ロシア文学 ..
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158:吾輩は名無しである
12/06/21 18:28:05.27 .net
横やりだが、おれもツルゲーネフは大好きだぞ。
「猟人日記」は12の時以来三回読んだ。
最後なぞ英語だ(笑)
無性に読みたくなったのに邦訳が手に入らないからだ。
新潮文庫は大昔にボロボロになってどこかに行ってしまった。

ロシアの小説生涯(現状)ベスト5は;
猟人日記、戦争と平和、死せる魂、父と子、ドクトル・ジバゴ
かな。

159:156
12/06/22 00:33:09.52 .net
>>157
ありがちですが、はつ恋を読んで、他の作品も読みたいと思ったからです。
今手にしているツルゲーネフの作品は、はつ恋
だけです。
トルストイ、ドストエフスキーは重版されているのにツルゲーネフの扱いがひどい(/ _ ; )

160:吾輩は名無しである
12/06/22 00:36:11.48 .net
>>158
ドストエフスキー嫌いなのか?

161:吾輩は名無しである
12/06/22 01:07:05.76 .net
>>156
アマゾン見たが、結構古本で買えるじゃない。
ただし、中にはとんでもない値段の本がある。
俺も持っている講談社の世界文学全集のツルゲーネフの巻には
「その前夜」「初恋」「アーシャ」「散文詩」が収録されているが、
なんと1万円。ちなみに俺は500円で入手した。

162:吾輩は名無しである
12/06/22 01:11:59.34 .net
うん。
大嫌いなんだ。
白状すると、10代後半には心酔していて、女に勧めたりもしましたが、
今となっては青春の汚点です。
ごめんね。

163:156
12/06/22 01:22:25.09 .net
>>161
Amazonでの古本の買い方が分からない。
できれば教えて下さい。

164:吾輩は名無しである
12/06/22 01:38:11.48 .net
ドストエフスキーやぐだぐだカフカといったカルト作家の、
現実とはなんの接点もないメタ・ファンタジーが重犯を重ねながら、
ツルゲーネフやパステルナークはおろか、ハーディやディケンズすら
気安く読むことが出来ないという、日本の海外小説受容の惨状について
誰か考察してくれよ。

165:吾輩は名無しである
12/06/22 02:40:32.06 .net
他人の好みなんざどうでもいいが、俺はハーディやディケンズ好きだな。
『遥か群衆を離れて』『骨董屋』を愛読している。

166:吾輩は名無しである
12/06/22 03:02:03.14 .net
お前の好みなんてどうでもいいし、そもそもここはロシア文学スレだ・・



って釣られてみるよ。


167:吾輩は名無しである
12/06/22 08:35:42.31 .net
ディケンズの小説は訳が古いの多いから読みづらい。
手に入りやすい新潮や岩波のがこれだから敬遠されがち。

168:吾輩は名無しである
12/06/22 11:43:30.19 .net
新潮文庫のジバゴはなんで絶版なの?
江川卓の訳は・・まあまあか。
中野好夫の二都物語は名訳だぞ。
村岡花子のクリカロは話にならないね。
新潮はディケンズ様の全小説を新訳で出しなさい。
テロリスト養成講座のごときロシアの暗黒カルト小説を
しつこく重犯してる暇があるのだったら!

とりあえず、ちくまもディケンズを全部復刊してくれよお。

169: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo
12/06/22 12:26:32.87 .net
ロシアも薄暗い小説ばかりではないと思うがなあ。

170:吾輩は名無しである
12/06/22 12:34:57.35 .net
ロシア暗黒カルト小説といったら、ベールイだろう。
『ペテルブルグ』『銀の鳩』最高だな。

171:吾輩は名無しである
12/06/22 13:07:57.27 .net
『エヴゲーニー・オネーギン』『死せる魂』『戦争と平和』『その前夜』『未成年』
『中二階のある家』『われら』『巨匠とマルガリータ』『ドクトル・ジバゴ』『ガン病棟』
以上、わがロシア小説ベスト10。

172:吾輩は名無しである
12/06/22 18:03:34.17 .net
岩波のオースティンを読めば、全ての訳が最高に思えるさ。

173:吾輩は名無しである
12/06/22 18:27:10.36 .net
ペレーヴィンはいつ文庫化されますか
見込みはないですか

174:吾輩は名無しである
12/06/22 22:13:02.57 .net
>>173
今だってたいして高くないだろ?
どんだけビンボーなんだかw

175:吾輩は名無しである
12/06/22 23:40:32.38 .net
すごくビンボーです

176:吾輩は名無しである
12/06/23 01:37:55.48 .net
じゃあ、本など読まずに働きなさい。

177:171
12/06/23 09:20:46.38 .net
いまペレーヴィン『オモン・ラー』を読んでいるが、
ロシア文学もここまで軽くなったかという印象だね。

178:吾輩は名無しである
12/07/01 00:54:52.28 .net
新潮文庫の『ドクトル・ジバゴ』は絶版になるのが早かったね。
まあ、売れなかったんだろうね。
俺は平成元年に初版が出た数ヵ月後に購入した。
丸谷才一が鼎談でこの作を褒めていたのがきっかけだった。

179:吾輩は名無しである
12/07/02 17:23:28.89 .net
軽いもなにもファンタスチカだろ?

180:吾輩は名無しである
12/07/08 00:12:17.02 .net
『死せる魂』
豊かな物語性、ロシアの国民性の分析力など傑出しているが、
詩的高雅さに欠けるなあ。

181:吾輩は名無しである
12/07/09 22:36:52.59 .net
>>171
『オネーギン』みんな褒めるけど、最期までつまらんかったなあ
『ベールキン』『スペードの女王』そしてとくに『大尉の娘』なんてハリウッドぽくて面白かったが

>>180
『死せる魂』
みんな1部を褒めて2部を貶すが、俺2部のほうが記憶に残ったなあ話が飛びまくりだったけど

最期に偉いさんが部下を集めて
「私はアナタがたの中に不正を働いている人が交じっていることを知っています
しかし私は罰しはしません、アナタがた全員の力が必要だからです」
みたいなこと言う場面が感動した

182:吾輩は名無しである
12/07/09 23:42:39.97 .net
ツルゲーネフ「余計者の日記」読了
この手の軽くて面白い短編、思想もくそもない19世紀の
短編を推奨願います(二十歳頃にドストの長編を悉く中途で放擲した経験あり)

183:吾輩は名無しである
12/07/09 23:56:51.43 .net
>ツルゲーネフ「余計者の日記」

そんな作品あるんだ
ツルゲーネフ片っ端から集めてるけど細かいのが洩れまくりだ

184:吾輩は名無しである
12/07/09 23:58:22.67 .net
軽くて面白いかは別として19世紀の短編と言われたら僕ならガルシンを推奨します。
岩波文庫から神西清訳で出てるので興味があったらどうぞ。

185:吾輩は名無しである
12/07/10 00:39:03.37 .net
ガルシンの「信号」は中学の国語の教科書に載っていたな。
小説の続きを創作せよという宿題が出たっけ。

186:吾輩は名無しである
12/07/10 18:54:24.65 .net
ツルゲ「女優の死」読了
引っ張るだけ引っ張ってくだらない結末
駄作 何一つ説明されないいまま終了
後味悪い

187:吾輩は名無しである
12/07/14 12:07:48.97 .net
レスコフがいいよ。

188:吾輩は名無しである
12/07/15 01:40:25.54 .net
ザミーチンのSF,‘We’の新品同様のペーパーバックを
お安く手に入れた。

これ面白いのけ?

