではそうなんでしょう
残念ながら俺の意見とは違うね
>>428
それは生きてる間の話でしょ?
生前の文壇内の評価なんて、死後はなんも関係なくなるよ
時の流れは重要なものだけを残すもんだ
丹羽文雄とか、文壇の重鎮だったんだろうけど今や誰も読む人なんかいないだろ
逆に、獅子文六とかは再び読まれるようになっている

441:吾輩は名無しである
16/01/24 19:31:37.79 .net
>>427
それ「同じ」って言えんのかなあ
昔は活字以外の娯楽が限られてたけど、今はまったく違うしな

442:吾輩は名無しである
16/01/24 19:37:46.49 .net
>>427
昔の作家が多作なのは単純に、食えないから量をこなすしか無かったんだよね。川端や芥川は相当苦労してる。今みたいの文芸誌なんて無かったし、みんな発表は同人誌。
一方で、志賀は実家がもともと金持ちだったから寡作でもいけた。

443:吾輩は名無しである
16/01/24 19:48:48.96 .net
>>425
円城はともかく、伊藤計劃を「現代思想で誤魔化してるだけ」はあまりに幼稚すぎないかな
まあ現代思想コンプレックス、近代文学バンザイの頭の悪い文芸好きなんだろうけど、少しは自分の趣味じゃなくても勉強しようぜ

444:吾輩は名無しである
16/01/24 19:59:29.89 .net
>>416
それは世代論でしかないだろ
小島信夫は吉行淳之介や遠藤周作、安岡章太郎とはかなり異質の作風
デビュー当時に同列に論じられたに過ぎない
村上龍と三田誠広だってデビュー当時は同列に論じられてたが、いま同列に論じられることはない

445:吾輩は名無しである
16/01/24 20:03:45.37 .net
伊藤計劃を読んでみたいな。

446:吾輩は名無しである
16/01/24 20:07:19.43 .net
伊藤なんとかなんて文学でもなんでもないだろ
ここで話す話じゃない

447:吾輩は名無しである
16/01/24 20:14:25.95 .net
伊藤計画は流行ってるから読んでみたけど、単純にエンタメだよな。面白いとは思うけどね。
現代人が大好きなアイデンティティの問題にも触れてるけど、触れてるだけなんだよね。触れてる、というより匂わせてるだけって言った方が正しいかもしれない。これは普段哲学書を読まない人はすごく刺激的でインパクトあると思うよ。
けれど、これがポスト構造主義とかフーコーなんか読んでる人、もしくは昔熱中してた人にはすごくくだらなく見えるのはしゃあない。
すれちですまん

448:吾輩は名無しである
16/01/24 20:20:33.25 .net
まあ伊藤計劃は突き抜けてるので舞城とか古川みたいにエンタメとか純文学とかのジャンルに区分する意味はあまりないと思う
ただ同意はしないが>>437みたいな意見は理解はできる

449:吾輩は名無しである
16/01/24 20:33:10.42 .net
津原泰水さんはどうなの?

450:吾輩は名無しである
16/01/24 20:43:13.77 .net
俺はあんま読んだことないな
「綺譚集」というのだけ読んだことがある

451:吾輩は名無しである
16/01/24 20:48:54.96 .net
次、何買おうかな〜。

452:吾輩は名無しである
16/01/24 20:59:02.46 .net
曽根卓(稀刊 奇想マガジン 編集人)
今回のSFMでも、大森望が日本のSF作家をクラーク派・バラード派に分類しているが、むしろボルヘス派と呼ぶべき作家・作品群が存在し、
山田正紀『エイダ』、古川日出男『アラビアの夜の種族』、理山貞二「<すべての夢|果てる地で>」辺りで、
大森望自身は恐らくこの辺りがピンポイントで好き
2015年8月28日

453:吾輩は名無しである
16/01/24 21:03:02.62 .net
ちょっとパラパラめくってみた感じ「手紙読本」が面白そうだと思った。

454:吾輩は名無しである
16/01/24 21:23:37.77 .net
>>440
良かった?

