森鴎外 ..
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734:吾輩は名無しである
18/03/20 10:41:52.47 Gv9Cokkp.net
>>733
鴎外は極端な美人好き。
非美人の最初の奥さんからは3日で逃げ出したが、美人の出戻りと再婚したら悪妻?でも添い遂げた。
ほんとうは西欧の美人、ドイツ娘と結婚したかった。
ところで、その娘がユダヤ人であるという根拠はなにかあるの?

735:吾輩は名無しである
18/03/23 08:12:45.31 aZZ5dxvx.net
 郷土史というのがある。むかし太郎作がどうした治郎兵衛が盗みをした、
庄屋の伝衛門が良い奴だった、などを、文献によって「研究」する。
globalに見ればなんの意味もない。たとえばモルダウの歴史を日本人が
読んでもほとんどなんの感興もわかない。宮崎に住む人が、八王子の
郷土史に興味をもつかよ。
 まして、一個人の一生をああだこうだと調べて書いても唯それだけよ。
鴎外が史伝にのめり込んだのは日本文学にとって大損害。
ま、鴎外先生も時代の潮流に乗れず、変な方向に「活路」を見出した
訳だ。

736:吾輩は名無しである
18/03/23 09:13:14.90 aZZ5dxvx.net
史伝は新聞にも載った。これを読み続けた読者はどれだけ
居たのだろうか。

737:吾輩は名無しである
18/03/24 19:46:56.42 6Ae0ReIN.net
>>735
社会の中での人の心を表現するには、歴史ものが一番簡単だからだろ?
現在を扱うといろいろ不都合があるし。

738:吾輩は名無しである
18/03/26 21:52:57.66 Z6buhclR.net
高橋新太郎(1932‐2003)
鴎外と「乃木神話」の周辺
URLリンク(www.noracomi.co.jp)

739:吾輩は名無しである
18/03/27 14:15:52.46 kP/wDjyy.net
>>735
郷土史を馬鹿にしてるってことは、歴史に関心ない人かな?
いろんな郷土の集大成が日本の歴史なんだけどね

740:吾輩は名無しである
18/03/27 15:52:17.11 kP/wDjyy.net
訂正
○いろんな郷土史の集大成が

741:吾輩は名無しである
18/03/28 10:31:14.65 0cPdz6rE.net
>>739
歴史というのは、書いた人間の共同体での立場の表明だね。

742:吾輩は名無しである
18/03/28 16:42:33.75 gNBO8ww4.net
今でもいろんな地方の旧家の蔵から、新たに古文書が発見されたりしてニュースになってるよね

743:吾輩は名無しである
18/03/28 20:21:28.48 nBI5uKug.net
>>742
旧家にある古文書には、当主の日記などを除くと偽物が多いんだってね。
系図なんかも山伏などが売り歩いていたそうだ。
古文書の真偽は骨董の真偽と同じようなものなんだって。

744:吾輩は名無しである
18/03/29 19:20:53.03 r6of5hVr.net
 悲しいことに記録即真実ではない、脚色されたものが多い。
問題はどの程度にその真実を認めるかだ。
 所詮郷土史などどうでもよい「研究」だ。山中伸弥先生の
御研究のほうがはるかに人類のために意味がある。
文系は悲しいものだ、小説家がちょっと齧って邪馬台国
がどうのこうのw

745:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:47:16.33 yCusRlqq.net
文系という牝系もあるけど、悲劇か喜劇かぐらいに面白いものもあるよ。
眼鏡じゃねー。文は。

746:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:48:03.41 yCusRlqq.net
理系という系統だても、後継者は少ないだろうね。

747:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:48:28.43 yCusRlqq.net
脚気なんて負け組自覚しろよ。

748:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:49:14.41 yCusRlqq.net
白いコメだけで遠征なんて貧乏すぎるぞ。おこげでも食えば色わかるだろ。

749:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:50:27.62 yCusRlqq.net
低医より 宮廷位。

750:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:50:57.03 yCusRlqq.net
美術館にAVパッケージ何て常識だよな。

751:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:51:46.48 yCusRlqq.net
都所感韻のほうが。

752:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:52:49.50 yCusRlqq.net
八イル フロックン 三世。

753:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:53:20.71 yCusRlqq.net
舞姫より カナガキロブンの方がいいわな。

754:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:54:05.22 yCusRlqq.net
エリス?病院に寝かしとくあたり、大した人物やダンセじゃなかったんだろうね。

755:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/29 19:54:57.70 yCusRlqq.net
東京高校 現新宿高校 通称三高のほうが東大より学歴職歴いいのに。

756:吾輩は名無しである
18/03/29 19:58:39.58 bdVfrznX.net
>>744
事実を極めるのが理系。
価値観を育むのが文系。
ノーベル賞技術を金に換えることしか考えない人もいれば、広く人類に寄与したいと考える人もいる。
その分水嶺が文系に潜んでいる。

757:吾輩は名無しである
18/03/30 19:02:34.41 zC4qJgTY.net
 文系の「学問」は大抵普通の人が教養をつめば解ることばかり。わざわざ
大学なぞで「研究」するようなものではない。その最たるものが法学、
人間が作ったものを人間が研究する。 経済学もそうとう怪しい。
予想屋みたいなもの。文学が学問かどうかも怪しい。
 歴史「学」も相当怪しい。 ちょっとした文士ならちょいと文献をひねくって
新しい(!)史観をだせる。
 対象がrigidな自然科学こそ学問の王道です。

758:吾輩は名無しである
18/03/30 19:09:49.10 zC4qJgTY.net
>>739吾輩は名無しである2018/03/27(火) 14:15:52.46ID:kP/wDjyy>>741
>>735
郷土史を馬鹿にしてるってことは、歴史に関心ない人かな?
いろんな郷土の集大成が日本の歴史なんだけどね

 そもそも日本の歴史そのものが人類の歴史のなかでどれだけの
意味があるのか? アゼルバイジャン共和国の人が日本史に
興味をもつかよw
 たとえば、理論物理、結果を論文にだせば、直ちに、それなりの
評価が世界から得られる。数学、天文学も同じ。

759:吾輩は名無しである
18/03/30 19:21:35.99 zC4qJgTY.net
En formulant la conclusion le probleme est que c'est mondiale ou non.

