内田百閒　第六阿房列車

内田百閒　第六阿房列車 at BOOK

[前50を表示]
250:吾輩は名無しである
11/06/28 23:10:53.90 .net
中公かな

251:吾輩は名無しである
11/06/29 11:48:58.67 .net
蓮司さん、毬谷さん演技良かった
町田は(ﾟ⊿ﾟ)ｲﾗﾈ

３０日は漱石先生だよ

252:吾輩は名無しである
11/06/29 12:12:20.11 .net
>>249
旺文社文庫でもいいんじゃない
そのときどきによるけど、それほどベラボーな値段はしない

253:吾輩は名無しである
11/06/29 16:03:12.80 .net
旺文社文庫は古書店でもなかなか見かけなくて入手困難
中公ならたしか旧かなのはず

254:吾輩は名無しである
11/06/29 21:56:38.40 .net
旺文社文庫はセットで3万円くらいじゃないか？
よく出回っているよ。

255:吾輩は名無しである
11/06/29 22:49:55.48 .net
東京日記こそヒャッケン最高の小説です

256:(＠∀＠) 株価【E】 ◆ANOSADJXD6
11/06/30 23:31:41.94 .net
交日新書の『汽笛一声』なんかはよく百円ﾜｺﾞﾝで見ますね。

257:吾輩は名無しである
11/07/01 00:24:25.49 .net
>>256
ほう？と思ってググッたら、アマゾンでとんでもない値段が付いてる件

古書店巡りは思わぬ邂逅を期待してると楽しいんだけど
明確に求める本があるときなんぞはもどかしくて…

258:(＠∀＠) 株価【E】 ◆ANOSADJXD6
11/07/01 01:17:56.77 .net
>>257
さんぜんえん…恐ろしく強気な世界を見ました。
わたくしは30年近く前に30円か50円で手に入れました。
奥付には、汽車ぽっぽの印紙に朱々と（写真はﾎﾞｹてますがw）百鬼園の印が。
URLﾘﾝｸ(imepic.jp)
じつに阿房列車気分な組み合わせです。

259:吾輩は名無しである
11/07/01 17:59:21.12 .net
>>254
高いな
というかセットって話なのか？

260:吾輩は名無しである
11/07/02 14:47:09.96 .net
遅くなったけど、録画していた「おまえなしでは生きていけない」見たよ
演技も良かったし、家は想像より綺麗というか豪華だったけど面会謝絶の札もしっかりかかっていたｗ
ドラマの合間に本人の写真やラジオ放送を聞けたのもよかった
肉声は短かったけど、話し方や言葉の繰り出し方は随筆から想像していた通りでした
ペンネームの由来は故郷の川だったんだなあ

261:吾輩は名無しである
11/07/04 02:35:00.92 .net

「おまえなしでは生きていけない」私も見ました。

百閒先生の喪失感・・・。
石橋連司さん（の声が際立って）見事だと思いました。

262:吾輩は名無しである
11/07/04 10:49:36.83 .net
↑
固有名詞、とくに人名の漢字に無頓着なのはクソぶた野郎ですね。

263:吾輩は名無しである
11/07/04 10:53:04.08 .net
2ちゃん程度でいちいち誤字に突っ込む奴も知れてるけどな

264:吾輩は名無しである
11/07/04 11:11:51.35 .net
誤字がわからない奴に限って「2ちゃん程度」と言い出すのは何故？

265:吾輩は名無しである
11/07/04 11:13:15.60 .net
>>263
正論ですな

266:吾輩は名無しである
11/07/04 13:20:58.89 .net

間違えた。
×連司
○蓮司

267:吾輩は名無しである
11/07/04 19:21:28.33 .net
>>265
w

268:吾輩は名無しである
11/07/07 13:28:49.35 .net
気にしない気にしない、いちいち、贔屓でもない俳優やタレントの名前覚えられないよ。
ましてなんとか４８やモーなんとかなんて顔もみーーんな同じだし、お笑いなんて
うるさいだけ、この上名前と顔が一致なんて４０年ぐらい前の日活スターぐらいですよ。
俳優の名前なんて覚えたって偉くもなにもないよ。

269:吾輩は名無しである
11/07/08 02:39:37.64 .net
261・266です。
いろいろと、ありがとう。

270:吾輩は名無しである
11/07/08 08:42:17.59 .net
>>269
>名前と顔が一致なんて４０年ぐらい前の日活スターぐらいですよ。

耄碌を自慢しても偉くもなんともないよね。

271:吾輩は名無しである
11/07/08 10:53:31.92 .net
アンカーもまともにうてないんだ

272:吾輩は名無しである
11/07/09 00:03:40.01 .net
前なら揚げ足取りなんて居なかったのに
スレ住人も変わってきたのかね

273:吾輩は名無しである
11/07/09 12:41:20.17 .net
楽しく愉快にやろうぜ！

274:吾輩は名無しである
11/07/09 16:51:06.31 .net
262のような頭のおかしい奴が板全体を荒らしてるんだよ

275:吾輩は名無しである
11/07/11 20:33:38.93 .net
こんな時、百鬼園先生ならどう反応なさったかしらん

276:吾輩は名無しである
11/07/11 23:33:37.89 .net
一人お行儀が悪いのが、散らかしているようだ。

277:吾輩は名無しである
11/07/11 23:54:59.66 .net
師の漱石の手紙には誤字が多いね
相手の名前どころか、自分の名前の漢字まで書き間違えたりしている

278:吾輩は名無しである
11/07/12 00:46:39.24 .net
アクメの吐息がいないので呻吟する

ああアクメおまえはどこへいったのだ

テレビをつけるが落ち着かない

279:吾輩は名無しである
11/07/12 11:48:25.79 .net
>>277見てないからわからないけど、それは誤字なの？
当て字大好きな人だからわざとやってたりして

280:吾輩は名無しである
11/07/13 22:36:34.94 .net
今ほど漢字に厳格ではなかった時代じゃないの
どんな字を当てようが読みが同じであればいい、っていう

281:吾輩は名無しである
11/07/16 23:11:02.42 .net
昔ってそうだよ。マジで

282:吾輩は名無しである
11/07/17 08:55:51.83 .net
百閒さんにも
芥川龍之介宛だったと思うんだけど
顔が長いってことで
文章の「なが」に無理矢理「長」という字をあてて書いた手紙とかあったよねw
当時のそういう言葉（文字）遊びって大好きだw

283:吾輩は名無しである
11/07/18 19:51:17.09 .net
サラサーテの盤の同僚と旅した町は石巻とかあの辺かな

284:吾輩は名無しである
11/07/20 09:06:47.31 .net
クルツでも一本ドラマ撮って欲しい

285:吾輩は名無しである
11/08/01 13:24:23.56 .net
先生はグルメでいらっしゃるから
今のこの食料事情をどう思われるでしょうか。
西日本のものをお取り寄せしていらっしゃるかしら。

286:吾輩は名無しである
11/08/02 08:24:58.19 .net
別にグルメじゃないと思う。
そして、わざわざ西日本のものを取り寄せることはないと思う。

