三島由紀夫の文って読みづらくないか? at BOOK
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200:吾輩は名無しである
10/10/15 19:41:59 .net
>>197
小説論と決めつけるような論文じゃないでしょ。様々なエッセイめいたものも含んだものだし。

201:吾輩は名無しである
10/10/15 19:45:17 .net
>>199
小説論は他のところで書いてるからね。タイトルで短絡する間抜けなあんたがバカなだけ。

202:吾輩は名無しである
10/10/15 19:54:52 .net
そこが争点?
あれが小説論であると見なされると
なにか不都合でも生じるのか

203:吾輩は名無しである
10/10/15 20:00:47 .net
>>198
「どっかの節穴バカ」って誰だよ。テキトーだなw
誇張も何も、パーソナリティ障害について知ってる人間なら誰でも気付くことだがな。
作り物臭いのが悪いとは一言も書いてないし、
三島マンセー以外のレスと見るや、いちいち親のカタキみたいに
キャンキャン噛みついてくんなよ、更年期オバハン。

204:吾輩は名無しである
10/10/15 20:08:54 .net
>>203
そんなレッテル貼ったところで、何の意味ないしね。目立つ人間をそういう纏め方しかできないなら、
文学板に来る必要ないでしょ。

205:吾輩は名無しである
10/10/15 20:16:28 .net
コテハンは何故コテはずすと汚い口調になるんだ?

206:吾輩は名無しである
10/10/15 20:41:18 .net
>>204
文学板ってのは、ちょっとした雑談カキコもできんのか?
たかが2ちゃんだぞw
それこそ、あんたのコピペとヒステリックなレスも
この板に相応しいとは思えんがね。

>>205
誰と勘違いしてるのか分からんが、俺はコテつけたことはないんだがw
そもそも、このスレに書き込むのも今日が初めてだし。

207:吾輩は名無しである
10/10/15 21:04:06 .net
対話の出来る人間など限られている。

208:吾輩は名無しである
10/10/15 21:06:52 .net
>>178
学術論文は(少なくともそれを読む層の人にとっては)読みやすくて当然だろう。
他人に伝えることが目的であって、自己満足色が強い「文学」とは違う。



209:吾輩は名無しである
10/10/15 21:09:29 .net
>>177
三島の文章は「読みにくい」といっても、無駄にゴテゴテしてまどろっこしくしてるだけで。
正直文章としての面白味は感じないなあ。
なんか、無理して頑張って書いてる感じが見えちゃって。
大江の文体を三島が「田舎者が都会風を取り繕っている」みたいに評したって話があるけど、
その評は三島自身にも当てはまる気がする。

210:吾輩は名無しである
10/10/15 21:14:56 .net
>>179
君、そろそろコテハン付けてくれない?
大江スレで相手にされないからって、外にまで出てこないでくれ。

211:吾輩は名無しである
10/10/15 21:34:21 .net
三島由紀夫を信奉する人に聞いたところ
金閣寺の主人公は住職に愛人がいることを知って自暴自棄になり
金閣に火を放った、ということだったが、
この解釈で合ってるの?

212:吾輩は名無しである
10/10/15 22:01:29 .net
>>211
それ、なんてBL?

その方は三島好きではなくて、腐女子ですw

213:吾輩は名無しである
10/10/15 22:18:52 .net
>>212
質問に質問で返す。
オーケー。いいだろう。
いかにも三島由紀夫のスレらしい書き込みだ。

214:吾輩は名無しである
10/10/16 00:11:48 .net
>>209
頑張って書いてるのは当たり前でしょう、仕事だから。
頑張って真剣に書いてるのは私も感じますが、無理してるとは全く思わないね。好きで喜々として文章を紡いでるとは思うけど。
普通の平板な文章なんか軽くエンタメで書いてるからね。

それなら三島は、大江の文章は好みだとはっきり書いて評論してますから、その大江評はガセだと思うよ。

215:吾輩は名無しである
10/10/16 00:14:28 .net
>>211
間違ってますね。人に聞かなきゃ、間違ってることもわからないんでしょうか?
つまんない寸劇お疲れさまでした。

216:吾輩は名無しである
10/10/16 00:52:11 .net
>>214
ガセでしたか。それは失礼。
三島に関して言うと、中間小説とか軽い論評とかの程よく肩の力が抜けた文章の方が好感が持てるな。

個人的な好みだと、文体的に三島や川端はあんまり好きじゃない。
どちらかというと谷崎や大江みたいなクネクネしてる方が好き。

217:吾輩は名無しである
10/10/16 02:03:33 .net
文学に読みやすさを求めるひとって、
何の義理があって小説なんか読むんだろ。
そんなひとのためにマンガやアニメがあるんだから、そっちにいけばいい。

218:吾輩は名無しである
10/10/16 04:59:46 .net
でもね、子規は(オマエが云うかw

219:吾輩は名無しである
10/10/16 11:05:21 .net
>>216
大江の文章も肩に力が入ってるのでは?
だからこそ三島由紀夫はそういう文章が好きだから好感を持ってたんだと思いますけど。


220:吾輩は名無しである
10/10/16 17:55:42 .net
>>219
いや、肩の力が抜けた文が良いってのは三島に関しての話ね。
大江はむしろ力入った文章の方が好きで、エッセイなどの文体は好きじゃない。

221:吾輩は名無しである
10/10/16 18:21:27 .net
大江はエッセイも小説も変わらない悪文

222:吾輩は名無しである
10/10/16 18:26:28 .net
>>216
谷崎がクネクネwwwwww

223:吾輩は名無しである
10/10/16 18:41:57 .net
晩年近い谷崎の「気になること」っていうエッセイの中で、
若き大江の「他人の足」の中の二文を取り上げて、批判している。

@戦争は、フツトボオルをできる青年たちの仕事だ。

A紅顔した顔をむりに振りかえって学生がいつた。

この二文に不自然さを感じる人は、
もしかしたら大江よりも谷崎寄りの人なのかもね。


224:吾輩は名無しである
10/10/16 21:05:23 .net
紅顔した顔

225:吾輩は名無しである
10/10/16 21:11:10 .net
>>223
Aはまるで、エクソシストみたいに首だけ180°回ってこっち向いた、っていう感じがするね。

226:吾輩は名無しである
10/10/17 00:08:35 .net
>>225
ある意味、そういう不自然さは大江の持ち味なようにも思えるな。
滑らかな文体の大江なんて逆に不気味だ

227:吾輩は名無しである
10/10/17 00:26:40 .net
>>223
添削してあげましょう。

@戦争、それはフツトボオルをできる青年たちの仕事だ。

A紅潮した顔をむりに振りむかせて学生がいつた。

228:吾輩は名無しである
10/10/17 00:37:14 .net
>>226
それが三島だったら、鬼の首とったみたいにギャーギャー叩きまくるんだろうね、岩波っぽい関係者は。