760:吾輩は名無しである
18/03/30 22:24:47.45 w+FMqahg.net
>>735
>まして、一個人の一生をああだこうだと調べて書いても唯それだけよ。
>鴎外が史伝にのめり込んだのは日本文学にとって大損害。
「文学」とした場合、
「小説」よりも「史伝」の方が正道のような気もするが
たしかに史伝三部作面白くない
あれは石川淳が変に持ち上げているだけで
その理由も上述の文学「通」好みの作品というだけで
石川淳が自身はもちろん日本社会にも大してかかわりのない
中世フランスの詩人クリスティーヌ・ド・ピザン
の史伝を書こうとして右往左往している様を叙述した
メタフィクション的作品の方が
よっぽど面白いと思うけどね
もっとも鷗外を持ち上げつつ俗物や世間を叩くことが
目的だったのかも知れないのだけど
普通に読んであれはオモシロクナイ…

761:吾輩は名無しである
18/03/30 22:56:28.34 i80bFqlm.net
ギンギン効きます森鴎外

762:吾輩は名無しである
18/03/31 00:35:13.87 6vh+Yi9E.net
>>757
文系は、人間にとっての価値を研究する。
理系は、事実を極める。
理系はAIで代替できるが、文系はできない。
それからね、「王道」というのは、楽な道という意味だよ。

763:吾輩は名無しである
18/03/31 00:36:32.27 6vh+Yi9E.net
>>758
そう思うなら、こんなところに書き込んでないで、算数の勉強でもしてなさい。

764:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/31 08:33:36.48 +p5+phOi.net
文学という学問は点数計算ができないから、百点式じゃないのだよ。
文学は答えの出ぬ問いに急き立てられて、かろうじで答えを出すという、
段階に過ぎないぐらい事しか学生の間は経験できないだろうね。
自然科学の自然ボケや、自然依存も目に余るし、別に文學や文系が一番
出来ているとは言わないが、理系は短絡的に他の学問を否定しがちで、
負けたから、相手を0にしちゃうというよくないことを、繰り返すほど
低レベルな人の負担を背負った学問であるだろうな。

765:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/31 08:35:00.90 +p5+phOi.net
解を出すのは理系だぞ。解るとか、文系の学問と理系の学問を
混同しちゃあならないよ。誰でもわかるものに高い価値を置くだろうか。

766:吾輩は名無しである
18/04/05 19:08:21.24 AvjheOLd.net
 いや〜〜〜〜〜こんなに盛り上がるとは>>744のおいらも
予想外。みんなもっとやっとくれw 科学は理系の独占物だよ。
Rechtswissennschaft人間のつくった法律を研究する科学だとよ。
ローマ人は法律は常識の世界で研究するものとは少しも
考えていなかった。
 だいたい官僚の古手、企業のOB,新聞社のはみ出しが
いわゆる「大学」の教授にwww

767:吾輩は名無しである
18/04/27 21:36:38.50 /k7HDQt4.net
職人さんも理詰めの科学者だよ、不合理、曖昧では
ものを作ったり、直したりできない。鴎外先生も
医学を閲した科学者、それが、度が過ぎて史伝w

768:吾輩は名無しである
18/04/28 20:26:25.37 3D70POG6.net
>>767
つきつめていくと、結局は言葉の定義の問題だね。
科学をどう定義するか、ということになる。

769:DJgensei 学術artchive gemmar
18/04/29 07:40:35.72 i9BDZHqw.net
人文科学者が多いんだろうな。文学の掲示板には。

770:吾輩は名無しである
18/05/01 12:13:54.46 pHErv63i.net
しょうゆうこと

771:吾輩は名無しである
18/05/04 21:10:13.16 Zq/HZ3ky.net
吉本隆明
「文句なしにいい文学だって、言えるのは鴎外と漱石の二人です。
この二人の生み出してきた文学作品というのは文句なしにいいものです。
けちをつける余地がないくらい、つまり、人によっては
好きじゃないって人がいるかもしれないけど、鴎外と漱石だけは、
とにかく好ききらいとかそういうことを抜きにせざるをえないくらいな作家だし、
言うまでもなく世界的です。」
「鴎外と漱石だけは、どんなに「好きでない」とか、
「どうも自分には向かない」とかいうことを誰が言っても、
「それはおまえのほうが間違いだ」ってすぐに言えますね。
「おまえの読み方が足りないんだ」って言えちゃいます。
そういう意味合いでいえば、やっぱり鴎外、漱石が圧倒的にすごい。
「この二人の作品を、一語、一句、はしょったりしないで読んでみれば、
間違いなく骨の髄までちゃんとはいってきます。
鴎外と漱石をちゃんと読んだら、もうこれ以上
自分の生きる力になる日本文学はないと、
断言できる。それが文学の真髄なんです。」

772:吾輩は名無しである
18/05/05 00:56:35.71 wSWTN7ee.net
>>764
DJ学術archive gemmar髭白紫の上
こいついつも日本語崩して意味不明の言葉書き散らかしている荒しだが
ふつうの日本語で記してみると、
たんなるバカ、クズ、キチガイなのがよくわかる。
学歴コンプ丸出しの、高卒かFラン大卒の引篭もり経験ありの、
今は無職の精神障碍者!
気持ち悪い……

773:DJgensei artchive gemmar
18/05/05 08:35:47.67 Zpyi7vYV.net
精神能力。S A〜F〜CUP兼 大 学院も 卒
無職?カラスに誘われたらな。有職故実知らないの?九官職。
高卒で実務経験なく大学受かるか?
意味不明なのは人生努力不足で自分のせいではないと思うが。

774:DJgensei artchive gemmar
18/05/05 08:37:24.16 Zpyi7vYV.net
帝大は強制徴用しないはずだが。特にセンター、二次は。どこの詐欺大出?
三次あたりから登場。

775:DJgensei artchive gemmar
18/05/05 08:38:37.72 Zpyi7vYV.net
特に良質経営の国立大学はね。ヤンキー国立もおすすめ。

776:吾輩は名無しである
18/05/05 22:03:13.19 wSWTN7ee.net
死ね

777:吾輩は名無しである
18/05/06 00:49:00.13 Mf7dLgNU.net
大爆笑

778:吾輩は名無しである
18/05/19 19:07:59.10 UWuySk0v.net
Whasington Irving の Lip van Winkle の
鴎外訳何度読んでも名訳だなあ、原作を
凌駕している。

779:吾輩は名無しである
18/07/31 04:49:55.84 5vzFEJM/.net
大勢の兵隊を殺した最低の人間だよ
脚気のことだけではない

780:吾輩は名無しである
18/07/31 09:38:35.97 8YeErVuK.net
>>779
たかが軍医になにができると?