189:吾輩は名無しである
12/07/15 01:46:28.27 .net
面白い。

190:吾輩は名無しである
12/07/16 00:22:44.48 .net
もちろんご自分で読んだのだろね?

191:吾輩は名無しである
12/07/16 01:56:56.80 .net
ああ、邦訳でね。英訳で読む意味が分からん。

192:吾輩は名無しである
12/07/16 22:40:30.67 .net
ガーディアン紙のベスト・ファンタジー100だかに挙げられていて、
いつか読みたいと思ってたらたまたま見つけたの。
邦訳の存在を知らなかったし、英語は苦にならないし、
装丁がおしゃれだったから。

読み始める前にお手頃な邦訳が見つかればスウィッチしますけれど。

193:吾輩は名無しである
12/07/16 23:23:18.47 .net
ガルシン

194:吾輩は名無しである
12/07/17 00:14:11.95 .net
>>192
タイムリーなことに岩波文庫の増刷が最近かかったんじゃなかったっけ?
長らく手に入らなかったらしいんだけど。
「世界の文学 ザミャーチン・ブルガーコフ」の巻で読んだけど、のっけから「積分号」という訳が野暮すぎたからなあ。
せめてインテグラルとか、ロシア語で何と呼ぶかわからないがカナ表記のままにしてほしかった。

195:吾輩は名無しである
12/07/18 00:43:01.63 .net
ロシア現代文学では、ソローキン以外には誰がいるんですか

196:吾輩は名無しである
12/07/18 01:52:01.12 .net
ウリツカヤ
クルコフ
アクーニン
ペレ―ヴィン
スラヴニコワ

197:吾輩は名無しである
12/07/18 08:24:26.54 .net
サーシャ・ソコロフなんてのもいますよ

198:吾輩は名無しである
12/08/08 20:23:11.25 .net
ツルゲーネフは人物描写が上手いな。
話の展開自体は凄くはないのだが、人物の書き方が上手いから楽しめる。


199:吾輩は名無しである
12/08/13 18:04:13.64 .net
ドクトル・ジバゴの文庫版を確保。
保存状態は良好で、上下巻で210円だった。
絶版のようだが、再版すべき名作。

200:吾輩は名無しである
12/08/20 17:57:52.36 .net
>>199
おお、わたしの大好きな本だ。安かったね。
大事にしなさい。

201:吾輩は名無しである
12/08/29 10:41:23.98 .net
>199
おお、なかーま。

おれは初夏に手に入れて、すぐにそのまま読み通してしまった。
その後に(今更)読んだ赤と黒は「はあ・・?」というだけの印象で、
なにも心に疼くものを残さなかったけれど、ジバゴはよかったなあ。
タイトルを思い浮かべると、今でも物語の中の様々な情景が立ちのぼって、
目の前で動き出すような気がするんだ。



202:吾輩は名無しである
12/08/30 19:36:39.83 .net
>>201
そうかあ。前々から読もうと思ってたんだけど、ほんとに、近いうちに俺も読もうっと。


203:吾輩は名無しである
12/09/02 20:15:42.71 .net
ゴーリキが好きなんだが、この人の評価は毀誉褒貶が激しいな
神様みたいに崇拝するか、時代の流れに乗っただけの作家と貶すかどっちか
「短編は面白いけど長編はつまらんから読まない方が良い」とか全集の解説に書かれてて笑った

204:吾輩は名無しである
12/09/05 05:12:42.40 .net
ジバゴはジューの書いた最高の小説だろう。

205:吾輩は名無しである
12/09/11 11:36:36.20 .net
ツルゲーネフはあまり持ってないなあ。日本語版全集は出てないよね?
思いつくままに持っている本を挙げると、「父と子」「ルージン」「貴族の巣」
「煙」「その前夜」「処女地」「猟人日記」「春の水」「初恋」「アーシャ」
「ファウスト」「クララ・ミーリチ」「散文詩」といったところか。

206:吾輩は名無しである
12/09/11 21:57:55.73 .net
>>205
戦前、六芸社という出版社から出たツルゲーネフ全集(全10巻)が、1996年に日本図書センターから復刻されています。
すでに品切れ状態ですが、図書館にならあるでしょう。
都内だと、江戸川区、足立区、台東区といった、下町の図書館にあります。

207:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/09/11 22:59:17.86 .net
>>171
なかなかの選択ですね
(トルストイ除く)


208:吾輩は名無しである
12/09/12 22:49:10.82 .net
これだけニートが白眼視されてるのに、オブローモフに脚光が浴びないのは変だよね。

209:吾輩は名無しである
12/09/13 07:25:26.71 .net
「露西亜文学から人が受ける第一印象は、陰鬱で、陰惨で、全くどうにも救いようのない暗い感じである。
それは実に圧倒的な印象だ。それは文字通り初手から我々の心を圧し潰してしまう。〜略〜 
併し此の文学全体に、深い夜霧のように濛々と立こめている一種の独特の暗さを、一度本当に味わった者は、
その暗さが有っている異様な不気味な蠱惑を最早絶対に忘れることができなくなってしまうのだ。〜略〜
露西亜文学を心から愛する人は、まさしく一箇の憑かれた人、露西亜文学への我々の愛は、まさしく一種の宿命である。
ドストエフスキーは人間的愛の現象の裡に、愛が直ちに憎悪であり、憎悪がそのまま愛であるような怖ろしい
魔性の情熱の深淵を垣間見たのであったが、露西亜文学そのものに対して人が感ずる─というよりは人に
取憑りつくと言った方がよい─愛もまたそれといささかも異なるところはない。自分は露西亜文学を
心の底から愛しているのか憎悪しているのか、愛と憎悪の区別がつかない程の情熱を感じ出すまでは、
人は露西亜文学というものが本当にはわかっていないのである。」