287:吾輩は名無しである
11/08/06 00:02:37.47 .net
うちの猫の名前は、百閒です

288:吾輩は名無しである
11/08/06 21:15:08.26 .net
やっぱり「先生」って呼ぶのか

289:吾輩は名無しである
11/08/10 17:31:10.29 .net
>>285
いつもと同じものを同じように平然と食するのが紳士である
と動じずに今まで通りのものを召し上がっているかと

290:吾輩は名無しである
11/08/10 22:44:12.46 .net
百鬼園ぢぢい、くたばつてしまへ

291:吾輩は名無しである
11/08/11 14:07:52.27 .net
もうくたばってるよ

292:吾輩は名無しである
11/08/13 22:57:27.61 .net
>>289
でも事故そのものに関しては嘆いておられると思う

293:吾輩は名無しである
11/08/14 23:48:41.89 .net
スーパーの恵比寿ビールのコマーシャルで
文豪内田百閒は･･･と書いたというのが耳に入った。
バージョンがいくつかあるらしく次は漱石だった。
時間がないので諦めたが百鬼園はどこを流用されたか知っている人いたら教えて。

294:吾輩は名無しである
11/08/26 15:36:58.22 .net
今更なんだが
百閒先生の二男である唐助さんってどう読むのか
「からすけ」？「とうすけ」？

295:吾輩は名無しである
11/08/28 19:29:50.95 .net
＞謎のキツネ像：周防花岡駅から撤去　「乗客、けがの恐れ」とＪＲ　／山口
＞
＞下松市の無人駅、ＪＲ岩徳線周防花岡駅のホームに置かれた謎のキツネ像が２７日、
＞ＪＲ側の要請を受け、地元住民の手によって撤去された。像は約３０～４０年前に
＞駅近くに住んでいた男性が設置したとみられる。正面には

＞「こわいぞ命を　取るぞ……右と左を　よく見てわたれ」

＞と交通安全の警告文が刻まれるなど、珍像として注目を集めていた。しかし、
＞ＪＲ側が「乗客のけがなどにつながる」と判断した。
＞２７日は約１０人が、像をスコップなどで掘り起こし、クレーンで持ち上げ撤去。
＞同市生野屋の石材業、三牧義明さん（６４）は「みんなが参りよったし、
＞邪魔になるものでもないのに。これも時代の流れかな」と残念そうだった。
URLﾘﾝｸ(mainichi.jp)

・・・これなんて百閒先生の随筆か幻想小説？ｗ

296:吾輩は名無しである
11/08/28 22:42:09.70 .net
ただの理由づけだね。糞みたいなことするね、さすが酉

297:吾輩は名無しである
11/08/29 19:23:38.36 .net
撤去しないで客寄せに利用すりゃいいのに。
頭悪いな。

298:吾輩は名無しである
11/08/31 12:18:29.02 .net
>>295
点数稼ぎをしたい馬鹿な幹部が「警告の文面がよろしくない」などという理由で
「設置許可が無いものを放置できない」なぞと官僚的な判断をしたんだろう
自分で問題を作ってそれを解決したことにすれば仕事してるように見えるから

299:吾輩は名無しである
11/08/31 13:43:30.57 .net
>>277
自分の名前の間違いって、この異体字のことかと
たしかに書簡には誤字があったけど、さすがに自分の名前は間違わないでしょ
どんだけボケてるんだっていうｗ
URLﾘﾝｸ(www.weblio.jp)

300:吾輩は名無しである
11/08/31 13:50:03.21 .net
宛名のミスはあったね、
単純な記憶ちがいのようなもので、何通かあったとおもう
あとから相手に謝ってるのもあって、その文面がまた漱石らしくてよかったｗ

301:吾輩は名無しである
11/09/26 14:21:15.52 .net
＞死にもしない様な金魚を飼って、どこが面白いのだろうと、私は軽蔑した。

ひねくれ者だな。

302:吾輩は名無しである
11/09/28 10:29:02.06 .net
何を今更

303:吾輩は名無しである
11/09/28 17:44:41.40 .net
アイロニイを解しないのは残念

304:吾輩は名無しである
11/10/04 18:53:49.40 .net
シーズンに臨時で運転される東京駅十二時三十分発の特急に乗ってみたいが
まだ果たせていない
「リゾート踊り子」としての運転が多いが稀に通常の踊り子のときもある
東海道本線は熱海までしか乗れないが一度乗りたい

305:吾輩は名無しである
11/10/08 01:42:13.99 .net
高い、大きな、暗い土手が、何処から何処へ行くのか解らない、
静かに、冷たく、夜の中を走っている

冥途のこの冒頭の一文を読む度に鳥肌が立つ。

306:吾輩は名無しである
11/10/21 00:50:18.25 .net
先生、主立った乗り物というと、ジェット機と潜水艦以外は大体乗ってるんだな。
お客に対して黄金期のJALどころじゃないサービスを提供してた
NYKの嘱託まで勤めて、戦前の名高い客船に乗っているのが羨ましい。
最初に乗った飛行機がフォッカーF7/3m機の遊覧飛行、
船で台湾まで行ってる。
（製糖会社の私有鉄道線で気動車に乗った経験というのは、鉄ヲタにとってはとても貴重な話。
日本領時代の台湾に送られた気動車という物自体が限られているため、考証の手がかりとしての価値が大きい。
鉄道が三等級制だった時代の一等の雰囲気を、今に伝えてくれる本として、「阿房列車」は貴重きわまりない）

「列車寝台の猿」で一等車の廃止について言及されてるけど、
実際に昭和３０年、それまでの一等寝台車は、乗車率が悪いという理由で、全て二等寝台車に格下げされた。
二等寝台はその当時、需要に対してキャパが不足気味だったから、格下げで需給調整が必要だったのは実情で仕方ない。
その後５年間、日本に残る一等車は「つばめ」「はと」の展望車だけになり、３５年にはそれも消えて二等級制に移行した。

５年も「阿房列車」をやって、終いに愛用の一等寝台がサービスダウンしながら格下げされようとしてる、というのが
「阿房列車」打ち止めの動機になったのかなと思う。
四国が熱でボロボロな「隧道の白百合」だけだったり、北陸や中部山岳地帯、そして何より北海道の旅が行われなかったのが
いささか残念でならないが、まあ仕方ない。

307:223
11/10/21 22:10:50.06 .net
「富士」「はやぶさ」亡き現在、
等級制時代の流れを組む純国鉄形優等寝台車「オロネ24」形式が供用されている
最後の列車、「日本海」のA寝台には今のうちに乗っておいたほうがいいよ
銀河のロネもよく乗ったけど、銀河廃止後も日本海のロネたくさん乗ってるけど
全く飽きない。国鉄形はいい

308:吾輩は名無しである
11/10/24 18:50:20.43 .net
>>306
それより明治時代に「最急行」に乗ってたり
「長椅子の一等車」の車内の描写とかのほうが貴重