229:吾輩は名無しである
10/10/17 00:46:23 .net
>岩波っぽい関係者は

誰だよw

230:吾輩は名無しである
10/10/17 00:54:53 .net
>>229
文学板全体に昔のサヨクが漂ってる感じ。

231:吾輩は名無しである
10/10/17 01:01:09 .net
ああ、陰謀論くんでしたか。
これは失礼

232:吾輩は名無しである
10/10/17 01:17:01 .net
>>231
陰謀論? なんですかそれ?
私はただ文学板全体の印象を思ったまま言ったまでですよ。別にそれが悪いなんて言ってまないし。それぞれ思想があるんでしょうから。

233:吾輩は名無しである
10/10/17 01:21:53 .net
いや、君の文体が、とある作家のスレで電波を発信しまくってた人とよく似ていたものでね。
違ったら失礼

234:吾輩は名無しである
10/10/20 02:13:59 .net
255:武陽隠士◆UCfK2Lx59s :2010/09/30(木) 22:11:38
【おことわり】
マグナ◆i.K3ZM.pZo=( ̄ω ̄)獲る狸◆ycr5A7VfSw =ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介◆m0yPyqc5MQ=?コテハン=ときどき名無し

↑が私につきまとい、私の自演とか称して名無しやマグナ◆i.K3ZM.pZo(こいつ狸であって私ではない)を使ってきやがって非常に困ってる。
悔しいのは分かるが、いいかげんつきまとうのは止めてくれ“狸”。
マグナ◆i.K3ZM.pZoと( ̄ω ̄)獲る狸◆ycr5A7VfSw が同一人物なのは、サブカルなんとかスレ(今回のサーバーお流れで消えた)で自演コテハンたち(?)が一緒に出てきて認めている
(私に引きこもり野郎と罵倒されたり論破されたりして傷ついたとかナンたらとか、いちいちしょーもねえうるせえ泣き事を連投してきたのは覚えてるぜw)。
私に勝てないことを悟ったからって、手の込んだくだらねえ自演攻撃してくるたぁ呆れたぜ、まったく(まあヒマジンだもんなwよっぽど何度も負けたのがが悔しいらしいwプププ(^〜^))。
とにかく私につきまとってくんな。気持ちわりいんだよ、、引きこもり野郎!
年がら年中パソコンに張り付いて小せえ真似コセしくさってるヒマあんなら、さっさと勤労しろ

235:吾輩は名無しである
10/10/20 02:30:03 .net
右翼の声明文みたいなんだよ

236:吾輩は名無しである
10/10/20 03:41:44 .net
わざとでしょ?「自分の肉を不味くしたい」って言ってたし
お菓子みたいに手軽においしくサクサク食えるようなモンにしたくなかったんじゃね

ライオンの肉みたいに不味くて食えないような文体にしたかったと

237:吾輩は名無しである
10/10/20 03:43:35 .net
おやはや(笑)なんと愚か

238:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/10/21 18:17:05 .net
やっぱりチワワは馬鹿だ。

239:吾輩は名無しである
10/10/21 20:06:21 .net
はっきり言って野島伸司のほうが日本語うまいと思う

240:吾輩は名無しである
10/10/21 21:01:08 .net
それはない

241:吾輩は名無しである
10/10/26 21:27:54 .net
スレリンク(news2板:186-番)
URLリンク(farm1.static.flickr.com)


242:吾輩は名無しである
10/11/04 18:47:14 .net
お前らホントにバカだなあ。
読み難いに決まってんだろがw
昔の文人は、和漢東西古今のありとあらゆる文献に精通していて、
使う言葉のひとつひとつが、その原典の意味を含んだかたちで
表現されてるんだw
古文も漢文も西洋文学もロクに学んでない現代人が
すんなり読めるわけねえだろがw
谷崎潤一郎さんの文章なんかもそうだよ。

243:吾輩は名無しである
10/11/04 21:32:22 .net
三島の文章能力の低さを棚上げして読めないほうがおかしいとか、
まさに糖質か認知症患者丸出しの思考でワロタ

244:吾輩は名無しである
10/11/04 22:53:54 .net
三島の小説の賛否は様々あるけど、その文章能力の高さを否定する評論家は皆無です。

245:吾輩は名無しである
10/11/04 23:32:38 .net
中沢 三島由紀夫みたいな人は太陽を描写する時に、「赫奕として日輪は」とか書いちゃうわけでしょう(笑)
金井 ほとんど横光利一ね
中沢 利一だよね。横溝正史かもしれない(笑)


246:吾輩は名無しである
10/11/04 23:51:20 .net
三島や横光利一以下の、小物の物書きがああだこうだ言っても虚しい嫉妬にしか聞こえない。

247:吾輩は名無しである
10/11/05 00:04:17 .net
中沢 あの人(三島)の最大の不幸は教養があり過ぎたことかな
金井 そうでしょうか。教養が中途半端だった不幸ではありませんか(笑)


248:吾輩は名無しである
10/11/05 00:05:03 .net
>>245
あれは「太陽の描写」じゃないけどね。勲が死んだのは夜だから。よく読めてないバカばかり。

249:吾輩は名無しである
10/11/05 00:09:52 .net
>>247
幸、不幸で芸術家を論じていること自体が、その三流物書きたちの俗っぷりや間抜けさを
逆に晒してるだけにしか見えないね。

250:吾輩は名無しである
10/11/05 00:11:39 .net
『奔馬』には、一八七六年に叛乱を起した武士たちの集団自殺が描かれており、彼らの行動は勲を感奮興起させた
ものであった。正規軍に敗北すると、八十名の生存者はあるいは路上で、あるいは神社の祀られている山頂で、
いずれも礼法通りに腹を切った。(中略)
この血と臓腑の信ずべからざる大氾濫は私たちを恐怖させるとともに、あらゆる勇敢なスペクタクルのように
興奮させもする。この男たちが闘うことを決意する前に行った、あの神道の儀式の簡素な純粋性のようなものが、
この目を覆わしむ流血の光景の上にもまだ漂っていて、叛乱の武士たちを追跡する官軍の兵隊たちも、できるだけ
ゆっくりした足どりで山にのぼって、彼らを静かに死なせてやろうと思うほどなのである。
勲はといえば、彼はその自殺に幾分か失敗する。(中略)
しかし三島は、それ自体うかがい知りえぬ肉体的苦痛の領域に天才的な直感をはたらかせて、この叛逆の若者に、
彼にとってはあまりに遅く来るであろう昇る日輪の等価物をあたえてやったのだ。腹に突き立てられた小刀の
電撃的な苦痛こそ、火の球の等価物である。それは彼の内部で赤い日輪のような輝きを放射するのである。

マルグリット・ユルスナール「三島由紀夫あるいは空虚のヴィジョン」より

251:吾輩は名無しである
10/11/05 00:18:00 .net
中沢 三島由紀夫で面白いと思ったのは『近代能楽集』くらいかな
金井 『綾の鼓』や『卒塔婆小町』?三島由紀夫って、やっぱりつまらない。短編が特に。長編もだけど(笑)