(井筒俊彦著「露西亜文学」慶応義塾大学出版会)

210:吾輩は名無しである
12/09/13 08:02:29.42 .net
>>209
うるせー馬鹿
そんなセリフは部屋でサモワール湧かしてクワス食べながら
1コペイカ2コペイカに気を揉んでから言え

211:吾輩は名無しである
12/09/13 08:23:55.43 .net
クワスは飲み物であって、食べ物じゃないよ。

212:吾輩は名無しである
12/09/13 08:26:09.19 .net
クワスのレシピの一例

URLリンク(cookpad.com)



213:吾輩は名無しである
12/09/13 20:42:58.01 .net
>>210
沼野恭子「ロシア文学の食卓」(NHKブックス 1126)、日本放送出版協会

内容(「BOOK」データベースより)
難解で深遠なイメージがつきまとうロシア文学。だが、実際はけっして暗く重苦しいものではない。即物的な「食」「料理」という
観点に注目してみると、さまざまな食事風景が描写されてきたことに気づく。皇帝の豪華な晩餐に、素朴だが家族で囲む食卓…。
食卓に現れる料理の数々は、ロシアの多様な地域性、宗教、ときには時代背景や思想をもわれわれの眼前にうつしだす。
ロシア文学を、「食」というプリズムをとおして読みなおし、その多彩な世界を浮かびあがらせる、味わい深い一書。



214:吾輩は名無しである
12/09/15 05:28:23.35 .net
200年前のいまごろ、モスクワは大騒ぎ

215:吾輩は名無しである
12/09/15 11:32:31.88 .net
>>212
勝手にカシスとかラズベリーとかそういうののジュースだと思ってた
ロシアにそんなものないか

216:吾輩は名無しである
12/09/15 12:04:17.67 .net
>>214
どんな騒ぎ?


217:吾輩は名無しである
12/09/15 15:37:07.00 .net
>>216
1821年9月14日: ナポレオン、モスクワ入り
1821年9月15日〜18日: モスクワ大火事


218:吾輩は名無しである
12/09/15 16:31:00.45 .net
お、おそロシア〜

219:吾輩は名無しである
12/09/15 19:36:23.62 .net
>>215
いや、ベリー類は森に豊富にあるからジュースでももちろん飲んでると思う。
でも、ロシアは冬が長いから、果物はジャムやコンポートで保存して、
ジャムを水で薄めて飲んだりしたそう。

クワスは実際自分も作ったことあるけど、薄甘いビールみたいな感じだったかな。
作ってる間、ビール工場みたいなすごい匂いしたの覚えてる。

220:吾輩は名無しである
12/09/15 21:13:11.96 .net
ナポレオンがロシアに攻め込んできたことは、やっぱりロシア人にとっては
大事件だったんだろうね。歴史うをほとんど知らないから、よくわかんないけど。


221:吾輩は名無しである
12/09/16 06:43:12.67 .net
なんでナポレオンが1821年まで生きてんだよ、アホか
高校からやり直せ

222:吾輩は名無しである
12/09/16 08:54:31.26 .net
>>220
モスクワ周辺の人しか知らなかったと思うよ。
シベリアの人は、「ナポレオン 誰それ?」って感じ。

223:吾輩は名無しである
12/09/16 09:50:23.04 .net
>>217
1821年っていうのは、1812年と書きたかったけど、うっかりミスしたんだろうよ。


224:吾輩は名無しである
12/09/16 18:50:12.77 .net
んだんだ

225:吾輩は名無しである
12/09/16 22:07:58.57 .net
ナポレオンのモスクワ入城200年だったの?

226:吾輩は名無しである
12/09/16 22:20:51.61 .net
んだんだ

227:吾輩は名無しである
12/09/17 10:39:56.35 .net
>>212
へーへーへー

228:吾輩は名無しである
12/09/29 00:51:56.81 .net
青い脂、おもしろすぎる!!!!!

229:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/10/17 16:13:58.62 .net
ゴーリキイに初挑戦。
『イゼルギリ婆さん/秋の一夜 他二編』
岩波のズタボロになった文庫が50円で投げ売りされてた。
(定価二十銭だそうなwww)

230:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/10/18 23:28:42.88 .net
ゴーリキイ、却下。
暗いっ!
で、代わりに
コロレンコ『悪い仲間・マカールの夢』(岩波)
へと・・・


231:吾輩は名無しである
12/10/20 00:15:20.28 .net
結局夏の間にザミーチンの‘We’を英語で読んじゃったぜ。

SFとしてはぬるく感じる部分が多々あるね。
SF作家としてずっと先輩のウェルズのほうが、
そういった経年劣化によるほころびを見せないもの。
でもまあ、物語としては本質的になかなか面白かったよ。

ハクスリーはザミーチンを読んでいなかったはずだけど、
‘Brave New World’に描かれた未来のコミカルで憂鬱な管理社会も、
コミュニスト全体主義への警鐘だったのかしら?

232:吾輩は名無しである
12/10/21 22:25:11.77 .net
ゴーゴリ、ツルゲーネフ、ドストエフスキー
トルストイ、ガルシン、チェーホフ、ゴーリキ
の全集をコンプしたオレは露文マスター


まあ、集めただけで読んでないが

233:吾輩は名無しである
12/10/21 22:41:44.12 .net
>>232
ドストエフスキーは、5種類だか6種類ある全集をすべて集めたの?
トルストイも4種類くらいあったと思うが。

234:吾輩は名無しである
12/10/21 22:51:22.43 .net
一種類だけに決まってんだろ、本棚がもたんわ
まあでも訳は大切だよな
罪と罰だけは3種類あるが、全然違うんで驚いた