781:吾輩は名無しである
18/07/31 10:18:23.55 YyYahk1s.net
>>771
まさに老害

782:学術
18/07/31 12:34:04.13 NswQuy9O.net
経歴は天占いで異界オカルト魔獣に仕官してるから、ま日本人間人事はいいだろ。

783:学術
18/07/31 12:34:28.65 NswQuy9O.net
忠誠度↗

784:学術
18/07/31 12:34:59.77 NswQuy9O.net
士官年数未だじゃないと思うんだけど。

785:吾輩は名無しである
18/07/31 12:35:37.21 c9Q19czO.net
>>781
害ではないよw
反論できないからといって、相手を老害と貶めるのは、無能な証拠。

786:吾輩は名無しである
18/07/31 14:25:05.00 YyYahk1s.net
>>785
反論も何もそこには論などなく決めつけがあるだけ
だから老害というのであり
それくらい分からずわざわざ長々と書き込んでくるやつこそ無能にふさわしい

787:吾輩は名無しである
18/07/31 19:34:59.15 c9Q19czO.net
>>786
文学というのは理論化するのは難しいものだ。
吉本隆明はその困難な理論化に一応の成果をあげている。
そうした下地があっての発言だから、小林秀雄のような繊細かつ強引な決めつけとは少し違う。
あなたは興味がないだろうが、『言語にとって美とはなにか』は文芸批評を考えるときの必読書だ。

788:吾輩は名無しである
18/08/01 01:01:57.84 iVTK9lCi.net
>>787
その古臭い
現在誰も相手にしていない書物で
理論的な文学評価の方法を案出し
それにより漱石鴎外が最高点なのである
もしこういうことならそいつもアホだし
それを引用してるやつもどうかしてるとしか

789:学術
18/08/01 05:50:11.71 Q0Lo396v.net
帝大なんて下だろ。

790:吾輩は名無しである
18/08/01 10:37:56.97 nGxGN3HS.net
>>788
どこが古臭いと思う?

791:学術
18/08/01 11:56:05.36 Q0Lo396v.net
ストラスブール大と ソルボンヌ大ぐらいしか縁ないしね。 

792:吾輩は名無しである
18/10/26 19:21:08.22 SwwAZEDd.net
鴎外がKoch的結論で細菌説を持っていたのは事実だがそれほどの
影響力があったかは疑問だね。 いつもしつこく持ち出される非難だがw
>>779吾輩は名無しである2018/07/31(火) 04:49:55.84ID:5vzFEJM/>>780
大勢の兵隊を殺した最低の人間だよ
脚気のことだけではない
>>780吾輩は名無しである2018/07/31(火) 09:38:35.97ID:8YeErVuK
>>779
たかが軍医になにができると?

793:吾輩は名無しである
18/10/26 19:30:41.89 H4mlk3Bn.net
>>793
"ソルボンヌ大学" なんてものは存在しねえよ,このド素人め。

794:吾輩は名無しである
18/10/26 22:04:45.60 HQgJwEZ3.net
鴎外だけに
オーガニック

795:吾輩は名無しである
18/11/01 19:22:19.25 vB1WB7Dm.net
鴎外の医学的所見と彼の文学作品との関係を
論じて何になる? 

796:吾輩は名無しである
18/12/31 15:51:44.36 9riHZ3/3.net
サンヨーの掃除機の舞姫を5年ぐらいぐらい前まで使っていた。ゴミを紙パックにため込むオーソドックス
な掃除機だが、小型で使い易かった。10年近く使用したが故障は1回も無し。今は東芝のサイクロン式の
を使っている。

797:吾輩は名無しである
18/12/31 23:20:57.94 XJ0/LWJk.net
ちなみに洗濯機は白い約束だった。

798:吾輩は名無しである
19/04/07 18:24:11.75 2Aj8VrcZ.net
鴎外の「元号考」が出版されるお(´・ω・`)
元号通覧 (講談社学術文庫) 文庫 ? 2019/5/11

799:吾輩は名無しである
19/06/11 15:13:41.94 WpvRJy20.net
森 鴎外(青空文庫での公開中作品:132点)
URLリンク(www.aozora.gr.jp)

800:吾輩は名無しである
19/07/20 20:15:59.51 ELmN4CpG.net
かきくけ97

801:吾輩は名無しである
19/12/06 18:07:39 HeqBJWLB.net
P face
イラっとしたときに「クソが」とか「クソっ」ってよく言うけどあれって日本人はいつから言ってるんだろう。
英語でいう間投詞の「shit」が60年代の洋画・洋ドラのテレビ放送の吹き替え音声から広まったとかあるのかな
2019年12月5日

taq--x
鴎外の短編に出てくるよRT
2019年12月5日

ええ 糞。坂井の奥さんだの岡村だのと云う奴が厄介だな。

『青年』1910年3月から翌年8月まで「スバル」に連載。
(1913)『青年』刊行

折々「糞」「畜生」などと云う、いかがわしい単語を口の内でつぶやいているのである。
昌平橋に掛かる時、向うから芸者が来た。

『雁』文芸雑誌『スバル』にて、1911年から1913年にかけて連載された。

橋の下
フレデリック・ブウテ Frederic Boutet
森鴎外訳
「糞。冬になりゃあ、こんな天気になるのは知れているのだ。出掛けさえしなけりゃあいいのだ。
おれの靴は水が染みて海綿のようになってけつかる。」
(1915)『諸国物語』

802:吾輩は名無しである
20/03/28 03:58:03.43 r1Mrsvy1.net
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
森鴎外ゆかりの上野の老舗旅館、閉館へ 新型コロナでキャンセル相次ぐ
2020年3月27日 配信
新型コロナウイルスの影響で、東京・上野にある文豪・森鴎外(おうがい)ゆかりの
老舗旅館「水月ホテル鴎外荘」(台東区)が五月末で閉館することが分かった。
宿泊などのキャンセルが相次ぎ、約八十年の歴史に幕を下ろす。
敷地内には鴎外が傑作「舞姫」を執筆した旧邸がある。
おかみの中村みさ子さん(62)は「旧邸を守るため、倒産前に閉館しようと決断しました」と話している。