252:吾輩は名無しである
10/11/05 00:28:32 .net
金井って人は要するに三島を貶したいだけでしょ。サヨクによくいるタイプ。

253:吾輩は名無しである
10/11/05 00:35:19 .net
金井 あれ(森茉莉の小説)は奇型の名文なんですよね。『枯葉の寝床』って小説があったでしょう?アラン・ドゥーロンとジャン・クロード・ブリアリをイメージして書いたっていうのね。三島由紀夫も、ほんとは、ああいうのをずっとやってれば、幸福だったんじゃない?(笑)

荒俣宏 金井美恵子 中沢新一 鼎談 『新・短編小説講義』



254:吾輩は名無しである
10/11/05 00:45:09 .net
金井美恵子自身が不幸に見えるね。

255:吾輩は名無しである
10/11/05 23:07:03 .net
最初に読んだ「金閣寺」は、読みにくいというか、感情があまりにも論理立って説明されているので
違和感を感じた。分かりやすいんだけど、入りにくい、そんな世界観。

次に読んだ「春の雪」は、とても自然に世界観に入り込めた。少し絢爛すぎるきらいもあるが、貴族社会
の浮世離れした感じと相まって、違和感はなかった。

いま途中やめにしている「美しい星」は、いかにも日本人が書きそうなSF小説。

256:吾輩は名無しである
10/11/05 23:20:39 .net
美しい星は文学作品です。

257:吾輩は名無しである
10/11/06 16:10:37 .net
この人の軽めの小説はけっこう好き
音楽とか、それこそ潮騒、永すぎた春みたいなの

どっかでブレーキがきいてるやつのほうがいい
のめりこんで書いてるのは、論理論理で書く癖にすぐグチャグチャになるからイヤ


258:吾輩は名無しである
10/11/06 20:17:36 .net
ぐちゃぐちゃなのはあなたの頭。

259:吾輩は名無しである
10/11/09 02:05:11 .net
言葉の使い方、きれいに言葉を使える人


260:吾輩は名無しである
10/11/23 11:54:10 .net
最初に仮面の告白よんだとき、同性愛の話だってことに気がつかなかった。
すらすらと読めない、美しい語と比喩で飾られた文章だけで満足してた。

261:吾輩は名無しである
10/11/28 10:43:45 .net
小説じゃなくて優等生の小論文読まされてるみたいで
金閣寺とか仮面の告白は途中で挫折した。
いちいち説明臭い文章とか比喩が鬱陶しい。
部分部分のどうでもいいようなことを
やたらと細かくリアルに描写してるのも不均衡さを感じた。
音楽は辛うじて読めた。
晩年の作品は知らないけど初期作品よりは読み安そうだと思った。

軽いエッセイとか批評のほうが単純に面白い。
でも太陽と鉄なんていちいち象徴を解読しなければならないので
途中からチンプンカンプンだった。


262:吾輩は名無しである
10/11/28 11:28:00 .net
途中で挫折しても、またあとから読み直すとわかってくることがあるよ。

263:吾輩は名無しである
10/11/28 18:01:56 .net
音楽ってどう読んでもミステリーなんだけど、
本人は文学作品と書き分けて、確信犯でミステリーにしたのかな。
それとも、結果的にミステリーぽいというだけ?

264:吾輩は名無しである
10/12/08 22:36:14 .net
「金閣寺」と「仮面の告白」なら読めるよ。
「太陽と鉄」は挫折した。

265:吾輩は名無しである
10/12/08 23:50:40 .net
>>263
ミステリーには思えないなあ。

266:吾輩は名無しである
10/12/11 09:08:28 .net
例えば石川淳だったらその文章のすみずみに江戸期の文学的素養が(私のような素人にでも)感じられ
るのであるが三島にいたっては感じられずせいぜい難しい漢字がところどころにでてくるのでその都度
辞書で調べたり注解を読んだりするのが面倒くさく時には飛ばし読みしたりする位で「三島由紀夫の文
って読みづらくないか?」には賛成である。小説家としての才能はしばらく措く。三島由起夫は古典の
素養がどうとかこうとかという定説があるが疑わしく感じられる。もちろん私だって能楽の喜多六平太
との対談を読みながらとなるほどと頷くことさえあるが、やはり三島由紀夫の文章は近代小説のスタイ
ルであり石川淳のような徹底性が感じられない、かといって(祖母の影響で)幼少期から好きだったと
いう泉鏡花の「別世界へ連れていく」文章でもない。彼の模範とする森鴎外はいわばハードボイルドの
ように非情な文体が特徴であるが、三島由紀夫の小説家としての資質は心理小説家であり心理の流れを
くどくど記述するのには向いてなかったのではないか?くわしい人の教えを乞う。



267:吾輩は名無しである
10/12/11 10:05:38 .net
ちゃあ〜

268:吾輩は名無しである
10/12/11 11:04:35 .net
>>266
森鴎外は少し参考にしただけで、三島は自身のスタイルまでは変えてないでしょ。
どの作品を読んで言ってるのでしょうか。

269:吾輩は名無しである
10/12/11 18:33:52 .net
>>268
三島の森鴎外への傾倒はおそらく学習院時代にさかのぼることができる。国語教師の清水文雄を通じて
日本浪漫派の雑誌に掲載するほどになっていた彼はそのなかでもとりわけ清水と同じ斎藤門下の蓮田善
明に私淑した。蓮田善明は戦争終結の際に上官を射殺して自らピストル自決をした文学者として有名で
あるが、又森鴎外の研究者でもあったのである。蓮田善明が三島に与えた影響はいろいろな意味で大き
いと思うがしばらく措く。2ちゃんねるで「森鴎外」を見てみると三島由紀夫の熱のこもった鴎外讃歌
を読むことができる。


270:吾輩は名無しである
10/12/11 19:55:03 .net
小説家って小説内で使っているような難しい漢字や比喩で日常的にものを考えるの?