309:吾輩は名無しである
11/10/26 13:10:43.03 .net
新潮文庫「第一阿房列車」
勝手に題名変えるんじゃねーよ

310:吾輩は名無しである
11/10/26 20:35:06.01 .net
>>308
だよね。すごいよな

311:吾輩は名無しである
11/10/27 18:24:38.35 .net
「…いくら腹の減つた状態が好きだと云つても、それでは中途で落ち着かなくなるにきまつてゐる。
そこで一寸した蟲押さへの小じよはんを食べる。」（鬼苑漫筆より）

「十一月一日水曜日。水曜不出社。午後一時頃、家内と小じよはんを食べてゐると…」（東京焼盡より）

「小じよはん」っていうのはつまり、昼ころに食べる軽食、ってくらいの意味なんだろうか
意味合いは何となくわかっても、背景が気にかかる。死語、古語の類か、あるいは方言なのか？

312:(＠∀＠) 株価【E】 ◆ANOSADJXD6
11/10/28 20:41:20.21 ?PLT(13334) 株優プチ(book).net
「おじや（お雑炊）さん（様）」
なのとちがうかしら。

313:吾輩は名無しである
11/10/31 22:24:45.96 .net
>>311
軽食、という程度の言葉で、既に死語になっているね。
死んだ大正生まれの祖母はよく使っていた。

314:吾輩は名無しである
11/11/01 13:50:15.60 .net
>>313
どうもありがとう
そうか、死語なのか…

315:(＠∀＠) 株価【E】 ◆ANOSADJXD6
11/11/02 00:47:15.38 ?PLT(13334) 株優プチ(book).net
>>313
なるほど。御婆様、音はどう仰ってらしたのかしら。
こじょはん?
おじよはん?

316:吾輩は名無しである
11/11/05 22:39:44.48 .net
広辞苑第四版にはどちらの読みも載ってませんね。
日本語大辞典か先生御用達の言海あたりに載ってないかしら。

317:吾輩は名無しである
11/11/07 14:07:49.44 .net
栃木の宇都宮周辺では「こじはん」と言っていた
多分同語源では？
こっちはまだ使ってる人いたよ

318:吾輩は名無しである
11/11/07 14:09:30.20 .net
ageちった　ごめん

319:吾輩は名無しである
11/11/07 22:05:56.55 .net
どんな漢字で書くのですか？

320:吾輩は名無しである
11/11/08 00:01:00.31 .net
小嶋陽菜

321:吾輩は名無しである
11/11/08 22:39:04.80 .net
>319
ごめん、会話で出てきたから漢字分からない
ニュアンスとしてははらふさぎで軽く食事（お菓子とかでなく）をするという意味みたい
初めきいた時何言ってるか分からなかったよ

322:(＠∀＠) 株価【E】 ◆ANOSADJXD6
11/11/10 21:03:19.59 神 ?PLT(13334) 株優プチ(book).net
鈴木賢二翁の版画に「小午飯」（こじはん）という作品を発見しました。
URLﾘﾝｸ(www.cc9.ne.jp)
絵と字面から察するに矢張りお午前後、お十時やお八つ（午後二時）、
みたいな虫おさえ、またはごく軽い中食といった感じなのでしょうか。

323:吾輩は名無しである
11/11/11 18:26:37.89 .net
「こじはん」で検索すると色々出てくるけど、それぞれの地方で、うちのところの方言だといってるみたいなのが面白い。
死語になってしまうというのは、そういう事なんだろうな。
耳慣れない言葉だから、これは方言なんだと。

324:吾輩は名無しである
11/11/17 02:11:39.34 .net
先生の生きた時代が明治後期～昭和中期の激動の時代だったせいか
江戸時代以来の古い風習や言葉遣いの残滓から
昭和の当時最先端の技術まで、色んな随筆が楽しめるのも魅力だと思う
「お奉行様にいうてやろ」から、しまいにはクーラーやらテレビやら

325:吾輩は名無しである
11/11/17 15:59:30.49 .net
百閒先生がつけていた「錬金簿」なる帳面を見てみたい
絶対公にならないだろうけど

326:吾輩は名無しである
11/11/18 20:59:02.67 .net
そんなもん、なんで絶対公にならないなんて思うのかな。
かんたんに見れるし･･･

327:吾輩は名無しである
11/11/19 15:33:58.37 .net
別冊太陽に写真だけ載ってたんだよな
今もあるのかどうか

>>326
天邪鬼になればいいってもんじゃないぞ

328:吾輩は名無しである
11/11/22 19:45:37.58 .net
>>324
日清戦争の軍歌を歌うかと思えば
全学連ネタで晩年に１本書いてるしなあ

329:吾輩は名無しである
11/11/23 23:58:11.24 .net
今日のクイズ特番の写真の人物を当てるクイズでデカデカと先生の写真が出たね。
さすがにクイズ番組常連の回答者だけあって２人とも正解してた。

330:吾輩は名無しである
11/11/24 00:10:21.68 .net
>>329
この間もクイズになってたよ。
○○百閒の穴埋め問題。

331:吾輩は名無しである
11/11/24 10:05:15.05 .net
みんなよく知ってるんだなって、感心した。
まだまだ知らない作家っているもんね。
先日もラジオで大正時代に書かれた女優と同姓同名の
日記を知って読んだとこ。
内田センセのもラジオの朗読で　サラサーテの盤　を聴き
知ったんだもの。長く生きてるわりには食わず嫌いの好きなジャンルに
浸っていたから・・・恥ずかしいね。

332:吾輩は名無しである
11/11/25 02:40:04.56 .net
＞先日もラジオで大正時代に書かれた女優と同姓同名の
＞日記を知って読んだとこ。

この部分、どういう意味？

333:吾輩は名無しである
11/11/25 11:52:03.35 .net
内田百閒を知ったのもラジオ、最近読んだのもラジオで紹介していた本ということ。
まだまだ知らない作家やいい作品があるんだなぁってことなんだけど。

クイズ番組でも内田センセが出てたね、みんなよく知ってるね、他の作家もよく知ってたね・・って流れなんだけど。
理解できなかったらごめんなさいでした、すみませんでした。

334:吾輩は名無しである
11/11/25 16:26:46.85 .net
大正時代に書かれた日記を知って読んだ、ってこと？
そうすると『百鬼園日記帖』を読んだの？
「女優と同姓同名」って部分が全体とどう繋がるのかわからない

335:吾輩は名無しである
11/11/28 19:16:47.49 .net
先日ラジオである本を知った／その本は大正時代に書かれた／その本は女優と同姓同名の作家が書いた

…ということの言葉足らずだと当て推量して、それは森光子の花魁日記かね、と思った。

336:吾輩は名無しである
11/11/29 00:07:51.88 .net
今週の日曜日の小川洋子のラジオで百閒のサラサーテの盤が取り上げられるよ

337:吾輩は名無しである
11/11/29 11:28:01.34 .net
>先日もラジオで大正時代に書かれた女優と同姓同名の
>日記を知って読んだとこ。

この部分の謎は永遠に解けないであろうな（笑
花魁日記はするどい推理のような気もするが･･･

338:吾輩は名無しである
11/11/29 23:34:21.26 .net
大正時代に書かれた女優と同姓同名の日記＝森光子の吉原花魁日記で決定ではないですか。