235:吾輩は名無しである
12/10/23 16:08:52.41 .net
「私は自分の意地悪さを抑えることができなかったので、こういう場面はしょっちゅうありました。
わたしは、彼がまったく女の腐ったように、不意に、ひねくれた態度でふるまう非常識に何度も
口をつぐみましたが、二度ほど、大変手きびしく言ってやったことがあります。けれども、もちろん
侮辱のことでは、最近の子はどうもエネルギーが足りない気がする。
というよりも、自主性が足りないのだ。自分から何かを発していこうという
積極性が足りないのだ。いわゆる受動態人間だ。仕事でも何か言われたことしか
できないような人間が多い。マニュアル人間だ。なぜこうなってしまったのか?
大きな要因は入試だろう。入試のほとんどは問題が出され正解を導くものだ。
つまり正解が必ず存在しているのだ。しかしそれはあくまで入試だけのことであることに
気づいていない若者は多い。何でもそれが通用すると思っているのだ。
これは今日本社会の成長を妨げてはいないだろうか?
私はコンビニの店長をしている。そんなときあるバイトの高校生がいた。
その高校生はヨーグルトを売り場に並べているときにいきなりヨーグルトを近くにいた
お客さんに投げつけて言ったのだ。「あんた悪魔!火星に帰れ!」
私はそのお客さんが返して言った言葉を今でも覚えている。
「冷蔵庫売り場はどこですか?」・・・・・・・・・・・・
コンビニに冷蔵庫が売ってるわけないだろう!売ってたらおかしいだろう!
こいつは一体何者なん段ボール箱はこちらへ捨ててください。
わわかりましたか。わかったんなら返事をしてくだサイコショッカー召喚!
プレイヤーにダイレクトアタックリスマスはまだかなあ!はやくサンタさんから炊飯器100台もらいたいなあ。
どんどん!どんどん!おーい!こないだ貸した割り箸を返してくれーーー。
はやくしろーーーい。ドアを開けないなら警察を呼ぶぞー。
友達だからって容赦しないんだからナースステーションにお菓子でももってくか。
お世話になったし。し。し。シビアな日本社会に物申す!やつらを解放せよ!
おーい。ご飯できたよー
あっ。ご飯の時間になっちゃった。またあとで。じゃーねー。 」


236:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/10/27 20:41:41.28 .net
ツルゲーネフは何故か面白いと思えない
読んでる途中で普通過ぎて飽きる

237:吾輩は名無しである
12/10/27 21:47:04.83 .net
>>1

238:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/10/27 22:15:33.26 .net
ロシア文学ならなんでも良い、という訳では無いんだよね…

自分が楽しめる本は自分で捜すしかないですね。

239:吾輩は名無しである
12/11/03 10:01:56.13 .net
レオーノフの穴熊って戦前の全集にしか収録されてないんか。

240:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/11/03 22:13:36.35 .net
或る平手打ちの話…ロシア人にとって平手打ちとは何を意味するのか

241:吾輩は名無しである
12/11/06 21:12:28.30 .net
猟人日記
角川リバイバルで
読みにくい…スマホの大辞林大活躍
ある程度は察することできるんだけど
新漢字バージョンってあるんでしょうか?

242:吾輩は名無しである
12/11/06 22:12:16.74 .net
旧字体は慣れるしかない
読んでれば読めるようになる

243:吾輩は名無しである
12/11/29 02:30:49.48 .net
猟人日記がいちばん面白いな
ツルゲーネフ

244:吾輩は名無しである
12/12/09 22:40:06.71 .net
19世紀ロシアの習俗とか社会体制とか、知っておくとより作品を楽しめるような
事柄をまとめた本ってないですかね?
そもそも古典文学を読んでると、自分にはとても信じられないような
考え方や行動をする人が出てきて、それが当時は普通だったのかどうかも
知りたいのですが。

245:吾輩は名無しである
12/12/19 07:35:58.79 .net
猟人日記抄が発売されてた。
これがきっかけにツルゲーネフが再評価されたら良いんだけど。

246:吾輩は名無しである
12/12/19 08:56:11.96 .net
>>244
ロシア語でならそういう本はたくさん出ているよ。
日本語にはない。外国文学の理解の難しさは
そういうところにもある。研究や解説が母国でしか
出ていないものがおおい。

247:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/19 09:06:36.93 .net
イリフ=ペトロフの『平屋建てのアメリカ』って、邦訳あるのかな
最近、これの後追い旅行記みたいな『モスクワっ子のアメリカ探検』(ストレーニコフ=シャトゥノフスキー)
というのをみつけたけど、時代がかなり近代化している上に、
原作をだいぶん端折っている模様

248:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/19 09:09:17.43 .net
>>246
ロシアものは掘り出せば面白そうなのがたくさんありそうだけど、
世界への出回り率が低すぎるんだよね

249:吾輩は名無しである
12/12/19 19:39:57.51 .net
レールモントフを江川卓で読み始めました!

250:吾輩は名無しである
12/12/21 20:03:13.56 .net
アンドレ―エフ「霧の中」シメリョフ「レストランのボーイ」ゴーリキー「イタリア物語」「チェルカ―シ」
を手に入れた。
世界文学全集の中に収録されてたんだけど今から読むのが楽しみだ。

251:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/21 22:28:04.48 .net
コロレンコとかどうだろう

252:吾輩は名無しである
12/12/22 20:52:44.76 .net
コロレンコか。読んだ事ないから今度読んでみるよ。
ありがとう。

253:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/23 12:11:03.47 .net
『盲音楽師』は少しご都合主義ではあるが、つまらなくはなかった。
次は『悪い仲間・マカールの夢』。

254:吾輩は名無しである
12/12/25 07:23:07.03 .net
重ね重ねありがとう。
その本探してみるよ。

255:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/28 12:20:20.57 .net
邦訳は無いようだ>『平屋建てのアメリカ』
原著はかなり出版されている模様・・・
ということで、注文してみた

256:吾輩は名無しである
12/12/28 20:34:10.04 .net
原著で読めるってすごいですね。
イリフ=ペトロフは昔12の椅子と黄金の仔牛が邦訳されていらい手付かずみたいですね。
ていうかオデッサ出身の作家て日本では忘れられている傾向にありますよね。
そのせいか邦訳も進まないし新訳はおろか復刊もされない。

257:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
12/12/28 23:25:03.08 .net
>>256
いえ、ロシア語読めないしアルファベットもわかりません
ただ読みたい一心から、ロシア語独学のテキストにしようかな〜と思って、思い切って注文してみました
(邦訳があると、そっちを読んで満足―というか逃避―して終わるのでw)

258:吾輩は名無しである
12/12/29 21:00:58.09 .net
感服しました。
ぼくだったら迷わず逃避します。
本当の海外小説好きだったらそこまでしなくてはいけないのでしょうけど、
ぼくは外国語というだけで苦手意識が先行して逃避してしまいます。

259:吾輩は名無しである
12/12/29 22:26:02.12 .net
オデッサといえばバーベリか

260:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/02 19:07:44.81 .net
レスコフは当たりかな

261:吾輩は名無しである
13/01/02 22:17:00.46 .net
そう言えばバーベリって最後粛正されたんだよな。
家族と一緒に外国に亡命すれば良かったのに、一人ソ連を信頼して残った末路が粛正とは。。。
むくわれないよな。

262:吾輩は名無しである
13/01/03 00:21:15.54 .net
のぼりしょうむ、の文学史は名著だが入手困難

263:吾輩は名無しである
13/01/03 00:24:03.99 .net
今こそスターリン時代の作品ですよ
ソルジェニーツィンの作品を同時に読み進めると、心地よいめまいを覚えます

264:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/03 02:14:22.59 .net
>>263
ソルジェーニツィンは『クレチェトスカ駅〜』がロシア的無秩序ユーモアがあってまあまあ良かった
長編は暗すぎて辛気くさいので好みではない

生き方や経験がどうあれ、作家としての才能はまた別ものだしね

265:吾輩は名無しである
13/01/03 12:23:51.66 .net
辛気くさいか?いろいろ賑やかだと思うが

266:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/03 13:44:11.81 .net
自身の経験に影響を受け過ぎている

267:吾輩は名無しである
13/01/04 00:47:14.77 .net
あれが良いんだよ
粛清しまくって、挙句の果てに自身も粛清されたゲーペーウー長官の写真を冒頭に盛り込むあたり
あれがいい。

沖縄戦、アウシュビッツにラーゲリの体験記、これほどこわいオカルトはない
ラーゲリの生き残りの爺さんの作品は今こそ再評価されるべきだよ

268:吾輩は名無しである
13/01/06 15:07:20.67 .net
ゴンチャロフの牧歌的な閉塞感が好きだ
あとレールモントフの怜悧な閉塞感が大好きだ

269:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/06 22:13:53.30 .net
閉塞的で固定視野にたったものは好きになれない
歴史小説と呼ばれるものや、フランス文学が性に合わないのと同じなのかな?

270:吾輩は名無しである
13/01/10 23:13:26.90 .net
>>268
ひきこもり、を文学で取り上げた泰斗がゴンチャロフだよね
オブローモフ、断崖、もっと脚光を浴びて良いと思うが、あまり話題にならないのは残念

271:吾輩は名無しである
13/01/11 00:23:03.53 .net
ツルゲーネフを全部読んだ
ツルゲーネフっていうのは
ドストエフスキーやトルストイよりも
執筆量が少ない
半分くらいだ
でも文章の構造は全体的にはトルストイよりも
ドストエフスキーに近いものがある

272:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/11 18:10:53.92 .net
>>271
そうかなあ・・・

273:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/11 18:14:17.34 .net
ああ〜
ロシアが禁煙中毒化する悲しさ・・・

274:吾輩は名無しである
13/01/12 10:59:48.51 .net
今知ったがフジでカラマーゾフの兄弟がドラマになるそうだ。現代日本に置き換えて。主人公は何故かイワン。市原隼人っていうのがやるらしいが、どんな奴なのか知らないが。
一応スメルジャコフの役もいるようだ

原作レイプは確定だろうね。みたいようなみたくないような。

275:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/12 12:54:58.57 .net
ロシア文学の話をしているようにみせかけながら、
テレビドラマの宣伝をあちこちのスレに貼りつけるテレビ局筋・・・

276:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/12 13:00:00.99 .net
ツルゲーネフは、ドイツだかスイスだかの方が生活しやすかったようだ
ドストエフスキーはヨーロッパ諸国に何等居心地の良さも快適さも見いだしていない

277:吾輩は名無しである
13/01/12 16:20:43.60 .net
それなのに、パリに住んでいたツルゲーネフ・・・

278:吾輩は名無しである
13/01/12 16:48:19.30 .net
>>274
大丈夫、サスペンス要素だけキレイに抽出して
恋愛要素を拡大&エロ捏造し
ベタな昼ドラに改変してくれるよ、間違いなく

279:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/12 17:56:47.39 .net
>>277
ああ、フランスっぽ!

280:吾輩は名無しである
13/01/12 18:11:00.29 .net
「っぽ!」って何だよ??

281:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/12 21:12:16.75 .net
注文したロシア書籍も、2011年の本さえなかなか届かないという悲しい現実
…まあ今届いても、こちらもバタバタしてるからいいんだけどさ

282:吾輩は名無しである
13/01/13 00:06:55.86 .net
>>278
大審問の件は無視!
腐臭の件も無視!

だが妹登場!
こんな感じかw

283:吾輩は名無しである
13/01/13 23:28:52.08 .net
罪と罰をリメイクした方が、はるかに簡単でエンタメ要素も盛り込めたはずだが
この少子化社会の日本で、カラマーゾフなんて全然合わない。
だいたいスメルジャコフを誰が引き受けるんだよw

284:吾輩は名無しである
13/01/14 03:53:35.98 .net
you tubeで「新唐人テレビ」を検索して見てください。
それを見ると中国人も中国の民主化を望んでいる事がわかります。

新唐人テレビは中国の民主化を望む中国人自身によるテレビ局で、海外に拠点をおき、
中国共産党の圧力に屈する情けない日本のマスゴミよりもよっぽどまともなテレビ局です。

日本語による吹き替えも毎日アップしています。
日本では中国共産党の圧力により報道出来ないニュースが沢山取り上げられています。
新唐人テレビのような勇気ある報道機関を広める事で、中共の圧力に屈し、真実を伝えない
日本のマスゴミのへなちょこぶりを浮き彫りにする事にもなります。

さらに新唐人テレビを衛生放送を使って中国国内に放送する計画まであります。
これはある意味、中国共産党に対する強力な「兵器」です。

新唐人テレビを日本や在日中国人の間に広めて、中共が日本に戦争をしかけてくる前に中共を内部崩壊させましょう!

285:吾輩は名無しである
13/01/14 07:51:19.43 .net
スメルジャコフは劇団ひとりにやってほしかった。

286:吾輩は名無しである
13/01/14 09:47:26.11 .net
ゾシマ長老の腐臭の件もどうすんのかね?
奇跡とか復活とかキリスト教的な概念じゃん
アリョーシャは医大生って設定だぜ?w
腐臭を性根が腐ってるにまさかの超解釈か?

287:吾輩は名無しである
13/01/14 10:04:59.88 .net
超解釈ならまだいいがそこには一切触れないか勝手に改変する可能性もあるよね
完成したら別物になってたりして。

288:吾輩は名無しである
13/01/14 12:19:59.22 .net
ロシア文学素人だけど何から読めばいいの?