455:吾輩は名無しである
16/01/24 21:45:55.49 .net
>>444
読んだのはかなり前だけど、よくできた怪奇小説集という感じだった
でもそれよりも世評の高い作品はいろいろあるのでAmazonとか参考にしてみたら?
俺もいろいろ読んでみたい

456:吾輩は名無しである
16/01/24 21:52:35.38 .net
>>445
なるほど。津原泰水さんは己の作品に自負があるみたいで、そこが好きなんだよな。バレエ・メカニックか何かを一冊しか読んでないけど。

457:吾輩は名無しである
16/01/24 22:45:45.16 .net
俺もブログとかTwitter見る限り、変人として遠ざけられてるのは分かるけど、作家としての気概は大したもんだと思う
まだ1冊しか読んでないが、もっと読まねば

458:吾輩は名無しである
16/01/24 22:55:33.01 .net
そうか、ありがとう。僕は前に買った「ブラバン」を読もうと思っています。

459:吾輩は名無しである
16/01/25 20:55:14.12 .net
今や文芸文庫にラインアップしていることが文豪の条件といわれるが、オマイラ
どう思う?新潮文庫やその他の文庫にラインアップしていても一時的な流行ってわけ。
確かにそうすかね。

460:吾輩は名無しである
16/01/25 21:02:45.84 .net
高橋源一郎とか文豪なのか?

461:吾輩は名無しである
16/01/25 21:03:57.02 .net
いや、必ずしもそうではないと思う。小説は大衆的な表現形式なのだから本当は漱石みたいに広く売れるべきなのだが、それが逆転してしまっている状況があるのよ。
いい本が売れないのは事実なんだけど、売れる本が悪いとは言い切れないのではないか。

462:吾輩は名無しである
16/01/25 21:04:58.36 .net
低俗なものが売れているのは事実だけど、必ずしも売れる本は低俗だとは言い切れないのではないか。

463:吾輩は名無しである
16/01/25 21:49:39.84 .net
「棺 蓋って事定まる」(難しい漢文でスマン)っていうけど、
生きてる時の評価はアテにならんでしょう、時の判定は冷酷だからね。
その点、生者はともかく、死後十年、文庫に一冊でも残っていれば文豪じゃない。

464:吾輩は名無しである
16/01/25 22:04:23.75 .net
八木義徳


465:は文芸文庫に1冊あるだけだけど「文豪」なわけね。



466:吾輩は名無しである
16/01/25 22:13:28.73 .net
>>450
>>454
敢えて言うと、>>449は「文芸文庫にラインアップしていることが文豪の条件」と言ってるわけで、
文豪ならば→文芸文庫にラインナップされてる、という論理構造
したがってこの命題は「文芸文庫に入ってれば文豪」、ということを意味しない
ベン図を書いてみればわかる。お前ら少しは論理学も勉強しろ
ま、>>449にはまったく同意できないけどw

467:吾輩は名無しである
16/01/25 22:21:24.13 .net
文芸文庫に入っている事は文豪である事の十分条件じゃないって事ね

468:吾輩は名無しである
16/01/25 22:24:07.67 .net
そう、必要条件であって十分条件でない
ちなみに「AはBの条件」とただ言うときは「必要条件」の意味

469:吾輩は名無しである
16/01/25 22:28:38.12 .net
じゃあ文芸文庫入りしていない漱石や鷗外は文豪じゃないわけね。
ノーベル賞作家の川端や大江は入ってるわけだから。

470:吾輩は名無しである
16/01/25 22:33:12.20 .net
「講談社文芸文庫に作家についての評論が入ってれば文豪」これ必要十分条件じゃないかな。
漱石論はあるし、谷崎論もある。志賀直哉は藤枝静雄の評論で有る。鴎外は評伝がある。どうだろう?

471:吾輩は名無しである
16/01/25 22:36:33.62 .net
>>458は正しい反駁だね
「文豪ならば→文芸文庫にラインナップされてる」という命題の対偶は
「文芸文庫にラインナップされてないならば→文豪ではない」という命題
しかし文芸文庫にラインナップされてない漱石や鷗外は文豪である
したがって>>449の主張する命題は誤り
Q.E.D.

