谷沢永一 at BOOK
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174:吾輩は名無しである
19/09/12 16:54:18.84 JPXMdShl.net
>>171
長谷川よりしょぼい経済評論家しかおらんけど今
経済評論家なんて存在がもう要らなくなったんだろうな
文芸評論家はとっくに終わってるが

175:吾輩は名無しである
19/11/19 16:54:05.84 psbxVhbc.net
>>171
長谷川慶太郎には、経済評論家っていう言葉が似合うな
間違ってもエコノミストという呼称は使いたくない(´・ω・`)

176:吾輩は名無しである
19/12/01 16:47:02.20 vGT8Pe72.net
『月刊Asahi 1992年7月 創刊3周年特大号 20世紀日本の異能・偉才100人』
選者〜荒俣宏 、関井光男 、谷沢永一 、玉木正之 、中野翠 、山口昌男 、横田順彌/
志の巻〜中村春吉 、反町茂雄 、沼波瓊音 、新城新蔵 、虫明亜呂無 、山本八重子 、
佐久間勉 、蜂須賀正氏 、児玉花外 、田中智学 、白井光太郎 、前田光世/ 12
芸の巻〜笠置シヅ子 、福原信三 、花園歌子 、神風正一 、エリアナ・パヴロヴァ 、川喜田半泥子 、
佐藤井岐雄 、原泉 、砂川捨丸 、藤村有弘 、益田太郎冠者 、上山草人/ 12
影の巻〜早川徳次 、安藤初太郎 、岡崎邦輔 、松岡譲 、ローシー、徳川義親 、菊谷栄
三崎の熊さん 、斉藤三郎 、今田新太郎 、嘉納健治/ 11
騒の巻〜難波大助 、野依秀市 、小林作太郎 、梅原北明 、吉岡信敬 、池田亀太郎 、
岡田時彦 、都井睦雄 、橋田邦彦 、御船千鶴子 、妻木松吉/ 11
儚の巻〜ティナ・ラッツ 、富ノ沢麟太郎 、大庭柯公 、松岡千代 、尾上辰之助 、澤田柳吉 、
玉錦三右衛門 、景浦将 、大森房吉 、広瀬正/ 10
創の巻〜河野安通志 、池田宏 、関一 、渋江保 、森永太一郎 、日比翁助 、中山忠直 、
妻木頼黄 、横河民輔 、西村真琴 、中原淳一/ 11
伝の巻〜大橋佐平 、松崎天民 、高島平三郎 、木村毅 、尾崎 翠 、杉山平助 、原田三夫 、
原亮三郎 、村島帰之 、水島爾保布 、小倉清三郎/ 11
集の巻〜三島海雲 、山野千枝子 、細野燕台 、中西悟堂 、斉藤昌三 、根岸浜吉 、
蓮沼門三 、押川春浪 、松山省三 、淡島寒月/ 10
独の巻〜二宮忠八 、名和昆虫翁 、快楽亭ブラック 、棚夏針手 、甲斐庄楠音 、尾竹竹坡 、
玉村方久斗 、中村直吉 、青柳有美 、山名文夫 、玉椿憲太郎 、石井研堂/ 12

177:吾輩は名無しである
20/07/16 19:52:38.93 ZL52pBKj.net
最近は完全に忘れ去られた存在になってしまった。
後世には「紙つぶて」だけは残りそうだけど、若い人はこれさえ知らないだろうな。

178:吾輩は名無しである
20/07/16 21:01:45.83 i/fRW2UQ.net
あれだけ辛口の批評を展開すれば敵が多くなる
とくにギルド社会で一匹狼的立ち位置で批判ををすれば
死後は葬り去られるだろうね
少なくともその業績を顕彰しようという人間はいない
野間宏や野上弥生子のように生前はボス的な存在であっても
死後は急速に忘れ去られるわけで

179:吾輩は名無しである
20/09/16 10:40:53.34 Ia5hXMXD.net
「紙つぶて−自作自注最終版−」って谷沢の「紙つぶて」の全てのエッセイに自注がついたもの
だと思っていたけど実際はそうではないの?
図書館で見てたら半村良の「女帖」に対する書評が載ってなかった。
ちょっとビックリした。
これだけ買って谷沢の紙つぶてのエッセイを全て読んだ気になってたらダメだね