289:吾輩は名無しである
13/01/14 21:20:09.75 .net
>>288
独断と偏見だけど

短編
チェーホフ「かわいい女・犬を連れた奥さん」新潮
ガルシン「紅い花」岩波
ゴーゴリ「外套・鼻」岩波
中編
ツルゲーネフ「はつ恋」新潮
トルストイ「イワンリッチの死」岩波
ドストエフスキー「やさしい女・白夜」講談社
長編
ドストエフスキー「二重人格」岩波
プーシキン「オネーギン」岩波
ゴンチャロフ「断崖」岩波

290:吾輩は名無しである
13/01/14 21:29:59.65 .net
>>289
おおありがとう。
読んでみる

291:吾輩は名無しである
13/01/15 08:48:45.54 .net
とっかかりの長編ならブルガーコフ「巨匠とマルガリータ」
これしかない

292:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/15 10:35:06.72 .net
トルストイは時代小説より「イワンの馬鹿」みたいな民話の方が親しみやすい
プーシキンは普通に「スペードの女王」

「ネフスキイ大通り」(これゴーゴリだっけ?プーシキンだっけ?何故かよく混同する)
ドストは「死の家の記録」を読んでおくと他が読みやすくなる
チェーホフは「退屈な話・六号病室」一択

少し遅れてコロネンコもなかなか

293:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/15 10:42:47.11 .net
ロシア語は相手やシチュエーションにより豊富な語彙を使い分けるうえ、
フランスやドイツなどヨーロッパから影響を受けた「ロシア語」があるらしく、
さらに多彩な副詞句や形容句が意味深に使われるから、
翻訳者が相当うまく訳してくれないと「文学」としての面白さが全く伝わらなかったりする

と思った

294:吾輩は名無しである
13/01/16 23:13:15.64 .net
トルストイと言えば、戦争と平和、またはアンナカレーリナ

前者は世界史専攻で無いと厳しいが、後者は面白い

ドストエフスキーなら、地下生活者の手記
ひきこもりは、昔から存在していた変な御仁にすぎないと痛感できる
温故知新だな。時代を超えて皮膚感覚で共感できるような作品が小品扱いされてるあたりが
巨匠の所以なんだろう

295:吾輩は名無しである
13/01/17 09:06:32.10 .net
>ひきこもりは、昔から存在していた変な御仁にすぎないと痛感できる

ぜんぜんそういう話じゃないだろ
共感できてないじゃん

296:吾輩は名無しである
13/01/17 22:37:53.90 .net
カラマーゾフをドラマ化だと??
誰か止める人がいなかったのかよw

297:吾輩は名無しである
13/01/21 07:12:12.71 .net
アンナカレーニナのモデルってプーシキンの娘らしいですね。
モデルがいたことに驚いた。

298:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/22 23:58:38.74 .net
アンカレと人形の家の違いを誰か

299:吾輩は名無しである
13/01/24 08:15:53.72 .net
藤沼貴訳の「戦争と平和」は資料が多くて、おもしろい!!

300:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/24 10:33:11.44 .net
個別スレがあるものについてだけ書くなら、そちらを使って欲しいなあ・・・

301:吾輩は名無しである
13/01/29 23:03:47.20 .net
キター!!

302:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/30 11:33:52.13 .net
プーシキンの娘ってフランス人かなんかと結婚していて、
親父のことなんかほとんど知らないんじゃなかったっけ?

303:吾輩は名無しである
13/01/30 12:36:22.57 .net
ドストエフスキだ、トルストイだプーシキンだって聞き飽きたよ。
おまえらな、ゴンチャロフくらい読んだこともねえのか
あきれて相手にする気にもならねえな。

304:マグナ ◆vI4NRkhGyA
13/01/30 13:05:13.13 .net
ゴンチャロフ買ったが積んでる。

305:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/30 19:49:18.81 .net
>>303
なら面白いブツを紹介してくれ

306:吾輩は名無しである
13/01/30 20:07:36.50 .net
代わりに俺が紹介してやろう。

ソルジェニーチン「ガン病棟」
シーモノフ「昼となく夜となく」
コスモデミヤンスカヤ「ゾーヤとシューラ」

ソビエト文学から3つ。今は古書店でしか手に入らないのが残念だけど。
あらすじはネットで検索した方がわかりやすく書いてくれていると思うからそっちを参照してくれ。
ちなみにオススメはガン病棟かな。

307:吾輩は名無しである
13/01/30 21:49:46.67 .net
>>303
ゴンチャロフ面白いよね
なにあの愛すべき無用者たち
あと恋愛の始まりから終わりまでの過程が上手い
断崖のヒロインは気に食わんが

でもドストもトルストイもプーシキンも
面白いし別に飽きないぞ

308:吾輩は名無しである
13/01/30 22:25:41.65 .net
ゾーヤとシューラは挫折しました。

昼となく夜となく、は角川文庫の下巻がみつかりません。(上下揃えはとんでもない価格です)

私のおすすめは、若き親衛隊、です。青木文庫なので内容は推して知るべしですが
暇つぶしには良いかもしれません。戦争ものが好きな人にはおもしろいでしょう。

309:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/31 15:52:42.58 .net
ソルヅェーニツィンは「クレチェトスカ駅〜」が面白かった

「ゾーヤとシューラ」は見かけたことがあるけど、
なんとなく興味をひかれなかった

310:吾輩は名無しである
13/01/31 16:40:51.25 .net
そういえば「ガン病棟」って日本でもベストセラーになった小説だけど、
よくあんなものがベストセラーになったね。やっぱり日本人の知的水準って
すごい。アメリカじゃこうはいかないもんね。

311:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/01/31 17:23:47.13 .net
【ハリウッド化】
出だしがどんなに知的争いや高度技術競争でも、
最後は必ずタイマンのガチムチ殴り合いに終わること

312:吾輩は名無しである
13/01/31 20:09:00.77 .net
>>310
まあ、ベストセラーというのは異常だがな。
ソルヅェーニツィンという反体制文学者への興味だと思う。
ただ「ガン病棟」はなかなか読めるほうだよ。
読んでみた? 話として、なかなか面白くはある。
エロっぽさも結構あるし。

313:マグナ ◆vI4NRkhGyA
13/01/31 20:10:23.11 .net
ロシアの小説は長いからなあ。

314:吾輩は名無しである
13/01/31 21:08:37.87 .net
↑癌w

315:吾輩は名無しである
13/01/31 23:28:34.61 .net
ガン病棟の主人公は放射線治療受けただけで退院していくんだよね
そんなおざなりな治療で、治癒するのかよw

作者は長寿をまっとうしたわけだが

316:吾輩は名無しである
13/02/01 00:24:37.56 .net
「ガン病棟」より「煉獄のなかで」の方が好きだな

317:吾輩は名無しである
13/02/01 00:33:15.43 .net
当時のガン治療がどういったものかわからないけど、たぶん別の意味があったんじゃない?
ロシアの再生を主張してた人らしいから、治療という行為がロシアの再生の比喩なのかも。

後ソルジェニーツィンは「煉獄のなかで」が面白いらしい。
読んだことないから断言は出来ないけど。

318:吾輩は名無しである
13/02/01 20:28:11.26 .net
>>315
お前、本当に読んだのか?
だから放射線治療の副作用のひどさもちゃんと書いてあるだろ。
女医さんがそれに悩むんだよ。

まずはちゃんと読め。

319:吾輩は名無しである
13/02/02 00:55:55.13 .net
>>317
なるほど、そういう隠喩があったのかもね
ラーゲリ体験なんて前世紀の遺物と思っていたら、北朝鮮ではいまだにリアルな日常なんだよな

イワンデニーの一日、なんかももっと読まれるべき作品かもしれないね
煉獄の中で、おすすめよ、読んで損はなし。

320:吾輩は名無しである
13/02/05 01:14:57.99 .net
亀山郁夫が読売文学賞に輝いた!