803:吾輩は名無しである
20/04/13 19:24:08 jlpArXUb.net
田舎の神童

804:吾輩は名無しである
20/04/28 16:32:23 ezn0Or+l.net
鴎外ゆかりの宿、閉館へ コロナ影響も「旧居守る」
2020/4/6 9:43
URLリンク(www.nikkei.com)

小説家、森鴎外ゆかりの旅館「水月ホテル鴎外荘」(東京・台東)が5月、約80年の歴史に幕を下ろす。新型コロナウイルスの感染拡大で、宿泊や会食のキャンセルが相次いだことが原因という。敷地内にある鴎外の旧居は保存か移築を検討。
おかみの中村みさ子さん(62)は「さみしい気持ちもあるが、旧居を守るのが私たちの使命。旅館に体力があるうちに、いい決断を下せた」と胸を張る。

URLリンク(i.imgur.com)
水月ホテル鴎外荘の「舞姫の間」に立つおかみの中村みさ子さん(1日、東京都台東区)=共同

中村さんによると、新型コロナの影響で、今年3月の売り上げは前年の1〜2割程度まで落ち込んだ。感染を心配する中高年層のキャンセルが特に響いたという。
「さらに赤字がかさめば、旧居の維持費も捻出できなくなる」との思いから、中村さんの夫で4代目社長の菊吉さん(71)が5月末での閉館を決断した。

旅館は1943年、旧居の隣に「水月旅館」として創業。46年、売りに出された旧居を創業者の水野清氏(故人)が「知人らから借金を重ねて」(中村さん)購入し、現在の名称に改めた。

鴎外が最初の妻、登志子と共に20代後半を過ごした旧居は、築約130年の木造。初期の代表作「舞姫」を執筆したとされる日本間は「舞姫の間」と名付けられ、宴会場などとして利用されている。
2002年に復元した玄関には、樹齢200年以上のクロガネモチの木。旧居では他に「うたかたの記」「於母影」なども執筆された。

専業主婦だった中村さんは98年、支配人から社長となった菊吉さんを手伝うため経理担当として働き始め、約1年でおかみに。鴎外ファンの質問に即答できず恥をかいたこともあったが、専門家の自宅に通うなどして知識を深めた。

旧居をこのまま保存するか、別の場所に移すかは未定という。お気に入りだという旧居の庭を眺めながら、中村さんが力を込めた。「旧居が生き生きとしたまま残れる方法を、しっかり考えたい」〔共同〕

805:吾輩は名無しである
20/05/28 22:21:00 KyLf+pAe.net
以前、舞姫執筆の間を訪問したことがある、水月ホテル鴎外荘の閉鎖は残念。
鴎外は文学が本業で食うために片手間に軍医をやっていたことがハッキリしている。
日露戦争で陸軍は戦死者よりも脚気による病死者が10倍も多かったのは鴎外の責任だった
ことや、当時脚気の原因は食事にあることを(すでに結論が出ているのに)認めないで
その後も多くの脚気死を招いた鴎外は、現代で言えば薬害エイズの阿部英に匹敵、
いや(死者の数からいっても)それ以上の犯罪者だと断言できる。

806:吾輩は名無しである
20/06/03 07:25:13.74 QJivf0zY.net
鴎外が北里柴三郎をいじめてたって話を聞いたことがある
困っていた柴三郎は福沢諭吉に助けられて北里大学を設立したと
本当だとしたら鴎外の小説はおもしろいのに残念

807:吾輩は名無しである
20/06/03 09:57:54.94 11OKYDca.net
>>806
?外が脚気を増やしたというのは有名な話だね。
医官とはいえ、作家だけあって論理的な思考がもう一つ苦手だったんだろう。

808:吾輩は名無しである
20/06/03 11:56:15.59 LcHXKr2N.net
脚気病伝染病説が事実上破綻していると分かってるのに自説に固執しつづけた人格破綻者でしょ
栄養説を無視しつづけた東大医学部も同罪
軍医として頂点を極めたが、東大教授もなりたかったのかね?
本家と違うことを言えなかったというファクターもあっただろうな
伝染病で名を上げたコッホや北里なんかは早くから栄養説に行っていたのに
一流と二流の差だね

809:吾輩は名無しである
20/06/03 18:50:04.83 6iEJWFOj.net
まんじゅう普通に食ったらいいのに
ご飯にのせてお茶かけるとか、もうね

810:吾輩は名無しである
20/06/08 23:59:06.23 RBc9qWyy.net
雁と護持院ヶ原の敵討ちが面白い
自分は土地勘もあるし
次はどうなるんだろうとワクワクしながら読んだ
宮部みゆきとかでは絶対ないこと

811:吾輩は名無しである
20/06/11 17:50:08.97 P6L4RN05.net
映像化した「雁」のお玉は若尾文子だったこともあるんだ
岡田が芥川也寸志
末造は水戸黄門の東野なんとかさん
自分の世代では上杉祥三をイメージした

812:吾輩は名無しである
20/06/11 18:52:21.47 W6mJPGLC.net
昭和28年『雁』(豊田四郎監督) 高峰秀子、芥川比呂司、東野栄治郎
昭和41年『雁』(池広一夫監督) 若尾文子、山本學、小沢栄太郎

813:吾輩は名無しである
20/06/21 16:41:00 2N1utB5A.net
>>812
ありがとうございます

814:吾輩は名無しである
20/07/28 19:05:20.38 eCJOKLld.net
明日は神保町駅と小川町駅の間の事業所で面接
リベンジ的な要素もあるから、護持院原の敵打ちねw

815:吾輩は名無しである
20/07/30 08:15:27.53 SFLBF5PR.net
大河ドラマで濱田岳が栗山善助の役やってたんだけど
栗山大膳のパパだったんだね

816:吾輩は名無しである
20/07/31 18:36:38 Qz+tJY3/.net
もろゆき沙羅
隠し砦の三悪人といえば、大元はジョン・フォードですが、
この監督の「捜索者」のなんともスッキリしない終わり方は印象的です。
「え?コレで良いの?」という感じ。
この感じは鴎外の「阿部一族」旧約聖書の「ヨブ記」の読後感に近いような、
なんかモヤモヤと考え込んでしまう終わり方です