自分も最近、文庫化された同日記を書店で見つけて著者名に驚きました。

339:吾輩は名無しである
11/11/30 15:47:02.79 .net
>>336
どこの放送局、何時ですか？

340:吾輩は名無しである
11/12/02 02:20:19.56 .net
>>339

TOKYO FM パナソニックメロディアスライブラリー
AM10:00～10：30　です。

341:吾輩は名無しである
11/12/04 10:29:44.45 .net
メロディアスライブラリーは毎週聞いているのですが
内田百間は読んだことなかったので予習として読んでみました。
……一読して面白い！なんで今まで読まなかったのかというぐらい。

小川洋子さんの実家と百閒の実家ってすぐ近所だったんだね。

342:吾輩は名無しである
11/12/06 01:56:12.61 .net
百間の声想像と違った

343:吾輩は名無しである
11/12/06 12:41:44.73 .net
聴き逃した
来週を待つか

344:吾輩は名無しである
11/12/09 20:50:23.04 .net
>>343
来週再放送があるの？
自分の地域のタイムテーブル（FM OSAKA）を見ても見当たらないんだけど・・・

345:吾輩は名無しである
11/12/10 03:05:43.18 .net
FMラジオ番組の再放送なんてあるわけないだろ。

346:吾輩は名無しである
11/12/10 09:31:19.02 .net
>>344
NHKラジオアーカイブス「百鬼園長夜」のことです
来週月曜の20:30-21:00に聴けます
翌日火曜の10:00-10:30に再放送

347:吾輩は名無しである
11/12/10 11:39:03.54 .net
>>346
超㌧クス！
肉声が聞けるだなんて、もう録音して家宝にするしかｗ

348:吾輩は名無しである
11/12/10 15:07:40.85 .net
>>346
お知らせ難有いが
一週目を聞き逃してしまったのが口惜しくてならない

349:吾輩は名無しである
11/12/10 19:43:14.11 .net
ＤＬ板のＦＭスレいけばあるで

350:吾輩は名無しである
11/12/10 22:38:47.26 .net
>>349
>348ではないが乙　早速保存させていただきますた

351:吾輩は名無しである
11/12/12 21:03:07.86 .net
百閒先生の歌声ｸｿﾜﾛﾀw

352:吾輩は名無しである
11/12/13 18:51:11.94 .net
うわ～こんな番組やってたんだ・・・
百閒だけじゃなくて志賀直哉、久保万とか聴きたかった

353:吾輩は名無しである
11/12/13 18:54:14.26 .net
荷風、谷崎、とか色々あったのか　もっと早く知ってれば

354:吾輩は名無しである
11/12/27 00:57:31.19 .net
>>346がYouTubeにもあがってるね

355:吾輩は名無しである
11/12/27 10:49:28.21 .net
>354
百鬼園先生、歌う！に大笑いw
妙にかわいいww

356:吾輩は名無しである
11/12/27 16:08:27.29 .net
ご機嫌良さそうだったねｗ

357:吾輩は名無しである
11/12/28 14:09:31.95 .net
映画チゴイネルワイゼンがきっかけ
読むようになったのは

358:吾輩は名無しである
11/12/31 19:33:12.84 .net
ゆっくり過ごすこの時期、百閒先生の全集を引っ張り出したい気分になってきました
何となく百閒先生の随筆は年末年始というか寒い時期のものが多い印象があったのですが
今時分にぴったりのおすすめタイトルといえば、なんでしょう
大晦日の夜は取り立てをやり過ごしてやれやれといった心地だったのかな

359:吾輩は名無しである
12/01/03 22:59:31.97 .net
BSJAPANで、まあだだよ・・・・
内容については何も言うまい。

せめてスポンサーにサラ金会社を持ってくる位の配慮が欲しかった

360:吾輩は名無しである
12/01/04 08:35:50.81 .net
>>359
なかなか借金を返してくれない人の作品のスポンサーに
サラ金会社がなってくれると思うか？

361:吾輩は名無しである
12/01/04 09:46:55.61 .net
百間先生は、プロの金貸しからしたら超優良顧客だろ？
元本の他に法外な利息迄払ってくれるんだから。
過払い金返還請求に苦しむ今のサラ金からしたら、古き良き時代の優良顧客だと思うが。

362:吾輩は名無しである
12/01/04 13:35:29.40 .net
>>359
在日企業にユーモアは望むべくもない
日本人ならそういう文化的ユーモアのある経営者もいてそうだが

363:吾輩は名無しである
12/01/04 19:31:20.43 .net
百間の読者によるユーモアっていうと、大分前だけどダイヤモンドだかザイだか、何かの経済紙の表紙に
でかでかと｢金づまり｣って書いてあるのを見た。
バブル後の不況のころだったと思うが、絶妙なタイミングに、ニヤニヤが止まらなかったわ。
編集者、ぜったいに百間の読者だと思ったよw

364:吾輩は名無しである
12/01/07 00:37:26.73 .net
松ヤニの話が好き

365:吾輩は名無しである
12/01/09 21:47:50.01 .net
ウイスキー、どの銘柄を好んで飲んでたのかな
自分は読んでない作品が多くて人となりを掘り下げたりとかしてないんだけど

366:吾輩は名無しである
12/01/11 15:58:09.78 .net
ニッカウヰスキーだったような

367:吾輩は名無しである
12/01/12 10:39:00.92 .net
今朝のNHK朝ドラ「カーネーション」で深護謨の靴がフィーチャー
昭和21年夏岸和田「変わった靴ですね？」
「舶来もので、妻が持ち出してくれたおかげで焼けずにすみました」
こひさん…

368:吾輩は名無しである
12/01/12 19:09:48.83 .net
>>366
有難う。そうでしたか。舶来じゃないんだね
鉄ヲタなんで、東京駅の精養軒で何飲んだんだろうって思って

369:吾輩は名無しである
12/01/22 00:35:46.12 .net
尊大な言動やなりふりをしていて、それでいて同時に、しゃっきんやひょうきん。
いっけん、相反することが、同居している。
こういうタイプって、今なら、強いてあげれば、たとえば、誰を想像すればいいのかな？
（もちろん、先生には到底比較にならないのは承知で）

370:吾輩は名無しである
12/01/25 01:34:38.80 .net
いないよ

371:吾輩は名無しである
12/01/25 03:16:26.54 .net
知らない人のとっかかりになればと思って訊ねたのだが
そうにべもないと残念だ

372:吾輩は名無しである
12/01/25 12:14:17.03 .net
たとえば部分的に鉄道紀行文とか幻想文学とかは後に続く人はいるかも
しれないけどね。

373:吾輩は名無しである
12/02/01 01:43:51.14 .net
週刊現代の福田和也の連載、今週百閒先生の回だった。

374:吾輩は名無しである
12/02/21 12:38:21.88 .net
百閒先生のラジオ番組の音声、youtubeにうｐされてる。

375:吾輩は名無しである
12/02/22 15:29:53.16 .net
皆知ってる

376:吾輩は名無しである
12/02/22 21:30:37.25 .net
お前らの好きな一節は何？
俺は第一阿房列車のこれ
「気ちがいと神経衰弱とは違う。極度の近眼でも目くらではない。吃りと唖を一緒くたにしてはいかん」