一年間を振り返り各分野でもっとも優れた作品に与えられる
該当作なしの年もかなりあり、そんなこともこの賞の権威を高めていると思われる
歴代受賞者もそれこそスターぞろい
このひとにあるのは栄光ばかりだなあ

321:吾輩は名無しである
13/02/10 23:42:29.13 .net
ソログープの短編がまとめて岩波で復刊されるね
来月が楽しみ。

ついでにアンドレーエフも文庫化してくれよ。

322:練馬区の商店は要警戒
13/02/11 12:20:31.74 .net
手癖が悪い害国人 Liisa Berezkin

國學院大全留学生の恥

323:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/02/11 16:52:43.04 .net
おすすめのロシア語辞書はありますか?

324:吾輩は名無しである
13/02/11 22:45:02.80 .net
>>321
アンドレーエフほどの天才が世間で無名というのが信じられないよね。
二葉亭四迷の訳でもいいから血笑記を文庫化して欲しい。
それか文庫化しなくていいから絶版になった単行本を復刊して欲しい。

>>323
すまん。ロシア語辞書のことはわからないから力になれそうにもない。

325:吾輩は名無しである
13/02/13 22:42:46.83 .net
アンドレーエフか。久しぶりに名前を見たな。
かつて河出から出た『七死刑囚物語』に「決して終わりになることのない話より」
という短編が入っていて、かなり気に入ったものだった。
ある夜、街にバリケードが築かれたことをめぐって若い夫婦の間で交わされる
抽象性を帯びた会話が不思議な読後感をもたらす。ロシア革命の一挿話。

326:吾輩は名無しである
13/02/13 23:39:14.89 .net
悪魔の日記のオチがしょぼすぎて落胆したよ
死刑囚物語の古書価がとんでもないことになってるけど、買い被りすぎだね

ちくま文庫で1500円ほどで再販して欲しい

327:吾輩は名無しである
13/03/06 11:49:08.86 .net
iBookStoreで日本語の電子書籍の扱い始まってた。
猟人日記置いてあったけど、翻訳者書いてなくて、発行元に飛んでみたら佐々木彰訳。現代語になってる。
カラマーゾフは中山、亀山訳置いてあった。ってことは光文社古典新訳文庫がもしや?!と思ったら数作品しか置いてなかったわ。

328:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/03/11 04:53:45.61 .net
ゴーリキー『追憶』
断片的なのでなんとも言い難いけど

329:吾輩は名無しである
13/03/13 02:12:20.52 .net
ゴンチャロフって売っていない。また探してもない。だから読んだことがない。
ネクラーソフは読んだ。
ロシア文学は長編が多いから、短編から入ったほうがいい。

ゴーゴリ「外套」
プーシキン「ベールキン物語」
トルストイ「クロイツェル・ソナタ」
ドストエフスキー「地下室の手記」
ゴーリキー「チェルカシー」
プラトーノフ「粘土砂漠」
チェーホフ「6号室」
ツルゲーネフ「ファウスト」
ガルシン「四日間」
このへんから始めるのがベターかな。

330:吾輩は名無しである
13/03/13 06:43:54.80 .net
>>329
つamazon
つ図書館

「断崖」は最近でたばっかりだし、図書館には確実にあるな
いまの図書館はネットで予約して
他の分館から取り寄せできたりするので社会人でも借りやすいぞ

331:マグナ ◆vI4NRkhGyA
13/03/13 15:54:50.73 .net
図書館の本は瞬く間に汚れる、新刊でも凄まじい程汚れてる。まあ気にしなければいいのだが、
読みまくってる時は気にならなくても、暫く時間をおくと汚く感じる事はあるな。

332:吾輩は名無しである
13/03/13 21:45:18.98 .net
それは話題の図書とかの話じゃないか?
この板で名前の出るような作者の本は古くても大抵キレイだぞ。

333:吾輩は名無しである
13/03/17 20:13:01.60 .net
アイボリット先生Доктор Айболит
悪霊 (ドストエフスキー)Бесыアンナ・カレーニナАнна Каренина
犬を連れた奥さん Дама с собачкой
エヴゲーニイ・オネーギンЕвгений Онегин
オブローモフОбломов
外套 (小説)Шинель
カラマーゾフの兄弟Братья Карамазовы
巨匠とマルガリータМастер и Маргарита
狂人日記 (ゴーゴリの小説)Записки сумасшедшего
クロイツェル・ソナタ (小説)Крейцерова соната
虐げられた人びとУниженные и оскорбленные
静かなドンТихий Дон死せる魂Мёртвые души
死の家の記録Записки из Мёртвого дома
収容所群島Архипелаг ГУЛАГ
スペードの女王Пиковая дама
せむしの仔馬Конёк-горбунок
戦争と平和Война и мир大尉の娘Капитанская дочка
ダスク・ウォッチСумеречный Дозор
地下室の手記Записки из подполья
父と子Отцы и дети
罪と罰Преступление и наказание
ドクトル・ジバゴДоктор Живаго
賭博者 (ドストエフスキー)Игрок
ナイト・ウォッチНочной Дозор
白痴 (ドストエフスキー)Идиот
初恋 (ツルゲーネフ)Первая Любовь
鼻 (ゴーゴリの小説)Нос復活 (小説)Воскресение
貧しき人びとБедные люди
未成年 (小説)Подросток
雪どけ (小説)Оттепель
猟人日記Записки охотника
われらМы

334:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/03/17 20:20:27.46 .net
>>324
翻訳者誰ですか?
全集買うほどかどうかわからないし、文庫で出して欲しい

335:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/03/17 20:25:28.37 .net
>>333
そういえば『ナイト・ウォッチ』って映画、あったな〜

336:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/03/17 20:38:40.55 .net
ゴーリキイはたぶんわたしには合わないだろうと思われる
チェーホフが好きになれなかったのと同じ
しかし『追憶(上)』はよかった

337:吾輩は名無しである
13/03/17 23:38:21.90 .net
>>334
血笑記 二葉亭
犬 森鴎外
霧の中 原卓也
世界怪談名作集 岡本綺堂
深淵と七死刑囚物語はわからない。

最近知ったんだけど二葉亭訳の血笑記は復刊してるぽい。
他にも翻訳されている作品があるらしいけどそこまで把握してるわけではないからわからない。
これでいいかな?