271:吾輩は名無しである
10/12/11 20:07:07 .net
ある程度、高水準の文章読解力がないと、三島文学は
、読みこなせないし、理解できない。

272:吾輩は名無しである
10/12/11 20:31:34 .net
>>269
もちろん、三島は森鴎外を賛美して、自身の文体改造の参考にしてますが、それは叙情的に走りがちな傾向を抑え
理知的ものを加えるためで、実際の三島の文体には自身の装飾性や比喩の特徴は残しているので、
鴎外の簡潔さとはやはり別物になっていると思われます。

273:吾輩は名無しである
10/12/12 02:30:50 .net
今私はレイトショーで「ノルウェーの森」を鑑賞して自宅に帰ってきたところであるがこのような作品
を見ると(原作と映画は別ものだとはいうものの)このような作品と比べれば三島も悪くはないんじゃ
ないか?私が間違っていたのではないか、と弱気になっている(笑)。三島の文体に話を戻すと私は三
島の文体が森鴎外の模倣である、というつもりは全くない、というよりむしろ資質の違う作家が無理し
ているのを感じるといったほうが正確である。そしてくり返してしまうが古典的教養があふれた文体と
は感じられない。しかし私は文体の話がしたいわけではなくある海外の小説家に似ているのではないか
ということをいいたいがために前置きとして話題にしただけなのだ。

274:吾輩は名無しである
10/12/12 09:53:30 .net
>>273
三島は日本の古典を十代からほとんど読んでますから、少なからずその世界観や情感は十分反映されてますよ。
もちろん、古典のみならず近代西洋文学の影響があるのは当たり前です、古典の素養がなければ三島のような文学世界は生れません。

275:吾輩は名無しである
10/12/12 11:24:29 .net
>>274
私の言い方が間違っていたのかもしれない、谷崎潤一郎は私のお気に入りの作家であるが特に中期以降
の作品を読んでいるときは面白くて途中でやめられないので文体がどうとかこうとか考えることもない
くらいのせられてしまい後で考えてみると古典的素養なしに書けないことがわかる。残念ながら三島を
読んでそのような経験はすくない(全くないとはいわない)。古典的素養といった言葉でいいたかった
のは難しい語彙をたくさん知っていますよ、といったこととは違うのである。事実谷崎潤一郎を読んで
いて難しい言葉をよく使うなあ、とはあまり感じない。森鴎外の場合プロイセン(ドイツ)から帰国し
ていろいろな概念を日本語に移す必要にせまられて難しい言葉も使ったし造語もつくった。271や273
でいわれていることが定説なのはいくら私でも知っているがそれは本当なのか?、といいたいのだ。


276:吾輩は名無しである
10/12/12 18:07:51 .net
>>275
「橋づくし」とか短編はすらすら読めて、金閣寺などとはまた違った味わいがあると思いますが。

277:吾輩は名無しである
10/12/12 21:40:56 .net
でも三島の短編は正直面白くないでしょう。個人的に彼のいいのは戯曲だと思うがそれはセリフが主で
文章がないからかもしれない(笑)。

278:吾輩は名無しである
10/12/13 00:06:10 .net
>>277
でも三島がもし戯曲しか書かなかったとしたら、それはそれで何か物足りない世界だと私は思う。
やっぱり三島は小説にその謎や面白さが詰まってるし、短編にも見逃せない作品がたくさんありますよ。
だいたい、短編はつまらない、って決めつけ自体が変だし。
カテゴリーに関わらず、つまらないのもあるし、名作もあるから。

279:吾輩は名無しである
10/12/13 00:09:40 .net
>>277
ちなみに、あなたは今まで、何の短編読んだんでしょうか?
橋づくしはどこが面白くなかったの?

280:吾輩は名無しである
10/12/13 21:37:34 .net
そもそもこのスレッドは「三島由紀夫の文って読みづらくないか?」というタイトルなのだからそれに
答えて読みづらいといってその理由を簡単にだが分析してみせたのに私の書いた理由に反論するくらい
であればいや違う読みづらくはないぞということを理論的あるいは人が納得できるほどに分析=記述し
てみせるべきなのではないのかそれができないということは事実上読みづらいということを認めること
になってしまうといってもよいのではなかろうかせめて「森鴎外は少し参考にしただけ」と思う理由あ
るいは証拠となる文章を引用してくれてもよいではないか「三島は小説にその謎や面白さが詰まってい
る」という理由を書いてほしい私ばかりが説明するのは言葉の単純な意味でフェアじゃない。


281:吾輩は名無しである
10/12/13 21:49:25 .net
>>280
おまえの文章が読みづらい

282:吾輩は名無しである
10/12/13 22:32:25 .net
>>280
三島の文章は比喩表現が多く装飾的だから、簡素な文章よりはすらすら進まないだろうけど、
それは別にあなたが分析した理由でそうなってるわけじゃないからね。
森鴎外の文体と、三島の文体が違うのは自明のことだし。

283:吾輩は名無しである
10/12/13 22:53:02 .net
>>280
それから、三島が自身の冗漫になりやすい叙情性を、森鴎外風理知をとり入れて引き締めたからこそ、
元からあった三島の個性である比喩や装飾性が生きているし、却って論理的で読みやすい文章になってると思いますよ。
漢字がどうとかは置いといて、基本はわりとわかりやすい文章だよ。

284:吾輩は名無しである
10/12/15 21:09:39 .net
少なくとも私の育つてきた時代には、「鴎外がわかる」といふことが、文学上の趣味(グウ)の目安になつてをり、
漱石はもちろん大文豪ではあるが、鴎外よりもずつとわかりやすい、「より通俗な」ものと考へられてゐたのである。
「わかりやすいものは通俗だ」といふ考へが、いかに永い間、日本の知識人の頭を占めて来たかを思ふと、
この固定観念が全く若い世代から払拭された今、かれらが鴎外を捨てて漱石へ赴くのは、自然な勢ひだとも
いへるのだが、しかし、鴎外が本当に「わかりにくいか」といふ問題には、前述のやうな鴎外伝説、鴎外の
神秘化の力が作用してゐて、一概には言へない。鴎外は、明治以来今日にいたるまで、明晰派の最高峰なのである。

三島由紀夫「解説(日本の文学2 森鴎外)」より

285:吾輩は名無しである
10/12/15 21:13:03 .net
再び問ふ。森鴎外とは何か?
あらゆる鴎外伝説が衰亡した今、私にとつては、この問ひかけが、一番の緊急事に思はれる。
もちろん、綜合的人格「全人」としての鴎外を評価することは重要である。しかしすべての伝説が死に、
知識の神としての畏怖が衰へた今こそ、鴎外の文学そのものの美が、(必ずしも多数者によつて迎へられずとも)
純粋に鮮明にかがやきだす筈だと思はれる。

三島由紀夫「解説(日本の文学2 森鴎外)」より

286:吾輩は名無しである
10/12/15 21:15:01 .net
鴎外は、あらゆる伝説と、プチ・ブウルジョアの盲目的崇拝を失つた今、言葉の芸術家として真に復活すべき
人なのだ。言文一致の創生期にかくまで完璧で典雅な現代日本語を創り上げてしまつたその天才を称揚すべきなのだ。
どんな時代にならうと、文学が、気品乃至品格といふ点から評価されるべきなら、鴎外はおそらく近代一の
気品の高い芸術家であり、その作品には、量的には大作はないが、その集積は、純良な檜のみで築かれた
建築のやうに、一つの建築的精華なのだ。現在われわれの身のまはりにある、粗雑な、ゴミゴミした、無神経な、
冗長な、甘い、フニャフニャした、下卑た、不透明な、文章の氾濫に、若い世代もいつかは愛想を尽かし、
見るのもイヤになる時が来るにちがひない。人間の趣味は、どんな人でも、必ず洗練へ向つて進むものだからだ。
そのとき彼らは鴎外の美を再発見し、「カッコいい」とは正しくこのことだと悟るにちがひない。

三島由紀夫「解説(日本の文学2 森鴎外)」より


287:吾輩は名無しである
10/12/15 23:26:08 .net
橋づくしは逆説的で皮肉なオチが漫画か落語みたいだと思っただけだな

288:吾輩は名無しである
10/12/16 00:13:58 .net
「逆説的な」オチなんてないし。何を読んでんだか。

289:吾輩は名無しである
10/12/16 00:17:19 .net
だいたい三島の小説には「オチ」なんてものはないから。

290:吾輩は名無しである
10/12/16 11:38:34 .net
その通りだ。
だからダメだってことだろ?