377:吾輩は名無しである
12/02/23 17:20:38.93 .net
すばらしいね。

378:吾輩は名無しである
12/02/23 21:01:50.90 .net
峻厳たる分別だな

379:吾輩は名無しである
12/02/23 21:38:13.12 .net
今で言う不適切用語ばかり

380:吾輩は名無しである
12/02/23 23:50:57.98 .net
今がおかしい

381:吾輩は名無しである
12/02/25 14:20:30.31 .net
不可いですか。

不可いですねえ。

382:吾輩は名無しである
12/02/26 01:30:01.58 .net
>>376

だれでも判ることじゃないか。
百閒にしては平凡だ。

383:吾輩は名無しである
12/02/26 19:23:05.29 .net
原稿の依頼也、ことわる。

384:吾輩は名無しである
12/02/26 20:44:46.20 .net
已むを得なければ即ち仕方がない。

385:吾輩は名無しである
12/02/27 11:53:29.38 .net
片付かない顔

386:吾輩は名無しである
12/02/27 22:18:25.36 .net
阿房列車読むと旅の先々で新聞社の取材が来てるけど
阿房列車当時、先生は文壇の大家と言った存在感だったんだろうか
文学史の教科書に出てくる芥川・志賀・谷崎といった作家に比べると
現代での知名度は及ばないけど

387:吾輩は名無しである
12/02/28 21:25:24.72 .net
きたならしい、猫が死んだようなボストンバッグ

388:吾輩は名無しである
12/02/28 22:17:51.32 .net
各地での扱い、自分も気になっていた。大先生の待遇だと思う。
当人は構って欲しくないばっかりだろうが。

389:吾輩は名無しである
12/02/29 13:17:08.27 .net
ダ・ヴィンチの編集長、百閒ファンなんだってね。
TBSのラジオでいってた。

390:吾輩は名無しである
12/03/01 21:53:28.61 .net
【読む辞典】内田百閒我楽多箱/備仲臣道著/皓星社/1600円

391:吾輩は名無しである
12/03/11 22:22:57.98 .net
>>365
遅レスだけど、ウィスキーの銘柄へのこだわりは無かったんじゃないかな
高橋義孝いわく、日本酒やビールも飽きず常用するためにあまりおいしくない銘柄だったそうだし
（ビールはおそらく当時不味いので有名だったアサヒビールだと思う）
ましてやそもそもあまり好きじゃなかったらしいウィスキーだしね

>>376
「ダナさんわかつたか」
最晩年のボケる寸前みたいな駄作随筆だらけの中で、
絶筆の「猫が口を利いた」だけは最後の輝きというか、先生ならではの凄みを感じてゾクッとした

392:吾輩は名無しである
12/03/15 00:42:30.59 .net
百鬼園長夜聴いたわ
先生の声、想像してたのと大分印象違った
もっと甲高い声かと思ってたが、割と普通のおっさんのねちっこい声だった

393:吾輩は名無しである
12/03/15 00:51:05.83 .net
常識人ぽい声ｗだったよね。

394:吾輩は名無しである
12/03/19 06:08:54.01 .net
愛猫「三味線に」酔って電話　独文学者、告白書簡
URLﾘﾝｸ(www.asahi.com)

395:吾輩は名無しである
12/04/12 11:05:11.54 .net
age

396:吾輩は名無しである
12/04/13 01:47:04.25 .net
先生って何気に、相当体が丈夫じゃない？
喘息と神経性の心臓病と、あと腎臓も悪かったみたいだけど、言い換えればそれだけ。
2歳から死ぬまで1日40本、80年間タバコ吸い続けて、あれだけ毎晩欠かさず晩酌続けて、
ヒッキー生活のあげく危険な太り方をしたり、足腰弱ってからは再度ヒッキー状態というか半分寝たきりだし
その割に糖尿にも痛風にも中風にもガンにもならず、82歳まで生きてる。
なんだかんだ言って驚くべき頑丈さだと思う。

397:吾輩は名無しである
12/04/13 09:47:50.65 .net
一度も入院する羽目にはならなかったみたいだしな
自宅で大往生ってのはうらやましい

398:吾輩は名無しである
12/04/13 22:12:30.15 .net
内田百閒「百鬼園長夜」（1）　百鬼園先生の肉声！
URLﾘﾝｸ(www.youtube.com)

内田百閒「百鬼園長夜」（２）　百鬼園先生、歌う！
URLﾘﾝｸ(www.youtube.com)

俺がお気に入りにしてたNHKの番組全部著作権侵害で削除されてるんだがラジオはいいのか？

399:吾輩は名無しである
12/04/13 22:14:37.31 .net
他のが全部削除されてるのにこれだけ削除されないとしたら不公平だ
これをこのままにしておくなら以前に削除された他のNHK関係も元に戻してくれ

400:吾輩は名無しである
12/04/13 22:31:09.85 .net
細かいことは亀へんがな～

401:吾輩は名無しである
12/04/14 06:28:52.46 .net
うん

402:吾輩は名無しである
12/04/16 10:45:48.86 .net
ただの偏屈じじいだろ、興味ないな。
おれと共通するのはうなぎ好きなこと、毎日昼、近所のうなぎやに自動的に
うなぎを持ってこさせるようにしてることくらい。

403:吾輩は名無しである
12/04/16 16:06:12.62 .net
たしか百閒先生は二十日以上連続で鰻丼食ったことあるんだっけ

404:吾輩は名無しである
12/04/17 17:20:53.17 .net
よく飽きないな

405:吾輩は名無しである
12/04/18 00:16:53.45 .net
>>402
「興味ないな」と言ってる割に、晩年のそんなエピソードよく知ってるなｗ

俺は鰻重毎日食う経済力ないけど、昼の蕎麦に関してなら一時期先生と同じ状態になってた
しまいに昼が来ると早く蕎麦食べたくてイライラ

406:吾輩は名無しである
12/04/20 00:01:22.90 .net
「文章世界入選文」は17歳の時の作品と知って驚愕した
「筐底稺稿」の時期は技巧に走り過ぎの感があるけどな

407:吾輩は名無しである
12/04/25 15:53:40.53 .net
うっかりしてて命日過ぎちゃった・・・・

先生、申し訳ありません・・・

408:吾輩は名無しである
12/05/11 07:47:04.80 .net
黒い緋鯉の話って今売ってるどの文庫に入ってますかね？

409:吾輩は名無しである
12/05/11 09:17:05.72 .net
ちくま文庫のどこかに入ってるよ

410:吾輩は名無しである
12/05/11 23:18:52.80 .net
>>408
黒い緋鯉の話は、「東北本線阿房列車」の中に出て来るから、
「第一阿房列車」に収録されてる。