これもまさしく小林秀雄の言う、多くを感じながら、多くを言わずに我慢した、
鈍刀の切れ味で受け手を斬ってるのかもしれません

阿部一族といえば「皿に盛られた百蟲の、相くらうにもたとえつべく」という一文が印象強いのです。
というのもこの頃、カブトムシの幼虫を育てていて、同じトレイに入れていたら共食いして大変だったのです。
2020年7月25日

817:吾輩は名無しである
20/08/01 12:31:24.73 E1u3fPHs.net
森鴎外全集を古書店に持っていったらゼロ円査定だった
もはや全国どこでも買わないとのこと

818:吾輩は名無しである
20/08/01 13:56:51.68 mk6zmfvH.net
漱石全集なんて金をとられかねない

819:吾輩は名無しである
20/09/20 11:19:55.89 uuKUY+qN.net
新潮日本文学『森鷗外集』古本を買った
この本、福永武彦が作品を選んでいるんだな

820:吾輩は名無しである
20/09/25 10:13:11.45 5KTfFfLY.net
今年亡くなった山崎正和の『鷗外 闘う家長』は伝記で、作品論ではないよね

821:吾輩は名無しである
20/09/25 11:35:41.38 QEVzSvjd.net
森鴎外の様に、人生のあいだに何回も読み返せるものを
発見すると、本当に嬉しい。
最初に、気付いたのは一葉さん読んだ時だったが。

822:吾輩は名無しである
20/09/25 11:49:37.62 mgt7pg73.net
>>821
何回も読み返せるものを、書物という。
こういう見かたもあるね。

823:吾輩は名無しである
20/09/25 15:19:20.76 QEVzSvjd.net
>>822
ここに居られる方は、もの言いが深い。
一言に、含みがありますね?
自分など額面通りにしか読み取れず
「そう、電子書籍?あれは、いけません。」
などと言ってしまいそうです。

824:吾輩は名無しである
20/10/03 13:58:33.76 x5ccKkGo.net
この度、『あの国』の連中と日本の売国的裏切り者の支援で、
ベルリンのミッテ区に戦時売春婦の像が設置されましたが、
この近くに、鷗外さんの記念館があるそうです。

825:吾輩は名無しである
20/10/03 14:27:06.43 ljYVnEBH.net
ベルリンと韓国人売春婦にどんな関係があるのだろう
ゴキブリのごとく世界中に繁殖する連中だな

826:吾輩は名無しである
20/10/06 10:24:20.48 R76eg0po.net
鷗外で好きな作品は?

827:吾輩は名無しである
20/10/07 15:41:51.44 tHEUjfBC.net
舞姫じゃないか?

828:吾輩は名無しである
20/10/07 17:55:18.44 CsdsSy7+.net


829:吾輩は名無しである
20/10/07 21:09:04.07 A4D1uAa8.net
かのように、かな

830:吾輩は名無しである
20/10/07 21:11:04.04 A4D1uAa8.net
椋鳥通信は著者が鴎外になってないから対象外かな?
日記・随筆好きとしてはかなりのお気に入りなんですが

831:吾輩は名無しである
20/11/04 23:14:53.75 G61djdM4.net
文章下手すぎ 説明文は上手い

832:吾輩は名無しである
20/11/06 10:02:30.62 RmV5jFc1.net
>>828
「雁」の玉ちゃんの人生、切ないよな(´・ω・`)

833:吾輩は名無しである
20/11/06 15:28:23.11 IvGenhQf.net
>>832
今から玉ちゃんを助けよう

834:吾輩は名無しである
20/11/06 16:25:33.17 xOR+2d4c.net
>>833
な、なぬ?

835:吾輩は名無しである
20/11/26 01:24:35.06 PPKHmls8.net
森鴎外の守護霊だけど何か質問ある?

836:吾輩は名無しである
21/02/13 21:25:21.59 NOs3m0cP.net
時代小説がいい
護持院原の敵討ちとか

837:吾輩は名無しである
21/02/14 13:45:13.71 m4Af8ISd.net
シュニッツラーの『みれん』の訳がすばらしい

838:吾輩は名無しである
21/06/01 21:56:53.94 L5d7QqH2.net
日本語に詳しい方に教えていただきたいのですが。
石川淳が鴎外の「追儺」の文章について、「今日なほ新たに砥を出たるがごとくに新鮮」と書いているのですが、どういう意味でしょう?
「砥」は砥石の事だとすれば、意味が通じません。そういう言い回しがあるのでしょうか?気になって仕方ありません。

839:吾輩は名無しである
21/06/07 12:13:50.92 kGZ+OfdF.net
>>838
日本語に詳しくないので、普通の感想を書く。
「砥を出す」という言葉には二つの方向が読み取れる。
ひとつは、刀などを砥いだ状態ということ。
もう一つは、砥石自体も(砥石で)砥ぐことによって新品と同じ状態になるということ。
文脈からは後者の方がしっくりきそうだ。
間違っていたら誰か訂正してください。

840:吾輩は名無しである
21/06/07 12:18:13.60 P+SUlx6m.net
>>839
なるほど!
たった今書いたみたいに真新しい文章のようだということですね。
ありがとうございました。

841:吾輩は名無しである
21/11/18 08:23:31.34 JETGZ/ae.net
来日当時、日本語が書けなかった人

842:吾輩は名無しである
22/01/30 22:17:50.63 Oc+2B0ck.net
鷗外没後100年、鷗外全集の新版をどこか出さないかな
医学文献は出版社の売上面で難しいかもしれないが、
翻訳物と書簡・日記は全作入れてもらいたい

843:吾輩は名無しである
22/01/30 22:57:47.23 tU7qd5il.net
>>842
出すわけない
今や全集は全く売れない時代だから
本棚に全集をズラッと並べたいという人がいなくなった

844:吾輩は名無しである
22/02/03 19:08:14.79 D4qEnlIc.net
漱石全集(岩波)や谷崎全集(中公)は近年でも出てるからなあ

845:吾輩は名無しである
22/02/04 06:41:58.62 nJmgBWDl.net
一日中5chのスレに張り付いている人間がこの世にいると思うか?
そういうのは話だけで、実際には存在しないと思うだろ?
あまりにも異常すぎるからなw
ところがいるんだよ ↓
スレリンク(sci板:591番)
スレリンク(sci板:593番)
スレリンク(sci板:597番)
スレリンク(sci板:601番)
スレリンク(sci板:605番)

846:吾輩は名無しである
22/02/11 03:40:08.57 0kbbe134.net
森 林太郎
URLリンク(youtu.be)

847:吾輩は名無しである
22/03/13 09:14:17.50 k2yjWOs8.net
舞姫、自分の最悪なとこを、擬古典で書いて、ごまかしただけー。

848:吾輩は名無しである
22/03/13 09:33:08.16 GYKSj/nz.net
>>847
なんで書いたんだろうね?