291:吾輩は名無しである
10/12/16 11:47:16 .net
そもそも文学作品にオチを求める方が間違ってるんだけどね。

292:吾輩は名無しである
10/12/16 22:39:49 .net

日本語を明晰にしたいという要求は、ぼくの場合は西欧の影響より、鴎外の影響ですね。あんな明晰で
、美しい日本語が書きたいと思って。鴎外はやはり、漢文学の教養があったから書けたのだろうと思い
ますけれども。ほかの日本語はたいてい、曖昧できらいでした。

三島由紀夫全集40対談から引用

293:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/17 02:43:27 .net
チワワも金井美恵子を貶めるとはいい度胸だな。すこしでも文学に詳しい奴なら金井には喧嘩を売らないはずだが。
さらっと「三島には教養が足りないんじゃない?」という文学好きならうすうす感じているようなことをさらっと口に出してしまうのが金井の良さであり美徳だ。

294:吾輩は名無しである
10/12/17 10:47:32 .net
金井ってのは三島嫌いのサヨクフェミ婆さん。文芸評論なんかしちゃいない。

295:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/17 12:55:29 .net
別にサヨクでもないだろ。実際横光を金井は恐らくまともに読んでいないだろうが、「日輪」という小説が横光にあったことを思い出し、言葉の連想を楽しんでいるように見えるがw

296:吾輩は名無しである
10/12/17 22:44:39 .net
「忙しいものをちょっと鈍くする」というのが、僕のスタイルです。鴎外などのスタイルは、緊迫感が
あると同時に鈍いスタイルだと思いますね。それは「坂を上がって森を過ぎて、一軒の家に辿りついた
」という文章を、鴎外は必ずこういうふうに書くのですね。「坂を上がる。森を過ぎる。やがて一軒の
家に辿りついた」と書くのです。時間をそこで分断する。あれは文章を鈍くすると同時にはっきり分け
るでしょう。形がはっきり見えてくる。私はああいうスタイルは好きですね。

三島由紀夫全集40巻から引用

297:吾輩は名無しである
10/12/17 23:01:26 .net
寺山:ところで三島さんには、これは書けないという世界は何ですか?
三島:ぼくはないと、自信をもっている。鴎外から学んだんだよ。つまり、日本の雑種文化を表現できる
   言葉は、どんな下品な雑種文化でも、上品な言葉で表現できることを鴎外は証明しているよ。鴎外
   がいま生きていたって、何でも表現しちゃうでしょう、おそらく。

三島由紀夫全集40巻から引用

298:吾輩は名無しである
10/12/18 10:09:33 .net
彼の愛した詩人伊藤静雄から学んだとは思えない「冗慢になりやすい叙情性」と「比喩的表現」が多い
「装飾性」のある文章は人によっては「ゴテゴテしてまどろっこしく」感じたり「読みづらい」と感じ
させるのであるがそれをとっぱらえば「基本はわりとわかりやすい文章」である。だから学生時代に私
がはじめて三島由紀夫の作品を読んだときその作品を読むのに「高水準の文章読解力」が必要であると
は感じられなかったのである。たしか『盗賊』を読んでから新潮カセット文庫で『大臣』と『サーカス
』を聞いたと思う。『サーカス』は三島自身の朗読であった。それ以来時々思い出したようにポツポツ
と読んでいるが彼の作品を読むのに「高水準の文章読解力」が必要だとは感じられない。そしてその「
冗慢になりやすい叙情性」は永井荷風の叙情性のように私には魅力的とは思えないし、ゾラをはじめと
するフランス近代小説の影響を受けつつも同時に江戸文芸に深く精通した彼の作品はある意味で前近代
性(プレモダン)を帯びており近代小説の枠組をはみだしている、とあまり教養のない私のような者に
まで感じられるほどに記述(エクリチュール)にあらわれている。又谷崎潤一郎の『細雪』や折口信夫
の『死者の書』といった作品は、鋭い感受性と深い古典的教養から生まれたものであるが、計らずも近
代小説の枠組を逸脱しているといってもよいと思う。その意味で三島由紀夫の「装飾的」ではあるが「
基本的にはわかりやすい」文章で書かれた作品はほどよく近代小説の枠組におさまっているといって
よくそこに「謎」がそれほど詰まっているとは思えない。









299:吾輩は名無しである
10/12/18 10:33:34 .net
>>298
永井荷風、谷崎、折口と比べても意味ないでしょ。それらと三島の文学は面白さの質が全然違うんだから。
ごちゃごちゃと知ったかぶりお疲れでした。

300:吾輩は名無しである
10/12/18 15:40:57 .net
本当に、醜いやつだな。その性質。

301:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/18 16:29:03 .net
おいチワワ、三島を他の作家と分離するが、三島がそれらの作家と同じ時代の空気を吸っていたし、それらの作家を呼んで影響を受けていることを一切考慮しない、三島中心的考え方はよせ。
だから俺はお前には何度も本を読め、といっているだろうが。他の本をだ。

302:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/18 16:34:21 .net
三島文学の面白さというが、それに疑念が投げかけられているのだからさっさと答えろ。
三島はお前の共依存の相手ではない。お前のやっていることはひたすら三島をつまらなくさせることにしか過ぎない。

303:吾輩は名無しである
10/12/18 17:59:17 .net
>>302
面白くなきゃ読まなきゃいいだけ。
谷崎が面白く感じる人が、三島を面白く感じなくても別に不思議なことじゃないし。
私は谷崎と三島は本質的に、全く違うタイプの作家だと思ってますから。

304:吾輩は名無しである
10/12/18 18:30:42 .net
当時友達になったグループの生徒で、日本浪漫派的の国文学雑誌を出していた。それで国文学が好きに
なっちゃって、一種の流行ですが平安朝の日記類、お能、浄瑠璃など手当り次第に読んだ。そうやって
いるうちにどうしたかげんか今度は鴎外が好きになった。というのはその国文学の或るものがくにゃく
にゃした文体で書かれており、それに飽きがきて明確なものがほしくなって、それがラディゲに還るわ
けにいかず鴎外に還った。そして今に至るまで鴎外の文学が好きなんです。