411:吾輩は名無しである
12/05/19 23:10:26.22 .net
さっきテレビで丸眼鏡を掛けた水谷豊を見たんだけど
どことなく百閒先生に似てた

412:吾輩は名無しである
12/05/27 00:53:47.01 .net
>>408
豊島与志雄の飼ってた黒い緋鯉の文章だよね？
だったらちくま文庫の『うつつにぞ見る』だ
鉄道人身事故の描写がかなり印象的で覚えてる

413:吾輩は名無しである
12/05/27 20:09:23.46 .net
黒いのは真鯉
緋鯉は赤でしょう。

414:吾輩は名無しである
12/05/27 20:40:10.87 .net
赤いから緋鯉である可きなのに拘わらず、
赤くなくても、何色でも、黒くさえなければ緋鯉だ

415:吾輩は名無しである
12/06/04 23:23:41.99 .net
「土手の松に　月大いなる　猫の恋」
…なんだかんだ言って先生ってロマンチストだよなｗ

416:吾輩は名無しである
12/06/09 00:50:11.14 .net
こんな梅雨の走りは先生の東京物語を
もう一度読み直そう。
増水した町の情景とかが浮かんできそうだ

417:吾輩は名無しである
12/06/09 15:44:50.03 .net
東京日記でした・・

418:吾輩は名無しである
12/06/09 21:13:56.10 .net
そういえば山系君は雨男だったっけ

419:吾輩は名無しである
12/06/22 19:32:08.85 .net
先生の童話も読んでみたいな
今日徹子さんの部屋で草笛光子さんが
先生の童話の朗読していた。
おばあさんが髪を結っていたらその影が
障子に大猫のように写る、それを見たねずみどもが
なんという大猫だと惧れをなすという。

420:吾輩は名無しである
12/06/27 01:24:25.65 .net
あったね、童話集にそんな話

どういう経緯で草笛さんが先生の童話をＴＶで朗読することになったんだろう？

421:吾輩は名無しである
12/07/08 00:32:08.84 .net
「老猫物語」って現存してる？
随筆のどれかで、本に収録せず原稿も空襲で焼けたって話を読んだ覚えがあるが
先生の最初期作品だし読んでみたい

422:吾輩は名無しである
12/07/13 16:56:07.13 .net
「老猫物語」は『東炎』の昭和十一年九月号に掲載された
他には、今は全集にしか収録されてないんじゃないか

423:吾輩は名無しである
12/07/15 22:22:14.02 .net
>>419
「王様の背中」に入ってるね

424:吾輩は名無しである
12/07/19 00:33:55.89 .net
>>422-423
了解、その辺あたってみるわ
一応現存してるみたいで安心した

ああ岡山に行きたい

425:吾輩は名無しである
12/08/07 11:23:46.80 .net
「なんでエロ漫画の相手役って汚い親父が多いんでしょう、萎えるなあ」

草平さん「内田くん、そこが趣じゃないか」

426:吾輩は名無しである
12/08/25 14:44:20.06 .net
大手まんぢうをお取り寄せしましたよ

427:吾輩は名無しである
12/08/28 09:47:30.09 .net
>>426
「起立！」

428:吾輩は名無しである
12/09/11 22:11:04.53 .net
今日、第一阿呆列車買った
内田先生のを読むのは初めてだから楽しみだ(^^)

429:吾輩は名無しである
12/10/12 20:48:45.24 .net
ヒマラヤ山系って、
サンケイでいいの？ヤマケイ？

430:吾輩は名無しである
12/10/13 08:28:08.07 .net
サンケイじゃないのかな？
平山三郎のもじりだし、ヒマラヤサンケイ・ヒラヤマサブロウで。

清子夫人との関係が悪化してこいさんと同居するに至る経緯が
よく分からないのだけれど、その辺が書かれている物ってありますか？

431:吾輩は名無しである
12/10/13 15:01:19.68 .net
「蜻蛉眠る（相剋記）」と「南山寿」かな
前者は清子夫人との不和、後者はこいさんとの馴れ初めを書いてる

ただしどちらも創作として書かれているので
結局詳しいことは分からない

432:吾輩は名無しである
12/10/13 18:42:41.42 .net
有難うございます！探して読みたいと思います。

433:吾輩は名無しである
12/10/20 15:19:38.86 .net
大手まんぢゅうウマー

『清さんが、「夫が家に寄り付かないのは私が食事に毒を仕込んでいると疑っているから」
と周囲に漏らしたのを聞いて、
「もうだめぽ」と思った』

と云うのをどこかで読んだ。

434:吾輩は名無しである
12/10/23 00:36:06.41 .net
「蜻蛉眠る」はなあ…別居しつつも交流が続いてた家庭が
これの発表で完全に崩壊したそうな
娘さんが清子さんに離婚したほうがいいと詰め寄ったが
「それをしたらあの人は書けなくなってしまう」と泣きながら突っぱねたそうだ

435:吾輩は名無しである
12/10/23 12:19:39.95 .net
『百鬼園戰後日記』なんかを読むと
次女の美野さんは割とちょくちょく掘立小屋を訪れてるし、摩阿陀会にも出席してる
三女の菊美さんも父について語ったりしてる

でも長女の多美野さんだけは何も書いてないし言ってない
多美野さんは百閒のことを心底嫌悪していたようで
百閒が佐藤春夫と絶縁した遠因にもなってる

436:吾輩は名無しである
12/11/02 22:28:00.26 .net
11月3日放送らしい

URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)

内田百閒のシュークリーム
ストーリー・予告編

さくっとした皮に、とろ～りなめらかなカスタードクリームといえば、シュークリーム！このスイーツをこよなく愛した人物がいた。
明治生まれの風変わりな作家、内田百閒である！
百閒とは、夏目漱石の弟子であり、鳥を50羽以上飼い、猫を愛し、食への頑ななまでの固執など、奇想天外な逸話は数知らず・・・
ある随筆では自分に７つの名を与え「シュークリームの皮か中身か」を討論させたことも。
そんな百閒が愛したシュークリームとは一体どんな味わいだったのか？シュークリームを通してみえてくる百閒の魅力を、数々の逸話と共にユーモアを交えて描く。

437:吾輩は名無しである
12/11/03 20:28:32.05 .net
>>436
今夜10時からか
さんきゅー

438:吾輩は名無しである
12/11/03 20:44:39.34 .net
>>436
半年前にこのスレをブックマークしてたが積ん読。今半年ぶりに眺めてみたら、そんな情報。居間に走って録画予約してきました。
情報ありがとう

439:吾輩は名無しである
12/11/03 22:06:03.15 .net
中の汁てww

440:吾輩は名無しである
12/11/08 10:58:41.71 .net
山川直人「澄江堂主人」の百鬼園先生がﾒﾌｨｽﾄ二世みたいで不気味ｶﾜｲｲ件

441:吾輩は名無しである
12/11/17 01:17:54.87 .net
ばーちゃんに頼んで文房具屋に買いに行ってもらってたらしいね
仲田定之助の『明治商売往来』では駄菓子屋で本格洋菓子を買ってた記述があるし
明治時代は変なとこに洋菓子職人が生息してたらしいな