472:吾輩は名無しである
16/01/25 22:40:11.02 .net
むつかしい話だな。中学のときに習ったけど忘れたな。

473:吾輩は名無しである
16/01/25 22:41:33.62 .net
>>459
「講談社文芸文庫に作家についての評論が入ってれば→文豪である」という命題は真かもしれないが、
「文豪であれば→講談社文芸文庫に作家についての評論が入っている」とは必ずしも言えない
例えば、芥川論や川端論はない(あったらスマソ)
したがって、「文豪である」ことは「講談社文芸文庫に作家についての評論が入っている」ことの必要条件かもしれないが、十分条件ではない

474:吾輩は名無しである
16/01/25 22:42:55.88 .net
尾崎紅葉が無いよ。

475:吾輩は名無しである
16/01/25 22:43:08.86 .net
>>461
まあ、俺ですら理解できるからそんな難しい話じゃないよ
野矢茂樹の『論理トレーニング』おすすめ
これを読むと、2ちゃんでの議論がいかに論理的に間違ってるものが多いかよく理解できる

476:吾輩は名無しである
16/01/25 22:44:48.25 .net
>>462
芥川はある。川端論は三島が評論で川端康成論を書いてて、「三島由紀夫文芸評論集」に入ってると思うぞ!

477:吾輩は名無しである
16/01/25 22:46:11.94 .net
アメトーク オススメ本10冊を読書芸人の又吉・若林・光浦の3人が紹介!
又吉(1980年6月2日 - )
@人間小唄 (講談社文庫) 町田 康 A長嶋少年 (文春文庫) ねじめ 正一
B熊野曼陀羅 (文學の森) 堀本裕樹 C赤頭巾ちゃん気をつけて (新潮文庫) 庄司 薫
D杳子・妻隠(つまごみ) (新潮文庫) 古井 由吉 E香水―ある人殺しの物語 (文春文庫) パトリック ジュースキント
F新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) 村上 龍 Gコルバトントリ (文藝春秋) 山下 澄人
H庶民烈伝 (中公文庫) 深沢 七郎 I笑うな (新潮文庫) 筒井 康隆
J月の砂漠をさばさばと (新潮文庫) 北村 薫 K漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫) 西 加奈子
Lこちらあみ子 (ちくま文庫) 今村 夏子
光浦(1971年5月20日 - )
@ふくわらい (朝日文庫) 西 加奈子 A自分を好きになる方法 (講談社) 本谷 有希子
B八日目の蝉 (中公文庫) 角田 光代 Cグロテスク〈上〉 (文春文庫) 桐野 夏生  
Dパンク侍、斬られて候 (角川文庫) 町田 康 E不道徳教育講座 (角川文庫) 三島 由紀夫
Fわが性と生 (新潮文庫) 瀬戸内 寂聴 Gノラや (中公文庫) 内田 百けん
H日本探偵小説全集〈4〉夢野久作集 (創元推理文庫) 夢野 久作
若林(1978年9月20日 - )
@教団X (集英社) 中村 文則 A私とは何か―「個人」から「分人」へ (講談社現代新書) 平野 啓一郎
B強く生きる言葉 (イースト・プレス) 岡本 太郎 C何者 (新潮文庫) 朝井 リョウ
Dすべて真夜中の恋人たち (講談社文庫) 川上 未映子 E燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫) 司馬 遼太郎
F村上龍映画小説集 (講談社文庫) 村上 龍 G夢を与える (河出文庫) 綿矢 りさ
H教養としてのプロレス (双葉新書) プチ鹿島 Iサラバ! 上 (小学館)西 加奈子

478:吾輩は名無しである
16/01/25 22:47:13.08 .net
>>459
自分でレスすまそ
と思ったら、露伴が無かったわー(笑)
露伴が書いた芭蕉入門ならあったけど(泣)