849:吾輩は名無しである
22/03/13 19:12:43.89 bDTUWE6W.net
>>817
最近は急速に値崩れしてるらしい

850:吾輩は名無しである
22/03/20 18:18:31.89 xJXkpBVl.net
『鷗外全集』が1970年代から更新されていないのはそれ相当な理由があるのだろうか?
その間に『漱石全集』が二、三回改版を重ねている事を加味すると余りにも落差があり過ぎる。

851:吾輩は名無しである
22/03/20 19:20:50.11 Va4htT/v.net
>>850
それが作品のレベルということじゃないかな?
文章としては鴎外の作品は優れているが、小説本来の人間把握という面では、漱石に太刀打ちできない。

852:吾輩は名無しである
22/05/25 00:08:10.22 eFcGjllB.net
せっかく100周年160周年なのにもっと盛り上がって欲しいな
とりあえず6月のスタンプラリーに参加してみる
先日雁を読み直したけど、鴎外のじんと染み込むような文章は漱石とはまた別の味わいがあって好きだな

853:吾輩は名無しである
22/05/25 10:47:57.86 48ix7HuQ.net
>>852
保坂和志は著書の中で、
「作家の評価というものは、その時代時代によって波がある。
最近は鴎外よりも漱石のほうが上という風潮だが、
もっと昔は、鴎外は漱石と同格、またはやや上という位置づけだった。
志賀直哉あたりも、ひじょうに高い評価を得ていたが、
近頃は『城崎にて』などの有名作以外、存在を忘れられつつある」
と書いてる
自分も今、渋江抽斎を読んでますが、なかなか面白いです

854:吾輩は名無しである
22/05/27 01:58:20 uqoamNtl.net
鴎外の歴史小説は格調が高い文章ですね
個人的には北条霞亭が好きです
渋江抽斎は浜松のシーンがあるので、賀古のことを思い出したりしたのかなと思う

愛煙家で有名な鷗外だけど
いつ頃から吸い出したのだろう
あの時代は20歳からなんてルールないし、在学中とか?留学中?

855:吾輩は名無しである
22/05/27 08:46:51.22 CBfVymuF.net
鴎外の文章は漢文の読み下し文みたいで、格調が高いといえばいえるのかな?
でも、中身が無いんだよね。
漱石との差は、そこだろうね。

856:吾輩は名無しである
22/05/27 10:15:42.60 p5kcyC4M.net
鴎外は引き算の美学の人、究極の文学は事実の素朴な羅列という考え方
だから文章がどんどん漢文みたいになってゆくよね
俺には分かる、読者も分かれ、的な傲りが感じられなくもない
「格調高い」は言いえて妙だね
現実的には、本当に人をほめたいときには使わない言葉だと思う笑

857:吾輩は名無しである
22/05/27 13:24:38.05 gzXj89fj.net
鴎外の文章を中身が無いと切り捨ててしまうのは早計でしょう
半日や鶏のような散文的な作品もありますが
空車や最後の一句、沈黙の塔、杯など非常に含蓄のある話もたくさん書いています
舞姫は批判されがちな代表作ですがあれはかなり異質な作品なので鴎外の小説という単純な枠組みにはめるべきでは無い
賀古鶴所が鴎外の原稿はいつでも書きっぱなしで読み返したり推敲していることが少ないみたいなことを書いているので
漱石のような職業作家でないために大勢の読者の関心を引くような作品を書く必要がなかっただけの話だと思います

858:吾輩は名無しである
22/05/27 21:43:28.36 CBfVymuF.net
>>857
鴎外は軍医ではあっても文壇に出入りする職業作家だろう。
漱石も他の職業という意味では、新聞社の文芸担当者をしていた時期もあった。
鴎外にとっては本業が作家で副業が軍医かもしれない。

859:吾輩は名無しである
22/05/27 22:47:51 p5kcyC4M.net
>>857
鴎外は書く時期によって文体を変える人だから
感情の赴くままに書いた『舞姫』はもちろん
作意丸出しの『杯』や、ここを読んでねと言わんばかりの『最後の一句』などを
並べて語るのは少し無理がある
中身がないと思われやすいのは心情描写や台詞を極力排除し始めた
歴史小説の中期からではないかな
中身がないと切り捨てるのは早計、には大いに同意

>>858
鴎外は軍医の森林太郎と作家の森鴎外は別人格かつ両方とも自分に必要と言う考え方
どちらを本業とも副業とも分けてはいない
ただ文学者としては何にも忖度せず書きたいものを自由に書くという態度を貫いていた
漱石は朝日新聞の文芸欄専属になってからは
新聞の売上げを左右する部署だから読者人気を意識しなければいけなかった
849のいう「漱石のような職業作家」はそういう意味だと思う

860:吾輩は名無しである
22/05/28 02:26:13.66 nAJrFLdB.net
でも漱石も鷗外も今のWEB小説全盛の風潮にあっては目が滑って読めない悪文なんだよな

861:吾輩は名無しである
22/05/28 08:39:44 ZEZqATUp.net
>>860
若年層はそこまで日本語能力が落ちてるのかねえ・・・

862:吾輩は名無しである
22/05/28 08:57:00.94 AFQvyhcE.net
>>859
他は同意だけど
舞姫は鴎外作品の中でもかなり添削や推敲が重ねられた作品で、感情の赴くままに書いてはいないと思うよ
國民之友掲載作と現在青空文庫などで掲載されている作品ではかなり違う
山縣有朋の庇護を示唆する冒頭文が水沫集で消された話もあるし
発表前に森家全員、その前日に賀古を呼んでわざわざ読み聞かせた話もあるし
國民之友という当時の意識高い系の層に向けた雑誌に載せたことにも意図がある