442:吾輩は名無しである
12/11/28 12:38:18.12 .net
>>440
・・・・・・・・・芥川くう～ん(ﾇｳ～・・・ッ)

443:吾輩は名無しである
12/11/28 22:17:31.31 .net
寒い、ページめくる手が冷たくなる

444:吾輩は名無しである
12/11/30 05:54:46.30 .net
URLﾘﾝｸ(seiji.yahoo.co.jp)

445:吾輩は名無しである
12/12/02 22:58:18.93 .net
>>443
さあ先生に同じく点字を習うんだ

446:吾輩は名無しである
12/12/03 18:14:45.39 .net
井上安治

URLﾘﾝｸ(www12.ocn.ne.jp)

447:吾輩は名無しである
12/12/04 11:47:08.52 .net
>>445
それにしても手は使うから、冷たいよね・・
目が冷たい　じゃないんだけどな・・ｗｗ

448:吾輩は名無しである
12/12/04 18:08:44.89 .net
朗読してそれを聞けばいい

449:吾輩は名無しである
12/12/06 11:15:58.56 .net
>>447
宮城道雄が自慢したように、コタツや布団の中に本を入れて読むのだよ
点字の特権だわな

先生は習得に失敗したようだがｗ

450:吾輩は名無しである
12/12/06 15:17:02.29 .net
めんどくさ

451:吾輩は名無しである
12/12/07 01:36:02.34 .net
>>449
手袋じゃあかんのか

452:吾輩は名無しである
12/12/07 18:05:39.77 .net
あぁ、先っぽ切った手袋ね、いいんじゃない？

453:吾輩は名無しである
12/12/31 15:30:01.34 .net
俳句は、苦手だ。

454:吾輩は名無しである
13/01/01 02:54:25.23 .net
福武版全集を読みながら正月を過ごせる俺は勝ち組。
年末に買っちゃったもんねー。お年玉返上だ！

455:吾輩は名無しである
13/01/12 18:16:08.81 .net
三省堂本店４階古書コーナーに旺文社と福武がずらっと並んでる

456:吾輩は名無しである
13/02/24 02:00:18.20 .net
講談社の全集の揃が美本で近所に18000であったんだけど買うべきでしょうか
大学生の六畳一間なんですが

457:吾輩は名無しである
13/02/24 13:40:42.34 .net
福武のほうがいいよ

458:吾輩は名無しである
13/02/26 21:50:48.71 .net
ありがとう
もうちょっとお金貯めて福武を様子見します

459:吾輩は名無しである
13/03/13 02:30:40.98 .net
「栄さん……己はお前の兄だよ」

460:吾輩は名無しである
13/03/24 11:34:11.63 .net
こはい

461:吾輩は名無しである
13/04/06 17:21:12.99 .net
恋日記は菊美さんと美野さんのところだけで
放置していたんだが、読んでみると清さんの
かわいさで胸が熱くなる

462:吾輩は名無しである
13/05/26 22:21:39.63 .net
錬金簿と日記完全版が読みたい
戰後日記って実際にはあの後もずっと続いてるよね

463:吾輩は名無しである
13/05/27 23:08:51.45 .net
福武の新輯内田百閒全集には昭和44年までの日記が収められています
最後はその日のお天気と気温がほとんどですが
アマゾンあたりでも2000～3000円台で出ているようです

464:吾輩は名無しである
13/06/10 06:27:32.23 .net
昨日のサザエさんで「日没閉門」という言葉が出ていた件

465:吾輩は名無しである
13/06/10 21:53:47.05 .net
見たｗ

466:吾輩は名無しである
13/06/20 20:32:41.51 .net
ぜんぜん

467:吾輩は名無しである
13/06/20 23:51:06.43 .net
『百鬼園百物語』読んでるけど、やっぱり新仮名遣いなのね

468:吾輩は名無しである
13/06/30 11:21:34.04 .net
無趣味な新仮名新漢字なんて興ざめだね。
しかし、『百鬼園百物語』表紙絵はよろしい。

469:吾輩は名無しである
13/09/05 15:30:51.93 .net
百鬼園先生がヒゲをそったら生徒にぷうと笑われたってどの作品でしたっけ？

470:吾輩は名無しである
13/09/05 16:21:51.83 .net
>>469
『百鬼園随筆』所収の「髭」という作品

471:吾輩は名無しである
13/09/05 19:46:10.20 .net
教えていただきありがとうございます助かりました

472:吾輩は名無しである
13/09/06 13:23:16.78 .net
質問を受けてすぐに答えられる>>470みたいな人、尊敬する
ああそんなエピソードあったなーと思っても出所が全然分からない…

473:吾輩は名無しである
13/09/07 06:02:29.76 .net
百鬼園随筆で笑ったといえば生徒の目の前でずっこけた話だなぁこれみて百けんにはまった。

474:吾輩は名無しである
13/09/18 23:28:18.28 .net
来月の16～18日は百閒が大嫌いな法華の太鼓叩き
URLﾘﾝｸ(www.kishimojin.jp)

475:吾輩は名無しである
13/09/23 16:27:41.14 .net
東京日記で富士山噴火が日常化してるやつがあったな。

476:吾輩は名無しである
13/09/23 18:51:34.39 .net
月刊宝石で百閒が主役の数ページのマンガ
内容はたいして面白くないが

477:吾輩は名無しである
13/10/19 21:49:11.02 .net
ななつ星の乗りたがるかな

478:吾輩は名無しである
13/10/20 12:00:35.31 .net
ボイ次第

479:吾輩は名無しである
13/10/20 16:16:25.89 .net
定食時間ががっちり決まってそうだからイヤだろうね、完全禁煙だし
招待されて乗ってみてもずっと苦虫を噛んだような表情で、帰ってから文句たっぷの紀行文を書いてる姿が目に浮かぶ

480:吾輩は名無しである
13/10/20 20:43:25.98 .net
９０年代の文庫の阿房列車１だけもってんだけど
今の写真が表紙の２と３は前のと一緒？

481:吾輩は名無しである
13/10/22 23:00:33.37 .net
風船画伯が亡くなった場所は民家が建っている住宅街だから
おかぼちゃさまをお供えしてというわけにもいかないなあ

482:吾輩は名無しである
13/10/23 09:20:21.13 .net
吉田茂の愛犬に煙草の煙を吹きかけたというのは実話？なんとなく情景が目に浮かぶが。

483:吾輩は名無しである
13/10/23 21:20:10.21 .net
　吉田茂元首相と徳川夢声氏との三者歓談の画像ー百鬼園写真帖をみると
ご機嫌な様子の吉田首相と夢声氏に比べて不機嫌そうな先生が居るね。
　この後ろのソファに寝ていた犬に吹きかけたんだね。

484:吾輩は名無しである
13/10/25 05:47:47.95 .net
芥川について書いた亀鳴くやという随筆
構成や叙情が素晴らしすぎていつ読んでも泣く
百けんは人との思い出を書くのが上手い