180:吾輩は名無しである
20/09/20 19:27:11.71 BZ5QIvqv.net
>>179
「女帖」載ってるぞ
ちゃんと調べろ
まあそれでも「紙つぶて 二箇目」など最初に出た方も持っていた方がいいと思う

181:吾輩は名無しである
20/11/23 10:19:39.94 B7gKf9eL.net
「女帖」は女を知る上で最高の本みたいに書かれてたから読んだがあまり面白くなかった
鎮目恭夫の「性科学論」もつまらなかった
「性」に関する谷沢のおすすめ本はどれもあまりよくなかった
あ、「わが秘密の生涯」だけは別w
でもあれも全部読むにはかなりの体力が必要な本だったなw

182:吾輩は名無しである
20/11/24 01:20:56.27 7xTwtWVY.net
花形作家が秘蔵のネタ帳を全面公開
▽半村良の数多い著作から一冊だけ選ぶとすれば文句なしに『女帖』(文藝春秋)。賛嘆にせよ
軽蔑にせよ結局は己れを棚にあげて他人を評価する視座から真の人間学は生まれない。常に発見
の驚きを楽しむ無邪気な観察眼をもって、上からでもなく下からでもなく、ほどよい水平の視点
から人懐かしい眼光を注ぐとき、はじめて女族の生態が光彩を帯びる。
▽背の高い、すらりとした体つきの、自分の女にしたらさぞ金がかかりそうなタイプの美人が一
人、夜あけの薄明の雨の中を体にピッタリした裾の長いパーティドレスを着て、小さなビーズの
ハンドバッグをぶらさげて、傘なしでふらりふらりと歩いているのに出っくわしたことがある。
傘をさした私とすれ違うとき、その女は意味不明の微笑を泛べて私を見た。「負けちゃったの
……」。意味不明だったが、私はなんとなくそんなように解釈した。きっとあの女は、自分を雨
にうたせて何か心の始末をしていたに違いない。
▽ベロベロに酔った晩、ある女性とホテルへ泊まってしまった。滅茶苦茶に酔っていて靴も履い
たまま床に寝た。目が覚めると女はベッドの毛布をはがしてきて床に一緒に並んで寝ている。服
を脱がし枕もあてがったがベッドへかかえあげる力はなかったのだ。朝、ゴロ寝の彼女は、あな
たが床に寝ているのに、あたしがベッドに寝ているわけにはいかないじゃないの、と言って笑っ
た。また、女はどんなときモナ・リザのような変な笑い方をするかという卓抜な推理を試みたり、
ふと索漠たる折りなど読み返すに値する愛蔵書だ。

183:吾輩は名無しである
20/11/25 00:12:56.57 9IQvo+km.net
ヒロッピー
谷沢永一『これだけは聞いてほしい話』222頁(PHP研究所,1997)に大学授業で開講一番,
出欠はいっさい取らない,採点はレポートにする,
レポートの枚数は,4百字詰の原稿用紙2枚以内とするという話があります。
2020年8月23日

184:吾輩は名無しである
20/11/25 10:52:41.66 MWj/VIeV.net
「開講一番」は文芸春秋の巻頭随筆に掲載されたのが最初ではないかな。
だから以前文春文庫から出ていた「巻頭随筆」という本に他の著者の随筆と共に掲載されていた。
その後「紙つぶて 二個目」にも載ったんじゃないかな。
とにかく面白い随筆だが、最近の世知辛い大学では、もうああいう講義は許されないだろうなw

185:吾輩は名無しである
20/11/25 10:58:36.62 MWj/VIeV.net
レポートは全員100点。以前は自分に対するイヤミあてこすりを書いた人にのみ100点を
あたえ他は95点を付けたが、最近は情けないことにそういう人もいなくなったので、全員
に100点を与えることにしたというところで笑った

186:吾輩は名無しである
20/11/25 16:53:36.35 mtVYAbiv.net
あったな

187:吾輩は名無しである
20/12/08 17:23:30.01 NyKopEn9.net
谷沢を知る上で「開講一番」は重要なエッセイだと思うが、書物随筆ではないので
「紙つぶて−自作自注最終版−」に掲載されていない
残念だ

188:吾輩は名無しである
20/12/09 01:06:46.96 tUcq+byw.net
400字詰め原稿用紙2枚でも受講者数400人なら800枚ですか
血気盛んな若造ならフランス現代思想の術語でも引用して
ケレンたっぷりの議論をふっかけそうな気がするのだが
谷沢が教鞭を執っていた時代でもそんなイキのいい奴は1人もいなかったのね