三島由紀夫全集39巻から引用

305:吾輩は名無しである
10/12/18 18:59:22 .net
>>303
> 私は谷崎と三島は本質的に、全く違うタイプの作家だと思ってますから。

本質的も何も実に当り前(笑)
三島は芸術家としての資質が到底谷崎に及ばないことを真率に語っていますよ。
三島は、谷崎越しに捉えなければ現代の読み手として致命的とさえいえるでしょうね。
気持を洗って、『異端者の悲しみ』からでも読んでみましょう。
谷崎を読み込まなければ、三島については一言も語る資格はない。
逆に谷崎を面白く感じる人なら、三島を、欠落を含めて限定された正確さで読みこなすでしょう


306:吾輩は名無しである
10/12/18 19:21:33 .net
>>305
谷崎に及ぶも何も、本質的に全く違うから別に谷崎を目指してなんかいないからね。尊敬するのとそれは別のことだから。
あんたこそ、間違った先入観だけであれこれ言ってないで、三島を自分自身でちゃんと読みなよ。
基本的に谷崎文学と三島文学はほとんど関係ありませんから。

307:吾輩は名無しである
10/12/18 19:31:22 .net
>>305
谷崎文学と三島を一緒に論じたがること自体が、とんちんかんな日本通の外国人みたいな上っ面バカでしょ。
二人は全然目指してるものが違いますから。勘違い残念でしたね。

308:吾輩は名無しである
10/12/18 19:31:25 .net
俺は村上龍の方が凄いと思う

309:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/18 20:02:25 .net
チワワはやっぱり馬鹿だな。三島と谷崎が違うのは当たり前だろうが。>>305はまともなことを言っている。
お前の言い草は海外で三島は認められている、じゃなかったのか。そういう基本的なことが読めない外国人の三島評価なんぞたいしたものではないだろう。語るに落ちたなw

310:吾輩は名無しである
10/12/18 20:13:27 .net
>>307
> 基本的に谷崎文学と三島文学はほとんど関係ありませんから。

どうやら三島について「本質的に」何も語る資格のない人のようですね。
三島が最も崇敬したであろう谷崎という先人の轍を注意深く見据えたことは
谷崎論を引用するまでもないのです。
鴎外は三島にとって都合の良いテキストだったでしょう。
しかし谷崎は異います、三島にとって謂わば透明でない、古典そのものの体現者でした。
弱い犬ほどよく吠えるといいますが
おそらく貴方は『浜松中納言物語』をしらずに三島の遺作を語るひとなのでしょう。
愚かというほかはありませんが、それは谷崎が讃えた愚かさと全く異質なものです。

311:(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ
10/12/18 20:45:52 .net
305
藁貸し増すねぇ〜(笑)穴多は総統に谷崎ファンと逝った漢字で症がねぇ〜(笑)底で谷崎の再来と称された作品を穴多にご紹介死増すよ〜(笑)
URLリンク(ana.vis.ne.jp)
文豪佐原先生のその乾燥に曰く(笑)
>女へのめり込むことの危険さを執拗に書いている印象をもった。男は常に童貞マインドを忘れてはならぬという、世の男性すべてへの警鐘であったのだろう。女は魔物である。
とのこと〜(笑)凝れこそ魔差に谷崎文学の真髄(笑)これを『かな抄』と死て(笑)谷崎の尻作(ケツサク)『春琴抄』と読み比べるとこの作品の文学性が寄り味わえることで症ねぇ〜(笑)

312:吾輩は名無しである
10/12/18 21:07:35 .net
>>310
三島が最も崇敬したのは谷崎じゃないから。
もちろん三島は谷崎文学は大好きでその文芸評論も書いてますけど、別に最も崇敬してた人物でも作品でもないしね。
片や批判的なことも書いてますから。無知お疲れでした。

313:吾輩は名無しである
10/12/18 22:29:51 .net
>>311
うるせえ
◆m0yPyqc5MQのニート鈴木が

URLリンク(www.youtube.com)

314:吾輩は名無しである
10/12/18 22:33:14 .net
鈴木雄治www
URLリンク(www.youtube.com)

しね



315:吾輩は名無しである
10/12/18 22:38:15 .net
>>312
ほう。あれが本当に谷崎批判だと思っているのですか?


316:親衛A ◆m0yPyqc5MQ
10/12/18 22:44:12 .net
>>313
強姦国民の血を引く穢れた倭は自殺した方がいいんじゃない?
強姦国民の血を引く穢れた倭は自殺した方がいいんじゃない?
強姦国民の血を引く穢れた倭は自殺した方がいいんじゃない?

強姦国民の血を引く穢れた倭は自殺した方がいいんじゃない?
強姦国民の血を引く穢れた倭は自殺した方がいいんじゃない?
強姦国民の血を引く穢れた倭は自殺した方がいいんじゃない?

強姦国民の血を引く穢れた倭は自殺した方がいいんじゃない?
強姦国民の血を引く穢れた倭は自殺した方がいいんじゃない?
強姦国民の血を引く穢れた倭は自殺した方がいいんじゃない?

317:親衛B ◆m0yPyqc5MQ
10/12/18 22:46:38 .net
>>314
他人に迷惑をかける劣った理性のゴキブリ都民は自害すべきである。
他人に迷惑をかける劣った理性のゴキブリ都民は自害すべきである。
他人に迷惑をかける劣った理性のゴキブリ都民は自害すべきである。

他人に迷惑をかける劣った理性のゴキブリ都民は自害すべきである。
他人に迷惑をかける劣った理性のゴキブリ都民は自害すべきである。
他人に迷惑をかける劣った理性のゴキブリ都民は自害すべきである。

他人に迷惑をかける劣った理性のゴキブリ都民は自害すべきである。
他人に迷惑をかける劣った理性のゴキブリ都民は自害すべきである。
他人に迷惑をかける劣った理性のゴキブリ都民は自害すべきである。

318:吾輩は名無しである
10/12/18 22:53:48 .net
◆m0yPyqc5MQ www

319:オフィーリア ◆m0yPyqc5MQ
10/12/18 22:58:13 .net
>>318 名前欄に #+ とかくのよ。これであなたも、きっと助かることでしょう。

わたしは先をいそがねば。もう日がくれてしまう。この世界の日が・・・あの人の影が。

320:おまんこ ◆IHLbs/YhoA
10/12/18 23:02:17 .net
へえ

321:クンニ ◆IHLbs/YhoA
10/12/18 23:03:40 .net
ワオ

322:吾輩は名無しである
10/12/18 23:56:09 .net
「古典的な日本文学と現代的な西洋文学の融合に最高の水準で成功した作家」
「主題は限定されているように見えるが、その核心には常に理想主義者の批評的感覚がある。その美の世界に顕著に現れる、人間の本質への洞察の鋭さは驚きをもたらす。繊細だが輝かしく、はかないが重みのある、芸術と呼ばれる仕事を続けてきた」
三島の谷崎推薦文(訳)