479:吾輩は名無しである
16/01/25 22:47:38.71 .net
>>464
その本は読んで面白かった記憶があるな。内容は忘れたけど。

480:吾輩は名無しである
16/01/25 22:49:52.72 .net
>>466
なんか鼻で笑うのが申し訳なくなるようなまともなラインナップだな。

481:吾輩は名無しである
16/01/25 22:51:35.12 .net
>>465
おお、これは失礼!勉強になった
では三島論は?太宰論は?山本周五郎論は?大江論は?
という話にはなる
>>466
若林ってホント古典読まないんだな
こういうのが純文学好きと自称してるとなんかもやっとする

482:吾輩は名無しである
16/01/25 22:52:08.86 .net
「これが入ってねえじゃんセンスねーな!」と言うのは簡単だが…大江を挙げてないのはネトウヨに「クソ左翼芸人pgr!!!」とか言われるのが嫌なのか、単に読んでないのか。

483:吾輩は名無しである
16/01/25 22:53:07.47 .net
>>471
別にいいじゃん
たまたま入ってなかっただけかもしれないだろ

484:吾輩は名無しである
16/01/25 22:54:24.59 .net
>>468
あの本は内容忘れちゃダメだw
もう一度読んでみたら?

485:吾輩は名無しである
16/01/25 22:54:32.12 .net
その日の気分とかもあるしね。

486:吾輩は名無しである
16/01/25 22:55:16.68 .net
>>473
機会があったら読んでみます!

487:吾輩は名無しである
16/01/25 22:56:43.80 .net
事務所が広告屋に頼んで作ったリストとしては偏ってるでしょ。そこにリアリティがあるのかな。

488:吾輩は名無しである
16/01/25 22:58:55.13 .net
西加奈子が全員に入ってるというのは読書芸人コネクションに西さんが深く食い込んでいるという事以上の意味はないのだろうな。

489:吾輩は名無しである
16/01/25 22:59:07.67 .net
>>466
普通すぎてつまらん。選んだ人の個性がまったく見えないのって人の役に立つオススメとは思えない。
>>471
光浦は三島と寂聴同時に上げてるとこが面白い。

490:吾輩は名無しである
16/01/25 23:02:55.19 .net
こういうのは単に否定するよりも創造的にアップデートした方がいいのだと思う。テレビの社会的な影響力って依然としてすごく大きいから。
ネットをやってテレビは全く見ないという人には想像しづらいだろうけど、今だにテレビに出てない人の言葉は信用しない人は多いんだよね。

491:吾輩は名無しである
16/01/25 23:04:11.35 .net
このリストは多分、僕らが想像するよりも売り上げに影響を与えるんじゃないかと思う。

492:吾輩は名無しである
16/01/25 23:08:26.03 .net
こういうのがきっかけで広く文学に興味を持つならいいことだろうね
ミーハー的にこれを見た人の何十人かは、のちに講談社文芸文庫を買い支える存在になるかもしれない

493:吾輩は名無しである
16/01/25 23:12:38.04 .net
そうなるべきだし、そうなって欲しいよね。

494:吾輩は名無しである
16/01/25 23:15:27.83 .net
>>480
ダ・ヴィンチって雑誌見たことあるやついるかな?
芸能人のグラビア写真


495:と一緒にひたすらその芸能人がオススメの本上げていく雑誌なんだが、今読書に興味持ってる若い子はそれみて本選んで買ってるって聞いたことあるなあ。 「ダ・ヴィンチ系の本」って言葉をどっかの評論家が使ってた気がする。俺も一回立ち読みしただけなんだが、 このリストとも雑誌に紹介されてるのと大分被ってると思う。



496:吾輩は名無しである
16/01/25 23:17:42.68 .net
>>483
マジか。それは勉強になる。「ダヴィンチ系」というのはどんな傾向を指すの?