189:吾輩は名無しである
20/12/12 02:19:14.70 SgnTRJ8H.net
紙つぶて(全)―谷沢永一書評コラム (文春文庫)
人名索引
1位20回開高健(1930年12月30日 - 1989年12月9日)
2位17回中村幸彦 (1911年 7月15日 - 1998年 5月7日 )、森銑三(1895年9月11日 - 1985年3月7日)
4位16回平野謙(1907年10月30日 - 1978年4月3日)
5位14回木村毅(1894年2月12日 - 1979年9月18日)
6位13回丸谷才一(1925年8月27日 - 2012年10月13日)
7位12回夏目漱石(1867年2月9日 - 1916年12月9日)、長谷川慶太郎(1927年11月29日 - 2019年9月3日 )、森鷗外(1862年2月17日 - 1922年7月9日)
10位11回伊藤整(1905年1月16日 - 1969年11月15日)、三島由紀夫(1925年1月14日 - 1970年11月25日)、柳田國男(1875年7月31日 - 1962年8月8日)、
渡部昇一(1930年10月15日 - 2017年4月17日 )
14位10回江藤淳(1932年12月25日 - 1999年7月21日 )
15位9回都留重人(1912年3月6日 - 2006年2月5日)
16位7回石橋湛山(1884年9月25日 - 1973年4月25日)、大岡昇平(1909年3月6日 - 1988年12月25日)、司馬遼󠄁太郎(1923年8月7日 - 1996年2月12日)、
内藤湖南(1866年8月27日 - 1934年6月26日)、永井荷風(1879年12月3日 - 1959年4月30日)、長澤規矩也(1902年5月14日 - 1980年11月21日)、
福永武彦(1918年3月19日 - 1979年8月13日)、山崎正和(1934年3月26日 - 2020年8月19日)、山本周五郎(1903年6月22日 - 1967年2月14日)、
吉田精一(1908年11月12日 - 1984年6月9日)

190:吾輩は名無しである
20/12/12 02:20:52.01 SgnTRJ8H.net
26位6回大宅壮一(1900年9月13日 - 1970年11月22日)、折口信夫(1887年2月11日 - 1953年9月3日)、川端康成(1899年6月14日 - 1972年4月16日)、
幸田露伴(1867年8月22日 - 1947年7月30日)、中村真一郎(1918年3月5日 - 1997年12月25日)、松本清張(1909年12月21日 - 1992年8月4日)、
三宅雪嶺(1860年7月7日 - 1945年11月26日)、宮崎市定(1901年8月20日 - 1995年5月24日)、山口瞳(1926年1月19日 - 1995年8月30日)、
吉川幸次郎(1904年3月18日 - 1980年4月8日)
36位5回芥川龍之介(1892年3月1日 - 1927年7月24日)、小田切進(1924年9月13日 - 1992年12月20日)、木村尚三郎(1930年4月1日 - 2006年10月17日)、
桑原武夫(1904年5月10日 - 1988年4月10日)、高橋亀吉(1891年1月27日 - 1977年2月10日)、谷崎潤一郎(1886年7月24日 - 1965年7月30日)、
鶴見俊輔(1922年6月25日 - 2015年7月20日)、三田村鳶魚(1870年4月17日 - 1952年5月14日)、山本健吉(1907年4月26日 - 1988年5月7日)

191:吾輩は名無しである
21/06/23 14:05:22.79 FkcSyPvr.net
立花隆死去。
立花の本は谷沢の影響で昔読んだよ。
「エコロジー思考のすすめ」とか。

192:吾輩は名無しである
21/10/25 18:04:50.41 T9/k1cub.net
>>106
更には昨今の明治維新に否定的な風潮にも

193:吾輩は名無しである
21/12/13 18:46:39.77 iyYCBnOr.net
徒然草についての本のイラストを担当した古谷三敏死去。
漫画が嫌いなのによく承諾したな。

194:吾輩は名無しである
22/02/14 16:53:13.41 EHE1OBr8.net
人間の能力で最後に問われるのは、集中力です。
生まれつき頭がよいとか悪いとか言いますが、それほどの個人差はありません。
ところが集中力となると、これには天と地ほどの差があります。
その人の集中力いかんによって、持っている才能が生きたり、死んだりするのです。
谷沢永一


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