863:吾輩は名無しである
22/05/28 09:47:00.30 rJL8nnaj.net
世渡りのうまい男だ

864:吾輩は名無しである
22/05/28 10:33:26.81 l4094q+L.net
世渡りがうまいのは賀古だろうね
少なくとも陸軍総監森林太郎は賀古がいなかったら誕生しない

865:吾輩は名無しである
22/05/28 11:27:50.98 ppwh3dsW.net
>>861
昨日あるsnsで「鴎外の舞姫読んだけど難しい、現代語訳読もうかな」
って呟いてるの見つけたよ

866:吾輩は名無しである
22/05/28 14:25:48.74 nAJrFLdB.net
「現代語で読むシリーズ」ってのがあって
舞姫、たけくらべ、野菊の墓、坊っちゃん、生まれ出づる悩みの五作品が出ているけど
坊っちゃんの現代語訳?って思ったわ

867:吾輩は名無しである
22/05/28 15:18:55.50 ZEZqATUp.net
現代の言葉に直して、ものの名前などにも説明がついてるのかな?
それなら、小中学生にはとてもいいかもしれない。

868:吾輩は名無しである
22/05/28 16:40:30.83 DFMuQ8AZ.net
小学校でごんぎつねが課題図書から外れたそうだ
かわいそう、トラウマになる、それよりサクサク読めるケータイ小説とかラノベみたいなのがいい
ということらしい

869:吾輩は名無しである
22/05/28 19:32:50.80 ikvO3YT8.net
現代国語も舞姫や羅生門、こころなんかの常連含めて全体的に見直されるみたいだね
時代に即していないというのが理由らしいが確かに「現代」ではないのかも知れないけど東野圭吾とか村上春樹とか読むのか…?

870:吾輩は名無しである
22/05/29 21:49:15.17 1RTXQRhq.net
このスレの皆さん いま改めて教科書に載せてほしい鴎外作品って何?
自分は高校の教科書の『寒山拾得』で鴎外にはまったので
できれば残してほしいなあ

871:吾輩は名無しである
22/05/29 21:57:50.92 KQJZUABA.net
>>869
百田の小説とか、桜井の雑文とかになるんじゃないのかな?
日本の右傾化は行きつくところまで行くだろう。

872:吾輩は名無しである
22/05/29 22:02:35.11 ypwL6TSR.net
>>870
個人的には舞姫が一番好きだけど、上にも出た通りあれは鷗外作品の中でも異質だからあの作品だけで鴎外を判断されるのは嫌だなという葛藤がある
国語の題材として優秀なのはやっぱり高瀬舟かなあ
大発見も案外面白い授業になるかもしれん

873:吾輩は名無しである
22/05/30 00:02:21.92 68ME955Y.net
上野千鶴子を読ませて雄を徹底的に去勢すれば日本の未来は明るい
国語の教科書から男性作家はすべて排除すべき

874:吾輩は名無しである
22/05/30 06:44:33.68 c9jU2U+m.net
>>870
寒山拾得とは渋いね〜
教科書掲載の作品は時勢に合わせるというのなら文づかいがいいんじゃないかと思う
女性の自立や血痕など選択の自由を書いたものだし
つかドイツ三部作はどれも好きだな
こゝろとの比較を通して二代文豪の比較や歴史背景を学ぶなら興津弥五右衛門で

875:吾輩は名無しである
22/05/30 06:45:08.96 c9jU2U+m.net
血痕→結婚

876:862
22/05/30 20:15:19.74 XjvfXext.net
>>872
鴎外=『舞姫』になってしまうのはいろいろ勿体ないですよね
長さやテーマの普遍性を考えると『高瀬舟』が無難になってしまうでしょうか
『大発見』は確かに軽くて面白いかも
鴎外未読者に文豪の作品と身構えずに読んでもらえそう
>>874
『寒山拾得』渋いですか笑 調べたらいまは教科書に載ってないんですね
時勢に左右されないものとなると説話的な方が良いのかなと
『文づかい』はご指摘通り読ませ方によっては良い教材になりそう
ただ「欠唇」のような差別語があると教科書教材にするにはつらい
前半はあらすじにとどめて後半だけを現代語訳で、などとすると良いかもですね

877:吾輩は名無しである
22/05/30 20:22:51.47 h0RT54qT.net
漱石は現代でもまったく古くならない価値感を持っているが、鴎外の価値感は古すぎるんじゃないかな?
宮仕えを徹底的に忌避した漱石と、宮仕えこそが自身の立身出世、家の再興を保証すると考えた人との違いはありそうだ。

878:吾輩は名無しである
22/05/30 20:38:13.45 c9jU2U+m.net
重い期待を背負わされた長男坊の鴎外と
生まれてすぐに里子に出された末っ子の漱石の価値観醸成環境の違いは大いに影響していると思うけどね
鴎外の価値観が古いかどうかは置いておいて
そういう価値観を持たざるを得なかったのも事実
陸軍出仕にしても登志子との結婚にしても本人の意思が希薄だし
そういう生涯にわたる周囲の干渉にNOを突きつけたのが最後の遺言じゃないのか

879:吾輩は名無しである
22/05/30 20:42:19.57 h0RT54qT.net
>>878
死んでからNOとか、一番卑怯じゃないかな?
漱石はすべてを自分が引き受けながら死んで行ったと思うが?

880:吾輩は名無しである
22/05/30 20:46:46.24 c9jU2U+m.net
え、せめて死ぬ時だけは自分らしく死にたいってことでしょ、何が卑怯?というかそんな話してないし
漱石マンセーしたいなら該当スレでやったら

881:吾輩は名無しである
22/05/30 20:53:43.53 c9jU2U+m.net
>>876
あー文づかいは欠唇があったか
この前読んだ現代語訳でかなりオブラートに包まれた表現になってたのを思い出した
そう言うところまで配慮し出すと確かに前半は向かないか
文づかいの最後の
きょうの晴衣の水いろのみぞ名残りなりける。
を三島由紀夫が絶賛したと言う逸話があるが本当に鮮やかな終わり方だと思う
個人的にすごく好き