323:吾輩は名無しである
10/12/19 00:14:03 .net
>>315
「あれが」だって。知りもしないくせに(笑)

324:吾輩は名無しである
10/12/19 00:25:43 .net
>>322
それは自身の、三島文学のことを言ってるんだよ。ほとんど三島自身の理想像を、半分お世辞で谷崎を賞賛してるだけの話。

325:吾輩は名無しである
10/12/19 01:02:13 .net
>>323
だから、引用魔のあなたが躊躇うほど些細な文言なのですよ(笑)
他者批評が出来ないとかね、その裏には谷崎称賛があります。老いに対する意見にしても。
三島が谷崎を一辺倒に批判した、そのような資料はどこにもありません。
生噛りの稚拙な知識をもとに思わせぶりの嘘を書いてはいけません(笑)

326:吾輩は名無しである
10/12/19 01:04:06 .net
>>324
そうそう。その意味で引用しました。よくいわれる傾向です(笑)

327:吾輩は名無しである
10/12/19 01:09:33 .net
私にいわせると三島の賞賛文の最高作は「永遠の旅人」であり
他のは全部取って付けたような曖昧で読みにくい批評文である(笑)

328:吾輩は名無しである
10/12/19 01:20:34 .net
この間川端さんが、睡眠薬の服用を急激にやめられたことから、禁断症状の発作を起され、東大病院に御入院中で、面会謝絶と知りつゝ、強引に押し込んで御見舞をしましたところ、もう相当御元気で一安心しました。
「睡眠薬遊び」はもうお懲りになつたでせう、と諫言しましたら、苦虫を噛みつぶしておいででした。

三島由紀夫
昭和37年2月27日、中村光夫への書簡より

329:吾輩は名無しである
10/12/19 01:26:12 .net
…氏のエロティシズムは、氏自身の官能の発露といふよりは、官能の本体つまり生命に対する、
永遠に論理的帰結を辿らぬ、不断の接触、あるひは接触の試みと云つたはうが近い。
それが真の意味のエロティシズムなのは、対象すなはち生命が、永遠に触れられないといふ
メカニズムにあり、氏が好んで処女を描くのは、処女にとどまる限り永遠に不可触であるが、
犯されたときはすでに処女ではない、といふ処女独特のメカニズムに対する興味だと思はれる。
…しかし乱暴な要約を試みるなら、氏が生命を官能的なものとして讃仰する仕方には、
それと反対の極の知的なものに対する身の背け方と、一対をなすものがあるやうに思はれる。
生命は讃仰されるが、接触したが最後、破壊的に働らくのである。そして一本の絹糸、
一羽の蝶のやうな芸術作品は、知性と官能との、いづれにも破壊されることなしに、
太陽をうける月のやうに、ただその幸福な光りを浴びつつ、成立してゐるのである。

三島由紀夫「永遠の旅人―川端康成氏の人と作品」より

330:吾輩は名無しである
10/12/19 11:34:35 .net
>>325
私が意味したのはそんな批判じゃないよ。もっと根本的な谷崎に対する違和感を表明してますから。
あんたは半可通だから知らないようだけど。

331:吾輩は名無しである
10/12/19 11:36:38 .net
>>327
三島の批評文に曖昧なものなんかありませんけどね。あんたの脳味噌が感知できないから曖昧に見えるだけのこと。

332:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/19 12:42:06 .net
おいチワワ。引用をしまくるお前が貼ってこないのはおかしいではないかw

333:吾輩は名無しである
10/12/19 18:21:57 .net
だから根本的な谷崎に対する違和感の裏を検証する能力なんかあんたにないでしょ
嘘つきチワワがw

334:吾輩は名無しである
10/12/19 18:51:53 .net
チワワは字面しかよめないのよw

335:吾輩は名無しである
10/12/19 18:57:52 .net
それを言っちゃあ〜獅子舞よ

336:吾輩は名無しである
10/12/19 18:58:46 .net
www

337:吾輩は名無しである
10/12/19 19:05:31 .net
>>333
三島文学読めば、谷崎文学のタイプとは全然違うのは明らかでしょう。
そんなことも見えないあんたがバカなんだよ。
三島自身も自分を太宰治や横光利一のタイプと同じだと自己分析してますからね。

338:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/19 20:01:26 .net
三島と太宰と横光は全然違うだろう。図太さがなく、若死にするのは共通しているが。
それを言ったら金井の発言も一理ある、ということになってしまうが。自分から墓穴を掘るのがチワワなんだよなw

339:吾輩は名無しである
10/12/19 20:14:21 .net
三島自身が自身の本質が太宰、横光などと同類と分析してるんだからしょうがないでしょうが。
谷崎や川端のような軟派文学のタイプと、三島を含めた上記のタイプは違いが直感的にわからなきゃ、
いくら沢山読書をしても無駄だよ。

340:吾輩は名無しである
10/12/19 20:25:08 .net
いいから早く谷崎の引用してみチワワ

341:吾輩は名無しである
10/12/19 21:56:16 .net
はやくしろや 寝るぞぉ〜クラッw

342:吾輩は名無しである
10/12/19 22:00:01 .net
チワちゃんオシッコして寝なよ
ばいばいwww

343:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/19 22:15:59 .net
>>339
川端、谷崎が軟派? まあいい。
もう必死だな。チワワは太宰も横光も代表作を読んだ程度なんだろう。

344:吾輩は名無しである
10/12/19 22:59:39 .net
マグナが金井を評価してたとは意外
あんなのマルケンと並ぶ糞物書きじゃん

345:吾輩は名無しである
10/12/19 23:26:30 .net
>>343
川端、谷崎は軟派でしょ。どこにも硬派の要素なんかないでしょうが。

太宰や横光、三島は本質的には硬派の人間性の作家。全然別物。
ただ読書量の多いだけの節穴にはわからないでしょうよ。

346:吾輩は名無しである
10/12/20 00:08:53 .net
金井とマルケンでビーフしてほしいよね。

347:吾輩は名無しである
10/12/20 00:20:27 .net
…まあな、俺以外のがナニを読もうが無駄だとは思ってるけども(笑

348:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/20 01:03:18 .net
>>345
おいおい、それなら江戸川乱歩や夢野久作は人間的に硬派だが、作品は軟派だろう。
くだらん。作家の人間性と作品は関係があるだろう。だがそれは必ずしも確かとはいえない。

349:吾輩は名無しである
10/12/20 01:05:58 .net
正宗白鳥は良いぞ。文章が実に雑だからなw

350:吾輩は名無しである
10/12/20 09:59:01 .net
>>348
江戸川は軟派でしょ。彼が、社会的事件や政治的なものに興味を抱いてるタイプとは思えないし。

351:吾輩は名無しである
10/12/20 10:01:49 .net
ちなみに志賀直哉も軟派。

352:吾輩は名無しである
10/12/20 10:46:58 .net
そういや、マグナは乱歩の黒歴史小説『大いなる夢』読んだことある?