497:吾輩は名無しである
16/01/25 23:20:17.87 .net
ダヴィンチとか王様のブランチで紹介された本を買う読者をバカにするやつっているよな
呉智英が「そうやって本を買い支えてるOLが日本の出版を支えてるのがなぜ分からないのか」と怒ってたな

498:吾輩は名無しである
16/01/25 23:22:10.52 .net
ダヴィンチもブランチも呉智英も知らないけど、それは正しいような気もする。文学が長いものに巻かれてどうすんだって言われたらわからなくなるけど。

499:吾輩は名無しである
16/01/25 23:31:04.73 .net
>>484
俺が見た感じでは直木賞受賞作品が多かった。
純文学では中村文則、村上春樹が載ってたかな。中村文則は今売れに売れてるし、ダ・ヴィンチ効果なのかもな。
いわゆる境界解体っていうのかね、それぞれミステリーと純文学の、ファンタジーと純文学の境界解体。海外ならオルハンパムクとかポールオースターとかがやってるポストモダニズム。純文学でダ・ヴィンチに乗るようなのはそういう作品だと思うよ。

500:吾輩は名無しである
16/01/25 23:39:17.39 .net
まあ、ダヴィンチにクロード・シモンとかベケットは載らないだろうね
エンタメか境界系
でもそれはそういう雑誌なんだから全然いいでしょう

501:吾輩は名無しである
16/01/25 23:44:11.83 .net
「ダ・ヴィンチ」は10〜20代のふつうの読者を対象にしたものだから
あれはあれで良いし、雑誌としては成功している。
この板にいる講談社文芸文庫や岩波文庫、国刊、白水、藤原、水声というのはマニアでしょう。
すくなくとも普通の読者からみれば。

502:吾輩は名無しである
16/01/26 13:19:12.91 .net
「ダ・ヴィンチ」はたまに立読みしたりするけど。
あくまでチェックするだけだな。
面白げな本を見逃さない目的で。
あの雑誌は読者層を20〜30代くらいに置いてる
んだろうし、ああいうセレクトになるのは自然かな、と。
まだ本に興味あるだけマシっていうかw
俺はオヤジだが、会社にいる周りの20〜30代は
ホントに本読んでないよ。電子書籍含めて。
マンガさえ読んでない。

503:吾輩は名無しである
16/01/26 13:33:39.55 .net
>>490
ν+とかいってみな
今は皆がネットでツイッターなり2chレス呼んでいるから
昔の人が読書家だとかいうよりずっと文章を読んでいるとかいう主張が真顔でされてるぞ
その若い連中もそう思っているだろう

504:吾輩は名無しである
16/01/26 13:38:37.25 .net
いま書かれてるテキスト自体は
人類史上最高の量だよなw

505:吾輩は名無しである
16/01/26 13:41:50.14 .net
文字自体は大量に読んでんだよな。
友達のランチがどーした、とか
家族でディズニーランド行った、とかなw
まあ、文学なんぞいらん方が幸福な人生
とも言えるしなw

506:吾輩は名無しである
16/01/26 14:17:34.93 .net
>>447
なるほどありがとう!僕も「火花」と「流」を読んだけど、「流」の方が面白かったな。

507:吾輩は名無しである
16/01/26 14:59:41.75 .net
ダヴィンチも創刊当時はもう少し純文学入ってた。島田雅彦とか載ってたしね。だんだん漫画ばかりになって久しぶりに見たらエンタメ芸能雑誌になってたw

508:吾輩は名無しである
16/01/26 15:19:55.16 .net
純文学は高慢ちきで大衆文学をバカにしているというイメージがよくないのかもね。だから羽田さんとかがテレビに出たりするのは良いことなんじゃないかな。

509:吾輩は名無しである
16/01/26 17:01:11.62 .net
そっちのほうが馬鹿にされる。

510:吾輩は名無しである
16/01/26 17:55:53.24 .net
羽田個人の営業戦略はまあ自由だろ。
パフォーマンスで興味持つ客の何%が
本を買うのか疑問ではあるが、ギャラは
貰えてるんだろうからいいんじゃない。
ただ純文学がムリして擦り寄っても、
必要無い人には最初から必要無いんだからムダ。
エンタメ作家だって下手な純文学を凌駕する
作品書いたりする人もいるんじゃないかな、最近は。
時間が淘汰するだろ。
昭和の作家でも消えた奴のが多い。
読むべき作家・作品は、
例え古書しか無くなっても生き残る。
で、スレタイに話を戻すと、
講談社文芸文庫は良書を残す試みだろ。
古書市場でしか会えなくなっても、意味はある。


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