882:吾輩は名無しである
22/05/30 21:03:31.01 h0RT54qT.net
>>880
なんで話を逸らすの?
僕は鴎外が古臭い価値観の持ち主だと言ってる。
漱石を出したのは同じ時代の作家だから。
君が鴎外の価値観についてどういう感じ方を持っているのかには興味があるけど、死んだ後で、というのは卑怯そのものだと思うよ?
自分は一切責任を取らないんだから。
そんなところにも、明治的(日本的)な責任感の無さが表れているように思うんだ。

883:吾輩は名無しである
22/05/30 21:18:49.40 XjvfXext.net
鴎外が目覚めて終生悩み続けた「個人vs家・社会」と「自我の確立」
やはりまだ現代にも通じるところがあると思います
古いのは、鴎外や漱石の価値観よりも、育った時代でしょうね
>>881
文学を読む上では、差別語は些末な問題かもしれませんが…
でも『文づかい』に現れる鴎外の表現の美しさは本当に見事ですよね
あれもこれもと描くカラフルな前半から
最後はストーンと衣服の水色だけに焦点が定まってゆくこの感じ
語り手がイーダの内面に深く踏み込みつつ無言で見送るのとリンクしていて
それを考えると前半はあらすじだけなんて本当はいけないですよね

884:吾輩は名無しである
22/05/30 21:29:19.08 c9jU2U+m.net
>>882
話を逸らしたつもりはないし
鴎外の価値観が古いとも思っていないし
漱石の価値観が新しいとも思っていないし
鴎外の遺言が無責任だとも卑怯だとも思わないし
鴎外に責任を取るべきことがあるとも思っていない
こう言うふうに書くとやれ脚気だ大量殺人犯だ麦飯だとすぐそっちに話が飛ぶやつがいるけど
もしそう言う話をしたいならやはり板名を見直して該当スレに行ってほしい

885:吾輩は名無しである
22/05/30 23:33:00.31 c9jU2U+m.net
>>883
今は多様性を重視するために差別語は特に厳しいからね
かたわだのめくらだの昔の小説にはよく出てくるけど現代は表現に配慮しなければいけないのは仕方ないね
そうそう、イイダのずっと黒かったシルエットが最後の最後でパッと水色に変わってすぐに遠くに消えていってしまうのがとても鮮やかで映像にしたら美しいだろうなと思う
舞姫の太田の黒とエリスの白や、うたかたの記のすみれの花や折々出てくる美術作品など
ドイツ三部作はとても色彩鮮やかで読んでいて楽しい
鴎外がドイツで見た「何等の光彩ぞ、我目を射むとするは。何等の色沢ぞ、我心を迷はさむとするは」がまだ新鮮な記憶のまま文章に落とし込まれている感じがする

886:吾輩は名無しである
22/05/31 10:31:19.94 kUip9iqs.net
>>884
だからさ、君がそう思ってるその理由を書いて欲しいんだよ。
女性の自立は新しいと考えるのに、家名の再興も古くはないと考えてるみたいだから。
鴎外の作品を考えるうえで、鴎外の自身の価値感は無視できないと思うんだ。
君が自分が苦手な議論を避けるのはかまわないが、相手(僕)が話を逸らしてるとか決めつけるのは、まさに逃げているんだと思うけど?

887:吾輩は名無しである
22/05/31 12:29:28.90 +5OQ0qAK.net
>>886
あなたと鴎外の価値観について議論したりこちらの考えを提示して意見を共有する事に対して特にメリットをや楽しみを感じないのでその質問対しての解答はしません
俺が勝った、論破してやったと悦に浸りたいなら勝手にどうぞ

888:吾輩は名無しである
22/05/31 12:35:17.09 kUip9iqs.net
>>887
了解です。
あなたの、自分は狭い世界に閉じこもって自己満足に浸りたいという気持ちを尊重します。
ただ、それならそれで、こういう不特定な人たちを対象とした掲示板に書き込む必要はないとは思います。

889:吾輩は名無しである
22/05/31 17:50:50.65 phAAcGdo.net
>>885
豊太郎が黒 エリスが白って妊娠小説だっけ

890:吾輩は名無しである
22/05/31 19:52:17 ta4qT1+G.net
>>889
そうそれ
冒頭の石炭は太田の象徴でもありもう後戻りができない状態なのだと最初から結末を示唆しているなど
もともと高評価な本だけど色々新鮮で面白く読めた

891:吾輩は名無しである
22/06/01 07:19:56 Ye/fi9gC.net
>>890
あの本は面白かった
もともと舞姫目当てで読んだわけじゃないが
舞姫の解説が1番記憶に残ってる

892:吾輩は名無しである
22/06/15 22:31:56.97 kUE9zc9S.net
>>870
自分が好きかどうかと、教科書に載せるのが適切かどうかは違うので答えるのが難しいが、
「舞姫」が気に入った学生には「即興詩人」を読んでもらいたい
背伸びをしたい学生であれば「妄想」
文系の大学生でも読んでないのはゴロゴロいるだろうが、
妄想の内容が腑に落ちると、文系学問についての考えが深まること請け合い

893:吾輩は名無しである
22/06/16 08:57:07.48 DMOCReeo.net
寒山拾得の話題があったけど、あれは童話だよね?
子供たちのために書いたんだろうか?

894:吾輩は名無しである
22/06/16 21:21:42.02 pa0/5XLD.net
>>893
私は丁度其時、何か一つ話を書いて貰ひたいと頼まれてゐたので、
子供にした話を、殆其儘書いた。いつもと違て、一冊の參考書をも
見ずに書いたのである。

895:吾輩は名無しである
22/06/17 11:01:41.80 IFOJBZKQ.net
>>894
ありがとう。
そこ(寒山拾得縁起?)も読んだはずだけど、すっかり忘れてた。

896:吾輩は名無しである
22/06/17 20:36:55.93 45saIdIB.net
『寒山拾得』は童話というより説話に近いんじゃないかな
でも子どもにもはっとさせる何かはある気がする
鴎外作品で最も低年齢向けと言えるのは何だろう
やはり『山椒大夫』かな

897:吾輩は名無しである
22/06/19 23:30:34.07 K9mBaEC6.net
岩波文庫から最近出た『鴎外随想』の中で、木下杢太郎によれば
鴎外が夏目漱石について「あの男はえらい人だ」と言ったとされている
これはいささか意外
同時代の文学者では相対的に漱石を評価したであろうとはいえ
「わたくしも技癢を感じたし、立派と認める」といった客観的な感想くらいかと思っていたので


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