ロシア文学 ..
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813:吾輩は名無しである
16/02/18 01:08:14.15 .net
>>811
おもしろいよ
人の住めない沼地にピョートル大帝が幾何学的に建設したペテルブルグ
正方形や立法形に魅せられつつ、モンゴル人の血を引く行政トップの父
日露戦争で日本というアジア人に負けて、ロシア人はヨーロッパでなくアジア(モンゴル)にたちかえらんとする危機の時代
意識と無意識のフロイトが出てくるのはもちろん、頭脳の戯れにすぎないはずのイメージが現実化する
ペテルブルグがピョートルの頭脳の戯れから作り出された夢に過ぎないなら夢のあとの現実は何か
地下の邪悪な汎モンゴル主義とアポロン的ロシア(ピョートルとエカテリナ)の対峙とその間をつなぐ息子
ナボコフが大絶賛するのもむべなるかな
でもこれ縮約版なのが欠点。オリジナル版のほうの翻訳もだしてほしいものだ


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