338:マグナ ◆vI4NRkhGyA
13/03/17 23:53:31.92 .net
復刊って言っても復刻に近いけどな。
近代デジタルライブラリーで読める。これを現代表記化&電子書籍化して販売したら買うやついるか?

339:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/03/18 13:49:35.72 .net
>>337
どもども

340:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/03/18 20:08:41.51 .net
>>337
上の3作と深淵を文庫で出して欲しい
※その際、旧字体は新字体に改め、活字ポイントと行間は70〜80年代のものにすること

341:吾輩は名無しである
13/03/18 23:27:02.68 .net
『米川正夫翻訳全集』をどこかの出版社で企画してくれないかな
もうすぐ著作権が切れるんだよ

342:吾輩は名無しである
13/03/19 18:43:20.48 .net
本屋に並んでた
「ドクトル・ジヴァゴ」工藤正廣訳
未知谷 A5判
8000円也!!

343:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/03/19 22:50:10.63 .net
>>342
最近は少し減ったが、打ち間違いじゃないかと思うような
あり得ない値段がついた古書とかあるからね

344:吾輩は名無しである
13/03/20 00:16:07.69 .net
>>343
新刊ですよ、これ。

345:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/03/20 00:37:03.67 .net
>>344
ホントですか!?
愛蔵版みたいなもんなんですか
初読には向かない価格ですね

346:吾輩は名無しである
13/03/20 07:46:17.84 .net
まじで8000円だ…
すでに江川訳が文庫で出てるというのになんという強気
まさに愛蔵版スタンスで出したんだろうな

347:吾輩は名無しである
13/03/22 18:16:54.28 .net
「青い脂」おもしれえww
突飛な設定とか破壊的ポストモダニズムのイメージで読まないと損するぞ

348:吾輩は名無しである
13/03/24 11:29:10.90 .net
以前日本ではロシア文学が人気あったのに、最近フランス文学におされてる気がする。

もともと日本でも、フランス文学のほうが人気あったのかな?

349:吾輩は名無しである
13/03/24 13:33:06.93 .net
戦後に限定するのなら70年代まではフランス文学が優勢だったでしょうね。
結局、ソヴィエトによる言論弾圧で作品発表がしづらくなって
ロシア文学と言えば古典的なもの、というイメージが定着して同時代性が損なわれた、と。

冷戦崩壊後の90年代に木村浩がソヴィエトのせいでロシア文化は駄目になったが
地下にもぐったアンダーグランド系文化人たちによってその命脈はかろうじて保たれたと言っていました。
ようするに公的に作品発表を許された作家群というのはお役所仕事でやっていた御用作家であり、
このような作家による作品はいくら舶来志向の日本人でも相手にはしなかった、と。

350:吾輩は名無しである
13/03/24 18:05:31.87 .net
URLリンク(homepage2.nifty.com)

ネルリさんの2番目の夫は作家だった。ロシア作家同盟の会員で、雑誌などへも投稿しているが、自費出版で自分の詩集や小説を出しているそうだ。
クラスノヤルスク地方在住の文学者なので、同じアスターフィエフとも会う機会が多かった。
だから、ネルリさんも、アスターフィエフの知人だった。もちろん、ヴィクトル・アスターフィエフは世界的な文学者で、
日本語訳も出ているが、ネルリさんの夫、ニコライ・ガイジュークを知っている人は多くない。

アスターフィエフのお墓は先に亡くなった娘のイリーナの横にある。墓地では、遺言で沈黙を守ることになっているそうだ。

351:蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs
13/03/24 21:08:02.59 .net
>>348
読者層が違うんじゃないですか
○国の文学作品ならすべて好き、という人も珍しいだろうし
わたしはフランス文学は苦手ですが

352:吾輩は名無しである
13/03/24 22:28:46.97 .net
やっぱり読者層が違うのかな?

まあ、僕はロシア文学もフランス文学も好きなのでいいのだけど。

353:吾輩は名無しである
13/03/24 23:19:09.18 .net
「現代フランス小説13人集」
アルベール・カミュ(1913)/フィリップ・ソレルス(1936)/ジャン・ジュネ(1910)
ナタリー・サロート(1900)/アラン・ロブ=グリエ(1922)/ウジーヌ・イヨネスコ(1909)
アンリ・トマ(1912)/ルイ=ルネ・デ・フォレ(1918)/レイモン・クノー(1903)/サミュエル・ベケット(1906)
ミシェル・ビュトール(1926)/モーリス・ブランショ(1907)/クロード・シモン(1913)
『現代ソヴェト文学18人集』
@Замятин, Евгений Ивановичエヴゲーニイ・ザミャーチン(1884)
AАртём Весёлыйアルチョム・ヴェショールイ(1899)
BБабель, Исаак Эммануиловичイサーク・バーベリ(1894)
CЯсенский, Бруно Яковлевичブルーノ・ヤセンスキー(1901)
DПлатонов, Андрей Платоновичアンドレイ・プラトーノフ(1899)
EЛавренёв, Борис Андреевичボリス・ラヴレニョフ(1891)
FКаверин, Вениамин Александровичヴェニアミン・アレクサンドロヴィッチ・カヴェーリン(1902)
GЭренбург, Илья Григорьевичイリヤ・エレンブルグ(1891)
HЛеонов, Леонид Максимовичレオニード・レオーノフ(1899)
IКатаев, Валентин Петровичワレンチン・カターエフ(1897)
JАнтонов, Сергей Петровичセルゲイ・ペトローヴィチ・アントーノフ(1915)
KБакланов, Григорий Яковлевичグリゴーリイ・バクラーノフ(1923)
LОкуджава, Булат Шалвовичブラート・オクジャワ(1924)
MКазаков, Юрий Павловичユーリイ・・カザーコフ(1927)
NАксёнов, Василий Павловичワシーリー・アクショーノフ(1932)
OГладилин, Анатолий Тихоновичアナトーリイ・グラジーリン(1935)
PДрагунский, Виктор Юзефовичヴィクトル・ドラグンスキー(1913)
QШугаев, Вячеслав Максимовичヴャチェスラフ・シュガーエフ(1938)

354:吾輩は名無しである
13/03/28 21:33:46.31 .net
たのしみのためには
            ぼくらの惑星は
                     わずかな設備しかもっていない。
うばいとらねば
         ならない、
               よろこびを
                     未来の日々から。
この生活のなかで
           死ぬのは
                むずかしくない。
生活をつくることこそ
            ずっとずっと、むずかしい。  

Для веселия
планета наша
мало оборудована.
Надо
вырвать
радость
у грядущих дней.
В этой жизни
помереть
не трудно.
Сделать жизнь
значительно трудней.       


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