ワンダーランドウォー ..
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863:ゲームセンター名無し
18/04/18 16:43:29.51 AvBTavgiH.net
>>825
ライオンの方も一応考えていたので投下。
ドロシィ「ライオンもあるけど、もうネタ割れしとるからおもろないで?」
ミクサ「まぁまぁ」
リン「ぜひともお願いしますわ」
ドロシィ「なんか増えとるし」
ドロシィ「ライオンは元々は王国の騎士団長やったねん。皆から信頼され勇敢に戦う彼はまさに英雄やった。
    しかし、彼は勇敢と無謀をはき違え、東の魔女の使い魔をころしてまう。これに怒った東の魔女にライオンに変えられてしまうんや」
ミクサ「自業自得のような…」
ドロシィ「彼は仕方なく王国にもどるんやが、その姿はライオン。喋るライオンは珍しいとあって国王は彼の捕縛を命令してまうんや」
リン「誰も彼のことを分かってあげられませんでしたの?」
ドロシィ「見た目猛獣が騎士団長ですよって言って信じられると思うか? 国中から追いやられるうちに彼は思い知る。
    自分が強かったのは堅い鎧や切れる剣を身に着け、そして頼れる仲間がいてこそだったのだと。単身生身で多くの兵士と戦いライオンの心は完全におれてもうた。
    しかし、人間の欲は底しれん。どこまで逃げても、どんなに隠れていても人間は狩りをやめず彼を追い詰めた。心やすめられない彼は人への絶望と恐怖から獣になるしかなかったん。
    心身ともに疲れ果てて逃げおおせたライオンの心にはすでに戦う勇気は残らへんかったんや…」
ミクサ「ライオンさんかわいそう」
ドロシィ「故郷を追われ、頼れる仲間もいないライオンは森の奥深くで隠れ住むしかない」
リン「それがどうしてドロシィさんの仲間に?」
ドロシィ「ブリキとかかしと子犬を連れ歩く幼女やで、彼女なら偏見なく自分の話を聞いてくれると思うたからやろな」
ミクサ「それで、願いは勇気と…」
ドロシィ「もう一度故郷に帰って自分を信じてくれる人を探すために勇気が必要やったねんな」
リン「でも、彼は最後まで故郷に帰りませんでしたわよ」
ドロシィ「そらあれや、色々複雑な話になるんやが、一言でいうなら…」
ミクサドロシィリン「「「うそやで」」ですわ!」


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