353:(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ
10/12/20 15:01:18 .net
で、谷崎を嫁ねば三島は嫁ぬ、と逝った(笑)霊の阿呆(笑) はどこに逝ったので消化ねぇ〜(笑)間抜けマグ名では拉致は飽き増せん殻ねぇ〜(笑)

354:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/20 17:02:59 .net
>>350
チワワにとって軟派か硬派というのは政治的なものや社会的事件に関心があるかどうかで決まるのか。こりゃどうしようもないな。

355:マグナ ◆i.K3ZM.pZo
10/12/20 17:12:38 .net
>>352
ふむ。読んでいないな。乱歩はパノラマ島奇譚、孤島の鬼、少年探偵団、屋根裏の散歩者、人間椅子をはじめとした短篇を少しぐらいだ。それでもチワワよりは読んでいるがなw面白いのか?

356:吾輩は名無しである
10/12/20 17:14:21 .net
>>354
どうしようもねぇ糞コテはおみゃあずらあ

357:吾輩は名無しである
10/12/20 19:19:39 .net
>>355
いや、博士の新兵器がアメリカ本土を襲撃して日本が勝利するという、
どうしようもない戦意昂揚小説なんだw タイトルと新兵器の着想は
素晴らしかったのに、世におもねるとつまらなくなるのかな。あまり
あの作品の評論って無い気がしたから、マグナに語ってほしかったんだがw

358:吾輩は名無しである
10/12/28 01:22:10 .net
ナルシスト

359:吾輩は名無しである
10/12/29 14:14:51 .net
むしろ語彙は豊富だが読みやすいというのが三島の特徴だといわれ続けてなかったか
その逆は大江

360:吾輩は名無しである
10/12/30 00:06:54 .net
主語述語など構文は理解しやすいが、単語の使い方が独特だったり、
(「精神」とか)美文的なのと本音的なのが交錯するときがある気がする。

361:吾輩は名無しである
10/12/31 13:20:40 .net
川端康成が軟派って言う人が、本を読んでるとは思えない。
生きながら死人になったような人にそれは無いよー。
コロコロコミックでも読んで、自分、忘れようね。

362:吾輩は名無しである
10/12/31 13:24:11 .net
ココロクッテミロ

363:吾輩は名無しである
11/01/01 10:32:34 .net
川端康成=少女漫画説。昔「花のワルツ」を読んで笑ってしまった。読後の爽快感のなさも似ている(笑)。

364:吾輩は名無しである
11/01/01 23:20:09 .net
川端康成を語るのにわざわざエロティシズム(バタイユ)を持ち出す人が、本を読んでるとは思えない。
少女漫画説で充分です(笑)。

365:吾輩は名無しである
11/02/25 12:21:28.08 .net
三島でも読んでいろと。

366:吾輩は名無しである
11/02/25 16:46:19.31 .net
三島の文章はレトリックを多用している。異論があるかもしれんが、
フランス文学なんかに近いものがある気がする。

367:吾輩は名無しである
11/06/05 12:48:31.83 .net
よく小学校などで、
「あの子、イヤな子だよ。すぐ先生にいひつけるんだから」
などと一人がいふと、忽ち噂が伝播して、「あの子」はクラスぢゆうから爪はじきにされる。
かういふのは原始的な集団ほど甚だしいので、村八分なんていふのは、東京のまんなかでは行はれない。しかし
実際のところ、小さな集団の中では村八分はいつもあつて、丸ノ内の近代的なオフィスの内部にだつて、
一寸した悪い噂から生じた村八分の雛型は、いくらも見られる。
この間ある週刊誌の編集長と話してゐて、スキャンダルといふやつは、どのくらゐ迄、宣伝に役立ち、どのくらゐの
度を過ぎると、本人にとつて致命的になるか、といふ問題をいろいろ考へた。長嶋選手の女の問題などは、
明らかに前者に止まり、衆樹選手の悪評判は、悲しいかな後者に接近してゐる、といふのが編集長の意見だつたが、
これも編集長の主観的意見にすぎず、そこのところの境界は、時と場所によつて、又当人の人柄によつて
まちまちであつて、結局はつきりした客観的な目安はつかないといふ。

三島由紀夫「社会料理三島亭 栄養料理『ハウレンサウ』」より

368:吾輩は名無しである
11/06/05 12:49:31.35 .net
(中略)
さて、スキャンダルの本質は、社会的人気者や、社会で紳士淑女とみとめられてゐた人が、思ひがけなく露出する
馬脚にあるので、はじめから悪人ならスキャンダルにならない。前科七犯の強盗が、十人や二十人の女を
だましたところで、スキャンダルとはいへない。ニュース・ヴァリューとスキャンダルとは同一ではないのである。
スキャンダルの特長は、その悪い噂一つのおかげで、当人の全部をひつくるめて悪者にしてしまふことである。
スキャンダルは、「あいつはかういふ欠点もあるが、かういふ美点もある」といふ形では、決して伝播しない。
「あいつは女たらしだ」「あいつは裏切者だ」―これで全部がおほはれてしまふ。当人は否応なしに、
「女たらし」や「裏切者」の権化になる。一度スキャンダルが伝播したが最後、世間では、「彼は女たらしではあるが、
几帳面な性格で、友達からの借金は必ず期日に返済した」とか、「彼は裏切者だが、親孝行であつた」とか、
さういふ折衷的な判断には、見向きもしなくなつてしまふのである。

三島由紀夫「社会料理三島亭 栄養料理『ハウレンサウ』」より

369:吾輩は名無しである
11/06/05 12:50:03.48 .net
―さて、スキャンダルは、人間ばかりでなく、食品にも起る。かつての原子マグロ事件以来の、最大の
食品スキャンダルが、このハウレンサウ事件であつた。
さつき、村八分は原始的な集団のなかで甚だしいと言つたが、マス・コミといふものが、近代的な大都会でも、
十分、村八分を成立させるやうになつた。ハウレンサウはその哀れな犠牲者だつたのである。そしてハウレンサウは、
スキャンダルのあらゆる条件をそなへてゐた。
第一に、ハウレンサウは、これまで社会に有益な役割をしてゐると考へられ、紳士的な野菜と見なされてゐた。
彼ははじめからナラズ者や、殺人犯人だつたのではなかつた。はじめから青酸加里だの、ネコイラズだつたのでは
なくて、善良な食品だつたのである。おまけに、彼には隠れた善行の噂があり、しかもその善行は誇張して
伝へられてゐた。それがすなはち、有名なポパイの漫画である。

三島由紀夫「社会料理三島亭 栄養料理『ハウレンサウ』」より


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