485:吾輩は名無しである
13/11/24 09:59:07.15 .net
旺文社文庫が何冊か古本屋に出てた
値段はどれも850円だったけど、これって相場的にどう？高い？
詳しい人おせーて

486:吾輩は名無しである
13/11/24 12:39:03.44 .net
ちょっと前、誰かがまとめて売ったのか、ブックオフの105円コーナーに
旺文社文庫が20冊以上あったよ
数日で、全部売れた

487:吾輩は名無しである
13/11/24 13:04:36.97 .net
へぇ
あるとこにはあるんだね
もうちょっと探してみるか

488:吾輩は名無しである
13/11/25 09:30:09.88 .net
>>484
きい公の印も泣ける。

489:吾輩は名無しである
13/11/26 23:39:14.37 .net
追悼といえば中野勝義について語った「空中分解」
「しかしなぜ死んだ。馬鹿。」このぶっきらぼうで子供っぽい締めが何とも悲しくていい

490:吾輩は名無しである
13/11/27 16:50:49.36 .net
宮城道雄についての東海道刈谷駅もなかなか。

漱石の葬式で急に涙が溢れてわんわん泣くっていうのも切なかった

491:吾輩は名無しである
13/11/30 11:34:43.31 .net
私だけの感覚かもしれないが、百閒とタモリが重なる。両者とも鉄道好きだが、そういう表面的なところではなく、
その根本をなす嗜好性というか指向性というか、思考性が似ている気がする。

「やる気のあるやつは出て行け」なんて、百閒が言っててもおかしくなさそう。

福武文庫の春雪記の川本三郎の解説からの孫引きだけど、「百閒には青年期と中年期がない。
少年期と老年期だけだ。」と横光利一が評したらしい。たしかに。

ナンシー関がタモリについて「タモリは爺さんに早くなりたがっている。」と書いていたと記憶している。
今や、本物の爺さんになったけど。

「偽物の新橋駅」で「新橋という歴史的の名を、最寄りの駅に移して保存するということは考えられる。
しかしもとの駅にまつわる思い出や由緒が、名前だけ移した新しい駅についてきて、
歴史が引越しをするということはない。」と百閒が書いている。

タモさんもよく「地名はその土地の記憶」と言っている。

いいともを引退したら、月刊誌とかで地味に連載してほしい。

492:吾輩は名無しである
13/11/30 12:02:27.99 .net
地名ついでに書くと、「居候匇々」の主人公の「万成君」の「万成」は岡山にある地名。
「三門先生」の「三門」や「津高」もその周辺にあります。

今wikiで調べたけど、「三門駅」は1905年に枝線の中国鉄道吉備線の駅として開業とある。
まだ百閒が岡山にいた時代だから、印象に残っていたのかもしれない。

493:吾輩は名無しである
13/12/01 21:56:53.31 .net
タモリと百閒か
楽器やってた所も共通点か
漱石や赤塚不二夫を頂点とした人脈の中にいたことも

494:吾輩は名無しである
13/12/02 09:59:22.98 .net
でも百閒は好きなのにタモリは大嫌いなのはなんでだろ

495:吾輩は名無しである
13/12/02 12:42:46.70 .net
「嫌い」ではなく「大嫌い」という強い感情は、タモリと百閒が似ているかどうかとは別のところで
何らかの原因が働いているのだろう。

その原因が客観にあるのか、主観にあるのかはわからないが、まるで客観であるのを当然のごとく思っているのであれば、
それは見当違いであって、その疑問は内なる自己に対して向けられたし。

496:吾輩は名無しである
13/12/02 12:49:47.41 .net
たとえば「豚肉」と「牛肉」というのは、「肉」という点では似ているが、「味わい」という点では随分異なる。
その似ている点を重んじるか、異なる点を心の真ん中に置いてみるかは、各人の好みに依るところであって、
他人の預かり知らぬところである。

「豚肉」は「鰆の刺身」よりは、「牛肉」に似ていることに何人も異存はないであろうが、
「鰆の刺身」もまた、「ごちそう」という点では「牛肉」と同じ部屋に同居するものとも言えなくはないのである。

497:吾輩は名無しである
13/12/02 18:07:23.15 .net
冥途読んでるけど、どの話もイマイチ掴みどころがない
一気読みしようと思ったら飽きた

ここの人は冥途好き？

498:吾輩は名無しである
13/12/02 19:00:00.59 .net
好きじゃない
純粋な創作よりもやっぱり随筆のほうがいいかな

499:吾輩は名無しである
13/12/02 20:11:40.00 .net
>>497
随筆も創作もどっちも好き。
ていうか違うものを比べてもしかたがない。

500:吾輩は名無しである
13/12/02 20:56:53.56 .net
>>499
冥途の鑑賞の仕方、というか面白さを教えてくらさい！

501:吾輩は名無しである
13/12/02 21:28:45.40 .net
>>500
面白さと言っても夢をそのまま文章にしたようなものだからねぇ
自分は不条理や意味不明を理解しようとしないで書かれている状況や風景を
そのまま頭に思い浮かべて夢でも見てるような気分で読んだよ。

502:吾輩は名無しである
13/12/02 21:40:56.22 .net
>>501確かに夢を見てるような感覚で読めば、不条理展開も尻切れトンボも楽しめるかも

503:吾輩は名無しである
13/12/02 22:03:40.80 .net
同じ夢幻小説でも
漱石の夢十夜はすごいな
完成度が高い

504:吾輩は名無しである
13/12/02 23:18:10.13 .net
冥途・旅順～って同じような話ばっかだからな
全部好きになる必要もないだろう

505:吾輩は名無しである
13/12/03 07:41:03.54 .net
冥途は内容よりも文章が好きだな

506:吾輩は名無しである
13/12/16 18:26:35.53 .net
芥川が評していた通り、
夢を描写したものである。
夢という題材による文学作品ではなく、文章で描きだした夢そのもの。
近代文学的な人物の自我を問う心の描写なんてものはない。
恐ろしい観察力は実体どころか現象wすらない世界を文章に再構築した。

507:吾輩は名無しである
13/12/16 23:17:39.88 .net
ご本人が面白い文章なんて下品でいけないって言ってるんだから、
面白さなんか無くていいんだよ。
多分にツンデレ発言でもあるんだろうけど

508:吾輩は名無しである
13/12/17 10:11:40.43 .net
たしかに、百閒に近代的自我のようなメタ視線はないと思う。

偏執的とも言える細かい描写力や日常生活での拘りなど、たまに病的なものを感じることもある。
禿を執拗にからかったりするところなんかは、どう考えても子供っぽい。

ただ、とにかくユーモアのセンスが抜群だと思う。しかも、百閒のユーモアにはイロニーがない。
ニヒリズムに支配されたユーモアみたいな。

百閒を読んでいると、色んな人が死んでいる。当時の医療技術を考えても、やはり死にすぎだと思う。
まるで百閒が死神なのでは、と思えたりする。若い頃に父親、大親友を亡くし、その後も息子、教え子･･･
ある種のニヒリズムに陥るのも当然ではなかろうか。

百閒の心象風景は想像を絶するほどの寂寥感で満たされている気がする。

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